JPS62501816A - カセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 カセット 発明の分野 本発明は、十分に制御可能な形態での熱処理により加工されねばならない製品の 搬送装置のカセットに関するものである。この文脈において特に関連がある製品 は、貯蔵寿命を延ばすために安定化熱処理を必要とする製品、たとえば食品もし くは薬剤成分である。

安定化熱処理という用語は、殺菌、低温殺菌、冷却等等の若干の一般的な処理を 含むものと考える。

この文脈で先ず第一に考えられる種類の安定化熱処理には、一般的な処理工程の 精密化と効率の改善のための公知の諸々のコンセプトが含まれている。

発明の背景 安定化熱処理には、たとえば、マイクロ波処理に適した製品の内部に熱配分する 急速予熱法が含まれている。

高熱媒体との接触とそれに直ぐ続く冷却媒体との接触を含む２つのステップの処 理工程が、この場合、マイクロ波処理に先行する。

マイクロ波処理により製品内部に一様の温度プロフィルが与えられるように前も って温度プロフィルを調整することもできる。

更に、マイクロ波処理を水中もしくは他の液中で行ない、水温を制御して、表面 温度の上昇傾向を抑えるようにすることが可能である。

ここでのコンセプトによる安定化熱処理には、質の高い処理技術が含まれており 、安定化処理の物理的条件が適切なものであることが、極めて重要である。

本発明の課題は、たわみ可能な包装材料に包装された製品の精害な処理ができる 装置を得ることにある。たとえば、製品が蒸気を発散し、包装を膨張（破裂）さ せることは防止されねばならないが、製品を高圧域に出入させることも必要であ る。更に、一様で迅速な加熱を行なうことも重要である。また、シチューのよう に特定の形状のない製品の場合も、熱処理により形状の変りゃすい製品、たとえ ばスライス肉の場合も、製品を一様な最大厚にすることが大切である。システム 内で得られる最終製品が、合理的な包装システムに適した製品であることも重要 である。

発明の目的 本発明の目的は、課題の定義によるいくつかの要求に合致するような、製品を取 囲むカセットを提供することにある。

発明の要旨 本発明により、安定化熱処理される製品、好ましくは食品や薬剤成分を搬送する コンベヤ装置に用いられカセットが得られる。このカセットの特徴は、開けるこ とのできるかご目状のカバーを備えたかご目状の、横進する薄いケーシングを有 している点、また、ケーシングとカバーとが、カセットの片側に沿って複数のヒ ンジ個所のところで結合され、また、カセットの反対側に沿っては複数のロック 個所のところで互いに結合可能にされており、更にかご目状構造物にもかかわら ず、カバーが閉じられた場合には、剛性かつ堅固なユニットを形成する点に存し ている。

本発明の１実施例においては、ケーシングとカバーとが細リブの、網状構造を有 している。

また１実施例において、カバーはカバ一平面内を押しずらし可能であり、カバー に設けられた鉤状部がケーシングと係止可能である。

本発明の別の実施例においては、カバーが押しずらし可能で、ケーシングの鉤状 部がカバーと係止可能である。

鉤状部は、ケーシングまたはカバーのロック用層の周囲を掴むように配置してお くのが好ましい。

鉤状部のそれぞれには、ロック用層のかなりの部分を取り囲むカットアウトを有 しているようにするのが好ましい。

本発明の別の実施例では、カバーが、スライダによって複数のロック位置でロッ クされる。

カセットは、搬送方向から見たカセット側部が中実で、耳を有するようにし、こ れらの耳によりカセットが、引張り抵抗を有する旋回チェーンに連結されるよう にするのが好ましい。

これらの耳は、回り木戸タイプの仕切り装置フラップに形成された切欠きに適合 するように丸くしておき、仕切り装２によりカセットのチェーンが過圧域を出入 往しめられるようにするのが好ましい。

反対側の案内兼駆動ビンが、カセット・チェーンの搬送路に沿って配置された案 内レール内でカセット・チェーンのカセットを案内し、かつまた、たとえば仕切 り装置に配置された駆動部材と一緒にカセットを駆シｊするように、搬送方向で 見てカセットの側部に配置されている。

口面の簡単な説明 第１図は、本発明による力はットが含まれている安定化熱９ａ理ラインの１実施 例の斜視図、第２図は、本発明の思想を実現したラインの別の実施例を示した斜 視図、 第３図は、本発明によるカセットを配置する囲みの１部分を形成するための第１ の型のモジュールを示す斜視図、 第３ａ図は、第３図のモジュール・ユニットの変化形を示す斜視図、 第４図は、別の型のモジュール・ユニット、いわゆる湾曲ユニットの斜視図、 第４ａ図は、湾曲ユニットの別の型の斜視図、第５図は、連結ハウジングの斜視 図、 第６図は、マイクロ波モジュールの斜視図、第７図は、マイクロ波アプリケータ 、 第８図は、本発明によるコンベアの構成要素をなす本発明によるカセットの斜視 図、 第９図は、仕切り装置の半径方向部分断面図、第１０図は、仕切り装置の軸方向 部分断面図、第１１区は、本発明によるカセットの平面図、第１２図は、押しず らし可能のカバーをもつカセットとカバーの鉤を示した斜視図、 第１２ａ図は、押しずらし可能のカバーをもつカセットとケーシングの鉤を示す 略示図、 第１３図は、押しずらし可能のカバーに″２重鉤“が設けられたカセットの斜視 図、 第１４図は、カバーをロックするスライダを有するカセットの斜視図である。

詳細な説明 第１図の参照番号１０は、安定化熱！ｌａ理システムを全体的に示したものであ る。このシステムは、インプット兼アウトプット・ユニット１１、互いに上下に ２つのレベルで配置された低圧型のモジュール・ユニット１２、仕切り装置１３ 、互いに上下に配置された高圧モジュール１４を有している。高圧モジュール１ ４のうちのいくつかは、必要なら上下両レベルにマイクロ波アプリケータ１５を 備えるようにされる。

モジュール・ユニット１２と１４とは、基本的には、等長の直部材を有している 。これらの部材は、必要であれば、帯状路に、たとえば上行部を設けるため、屈 折した接続フランジを有するようにされる。モジュール・ユニットが、たとえば 第１図のユニットにＮ結される場合、はぼ単一方向１６の第１処理帯状路と反対 方向１７の第２帯状路とが形成される。

第１図では、これらの帯状路は平行しており、正しく互いに上下に位置している が、言うまでもなく、これらの帯状路や上行部などは横方向にずらせることがで きる。

モジュール・ユニットは、カセット１８（第８図と第１１因）を有するコンベア ・システムを閉じ込めるものとなっている。インプット兼アウトプット・ユニッ ト１１のところでは、コンベア・システムは閉じ込められていない。すなわち、 連結されたカセット１８が見える状態である（第１図では、カセット１８は直立 したカバー付きで示されているが、第２図ではカバーは閉じられている）。カセ ットは製品を取り囲む用具を形成している。

カセットの側部部材１９（第８図）は、カセットの各コーナーにリンク部材２０ ，２０ａとドッグ２１とを有するリンクとして形成されている。ドッグ２１は仕 切り装置がもつ駆動部材と協動する。ドッグ２１と協動するための駆動部材２３ ．２７は、インプット兼アウトプット・ユニット１１か、湾曲ユニット２７（第 ４ａ図）かいずれかに配置される。

この場合には、コンベアの能動部分は、仕切り装置１３の両側に配置されている が、もちろん、片側にだけ配置しておくこともできる。

たとえば第２因には、インプット・ユニット１１が仕切り装置１３に直接に接続 されている実施例が示されている。

モジュール・ユニット１２と１４とは、基本的にはそれぞれ等しい外寸法、およ び大きざを有しているが、異なる圧力に合うように寸法づけされ、処理仕様や、 選ばれたシステムの固有の型式に応じて異なる厚さの絶縁体を補足することがで きる。

閉じ込め手段としてモジュール・ユニットを使用する着想により、たとえば、製 品を完全に、または部分的に流体で、好ましくは液相の流れる流体（水）で包む ことが可能になる。モジュール・ユ・ニットが“ミニ仕切装置”２２（第３ａ図 ）を形成する区画体を有するようにすることもできる。この目的は、実際の仕切 り装置を用いたのでは大き過ぎる特殊処理のために、区画を局限することである 。

単一のモジュール・ユニットの長さは、モジュール長さの２倍の埴が、カセット １８の長さの整数倍となるように選ばれている。これは、このような長さ比にす ると、処理ラインのｆｆ：業長さが、モジュール・ユニットおよびカセットのい くつかをそれぞれ着脱することで容易に調節されうることを意味する。

第３図および第３ａ図のモジュール・ユニット１２゜１４の内部横断面は、それ ぞれ基本的にはカセットの形状と実際横断面内の所望環境とにより規定される。

第３ａ図の参照番号２２は、たとえば、異なる温度、流は、圧力の環境間の区画 として芸能する区画体２２を示している。

製品側々の温度を感知する用具２４が各モジュール・ユニット１２．１４．３０ ．３２に配置されている。

内側板みぞ２５は案内みぞであり、ここにはカセットのビン２４が入る。

第４図には、湾曲ユニット２６が示されている。このユニット２６は、コンベア を前進方向１６から戻り方向１７へ逆進させるものである。このユニット２６は コンベア用の案内みぞ２５を有しているが、第４ａ図から分かるように、搬送方 向を逆にするためにコンベアを掴むフリー・ランニング・ホイール２７を用いる こともできる。同様のホイールは、インプット・ユニット１１の駆動部材として も用いることができる。

不要な摩擦や摩耗なしに逆進操作を容易にするために、水もしくは他の流体が湾 曲ユニットないし逆進ユニット２６のほうへ矢印２８．２９の方向で流れるのが 有利である。この流れは、コンベアを前進方向と後進方向それぞれに１自然的な ループ形“にするのに役立つ。このようなループ形は摩擦力を低減させることに なる。

第５図には、連結ハウジング３０として構成されたモジュールが見られる。この ハウジング３０は処理ライン内の所望の個所に挿入でき、たとえば水、蒸気、空 気など実際の流体用の導管を、処理作業を行なうモジュール・ユニット内部へ連 結することができる。この連結は、たとえば間口３１ａを介して行なわれる。ハ ウジング３０の内部は、間口３０を介して利用でき、この開口３０は通例はカバ ーで閉じられている。このカバーは、また連結用のシートや、たとえば温度測定 器のシートにもすることができる。

第６図には、マイクロ波アプリケータ３４（第７図）取付は用の開口３３を有す るマイクロ波モジュール３２が示されている。

すべてのモジュール・ユニット１２，１４．３０．３２は、モジュール長さの２ 倍値がカセット長さの整数倍に等しくなるような関係をカセット長さに対して有 している。モジュール・ユニットはフランジ３５を有し、このフランジ３５は、 必要とあれば、それぞれのモジュールの垂直連結平面からいくぶん屈折させるこ とができる。

第９図、第１０図には、半径方向に変位可能のフラップ３６を有する仕切り装置 １３の１実施例が示されている。このフラップ３６は、ドラム３８のフランジ３ ７にジャーナル軸受けされており、ドラムの周縁部に一様に配分されている。

各フラップ３６は、ハウジング４ｏの内側にシール接触するための、半径方向で 外側のシール部分３９を有している。この外側シール部分の区域には、摩擦の僅 かな耐摩耗性の材料を付加する必要があろう。

各フラップ３６の、ドラムに向いた側には、ドラム母線の方向に延びる縦みぞ４ １が形成されている。たわみ可能のシール条片４２が、このみぞ内に配置され、 みぞ４１の幅によって画定される端部分の間を変位するようにされている。

フラップの両側は圧力が異なるため、シール条片がみぞ壁の一方にシール度触せ しめられる。与えられる正味トルクにより、フラップ３６は、圧力差がプラスで もマイナスでも関係なく、ハウジング内側へシール接触せしめられる。ハウジン グに対して加えられる力は、圧力差に対して予め定められた関係を有しており、 みぞの固有の形状により決まる。

カセット１８を有するコンベアは、駆動ドラム３８にカセットのビン２１は、ド ッグとして作用し、それぞれフラップ３６か、ドラム３８のフランジ３８に付加 された部品（図示せず）により駆動される。ドラム３８は駆動モータ（図示せず ）により回転せしめられる。

第１１図のカセット１８は、底部４５とカバー４６から成るケーシングを有して いる。これらいずれのユニット４５．４６も細いリアの網構造で形成されている 。材料としては、耐温度性のプラスチックが好適であり、たとえばボリフエニリ ドスルフイド（ＰＰＳ）もしくはポリエテンスルフオン（ＰＥＳ）が挙げられる 。これらの材料はマイクロ波の透過率や密度の点で好適である。密度は、最良の 搬送条件をもつ水の密度に近い密度であるのが好ましい。

プラスチックと軽Ｗ＋造とにより熱容徂は低い値となり、これが処理工程の熱の 箇約にとって利点となる。

底部４５（ケーシング）とカバー４６とをもち、−見弱そうに見えるリブ構造物 は複数の結合部４７を有している。これら結合部４７は、ケーシングの片側に全 幅にわたって相互に一様の間隔で配置されている。これにより、カバーは開位置 へ開けることができ、製品の挿入、取出しが可能である。

第１１図のカセットの全幅（基本的には連結部２０の間の間隔）は、区画モジュ ール１２．１４を有する安定化熱処理システムの利用可能な処理作業幅に合致す るようにされる。しかしながら、カセット１８は、前記処理作業幅より小さい単 数もしくは複数の部分に対し、全部もしくは一部が用いられてもよい。こうした ケースでは、たとえば、カセット内の区画の隔壁を利用することができる。また 、その場合、実際の製品の代りに単数または複数の“ダミー”を用いることもで きる。これらのダミーは製品と等しい熱特性や電気特性をもつことが好ましい。

ケーシングの反対側には、若干のロック個所４７が設けられている。ここでカバ ーとケーシングが固定され、剛性で堅固なユニットが構成される。第１１図の実 施例では１、カセットを横断して押しずらし可能のスライダ４８が見られる。こ のスライダ４８の塁本殿能は第１４図から知ることができる。

スライダ４８は、ケーシング５ｏの案内５９内を案内される。カバー５２の突出 部５１はスライダ４８のカットアウト部分を通過しつる寸法にされている。

突出部を通過させたのち、スライダ４８を案内４９内で移動させることにより、 突出部５１が、またそれによりカバーがスライダ４８とケーシング５ｏの上側リ ブ５４との間に効果的に固定される。

第１２図には、押しずらし可能のカバー５２が見られる。このカバー５２はケー シング５０の係止突起５６用鉤５５を有している。カバーの押しずらしは、適宜 のリア構造と適宜の材料により行なう。

第１２ａ図には、第１２図と同じようなものが示されている。この場合も、カバ ーは押しずらし可能だが、ロック用突起５６ａが喝えられ、ケーシング５０のほ うにはＭ５５ａが備えられている。

第１３図には、２型駒５５ｂを有する押しずらし可能のカバーが示されている。

この２重鉤の寸法は、切欠き５７によりロック用突起５６のかなりの部分を取り 囲むように選ばれている。この特殊なケースでは、カバーとケーシングを解離す る場合、まずカバーをいくぶん下へ押し下げてから、押しずらせるようにする。

図面および説明は若干数の実施例に限定されたが、請求の範回に明らかにした本 発明の枠内で種々の変化形や代案が可能であることは言うまでもない。

ＦＩＧ、　１ 補正書の翻訳文提出書（撰醜第１８４条の７第１局

Claims (12)

【特許請求の範囲】
1. １．熱安定化処理される生産品、好ましくは食品および薬剤用成分を搬送するコ ンベア装置の部分をなすカセットにおいて、このカセット（１８）が、横進する かご目状の、ほぼ一様の厚さをもつ薄いケーシング（４５）を有し、このケーシ ングがかご目状の開放可能なカバー（４６）を備えており、かつまた、このケー シングとカバーとがカセットの片側に沿って複数の結合部で連結され、カセット の反対側に沿っては複数のロック個所のところで連結され、この結果、ケーシン グとカバーとがかご目状の構造物であるにもかかわらず、カバーが閉じられると 、剛性かつ堅固なユニットを形成することを特徴とするカセット。
2. ２．ケーシング（４５）とカバー（４６）が細いリプの網状構造を有することを 特徴とする請求の範囲第１項記載のカセット。
3. ３．カバーが押しずらし可能であり、カバーの鈎形部材（３５，３５ｂ）がケー シングと係合可能なことを特徴とする請求の範囲第２項記載のカセット。
4. ４．カバーが押しずらし可能であり、ケーシングの鈎状部（５５ａ）がカバーと 係合可能であることを特徴とする請求の範囲第２項記載のカセット。
5. ５．鈎状部が、ケーシングまたはカバーのところの係止突起（５６，５６ａ）の 周囲を掴むようにされていることを特徴とする請求の範囲第３項または第４項の いずれか１項に記載のカセット。
6. ６．鈎状部（５５ｂ）のうちの１つが切欠き（５７）を有していて、この切欠き が係止突起のかなりの部分を取囲むことを特徴とする請求の範囲第５項に記載の カセット。
7. ７．カバーが、複数の係止個所でスライダ（４８）によりロックされることを特 徴とする請求の範囲第１項または第２項のいずれか１項に記載のカセット。
8. ８．搬送方向でのカセットの側部（１９）が中実であり、かつまた耳（２０，２ ０ａ）を備えていて、これらの耳によりカセットが旋回可能のチェーンと結合で きることを特徴とする請求の範囲の先行の項のいずれか１項に記載のカセット。
9. ９．耳（２０，２０ａ）が、回り木戸タイプの仕切り装置のフラップ（３６）に 形成された切欠き（４３）内にシールしながらはまり込むように丸くされており 、前記仕切り装置によりカセットのチェーンが過圧域を出入せしめられることを 特徴とする請求の範囲第８項記載のカセット。
10. １０．反対側の案内兼駆動ピン（２１）が、カセット・チェーンの搬送路に沿っ て配置された案内レール（２５）内でカセットを案内するように、搬送方向でカ セット側部のところに形成されていることを特徴とする請求の範囲第８項記載の カセット。
11. １１．複数のカセットがコンベアに回転可能に結合されており、コンベアは、２ 倍のモジュール長さが搬送方向でのカセット長さの整数倍となるようにモジュー ル・ユニット（１２，１４，３０，３２）内に包み込まれていることを特徴とす る請求の範囲の先行の項のいずれか１項に記載のカセット。
12. １２．カセットが、水の密度に近い密度をもつ耐湿度性のプラスチック材料によ り形成されていることを特徴とする請求の範囲第１１項記載のカセット。