JPS62500360A - ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置本発明は、工業用ミシンの空気圧で作動 する押え保持用の装置に関するものである。

詳細には２本発明は１兆該装芒を作用平面に合わせて固定するための適当に配置 された３枚の板に切離すことができるベース、複動シリンダに気相流体を供給す るとともに該シリンダを支持する陽きも持つ気相流体切換弁、押え保持具のリミ ットストップを制御し調節するための装置および該押え保持具から構成される工 業用ミシンの空気圧作動式の押え保持装置に関するものであり、上記の各構成品 を様々な配置形態に組立てて該装置を業界の各種の機種の工業用ミシンに適合さ せ得るようにしたものに関するものである。

従来公知のように、布地の縁かがり、縁縫い、案内等に用いられる押えは、ミシ ンに固定位数で取付けて使用されていたため、押えの交換や作用平面からの取外 しに峰間が空費されていた。さらに、押えの操作。

すなわち衣服縫製専用ミシンに必要とされるような作用位置に関する押えの前後 移動のほかに、業界全機種の工業用ミシンに対する適合化をも同時に可能にする ような装置は、これまで実現されていなかった、本発明の目的は、長い時間がか かる押えと押え保持装置の取扱作業や交換作業を避けるという要求に応じるとと もに、適当な調節によって業界各機種のミシンに適合させることができる装置を 提供することにある。

すなわち、本発明の具体的目的は、切削加工した金属薄板からなる分解可能なベ ース装置を組合わせて設けてなり、これらベース装置に、押え保持スライダ用の 第１の座、調節式リミット装置用の第２の座、早外し式ハウジング装置用の第３ の座および切換弁取付は装置用の第４の座ならびに作用平面への取付は用の装置 を備えせしめ、該切換弁上に流体調整継手装置を。

流体供給用の少なくとも２木の流路とともに設け、さらに該押え保持スライダ装 置を作動させるための調節式電動足金に連結されたＴＩＪｔＭ式操作ロッドを組 込んだ複動シリンダを設けてなる、特に工業用ミシンの空気圧作動式の押え保持 装置にある。

本発明は、以下の説明と１本発明の好ましい実施例を図示した添付の図面によっ て、更によく理解されよう。

図１は、本発明による装置の上面図で、ミシンの作用平面を鎖線で、ミシンの押 えを破線でそれぞれ示しである。

図２は、図１の装置の底面図である。

図３は、複動シリンダのロッドを引込位置で示した本発明の装置の上面図である 。

図４は、空気圧作動流体切換弁付きの上記装置の側面図である。

図５は、シリンダロッドをのばした位置に置いて図４の反対側から見た部分横断 面図である。

図６は、切換弁の部分横断面図である。

図７は、本発明の装置の種々の使用配置例のうちのいくつかを示すものである。

図８は、本発明の装置の分解図である。

好ましい実施例の１つによれば、本発明の装置は、分解することのできる３枚の 切削加工板１，２．３で形成された剛性ベースから構成される。

下部の板ｌと上部の板２の間に、スライダ５を挟み込んだすべり板６ａ、６ｂの セットからなるスライダ部が組込まれている。スライダ板５には、ミシン付属品 の押えを取付ける少なくとも２個の穴５ａ’を備えた張出板５ａが組込まれてい る。

スライダ５の位置の高さ方向の調節に役立つ薄板６ａ、６ｂからなるすべり板セ ットと、スライダ５は、両方ともに、上部押え板２４′と下部押え板２４″とに 固定されていて、これら上下の押え板が、ベースの上部の板１と下部の板２のそ れぞれに設けられた溝穴４に沿って移動する。

押え板２４′は、リミットストップ端８の小さなブロック８ａに掛って止まる。

このブロックじゃ、スライダ差動ストップ装Ｍ（図示です）を組付ける場合には 、該ストップ装置用の座を形成する。

ブロック８ａは、上部と下部のベースプレート１゜２のそれぞれに設けられた座 ７に沿って動かすことができる。この座７は、その両側部をローレット切りされ ており、このローレット切り部分にブロック８ａの小さな歯形がかみ合って、迅 速で確実な拘束を行なえるようになっている。

両ベースプレート１．２には、圧縮空気切換弁のプリズム形本体１２のネジ止め 固定用と、本装置を工業用ミシンに固定する上で場合により使用することがある Ｕ金物等の帯金物（図示せず）の締付ネジ用の、一連の座１１が設けられている 。ミシンへの装置固定用の帯金物または取付装置の形状は、様々な状況によって 適当に変化するが、その端部の締付用に、適当な座２３が設けられている。

本装置のベース部は、ネジ３′によって板ｌに取付けることができる第３の取外 し可能な板３も含んでいる。この板３は１図７に示すように、各機種のミシンに 対して該装置の全体寸法を合わせられるように配慮されている。

実際に、特定の板３によって、切換弁１２の位置を図７の配置ａ−ｆのそれぞれ に変えることができるが、これらの位置は、本装置を各機種の工業用ミシンに適 合させるのに適した位置である。

該ベース装備上には、本発明の装置の作用平面上の高さを調節するために、ネジ を切られたゆるみ止めできる調節脚用の座が３箇所に設けられている。

該流体供給切換弁１２は、１次供給路１４．２次供給路１５．締付ネジ用の座１ １、装置の回転を許すネジ用の座１６、およびノーマル位置にセットされた流量 調節継手１７と追加位置にセットされて複動シリンダ１９の支持としても働く流 量調節継手１８を備えている。該シリンダは、その並進運動を押え保持スライダ ５に伝える調節式足金２２に連結されたネジロッド２０を作動させる。

添付図面に図示した好ましい実施例によれば、本発明は、下記の各点を可能にす るための方策を提供しようとするものである。

ａ）工業用ミシンに通常使用される付属品としての押えの全く申し分のない取扱 い易さ。

ｂ）全体的取外しを一切必要としない本発明による装置の移動性。

Ｃ）業界各機種の工業用ミシンに対する該装置の適合化。

スライダに取付けた押えの扱い易さは、複動シリンダ１９によって得られるもの で、該複動シリンダは、流体切換弁１２によって適当に制御されると、該スライ ダ５を作用位置（針の横隣）にすべり込ませたり、静止位置（シリンダロッド引 込位置）にすベリ込ませたりすることができる。

移動性は、押えを使用していないときに作用平面をふさがないために必要とされ るものであるが、本発明の装置の移動性は、早外し機構１０と、該装置を回転さ せる中心となる後部固定ネジ（図示せず）とによって与えられる。該ネジは１例 えば、切換弁１２に設けた座１６の中にはめ込むことができる。実際、ミシン作 用平面に対する本装置の固定は、ミシン作用平面上に固定された２本のピンによ り行なわれ、一方のピン２７が水平方向の丸溝を有していて、この溝に止め番外 し機構１０がかみ合っている。該機構は、該溝にかみ合うバネ押し式のナイフで 形成されていて、ボタンを押すと、これが外れて、ミシン作用平面に関する該装 置の回転を可能にするようになっている。このため、８に装置をその作用位置か ら取払う必要のあるときはいつでも、該装置を全体的に取外す必要なしに、作用 位置から取払うことができる。

現在市販されている各種工業用ミシンに対する本発明の装置の適合性については 、ベース構成品の特定の配置によって各機種に適合できるようになっているが、 これらのベース構成品は、装置構成品の長さの過不足や対称過旋削に対処できる ようになっており（図７参照）、特に、ミリ調整を下記のようにして行なえるよ うになっている。

前述したように、薄板６ａと薄板６ｂからなる薄板セットと、スライダ５とが、 上部杆え坂２４′と下部押え板２４″に取付けられている。

上部杆え板２４′はピン２４を備えており、このピンが、得ることのできる各種 の位置における装置ベースに対する切換弁１２の位置変更に際して、これを補正 してシリンダ１９のロー、ド２０の行程をできる限り大きくできるようにする目 的で足金２２の長子方向に一定間隔で設けられた複数個の穴２５のうちの１個に はまり合っている。

足金２２は、腕部２２′を形成するように上向きに曲げられており、この腕部の 上端部に、複動空気圧シリンダ１９と平行に置かれた圧縮空気切換弁のプリズム 形本体１２の上に取付けられた該シリンダ１９のロッド２０と心合わせした穴２ １′を設けである。

さらに微細な調整は、次のようにして得ることができる。

ネジを切った止め輪２１をさし込んだ上で、シリンダロッド２０のネジ端を穴２ ２′に通し、足金２２′とシリンダ１９の間の距離を調節する。

従って、ネジを切った止め輪２工により、穴２５のピッチより小幅のシリンダロ ッド行程の微調整が可能である。

さらに、切換弁１２をシリンダ行程に平行な方向で位置を変えて取付けることが できるところから、本発明の装置を組付けたそれぞれのミシンにおいて、押え保 持用の成形加工板５ａに取付けた押えを、針に対して最適位置になるように合わ せることができるという点にも、注目すべきである。

以上に、本発明の実施例を具体的に挙げながら、本発明を説明してきたが、言う までもなく、本発明の記載の実施例だけに限られるものではなく、本件の工業特 許による関連保護範囲から逸脱することなしに当業者が加えることのできる変形 や改変のすべても対象とするものである。

ＦＩＧ、　７ 一■−■■■■−馴−−喝−■―■―■−■−−■−■−−――−−−−――− 一一――−■−１■−―−−一−■−窮一−、−―−――−|−−鴫−■−―− −−−−■−呻番−−−−自鰺一−−一一ノ■ ＦＩＧ、　４ ＦＩＧ、　７ 手糸売ネ由正嘗　（方式） ％式％ １　事件の表示 ＰＣＴ／ＩＴ　８５１０００３１ 、発明の名称 ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 プロフィール　ニス・アール・エル ４代理人　、 ５　補正命令の日付 昭和６１年１０月３１日 ６　補正の対象 委任状および明細書翻訳文第１頁の発明の名称国際調有報告 ＡＮＮＥＸ　Ｔｏ　Ｔ＋、＋ＩＮＴＥＲＮＡＴＩＯＮＡＬ　５ＥＡＲＣＨＲＥＰ ＯＲＴ　ＱＩｎＦＲ−Ａ−２３９６１１Ｎｏｎ。

ｆ’Ｒ−Ａ−９１４００２Ｎｏｎｅ

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. １．作動流体で作動する複動空気圧シリンダ（１９）のロッド（２０）によって 操作され、運動方向に沿って調節することができる足金（２２）にしっかりと連 結された押え保持用の成形加工板５ａを備えているスライダ（５）を組込んで構 成され、この押え保持用スライダ（５）が、該空気圧シリンダ（１９）を、これ に作動流体を供給するための切換弁（１２）とともに取付けてあるベースプレー ト（１），（２）の間に設けられたすべり座（４）によって移動できるようにな っており、さらに、該押え保持用のリミットストップ調節装置（７），（８）と 、該切換弁（１２）を該ベースプレート上に、その位置を変えて固定するための 装置（１１）とをも組込んで構成されており、工業用ミシン上における該ベース の位置を直に設定、あるいは適当な座（２３）を設けた上で適当な取付装置を介 して設定して、該ベースの位置を各機種に合わせて変えられるようにしてある点 を特徴する工業用ミシンの空気圧作動式の押え保持装置。
2. ２．工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置にあって、該装置のベースプ レートを、相互間を機械的に結合された２枚の成形加工板（１），（２）と、該 ベースの全長を短くするために取外せる第３の板（３）とで事実上構成された、 少なくとも３分割の部分に切離すことができるようにしてあり、該第３の板（３ ）を取外して該装置の全体寸法を各機種のミシンに適合させるようにした特許請 求の範囲第１項に記載の工業用ミシンの空気圧作動式の押え保持装置。
3. ３．工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置にあって、切換弁（１２）の 下部ベース（１）に設けた穴（１１）の配置を、空気圧シリンダ（１９）のロッ ドの行程の変更を可能にする突出位置においてもベース（１），（２），（３） 上に該切換弁（１２）を確実に固定できるような配置にしてある特許請求の範囲 第１項に記載の工業ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置。
4. ４．工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置にあって、押え保持用スライ ダ（５）に対する足金（２２）の取付けを、該足金（２２）に長手方向に設けた 多数の穴（２５）のうちの１個にピン（２４）をはめ合わせて行ない、ベース（ １），（２）に対する切換弁（１２）の位置の変更があった場合に、これをピン 穴位置の変更で補正して、シリンダロッドの行程を可能な限り大きく取れるよう にしてあり、該穴段の更に微細な調整を、該足金（２２）の穴（２１′）のネジ 穴にかみ合っていて止め輪（２１）でゆるみ止めされている空気圧シリンダ（１ ９）のロッド（２０）を加減することによって行なえるようにした特許請求の範 囲第１項に記載の工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置。
5. ５．工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置にあって、該切換弁（１２） が、空気圧シリンダ（１９）を補強し支持する機械的作用を示すほかに、３本の 独立した分配流路を有し、そのうちの２本の流路（１４）を通して、前進と後退 の個別操作が可能なシリンダ（１９）の前進行程または後退行程と並行して空気 圧信号を引出すことができる一方で、第３の流路（１５）において、区別なく信 号を送ったり、流路（１４）または外部管路から信号を取入れたりすることがで き、これにより各種用途に合わせて空気圧信号を得ることができる特許請求の範 囲第１項に記載の工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置。
6. ６．工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置にあって、板（１），（２） ，（３）に設けたすべり用と固定用の座、ならびに空気圧シリンダ（１９）の切 換弁（１２）上の取付ネジ座の対称配置によって、該押え保持装置を縫付け装置 取付方向に対して横方向の針に平行な鏡面対称位置で使用できるような配置形態 に、該押え保持装置構成品を配置することができる特許請求の範囲第１項に記載 の工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置。
7. ７．工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置にあって、該装置の作用平面 への固定を、ベース（１）（２）に対して直角の１対の垂直ピンと（または）ネ ジを介して確保できるようになっており、一方のピンおよび（または）ネジにヒ ンジ軸を設け、他方（２７）に溝を付けて、この溝に急速方式の止め外し機構（ １０）をかみ合わせてあり、該装置を作用位置から取外す際に、それを全体的に 分解する必要なしに、作用平面に関する該装置の回転を行なえる特許請求の範囲 第１項に記載の工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置。
8. ８．工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置にあって．切換弁への作動流 体の供給を、少なくとも２本の流路を通して行ない、各流路に流量制御部（１７ ），（１８）を設け、流体継手および（または）流量調整弁（１８）を空気圧シ リンダの支持と空気圧シリンダヘの供給に適合するものとした特許請求の範囲第 １項に記載の工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置。
9. ９．工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置にあって、作用平面に対する 該装置の位置を変える目的で３本の独立した高さ調節脚のための少なくとも３個 の座（１３）をベース上に設けてあり、押え保持板（５８）の位置を、この板を はさみ込むようにして薄板（６）を適当に挿入することにより、該押え保持板の すべり（４）座内で高さ方向にさらに調節できるようにした特許請求の範囲第１ 項または第２項に記載の工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置。
10. １０．工業用ミシン用の空気圧作動式の押え保持装置にあって，行程端（８）の 小さなブロック（８ａ）が、スライダの差動停止位置の受面となると同時に、布 地ガイド装置を押えに対して整合した状態に保たれるように固定するための受面 にもなる特許請求の範囲第１項に記載の工業用ミシン用の押え保持装置。