JPS62500218A - 液の暴走を防止するｉｖ液コントロ−ルシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 液の暴走を防止するＩＶ液コントロールシステム（発明の背景） １、発明の分野 この発明は静脈（以下、Ｉｖと略する）液の監視、制御に関し、特に、ＩＶ上セ ツトコントロール装置からはずされているときに、液の暴走が防止されるような ＩＶ液コントロールシステムに関する。

λ先行技術の説明 医療介護の改良のために、ＩＶ液の投与（ａｄｍｉｎｉｓｔｒａｔｉｏｎ）に関 してかなりの努力がなされている。コントローラとポンプの両方共が、患者に計 量された量のＩＶ！を注入するために開発されている。

ＩＶコントローラシステム及びＩＶ点滴（注入）ポンプシステムの両方において 、チャンバー（１または複数の）および、液源に接続される入口チューブと、患 者に接続される出口チューブとを有する、使い捨てＩＶ上セツトしばしば使用さ れる。チャンバーはコントロール装置に挿入され、前記コントロール装置は、Ｉ Ｖ上セツト通るＩＶ液の流れをコントロールするように、チャンバーに作用する 。

ＩＶ上セツトコントロール装置からはずすときに、液の暴走が防止されるような 、ＩＶコントロールシステムを有することは望ましいことである。先行技術の装 置は、セットがコントロール装置からはずされるときに、流れを制限するもので あり、そして複雑で、しかも高価な使い捨てＩＶセツ）％必要とする。

（発明の概９） この発明は、ＩＶ上セツトコントロール装置からはずすときに、液の暴走を防止 する、ＩＶコントロール装置の改良である。この発明は、クランプが閉じている か否か（すなわちＩＶ上セツト通って液が流れているかどうか）によって変化す るパラメータの関数であろセンサ信号を供給する。センサを備えている。さらに 、この発明は、前記センサの信号に応答して、ＩＶ上セツト通る液の流れが止め られたことを、前記センサ信号が光示しない限り、コントロール装置からＩＶ上 セツトはずされるべきでない旨の表示を供給する手段を含む。

それゆえ、この発明は、ＩＶ上セツトフントロール装置からはずされる前に、Ｉ Ｖ上セツト出口チューブをクランプ（閉塞）して液の流れを止めろことを、医療 従事者に促進する。前記クランプによって流れが一旦止められろと、ＩＶ上セツ ト、液暴走の危険なしに取り外されろことができる。

いくつかの好適実施例においては、動作の際に、ＩＶ上セツト支え、受は入れる レセプタクルと、そのレセプタタルへの開口をおおう扉を有する。センサ信号が 液の流れの非ゼロ（零）を示す間は、表示を供給する手段が扉を閉位置にロック する。液の流れが止っていることを、センサ信号が示すとき、扉は解放され、そ の結果扉を開くことができ、ＩＶ上セツトャンバはコントロール装置から取りは ずすことができる。

他の実施例では、センサは、コントロール装置によって動かされるＩＶ上セツト 一部から下流側での液の圧力を検知する圧力センサである。センサが圧力の高ま りを表示すると（それは出口チューブが閉塞された結果であるが）、扉が解放さ れ、その結果、それは開けることができ、ＩＶセツ）はコントロール装置から取 りはずすことができる。

他の好適実施例では、もしクランプが閉じていない場合に、工Ｖセットを取りは ずそうとする試みがなされるときには、表示を供給する手段が、目に見えろか、 あるいは耳に聞こえる警報（好ましくは、合成音声の舒告の形で）を発する。

（図面の簡単な説明） 第１図はこの発明のＩＶ液流コントロールシステムの第１の好適実施例の概要図 、第２図はこの発明に係るＩＶｉ流コントロールシステムの第２の好適実施例の 概要図、第３図は第２図のシステムに使用されるクランプの部分断面図、第４図 はこの発明に係るＩＶ液流フントロールシステムの第３の好適実施例の概要図で ある。

（好適な実施例の説明） 第１図に示されろ好適実施例において、ＩＶ液流コントロールシステム１０（こ れはコントロール装置１２とＩＶセット１４を含む）は、液保存容器１６から患 者（図示せず）ＫＩＶ液を供給する。コントロール装置１２は、この実施例では 好ましくはＩＶコントローラである。もっとも、コントロール装置は、保存容器 １６から液を絶えず導くタイプの注入ポンプとすることもできる。ＩＶ上セツト ４は入口チューブ１８　、チャンバー２０．出口チューブ２２およびり２ンプ２ ４を含む。ＩＶ液保存容器１６からの液は、点滴チェンバー２６によって入口チ ューブ１８に供給される。

ＩＶ上セツト４のチャンバー２０は、コントロール装ｆｌ１２のレセプタグル２ ８に挿入されろ。レセプタクル２８内の所定位置にあるとき、チャンバー２０は 、患者に供給されろＩＶ液の食を計量するように、コントロール装置１２のハー ドウェアによって作動されろ。チャンバー２０は、コントロール装置ｔ１２の特 定の構成により、また、コントロール装置１２がポンプであるかコントロー２で あるかに応じて、種々の異なった形態をとることができる。

第１図に示すように、コントロール装置１２は、レセプタクル２８の入口（開口 ）をおおう扉３０を有する。扉３０はチャンバー２０をレセプタタル２８に装填 したり、取り外したりするために開かれるようになっていなければならない。

この発明は、もし医療従事者が出口チューブ２２の閉じ方ヲ失敗して、チャンバ ー２０をコントロール装ｒｔＸＺから取りはずそうとするときに起り得ろような 、液の流出を防止するための、改良されたシステムである。

第１図示された実施例では、この発明の改良は、流れセンサ３２．扉の掛は金３ ４．扉の連！１＋１１（インターロック°）論理回路３６を含む。流れセンサ３ ２はＩＶ上セツト４を通る液の流れ８検出して、連動論理回路３６に流れ信号を 供給する。

流れがゼロであることが検出されない限り、運！ｌＩ］論理回路３６は、掛は金 ３４が扉３０を閉鎖位置に保持するようにする。

これは、ＩＶ上セツト４８通って液が継続的に流れる限り、医療［８者がチャン バー２０をレセプタクル２８からはずすことはできないようにする。

医療従事者、がＩＶ上セツト４を通る液の流れを止めるためクランプ２４８閉め ると、流れセンサ３２からの流れ信号が変化し、連動論理回路３６が扉の掛は金 具３４を解放する。

換言すれば、一旦り２ンプ２４が閉ざされろと、扉３０は解放され、チャンバー ２０をコントロール装置１２から取りはずすことができるようになる。

この発明によれば、ＩＶセッｌ−１４１Ｃいかなる複雑さもつけ加えることなし に、液の暴走状態の阻止を達成できろことが分かるであろう。ＩＶ上セツト４は 使い捨て品であるので製造者および使用者の両方に実質的なコスト面での利益を もたらす。

第１図に示された特定の実施例では、流れセンサ３２は単に点滴チャンバ２６で の点滴率を検知し、流出率を表示する。

他の安価な流出率感応センサが使われ得る。なぜなら、流出率の精密な正確さは この発明には必要でないからである。コントロールシステムの一部分として流れ センサを既に含む。

この種のシステムでは、現存する流れセンサからの信号が、この発明の液暴走阻 止用の連動論理のために使用されることができろ。

同様に、コントロール装置１２からチャンバー２０がはずれるのを好適に阻止す る手段は、構成上極めて単純である。

図に示される好適実施例では現在使用されている多くのコントロール装置１２に おいて、コントロール装［１２とＩＶ上セツト４が使用されている間中チャンバ ーをおおう扉が既に採用されているという理由で、扉３０および扉掛は金具３４ が使用される。ソレノイドで付勢される掛は金具を、流れ信号の関数として、そ のソレノイド掛は金具の動作をコントロールするコントロール論理回路と共に付 加することは、コントロール装置１２の価格全体に対しては、はんの僅かな追加 として影響するにすぎない。

第２図は、第１図に示された実施例と大要同様な、この発明の他の実施例を示す 。この実施例は、各サイクルの一部の間だけ、（液保存容器１６から流れる液で ）満たされろようなＩＶポンプに対して特に有用である。それゆえ、同様な要素 は同符号で示されている。

第２図に示す実施例では、検知されるパラメータは、第１図に示すように液保存 器１６からチャンバー２０への液の流れというよりも、コントロール装置１２の 出口側の圧力である。圧力センサ４０は、好ましくは、コントロール装置１２内 に配置され、チャンバー２０の出口圧力を検知する。連動論理回ｌ１３４２は、 圧力センサからの圧力信号に感応し、圧力が設定値以上のとき、扉掛は金具３４ が解放されるのを許容するだけである。

第２図に示す実施例は、コントロール装置１２がポンプである場合に特に有利で ある。クランプ２４が閉じられ、ポンプが運転していると、圧力センサ４０で検 知されろ出口チューブ２２内の圧力が高まる。それ故に、逆にこの圧力増加は、 クランプ２４が閉じられており、その結果罪３０８開いても安全であることを示 す。

もしコントロール装（ｔ１２がポンプであり、非常に低率の流れでポンプ注入が 行なわれているならば、出口チューブ２２におけろコンプライアンス（Ｃｏｍｐ ｌｉａｎｃｅ　）は、十分な圧力が信号論理回路４２に与えられて、扉３０が開 かれることを許すまでに、かなりの遅延を生ずる。圧力が立上げられている間の 、この潜在的な長い遅延を避けるために、クランプ２４は、第３図に示すような 、ハウジング４６およびロー２４８を有するローラグランプであるのが好ましい 。

出口チューブ２２を通る流れは、第３図において右から左へのロー２４８の動き によって抑圧される。案内部材５０のために、ロー２４８は最初にチューブ２２ を下方に押しつけ、ロー２４８が右から左に動かされるにつれて液の流れをしぼ る。ロー２４８は左方に動きつづけるので、り２ンプ２４とチャンバー２０の間 のチューブ２２の容積が減少し、その結果、クランプ２４が閉じられろと、チャ ンバー２０に向けて液が絞られて、逆流させられる。これは圧力センサ４０で検 知されろ圧力を高め、そして連動論理回路４２に必４Ｉな信号を供給して掛は金 具３４を解放することＫなろ。

圧力増加を生じさせるローラクランプを使用することによって、コントロール装 置１２が待機状態（すなわち、液を注入していない状態）にあるときでさえ、掛 は金具３４９％放することができるようになる。

第１図および第２図に示す実施例では、液の流れおよび圧力が検知パラメータと して使われたが、ローラ、クランプ２４が閉じているかどうかを検知する他のど んな方法も、この発明に使用され得る。例えば、他の実施例では、超音波センサ が、クランプ２４が閉じているかどうかを検知するために使用される。さらに他 の実施例では、を気機械式スイッチが、クランプ２４が完全に締状態に達したと きを表示するのに用いられる。

第４図は、第１図および第２図に示すシステムと基本的には同じ、この発明のさ らに他の実施例を示している。同じ要素は同一の符号で示す。

第４図に示す実施例では、王カセンサ４０が圧力信号を供給し、扉３０が閉じて いるか否かを示す信号を扉位置センサ５２が供給する。扉位置信号および圧力信 号の双方が論理回路５４に供給されろ。ｎ３０が開いており（扉位置信号によっ て示されるように）、かつ圧力信号がクランプ２４が閉じていることを表示して いる間は、論理回路５４は何の動作もしない。一方、もし、圧力信号がクランプ ２４が閉じていないことを示し、かつ、扉位置信号が扉が開いていることを示す とき、論理回路５４は音声合成器５６を付勢し、医療従事者にクランプ２４が閉 められるべきことを、音声または音響的に警報する。この警報は１通常は液の暴 走を防止するのに十分である。なぜなら、医療従事者が、その時直ちに扉３０を 開くことができるように、コントロール装置ｌｔ、１２のすぐ近くにいるからで ある。

この発明は、また、（可視的な、又は音声の警報を含む）音声合成器５６以外の 、他の型式の表示器をも含むことを意図しているが、音声合成器５６　より供給 される合成された官話が好ましい。なぜなら、病室には通常前古信号を発する数 多くの装置が配置され、合成官話は警告の原因を積極的に表示することができ、 医療従事者に正しい行動をとらせるからである。

第４図のシステムは、扉３０を開くために、医療従事者が複数のステップを特定 の順序で遂行しなければならないような・　コントロール装置１２に使用する場 合に、特別な利点がある。その複数のステップの処理のうちの第１のステップが 遂行されたとき（それは例えばノブ又はレバーを動かすことかもしれない）。そ のステップが検知され、扉３０が開かれようとしている（しかし、まだ開いては いない。）ことを論理回路５４に指示する。

このことは、もしり２ンプ２４が閉じていなかったら警告を発生するに十分な時 間を与える。

この結果、この発明は、ＩＶ液コントロールシステムにおいて、液の暴走を防止 するのに極めて簡単ではあるが、効果的な改良であるといえる。この発明は、使 い捨てＩＶ上セツト複雑さが加わることを避けて、コントロール装置にＲＡ）の ハードウェアを追加するにすぎない。

この発明は、好適実施例に関して説明されたけれども、形式や詳細部の変更が、 発明の精神および範囲から逸脱することなしになされろことは、当業者には明ら かであろう。

国際調査報告

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. １．液源と患者との間に接続するＩＶセットと、ＩＶセットの一部を受納し、か つこれに作用して、液源から患者への液の流れを制御するコントロール装置とを 有するタイプのＩＶ液コントロールシステムにおいて、ＩＶセットを通る液の流 れがあるかどうかによって変化するパラメータの関数であるセンサ信号を供給す る手段と、センサ信号に応答して、ＩＶセットを通る液の流れが止められたこと を、センサ信号が示さない限り、前記１Ｖセットがコントロール装置からはずさ れるべきでないこと表示を与える手段とを具備した装置。
2. ２．前記コントロール装置は、その動作中に、ＩＶセットの一部を受納し、かつ 支持するためのレセプタクルを有し、さらにＩＶセットを通る液の流れが停止さ せられたことをセンサ信号が示さない限り、前記レセプタクルからＩＶセットが はずれることを防止すべき旨の表示を与える手段を備えた、請求の範囲第１項の 装置。
3. ３．前記表示を与える手段は、 それが閉位置にあるときは容器を覆い、一方、開位置にあるときは，ＩＶセット の一部がレセプタクルに挿入され、又はそこからはずされることができるような 扉と、センサ信号がＩＶセットを通る液の流れの非零を示すときは、閉位置に扉 を維持し、一方、センサ信号がＩＶセットに流れる液の停止を示すときは、前記 扉が開位置に動かされ得るように、前記扉を解放する手段とからなる請求の範囲 第２項の装置。
4. ４．センサ信号を供給する手段が、ＩＶセットを通る液の流れを検知する流れセ ンサからなる請求の範囲第１項の装置。
5. ５．センサ信号を供給する手段は、コントロール装置によつて作用されるＩＶセ ット部から下流側でのＩＶセット内の液圧力を検知する圧力センサからなる請求 の範囲第１項の装置。
6. ６．コントロール装置と患者との間の位置で、ＩＶセットの一部を選択的に締め るクランプをさらに有する請求の範囲第５項の装置。
7. ７．前記クランプは、それが閉ざされているとき、ＩＶセットに作用して、圧力 センサによって検知される液圧力の増加を生ずる、請求の範囲第６項の装置。
8. ８．コントロール装置からＩＶセットをはずすような試みを表示する信号を供給 する手段をさらに具備し、前記表示を与える手段は、センサ信号および試みをあ らわす信号に基ついて、人間によって知覚可能な警報を発生する請求の範囲第１ 項の装置。
9. ９．液源と患者との間に接続されるＩＶセットと、ＩＶセットの一部を受納し、 かつ、これに作用して液源から患者への液の流れを制御するコントロール装置と 、ＩＶセットの一部から患者への液の流れを止めるために閉鎖可能なクランプと を含むタイプのＩＶ液コントロールシステムにおいて、 クランプが閉じているかどうかによって変化するパラメータの関数であるセンサ 信号を供給する手段と、センサ信号に感応して、クランプが閉じていることをセ ンサ信号が示していない限り、ＩＶセットがコントロール装置からはずされるべ きでないという表示で供給する手段とからなる装置。
10. １０．前記コントロール装置は、使用中、ＩＶセットの一部を受納し、かつ、こ れをささえるためのレセプタクルを有し、また、センサ信号が、クランプが閉じ ていることを示さない限り、レセプタクルからＩＶセットがはずされることを阻 止する表示を供給する手段を有する請求の範囲第９項の装置。
11. １１．前記表示を供給する手段は、 閉位置のときはレセプタクルを覆い、そしてその開位置では、ＩＶセットの一部 がレセプタクルに挿入され、又はそこから取りはずされるような扉と、 クランプが開かれていることをセンサ信号が示すときは、扉を閉位置に維持し、 センサ信号が、クランプが閉じていることを示すときは、前記扉解放してそれが 開位置へ動かされ得るようにする手段とからなる請求の範囲第１０項の装置。
12. １２．センサ信号を供給する手段は、ＩＶセットを通る液の流れを検知する流れ センサからなる請求の範囲第９項の装置。
13. １３．センサ信号を供給する手段は、コントロール装置によって作用されるＩＶ セットの一部から下流側で、かつクランプから上流側の、ＩＶセット内の液圧力 を検知する圧力センサからなる請求の範囲第９項の装置。
14. １４．前記クランプは、それが閉ざされているとき、ＩＶセットに作用し、圧力 センサによって検知される液圧力の増加を生ずる働きをする請求の範囲第１３項 の装置。
15. １５．コントロール装置からＩＶセットをはずすような試みを表示する信号を発 生する手段をさらに具備し、前記表示を発生する手段は、センサ信号および試み を表わす信号に基ついて、人間に知覚可能な警報を発生する請求の範囲第９項の 装置。