JPS62500005A - シ−ス構造体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 シース構造体 本発明はシース構造体に関し、更に詳細には座席、外被例えば物人袋、ハンドバ ッグ、家具またはディバイダ用パネルに用いられる張り地状のシース構造体に関 する。

本明細書に記載のシース構造体は剛性フレーム上にて張力がかけられた柔軟なシ ート材料の組合せを意味する。

例えば椅子等の家具に柔軟な材料、例えば布、レザー、プラスチックの一枚のシ ートから形成されたバンクまたはシートを設けることは公知であり、この柔軟な 材料は離間したフレーム部材の間にて張力がかけられ、この張り地材料の端部エ ツジはフレーム部材上に折り曲げられ穴に通したストリングまたはスプリングに よって一体に取付けられる。これらストリングまたはスプリングは椅子のバック 、シートの底部の上に見られ、椅子の美観からして改善の余地があった。

種々の外被構造体、例えば物大袋、ブリーフケース等には伸長自在な内側ポケッ トが設けられるが、これらポケットの目的は、これらポケットにコインまたは他 の物体がたまったときふくらませるためである。これら膨張可能なポケットは、 伸長可能な壁を含み、この伸長自在な壁は通常外被を形成する材料に追加するよ うになっているので物品を製造する際に別の工程が必要である。

本発明の目的は家具用の改善された張り地構造体として使用できるシース構造を 提供することにある。

本発明によれば張り地材料に張力が与えられ、従って軟質かつ柔軟な支持表面が 得られ、フレー１４部材に取付けられた張り地材料を保持する取付手段が完全に 見えないように隠された椅子、スツール、ソファ、ベッド等のための簡単な張り 地システムが提供される。

本発明によれば、椅子シート、バックアームレスト等用の漸新な身体支持システ ムが提供される。この支持システムは簡単な構造体であり、容易に取はずしおよ び交換でき、外観が簡潔かつ優雅であり、張り地材料の１枚のシートのサスベン シランおよび取付構０体を見せず、良好な通気の椅子シートおよびバンクを提供 し、史に折りたたみ自在な椅子にも用いられる。

本発明に係わる構造体は、フレーム上に伸長され離間した前方および後方の延長 表面を形成する柔軟なシート材料を含み、このフレームは少くとも２つの離間し た一般に同一延長上の要素から構成され、この要素の各々はそれぞれ前方および 後方延長表面にそれぞれ平行に延長し、フレーム要素はそれらの間に中間空間を 画定し、シート材料はフレーム部材上に平滑に延長する前方および後方外側表面 を形成すると共に中間空間内で結ばれており、更にフレーム上のシート材料を伸 長するようシート材料の結ばれた部分まで延長するよう中間空間内に設けられた 張力部材を含み、中間空間を画定するフレーム要素のスペースは張力部材が一般 に見えないような大きさになっているシース構造体から成る。

より詳細な実施態様では平行なアレーン、要素のエツジを形成する離間したＵ字 形状部材でもよいし、フレーム要素は両者の間に中間空間を画定するよう互いに 近接してかつ同じように延長し、シート材料が延長する側部エツジを形成する剛 性プレート状でもよい。

本発明を家具構造体例えば椅子のバックレストに適用するとき、二重フレームを できる限り接近させる。

以上で本発明の性質を一般に述べたので、次に添付図面を参照して本発明の好ま しい実施態様について説明する。

第１図は本発明の係わるバック構造体を有する椅子の斜視図、第２図は椅子の部 分側面図、第３図はバンク張り地を除去した第１図および第２図の椅子の部分斜 視図、第４図は第２図の４−４線に沿う略横断面図、第５〜８図は椅子の変形例 を示す第４図に類似する図、第９図はシートバック張地を設置する態様を示す第 １図の椅子の部分斜視図、第１０ａ図および第１０ｂ図は椅子の変形例を示す第 ４図に類似する図、第１１図は本発明の別の実施態様を示す部分垂直横断面図、 第１２図は第１１図の９−９線に沿う断面図。

添附図面、特に第１図および第２図を参照すると、これら図には一対の前方脚１ ２および一対の後部脚１４から成る椅子１０が示してあり、これら脚は例えばイ グサ張りシート１６を支持している。後部脚１４の頂部には、バックレスト１日 が取付けられている。図示した構造例では、バック１８には布が張られ、一対の 平行に離間する直立ポスト２０　（第２図および第３図）によって支持されてい る。各バック支持直立ボスト２０は一般にＵ字形の二また状部材であり、この部 材は互いに平行に配置された一対の脚部すなわち枝管２４および２Ｇを形成する よう２２にて曲げられた所定長さのロッドまたはチューブから成る。この部材は 直線状でもよいし、また適当な形状となるよう図面に示すように曲げてもよい。

これら２本の枝管２４および２６の自由端は、チューブ状取付具２８によって一 体に接合され、この取付具に溶接、ハンダ付けまたは他の方法で締結されている 。各チューブ状取付具２８は、後部脚１４の一つの自由端の頂部に押圧され、適 当な手段、例えば横方向に締結されたねしまたはビン３０によって所定位置に保 持されている。図示した構造体の例のうちのバック支持直立ポスト２０は、第４ 図に明僚に示すように所定長さの折り曲げた剛性の平らなチ１−ブから成るが、 好ましくは金属製、または強力で好ましくは補強したプラスチック類の丸いチュ ーブまたは丸いか平らなロッド材料を使用できる。

ンートハノク１８は、所定長さの張り地シート材料３２　（第１図、第２図およ び第４〜８図）から形成され、このシート材料は、便利な柔軟な曲げやすいシー ト材料、例えばレーザ、布または同等品にできる。張り地シート材料３２は、極 めて柔軟なもので、可撓性のものでよいし、可撓性のものでなくてもよい。第４ 図では、張り地シート材料３２は３３に示すように直立ポストの前方枝管２４の 前方上に張られた状態で配置され、枝管２４の側部のまわりに折り曲げられ、３ ５に示すように枝管２４の後方に張られている。張り地のシート３２のエツジは 折り返し部分３６を形成するように３４で縫われている。２つの対向して離間す る折り返し部分は、例えばストリング３８状の張力部材によって相互に接続され 、このストリングは折り返し部分３６のエツジにある張り地材料３２内の孔に通 されている。

ストリング３８は、細いロープ状のものでよく、このローブはわん曲した針によ って折り曲げ部分に通される。ストリングは、所望の場合には、掻めて張力をか けた弾性伸長可能材料でもよい。

同様に張り地のシート３２は、直立ポストの後方分岐２６の後方に３９に示すよ うに張られ、枝管２６の側部を包んでいる。折り返し部分３６を形成するエツジ は張力部材３８によって接合される。このように張り地材料シート３２の折り返 し部分３６の間の接続部は見えないよう隠される。張り地材料３２のシートの面 ３３に加えられる荷重は前方面３３に沿う材料自体によって弾性的に吸収され、 荷重が増したときには後方部分３５によって更に荷重が吸収され、前方部分３３ が折り返し部３６を形成する二重エツジ部分を介して後方部分３５に係合すると 、荷重のうちのいくらかは張力部材３８によって吸収される。前方面３３、その 後方部分３５に更に張力を与える極端に重い荷重が加えられると、張り地材料の 後方伸長部分３９の隣接後方部分３５と係合し、荷重が増加するにつれて更に次 々と係合することは容易に明らかである。従って、シートのバック１８に印加さ れる荷重は、順次吸収され、張り地材料３２の実際の４層により抵抗力が増す、 これら層の各々は、後方の層から離間している。

第５図は、張り地材料３２を実質的に伸長できない材料から形成した変形例を示 す、折り返し部３Ｇが設けられた張り地材料のシートの後方部分のエツジは、張 力部材によって相互に接続され、張力部材は各端部に取付けられたフック４２を 有する張性ストランプ状であり、フック４２は折り返し部にフック掛けられてい る。

第５図に示す構造では、張り地材料シート３２にはシートカバー材料４４の保護 層が設けられており、シートカバー材料４４のエツジは見えないよう伸長自在な 張力ストランド４６によって相互に接続されており、張力ストランド４６の各端 部にはシートカバー材料シート４４のエツジを通るフック４８が設けられている 。

第６図に示すように、張力部材は、張り地材料３２の長さ方向の折り返し部３６ のエツジを通したストリングまたはレーザの長尺物すなわちループ５０のような ものでよく、ストリングすなわちループの両端は、結び目５２によって結ばれて いる。非伸長性の張り地材料シート３２を使用する場合、ストリングまたはレー ザ５０の長尺物またはループは伸長自在なものであると都合良いが一方張り地材 料が伸長自在である場合、長い取付ストリング５０から成る張力部材は、張り地 材料の折り返しエツジに適当な張力または引張り力をかけるよう非弾性的な非伸 長材料から形成すると都合よい。第６図の構造体では、張り地材材３２はシート カバー材料４４の層によってカバーされ、材ネ４３２の両端は図示していない適 当な手段、例えば第５図の弾性張力部材４６によって相互接続、され、張力部材 の各端部にはフック４８が設けられるかまたは単に糸が通される。

第７図は、前方の伸長部分３３と後方の伸長部分３９の間の空間Ｃご見えないよ うに接続された張り地材材シート３２のエツジの各々には５４に示すようにマジ ックテープと呼ばれることがある相補型のフックおよびループ材料のバンドが設 けられている。第８図は好ましくは伸長型の張り地材材３２の単一スリーブ５６ から成る簡単な形状を示し、スリーブは直立ボスト部材２０の前方那すなわち枝 管２４と後方脚すなわち枝管２６の上に嵌め込まれている。

張り地材材３２のシートは、第１０図に略図で示すようにシートハ、り直立ボス ト２０に取付けられた一体品であることが好ましい。直立ポスト２０の脚ずなわ ち枝管２４および脚すなわち枝管２６の全長に実質的に等しい長さの張り地材材 ３２を切断する。

この良い張り地材材を例えばボスト２０の後方枝管２６の後方上に伸長する。こ の材料は例えば余分な長さをとるためしわを寄せた後方部分１８を形成するため 最終的に必要な長さの２倍であり、折り返し部３６が設りられた張り地材材のシ ート３２のエツジは接続張力部材３８によって相互に接続されている。折り返し されたエツジ間の接続が一旦完了すると、張り地材材３２の一般的外観は、直立 ポスト２０の後方枝管２６の間に設けられたアコーディオン状のスリーブのよう な外観となる。スリーブの上方エツジ５Ｂは、直立ポスト２０の各後方枝管２６ と対応する前方枝管２４を相互接続する曲げ部分２２上に引張られ、更にエツジ ５日が椅子の後方脚１４を有するソケットコネクタ２８のある前方枝管２４の底 部に達するまで直立ポスト２０の前方枝管２４上を下方に引き寄せられている。

第１０ａ図は、張り地材材３２の単一スリーブ６４から成る簡単な構成を示し、 このスリーブ６４は、直立ボスト部材２０の前方脚すなわち枝管２４および後方 脚すなわち枝管２６上に嵌め込まれている。スリーブ６４は、バッグ形状にする ことができ、このバッグは二股の自由端によって２木の直立ボスト部材２０上を スリップし、例えば第１図の椅子の場合直立ボスト部材２０を完全に垂れ、各ボ スト部材の外側面に向けてスリーブの余分な部分すなわちガセット６日を残す。

このガセット６日は、各ボスト部材２０の枝管２４と２６の間で結ばれ、２つの 中間層３５を形成している。

第１０ｂ図は、張力手段の別の実施態様を示す、この実施態様では、結ばれたガ セット状部分６８ａを有する。ガセット状部分６８ａの折り返し部内に膨張可能 なチューブ６０ａが挿入され、このチューブは膨張すると、スリーブ６４ａの表 面３３　ａ　、　３９ａに張力を与える。別の膨張可能なビードと交換できる膨 張可能なチューブ６０ａは第１０ａ図中の張力スプリング６０と置き換わってい る。

第１１図および第１２図は椅子の更に別の実施態様を示し、ここではバンクレス トは固定プレート１４１および１５１上に発泡パッディングを有する一対の固定 プレート１４１および１５１を含む。フレーム要素１４１および１５１上にはシ ース１０を形成する布が張られ、発泡パディングを圧縮し、１７０および１７２ で係留され、布の張力を維持している。

１８・・・シートバンク ２０・・・バンク支持直立ボスト ２４．２６・・・枝管 ３２・・・張り地シート材料 ３６・・・折り返し部分 ３８・・・ストリング ＦＩＧ、２５ａ ＦＩＧ、６０ ＦＩＧ、５９

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）フレーム上に伸長され離間した前方および後方の外側表面を形成する柔軟 なシート材料を含み、フレームは少なくとも２つの離間したフレーム要素から構 成され、フレーム要素の各々はそれぞれ前方および後方外側表面に対応し、フレ ーム要素はそれらの間に少くとも１つの中間空間を画定し、前記シート材料はフ レーム要素上に延長する前方および後方外側表面を形成し少くともフレームのエ ッジに沿って前記中間空間内で結ばれており、更にフレーム上のシート材料を伸 長するようシート材料のそれぞれの結ばれた部分と協働する張力手段を含むシー ス構造体。
2. （２）前方外側表面を形成するシート材料の内側内にて少くとも前方フレーム要 素上にパディングが設けられた椅子用のバックレストまたはシート状の請求の範 囲第１項記載のシース構造体。
3. （３）パディングの圧縮によってシート材料上に張力が加えられ、このパディン グは弾性体であり、シート材料の結ばれた部分は中間空間内のフレーム要素に係 止されている請求の範囲第２項記載のシース構造体。