JPS6341285A - 壁面に吸着可能な装置 - Google Patents

壁面に吸着可能な装置

Info

Publication number
JPS6341285A
JPS6341285A JP61182638A JP18263886A JPS6341285A JP S6341285 A JPS6341285 A JP S6341285A JP 61182638 A JP61182638 A JP 61182638A JP 18263886 A JP18263886 A JP 18263886A JP S6341285 A JPS6341285 A JP S6341285A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition wall
wall surface
wall
receiving body
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP61182638A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2528286B2 (ja
Inventor
Fukashi Uragami
不可止 浦上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP61182638A priority Critical patent/JP2528286B2/ja
Priority to KR1019870008520A priority patent/KR930000838B1/ko
Publication of JPS6341285A publication Critical patent/JPS6341285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2528286B2 publication Critical patent/JP2528286B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B1/00Cleaning by methods involving the use of tools
    • B08B1/30Cleaning by methods involving the use of tools by movement of cleaning members over a surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D57/00Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track
    • B62D57/02Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members
    • B62D57/024Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members specially adapted for moving on inclined or vertical surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B63SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
    • B63BSHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING 
    • B63B59/00Hull protection specially adapted for vessels; Cleaning devices specially adapted for vessels
    • B63B59/06Cleaning devices for hulls
    • B63B59/10Cleaning devices for hulls using trolleys or the like driven along the surface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ocean & Marine Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、包囲流体圧力によって壁面に吸着することが
できる装置、更に詳しくは、それに限定されないが、壁
面に吸着し且つそれに沿って移動し、壁面のクリーニン
グ等の作用を遂行することができる装置に関する。
又は傾斜した壁面のクリーニング作業等をする装置とし
ては、例えば特開昭53−126765号公報(特公昭
60−26752号公報)に開示された装置が提案され
ている。上述した装置は、剛性乃至半剛性材料から形成
された受圧本体と、受圧本体及び壁面と協働して減圧領
域を規定する仕切壁と、減圧領域から流体を排出して減
圧領域内を減圧せしめるだめの減圧生成手段と、受圧本
体に設置された走行手段と、受圧本体に装着され且つ減
圧領域内の壁面に例えば研掃材を投射するための表面処
理手段とを具備している。
かくの通りの装置においては、減圧生成手段によって減
圧領域内を減圧せしめると、減圧領域内外の流体圧力差
に起因して装置が包囲流体圧力によって壁面に吸着せし
められる。そして、走行手段を作動せしめると、装置は
壁面に吸着した状態でそれに沿って移動せしめられる。
従って、カバの通りの装置は、壁面に吸着し且つそれに
沿って移動することができ、かかる移動中に装備された
表面処理手段によって壁面をクリーニング等の所望の作
業を施すことができる。
しかしながら、上述した装置には、次の通りの解決すべ
き欠点が存在する。即ち、装置の移動に伴い仕切壁もま
た壁面と接触したまま壁面に対して移動するが、かかる
移動の際に壁面に付着している劣化塗片、サビ、水あか
等の汚れが仕切壁のスクレープ作用により剥離除去され
、それらの汚れが減圧領域内に回収されないまま周囲に
飛敗し、大気中で使用する場合には大気、また水中で使
用する場合には水を汚染するおそれがあった。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その目
的は、装置を使用することによって発生するlηれ等の
周囲への飛散を確実に防止することができる、壁面に吸
着可能な装置を提供することである。
〈発明の要約〉 本発明によれば、包囲流体圧力によって壁面に吸着する
ことができる装置であって、剛性乃至半剛性材料から形
成された受圧本体と、該受圧本体及び該壁面と協働して
又は該壁面と協働して減圧領域を規定する仕切壁と、該
減圧領域から流体を排出して該減圧領域内を減圧せしめ
るための減圧生成手段とを具備する装置において; 該仕切壁の該壁面と接触する接触部には、該減圧領域内
外を連通ずる溝が設けられている、ことを更に具備する
、装置が提供される。
かかる本発明に従う装置においては、仕切壁の接触部に
減圧領域内外を連通ずる溝が設けられている故に、減圧
領域外の流体が上記溝を通して減圧領域内に流入し、減
圧領域外から減圧領域内に至る流体の流れが実質上常時
生成され、従って装置を使用することによって発生する
汚れが流体の流れによって減圧領域内に回収されるよう
になり、かくして汚れが周囲に飛散することが確実に防
止される。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
装置の一興体例を説明する。
第1図及び第2図において、図示の装置は、例えば鋼の
如き剛性乃至半剛性の材料から形成された受圧本体2を
具備している。受圧本体2は適宜の形状でよいが、図示
の具体例では略円筒の箱状であり、壁面4に対向する下
壁6には円形の開口8が形成されている。
この受圧本体2の側壁10の対向する両部位には、外方
に突出する支持部材12及び14が固定され、支持部材
12及び14には更に支持フレーム16及び18が固定
されている(第1図)。主として第1図を参照して、片
方(第1図において左方)の支持フレーム16は2個の
脚部20a及び20bを有し、脚部20a及び20bに
は、夫々、車輪22a及び22bが回転自在に装着され
ている。支持フレーム16には、更に、走行駆動源を構
成する電動モータ24が設置されている。
電動モータ24は、両方向に回転することができるのが
好ましく、チェーン26及びスプロケットの如き適宜の
伝動手段を介して車輪22a及び22bに駆動連結され
ていて車輪22a及び22bを回転駆動する。また、他
方(第1図において右方)の支持フレーム18も2個の
脚部28a及び28bを有し、脚部28a及び28bに
は、夫々、車輪30a及び30bが回転自在に装着され
ている。
支持フレーム18にも走行駆動源を構成する電動モーフ
32が設置されており、電動モータ32は両方向に回転
することができるのが好ましく、チェーン34及びスプ
ロケットの如き適宜の伝動手段を介して車輪30a及び
30bに駆動連結されていて車輪30a及び30bを回
転駆動する。これら車輪22a、22b、30a及び3
0bは装置を壁面W(第2図)に沿って移動せしめるた
めの走行手段を構成し、具体例においては後に詳述する
如く、受圧本体2に作用する包囲流体圧力によって壁面
Wに押付けられてこれに接触せしめられる。尚、具体例
においては、走行手段として4個の車輪を用いているが
、これに代えて3個又は5個以上の車輪を用いてもよく
、更に車輪に代えて2個以上のそれ自体周知のエンドレ
ストラックを用いてもよい。
主として第2図を参照して、受圧本体2の下壁6の開口
8に隣接して仕切壁36が配設され、仕切壁36は受圧
本体2に対して相対的に回転自在となっている。更に説
明すると、受圧本体2の上壁38には、駆動源を構成す
る電動モータ40が配設されている。電動モータ40の
出力軸42は箱状の受圧本体2内を貫通して下壁6に形
成されている開口8を通して壁面Wに向けて突出してい
る。一方、受圧本体2の開口8の壁面W側には、例えば
鋼板から形成することができる回転体44が配設され、
円板状の回転体44の略中央部が取付ボルト46等の如
き取付手段によって電動モータ40の出力軸42の上記
突出部に固定されている。そして、かかる回転体44の
周縁部に仕切体46が装着されている。第3図をも参照
して、仕切体46は一端部が回転体44に連結されると
共にその一部、即ち接触部48aが壁面Wに接触せしめ
られ、具体例において受圧本体2及び壁面Wと協働して
減圧領域50を規定する。図示の具体例においては、仕
切壁46は受圧本体2の形状に対応して略円形で、下壁
6に形成された開口8に対応して円形の開口が形成され
ており(第1図及び第4図を参照されたい)、回転体4
4に連結された一端部から壁面Wに接触する接触部48
aに向けて外方に且つ壁面Wの方向に延びる主部48b
と上記接触部48aから他端部に向けて外方に且つ壁面
Wから離れる方向に延びる延長部48Cを有している。
具体例では、仕切壁46の一端部は次の通りにして回転
体44に連結されている。
即ち、仕切り壁36の一端部(内周縁部)を回転体44
の外周縁部と環状プレート52間に位置せしめ、環状プ
レート52及び仕切壁36に形成された孔54を通して
固定ボルト56を回転体44に螺着せしめることによっ
て仕切壁36が回転体44に所要の通り装着されている
。従って、容易に理解される如く、電動モータ40が付
勢されると、回転体44と一体に仕切壁36が受圧本体
2に対して相対的に矢印58(第1図)で示す時計方向
に回転される。かかる仕切り壁36は、ポリウレタンゴ
ムの如き非通気性で且つ比較的柔軟な材料から形成され
ており、従って比較的小さい力によってそれ自体(特に
主部48b)が弾性変形し、これによって接触部48a
が受圧本体2に対して壁面Wの方向及びこれから離れる
方向に変位せしめられる。
具体例においては、受圧本体2と回転体44との間に、
更に、環状のシール部材60が配設されている。シール
部材60はウレタンゴムの如き非通気性で且つ比較的柔
軟な材料から形成することができ、一端部が取付ボルト
(図示せず)の如き適宜の手段によって受圧本体2の下
壁6の開口部に連結さねでいる。このシール部材60は
、受圧本体2に連結された一端部から外方に且つ回転体
44の方向に延び、その他端部が回転体44に接触せし
められている。また、回転体44には、回転体44、仕
切壁36及び壁面Wによって規定される第1の領域50
aと受圧本体2、シール部材60及び回転体44によっ
て規定される第2の領域50bを連通ずる複数個の孔6
2が形成されている(従って、第1の領域50aと第2
の領域50bが減圧領域50となる)。
受圧本体2、壁面W及び仕切壁36によって規定される
減圧空間50は減圧生成手段64に連通されている。具
体例では、受圧本体2の側壁10には接続部10aが設
けられており、可撓性のチューブ66の一端部が上記接
続部10aに接続され、その他端部が分離器(図示せず
)を介して減圧生成手段64に接続されている。減圧生
成手段64は減圧領域50から流体を排して減圧領域5
0内を減圧せしめるそれ自体周知のものでよく、上記装
置を例えば大気中で使用する場合には排気ポンプ又はエ
ゼクタ等を用いることができ、また上記装置を例えば水
中又は海中で使用する場合には排水ポンプ等を用いるこ
とができる。尚、図示していないが、減圧領域50内の
圧力が所定値以上に減圧されるのを防止するために、真
空ブレーカを付設するのが好ましい。
本発明に従う装置においては、第3図及び第4図に示す
通り、仕切眉壁36の接触部38aに減圧領域50内外
を連通ずる溝68が設けられていることが重要である。
具体例においては、仕切壁36の接触部48aの内面(
第2図及び第3図において左面)に、第4図(第4図は
仕切壁36を内面側から見たところを示している)に示
す通り、周方向に間隔を置いて複数個設けられており、
谷溝68は放射状に半径方向外方に延びている。谷溝6
8の縦断面形状は適宜の形状でよいが、図示の具体例で
は略矩形である。かかる溝68の個数及び断面積は適宜
に設定することができるが、後の記載から容易に理解さ
れる如く、個数を多くする或いは断面積を大きくした場
合には/s68を通して減圧領域50内に流入する流体
の量が多くなり、それ故に、減圧領域50内を所要の通
り減圧せしめるのに比較的大型の且つ高能力の減圧生成
手段を必要とし、一方個数を少なくする或いは断面積を
小さくした場合には溝68を通しての流体の流れが少な
くなり、それ故に後述する処理作業において除去された
汚れを回収する能力が低下する。上述したことから、具
体例においては、受圧本体2の直径約230fiの接続
部48aに、周方向に実質上等間隔を置いて72個の溝
68が形成されており、そして、溝68の断面形状は一
辺が11■の正方形となっている。
かくの通りの装置は、原子力施設における各種プールの
壁面、床面に付着した放射性腐蝕生成物(所謂水あか)
を大気中或いは水中において除去する作業、即ち所謂除
汚作業、更には船舶の外側壁面のクリーニング作業に好
都合に用いることができる。
次に、主として第2図を参照して、上述した装置の作業
効果について説明する。
例えば第2図に示す状態において減圧生成手段64が作
動すると、この減圧生成手段64の作用によって減圧領
域50内の流体(例えば大気中で使用する場合には空気
、また例えば水中で使用する場合には水)がチューブ6
6を通って外部に排出され、これによって減圧領域50
内が所要の通り減圧される。かくすると、第2図から容
易に理解される如く、仕切壁36が比較的柔軟な材料か
ら形成されていて比較的小さい力によって接触部48a
だ受圧本体2に対して壁面Wの方向及びこれから離れる
方向に変位し得る故に、減圧領域50の内外の流体圧力
差に起因して受圧本体2に作用する包囲流体圧力は実質
上受圧本体2から支持フレーム16及び18、並びに車
輪22a、22b。
30a及び30bを介して壁面Wに伝達され、これによ
って装置が壁面Wに吸着せしめられる。他方、減圧領域
50の内外の流体圧力差に起因して仕切壁36に作用す
る包囲流体圧力は、仕切壁36を壁面Wに向けて偏倚せ
しめてその接触部48aを壁面Wに接触せしめるように
作用する。従って、これによって仕切壁36の接触部4
8aが壁面Wに接触せしめられ、かかる接触部48aと
壁面Wとの間に接触圧力によって後述する壁面の処理作
業、即ち具体例においてクリーニング作業が可能になる
。また、かくすると、シール部材60が比較的柔軟な材
料から形成されている故に、減圧領域50の内外の流体
圧力差に起因してシール部材60に作用する包囲流体圧
力は、シール部材60を回転体44に向けて偏倚せしめ
、これによってシール部材60の他端部は回転体44に
接触せしめられる。従って、これによって受圧本体2と
回転体44との間においては実質上流密なシールが維持
され、回転体44とシール部材60との間を通って外部
の流体が減圧領域50内に流入することが防止される。
そして、かかる吸着状態において電動モータ40を付勢
すると、回転体44と一体に仕切壁36も矢印58(第
1図)で示す方向に回転される。かくすると、仕切壁3
6の回転によって壁面Wのクリーニング作業が遂行され
る。即ち、上記吸着状態においては、仕切壁36の接触
部48aが所要圧力で壁面Wに接触せしめられており、
それ故に、電動モーフ40の付勢によって仕切壁36が
回転されるとその接触部48aが壁面Wに作用しながら
移動し、かかる接触部48aの作用によって壁面Wのク
リーニングが移行される。上記吸着状態においては減圧
領域50が所要の通り減圧せしめられており、一方仕切
壁36の接触部48aには周方向に間隔を置いて複数個
の溝60が形成されており、それ故に、第3図に実線で
示す通りに、外部から溝60を通って減圧領域50内に
至る流体の流れが実質上常時生成されている。従って、
減圧領域50外の仕切壁36の接触部48a近傍におい
て発生した汚れ(劣化塗片、サビ、水あか等)は、上述
した流体の流れに乗って溝68内を通って減圧領域50
内に移送され、かくしてクリーニング時に発生した汚れ
が周囲に飛散することが確実に防止される。具体例では
、溝68が放射状に延びている故に仕切壁36の実質上
全周において半径方向内方に向う放射状の流れが生成さ
れ、これによって仕切壁36の全周において汚れが飛散
することが防止される。減圧領域50内に移送された汚
れは、減圧生成手段64の作用によって減圧領域50内
の流体と一緒にチューブ66を通って分離器(図示せず
)に搬送され、この分離器において所要の通り分離され
、分離された後のきれいな流体が外部に排出される。
具体例においては仕切壁36の接触部48aの内面に溝
68が形成されていることに関連して、更に次の通りの
利点がある。即ち、溝68が存在することに起因して接
触部48aの溝68が存在しない部位が壁面Wに向けて
突出し、かかる部位が壁面Wに実質上作用するようにな
り、それ故に、クリーニング時のクリーニング効率をも
高めることができる。
また、上述した具体例においては、仕切壁36の接触部
48aが比較的小さい力によって受圧本体2に対して壁
面Wの方向及びこれから離れる方向に変位し得るように
なっている故に、仕切壁36に作用する包囲流体圧力に
よって仕切壁36の接触部48aが壁面Wに接触せしめ
られる。従って、上記接触部48aと壁面Wとの接触圧
力、言い換えるとクリーニング作業の作業圧力が実質上
一定であり、これによって壁面の実質上均一なりリーニ
ングが達成される。また、仕切壁36の接触部48aと
壁面Wとの接触圧力は仕切壁36に作用する包囲流体圧
力の影響を受ける故に、仕切壁36の受圧面積を変える
ことによって容易に上記接触圧力を変更することができ
、更にこのことに関連して、受圧本体2の受圧面積を適
宜に設定することによって装置を壁面Wに吸着せしめる
に必要な所望の吸着力を得ることができる。
尚、容易に理解される如く、電動モータ24及び32を
作動せしめて車輪22a及び22bと車輪30a及び3
0bを同方向に回転駆動すると、装置は壁面Wに沿って
直進し、また車輪22a及び22bと車輪30a及び3
0bを逆方向に回転駆動すると、装置はその中心軸線の
回りを回転移動して所望の方向に向けられる。
以上、本発明に従って構成された装置の一興体例につい
て説明したが、本発明はかかる具体例に限定されること
なく、例えば特開昭60−25669号公報、特開昭5
6−52180号公報、特開昭53−126765号公
報等に開示されている種々の壁面に吸着することができ
る装置に適用することができる。即ち、例えば特開昭6
0−25669号公報に開示されている如く、仕切壁の
一端部が受圧本体に連結され、受圧本体が装置本体に装
着された電動モータの如き駆動源に駆動連結され、仕切
壁が受圧本体と一体に回転せしめられる形態の装置にも
同様に適用することができる。
この形態の装置も、仕切壁の回転によって壁面をクリー
ニングすることができる。また、例えば特開昭56−5
2180号公報更号公報間昭53−126765号公報
の一部に開示されている如く、仕切壁の一端部が受圧本
体に連結され、受圧本体には研掃材投射手段の如き専用
の表面処理手段が装備され、表面処理手段が減圧領域内
の壁面を所要の通り処理する形態の装置にも適用するこ
とができる。この形態の装置においては、仕切壁は回転
されず、従って壁面を処理する機能は有しておらず、壁
面の処理は専用の表面処理手段によって行なわれる。更
に、例えば特開昭53−126765号公報の一部に開
示されている如く、仕切壁の一端部が受圧本体に連結さ
れ、受圧本体、仕切壁及び壁面によって減圧領域が規定
され(或いは受圧本体の内面を仕切壁により覆うことに
よって仕切壁及び壁面によって減圧空間が規定される)
、走行手段の作用によって壁面に沿って移動する形態の
装置にも適用することができる。この形態の装置におい
ては、別個に例えば表面処理手段を装着することによっ
て壁面の処理等に多目的に使用することができる。
〈発明の効果〉 以上詳述した通り、本発明に従う装置においては、仕切
壁の接触部に減圧領域の内外を連通ずる溝が設けられて
いる故に、減圧領域外の流体がかかる溝を通して減圧領
域内に流入し、減圧領域外から上記溝を通して減圧領域
内に至る流体の流れが実質上常時生成される。従って、
装置を使用することによって発生するゴミ等はかかる流
体の流れによって外部に漏れることがなく、また減圧領
域外の仕切壁の接触部近傍において発生する除去された
汚れは上述した流体の流れに乗って溝を通して減圧領域
内に移送され、かくして汚れが周囲に飛散することが確
実に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成された装置の一具体例を
示す平面図。 第2図は、第1図における■−■線による断面図。 第3図は、第1図の装置における仕切壁と壁面との接触
部位を拡大して示す断面図。 第4図は、第1図の装置における仕切壁の一部を内側か
ら見たところを示す図。 2・・・受圧本体 22a、22b、30a及び30 b −・・車輪36
・・・仕切壁 40・・・電動モータ 44・・・回転体 48a・・・接続部 48b・・・主部 48C・・・延長部 50 ・・・減圧右頁域 64・・・減圧生成手段 68・・・溝 W・・・壁面 F“ 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、包囲流体圧力によって壁面に吸着することができる
    装置であって、剛性乃至半剛性材料から形成された受圧
    本体と、該受圧本体及び該壁面と協働して又は該壁面と
    協働して減圧領域を規定する仕切壁と、該減圧領域から
    流体を排出して該減圧領域内を減圧せしめるための減圧
    生成手段とを具備する装置において; 該仕切壁の該壁面と接触する接触部には、該減圧領域内
    外を連通する溝が設けられている、ことを特徴とする装
    置。 2、該壁面に沿って装置を移動せしめるため走行手段を
    更に備えている、特許請求の範囲第1項記載の装置。 3、該仕切壁は、一端部から該接触部に向けて外方に且
    つ該壁面の方向に延びる主部と、該接触部から他端部に
    向けて外方に且つ該壁面から離れる方向に延びる延長部
    を有する、特許請求の範囲第2項記載の装置。 4、該仕切壁は比較的小さな力によって少なくとも該接
    触部が該受圧本体に対して該壁面の方向及びこれから離
    れる方向に変位し得るようにせしめられており、該減圧
    領域内外の流体圧力差に起因して該仕切壁に作用する流
    体圧力によって該接触部が該壁面に接触せしめられ、一
    方該減圧領域内外の流体圧力差に起因して該受圧本体に
    作用する流体圧力は該走行手段を介して該壁面に伝えら
    れ、これによって装置が壁面に吸着される、特許請求の
    範囲第2項又は第3項記載の装置。 5、該溝は、該仕切壁の該接触部に周方向に間隔を置い
    て複数個設けられている、特許請求の範囲第1項から第
    4項までのいずれかに記載の装置。 6、該仕切壁は略円形であり、該溝の各々は該仕切壁の
    該接触部に放射状に設けられている、特許請求の範囲第
    5項記載の装置。 7、該溝の各々は縦断面形状が略矩形である、特許請求
    の範囲第5項又は第6項記載の装置。 8、該仕切壁は回転自在に配設されており、該仕切壁に
    関連して、更に、該仕切壁を回転せしめるための駆動源
    を含み、該駆動源による該仕切壁の回転によって該壁面
    の表面が処理される、特許請求の範囲第1項から第7項
    までのいずれかに記載の装置。 9、該受圧本体の該壁面に対向する側には、該駆動源に
    よって回転される回転体が配設され、該回転体に該仕切
    壁の一端部が連結されており、該仕切壁は該受圧本体に
    対して相対的に回転せしめられる、特許請求の範囲第8
    項記載の装置。 10、該受圧本体と該回転体との間にはシール部材が配
    設されている、特許請求の範囲第9項記載の装置。 11、該仕切壁の一端部は該受圧本体に連結され、該受
    圧本体が該駆動源によって回転され、該仕切壁は該受圧
    本体と一体に回転せしめられる、特許請求の範囲第8項
    記載の装置。 12、該壁面の該減圧領域内の部位の表面を処理する表
    面処理手段を更に具備する、特許請求の範囲第1項から
    第11項までのいずれかに記載の装置。
JP61182638A 1986-08-05 1986-08-05 壁面に吸着可能な装置 Expired - Lifetime JP2528286B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61182638A JP2528286B2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05 壁面に吸着可能な装置
KR1019870008520A KR930000838B1 (ko) 1986-08-05 1987-08-04 흡착 이동식 벽면 세척장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61182638A JP2528286B2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05 壁面に吸着可能な装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6341285A true JPS6341285A (ja) 1988-02-22
JP2528286B2 JP2528286B2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=16121794

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61182638A Expired - Lifetime JP2528286B2 (ja) 1986-08-05 1986-08-05 壁面に吸着可能な装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2528286B2 (ja)
KR (1) KR930000838B1 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04121291A (ja) * 1990-09-10 1992-04-22 Nippon Kansen Kogyo Kk 面を吸引して走行する方法
WO1994025328A1 (en) * 1993-05-04 1994-11-10 Uragami Fukashi Apparatus capable of being sucked to surface and moving along the same
WO1995003205A1 (fr) * 1993-07-23 1995-02-02 Uragami Fukashi Dispositif maintenu par aspiration contre la surface d'un objet le long duquel il est mobile
WO1999067121A1 (fr) * 1998-06-23 1999-12-29 Uragami Fukashi Dispositif mobile adherant a une surface par aspiration
JP2008008693A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Hitachi Ltd 水中移動装置
CN114802512A (zh) * 2022-04-30 2022-07-29 中国建筑第八工程局有限公司 一种用于横断面为圆弧形构筑物质量检测的壁面爬行自适应机器人及控制方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53126765A (en) * 1977-04-11 1978-11-06 Fukashi Uragami Device for adsorbed to wall surface and moving along said surface
JPS60135380A (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 Fukashi Uragami 自走車両

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53126765A (en) * 1977-04-11 1978-11-06 Fukashi Uragami Device for adsorbed to wall surface and moving along said surface
JPS60135380A (ja) * 1983-12-23 1985-07-18 Fukashi Uragami 自走車両

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04121291A (ja) * 1990-09-10 1992-04-22 Nippon Kansen Kogyo Kk 面を吸引して走行する方法
WO1994025328A1 (en) * 1993-05-04 1994-11-10 Uragami Fukashi Apparatus capable of being sucked to surface and moving along the same
WO1995003205A1 (fr) * 1993-07-23 1995-02-02 Uragami Fukashi Dispositif maintenu par aspiration contre la surface d'un objet le long duquel il est mobile
WO1999067121A1 (fr) * 1998-06-23 1999-12-29 Uragami Fukashi Dispositif mobile adherant a une surface par aspiration
JP2008008693A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Hitachi Ltd 水中移動装置
CN114802512A (zh) * 2022-04-30 2022-07-29 中国建筑第八工程局有限公司 一种用于横断面为圆弧形构筑物质量检测的壁面爬行自适应机器人及控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR880002707A (ko) 1988-05-10
JP2528286B2 (ja) 1996-08-28
KR930000838B1 (ko) 1993-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4688289A (en) Device capable of adhering to a wall surface by suction and treating it
US4809383A (en) Device capable of adhering to a wall surface by suction and treating it
US6964312B2 (en) Surface traversing apparatus and method
EP0652151B1 (en) Travel device
KR100415865B1 (ko) 브러시 장치
KR100321882B1 (ko) 표면에흡착하여그표면을따라이동가능한장치
JPS6341285A (ja) 壁面に吸着可能な装置
US4994182A (en) Apparatus for the thickening by floatation of slurries produced during the treatment of waters
KR101440900B1 (ko) 회전하는 2식의 부압흡착 씰을 구비하는 주행장치
JP2000006860A (ja) 表面に吸着し移動可能な装置
EP0221543B1 (en) Device capable of adhering to a wall surface by suction and moving therealong
JP2824276B2 (ja) 真空吸着走行装置
JP2003205873A (ja) 吸着移動装置(1)
US4598436A (en) Cleaning equipment for the sealing surfaces of a vessel
JP2588718B2 (ja) 壁面に吸着可能な装置
JP2563094B2 (ja) 壁面に吸着し且つ壁面に沿って移動することができる装置
JPH0314778A (ja) 壁面吸着移動装置
JP2689127B2 (ja) 壁面に吸着し且つそれに沿って移動可能な装置
JPH0994763A (ja) 自走式ブラスト装置
JPS58139100A (ja) 自動洗浄装置
JPS63150147A (ja) 物体表面に沿つて移動することができる装置
JPS6213918Y2 (ja)
JPH10273095A (ja) 水中移動装置
KR200177313Y1 (ko) 웨이퍼척의 이물제거장치
JP2000062659A (ja) 走行車両