JPS62502400A - 抗ウイルス性チャミングレン誘導体 - Google Patents
抗ウイルス性チャミングレン誘導体Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
抗ウィルス性チャミグレン誘導体
丈里亘分国
本発明は有用な抗ウィルス活性を有する新しいチャミグレン誘導体に関するもの
である。より詳しくは、本発明は紅藻を常食とする海棲生物、すなわちアメフラ
シ由来の抗ウィルス活性を持ったチャミグレン誘導体に関するものである。
光肌色豆量
ウィルス病は人、植物、昆虫および動物に苦痛を与える。ウィルス病の予防と防
除は、健康上並びに経済上重要な意義を持っている。
ウィルス病は感冒、@疹および癌を含む人間の病苦に関わっており、その予防の
重要性が明らかである。動物におけるウィルス病の予防はまた、経済上の理由並
びにウィルス病の人間への拡散を促すウィルス源、または媒体となる動物の能力
に対して重要である。植物のウィルス病は、果樹、たばこ、種々の植物の栽培を
途絶させる。
昆虫ウィルス病はまた、ウィルス病を他の宿主に伝搬する昆虫の能力があるため
に関心が持たれる。
したがって、ウィルス病の予防と防除は人間にとって非常に重要であり、かなり
の研究が抗ウイルス手段に傾けられてきた。ウィルスを阻害し、防除し、または
破壊する一助となるある種の方法と、化学組成物が開発されたが、新しい方法と
抗ウイルス性化学組成物が必要である。
キャルビンとエリスの米国特許第4.162.308号および同第4.162゜
309号には、海棲紅藻類由来の水溶性抽出物が、ある種の庖疹ウィルスの増殖
を阻害するのに有効であることが、見い出されてきたことが述べられている。
米国特許第4.162,308号には、ツルネレラ・メルテンシアナ、シツィメ
ニア・エビフィティ力、ツルネレラ・ペン二というN’Sおよびその混合物から
なるグループから選択された海棲紅藻類由来の水溶性抽出物が、単純庖疹ウィル
ス(1型と2型)および帯状庖疹ウィルスに有効で、かつ当該ウィルスが原因と
される感染によって引き起こされる疾患を和らげるのにも有効であるということ
が述べられている。
米国特許第4,162,309号には、ネオディルシアナ・アメリカーナおよび
ネオディルシアナ・インチグラという藻類からなるグループから選択された海棲
紅藻類由来の水溶性抽出物およびその混合物が、単純庖疹ウィルス(1型と2型
)および帯状@疹つィルスを阻害し、かつ当該ウィルスが原因とされる感染によ
って引き起こされる疾患を緩和することが述べられている。米国特許第4,16
2,308号および同第4.162,309号に関する全開示内容は、ここでは
参考文献に取り上げられている。
キャルビンおよびエリスの上記米国特許出願書に述べられている水溶性紅藻抽出
物に加えて、他の化合物が紅藻およびそれを常食とする軟体動物のアメフラシと
して知られている海棲生物から単離された。上記化合物はハロゲン化チャミグレ
ンを含み、T、J、ジョイエル編集のマリーン・ナチュラル・プロダクツ第1@
(マーチン)および第5巻(エリクソン) (1973年アカデミツクプレス版
〕を有する種々の引例の中に記載されている。当該文献に関する全開示内容は、
ここでは文献として取り上げられている。ハロゲン化チャミグレンはまた、19
84年10月、日本で行われた講演において、Higa−Tatsuo博士によ
って明らかにされ、日本語要約に関する全開示内容はここでは文献として記録さ
れ、編入されている。”そこで、同時に出願された本発明者の同時出願は、抗ウ
ィルス活性を示すある種のシクロへキサジェノン類を含む紅藻抽出物に関するも
のである。
紅藻を常食とするアメフラシのような海棲動物由来のある種のチャミグレン抽出
物は、有用な抗ウィルス活性を持っていることが現在具い出されてきた。
光夙q果竹
本発明の目的は、抗ウィルス剤として有用な新規組成物および当該新規抗ウイル
ス性組成物を製造するための方法を提供することである。
本発明の追加目的は、ウィルスを阻害し、かつ新規抗ウイルス性組成物を用いる
ための方法を提供することである。
さらに本発明の目的と有益性は、一つには後続の説明で取り上げられ、また、一
つには本説明から明らかにされ、あるいは本発明の実施によって習得され得る。
本発明の目的と有益性は、特に添付の請求の範囲に指摘したような組成物、工程
、方法およびそれらの組み合わせによって認識され、達成される。
ここで実施態様を述べ、かつ十分に説明したように、本発明の目的に従って、上
記目的を達成するために、本発明は次のような一般式(1)の組成物からなる。
ここに両R1は同一、かつ水素または低級アルキル基であり、R2は水素、低級
アルキルまたは低級アシル基であり、R3は水素または低級アルキル基であり、
XIおよびX2は同一または異なり、かつフルオル、クロル、ブロム、ヨードま
たは低級アルコキシル基である。
本発明の好ましい実施態様では、低級アルキルおよびアシル基が1〜5の炭素原
子を有し、XIおよびX2が同一または異なり、クロルまたはブロム基である。
本発明のより好ましい実施態様では、本発明は次の式(n)の組成物からなる。
ここで実施態様を述べ、かつ十分に説明したように、本発明はまた有効成分とし
て、式Iあるいは、より好ましくは式■に従った組成物の1種以上の抗ウイルス
有効量、および薬局法認可の非毒性の増量剤または希釈剤を含む抗ウイルス性組
成物からなる。
ここで実施態様を述べ、かつ広範囲にわたって説明したように、本発明はまた次
の工程からなる式■の化合物を製造するための方法も含む:消化腺をラウレンシ
ア属の紅IKmを常食とするアピルシア・ダクチロメラというアメフラシから採
取する;上記消化腺を適当な極性有機溶媒に接触させて、第1抽出物を得る;当
該第1抽出物を適当な第2の炭化水素に混合して第2溶媒抽出物を作出する;第
2溶媒抽出物を除去する;およびクロマトグラフィー法による本工程からの第2
溶媒抽出物から、または中間のけん化工程後のいずれかからの化合物を単離する
上記各工程。好ましくは第1溶媒がアセトンで、第2溶媒がヘキサンである。
ここに実施態様を述べ、かつ十分に説明してきたように、本発明はまた、ウィル
スを抗ウイルス有効量の式Iまたは、好ましくは式■からなる1種以上の組成物
に接触させることからなるウィルスを阻害するための方法を含む。
上記の一般的な説明および次の詳細な説明はいずれも単に実例的な説明であって
、請求したような本発明の限定を意図するものではないことを理解すべきである
。
本 口のつましい 態様に関する詳 な云゛日次に、本発明に関する現在の好ま
しい実施B41について詳細に言及してみようと思うが、本発明の実施例は、次
の実施例の項に詳しく述べる。
本発明の組成物は次式のものである:
ここに両R1基は同一、かつ水素または低級アルキル基であり、R2は水素、低
級アルキルまたは低級アシル基であり、R3は水素または低級アルキル基であり
、XlおよびX2は同一または異なり、フルオル、クロル、ブロム、ヨードまた
は低級アルキル基である。
好ましくは低級アルコールおよびアシル基は1〜5の炭素原子を有し、より好ま
しくは1〜3の炭素原子を有し、最も好ましくは低級アルコールおよびアシル基
は、単一の炭素原子を有する。
好ましくはXIおよびX2は、同一または異なり、クロルまたはブロム基である
。より好ましくはXlはブロム基であり、Xlはクロル基である。より詳しくは
、本発明の好ましい実施態様は下に示したような構造式■および■の組成物から
なる:本発明では、有効成分として、式■〜■によって同定された前述の組成物
の1種以上の抗ウイルス有効量および薬局法認可の非毒性の増量剤または希釈剤
を含む抗ウイルス性組成物が提供される。抗ウイルス性組成物は使用される条件
に応じて、有効成分を変えてもよいが、活性に必要な最少投与量は、通常、ウィ
ルス細胞の斑形成単位25〜80に対し、50および200マイクログラムの間
にある。薬局法認可の有用な非毒性の増量剤または希釈剤は、限定されるもので
はないが、次の物質:エタノール、ジメチルスルフオキシドおよびグリセロール
を含む。
本発明に従って、弐■の化合物を製造するための方法は次の工程を含む。消化腺
をラウレンシア属の紅藻を常食とするアピルシア・ダクチロメラ属および種のア
メフラシから採取する。この消化腺を個々のアメフラシから外科的に除去する。
次にこの消化腺をアセトンに接触させて、消化腺とその内容物由来のアセトン抽
出物を得る。
次にアセトン抽出物を弱熱または減圧下で蒸発によって濃縮する。
濃縮された抽出物をアセトンに混ぜて、新しいヘキサン抽出物を作出する。ヘキ
サン抽出物を除去して濃縮し、式■による化合物をクロマトグラフィー法で単離
する。どのような適当なりロフトグラフィー法を用いてもよいが、ロバール力ラ
ム(Si−60)を用いたシリカゲルクロマトグラフィー法では、いくつかのク
ロマトグラフィ一工程後に純品を生成することができる。
アセトンとヘキサンがそれぞれ第1および第2溶媒であるので、厳選されたアセ
トンを別の適当な極性有機溶媒(たとえばメチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン、またはエチルアセトン)で置き替えてもよく、ヘキサンを製品(たと
えばペンタン、ヘキサンまたはへブタン)を抽出することのできる別の適当な炭
化水素溶媒に置き替えてもよい。
式■による化合物は、弐mの化合物を製造するための上述の工程を実施し、化合
物■をたとえば水酸化カリウムの0.1%エタノール溶液でけん化させることに
よって、本発明の方法に従って得られる。
本発明では、ウィルスを式I〜■による組成物の1種以上の抗ウイルス有効量と
接触させることからなる方法によって、ウィルス細胞はその増殖が阻害され、死
滅する。上に述べたを動量は、通常ウィルス細胞の斑形成単位25〜80に対し
、50〜200マイクログラムである。式■〜■の化合物は多種多様なウィルス
を阻害するまたは死滅させるのに活性がある。そのウィルスには、これらに限定
されるものではないが、RNAウィルス、すなわち水庖性口内炎ウィルス(rV
SV」)、アデノ、コロナ、レオおよびインフルエンザの各ウィルス、およびD
NAウィルス、すなわち単純庖疹ウィルス■および■(rH3V−IJおよびr
H3V−111) 、7デノ、パボラなどのウィルスが含まれる。
以上の結果は、式■〜■の組成物はこのように阻害または破壊されるウィルスに
よって引き起こされ、宿主である動植物のウィルス感染を防除する際にも有益で
あるに違いないことを示す。本発明の組成物を用いることよって、防除可能なウ
ィルス感染には次のようなものが含まれる。アリーナウィルス、コロナウィルス
、およびインフルエンザウィルスのようなRNAウィルスによって引き起こされ
たウィルス感染、並びにアデノウィルスおよび牛痘ウィルスのようなりNAウィ
ルスによって引き起こされたウィルス感染などである。勿論これらに限定される
ものではない。本発明はまた、植物の共通のウィルス感染を防除するのに有益で
ある。
したがって、本発明の組成物、本発明の組成物を製造するための方法、および本
発明の組成物をウィルスを阻害するのに用いるための方法は、ウィルスを阻害ま
たは破壊し、その結果、本発明の目的を達成するに当たり、当該ウィルスによっ
て引き起こされるウィルス病を防除するのに有効であることが明らかである。。
失−亀一開
今、本発明を実施例によって詳しく説明することにする。実施例は本発明の範囲
を限定しようとするものではない。上記の詳細、かつ一般的な説明と関連して、
本実施例によってさらに本発明の理解を深め、かつ本発明の組成物を製造するた
めの方法を概説する。
次の実施例は、本発明の組成物、工程および方法に関する好ましい実施態様を示
す。調製法が示されていない実施例の原料と試薬は、化学薬品供給公社のような
当業界公知の業者から市販されている。
去1J11
弐■の調製方法:
6尾のアメフラシ(軟体動物、アピルシア・ダクチロメラ)(それぞれ約360
g)を沖縄県営古島で採取した。当地では紅藻類(ラウレンシア属)を常食とす
るアメフラシが観察された。アメフラシの消化腺を取り除き、採取した(全部で
約115g)。この消化腺を適当な容器の中に入れて、この容器に300m j
!のアセトンを加え、当該混合物をオモジサイズしてスラリーを作る。
スラリーを濾過してアセトン抽出物として、これを300m lのアセトンで2
回抽出した。このアセトン抽出物を室温・真空下で濃縮した。この濃縮アセトン
抽出物を、分液ロートで300m lのヘキサンに混合して水溶性懸濁液とした
。このヘキサン分画を全量が3倍となるように300m j!のヘキサン分画で
抽出し、このヘキサンを除去して粗品オイル3.8gを得た。
上記ヘキサン抽出物を3:1のヘキサン/クロロフォルム溶出液を有するシリカ
ゲル充填カラムにかけて、反復工程によってクロマトグラフィー分離を行った。
次に、さらに本製品をSiO□ロバールカラム(Si−60)でクロマトグラフ
ィー精製をして、105〜106の範囲の融点を持った弐■の化合物; 〔α〕
6°−27.8°(CsnCHCj! り ;およびC+y 、H1? 、Br
l % C’ + 、Ox<燃焼分析法による) ;1.1gを得た。
去1引1
式■の調製法:
実施例!の工程を反復して弐■の化合物を生成し、当該組成物を次の工程に従っ
て、式■の化合物にけん化した。
弐■の化合物を0.1%KOHのエタノール溶液に混合し、室温で穏やかに攪拌
して弐■の化合物を生成した。
弐■の化合物を実施例■のようなりロマトグラフィー分離法によって精製して、
174〜176℃の融点を持つ構造式■の製品を得た。
この場合、約70%のエーテル液では、次の式■(融点144〜145℃の範囲
)の製品を精製した。
本 ■に関する化合物の抗ウィルス活性次のアッセイ法を用いて弐■および■の
化合物の抗ウイルス力価を実施例で示すこととした。
星上旦旦:
1 ) 75cm”ノ培iフラスコをインキュベータから取り出す(−該フラス
コは前の週に平板培養された)。
2)培地を吸引する。
3)10mj!のpBsB:たはブックの含塩水で洗浄した。
4)吸引する。
5)10mffのPBSAまたはブックの含塩水で2回洗浄する。
6)吸引する。
?) 2mj!のトリプシン/EDTAを添加する。細胞が3!+[するまで培
養する(10〜20分)。
8)一旦遊離したら激しく振とうして直ちに8mlの培地を加え、再度振とうす
る。
9)細胞数を計測する(0.5m 7!の細胞懸濁液にQ、 1m j!のトリ
バンプルーを加える。5〜10分待機する。血球計で4隅の各区画と5×5列の
中央区画との細胞数を数える。青(染まった細胞を死細胞とする。培養フラスコ
内の10m A当たり全細胞数−生細胞数X 6 XIO’)。
10) 3X10hの細胞数を別の75cm″の培養フラスコに加えることによ
り、セルラインを保つ。新鮮な培地で30m7!とする。
11)アッセイ用として、lXl0’の細胞数を各ウェル(培養皿当たり6個の
ウェル)に加える。各ウェルを新鮮な培地で2mmとする。
12)−夜、37℃で培養する。
2 ) 200pfuHS V −Iを含む培地0.5m 12を加える。
3)わずかに振とうさせながら約2時間培養する。
4) 2mj!のM C−4000を各ウェルに加える。
5)ディスクを培地表面にあてがって押える(粗抽出物用として1 mg/ディ
スク、o、smg/ディスク、0.25mg/ディスク、など)。
6)48時間培養する(プレート皿が水平に保たれているのを確かめること)。
員土旦旦:
1)2mlのニュートラルレッド培地を加える。
2〉−夜培養する。
第5日月
1)ウェルを読み取る。たとえば26(++)の場合、26は細胞毒性のゾーン
を直径(12,5mm〜36mm) 、また(++)は斑形成の阻害度を表す。
;完全な阻害(+++):ウエル外周辺の2.3の斑形成(++) ;明らかに
阻害あり(+);阻害不明(+/−) ;阻害なしく−):完全細胞毒性により
無表示。
第7日月
第18目に再度反覆を開始する。
■、処方箋
1βのGIBCOMEM(+アーμの含塩を含む非必須のa、a、)
2.2gのNaHCO3
50m j!の子牛血清
105単位のペニシリン、50mgのストレプトマイシンM C−4000
旦豆隻垣5001を作製して、半量(濃度として2倍)とする。
500mj!、2%V/W 、4000cpsメチルセルロースニユートラルレ
ツド培地
(常時、新鮮なものを作製)
旦墨壇上500m 7!を作製して半量(濃度として2倍)とする。
500mj、4%V/W 、15cpsメチルセルロース貯蔵溶液より100m
gのニュートラルレッド11又傅食嵐産孜
17!の蒸留水に次の物質を加える:
8、OOg NaCj2
0.408 KC7!
0.15g KH2P0゜
0.29g NaJPOa H7HzO2、On+j! 1 %フェノールレッ
ド1.10gグルコース
蒸気殺菌をする。
トリプシン−EDTA
11にするために:
2gのDIFCO1−250)リプシン+0.2gのEDTAをLoom l中
に「を8解」する。
プヱL立遺塩
滅菌フィルタ
900m j!の滅菌した173ヴ郭り監を加える。
PBSA
1pの蒸溜水に次の物質を加える8
800g NaC6
0,20g KC7!
1.50g NazHPOn ・7Hz00.25g KH2PO4
蒸気殺菌をする。
次の抗ウイルス阻害活性の結果が、5日目における弐mおよび■の化合物を用い
て得られた。
量 H5V−I VSV
工 程 化合物 mgms 細胞毒性 活 性 活 性1 m 400 10m
m + + +2 m 200 0mm + + +
3 m 100 0mm + −、+
4 m 50 0mm O+ −
5rV 400 12111111 + ++6 1V 200 0mm +
++
本発明の詳細な説明、実施例およびここに提示された用途例により制約を受ける
ものではなく、また、本発明の精神から逸脱することなく変形することができる
。たとえば、フッ素化チャミグレンのような実施例1および2に示した他のチャ
ミグレン誘導体は、上に述べた好ましい実施態様と類似の有用な抗ウィルス活性
を有してもよいことが注目され得る。さらに、ここで請求したような組成物を、
たとえば鎮痛剤利用のような他の有用な利用に供してもよい。
したがって、本発明は、変形例ならびに当該発明の展開例を取り扱うべく意図さ
れたものである。ただし、それらの例示は添付された請求の範囲とその等個物の
範囲内にあるものとする。
国際調査報告
1*+l++++Ile+nl^””l−””oPCT/1Js8510246
8ANNEX To THE INTERNAT工0NAL 5EARCHRE
PORT QNINTERNATIONAL APPLICATION No、
PCT/US 8S10246B (SA 11679)Us−A−4162
30824707779Non@
Claims (18)
- 1.一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、両R1基は、同一でかつ水素または低級アルキル基であり、R2は水 素、低級アルキルまたは低級アシル基であり、R3は水素または低級アルキル基 であり、X1およびX2は同一または異なり、フルオル、クロル、ブロム、ヨー ドまたは低級アルキル基である)を有する組成物。
- 2.上記低級アルキルおよびアシル基が、1〜5の炭素原子を有する請求の範囲 第1項記載の組成物。
- 3.上記低級アルキルおよびアシル基が、1〜3の炭素原子を有する請求の範囲 第1項記載の組成物。
- 4.上記低級アルキルおよびアシル基が、単一の炭素原子を有する請求の範囲第 1項記載の組成物。
- 5.X1およびX2が、同一または異なり、かつクロルまたはブロム基である請 求の範囲第1項記載の組成物。
- 6.式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、Rは、Hまたは▲数式、化学式、表等があります▼である)を有する 組成物。
- 7.Rが▲数式、化学式、表等があります▼である請求の範囲第6項記載の組成 物。
- 8.RがHである請求の範囲第6項記載の組成物。
- 9.有効成分として、請求の範囲第1項記載の上記組成物の1種以上の抗ウイル ス有効量、および薬局法認可の非毒性の増量剤または希釈剤を含む抗ウイルス性 組成物。
- 10.有効成分として、請求の範囲第6項記載の上記組成物の1種以上の抗ウイ ルス有効量、および薬局法認可の非毒性の増量剤または希釈剤を含む抗ウイルス 性組成物。
- 11.紅藻類を常食とするアメフラシ(アピルシア・ダクチロメラ)由来の消化 腺を採取し; 上記消化腺を適当な極性有機溶媒に接触させ、請求の範囲第1項による組成物ま たはその誘導体を抽出し;および請求の範囲第1項記載の組成物を単離する;と いう工程を含む請求の範囲第1項記載の組成物を製造するための方法。
- 12.さらに請求の範囲第1項記載の組成物の誘導体を変換して請求の範囲第1 項記載の組成物とする中間工程を、請求の範囲第1項記載の組成物を単離する前 に含む請求の範囲第11項記載の方法。
- 13.上記紅藻類がラウレンシア属で、上記極性有機溶媒がアセトンである請求 の範囲第11項記載の方法。
- 14.ラウレンシア属の紅藻類を常食とするアメフラシ(アピルシアダクチロメ ラ)からの消化腺を採取する;上記消化腺を第1極性有機溶媒に接触させて、第 1抽出物を得る; 上記第1抽出物を第2炭化水素溶媒に混合して第2溶媒抽出物を得る; 上記第2溶媒を除去する; 次いで、クロマトグラフィによって請求の範囲第7項記載の化合物を上記第2抽 出物から単離する; という工程を含む請求の範囲第7項による組成物を製造するための方法。
- 15.第1溶媒がアセトンで、第2溶媒がヘキサンである請求の範囲第14項に よる方法。
- 16.ラウレンシア属の紅藻類を常食とするアメフラシ(アピルシアダクチロメ ラ)から消化腺を採取する;上記消化腺をアセトンに接触させてアセトン抽出物 を得る;上記アセトン抽出物をヘキサンに混合してヘキサン抽出物を作出する; 上記ヘキサン抽出物を除去する; クロマトグラフィーによって請求の範囲第7項記載の組成物を単離する; 請求の範囲第7項記載の上記化合物を水溶性アルカリ溶液を用いてけん化する; 次いでエタノール抽出物によって請求の範囲第8項記載の組成物を単離する; という工程を含む請求の範囲第8項による化合物を製造するための方法。
- 17.ウイルスを、請求の範囲第1項記載の組成物の1種以上の抗ウイルス有効 量と接触させることからなる宿主内ウイルスを阻害するための方法。
- 18.ウイルスを、請求の範囲第6項記載の組成物の1種以上の抗ウイルス有効 量と接触させることからなる宿主内ウイルスを阻害するための方法。
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