JPS62501717A - 保護ヘルメットおよび固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 保護ヘルメットおよび固定装置 記　述 本発明は保護ヘルメットに関するものである。

発明の分野 一般に、保護ヘルメットは着用者の頭蓋骨を受けるように構成されたクレードル を形成する支持ひも系、または詰め物をされたライナーで内張すされた発泡材料 を備える。

前者の形式の保護ヘルメットは、支持ひも系のための装着手段を受けるくぼみを 含む殻を通常有する。

事故などで保護ヘルメットが打撃を受けると、装着手段とくぼみの少くとも一方 が着用者の頭蓋骨に打撃を加えることがある。更に、保護ヘルメットに打撃が加 えられた時にひも系は非常に僅かな力を吸収するだけである。

後者の形式の保護ヘルメットは通常は一層重い構造で、製作費も高く、いくつか の用途では適当ではないことがしばしばある。通常はそのような保護ヘルメット は建設作業または自転車の乗車等において使用するには一般に適当ではない。

発明の概要 本発明は、比較的軽量な構造で、支持ひも系を有しない保護ヘルメットを提供す るものである。

本発明の１つの面に従って、着用者の頭の周囲に合う形の殻と、弾力のあるライ ナーと、固定手段とを備え、殻は内部と、外部と、使用時に着用者の額に近接し て位置させられることを意図された前方領域と、この前方領域から殻の反対側の 端部に位置させられた後方頭載とを備え、殻は基礎周縁部も備え、弾力ライナー は、使用時に着用者の頭に近接して配置される内部凹部側と、殻の内部に近接す る外部凸部側と、基礎周縁部へ取付けられた１つまたはそれ以上の固定ひもとを 備え、固定手段は、使用時に固定ひもまたは各固定ひもを締めることができるよ うにして固定し、複数の分離した室がライナー内部、または弾力ライナーと殻の 間に設けられるように弾力ライナーが形成法により形成され、空気的または機械 的な弾性を殻に与えることにより、弾力ライナーと室は、使用時に殻に伝えられ る衝撃を吸収することを意図させられることを特徴とする保護ヘルメットが得ら れる。本発明の別の面に従って、ベース部分とシュ一部分と、ばね手段とを備え 、シュ一部分はそれの長さの中間部に配置されている。蝶番手段によりベース部 分の中間場所に連結され、ばね手段は蝶番手段の周囲に配置されてベース部分と シュ一部分を一緒に保持し、かつ−緒に偏倚させ、シュ一部分は第１のくぼみを 備え、ベース部分は第１ののくぼみに近接して配置される第２のくぼみを備え、 第２のくぼみは固定すべき部材を受けるために設けられ、シュ一部分は、使用時 に、部材が第２のくぼみから出る動きを阻止するために固定させられるようにそ の部材に係合するために配置される縁部を備えることを特徴とする固定手段が得 られる。

本発明の更に別の面に従って、ベース部分の第１のくぼみがシュ一部分の第２の （ぼみに一致するようにシュ一部分をベース部分の上に置く工程と、ベース部分 とシュ一部分が一緒に蝶番で固定され、ベース部分に固定されている第１のラン ド部分およびその第１のランド部分に蝶番で連結されている第２のランド部分の 周囲にばね手段をはさむことができるようにして位置ぎめして第１のランドと第 ２のランドを一緒に偏倚させるように、第２のランド部分の位置ぎめ手段をシュ 一部分の別の相補形の位置ぎめ手段に取付ける工程とを備えることを特徴とする 固定手段を製作する方法が得られる。

図面の簡単な説明 以下、図面を参照して例により本発明を説明する。

第１図は着用者の頭の一部が入っている本発明の保護ヘルメットの部分断面側面 図、第２図は第１図の保護ヘルメットの固定ひもの一部の正面図、第３ａ図は第 １図の保護ヘルメットの部分断面正面図、第３ｂ図は第３ａ図のＢ−Ｂ線に沿う 保護ヘルメットの部分断面図、第４図は頭の部分が無（て示されている第１図の 保護ヘルメットの部分断面平面図、第５図は本発明の別の面の固定手段の側面図 、第６図は使用時の第５図の固定手段の横断面図、第７図は第５図の固定手段の ベース部分の平面図、第８図は第７図のベース部分のＡ−Ａ線に沿う横断面側面 図、第９図は成型されている状態にあるのが示されている第７図のベース部分の 平面図、第１０図は第９図のベース部分の横断面側面図、第１１図は第５図の固 定手段のジュ一部分の平面図である。

発明の説明 第１図、第３ａ図および第４図には、着用者の頭に合うように形成された殻１２ を備える保護ヘルメット１０が示されている。殻１２はなるべく比較的硬いプラ スチック材料で作るようにする。殻１２は、たとえば射出成型法などのような成 形法で作ることを予想している。

殻１２は内部と、外部と、前方領域１４と、基礎周縁部とを有する。前方領域１ ４はヘルメソ）１０の着用者の額に対応することを意図している。

基礎周縁部は額部１６をなるべく有するようにする。

この額部は、着用者が自転車に乗っている時のように、着用者が頭を少くとも部 分的に前方下向きに傾けた時に、前方を見ることができるように持ちあげられて いる。基礎周縁部はこめかみ部１８も有する。このこめかみ部は、保護ヘルメッ トの使用時に、着用者のこめかみを少くとも部分的に覆ってそのこめかみを保護 するようになるべく構成する。

第１図に示すように、基礎周縁部は部分２０も有する。

着・用者の聴く機能がヘルメット１０によりほとんど妨げられることがないよう に、その部分２０は耳から離すために十分高く′形成される。殻１２は後方領域 ２２も有する。

その後方領域においては基礎周縁部は、着用者の頭蓋骨の後頭部領域を保護する ためというような高さに配置される。後方領域２２は、ヘルメット１０が着用者 の頭を中心とする後ろへの回転運動、または頭とヘルメット１０の後ろへの回転 運動が、後方領域２２が着用者の首に当ることがほとんど無いような高さにも配 置される。

ヘルメット１０を補強するために、ヘルメット１０の基礎周縁部をほぼ中心とし て配置される切材２４も設けられる。この切材２４はへルメソト１０の横方向変 形に抗することを意図したものである。

殻１２の両側の切材２４の所に二対の受部２６．２８が設けられる。各受部２６ ，２Ｂは部分２０の前方と後方にそれぞれ設けられる。

すなわち、各受部２６は着用者の耳の前方に設けられ、各受部２８は着用者の耳 の後方に設けられる。

各受部対２６．２８は固定ひも３４のそれぞれの端部３０．３２を受けるために 設けられる。各受部２６．２Ｂの内縁部は殻１２の内部と面一になるように形成 される。外縁部と端部３０．３２の間で受部２６．２８のそれぞれ１つと端部３ ０゜３２との連結部に棚部が形成されるように、各受部２６．２８の外縁部は形 成される。その棚部により、たとえば事故が起きた時にヘルメット１０の側面が 地面による摩滅により端部３０または３２が切断されるおそれが減少する。

ひも３４がそのように切断されるおそれが減少する理由は、端部３０．３２が殻 １２の外部に固定されていないことである。

固定ひも３４の端部３０．３２　リベット３６などにより受部２６．２８内に固 定される０着用者を負傷させる可能性を減少させ、後で説明するように、ライナ ー等をヘルメットｌＯの内部に取付けるための平らな表面を設けるように、リベ ット３６は第２図に示すようになるべく皿頭にする。

端部３２には弾力バンド３８が接合される０着用者の頭の乳様突起を少くともあ る程度保護するために、その弾力バット３８はヘルメットの使用時には乳様突起 に接触するように配置される。

着用者のこめかみ部分とほぼ骨を少くともある程度保護するために、端部３０は 弾カバ７ド４０を同様に有する。

第３ａ図に示すように、殻１２は、ヘルメット１０の前方領域１４に配置される 通気穴４２も有する０通気穴４２は着用者の頭を冷却する空気をヘルメットの内 部に入れることができるように構成される０通気穴４２の下側にラベル４６を受 けるように構成されたパネル４４が設けらレル、そのラベル４６は、着用者の名 前、住所、電話番号、血液型、アレルギー等のような着用者についての情報を記 入するためのものである。

保護ヘルメット１０は弾力ライナー５０も有する。第１図、３ａ図および第４図 に示すように、その弾力ライナーは内部凹部側と、殻１２の内側に近接して取付 けられる外部凸部側を有する。ライナー５０は弾性のあるゴムまたはプラスチッ ク材料でなるぺ（構成する。ライナー５０は水のような液体をほとんど吸収でき ないことが好ましい。

弾力ライナー５０はたとえば成形法または押出し法等のような成形法で形成され る。

第３ａ図で最もよくわかるように、弾力ライナー５０は凸部側に、くぼみ領域と 呼ぶのが便利である、複数の室を有する。また、弾力ライナー５０はＩｉ！５４ と呼ばれる相互に連結された複数の流路も有する。

各くぼみ部５２は尖端部５６も有する。この尖端部は殻１２の内部に接着されて 、空気セル５８と呼ばれる複数の分離された室を残す、成形法により、ライナー ５０の凸部側と殻１２の内側の間に複数の分離された空気セル５８を生ずる。

各樋５４は尖端部６０を少くとも部分的に囲む、その尖端部は着用者の頭に対し て位置させることを意図されたものである。

各尖端部６０は樋５４の１つによりなるぺ（囲むようにする。

したがって、使用時には、ライナー５０と着用者の頭の間を空気が常に流れるよ うに、複数の尖端部６０が着用者の頭に接触し、樋５４が尖端部６０を囲む。

空気セル５８の許容できろ形は、ライナー５０を作るために用いられる形成法に より限定されることがあることが見出されている。たとえば、ライナ−５００半 分が１度に作られるようなツーピース成型法においては、前方間域１４と後方領 域２２へ向かう空気セル５８と、ライナー５０を型から抜き出せるように、第３ ａ図に示すように細長くする必要はない。

空気セル５８は種々の形にできることを理解すべきである。たとえば、空気セル ５８は円形、長円形、または細長い形、あるいは長方形もしくは三角形にできる 。

弾力ライナー５０を成型することの困難は、殻１２の上側領域と側方領域の周囲 に比較的円形の空気セル５８を用い、殻１２の前方領域１４と後方領域２２の所 に比較的細長い空気セル５８を用いることにより克服される。しかし、そのよう な困難は多部分ライナー５０を用いることにより克服することもできる。空気が 通気穴４２の中と、着用者の頭とライナー５０の間を接触して、ヘルメット１０ から後方領域２２へ向ってあまり制約されないで流れるようにするために、＠５ ４は相互に連結され、前方領域１４から後方領域２２へ向って延びる。保護ヘル メットが採用されるような激しい活動においては、熱消耗（ｈｅａｔ　ｅｘｈａ ｕｓｔｉｏｎ）が生ずる可能性を減少させるために、着用者の頭を冷却させるこ とが必要であることが見出されている。

、第１図および第３Ｊ１図に示すように、着用者の頭を更に機械的に支持するた めにいくつかの空気セル５８の内部に翼６２が用いられる。翼６２はそれぞれの 空気セル５８を２つの空気セル５８に実効的に分割する。空気セル５８は殻１２ の外部に加えられる力に対して空気的な抵抗を持たせる。

空気セル５８の体積はほぼｌＯ°６〜２Ｘ１０−’立方メートル、更に詳しくい えば４×ｌＯ°６〜８Ｘ１０−立方メートルであるように意図している。

空気的抵抗により着用者の頭を外力から最初に保護する。外力はたとえば落ちて きたレンガによりヘルメットｌＯに加えられる力、または着用者が自転車から落 ちた時のようにヘルメットｌＯが地面に当った時の力である。

外力が大きくなると、空気セル５８の内部の空気が圧縮されるから、空気的抵抗 は外力の増大に対応して大きくなる。この間に、外力の衝撃が加えられる領域に おいて、尖端部６０が殻１２へ向って押しつけられる。

空気セル５８が更に圧縮されると、弾力ライナー５０が外力に対して機械的な抵 抗を行う０機械的な抵抗は翼６２により、および尖端部５６から与えられる。空 気セル５８のいずれかが破れたとすると、対応する尖端部６０が外力に対して最 後の機械的抵抗レベルを与える。１つの空気セル５８が破れると、対応する樋５ ４が着用者の頭に対して位置して、最後の機械的抵抗のレベルを与える。第５図 と第６図には本発明の別の面に従う固定手段８０が示されている。

固定手段８０はベース部８２とシュ一部８４を有する。ベース部８２とシュ一部 ８４を蝶番で連結できるようにするために蝶番手段８６が設けられる。蝶番手段 ８６はベース部８２とシュ一部８４との長さの中間部分に配置される。

蝶番手段８６はベース部８２と一体にすることができる。

第６図にとくに示されているように、ベース部８２は後方棒８８と前方棒９０を 有する。後方棒８８には固定ひもを固定させるためのものである。たとえば、後 方棒８８にはヘルメット１０の１本の固定ひも３４の自由端部９２を固定できる 。

第５図、第７図および第８図にとくに示されているように、ベース部８２はあご 手段９４も有する。あご手段９４はベース部８２と一体の第１のランド部９６を 有する。

蝶番手段８６により第２のランド部９８が第１のランド部９６に連結される。ラ ンド部９８はぎざぎざにされた部分１００を有する。そのぎざぎざにされた部分 は、使用時には、別の１本の固定ひも３４の自由端部にひっかけられる。第６図 と第８図に示すように、ランド部９８のぎざぎざにされた部分１００がランド部 ９６を通って延びるように、ランド部９８はランド部９６の前方に突き出る。

ランド部９８はくぼみ１０２　と呼ばれる位置ぎめ手段も有する。そのくぼみ１ ０２はシュ一部８４の長さの中間部分に形成されているタブ１０６に設けられて いる、シュ一部８４のノード１０４（第１１図に示されている）と呼ばれる相補 形の位置ぎめ手段を受けるようになっている。

ノード１０４をくぼみ１０２の中にきつく入れることにより、シュ一部８４はベ ース部８２に取付けられる。固定手段８０はばねクリップ１０８（第７図、第８ 図）も有する。

ばねクリップ１０８はプラスチック材料または金属材料で作ることができる。

固定手段８０は耐食部品または腐食しない部品のみでなるべ（作る。固定手段８ ０を組立てるために、シュ一部８４のノード１０４がベース部８２のくぼみ１０ ２の中に挿入され、ばねクリップ１０８が第１のランド部９６の周囲と、第２の ランド部９８のとの周囲をはさむようにして配置され、ベース部８２とシュ一部 ８４を一緒に偏倚させる。

シュ一部８４は）−１１０とヒール１１２　も有する（第５図、第６図、第１１ 図）。

）−１１０は前方棒９０に近接して配置され、ヒール１１２は後方棒８８に近接 して配置される。

固定手段８０はヘルメット１０の２本の固定ひもを固定するために使用できる。

後方捧８８に固定されないひも３４はベース部８２の穴１１４の中と、シュ一部 ８４の別の穴１１６の中を第６図に示されている矢印１１８の向きに通される。

穴１１４　と１１６の中のひも３４ぎざぎざの縁部１００に摩擦接触して、ひも ３４が矢印１１８の向きとは逆の向きに動くことをほぼ阻止する。

本発明の固定手段８ｏは、保護ヘルメッ）１０の固定ひも３４以外の部材を固定 するために使用できることを期待するものである。使用時には、本発明の保護ヘ ルメッ）１０の殻１２の前方領域１６が着用者の額に近接するようにして、保護 ヘルメッ）１０を着用者の頭にがぶせる。

着用者の耳は固定ひもの端部３ｏと３２の間にくる。

前記したように、着用者についての必要事項を記入したラベル４６をパネル４４ に貼付けることができる。固定手段８０をヘルメフ）１０に取付けるために、前 記したようにして固定手段８ｏを組立て、固定ひも３４の一方の自由端部９２が 固定手段８０ベ一ス部８２の後方棒に固定される。

ヘルメット１０を着用者の頭の周囲に固定するために、他の自由端部が穴１１４ に通され、それから穴１１６に通される。ヒール１１２　と後方棒８８は着用者 により加えられる指の圧力により一緒にねじられる。それから、自由端部を引っ ばって固定ひも３４に希望の張力をかける。

ひもの端部は固定手段８ｏのぎざぎざにされた縁部１００により摩擦接触で保持 され、ヘルメッ）１０を着用者の額に固定する。

ヘルメン）１００着用者が前へ動くと空気が穴４２の中に入り、樋５４の周囲を 頭に近接して流れ、後方領域２２へ向ってヘルメン）１０がら出て着用者の頭を 冷却する。

固定ひも３４をゆるめるためには、ノーズ棒１１０が持ちあげられ、前記とは逆 のやり方で、またはヒール１１２と後方棒８８が一緒にねじられて、ひもの端部 が穴１１６と１１４から引き出される。

以上述べたのは固定ひも３４をゆるめるための好適で迅速な方法であることを理 解すべきである。当業者にとって明らかである変更および変形は本発明の範囲内 であると見なされる。たとえば、ここで説明した固定手段８０の代りに適当−な 任意の固定手段を使用できる。

また、くぼみ５２を、弾力ライナー５０の本体の中に完全に配置されている室と 、殻１２の内部に接着されている弾力ライナー５０の全凸状範囲内で置き゛換え ることができる。

国際調査報告 ｌＡＩ伊ＩＭＭＩｌｏＰｊ１１ｔ！ｅｌｌｆｌｌ１６７．、、ｐｃ丁／ＡＬＩ８ ５１００３１５

Claims (16)

【特許請求の範囲】
1. １．着用者の頭の周囲に合う形の殻と、弾力のあるライナーと、固定手段とを備 え、殻は内部と、外部と、使用時に着用者の額に近接して位置させられることを 意図された前方領域と、この前方領域から殻の反対側の端部に位置させられた後 方領域とを備え、殻は基礎周縁部も備え、弾力ライナーは、使用時に着用者の頭 に近接して配置される内部凹都側と、殻の内部に近接する外部凸部側と、基礎周 縁部へ取付けられた１つまたはそれ以上の固定ひもとを備え、固定手段は、使用 時に固定ひもまたは各固定ひもを締めることができるようにして固定し、複数の 分離した室がライナー内部、または弾力ライナーと殻の間に設けられるように弾 力ライナーが形成法により形成され、空気的または機械的な弾性を殻に与えるこ とにより、弾力ライナーと室は、使用時に、殻に伝えられる衝撃を吸収すること を意図させられることを特徴とする保護ヘルメット。
2. ２．請求の範囲第１項記載の保護ヘルメットであって、殻は前方領域に配置され る通気穴と、この通気穴に近接して配置され、殻の外部からの空気を殻の内部へ 通す穴を有する弾力ライナーとを備え、弾力ライナーは、それの凹部面に形成さ れて、使用時に、着用者の頭の近くを空気を流してその空気が後方領域へ向って 殻を出ることができるようにするために、着用者の頭に近接して複数の流路を設 ける複数の相互に連結された樋も有することを特徴とする保護ヘルメット。
3. ３．請求の範囲第１項または第２項記載の保護ヘルメットであって、少くともい くつかの室が、ライナーの内部凹都側に近接する場所からライナーの、または殻 の内部の外部凸部側に近接する場所まで延ばされる翼を備え、それらの翼は室を ２つの室に分離することにより室の体積を減少させ、別の機械的支持を行うよう に構成されることを特徴とする保護ヘルメット。
4. ４．先行する請求の範囲のいずれか１つに記載の保護ヘルメットであって、殻は 殻の両側に配置される二対の受部を備え、受部対の１つの受部は、使用時には、 着用者の耳の前方に配置され、他の受部は着用者の耳の後方に配置され、受部は 殻の内部と面一に形成された内側縁部を備えることを特徴とする保護ヘルメット 。
5. ５．先行する請求の範囲のいずれか１つに記載の保護ヘルメットであって、固定 ひもが受部内に固定され、使用時に、事故が起きた時に殻のいずれかの側がすり むけても固定ひもが切断されることが少いように、各固定ひもと各受部の外縁部 の間に棚部が設けられることを特徴とする保護ヘルメット。
6. ６．先行する請求の範囲のいずれか１つに記載の保護ヘルメットであって、殻に パネルが設けられ、そのパネルは保護ヘルメットの着用者の個人記録を受けるた めに構成されることを特徴とする保護ヘルメット。
7. ７．先行する請求の範囲のいずれか１つに記載の保護ヘルメットであって、殻は 、基礎周縁部のほぼ周囲に配置されて殻の横方向スチフネスを持たせる肋材を備 えることを特徴とする保護ヘルメット。
8. ８．先行する請求の範囲のいずれか１つに記載の保護ヘルメットであって、基礎 周縁部は前方領域に額部を備え、その額部は、使用時に、着用者の視界がその額 部によりほとんど妨げられることがないように、殻の基礎周縁部の残りの部分よ り高くされることを特徴とする保護ヘルメット。
9. ９．ベース部分と、シュー部分と、ばね手段とを備え、シュー部分はそれの長さ の中間部に配置されている蝶番手段によりベース部分の中間場所に連結され、ば ね手段は蝶番手段の周囲に配置されてベース部分とシュー部分を一緒に保持し、 かつ一緒に偏倚させ、シュー部分は第１のくぼみを備え、ベース部分は第１のく ぼみに近接して配置される第２のくぼみを備え、第２のくぼみは固定すべき部材 を受けるために設けられ、シュー部分は、使用時に、部材が第２のくぼみから出 る動きを阻止するために固定させられるようにその部材に係合するために配置さ れる縁部を備えることを特徴とする固定手段。
10. １０．請求の範囲第９項記載の固定手段であって、蝶番手段が第１のランド部と 第２のランド部の間にそれと一体になって形成されることを特徴とする固定手段 。
11. １１．請求の範囲第９項または第１０項記載の固定手段であって、第１のランド 部はベース部分と一体であることを特徴とする固定手段。
12. １２．請求の範囲第１０項〜第１１項記載の固定手段であって、第２のランド部 は、シュー部分をベース部分へ蝶番で取付けるために、シュー部分の相補形の位 置ぎめ手段を位置させるために構成された位置ぎめ手段を備えることを特徴とす る固定手段。
13. １３．請求の範囲第９項〜第１２項のいずれかに記載の固定手段であって、ベー ス部分は、使用時に別の部材に固定されるように構成された後方棒を備え、その 部材は第１のくぼみと第２のくぼみの中に挿入される部材に固定されることを特 徴とする固定手段。
14. １４．ベース部分の第１のくぼみがシュー部分の第２のくぼみに一致するように シュー部分をベース部分の上に置く工程と、ベース部分とシュー部分が一緒に蝶 番で固定され、ベース部分に固定されている第１のランド部およびその第１のラ ンド部に蝶番で連結されている第２のランド部の周囲にばね手段をはさむことが できるようにして位置ぎめして第１のランド部と第２のランド部を一緒に偏倚さ せるように、第２のランド部の位置ぎめ手段をシュー部分の別の相補形の位置ぎ め手段に取付ける工程とを備えることを特徴とする固定手段を製作する方法。
15. １５．請求の範囲第１項〜第８項のいずれか１つに記載の保護ヘルメットであっ て、室の体積は１０−６〜２×１０−５立方メートルの範囲であることを特徴と する固定手段を製作する保護ヘルメット。
16. １６．請求の範囲第１５項記載の保護ヘルメットであって、範囲は４×１０−６ 〜８×１０−６立方メートルの範囲であることを特徴とする保護ヘルメット。