JPS62500433A - 可変サイズの子宮内ペッサリ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 可変サイズの子宮内ペッサＩ７一 本発明は、請求の範囲第＋１１項の前提部分の可変サイズの子宮内べ７サリー並 びに避妊用具に関するものである。

子宮内ペッサリーのデザイン及びサイズは子宮内の空間と適正な関係をなさなけ ればならない、形状の面での不適合から必然的に望ましくない副作用が生ずる。

形状の面での不適合は２つの可能性に分けられる。つまり１つの可能性は子宮内 ペッサリーが小さすぎることであり、これは、ペッサリーがずれることにより望 んではいない妊娠の危険性がある。他の可能性としては子宮内ペッサリーが大き すぎることであり、これは一般的に強い圧迫、粘膜の穿孔、出血、又は痛みをも たらす。

最近２〜３年間で開発された多くの子宮内ペッサリーからは、この問題を認識し てはいるものの依然としてこの問題が解決されていないことが分かる。

これらの子宮内ペッサリーは、実用性に欠けることやわずられしい為に、日常生 活には取り入れられなかった。

子宮腔の形状に合った子宮内ペッサリーは、すでに米国特許第３４０７８０６号 、同第３４１０２６５号、及び同第３４０５７１１号明細書によって知られてい るが、これらのペッサリーはどれでも次のような欠点がある。サイドアームを押 し広げるばねの張力が一定であって変化しないために子宮腔が非常に小さい場合 、圧迫、粘膜の穿孔、出血又は痛みが避は得られないのである。しかしながら、 ばねの張力が非常に弱い場合、大きな子宮腔については子宮内ペッサリーがずれ て望んではいない妊娠の危険性がある。

また、西独間特許出願公開２５０５１０４号は可撓性のサイドアームをもつ棒状 部分を備えた子宮内ペッサリーを開示している。

しかしながら、この子宮内ペッサリーは子宮腔の形状に適合するようにはなって おらずプラスティックの特定の内部応力だけによ゛る子宮腔の形状の関数として 多かれ少かれ子宮腔壁に強く当たる。

西独間特許第４４７５６２号は係止レバーを動かすための往復動しうる部品を開 示しているがこれらの部品剛性の係止レバーであって、可撓性のサイドアームで はない。更に、調整の目的としては係止歯が設けられているが、ねじ山がつけら れていないので本当の意味での調整又は設定をすることはできず、ただ押し広げ るだけである。

西独間特許第３６２２８８号は調整可能なペッサリーヘッドを開示しているが、 このペッサリーヘッドは極めて不都合な構造を呈している。ペッサリーヘッドは 子宮腔の形状に適合することはできず、単に子宮腔入口の狭い横断面部を通って 押し進められるように調整できるに過ぎない。

この資料に基づいて、本発明は、サイズをさまざまに変えられること及び挿入が 最適であることによって子宮腔の個々の形状の面での条件に良好に適合すること ができる子宮内ペッサリーを提供することを目的としている。

この課題は、請求の範囲第（１１項に記載の特徴により解決された。

さらに有利な展開は従属請求の範囲に記載されている。

本発明による可変サイズの子宮内ペッサリーにより、ペッサリーの挿入後、サイ ドアームを子宮腔の個々の特徴に最適に合うように押し広げることが可能となっ た。

これにより副作用を最少限に抑え、信頼性及び安全性を最大限高めることに成功 した。

通常の挿入技術を維持して子宮内ペッサリーの極めて簡単に調整できることによ り、取扱いは非常に簡単に習得できる。

本発明は更に、可変サイズの子宮内ペッサリー及び別個の装着用器具から成る避 妊用器具に関するものである。

以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は、本発明による子宮内ペッサリーの拡大概略図である。

第２図は第１図のｎ−ｎ線における断面図である。

第３図は第１図の■の部分の拡大詳細図である。

第４図は回転用の取手としてつくられた装着用器具の拡大概略図である。

子宮内のペッサリーは本体２を有し、この本体はその周囲に沿っておねじ６を備 えている。この本体２の上端には２つのイヵリ状の形をしたサイドアーム１５が 設けられている０本体とサイドアームとの接続箇所はノツチ９によってつくられ たくびれ部を有している。

本体には同軸状に操作用筒体４が付けられ、この操作用筒体４は本体２のおねじ ６と噛み合うめねじ５を備えている。操作用筒体４はその下端に連結部分として の働きを持つウェブ８を備えている。また、このウェブ８にはひも７を取り付け ることが出来る。

操作用筒体４には銅製のコイル３が取付けられている。

第４図は回転用取手の形をした装着用器具１１を示している。

装着用器具１１は、グリップ１２及びシャフト１３から構成され　〕でいる、グ リップ１２から見て遠くのシャフト１３の端には２つのつめ１７が設けられてお り、これらのつめは内側へ向いた２つのスナップヘッド１４を有している。スナ ップヘッド１４の間には連結部分８の直径に適合した間隔１６がつくられている 。

以下に、可変サイズの子宮内ペッサリーの使用方法について簡単に説明する。

可変サイズ子宮内ペッサリーを挿入する際、装着用器具１１を連結部分８を介し てペッサリーにカーダン式に連結する。子宮内ペッサリーを通常の方法で子宮腔 中へ挿入した後、装着用器具１１を回転させることにより、操作用筒体４の上縁 １０をペッサリーのサイドアーム１５に押しつける。この圧力の結果、サイドア ームは子宮壁の方向へ向けて子宮壁に当たるまで動く。

装着の際、ペッサリーを移動させることにより、熟謹した医者は子宮内ペッサリ ーを最適時間で装着することができる。

子宮内ペッサリーを子宮腔中へ最適の方法で装着した後、装着用器具１１を軽く 引張ることで連結部分８から離して取外す。

この可変サイズ子宮内ペッサリーにより、初めて１つのサイズで子宮腔の形状寸 法の面であらゆる条件を満たすことができ、その結果、副作用を最適に抑え、し かも信頼性及び安全性を著しく高めることが可能となった。

Ｐｉｇｕｒ　ｉ 浄書（内容に変更なし） Ｊ −一一一　オ甲Ｌｊム１デな８大爽邑 □−＃かめの状°策。

昭和　年　月　日 園 特許庁長官　宇　賀　道　部　殿 ■、特許出願の表示　ＰＣＴ／ＤＥ８５１０　Ｏ３２３２、発明の名称　可変サ イズの子宮内ペッサリー３、特許出願人 氏　名　ストルーベル　ベルント　ヨーチェン外１名 ４、代理人 （補正クレーム） 請求の範囲 （１）子宮の形状に適合するように調節可能なアーム（１５）と中央の棒状部分 （１）とを存しており、上記棒状部分が本体（２）と操作用筒体（４）とで構成 されており、上記操作用筒体の相対的な移動により上記アームは調節可能であり 、そして上記棒状部分が連結部分（８）を有し、別個の装着用器具（１１）が装 着の際前記連結部分に連結され、装着後前記連結部分から取り外されるようにな っている子宮内ペッサリーにおいて、上記アーム（１５）は上記本体（２）の上 端のところで関節連結されかつ可撓的に構成されているだけであり、上記アーム （１５）を押し広げるために上記操作用筒体（４）の上縁を上記アームに押し付 けることを特徴とする可変サイズ子宮内ペッサリー。

（２）上記子宮内ペッサリーはプラスティック製であることを特徴とする請求の 範囲第（１）項記載のペンサリー。

（３）　上記中央の棒状部分（１）には特に銅製のコイルが巻付けられているこ とを特徴とする請求の範囲第（２）項記載の子宮内ペッサリー。

（４）　上記本体（２）の上記アーム（４）との接続個所にはくびれ部（９）が つくられていることを特徴とする請求の範囲第＋１１項乃至第（３）項の何れか １つに記載の子宮内ペッサリー。

（５）上記連結部分（８）はウェブとして構成されていることを特徴とする請求 の範囲第ｆ１＋項乃至第（４）項の何れか１つに記載の子宮内ペッサリー。

（６）装着用器具（１１）は回転用取手として構成されていることを特徴とする 請求の範囲第ｆ１１項乃至第（４）項の何れか１つに記載の子宮内ペッサリー。

（η　上記中央の棒状部分（１）は、ひもの固定手段を有していることを特徴と する請求の範囲第（１１項乃至第（６）項の何れか１つに記載の子宮内ペッサリ ー。

（８）上記本体（２）及び上記操作用筒体（４）は、お互いにねじ係合すること を特徴とする請求の範囲第ｆｌ＋項乃至第（７）項の何れか１つに記載の子宮内 ペッサリー。

手続補正書（方式） 昭和　年　月　日 特許庁長官　黒　１）明　雄　殿 １、事件の表示　ＰＣＴ／ＤＥ８５１００３２３２、発明の名称　可変サイズの 子宮内ペッサＩＪ−３、補正をする者 事件との関係　出願人 氏　名　ストルーベル　ベルント　ヨーチェン国際：Ａ丘報告 １、Ｉ＃１．、ｌａ、、ｍｍＰｃＴ／ＤＥ　８５１００３２３ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ 　ＴＨＥ　ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥＰＯＲＴ　ＯＮ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）プラスチックでできた可撓性のサイドアームを備えた棒状部部分を有する 子宮腔の形状に適合する可変サイズ子宮内ペッサリーであって、前記棒状部分の まわりに特に銅製のコイルが巻付けられており、上記棒部分がひもの固定手段を 有しており、子宮内への直接的な装着が行われる可変サイズの子宮内ペッサリー において、 上記棒状部分（１）は、本体（２）及び操作用筒体（４）で構成されており、 本体（２）は、上記操作用筒体（４）のめねじ（５）が本体（２）のおねじ（６ ）と噛み合うように、操作用筒体（４）と強制的に連結され、 上記操作用筒体（４）をその長さ方向軸線の方向に本体（２）に対し反対に回転 させたとき、上記操作用筒体（４）の上縁（１０）は上記サイドアーム（１５） を押し、それにより上記サイドアーム（１５）は、子宮腔の形状に適合するよう に無秩序に強く広げられ、 上記棒状部分（１）は、装着の際、別個の装着用器具（１１）にスナップ状に嵌 まることのできる連結部分（８）を有しており、装着後、前記装着用器具（１１ ）を再び取外すことができることを特徴とする可変サイズ内ペッサリー。
2. （２）上記連結部分（８）はウェブとして構成されていることを特徴とする請求 の範囲第（１）項記載の可変サイズ子宮内ペッサリー。
3. （３）請求の範囲第（１）項及び第（２）項による可変サイズの子宮内ペッサリ ー及び別個の装着用器具から成る避妊用器具にして、上記装着用器具（１１）は 、回転用取手として構成されていることを特徴とする避妊用器具。