JPS6250557A - 壁面処理装置 - Google Patents
壁面処理装置Info
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- JPS6250557A JPS6250557A JP18783585A JP18783585A JPS6250557A JP S6250557 A JPS6250557 A JP S6250557A JP 18783585 A JP18783585 A JP 18783585A JP 18783585 A JP18783585 A JP 18783585A JP S6250557 A JPS6250557 A JP S6250557A
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- wall
- pressure
- surface treatment
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、ビルディングやタンク等の主とじて壁面を研
削または研磨またはつや出しあるいはサビ止め剤等の表
面処理材料の塗布などの表面処理機能を具備する、壁面
に吸着し且つそれに沿って移動可能な壁面処理装置に関
する。
削または研磨またはつや出しあるいはサビ止め剤等の表
面処理材料の塗布などの表面処理機能を具備する、壁面
に吸着し且つそれに沿って移動可能な壁面処理装置に関
する。
従来の技術と発明が解決しようとする問題点従来、壁面
を研削または研磨またはつや出しあるいはサビ止め剤等
の表面処理材料の塗布などの表面処理作業を行う際、作
業者はディスクサンダ等の各表面処理作業に対応した動
カニ具を保持し、且つ足場を利用して作業をげわねばな
らず、作業者にとって重労働でかつ危険であった。また
、研削または研磨作業の際には大量の粉じんが発生して
環境を汚染し、作業者の健康を害するといった問題があ
った。
を研削または研磨またはつや出しあるいはサビ止め剤等
の表面処理材料の塗布などの表面処理作業を行う際、作
業者はディスクサンダ等の各表面処理作業に対応した動
カニ具を保持し、且つ足場を利用して作業をげわねばな
らず、作業者にとって重労働でかつ危険であった。また
、研削または研磨作業の際には大量の粉じんが発生して
環境を汚染し、作業者の健康を害するといった問題があ
った。
本発明はこのような点にかんがみて創案されたもので、
壁面に吸着し且つそれに沿って移動可能な装置に表面処
理装置を具備したことにより、人力と足場を必要としな
い、リモートコントロールによる壁面の処理作業を可能
ならしめ、また研削または研磨作業の際に発生する粉じ
んは装置内部に回収することができる壁面処理装置を提
供することを目的としている。
壁面に吸着し且つそれに沿って移動可能な装置に表面処
理装置を具備したことにより、人力と足場を必要としな
い、リモートコントロールによる壁面の処理作業を可能
ならしめ、また研削または研磨作業の際に発生する粉じ
んは装置内部に回収することができる壁面処理装置を提
供することを目的としている。
なお、ビルディングやタンク等の壁面に吸着して移動で
きる装置としては、受圧本体と、受圧本体に接続された
車輪と、受圧本体に装着されその自由端部が壁面に接触
せしめられる、少くとも該自由端部が柔軟な材縣から形
成されたシールと、受圧本体、壁面及びシールによって
規定される減圧領域内から流体を排出する真空生成手段
とから構成される装置が提案されている(例えば、特公
昭60−26752号公報を参照されたい)。
きる装置としては、受圧本体と、受圧本体に接続された
車輪と、受圧本体に装着されその自由端部が壁面に接触
せしめられる、少くとも該自由端部が柔軟な材縣から形
成されたシールと、受圧本体、壁面及びシールによって
規定される減圧領域内から流体を排出する真空生成手段
とから構成される装置が提案されている(例えば、特公
昭60−26752号公報を参照されたい)。
なお本発明は、壁面に吸着し且つそれに沿って移動可能
な装置に表面処理手段を具備した壁面処理装置において
、該表面処理手段と壁面との接触圧力が最適の状態に維
持される手段を具備した壁面処理装置を提供することを
本質的な目的としている。
な装置に表面処理手段を具備した壁面処理装置において
、該表面処理手段と壁面との接触圧力が最適の状態に維
持される手段を具備した壁面処理装置を提供することを
本質的な目的としている。
問題点を解決するための手段
以下、第1図乃至第2図を参照して、本発明の具体例に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図乃至第2図において、図示の装置は、断面が[コ
の形状をした円筒環体2と、断面が口の形状をした円筒
キャップ68から成る受圧本体69を具備している。円
筒環体2の外周面には2個のフレーム部′XI6が固定
され、そして各々のフレーム部材6の一方の端部には車
輪8aが回転可能に装着されている。また他方の端部に
はギャードモータ10が固定されており、各々のギャー
ドモータ10の回転軸には車輪8bが固定されている。
の形状をした円筒環体2と、断面が口の形状をした円筒
キャップ68から成る受圧本体69を具備している。円
筒環体2の外周面には2個のフレーム部′XI6が固定
され、そして各々のフレーム部材6の一方の端部には車
輪8aが回転可能に装着されている。また他方の端部に
はギャードモータ10が固定されており、各々のギャー
ドモータ10の回転軸には車輪8bが固定されている。
ギャードモータ10の各々は、スプロケット14及びチ
ェーン16の如き適宜の伝励手段を介して車輪8aを駆
動する。これらの車輪8a、8bは、受圧本体69に作
用する大気または水の如き包囲流体の圧力によって壁面
4に押し付けられてこれに接触せしめられる。
ェーン16の如き適宜の伝励手段を介して車輪8aを駆
動する。これらの車輪8a、8bは、受圧本体69に作
用する大気または水の如き包囲流体の圧力によって壁面
4に押し付けられてこれに接触せしめられる。
上記円筒環体2の壁面4に面する外側面(受圧本体69
の開口端部)には、環状のシール18が装着されている
。該シール18は、第2図に図示する如く、一部が壁面
4に接触せしめられ、受圧本体69及び壁面4と5働し
て減圧領域を規定するものである。そのため、シール1
8はゴム等の柔軟で通気性の無い材料から形成されてい
る。
の開口端部)には、環状のシール18が装着されている
。該シール18は、第2図に図示する如く、一部が壁面
4に接触せしめられ、受圧本体69及び壁面4と5働し
て減圧領域を規定するものである。そのため、シール1
8はゴム等の柔軟で通気性の無い材料から形成されてい
る。
上記受圧本体69の内側には、円板状の剛性隔壁60が
配置されており、その周辺部に近い部分には4本のロッ
ド62が装着されている。該ロッド62の端部は球状を
成しており、その剛性隔壁60への装着方式は自在継手
の一種である球面継手方式である。該ロッド62はさら
に、壁面4と鉛直方向に自白にしゅう動可能なように、
スライド軸受63により保持され、該スライド軸受63
は環状のゴムブツシュ64を介して円筒環体2の外側面
に固定されている。
配置されており、その周辺部に近い部分には4本のロッ
ド62が装着されている。該ロッド62の端部は球状を
成しており、その剛性隔壁60への装着方式は自在継手
の一種である球面継手方式である。該ロッド62はさら
に、壁面4と鉛直方向に自白にしゅう動可能なように、
スライド軸受63により保持され、該スライド軸受63
は環状のゴムブツシュ64を介して円筒環体2の外側面
に固定されている。
上記剛性隔壁60の周辺部にはゴム製のベロフラム状を
した柔軟隔壁65の内側端部が固定されており、一方、
その外側@部は円筒環体2の内側面に固定されている。
した柔軟隔壁65の内側端部が固定されており、一方、
その外側@部は円筒環体2の内側面に固定されている。
該剛性@M60と該柔軟隔壁65は、円筒環体2、シー
ル18及び壁面4と協働して第1の減圧領域71を規定
し、且つ円筒キャップ69と8働して第2の減圧領域7
2を規定している。
ル18及び壁面4と協働して第1の減圧領域71を規定
し、且つ円筒キャップ69と8働して第2の減圧領域7
2を規定している。
上記剛性隔壁60の中央部分にはモータ66が固定され
、その回転軸には円板状の表面処理部材67が固定され
ている。該表面処理部材67の壁面4との接触部分の構
成材料について、表面処理の目的が研削、研磨の場合に
は、該接触部分に超硬材料から成る刃が形成されている
か、またはと石、研摩紙布あるいはブラシ等が用いられ
、表面処理の目的がつや出しやサビ止め剤等の表面処理
材料の塗布の場合には、スポンジゴム、布、ブラシ等の
柔軟性があり、または多孔質の材料を用いることができ
る。
、その回転軸には円板状の表面処理部材67が固定され
ている。該表面処理部材67の壁面4との接触部分の構
成材料について、表面処理の目的が研削、研磨の場合に
は、該接触部分に超硬材料から成る刃が形成されている
か、またはと石、研摩紙布あるいはブラシ等が用いられ
、表面処理の目的がつや出しやサビ止め剤等の表面処理
材料の塗布の場合には、スポンジゴム、布、ブラシ等の
柔軟性があり、または多孔質の材料を用いることができ
る。
上記円筒環体2の外周面には調圧弁30及びホース継手
24が固定され、ホース継手24にはフレキシブルホー
ス26が接続されて、その端部はポンプ、エゼクタの如
き真空生成手段(図示せず)に連結されている。該真空
生成手段の上流側も要 しくは下流側には、必用であれば、集じん器を接続する
ことができる。
24が固定され、ホース継手24にはフレキシブルホー
ス26が接続されて、その端部はポンプ、エゼクタの如
き真空生成手段(図示せず)に連結されている。該真空
生成手段の上流側も要 しくは下流側には、必用であれば、集じん器を接続する
ことができる。
上記ホース継手24の外周面及び円筒キャップ68の外
周面には小さいホース継手40.41が固定されており
、該ホース継手40.41にはホース42が接続されて
いて、第1の減圧領域71と第2の減圧値域72とは該
ホース42により連通されている。また円筒キャップ6
8の外周面には調圧弁44が固定されている。
周面には小さいホース継手40.41が固定されており
、該ホース継手40.41にはホース42が接続されて
いて、第1の減圧領域71と第2の減圧値域72とは該
ホース42により連通されている。また円筒キャップ6
8の外周面には調圧弁44が固定されている。
上記の調圧弁30,44は公知のもので、それぞれ第1
の減圧領域71もしくは第2の減圧領域72の圧力が所
定の圧力より下がることのないように、自動的に外部の
流体を第1の減圧値域71もしくは第2の減圧値域72
に取り入れる機能を有するものであり、その構造は、弁
ハウジング32.46と、開口部28.48に配設され
た弁板34.50と、調整ネジ36.52とを具備し、
該弁板と該調整ネジとの間にはコイルバネ38.54が
介在されている。かくのとうりであるので、調圧弁30
が開放されると、第1の減圧領域71と外部とが連通状
態となり、また調圧弁44が開放されると、第2の減圧
領域72と外部とが連通状態となる。
の減圧領域71もしくは第2の減圧領域72の圧力が所
定の圧力より下がることのないように、自動的に外部の
流体を第1の減圧値域71もしくは第2の減圧値域72
に取り入れる機能を有するものであり、その構造は、弁
ハウジング32.46と、開口部28.48に配設され
た弁板34.50と、調整ネジ36.52とを具備し、
該弁板と該調整ネジとの間にはコイルバネ38.54が
介在されている。かくのとうりであるので、調圧弁30
が開放されると、第1の減圧領域71と外部とが連通状
態となり、また調圧弁44が開放されると、第2の減圧
領域72と外部とが連通状態となる。
作用
次に、上述の装置の作用について説明する。
まず、真空生成手段(図示せず)を作動せしめると、第
1の減圧領域71の流体が外部に排出されて減圧状態に
なる。さらにその圧力が低下して所定値(例えば−15
0mmHg)以下になると、調圧弁30の作用により外
部流体が第1の減圧値域71に自動的に取り入れられて
、よって第1の減圧値域71の圧力は所定値に維持され
る。また同時に、第2の減圧領域72の流体も外部に排
出されて減圧状態になり、その圧力が所定値(例えば1
00 mmHg)以下になると、調圧弁44の作用によ
り外部流体が第2の減圧領域72に自動的に取り入れら
れることにより、その圧力も所定値に維持される。
1の減圧領域71の流体が外部に排出されて減圧状態に
なる。さらにその圧力が低下して所定値(例えば−15
0mmHg)以下になると、調圧弁30の作用により外
部流体が第1の減圧値域71に自動的に取り入れられて
、よって第1の減圧値域71の圧力は所定値に維持され
る。また同時に、第2の減圧領域72の流体も外部に排
出されて減圧状態になり、その圧力が所定値(例えば1
00 mmHg)以下になると、調圧弁44の作用によ
り外部流体が第2の減圧領域72に自動的に取り入れら
れることにより、その圧力も所定値に維持される。
かくして、第1の減圧領域71と第2の減圧領域72が
減圧され、かつその圧力差が所定値(例えば50 mm
Hg)に維持されると、I受圧本体69は、その内外の
圧力差に起因して発生する流体圧力の作用により壁面4
の方向に押し付けられ、すなわち、第1図乃至第2図に
図示の装置全体は壁面4に吸着せしめられる。また、第
1の減圧α域71と第2の減圧領域72の圧力差に起因
して発生する流体圧力の作用により、剛住隔960は壁
面4の方間へ押され、よって該剛性隔壁60に固定され
たモータ66の回転軸に固定されている表面処理部材6
7は所定の圧力で壁面4に接触せしめられるものである
。この表面処理部材67が壁面4に接触せしめられる圧
力の値は、第1の減圧領域71と第2の減圧領域72と
の圧力差の値に比例して変化するものであるので、調圧
弁30または調圧弁44あるいはその両方を調整して該
圧力差の値を任意の値に設定することにより、表面処理
部材67が壁面4と接触する圧力を任意の値に設定する
ことができる。
減圧され、かつその圧力差が所定値(例えば50 mm
Hg)に維持されると、I受圧本体69は、その内外の
圧力差に起因して発生する流体圧力の作用により壁面4
の方向に押し付けられ、すなわち、第1図乃至第2図に
図示の装置全体は壁面4に吸着せしめられる。また、第
1の減圧α域71と第2の減圧領域72の圧力差に起因
して発生する流体圧力の作用により、剛住隔960は壁
面4の方間へ押され、よって該剛性隔壁60に固定され
たモータ66の回転軸に固定されている表面処理部材6
7は所定の圧力で壁面4に接触せしめられるものである
。この表面処理部材67が壁面4に接触せしめられる圧
力の値は、第1の減圧領域71と第2の減圧領域72と
の圧力差の値に比例して変化するものであるので、調圧
弁30または調圧弁44あるいはその両方を調整して該
圧力差の値を任意の値に設定することにより、表面処理
部材67が壁面4と接触する圧力を任意の値に設定する
ことができる。
かかる装置においては、車輪8a18bと壁面4との摩
擦力に起因する車輪8a1f3bの駆動力が、シール1
8と壁面4との摩擦力と、表面処理部材67と壁面4と
の**力の和より大きい時、装置は壁面4に吸着した状
態で自走することができるものであるが、このことに関
する技術は公知であるので、その詳細な説明は省略する
。なお、表面処理部材67と壁面4との摩擦力は、表面
処理部材67と壁面4との接触圧力に比例するものであ
るので、装置が壁面4に吸着した状態で自走できるため
には、表面処理部材67と壁面4との接触圧力を無限に
大きくできないことは自明である。
擦力に起因する車輪8a1f3bの駆動力が、シール1
8と壁面4との摩擦力と、表面処理部材67と壁面4と
の**力の和より大きい時、装置は壁面4に吸着した状
態で自走することができるものであるが、このことに関
する技術は公知であるので、その詳細な説明は省略する
。なお、表面処理部材67と壁面4との摩擦力は、表面
処理部材67と壁面4との接触圧力に比例するものであ
るので、装置が壁面4に吸着した状態で自走できるため
には、表面処理部材67と壁面4との接触圧力を無限に
大きくできないことは自明である。
上記表面処理部材67が壁面4の研削または研磨機能を
をする時、第1の減圧領域71には粉じんが発生するが
、銀粉じんは、第1の減圧領域71からフレキシブルホ
ース26を通って真空生成手段(図示せず)に至る流体
の作用により吸引移送され、該真空生成手段の上流側(
下流側でもよい)に接続された集じん器(図示せず)に
より捕集されるものである。
をする時、第1の減圧領域71には粉じんが発生するが
、銀粉じんは、第1の減圧領域71からフレキシブルホ
ース26を通って真空生成手段(図示せず)に至る流体
の作用により吸引移送され、該真空生成手段の上流側(
下流側でもよい)に接続された集じん器(図示せず)に
より捕集されるものである。
発明の効果
上述したとうりの装置においては、人力と足場を必要と
しない、リモートコントロールによる壁面の処理作業を
可能ならしめ、また作業時に発生する粉じんは装置内部
で回収することができるので、作業者の鍵康を害しない
、といった利点がある。また、本発明の木質的な効果と
しては、表面処理部材67の摩耗もしくは壁面4のでこ
ほこの影響により受圧本体69と剛性隔壁60との相対
位置が変化した場合においても、表面処理部材66と壁
面4との接触圧力は不変であるので、むらの無い表面処
理が行える、といった利点がある。
しない、リモートコントロールによる壁面の処理作業を
可能ならしめ、また作業時に発生する粉じんは装置内部
で回収することができるので、作業者の鍵康を害しない
、といった利点がある。また、本発明の木質的な効果と
しては、表面処理部材67の摩耗もしくは壁面4のでこ
ほこの影響により受圧本体69と剛性隔壁60との相対
位置が変化した場合においても、表面処理部材66と壁
面4との接触圧力は不変であるので、むらの無い表面処
理が行える、といった利点がある。
さらに、剛性隔壁60が自在継手によりロッド62に装
着されているので、表面処理部材67が壁面4の表面形
状にならって、部分接触すること悪く、むら無く接触せ
しめられるので、同じくむらの無い表面処理が行える、
といった利点がある。
着されているので、表面処理部材67が壁面4の表面形
状にならって、部分接触すること悪く、むら無く接触せ
しめられるので、同じくむらの無い表面処理が行える、
といった利点がある。
なお、剛性隔壁60とロッド62のなす角度が変化する
と、それに伴いロッド62どうしの間隔も変化するもの
であり、よってロッド62を保持するスライド軸受63
に位置的な遊びがないとロッド62の自由なしゆう動が
阻害されるものであるので、スライド軸受63はゴムブ
ツシュ64等の弾性体を介して円筒環体2に固定される
とよい。いずれにせよ、表面処理手段を保持し、かつ該
表面処理手段を壁面の表面形状にならって自在に位置及
び姿勢を変化させる方法は種々考えられるものであるが
、本発明においては、表面処理手段のうち少くとも表面
処理部材が、第1の減圧α域と第2の減圧領域の圧力差
に起因して壁面に接触せしめられるように構成されてい
る、ことが本質的に重要である。
と、それに伴いロッド62どうしの間隔も変化するもの
であり、よってロッド62を保持するスライド軸受63
に位置的な遊びがないとロッド62の自由なしゆう動が
阻害されるものであるので、スライド軸受63はゴムブ
ツシュ64等の弾性体を介して円筒環体2に固定される
とよい。いずれにせよ、表面処理手段を保持し、かつ該
表面処理手段を壁面の表面形状にならって自在に位置及
び姿勢を変化させる方法は種々考えられるものであるが
、本発明においては、表面処理手段のうち少くとも表面
処理部材が、第1の減圧α域と第2の減圧領域の圧力差
に起因して壁面に接触せしめられるように構成されてい
る、ことが本質的に重要である。
なお、上記表面処理手段については、動力を有するもの
であっても、また有しないものであってもよく、要は、
壁面に接触せしめられることにより壁面に対し表面処理
作用を及ぼすか、あるいはまた、壁面の検査を行える手
段であってもよい。
であっても、また有しないものであってもよく、要は、
壁面に接触せしめられることにより壁面に対し表面処理
作用を及ぼすか、あるいはまた、壁面の検査を行える手
段であってもよい。
図示の具体例においては、第1の減圧領域と第2の減圧
領域の圧力を一定に保持するために図示のような調圧弁
を用いているが、これらの弁に代えて、他の公知の圧力
調整機構を用いることも可能である。
領域の圧力を一定に保持するために図示のような調圧弁
を用いているが、これらの弁に代えて、他の公知の圧力
調整機構を用いることも可能である。
上述した装置は、上記記載より理解される如く、大気中
のみならず、水中でも使用することができ、この場合に
は真空生成手段は水ポンプの如き液体吸引排出手段から
構成することができる。
のみならず、水中でも使用することができ、この場合に
は真空生成手段は水ポンプの如き液体吸引排出手段から
構成することができる。
以上、本発明に従って構成された装置の具体例について
説明したが、本発明はかかる具体例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内で種々の変形乃至修正が可能で
ある。
説明したが、本発明はかかる具体例に限定されるもので
はなく、本発明の範囲内で種々の変形乃至修正が可能で
ある。
例えば、具体例においては、受圧本体に装着された車輪
が駆動されることによって壁面に沿って移動せしめられ
る自走式の装置に適用して説明したが、これに限定され
ることなく、装置の外部に移動手段が設けられ、かかる
移動手段の作用によって壁面に沿って移動されるものに
も適用することができる。
が駆動されることによって壁面に沿って移動せしめられ
る自走式の装置に適用して説明したが、これに限定され
ることなく、装置の外部に移動手段が設けられ、かかる
移動手段の作用によって壁面に沿って移動されるものに
も適用することができる。
更に、車輪や無端軌条以外の移動手段が用いられてもよ
く、その移動手段の概念については、受圧本体と壁面と
の間隔を任意の一定間隔に保持しつつ、かつ受圧本体を
壁面に沿って移動せしめることができるものであればよ
い。
く、その移動手段の概念については、受圧本体と壁面と
の間隔を任意の一定間隔に保持しつつ、かつ受圧本体を
壁面に沿って移動せしめることができるものであればよ
い。
第1図は、本発明に従って構成された具体例の装置の平
面図。 第2図は、第1図におけるI−I線による断面図。 2・・・・円筒環体、4・・・・壁面、18・・・・シ
ール、30,44・・・・調圧弁、60・・・・剛性隔
壁、65・・・・柔軟隔壁、67・・・・表面処理部材
、69・・・・受圧本体、71・・・・第1の減圧領域
、72・・・・第2の減圧領域。
面図。 第2図は、第1図におけるI−I線による断面図。 2・・・・円筒環体、4・・・・壁面、18・・・・シ
ール、30,44・・・・調圧弁、60・・・・剛性隔
壁、65・・・・柔軟隔壁、67・・・・表面処理部材
、69・・・・受圧本体、71・・・・第1の減圧領域
、72・・・・第2の減圧領域。
Claims (10)
- (1)受圧本体と、該受圧本体の開口端部と壁面との間
げきを一定に保持し且つ該受圧本体を壁面に沿って移動
せしめる移動手段と、該受圧本体の開口端部に装着され
、その一部が壁面に接触せしめられるシールと、該受圧
本体、該壁面及び該シールによって規定される減圧領域
から流体を外部に排出する真空生成手段とを具備し、壁
面に吸着し且つそれに沿って移動可能な装置において;
該減圧領域の内部に、該減圧領域を第1の減圧領域と第
2の減圧領域に2分割し且つ壁面に近ずく方向または壁
面から離れる方向に自由に移動可能な隔壁が設けられ、
該隔壁には表面処理手段が装着されており、第1の減圧
領域と第2の減圧領域の圧力差に起因して、該表面処理
手段と壁面との接触圧力が任意の圧力に維持せしめられ
る、ことを特徴とする壁面処理装置。 - (2)受圧本体、壁面、シール及び隔壁によって規定さ
れる第1の減圧領域の圧力は、受圧本体及び隔壁によっ
て規定される第2の減圧領域の圧力より低く設定され、
よって該隔壁は第1の減圧領域と第2の減圧領域の該圧
力差に起因して壁面方向の力を受け、かくして隔壁に装
着された表面処理手段が壁面に接触せしめられる、こと
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の壁面処理装
置。 - (3)隔壁が剛性を有する剛性隔壁と該剛性隔壁の周辺
部に固定された環状の柔軟性を有する柔軟隔壁から成る
、ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第2項に
記載の壁面処理装置。 - (4)柔軟隔壁の形状がダイヤフラム状またはベロフラ
ム状であることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記
載の壁面処理装置。 - (5)剛性隔壁に壁面と鉛直な方向に延びたロッドが装
着され、該ロッドは壁面と鉛直な方向にしゅう動可能な
ように受圧本体に保持されている、ことを特徴とする特
許請求の範囲第3項乃至第4項に記載の壁面処理装置。 - (6)剛性隔壁にロッドが自在継手を介して装着されて
いる、ことを特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の
壁面処理装置。 - (7)受圧本体にロッドが弾性体を介して保持されてい
る、ことを特徴とする特許請求の範囲第5項乃至第6項
に記載の壁面処理装置。 - (8)剛性隔壁に表面処理手段が装着されている、こと
を特徴とする特許請求の範囲第3項乃至第7項に記載の
壁面処理装置。 - (9)剛性隔壁にモータが装着され、該モータにより表
面処理部材が運動せしめられる、ことを特徴とする特許
請求の範囲第8項に記載の壁面処理装置。 - (10)モータの回転軸に表面処理部材が固定されてい
る、ことを特徴とする特許請求の範囲第9項に記載の壁
面処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18783585A JPS6250557A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 壁面処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18783585A JPS6250557A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 壁面処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6250557A true JPS6250557A (ja) | 1987-03-05 |
Family
ID=16213066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18783585A Pending JPS6250557A (ja) | 1985-08-27 | 1985-08-27 | 壁面処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6250557A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01182458A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-20 | Hokkaido Pipe Rain Kogyo Kk | 切削物の除去方法および装置 |
JPH01112238U (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-28 | ||
JPH0327455U (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-19 | ||
JPH0327454U (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-19 | ||
JP2006512934A (ja) * | 2002-05-24 | 2006-04-20 | コンセホ・スペリオール・デ・インベスティガシオネス・シエンティフィカス | 表面清掃用機械 |
US8016984B2 (en) | 2009-01-29 | 2011-09-13 | Kurita Water Industries Ltd. | Ion-permeable diaphragm |
-
1985
- 1985-08-27 JP JP18783585A patent/JPS6250557A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01182458A (ja) * | 1988-01-14 | 1989-07-20 | Hokkaido Pipe Rain Kogyo Kk | 切削物の除去方法および装置 |
JPH01112238U (ja) * | 1988-01-22 | 1989-07-28 | ||
JPH0327455U (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-19 | ||
JPH0327454U (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-19 | ||
JP2006512934A (ja) * | 2002-05-24 | 2006-04-20 | コンセホ・スペリオール・デ・インベスティガシオネス・シエンティフィカス | 表面清掃用機械 |
US8016984B2 (en) | 2009-01-29 | 2011-09-13 | Kurita Water Industries Ltd. | Ion-permeable diaphragm |
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