JPS62492Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62492Y2 JPS62492Y2 JP8063083U JP8063083U JPS62492Y2 JP S62492 Y2 JPS62492 Y2 JP S62492Y2 JP 8063083 U JP8063083 U JP 8063083U JP 8063083 U JP8063083 U JP 8063083U JP S62492 Y2 JPS62492 Y2 JP S62492Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molded member
- belt
- primary
- synthetic resin
- primary molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 11
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 6
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 claims description 6
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 9
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- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 description 6
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- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
従来合成樹脂製のベルトは塩化ビニル、ナイロ
ン、ポリウレタン等のものが存在するが、塩化ビ
ニル製のベルトは肌触りをよくするため軟質の塩
化ビニルを張り合せたもの、又は内部にスポンジ
等を挿入したものが使用されているが、塩化ビニ
ルのベルトは肌触りはよいが、ベルトの針の止孔
部分が弱く破れ易い欠点を有し、長期の使用に耐
えないものであつた。
ン、ポリウレタン等のものが存在するが、塩化ビ
ニル製のベルトは肌触りをよくするため軟質の塩
化ビニルを張り合せたもの、又は内部にスポンジ
等を挿入したものが使用されているが、塩化ビニ
ルのベルトは肌触りはよいが、ベルトの針の止孔
部分が弱く破れ易い欠点を有し、長期の使用に耐
えないものであつた。
又ナイロン製のベルトは、長期間の使用中に硬
度が高くなり、且つ変色し易い欠点を有してい
る。
度が高くなり、且つ変色し易い欠点を有してい
る。
又、硬質のポリウレタン製のベルトは、ベルト
の針の止孔部分は強いが、肌触りが悪く使用心地
が悪い欠点を有していた。
の針の止孔部分は強いが、肌触りが悪く使用心地
が悪い欠点を有していた。
本考案は上記の欠点を解決するため、使用には
肌触りが良好で、耐久性があり、且つ装飾も容易
な時計用、衣服用、鞄、靴等のベルトに関するも
のである。
肌触りが良好で、耐久性があり、且つ装飾も容易
な時計用、衣服用、鞄、靴等のベルトに関するも
のである。
即ち、本考案は、一次成形部材の樹脂の硬度を
高くしてベルトの針の止孔及びその周辺部を形成
し、二次成形部材の樹脂の硬度を、一次成形部材
の樹脂の硬度より低いものを使用する。
高くしてベルトの針の止孔及びその周辺部を形成
し、二次成形部材の樹脂の硬度を、一次成形部材
の樹脂の硬度より低いものを使用する。
又、一次成形部材とは同系または異種であつて
も相溶性のある合成樹脂を使用して二次成形部材
の樹脂と一体に成形し、肌触りのよい柔かい材質
をベルトに付与させ、又やゝ硬い材質でベルト止
孔及びその周辺部を形成してなる時計、衣服、鞄
靴用等のベルトに関するものである。
も相溶性のある合成樹脂を使用して二次成形部材
の樹脂と一体に成形し、肌触りのよい柔かい材質
をベルトに付与させ、又やゝ硬い材質でベルト止
孔及びその周辺部を形成してなる時計、衣服、鞄
靴用等のベルトに関するものである。
本考案の実施例を時計用ベルトの一端部Ｖの場
合について説明すれば、第１図に示す如く、一次
成形部材Ａは二次成形部材Ｂより樹脂の硬度の高
い軟質ポリウレタンを使用して、ベルトの針の止
孔１及びその周辺部２を有する帯状体３を形成す
る。
合について説明すれば、第１図に示す如く、一次
成形部材Ａは二次成形部材Ｂより樹脂の硬度の高
い軟質ポリウレタンを使用して、ベルトの針の止
孔１及びその周辺部２を有する帯状体３を形成す
る。
尚一次成形部材Ａの厚さは約1.5mm程度であ
り、止孔１の周辺部２は約１mm程度突出した薄片
である。
り、止孔１の周辺部２は約１mm程度突出した薄片
である。
次に二次成形部材Ｂは、一次成形部材Ａより樹
脂の硬度の低い軟質ポリウレタンを使用した帯状
体４に、前記の一次成形部材Ａのベルトの針の止
孔１及びその周辺部２を有する帯状体３が嵌合
し、且つ止孔１と対応する孔５を有する凹陥部６
を形成し、一次成形部材Ａと二次成形部材Ｂを射
出成形により一体とした時計用ベルトの一端部Ｖ
を形成する。
脂の硬度の低い軟質ポリウレタンを使用した帯状
体４に、前記の一次成形部材Ａのベルトの針の止
孔１及びその周辺部２を有する帯状体３が嵌合
し、且つ止孔１と対応する孔５を有する凹陥部６
を形成し、一次成形部材Ａと二次成形部材Ｂを射
出成形により一体とした時計用ベルトの一端部Ｖ
を形成する。
本考案に使用する軟質ポリウレタンの硬軟の一
例としては、一次成形部材の軟質ポリウレタン
を、JIS（Ａ）90程度のものを使用し、二次成形
部材の軟質ポリウレタンを、JIS（Ａ）70乃80程
度のものを使用し、一次と二次の樹脂の硬さを
JIS10乃至20差に決めるのが適当である。
例としては、一次成形部材の軟質ポリウレタン
を、JIS（Ａ）90程度のものを使用し、二次成形
部材の軟質ポリウレタンを、JIS（Ａ）70乃80程
度のものを使用し、一次と二次の樹脂の硬さを
JIS10乃至20差に決めるのが適当である。
又、前記実施例においては、一次成形部材Ａと
二次成形部材Ｂを同系の熱可塑性合成樹脂を使用
したが、これ以外の異種の合成樹脂であつても相
溶性のある合成樹脂であれば使用可能である。
二次成形部材Ｂを同系の熱可塑性合成樹脂を使用
したが、これ以外の異種の合成樹脂であつても相
溶性のある合成樹脂であれば使用可能である。
尚、詳細な説明を省略するも、時計用ベルトの
他端部Ｗも第７図、第８図に示す如く、前記の時
計用ベルトの一端部の場合と同様に形成されるも
のである。
他端部Ｗも第７図、第８図に示す如く、前記の時
計用ベルトの一端部の場合と同様に形成されるも
のである。
以上の如く、本考案によれば、一次成形部材Ａ
の樹脂の硬度を、二次成形部材Ｂの樹脂の硬度よ
り高い合成樹脂を使用して、一次成形部材Ａを、
二次成形部材Ｂより硬度の高い熱可塑性合成樹脂
でベルトの止孔１及びその周辺部２を有する帯状
体３を形成したので、ベルトの止孔１の強度が確
保され、且つベルト全体の引張強度も確保され、
長期の使用に耐える製品を提供することができ
る。
の樹脂の硬度を、二次成形部材Ｂの樹脂の硬度よ
り高い合成樹脂を使用して、一次成形部材Ａを、
二次成形部材Ｂより硬度の高い熱可塑性合成樹脂
でベルトの止孔１及びその周辺部２を有する帯状
体３を形成したので、ベルトの止孔１の強度が確
保され、且つベルト全体の引張強度も確保され、
長期の使用に耐える製品を提供することができ
る。
又ベルトの止孔１の周辺部２の硬度を高くする
ことにより、止針が止孔１にすべり込み易くなる
効果をも有する。
ことにより、止針が止孔１にすべり込み易くなる
効果をも有する。
更に又、一次成形の樹脂と二次成形の樹脂を異
色のものを使用すれば、両樹脂の区画部分の輪郭
が、鮮明に表現でき、文字図形等を立体的に表現
することもできるので装飾性を加味した製品を提
供することができる。
色のものを使用すれば、両樹脂の区画部分の輪郭
が、鮮明に表現でき、文字図形等を立体的に表現
することもできるので装飾性を加味した製品を提
供することができる。
又、一次成形部材Ａより軟らかい合成樹脂で形
成された二次成形部材Ｂよりなるベルトの一端部
Ｖ、他端部Ｗの底面側は、肌触りが軟らかく、皮
膚に触れても良好な感触で使用心地のよい時計用
ベルトを提供できる。
成された二次成形部材Ｂよりなるベルトの一端部
Ｖ、他端部Ｗの底面側は、肌触りが軟らかく、皮
膚に触れても良好な感触で使用心地のよい時計用
ベルトを提供できる。
又この時計用ベルトは、洗濯等で退色せず、耐
摩性に優れ、頗る耐久性に富み、生産性が向上
し、しかも量産が可能である。
摩性に優れ、頗る耐久性に富み、生産性が向上
し、しかも量産が可能である。
本考案は時計用ベルトの一端部Ｖに限定するこ
となく時計用ベルトの他端部Ｗも同様に形成する
ことが出来、衣服用ベルト、鞄、靴用のベルトと
して広い応用範囲を有するものである。
となく時計用ベルトの他端部Ｗも同様に形成する
ことが出来、衣服用ベルト、鞄、靴用のベルトと
して広い応用範囲を有するものである。
図面は本考案の実施例を示すもので、第１図は
一次成形部材の一部省略の拡大中央断面図、第２
図は二次成形部材の一部省略の拡大中央断面図、
第３図は時計用ベルトの一端部を示す一部省略拡
大平面図、第４図は第３図の底面図、第５図は第
３図の−線における断面図、第６図は第３図
の−線における断面図、第７図は時計用ベル
トの他端部を示す拡大平面図、第８図は第７図の
正面図である。 Ａ……一次成形部材、Ｂ……二次処形部材。
一次成形部材の一部省略の拡大中央断面図、第２
図は二次成形部材の一部省略の拡大中央断面図、
第３図は時計用ベルトの一端部を示す一部省略拡
大平面図、第４図は第３図の底面図、第５図は第
３図の−線における断面図、第６図は第３図
の−線における断面図、第７図は時計用ベル
トの他端部を示す拡大平面図、第８図は第７図の
正面図である。 Ａ……一次成形部材、Ｂ……二次処形部材。
Claims (1)
- 二次成形用熱可塑性合成樹脂より硬度の高い一
次成形用熱可塑性合成樹脂を使用して、ベルトの
止孔１及びその周辺部２を有する帯状体３からな
る一次成形部材Ａと、一次成形部材Ａと同系また
は異種で相溶性があり、且つ、一次成形用熱可塑
性合成樹脂より硬度の低い熱可塑性合成樹脂を使
用して、一次成形部材Ａの帯状体３が嵌合する凹
陥部６を有する二次成形部材Ｂを形成し、一次成
形部材Ａと二次成形部材Ｂを成形時に一体とした
ことを特徴とするベルト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8063083U JPS59185232U (ja) | 1983-05-28 | 1983-05-28 | ベルト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8063083U JPS59185232U (ja) | 1983-05-28 | 1983-05-28 | ベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59185232U JPS59185232U (ja) | 1984-12-08 |
| JPS62492Y2 true JPS62492Y2 (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=30210616
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8063083U Granted JPS59185232U (ja) | 1983-05-28 | 1983-05-28 | ベルト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59185232U (ja) |
-
1983
- 1983-05-28 JP JP8063083U patent/JPS59185232U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59185232U (ja) | 1984-12-08 |
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