JPS62502246A - 履物用の歩行用具ないしは滑り止め手段 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 履物用の歩行用具ないしは滑り止め手段本発明は１歩行用具ないしは滑り止め手 段として、履物の下に装着するよう゛意図した装置で、前方と後方の固定部材に よって履物の前部と後部に固定するトレッド（踏面）手段から成る装置に関する 。

履物、特に剛直な足部を有するスキー靴による歩行を助成ないしは滑る危険を低 減するために多（の装置が製作されている、そのような装置の例は、　ＵＳ−Ｐ Ｓ　３９６５５８６および　４１５６３１６、　ＤＨ−Ｏ３２２２３４８０，２ ４２４８７５および２６５２６５４．およびＮｏ−ＰＳ　１３９０７３に記載さ れている。これら先行技術装置の問題は、これらが異なるサイズの靴には適用で きないこと、簡単な方法でしっかり固定することないしは履物から素早く取り外 すことができないこと、また使用後に小さなスペース、例えばズボンのポケット などに収納できるような形状とならないことである。

したがって１本発明の第一の目的は、各種のサイズの靴に通用することができ、 簡単な方法で固定すること且つ素早く取り外すことができ、且つ使用後にはズボ ンのポケットのような小さなスペースに収納できるような小さな形状になる歩行 用具ないしは滑り止め手段を提供することにある０本発明にしたがってこの目的 を達成できるが９歩行用具ないし漬り止め手段は。

本明細書の請求の範囲第１項に述べる特徴を有することになる。

本発明のトレッド手段は、ジグザグ状で１通常は履物よりもかなり短く、小さな スペースに収納しやすく、またこのジグザグ形状のおかげで、トレッド手段を引 き伸ばして、したがってジグザグ形状を縮んだ状態からもっと長く伸ばした状態 にすることによって、長さを長くすることができる。またこのジグザグ形状のお かげで９種々のサイズの履物に長さが適合するようにトレンド手段を様々な程度 に引き伸ばすことができ、またその状態によってトレッド手段を固定しやすり、 履物にしっかりと固定した状態に保つことができる。

以下、添付図面を参照しながら２本発明をさらに詳しく説明する。

第１図は１本発明による装置の通常形状の平面図である。

第２図は０本装置の側面図である。

第３図は９本装置の正面図である。

第４図は、靴ないしは長靴に用いるために伸張途中の状態にある本装置、および 、靴ないしは長靴に装着した後の伸長ないしは伸張した状態の本装置の側面図で ある。

第５図は、靴ないしは長靴に装着した後の伸張した状態の本装置の平面図である 。

第６図は、縮めてリングをかぶせた状態の本装置の平面図である。

第７図は、縮めた状態の本装置の正面図である。

第８図は、縮めた状態の本装置の側面図である。

添付図面に図示した装置１は９歩行用具ないしは漬り止め手段として、履物、即 ち靴ないしは長靴２．望ましくは剛直な足部を有するスキー靴の裏面に装着する ものである。

本装置ｌは、履物２の前部と後部に各々前方固定部材と後方固定部材４．５によ って固定できるトレンド手段３から成る。

図示したトレンド手段３は、ゴム材料ないしはそれに相応する弾性重合体で製作 し、また前方端部と後方端部の各々７．８間で伸張した状態を維持するジグザク 形状のバンド６から成る。

引き伸ばしていない通常の形状（第１図参照）では、ジグザク形状のベルト６の 繰り返し部９は、トレンド手段３が伸長ないしは伸張する方向Ｔを概略横断する 方向に伸びる。さらに、繰り返し部９の中央部１０は互いに、前述の繰り返し部 ９の厚さをわずかに上回る程度の距離だけ離れる（ここに示した実施態様におい ては、中央部１０間の間隔、は５ｍｌ１１であり、繰り返し部９の厚さは４　ｗ ａＭである）、繰り返し部９は遷移部分１１を介して互いに連続しており、遷移 部分の内側は望ましくは丸め、外側は外側トレンド部１２が形成される。この外 側トレッド部は、それに接続する２つの繰り返し部９よりも幾分か厚い。（ここ に示す実施態様において、外側トレンド部は１２　ａｍであり、２つの伸縮部の 厚さの合計は８１である）。

ジグザク形状のバンド６は、前方端部７および後方端部８の各中央部につながり 、それによってトレンド手段３を伸長した時に、ジグザク形状のバンド６が前述 の端部７，８に不均等に荷重をかけないようにする。端部７，８は、ジグザク形 状のバンド６よりかなり厚（、実質的に厚さは高さと同じである。端部７．８の 長さは、実質的に靴の裏面１７の幅に相応し、さらに、前述のトレンド手段が通 常形状である時に、両端部の間にあるトレッド手段３０部分の長さに相応する。

あるいは、前述の端部７，８の長さは、トレンド手段３が通常形状である時の前 述の中間部分よりも幾分か短かめである。端部７．８を相対的に頑丈に製作する ことによって１歩行時に端部が地面に当たる際に生じる荷重に耐えやす（するこ とができる。６ａ部７．８は比較的に強固であるので、固定部材４．５の取りつ けも安定する。

トレッド手段３の片側１３．即ち履物２に当たる面は平面であり、トレンド手段 ３の反対側１４は、トレンド手段３の中央部が最も高く、端部７，８に向かって 高さが徐々に低くなるように設計する。従ワて、ジグザク形状のバンド６の繰り 返し部９は接続しているので、トレッド手段３の伸長によって多かれ少なかれ引 き伸ばされると、それらは全体として面１４を弓形にする。こうして、引き伸ば した状態のトレンド手段３を履物２の下に固定すると、ジグザク形状のバンド６ は、Ｂ物の裏面ニ沿って伸長し且つ前述の履物の爪先１５の先端と踵１６の後端 のそれぞれ少し内側で終端を有する弓形面１４−を形成する。それによって、前 方方向では、弓形面］４の延長面は実質的に履物の爪先１５の先端と裏面１７と の間の履物の端部に達し、後方方向では、弓形面の延長面は履物裏面１７とｌ￥ ！１６の後端との間の端部に至る。弓形形状は１円の弓形部に一致するか実質的 に一致してもよい。

これによって、トレッド手段３は適切に傾斜をつけた裏面１４をもたらし１足の 歩みはこの裏面を快適に「転がる（ｒｏｌｌ　ｏｆｆ）」ことになり、特に足の 歩行運動を阻害する剛直な足部のあるスキー靴にトレンド手段３を使用する場合 には歩行がずっと楽になる。

トレンド手段３を縮んだ通常形状から伸長ないしは伸張すると、ジグザク形状の バンド６の繰り返し部９は、トレッド手段に掛かる引き伸ばし応力に応じて、相 互にある程度真っ直ぐに伸びる。トレッド手段３は９図示した長さの履物２に固 定することができる。固定すると、ジグザク形状のバンド６は引き伸ばされたジ グザグ形状（第５図）となるが９例えばさらに長い履物２に固定するためにさら に引き伸ばすと、前述のバンド６のジグザク形状はさらに伸長する。ジグザク形 状のバンド６が実質的に真っ直ぐに伸張した段階でバンド６はその最大長さに達 するが、トレッド手段３を弾性材料で製作するので、さらに引き伸ばすことは可 能である。

ジグザク形状のバンド６を引き伸ばせば引き伸ばすほど５バンドは薄くなる。外 側トレンド部分１２の長さが履物２の幅の約２５％以上に相応する時、バンドを ほとんど完全に１直線に伸ばしたとしても、バンド６の最も薄い部分は履物の幅 の５０％未満にはならない、バンド６の前述の最小幅は９歩行時の側方の安定性 を確保するのに十分であるが、特に端部７，８はほとんど履物の幅と同じにする ことが望ましｌ、、％　、履物の幅とトレッド手段３の寸法の比を適切にすると 、トレッド手段３を履物２に固定した後の伸張したバンド６の幅は、その外側ト レンド部分１２の幅も含めて、履物の幅よりも僅かに小さいだけであり、外側ト レッド部分１２は、バンド６の伸長の程度に関係なく、伸長の方向Ｔ（したがっ て１歩行の方向）を横断する方向となる（第５図を参照のこと）。

後方固定部材５は剛性の金属ヨークから成り、それは連続した軸受部材１８によ って後方端部８に旋回可能に保持される。ヨークは連続した軸受部材１８から曲 がって突き出た柄部１９．２０を有し、これら柄部は、柄部に対して傾斜角度を 有する連結部２１によって互いに接続する。柄部１９，２０の間隔は、履物２の 踵２２の幅か、僅かにそれを上回る程度である。柄部に対して傾斜角度を有する 連結部２１のサイズは、前述の連結部が踵２２の後方に突出する部分の上端２３ に位置するように定め、さらに、連結部が踵２２から上方←伸びる履物２の部分 ２４に係合するように設計する。側面から見ると、柄部１９．２０と連結部２１ とは互いに角度αをなし、この角度αは９０度を上回り１例えば、約１２０度で ある。ヨークをこのように設計することによって、トレッド手段３を引き伸ばし た時に生じるトレンド手段３がその通常の状態に縮まろうとする力によって、ト レンド手段３は連結部２１を上端２３に対して下方に押さえっけ、その状態を保 持する。

前方固定部材４は剛性の金属ヨークから成り、それは連続した軸受部材２５によ って前方端部７に旋回可能に保持される。ヨ一りは連続した軸受部材から曲がっ て突き出た柄部２６．２７を有し、これら柄部は、柄部に対して傾斜角度を有す る連結部２８によって互いに接続する。柄部２６．２７の間隔は９ｗｉ物２の爪 先２９０幅を上回る。柄部に対して傾斜角度を有する連結部２８のサイズは、連 結部２８が爪先部２９の前方に突出する部分３１の上端３ｏに位置するように定 め、さらに、前述の連結部２８が前述の突出部３１から上方に伸びる履物部材３ ２に係合するように設計する。側面から見ると、柄部２６，２７と連結部２８と は互いに角度βをなし、この角度βは９０度を超える角度であり、望ましくは約 １２０度である。ヨークをこのように設計することによって、トレンド手段３を 引き伸ばした時に生じるトレッド手段３がその通常の状態に縮まろうとする力に よって、トレンド手段３は連結部２８を上端３０に対して下方に押さえつけ、そ の状態を保持する。

装置１を圧縮した形状にすると小さな場所に収納することができるが、装置を圧 縮した時に固定部材４，５を互いにはめ込みやすいように、前方固定部材４は後 方固定部材５よりも幾分か幅を広くしてもよい。

装置１を履物２に固定する方法は簡単である。まず、たとえば前方固定部材４を 持ち、装置１を履物２の下に置いて、後方固定部材５の連結部２１を踵２２の上 端２３に置く、この時、装置１は第４図に一点鎖線で示した位置にあり、トレン ド手段３は通常の形状である０次に、前方固定部材４を前方方向（第４図矢印Ｔ ）に引くと、トレンド手段３のジグザク形状のバンド６は伸長する。前方固定部 材４は、爪先１５の先端を超えてぐるりと回るように前方方向に引っ張る。前方 固定部材４を回してその連結部２８が前方に突き出した部分３１の上方に来れば 、前述の固定部材４を手から放してもよい、そうすると、伸長したトレンド手段 ３は、その収縮しようとする固有の力によって、トレフド手段の固定部２８が履 物２の上端３０と上方に伸びる部分３２と噛み合うまで固定部材を下方且つ後方 に引っ張る。その結果、装置１は履物の下に第４図および第５図に図示した位置 におさまり、装置１の一番高い部分は踵と爪先との概略中央にあり、それによっ て、特に後方固定部材５は歩行時に装置１に側方荷重が掛かる場合に装置１を所 定の位置に保持するのに役立つ、しかしながら、靴ないしは履物の裏面１７に係 合するトレンド手段３の全ての部分も、装置１に側方荷重が掛かる場合に装置１ を所定の位置に保持するのに役立つ。

歩行をずっと快適にする望ましい丸みを帯びたあるいは傾斜を付けた弓形面１４ をもたらすトレンド手段３に加えて、ジグザク形状のバンド６と、その上にある 外側トレッド部１２と、前方および後方端部７，８とは、履物の下の滑りを防止 する部材をもたらすが、それはこれら部材の殆どが歩行方向を横断する方向に延 びているという事実によって促進される。

最初に履物２に後方固定部材５を固定するかわりに、先ず前方固定部材４を固定 させてもよい、装置を幾分か伸張させて。

固定部材４，５のいずれかを下げて履物２の踵かまたは爪先よりも下げることに よって、装置を簡単に取り外すことができる、そうすれば、もう一方の固定部材 も外れ、トレンド手段３はその通常の形状に収縮する。

装置１をかたずける前に雪や泥を除去するために、固定部材４．５の一方を保持 して本装置を足か何かに軽く叩きつけることによって、簡単に完全にきれいにす ることができる。装置１のサイズは１通常の形状にある時は、バッグの中などど こでも次の機会に使用するのに９例えばスキーを行った後にスキー場から車に向 かうのに都合のよい場所に収納しやすい大きさである。しかし、装置１のサイズ はその通常の形状から圧縮形状に圧縮することによってさらに小さくすることが 可能であり、圧縮した場合の装置１の長さは、端部７，８と全ての外側トレッド 部１２の厚さを合計したものに相当する（第６図を参照のこと）。トレッド手段 ３の圧縮後、固定部材４．５の向きを変えてトレンド手段３の側面１４にかぶせ 、互いに重なるようにする（第８図）。そうすると１本装置の全長および高さは 、圧縮した時のトレンド手段３の全長と高さとほとんど等しくなる。

固定部材４．５を互いに押しつけることによって固定部材４．５がひっかかるよ うに設計すれば、トレンド手段３は圧縮した形状に保つことができる。これと共 に、あるいはこれの代わりに、トレッド手段３を圧縮した上でかぶせる保持リン グ３３を用いて、前述の手段を圧縮した形状に保持することも可能である（第８ 図を参照のこと）、保持リング３３はほぼトレンド手段３と同じ幅で（第６，７ 図を参照のこと）、装置１を濡れた状態あるいは湿った状態でポケットなどに収 納した場合に衣類が濡れないように、湿気を吸収するための吸湿素材で製作する か、吸湿素材を表面に使用してもよい。

トレッド手段３０通常形状は完全に圧縮した状態ではないが、その製造過程にお いて、また伸長した際の形状に関して幾つかの利点があり、またトレッド手段３ は使用後に完全に圧縮する形状のものよりも清掃がしやすい。

図示した装置ｌのサイズは、第４．５図に示した履物のサイズとよく適合してい る。装置１を履物２に固定した場合、ジグザク形状のバンド６は、繰り返し部９ と歩行方向Ｇとが成す角度Ｔが約３０”より大きく広がらない程度に伸張する。

この形状によって繰り返し部９は効果的な滑り止め効果を提供し、外側トレンド 部１２は履物２の底面のほぼ縦側面にまで伸張する。しかしながら、装置１はも っと短い履物にも、もっと長い履物にも用いることが可能である。Ｂ物が短けれ ば、角度γはもっと大きくなり、外側トレッド部１２は履物の底面の縦側面にさ らに近づ＜、ａ物が長ければ、角度Ｔはもっと小さくなり、外側トレッド部１２ はもっと内側になる。しかし、外側トレッド部１２は、たとえそのジグザク形状 のバンド６が完全にないしはほぼ完全にのびきった状態、即ち角度Ｔがほとんど ０°となるような長い履物に装着した場合でも、歩行中に必要な側面安定性が得 られるだけの長さである。

本発明による装置１の基本的特徴、即ち、必要な歩行の快適さないしは滑り止め 手段を保ちながら種々の長さの履物に通用できること９種々の長さの履物に簡単 な方法で固定できまた取り外しできること、および使用後にしまい込み易いこと は、請求の範囲第１項に記載した特徴によって直接に達成できる。ここに記述し 図面に示した装置は本発明の特に優れた実施態様であるが、その基本的な特徴を 失うことな（様々な形状とすることができる。即ち、トレンド手段３は全体を１ ユニツトとして、その全部分を弾性体とし、非外装ないしは外装ゴム素材あるい は類似の弾性重合体素材から成るものとしてもよい、あるいは、トレンド手段３ は、すべてゴム素材とは異なる素材から成るか、ないしは部分的にゴム素材ない しは類似の弾性重合体素材を用い９部分的に別の素材で構成してもよい、いずれ にしても、トレンド手段３は部分的に弾性とすることが可能であり。

即ち、ある部分は非弾性とすることが可能である。トレンド手段３のジグザク形 状のバンド６は、枢軸的にたがいに連結し。

バンドを収縮するためにバネ手段を用いる繰り返し部としてもよい０図示したト レッド手段３では、ジグザク形状のバンド６は履物の下で垂直に立つようにして あり、この姿勢は伸長の程度には関係な（保持される。履物の下を横断するうね を備えるようにトレンド手段３を設計することは可能であるが、そうするとトレ ッド手段３を伸張すればする程、うねの高さは減少する。

このようにトレッド手段には多くの代替実施態様が本発明の範囲で可能であり、 さらに、トレンド手段３の地面のつかみを改善するために、トレッド手段は、ダ ボ、スパイク、あるいはそれらと類似したトレッド手段３よりも硬質の材料を用 いて製作してもよい。

固定部材４．５の形状も変えることが可能である０例えば。

同じ幅で弾性素材かないしは別の素材でもよい、前方および後方固定部材４．５ を互いに結びつけることが望ましい場合もある。これは、２本の紐ないしは類似 のものを用いて、１本は履物の内側にそって、もう一本は外側にそって用いる。

これらの紐は履物の上を渡す連絡紐によって互いに結びつける。この構造は、装 置１を極めて堅固に履物２に固定する。

本発明の装置１は、特にスキー靴に使用することを意図したものであるが、当然 のことながら、その他の種類の履物に用いて同じ優れた特徴を発揮することがで きる。

国際調査報告

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. １．歩行用具ないしは滑り止め手段として履物の下に固定する装置で，前方およ び後方固定部材（各々４，５）によって履物（２）の前部と後部に固定すること が可能なトレッド手段（３）から成り，トレッド手段（３）がジグザク形状をし ており，その通常形状が履物（２）よりもかなり短く，そのジグザク形状を伸長 することによってトレッド手段の長さが増すと真っ直ぐに伸び，それによって前 述のトレッド手段を履物に固定することが出来ることを特徴とするもの。
2. ２．請求の範囲第１項の装置で，ジグザク形状のトレッド手段（３）の中央部が 最も高いか，ないしはもっとも硬質になっており，それにより前述のジグザク形 状のトレッド手段の中央部が実質的に履物（２）の爪先と踵の間に位置するよう にしたことを特徴とするもの。
3. ３．請求の範囲第１項乃至第２項の装置で，ジグザク形状のトレッド手段（３） が，ジグザグ形状のバンド（６）の形の伸長可能な部材を備え，該部材がその通 常の形状においてジグザク形状の繰り返し部（９）を有し，全体として，履物（ ２）にそって，連続的な伸張した裏面（１４）を形成するようにし，裏面は側面 から見ると弓形で，下方から見ると多少伸張したジグザク形状であることを特徴 とするもの。
4. ４．請求の範囲第３項の装置で，繰り返し部（９）が互いに連続する遷移部分（ １１）において、ジグザク形状のバンド（６）が，前述のジグザク形状のバンド の伸張方向（Ｔ）を横断する方向に伸びた外側トレッド部（１２）を備え，前述 の外側トレッド部の長さが，装置（１）を固定する履物（２）の幅の２５％とな るか，あるいはそれを超えることを特徴とするもの。
5. ５．請求の範囲第３項乃至第４項の装置で，該装置が該装置を固定する履物（２ ）に対応した長さを有し，装置（１）を履物に固定した時に、ジグザク形状のバ ンド（６）の繰り返し部（９）が歩行方向（Ｇ）に対して角度（γ）をなして伸 張し，それによって前述のトレッド部（１２）が履物（２）の裏面（１７）の縦 の側面にほぼ達することを特徴とするもの。
6. ６．請求の範囲第３項乃至第５項の装置で，ジグザク形状のバンド（６）が，装 置（１）を履物（２）に固定した時に前述の履物の歩行方向（Ｇ）に対して横断 方向に延びるようにした２つの端部（７，８）のあいだで伸張し，前述の両端部 が履物の裏面（１７）の幅に実質的に相応する長さであり，履物の前方および後 方部に装置（１）を固定するように、前述の両端部に固定部材（４，５）を軸受 けで保持することを特徴とするもの。
7. ７．請求の範囲第６項の装置で，ジグザク形状のバンド（６）が，両端部（７， ８）の中央部に接続されることを特徴とするもの。
8. ８．請求の範囲第１項乃至第７項の装置で，前方および後方固定部材（各々４， ５）を有し，前述の固定部材は，トレッド手段（３）に具備され且つ互いに連結 部（各々２８，２１）によって接続された柄部（各々２６，２７および１９，２ ０）を有し，前述の連結部は履物（２）の前部および後部において上方に伸びる 部分（各々３２，３４）の周りに至るようにし，履物のそれぞれ前方および後方 に突出した部分によって定まる上端（各々３０，２３）に上方から係合し，前述 の固定部材（４ないしは５）の少なくとも１つの固定部材の柄部の間隔は，その 固定部材が固定される履物の部分の幅に相応するか，あるいは少しそれを上回り ，前述の固定部材（４，５）は軸旋可能なようにトレッド手段（３）に接続され 、柄部（２６，２７；１９，２０）は，装置（１）を履物（２）に固定すると， 側面から見ると，それぞれの連結部（２８；２１）に対して角度（α）を成すよ うに伸張し，連結部がトレッド手段のそれぞれの上端（３０；２３）に対して下 方に押さえつけられることを特徴とするもの。
9. ９．請求の範囲第１項乃至第８項の装置で，トレッド手段がその通常の形状にあ る場合，トレッド手段（３）の部分を形成するジグザク形状のバンド（６）の繰 り返し部（９）が互いにある間隔で延びていることを特徴とするもの。
10. １０．請求の範囲第９項の装置で，トレッド手段（３）がその通常形状から圧縮 形状に圧縮可能であり，前述のトレッド手段がそれに具備した固定部材（４，５ ）によって，ないしは，前述の固定部材を互いにはめ合わせた後にその上にかぶ せた保持リング（３３）によって，圧縮形状に保持されることを特徴とするもの 。
11. １１．請求の範囲第１０項の装置で，保持リング（３３）が吸湿性素材から成る か，または吸湿性材料を含むことを特徴とするもの。
12. １２．請求の範囲第１項乃至第１１項の装置で，トレッド手段（３）がゴム素材 あるいは相応する弾性重合体のユニットから成り，剛性のヨーク形状の金属固定 部材が前述のトレッド手段に具備されることを特徴とするもの。
13. １３．請求の範囲第１項乃至第１２項の装置で，トレッド手段が滑り止め手段と してスパイクないしは同等のものを具備することを特徴とするもの。
14. １４．請求の範囲第１項乃至第１３項の装置で，履物（２）にトレッド手段（３ ）を固定するための前方および後方固定部材（４，５）が，履物の上に渡した紐 ないしは同様のものによって履物に固定できることを特徴とするもの。