JPS62500430A - 電気的な面状の加熱体及び、鍋本体と槽部分と槽底部とを有するフライ鍋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 電気的な面状の加熱体及び、鍋本体 と槽部分と槽底部とを有するフライ鍋 本発明は電気的な面状の加熱体及び、鍋本体と槽部分と槽底部と少なくとも１つ の加熱体とを有するフライ鍋に関する。

先行技術において公知のフライ鍋に配設された間接的な加熱機構においては、オ イル容器の加熱されるべき壁部が波形に形成されており、そして容器内に突出す るその各波部分に相応して成形された加熱体内に、ろう付けによって交換不可能 に配設されている。本来の加熱素子は前記加熱体内にやはり交換不能にそう着さ れておシ、それによって加熱素子の損傷時にはオイル受容のための容器全体が交 換されなければならない。

またオイル容器の波形形成された表面は洗浄が難しく、それによって実際的に家 庭の主婦から及びレストラン内で悪評を受けている。

本発明の課題は、洗浄が容易なだけでなく、個々の加熱素子の損傷時に当該素子 を任意に交換可能であるようなフライ鍋を提供することである。

この課題は、伝熱性の材料から成るカバ一部材と少なくとも１つの、該カバ一部 材内に差込み可能でかつ交換可能でありしかもすべり座を以って該カバ一部材。

内にはめ入れられる面状の電気的な加熱素子とを有する、面状の電気的な加熱体 の形成によって解決された。

上記のような加熱体を用いて形成されたフライ鍋の特徴は、容器底部の少なくと も１部分が電気的に加熱されることである。

このような構成の有する利点は、各加熱素子が個々に交換可能なことであシ、そ れは純粋に経済的に見ても使用者側から望ましいことである。更にオイル接触す る壁が平面形状なので、フライ鍋の内部の洗浄も容易になっている。

次に本発明を図面を以って説明する。

図面は本発明の略示図であって、第１図は所謂二重構造のフライ鍋を、その電気 的な加熱機構を除外して示した横断面図、第２図は第１図によるフライ鍋をその 除外されていた部分と共に示す側面図、第３図はオイル槽の加熱機構部分を示す 拡大部分図、第４図は平面状の電気的な加熱体の１部分を示す斜視図、第５図図 、第６図は第５図に示されたフライ鍋を第２図に準　′じて示す図である。

第１図にはオイルを受容する鍋本体３と該鍋本体３の下に配置され槽底部５に達 つしている細長いオイル槽４とを有するフライ鍋１の構造が示されている。この 鍋本体３はかご部材７の受容のために働き、このかご部材７の中にフライされる べき対象物が置かれる。

細長いオイル槽４の各側壁の大きな部分が、電気的な加熱素子８によって被われ ている。更に複数のこのような形式の電気的な加熱素子１１が、２つのショルダ １０を固定している壁範囲内に配置されている。加熱素子８と１１とは絶縁体１ ３によって外部に対して絶縁されている。

フライ鍋１が温められると、ラードブロック１４がショルダ１０上に何重にも載 せられる。容器３内にもたらされた該ブロック１４は、その載着面から出発して 、電気的な加熱素子１１によって溶かされる。この溶けたラードはまず槽底部５ 内に滴下し、そして細長い゛オイル槽４を次第に充填し、図面の右側に示された ように容器３内にフライのために必要な高さを形成するまで違つする。グループ ごとに適切に切換えられる各加熱素子８，１１は、その溶けたラードを過熱する ことなくしかもその必要温度を保つために働いている。

加熱素子としては第４図に部分的に示された加熱素子が用いられ、この加熱素子 は一般的にかつ有利には、相応して加熱されるべきケースの壁である保持プレー ト２０を有している。この場合にそれは細長いオイル槽４の壁である。保持プレ ートも同様に、フライ鍋の上側部分内でショルダ１０の壁を形成している。この 保持プレート２０上には、ケーシング載着部２１を固定する機能を有しかつ縦方 向押込変形部を備えた薄板が、平行な溶接継目２３によって位置固定されている 。

このケーシング載着部は保持プレート２０と共に終端接続部２４によって接地さ れており、他方で保持プレート２０とケーシング載着部２１との間に形成された 貫通通路としての開口は、加熱薄板２５としての電気的な加熱素子の受容のため に働いている。この各加熱薄板は個々に電線２６を介して給電されている。加熱 薄板２５を受容するこの通路は２つの開放端部２８を有し、この端部２８によっ て加熱薄板２５０そう人及びその交換が容易となり、当該各通路を清潔に保つこ とが簡単になる。この場合に該通路の寸法は加熱薄板が、すべり座の適合性の選 択に基づいてスムーズにそう人及び引出され得、しかも各通路内にほぼ遊びなし に装着されるように選定されている。これによって個々の素子の損傷時にその容 易な交換が可能となり、それによって当該フライ鍋の迅速な再使用が保証される だけでなく、経済的にも著しく有利となる。また第３図及び第４図に明示された ようにその加熱機構の製作も極めて容易でかつ必要作業量が少なく、この際に薄 板の撓み及び溶接加工は自動機械を以って又は口がットによって安価にかつ効率 よ〈実施可能である。

第１図乃至第３図に示された電気加熱式のフライ鍋の変化形が第５図及び第６図 に示されている。この場合は混合式の加熱機構が用いられている。図示のフライ 鍋３０はラード又はオイル側に鍋本体３２を有し、この鍋本体３２は斜めに延び る鍋本体底部３９を介して種部分３３に移行している。この種部分３３は台形部 分３４に接続している。

この場合にフライ鍋の下側部分はガス加熱器３６によってその温度を保たれ、こ れに対して上側部分には電気的な加熱素子３７が配設されている。この加熱素子 ３７の構造は第６図及び第４図に示されたものと同じである。斜めの鍋本体底部 及び該底部を加熱すべき加熱素子３７に基づいて、溶けたラードが槽内に流入し 、他方でラードブロック４２が電気加熱される槽外壁４０に対して押し付けられ てここでも有効に溶解せしめられる。フライ鍋における図示のガス加熱機構は基 本的に公知なので、その詳説は行なわない。

上記のような電気的な平形加熱体の使用は、ラード又はオイルの極部的な過熱発 生を防止する。

ＦＩＧ、１ 補正書の翻訳文提出書（特許法第１８４条の７第１項）昭和６１年５月２３日

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．電気的な面状の加熱体において、伝熱性の材料から成るカバー部材と、少な くとも１つの、該カバー部材内に差込み可能でかつ交換可能な面状の電気的な加 熱素子とを有し、この加熱素子がすべり座を以つて前記カバー部材内にはめ入れ られていることを特徴とする、電気的な面状の加熱体。
2. ２．カバー部材が、電気的な加熱素子の受容のための少なくとも１つの貫通した 開放通路を有している、請求の範囲第１項記載の加熱体。
3. ３．鍋本体底部の少なくとも１部分が電気的に加熱されている、請求の範囲第１ 項又は第２項記載の鍋本体と槽部分と槽底部と少なくとも１つの加熱体とを有す るフライ鍋。
4. ４．鍋本体底部が槽に向つて傾けられている、請求の範囲第１項から第３項まで のいずれか１項記載のフライ鍋。
5. ５．少なくとも、鍋本体底部上に位置するラードブロックがそれに向つて滑ろう とする側壁が電気的に加熱されている、請求の範囲第１項から第４項までのいず れか１項記載のフライ鍋。
6. ６．電気・ガスの混合加熱機構が配設されており、この際に少なくとも鍋本体が 電気的に加熱されている、請求の範囲第１項から第５項までのいずれか１項記載 のフライ鍋。