JPS62501964A - 吸収パッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、病院や看護ホーム等で特に育利なナプキンとして用いられうる改良さ れた吸収パッドに関する。

本発明の主たる目的は、多量の流体を収容するように機能する複数の層よりなる 改良された吸収パッドまたはナプキンを提供することである。

本発明の他の目的は、互いにかつ他の層から分離していて、液体の流れを最も効 率的なルートで流す複数の空気セルよりなるクッション層を具備した吸収ナプキ ンを提供することである。

本発明の他の目的は空気セル層の縁端上に延長していてその空気セル層゛の表面 からその空気セル層の下方に存在する他の吸収層までの液体の流れを方向づけか つ改善する芯材籾層を空気セル層の頂部に設けることである。

本発明の他の目的は、芯材籾層が空気セル層のまわりに完全に巻きつけられてい るナプキン構造を提供することである。

本発明のさらに他の目的は、液体不浸透性層が高度の吸収性層の下面に付設され またはその上に形成されており、吸収性層から支持構造への液体の通過を阻止す るようになされたナプキン構造を提供することである。

本発明のさらに他の目的は、製作が比較的安価でありかつ処分可能で、洗たくす る必要のない吸収ナプキンを提供することである。

これらの目的および他の目的ならびに利益は、複数の層よりなり、かつ空気セル 層と、このセル層の頂部を被っておりかつそのセル層の少なくとも１対の縁端の まわりに巻きつけられた吸収性の基材料層と、液体吸収層と、液体不浸透性層を 少なくとも具備したナプキンによって実現される。このナプキンは、吸収性の基 材料層が、セル層からそのセル層の下方における吸収性層に液体を最大限にはね のける作用をするように、セル層のまわりに完全に巻きつけられた構造とするこ とも含む。

米国特許第３４６８３１１号のように、他の発明者等がこれらの問題を解決しよ うと試みたが成功していない、なお、前記米国特許は、下方における吸収性の高 い層への流体の通路を与えるための複数の液体透過性の細孔を設けられた気泡層 を有する吸収バンドに関するものである。

上記米国特許の吸収パッドは、空気セル・クッション頂部層と、液体吸収層と、 底部液体不浸透性層よりなる。最上層は空気セル・クッション層よりなり、かつ 底部層は液体不浸透性プラスチック・シートよりなり、クッション層と不透過性 プラスチック・シートとの間には吸収性の高い層が配置されている。最上部の層 は複数の空気または他の流体が充填されたセルを与えるように組立てられた１対 のプラスチック・シートよりなり、それらのセルはシートの対向面を互いに封着 することによって形成された隔壁帯域によって互いに離間されている。セルの間 および隔壁には、クッション層から吸収層への一般的に制限されない液体の流れ を許容するのに十分なだけ大きい複数の細孔が存在している。

米国特許第４３６００１５号は、格子材料によって分離され、かつ巻きつけられ た面に接触する外部層によって一側を被われかつ耐湿性障壁によって他側に被わ れた２つの吸収層を有する多層吸収構造に関する。吸収層に隣接した外側の巻き つけられた接触層は非製織のものでありうる。次の格子層は非吸収性であるが、 吸収されるべき流体が通過する開孔を有している。次の層は吸収材料であり、外 部層は流体障壁である。

おそらく関連のあるものと思われる他の米国特許の番号を下記に挙げる。

本発明につき、それの他の目的とともに、さらによく理解するために、図面につ いての下記の説明を参照すべきであり、かつそれの範囲は末尾における請求の範 囲に指摘される。

第１図は本発明の教示に従って構成されたナプキンの一部分を破断した上面図で ある。

第２図は第１図の線２−２に沿った図である。

第３図は本発明の他の形態の断面図である。

第４図は本発明のさらに他の形態の断面図である。

図面を参照すると、改良されたナプキン８は少なくとも４つの層で構成されてい る。全体として１０で示された最上層は空気セル・クッション層よりなり、１２ は吸収性の高い基材料層を示しており、これは空気セル層の空気セルの頂部を完 全に被っておりかつ空気セル層の少なくとも対向した１対の側部１４のまわりに 巻きつけられている。基材料層１２の下に折りたたまれた部分のすぐ下には詰め 物等の吸収層１５があり、かつ底部層１６は液体不浸透性プラスチック層である 。

最上層１０は、複数の気泡またはクッション２２を形成するように互いに封着さ れた１対の液体不浸透性プラスチック・シート１８および２０よりなっている。

気泡は、シート１８および２０の対向した部分を互いに封着することによって形 成された封着領域２４によって互いに分離されている。好ましくは、気泡２２は 、頂部層への流体の制御されていない流れがその頂部層上で分割されかつ離間さ れて流体がその層の縁端をオーバーフローしないような個数だけ存在している。

基材料層１２は気泡層１０上に配置されかつ気泡層１０の少なくとも１対の縁端 または側部１４、好ましくはすべての側部１４上で折りたたまれている０層１２ の折りたたまれた部分２６はほんの短い距離だけ内方に延長していてもよいが好 ましくは気泡層１０の下面のすべてを被うであろう。

基材料層１２は祇タオル等よりなりうるちのであり、液体が気泡層１０の縁端へ とそして縁端１４をこえて下方の吸収層へと非常に迅速に移動する。

吸収層１５は、吸収性の高い材料、合成繊維、製織、非製織または多孔質材料の うちの任意のものよりなりうる。合成繊維のマントまたはバット、合成繊維の混 合物、非製織セルロースバットまたはオーブンセル・スポンジ状シートを使用す ることによって良好な結果が得られた０本発明の特定の実施例では、吸収層１５ は綿詰め物よりなり、そして底部層１６はプラスチックよりなっている。

使用時には、第４図に示された実施例は、余剰液体をペロン層２８に伝達するセ ルロース・ティシュ一層３０を通じて液体を受取る。層３０からの余剰液体はペ ロン層２８に送られ、そして上方の祇タオル芯材料層１２に送られ、この基材料 層が気泡層１０の縁端１４のまわりで液体をある程度内側からはじき、その場合 、液体の大部分は上方の基材料層１２によって気泡１１０に送られる。上方に突 出した気泡２２は入来液体に対して障壁パターンを与えかつ液体の流れを多数の 小さい流れまたはリバーレットに分割し、これらの小さい流れが縁端１４に移動 しそして下方の悪材料層１２ａ内に放出され、吸収Ｎ１５の表面を横切って放出 されることになる。底部層１６は液体が吸収層から逃げるのを防止する。

上記の記述により、本発明は、複雑でない安価な構造によって、吸収ナプキン内 の液体を良好に制御し、所望の目的を達成したことがわかる。

本発明の好ましい実施例と考えられるものについて記述したが、本発明から逸脱 することなしに種々の変更および修正がなされうろことは当業者には明らかであ ろう。従って、請求の範囲では、本発明の真の精神および範囲に入るそのような 変更および修正のすべてを包含するものである。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. １．複数の層よりなりかつセルを有する頂部、底部および縁端を有する空気セル 層と、このセル層の頂部上に少なくとも配置されかつ前記セル層の底部に隣接し て配置された縁端のまわりに巻きつけられた部分を有する芯材料層を少なくとも 具備しており、前記空気セル層は１対のプラスチック・シートよりなり、それら のプラスチック・シート間には複数の空気セルが形成されており、それらのセル はほとんどすべて上方のプラスチック・シートに形成され、かつ前記セル層がそ れを通過する液体に対する液密の障壁を形成している吸収ナプキン構造。
2. ２．請求の範囲第１項記載のナプキンにおいて、芯材料層が前記セル層を、それ の頂部、側部および底部を含めて、完全に包囲している前記ナプキン。
3. ３．複数の層よりなりかつ縁端を有する上方および下方のプラスチック・シート で形成されかつ前記上方のシートに複数の空気セルを形成された空気セル層と、 前記上方のシートおよびそれに形成された空気セルを被っている芯材料層を有し ており、この芯材料層は前記セル層の頂部と底部を形成する上方および下方のプ ラスチック・シートを完全に包囲して両方の縁端のまわりに巻きつけられており 、前記セル層の前記上方のプラスチック・シートが液体の通過に対する液体不浸 透性障壁を形成しているナプキン。