JPS6249688B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、少なくとも１個の隔壁とこの隔壁に
組込まれかつ断路アームをもつブツシング形断路
器とを有し、このブツシング形断路器が、隔壁の
切欠きにおいて、断路アームの両方の端部の中間
にある軸線の回りに揺動可能であり、そのさい隔
壁の両側に各１個の接触子が、また隔壁の少なく
とも一方の側に接地接触子が、断路アームを介し
て両方の接触子を互いに接続し得るかあるいは接
地接触子を断路アームに接続し得るような直径を
もつ円弧上で軸線の回りに設けられている電気開
閉装置に関する。

このような電気開閉装置用のブツシング形断路
器は、たとえばドイツ連邦共和国特許出願公告第
1127434号明細書により公知である。そのさい
各々の断路アームは、壁の開口をおおう円板ブツ
シングの中心にある。断路アームの軸は円板ブツ
シングに回転可能に支持されており、断路アーム
は円板ブツシングの間隙において揺動可能であ
る。断路アームの操作は、断路アームに直接作用
する引棒によつて行なわれる。断路アームと共同
動作する固定接触子は２個のピンがいしによつて
支持されている。断路アームは開路位置において
接地接触子に接続しそれによつて接地することが
できる。断路アームは断路ブレードとして構成さ
れており、かつばねにより互いに押圧される２個
の平形異形片から成つている。複数の相を開閉す
るために、各相に対して断路ブレード、別体の軸
および別体の引棒が存在する。各々の断路アーム
は円板ブツシング自身の間隙において揺動可能で
ある。

このような電気開閉装置においては、種々の室
たとえば母線室、遮断器室および分岐回路室が隔
壁により互いに分離されることが有効である。そ
れで隔壁内にあるブツシング形断路器は、開路位
置においてとくに断路アームが接地されている場
合にはいかなる電圧も１つの室から他の室へひろ
がることがおこり得ないという利点がある。

従来の断路器においてはあやまつて負荷を開閉
すると、断路器の組込まれている室にのみアーク
が発生する。これに対して前記のような種類のブ
ツシング形断路器においては隔壁の両側に開閉間
隔が存在しており、それによつて、負荷を開閉し
たさいに隔壁により分離された両方の室にアーク
が発生する。したがつてあやまつて負荷を開閉す
ると両側の装置部分が損傷を受ける可能性があ
り、それによつてこの場合の電気的隔離は効果が
なくなることが、従来の断路器に比べて不利であ
る。さらに、中で断路アームが揺動可能な隔壁の
間隙を断路アームの各々の位置に対して密閉する
ことは非常に費用がかかる。小さい間隙によつて
なるほど直接ブツシング形断路器を介してアーク
を移動せしめる可能性はないが、しかしこの間隙
は、アークによつて電離されたガスが隔壁を通過
して侵入しかつ隔壁の他において同様にアーク点
弧の原因となり得る結果をもたらす可能性があ
る。

ブツシング形断路器においては断路アームがそ
れぞれ２個の接触子に接続されるから、このブツ
シング形断路器においては操作力が従来の断路器
の場合の約２倍である。たとえば飛散する砂が開
閉間隔に侵入すると、ブツシング形断路器をこれ
以上操作し得ないくらい操作力が大きくなる可能
性がある。

公知のブツシング形断路器においてはなるほど
他の装置部分たとえば母線、分岐回路室および遮
断器室を接地するために断路アーム自身を接地す
ることができるが、しかし別体の接地装置が存在
せねばならない。

本発明の目的は、環境の影響を排除しながら、
組込まれたブツシング形断路器によつて隔壁の確
実な電気的隔離作用が得られるように前記の種類
の電気開閉装置を構成することである。

この目的は本発明によれば、隔壁の切欠きにあ
る密閉容器に断路アームが絶縁されて組込まれて
おり、この容器の内面の周辺に、接触子の各々を
断路アームを介して接地接触子に導電的に接続し
得るように、接触子および少なくとも１つの接地
接触子が設けられていることによつて解決され
る。

この構成によれば、負荷を開閉するさいに事情
によつてはなるほどブツシング形断路器自身を破
壊する可能性はあるが、しかし分離されるべき室
には開閉アークが全く侵入し得ないことが可能に
なる。それによつて電気的隔離作用が著しく改善
されている。このブツシング形断路器は、絶縁状
態の劣化も環境の影響による操作力の増加も生じ
得ないように、環境の影響に対して保護されてい
る。両方の接触子は断路アームを介して選択して
接地し得るから、１つの室から他の室へ電圧をひ
ろがらしめ得ないことが保証されている。本発明
によるブツシング形断路器は、接触子に接続され
ている装置部分たとえば母線、分岐回路あるいは
遮断器に対する接地機能さえも含んでいるから、
別体の接地装置は全然不要である。断路アームだ
けが接地されている開閉位置を付加的に設けるこ
ともできる。

ブツシング形断路器の容器は、隔壁の切欠きに
有効かつ十分に気密に組込むことができる。その
さいガスに対する気密性は、場合によつて存在す
る間隙を通つてアーク点弧に十分なだけの量のガ
スが侵入し得ないよう十分なものにするものとす
る。この場合はどの可動部分も密閉しなくてもよ
いから、気密な組込をとくに簡単に構成すること
ができる。これによつて完全な電気的隔離が可能
になるが、これはアークが隔壁を通過して侵入す
る可能性のある間隙が存在しないからである。

軸線が断路アームの両方の端部の間の中心にあ
りしかも接触子と接地接触子とが軸線の回りの共
通の円弧の上に設けられている前記の種類のブツ
シング形断路器付き電気開閉装置においては、容
器が筒として構成され、軸線がこの筒の中心に設
けられることが有効である。それによつてとくに
簡単かつ空間を節約した構成が得られる。

断路アームが軸線としての軸に接続されている
ブツシング形断路器付き電気開閉装置において
は、軸が絶縁軸として構成され、断路アームが絶
縁軸を介して操作されることが有利である。この
操作の可能性は、とくに軸を簡単なパツキンを介
して容器から外へ導き出すことができることによ
りとくに容易である。

各相に断路アームが存在している複数相開閉用
ブツシング形断路器においては、すべての相の断
路アームを共通の絶縁軸に設けかつ共通の容器に
組込むことができる。それによつて材料および空
間の節約をした装置が得られる。

接触子および接地接触子が球形をなすことも可
能であり、各々の断路アーム端部が長方形に配置
された４個の棒を有し、この棒の端部が球形の接
触子および接地接触子を囲むことが可能である。
球形の接触子においては電界分布がきわめて良好
であるから、接触子間においては最小の間隔で十
分である。それによつてこの装置はこぢんまりと
構成することができる。４重の接触位置によつて
良好な接触が得られる。

各々の接触子は別の接触子に導電的に接続され
ており、そのさいこれらの別の接触子の各々に接
地接触子が直径上で向き合つていることも可能で
ある。それによつて、接触子の簡単な構成におい
て、断路アームを介して各々の接触子を接地する
前述の可能性が得られる。

この容器は電気的陰性のガスを満たすことがで
きる。電気的陰性ガスとしてはたとえばSF₆ガス
を使用することができる。それによつてきわめて
こぢんまりした構造形式が可能になる。それによ
つて断路アームも短くすることができるから、ブ
ツシング形断路器において２重の接触位置のため
の比較的大きい所得操作トルクを減少せしめられ
る。

本発明によるブツシング形断路器を第１図ない
し第４図の実施例により以下に説明する。そのさ
い個々の図面において同じ部材には同じ符号がつ
けられている。

第１図は、単一母線用電気開閉装置に組込まれ
ている２つのブツシング形断路器１および１′を
示す。この電気開閉装置は、仕切られた３つの
室、すなわち母線室Ａ、遮断器室Ｂ、および分岐
回路室Ｃをもつている。これらの室は、隔壁４お
よび５によつて仕切られている。アークが発生し
た場合の圧力除去のために、個々の室が圧力除去
開口１２，１３および１４をもつている。室Ｃに
は三相の分岐回路１７があり、この分岐回路は、
ブツシング形断路器１′、遮断器１６およびブツ
シング形断路器１を介して、室Ａにある三相の母
線１５に接続することができる。この回路には電
流測定用の変流器１８がある。電圧測定用として
計器用変圧器１９が遮断器１６の一極に接続され
ている。

ブツシング形断路器１および１′は、金属製気
密収納容器１ａおよび１a′に組込まれている。こ
の容器１ａおよび１a′にはたとえばSF₆ガスを満
たすことができる。さらに容器１ａおよび１
a′は、隔壁４あるいは５の切欠きに十分気密に取
付けられており、かつ同様に金属製のこれらの隔
壁４あるいは５に導電的に接続されている。すべ
ての隔壁が接地されているから、したがつて容器
１ａおよび１a′も接地されている。

ブツシング形断路器１および１′は同じように
構成されている。この構成は第１図のブツシング
形断路器１によりまた第２図により以下に説明さ
れる。そのさい第２図は、軸線に対して平行なブ
ツシング形断路器１の断面図を示す。三相の母線
１５は、絶縁ブツシング２０ａないし２０ｃを介
して容器１ａの内部にある接触子６ａないし６ｃ
に接続されている。そのさい接触子６ａないし６
ｃは、第２図に示されているように、軸線方向に
互いに距離をとつて設けられている。接触子６ａ
ないし６ｃに対し容器１ａ内で直径上に向き合つ
て接触子８ａないし８ｃが置かれている。これら
の接触子８ａないし８ｃは、第１図に示されてい
るように、絶縁ブツシング２１ａないし２１ｃを
介して変流器１８に接続されている。接触子６ａ
ないし６ｃおよび８ａないし８ｃは、それぞれ別
の接触子７ａないし７ｃあるいは９ａないし９ｃ
に導電的に接続されている。これら別の接触子７
ａないし７ｃおよび９ａないし９ｃは、同様に絶
縁されて容器１に取付けられ、かつ対応する接触
子６ａないし６ｃあるいは８ａないし８ｃに対し
円周方向に距離をとつてある。これら別の接触子
７ａないし７ｃおよび９ａないし９ｃに対し容器
１ａ内で直径上に向き合つて接地接触子１１ａな
いし１１ｃおよび１０ａないし１０ｃが置かれて
いる。これらの接地接触子は容器１ａに導電的に
接続され、したがつて接地されている。

容器１ａの中心に絶縁軸３が回転可能に支持さ
れており、この絶縁軸は軸パツキン２２を介して
容器１ａから外へ導き出されている。この軸３に
は断路アーム２ａないし２ｃが、回転しないよう
に結合されている。断路アーム２ａないし２ｃは
絶縁軸３によつて互いに絶縁されている。断路ア
ーム２ａないし２ｃは、その位置によつて、接触
子６ａないし６ｃを接触子８ａないし８ｃに接続
し、あるいは別の接触子７ａないし７ｃを接地接
触子１１ａないし１１ｃに接続し、あるいは別の
接触子９ａないし９ｃを接地接触子１０ａないし
１０ｃに接続する。さらに、第１図において２３
の符号をつけた別の位置が存在し、この位置にお
いては断路アーム２ａないし２ｃは、どの接触子
あるいは接地接触子にも接続されていない。断路
アーム２ａないし２ｃをもつ絶縁軸３の捻回は絶
縁軸３によつて行なわれ、そのさい第２図に示さ
れた駆動装置２５が容器１ａの外部におかれてい
る。駆動装置２３はたとえばばね式駆動装置にす
ることができる。保守作業のために駆動装置２５
に一層容易に接近し得るようにするために、この
駆動装置を室Ｂ内に隔壁４より下方に組込むこと
が有利である。

この実施例においては接触子６ａないし６ｃ，
７ａないし７ｃ，８ａないし８ｃおよび９ａない
し９ｃ、および接地接触子１０ａないし１０ｃお
よび１１ａないし１１ｃは球形に構成されてい
る。断路アーム２ａないし２ｃは、互いに正方形
に配置された導電性の４個の丸棒から構成されて
おり、これらの丸棒は、取付けブロツク２４ａな
いし２４ｃにより絶縁軸３に回転しないように取
付けられている。そのさい各々の個別の棒は間隙
をもつて取付けられておりかつ弾性をもたせて構
成されている。このようにして接触子間の公差が
断路アームによつて除去され、しかもそれにもか
かわらず４個の棒全部が弾性をもつて接触子に接
触することが可能になる。具体的に説明するため
に第３図に拡大して示した平面図において断路ア
ーム２ａとともに接触子６ａが示されている。第
３図に明らかに示されるように断路アーム２ａの
４個の棒の端部が接触子６ａを囲んでいる。もち
ろん従来のやり方で断路アーム２ａないし２ｃを
断路ブレードとして、また接触子をすべり接触子
として構成することもできる。

本発明によるブツシング形断路器を用いれば、
電気開閉装置の個々の室の間の有効な電気的隔離
を達成することができる。公知のブツシング形断
路器とは異なり、開閉失敗のさいに生ずるアーク
が母線室および遮断器室の破壊の原因になること
はあり得ない。ブツシング形断路器は、簡単にき
わめて気密に隔壁に組込むことができるので、ア
ークによつて生じた電離ガスが、アーク点弧に十
分な量だけ１つの室から他の室へ侵入することは
あり得ない。別の形での電圧のひろがりも除去さ
れている。この隔離は、以前には普通であつた二
重のアーク防護カバーと同じ効果をもつものであ
り、しかしそのさい所要空間と構造上の経費と
は、二重のアーク防護カバーに比べて著しく軽減
されている。さらに、ブツシング形断路器の駆動
装置は、事情によつては時々保守しなければなら
ないから、遮断器室に設置することによつて容易
に接近し得るように保持することもできる。

本発明によるブツシング形断路器によれば、母
線ならびに分岐回路あるいは遮断器への導体など
の選択接地が、付加的装置なしでも可能である。
したがつて駆動装置および鎖錠装置付きの別体の
接地開閉器は不要である。母線側においても分岐
回路側においても前述のような種類のブツシング
形断路器が存在する場合には、ブツシング形断路
器の対応する位置によつて母線あるいは分岐回路
を介して接地することが可能である。何回もの短
絡遮断のあとでも遮断器は破壊しないから、充電
されている導体をあやまつて接地しても、装置の
損傷や操作員の危険の原因となることはない。

ブツシング形断路器は容器内に気密に密閉され
ているから、この断路器は環境の影響を受けな
い。したがつて環境の影響とくに砂による所要操
作力の増加は生じ得ない。容器に絶縁ガスが満た
されている場合には、断路アームを一層短く構成
しそれによつて操作に必要なトルクを減少せしめ
ることができる。外部の影響におけるごみをかぶ
ることによる断路区間の絶縁特性劣化も容器に組
込むことによつて防止される。

前述のブツシング形断路器は、良好な電気的隔
離作用により、環境の影響に対する不感性によ
り、また簡単かつ確実な接地の可能性により、操
作員に対する十分な操作安全性および装置に対す
る運転の確実性を示している。必要な開閉操作の
あとで、母線電圧および分岐回路電圧が生じてい
る場合でも、たとえば遮断器室においても危険な
く作業することができる。たとえば従来の断路器
において普通にみられる絶縁板の挿入が不要であ
る。

前述のような種類のブツシング形断路器は、第
４図に示されるように二重母線装置に使用するこ
ともできる。そのさい第２の母線２５は、別の隔
離室Ｄに収容されている。

三相母線２５の遮断器１６への接続は、ブツシ
ング形断路器１と同様に構成されている別のブツ
シング形断路器１″を介して行なわれる。この装
置によつて、二重母線装置において必要なすべて
の運転接続および接地接続を行なうことができ
る。この実施例に対しても、単一母線装置につい
てすでに述べられた利点があてはまる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるブツシング形断路器を有
する単一母線用電気開閉装置の横断面図、第２図
は本電気開閉装置に使用されるブツシング形断路
器の軸線に対して平行な断面図、第３図は接触子
あるいは接地接触子と断路アームとの接触状況を
断路アームの長手方向に見た拡大平面図、第４図
はブツシング形断路器を有する二重母線用電気開
閉装置の横断面図である。 １，１′……ブツシング形断路器、１ａ……容
器、２……断路アーム、３……軸、４，５……隔
壁、６，７，８，９……接触子、１０，１１……
接地接触子。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 少なくとも１個の隔壁とこの隔壁に組込まれ
   かつ断路アームをもつブツシング形断路器とを有
   し、このブツシング形断路器が隔壁の開口部の中
   にあつて断路アームの両端の中間を通る軸線の回
   りに揺動可能であり、隔壁の両側にそれぞれ１個
   の接触子がまた隔壁の少なくとも一方の側に接地
   接触子が設けられており、断路アームを介して両
   方の接触子を互いに接続し得るかあるいは接地接
   触子を断路アームに接続し得るよう前記軸線を中
   心とする同一円周上に前記接触子ならびに接地接
   触子が配列されている電気開閉装置において、隔
   壁の開口部に設けられた密閉容器の中に断路アー
   ムを絶縁して組込み、この容器の内周に接触子お
   よび少なくとも１つの接地接触子を装備し、接触
   子のそれぞれを断路アームを介して接地接触子に
   導電的に接続し得るようにしたことを特徴とする
   電気開閉装置。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載のブツシング形
   断路器付き電気開閉装置において、ブツシング形
   断路器の容器が隔壁の開口部に気密に組込まれて
   いることを特徴とする電気開閉装置。 ３ 特許請求の範囲第１項あるいは第２項に記載
   のブツシング形断路器付き電気開閉装置におい
   て、断路アームの両端間の中心を軸線が通り、ま
   たこの軸線の回りの共通の円弧の上に接触子およ
   び接地接触子が設けられており、容器が筒であつ
   て軸線がこの筒の中心にあることを特徴とする電
   気開閉装置。 ４ 特許請求の範囲第１項ないし第３項のいずれ
   かに記載のブツシング形断路器付き電気開閉装置
   において、断路アームが軸線としての軸に接続さ
   れており、軸が絶縁軸であつて断路アームが絶縁
   軸を介して操作されることを特徴とする電気開閉
   装置。 ５ 特許請求の範囲第１項ないし第４項のいずれ
   かに記載のブツシング形断路器付き電気開閉装置
   において、各相ごとに断路アームが備えられて複
   数の相が開閉されるよう構成され、すべての相の
   断路アームが共通の絶縁軸に設けられていてかつ
   共通の容器に組込まれていることを特徴とする電
   気開閉装置。 ６ 特許請求の範囲第１項ないし第５項のいずれ
   かに記載のブツシング形断路器付き電気開閉装置
   において、接触子および接地接触子が球形をなし
   ており、各断路アームが長方形に配置された４個
   の棒を有し、この棒の端部が球形の接触子および
   接地接触子を挾んでこれらと接触することを特徴
   とする電気開閉装置。 ７ 特許請求の範囲第１項ないし第６項のいずれ
   かに記載のブツシング形断路器付き電気開閉装置
   において、各接触子が別の接触子に導電的に接続
   されており、これらの別の接触子のそれぞれに接
   地接触子が直径上で向き合つていることを特徴と
   する電気開閉装置。 ８ 特許請求の範囲第１項ないし第７項のいずれ
   かに記載の電気開閉装置において、容器が電気的
   陰性のガスで満たされていることを特徴とする電
   気開閉装置。