JPS6248997A - 天井扇風機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、家庭用又は業務用電気機器である天井扇風機
に関し、さらに具体的に述べれば、電動機の天井側に保
護カバーを有する天井扇風機に関するものである。

（従来の技術） 従来のこの種の天井扇風機について、第２図により説明
する。同図において、天井扇風機は、回転する電動機本
体１に複数枚の羽根２が取り付けられており、上記の電
動機本体１を支える中心軸３が天井に固定した吊下げパ
イプ４にボルト５およびナツト６で結合されている。ま
た、中心軸３には、コンデンサ７が取付は金具８を用い
て取り付けられており、これを包むように腕形の保護カ
バー９が上記の吊下げパイプ４に嵌めたゴムリング１０
で位置決めされて取り付けられている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このような構成では、保護カバー９の位
置が回転する電動機本体１に触れずしかもコンデンサ７
や中心軸３が見えない位置となるように、吊下げパイプ
４にゴムリング１０を嵌める位置を微妙に調整する必要
があるため、組立て工数が多いという問題があった。

本発明は上記の問題点を解決するもので、保護カバー９
の取付けに際して、上下位置の調整を必要としない天井
扇風機を提供するものである。

（問題点を解決するための手段） 上記の問題点を解決するために、本発明は、中心軸３に
固定され、且つ保護カバー９で覆われる部品の一部を、
保護カバー９の位置決め用に利用するものである。

（作　用） このような構成により、保護カバーは中心軸および電動
機本体に対して相対位置が決まるため、保護カバーを吊
下げパイプに装着するときに、上下位置を調整する必要
がない。

（実施例） 本発明の一実施例を第１図により説明する。同図におい
て、中心軸３に固定し、コンデンサ７を取り付け、且つ
コンデンサ取付は部８ａを適当の寸法にした取付は金具
８を用い、上記コンデンサ７の上端面を保護カバー９の
上下方向の位置決めに利用しているほかは、第２図に示
した従来例と変りがない。従って、第２図と同じ部品に
は同じ符号を付しその説明を省略する。

このように保護カバー９は、中心軸３に対する相対位置
が決まるので、電動機本体１との相対位置も決まり、中
心軸３に取り付けられたコンデンサ７や中心軸３が見え
ず、しかも、電動機本体１に触れない位置に、上下方向
の調整の必要なく位置が決まる。

なお、本実施例においては、コンデンサ７の上端面を利
用したが、中心軸３と相対位置の決まる部品ならば、そ
の他の部品を利用することができ、例えば、取付は金具
８でも、ボルト５、ナツト６でも良いことは言うもでも
ない。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、保護カバーは中
心軸と相対位置の決った部品に案内されて装着位置が決
まるため、吊下げパイプに対して上下方向位置の微妙な
調整作用がなくなるばかりでなく、ゴムリングが不用と
なり、組立てが容易で、より安価な天井扇風機を得るこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す天井扇風機の断面図、
第２図は従来の天井扇風機の断面図である。 １　・・・電動機本体、　２・・・羽根、　３　・・・
中心軸、　４　・・・吊下げパイプ、　５　・・・ボル
ト、６　・・・ナツト、　７　・・・コンデンサ、　８
　・・・取付は金具、８ａ・・・コンデンサ取付は部、
９　・・・保護カバー、　１０・・・ゴムリング。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動機の中心軸と、天井から電動機本体を吊り下げる吊
   り下げパイプと、上記中心軸とを固定する結合金具と、
   中心軸に取付け金具を用いて取り付けられたコンデンサ
   等の電気部品とを覆う保護カバーを上記の吊り下げパイ
   プに装着する天井扇風機において、上記の結合金具、取
   付け金具あるいは電気部品のいずれかを利用して上記保
   護カバーの装着位置を決めることを特徴とする天井扇風
   機。