JPS6248367A - 定形食品押出用ダイ - Google Patents

定形食品押出用ダイ

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JPS6248367A
JPS6248367A JP60186512A JP18651285A JPS6248367A JP S6248367 A JPS6248367 A JP S6248367A JP 60186512 A JP60186512 A JP 60186512A JP 18651285 A JP18651285 A JP 18651285A JP S6248367 A JPS6248367 A JP S6248367A
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JP
Japan
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die
enlarged diameter
wedge
extrusion
flange
Prior art date
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JP60186512A
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JPH0446110B2 (ja
Inventor
Yuji Kuwabara
有司 桑原
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Fuji Oil Co Ltd
Original Assignee
Fuji Oil Co Ltd
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Publication date
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  • Beans For Foods Or Fodder (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、しなやかな食感を備える定形的な組織状食品
又は食品素材を押出成形するためのダイに関する。
(背以) 加水された脱脂穴σTの高蛋白性食品原料又は澱粉質原
ネ′1をエクストルーダー内の高圧と剪断作用の場で加
熱してIIT塑化し、これをオリフィスから押出す加モ
法は所謂「押出調理法(extrusioncooki
ng )としてかなり以前からL文化され、その製品が
スナック食品、菓イー、代用肉、ベントフードなどとし
て出回っていることは周知である。特に近来では、従来
の一軸押出機に比べて高能率の二軸押出機が開発された
ことに伴ない1本加工法の+、yつM1織化その他の特
性を生がした応用面の展開が強く望まれている。
(従来の技術の問題点) しかしながら、以上の方法では、バレル内で高圧下、高
温(120−200℃)に加熱された原料がオリフィス
を通過するや否や急激に大気圧まで減圧されるため、内
蔵された高温、高圧の水のフラ・ソシュによる原料の膨
化が不可避的に発生するのみならず、原料の吐出も不安
定となる。このため、膨化を抑制するための万策として
■) 高圧に保たれた容器内へ押出す方法、fb)押出
機又はダイス内で被押出原料を冷却する方法。
■ ダイスを取外す方法。
などが提案されている。
しかるに、 (+s)の方法は、高圧室の設備費が高く
つくことに加え、一定時間毎に機械の運転を止めて被押
出物を取り出さなければならないから1作業が非連続的
となり、従って生産性が低下する欠点がある。
また■の方法では、オリフィスの周辺を冷却すると、背
圧が急速に上昇する結果閉塞を生じ易くなり、そのため
爆発的な噴き出しを発生して吐出状態が不安定となり易
いため、連続的に定形製品(押出通路の内部に相当する
外形を有する製品)を得るのは困難である。この欠点は
加水量を減らすことにより多少改みできる。けれども1
反面、水分の蒸発熱に因る部分的冷却のため成形品の組
織が脆くなり、定形的な製品を11するのが困難となる
最後に@の方法においては、機械の構造上製品がスクリ
ュウの回転方向へ送出されるため、定形の製品を得るこ
とはできない。
以上a観したように、公知のどの方法を採用するにせよ
、定形の非膨化押出製品を安定して生産するのは極めて
困難であった。
(発明の目的) 本発明の目的は非膨化押出製品の製造における以上の問
題点を解決すること、より具体的にj±、5(1++m
程度までの厚さ又は直径を有する非膨化タイプの、しな
やかなm雄状組織を有する押出製品を安定して取得する
ための手段を提供することである。
(課題解決のための手段) 本発明は以上の問題点を解決せんがため、食品用押出機
の前面に取付けられるダイの構造を改良し、該ダイに、
その入口側の狭窄部から出口側に向かって次第に拡がる
外向き傾斜状の楔形内部を有する拡径部を設けると共に
、該拡径部内に、本拡径部の傾斜面と同様の緻密な傾斜
面を有する楔形摺動部材を摺動可能に挿入し、該摺動部
材の傾斜面と前記拡径部の対向する傾斜面との間に押出
用間隙を形成させた構成を採用する。即ち1本発明は下
記要素の結合から構成された食品押出用ダイに関する。
■ ダイは、その入口側の狭窄部から出口側に向かって
次第に拡がる外向き傾斜状の楔形内部を有する拡径部を
備えること。
■ ■の拡径部内に、該拡径部の傾斜面と同様の緻密な
傾斜面を有する楔形摺動部材が摺動可悌に挿入され、該
摺動部材の傾斜面と前記拡径部の対向する傾斜面との間
に押出用間隙が形成されていること。
以下、以上の各要素について説明する。
■ ダイ(ダイの本体):ダイ(ダイの本体)は、押出
機の出口側に取付けられる人口側(ダイヘッド)と、該
入口側に続く狭窄部(喉部)と、該狭窄部から出口側へ
向かって広がる外向き傾斜状の拡径部とから構成される
ダイヘッドは、杼道、その前端部に押出機本体(バレル
)の前端に固定されるための7ランジを備え、該押出機
の前部開口面と略々等しい内部の前部から後方の狭窄部
にかけて次第に挟まり、該狭窄部から後方(出口側)に
かけて11び拡がる中間の括れた類二重楔形の内部を有
する。
発明の好適な実施形態においては、上の拡径部は上面が
水平で下面が傾斜状を呈し、その内部に後述■の楔形摺
動部材が挿入され、この摺動部材の傾斜状下面と該拡径
部の対向する傾斜状内面との間の間隙が押出通路を構成
する。この押出通路の下面(即ち、対向する拡径部の傾
斜状内面)は通常平担であるが、所望により任意の内部
を有する溝状に成形されてもよい0通常、木理出通路の
幅は1〜5mm程度のスリット状に設計される。なお、
さらに場合によっては、水槽動部材及び/又は前記拡径
部の(各)内面に(対応する)リブ又はグループを刻設
することもできる。
発明の殊に好適な実施形態においては、上記拡径部の傾
斜状下壁の内部又は下方にはジャケットが形成され、該
ジャケット内に冷媒導通及び排出用の導管が配管される
。ψましくは、該ジャケットは数個の小室に区分され、
各室毎に個別的な配管を備えているのが好ましい、なお
上のジャケットに替え、拡径部の傾斜状下壁の内部に直
接冷媒導通用の配管が行なわれていてもよい。
■ 楔形摺動部材二模形摺動部材は、■のダイ本体の拡
径部内を進退しうるように構成される。このものは楔形
のブロックであって、好ましくはダイ本体の拡径部の斜
面部と補角をなす緻密な斜面部を備え、任意の保持手段
により、前者の斜面部に沿って前者の対向する下面との
間に一定の間隙を隔てて任意に進退せしめられる如く構
成される。
(′り付属、没410:副材料圧入用の孔が必要に応じ
ダイの入口と狭窄部との間のダイ本体の壁を貫通して設
けられる。この孔は、液状の油脂、調味料、着色料等を
被押出材料中に圧入するときの通路として役立つ。
■ 押出機二本発明における押出機は、−軸でも二軸も
よもい、しかし一般的には二軸式、殊に異方向回転式の
方が被押出材料の巻きつきゃ逆流が少ないため効率的で
ある。さらに、バレルの長さ対直径の比(L/D比)も
、少なくとも10以上、殊に15以上であることが混練
程度の改善及び押出能率向上のため望ましい。
(作用) 押出用スクリュウを回動させて材料を押し出すと、材料
は長いスリット状の通路を通過する間に流れ方向に沿っ
て剪断力を受け、ダイ内の通路を通過する間に徐々に冷
却されて繊維状に組織化される。この間、材料は剪断力
により発熱し、流動性を保ったまま徐冷されるので閉塞
を生じる恐れがなく、従って、定常的な連続運転が可能
である。特に、発明の好適な実施形態である冷却用ジャ
ケット等が設けられていると、押出温度を任意に制御で
きることに加え、圧力低下が緩やかとなって押出し状態
が一層安定化するのみならず、1彰化が抑制されるので
、押出方向に沿う繊維状の組織化が起こり、この結果、
非常にしなやかな、例えばイカの刺身状の食感を持つ定
形的な非膨化繊維状押出成形品が得られ、このものは、
例えばスルノやイカの刺身に似た食感を与える新規な食
品素材として極めて利用価値の高いものである。
なお本押出−f段における付記さるべき重要な特徴は、
加水率を原料に対し二倍以上としても安定な押出が行な
われる点であって、この数値は従来の加水率のL限が精
々原料に対し雅であった(それ成魚定形の膨化食品しか
生産できなかた)のに比較して画期的な前進であると言
うことができる。
以上において、ダイヘッドに液体圧入用の孔が付加され
ている場合、本孔から圧入された調味料旨味料、フレー
バー、油脂、蛋白、色素、ビタミン、アミノ酸等の添加
物は、直接バレル内へ添加されたとぎ程の過酷な熱履歴
を受けないので、従来の押出成形品に比べてより優れた
品質の製品の取得を可能とする。
(実施例) 以下、実施例を掲げ発明実施の一例及びその使用例につ
いて説明するが、木例示はち然説明用のものであって、
発明精神の限定を、α図したものではない。
第1図は、本発明ダイの一例の長ト方向に沿う多少模型
的な俄直二等分断面図、第2図は、第1図、線x−xに
沿う横断面図、第3図は、同じく線Y−Yに沿う横断面
図、第4図は、摺動部材の俯轍斜視図である。
全体(1)は、一端に、押出機(E)の開口縁部のフラ
ンジ(f)に固着されるための上下一対の7ランジ(2
,2°)を備えた類直方体である。
上板■は、上側のフランジ■から最初やや前下かりに1
次い長く水平に伸びる左右の根付板状体で、他端部にフ
ランジ■を備える。
′F扱(9)は、下側のフランジ(2°)から最初重上
りに、次いで水モに、その後、面下がりに、最後に+1
fび水平に伸びる左右の根付板状体で、該最初の水モ部
と対向する上板■の水平部との間に狭窄1(10)が、
及び該狭窄部の左右(図面に向かって)に夫々入「1部
(11)及び拡径部(12)が形成される。
水冷ジャケラ)(+3)は、下板(9)の傾斜部(9a
)の内部に埋設され、このものは数個の仕切壁(14゜
14・・)により数個の小室に区画されて各室毎にコッ
ク(16)付導水管(15)及び排水管(17)がJt
i続されている。
摺動部材(18)は楔形の外形を有し、該楔形の頂部側
(18a)に把手(19)が取付けられており、この把
手は、対向する上板■のフランジ■と逆ネジ(20)に
より結合されると共に、該ネジに調整用ハンドル(21
)が固着されている。
本摺動部材(18)は、その中央部から前部が下板(9
)の拡径部(12)の傾斜部(9a)と同様の傾斜部(
+8c)を与えられてており、下板(9)の対向する表
面との間に押出通路(22)が形成される。そしてこの
ものは、その幅方向の両端のリブ(18b 。
tab)を介して対向する下板(8)の幅方向の両端の
段部(9a、9a)に係合して支えられ、上記ハンドル
(21)の回動により、ダイ本体の長「方向に沿って摺
動し、これにより押出通路(22)の長さが変化する。
液体圧入用の孔(23)は、前記人r−IFfB (1
1)を構成する下板(9)の壁面を貫通して詰入【1部
内に開口し、該孔に加圧ポンプ(図示省略)に連なる配
管(24)が接続される。
製品ガイド(25)は、下板(9)の前端に固着された
フランジ(26)に固定され、押出通路(22)を経て
その前端(22a)から押出されてくる製品を案内する
(使用例) 以−Lのダ(ヲ二軸押出a (KOWA KEI−45
,スクリュウ径48mmφ、L/D 15)のバレル先
端に取付け、押出機のホッパー及び注水孔(図示省略)
からド表の蛋白原料及び水を供給し、下表の条件にて非
膨化押出成形品を製造した。本試験の結果も次表に示さ
れる。
(以下余白) 以上の製品は、例えばインスタントラーメンおける支那
性代用の共として好適である。
(効果) 以上、説明した発明の特異的効果を夛約・列挙すれば以
下の通りである:□ (め 均一な繊維状組織を有する非膨化押出成形品を、
安定して、かつ連続的に得ることができる。
(6キ  従来の押出成形の常識では考えられな高加水
条件ドで連続的かつ安定して成形作業を実施することが
できる。
以上の諸効果により、本発明は、新規な押出成形品の提
供を通じて国民の食/L活の改Rに貢献しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明ダイの一例の長p方向に沿う多少模型
的な垂直二環分断面図、第2図は、第1図、Vjx−x
に沿う横断面間、第3図は2回じ〈線Y−Yに沿う横断
面図、第4図は、摺動部材の俯wl斜視図である。各図
中の主要な符号の意味は以下の通り:□ l:本発明ダイの全体: ・3:1の本体の上板、 10:  1の狭窄部、11
:1の入口部、12:1の拡径部ニ ー・2:3の取付用フランジ: 5:3の摺動部材(]8)取付用2ランジ、・9:lの
本体の下板; ・・2゛:9の取付用フランジ、23;9の液体圧入用
の孔、26:製品ガイド(25)取付用の2ランジ; ・・・24 : 23の液体圧入用配管;Φ13:水冷
ジャケット; ・・I4713の仕切壁、15:導水管、】7:排水管
・・ψ愉IB:I5のコック; ・18二摺動部材; ・@19:1Bの把手、20:調整用逆ネジ、2I:調
整用ハンドル、22:1Bの切欠部: ・22:押出通路、23:液体圧入用の孔:25:製品
ガイド; E:押出機; −f:Eのバレルのフランジ、s:Eのスクリュウ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)食品用押出機の前面に取付けられるダイであって
    、本ダイは、入口側の狭窄部から出口側に向かって次第
    に拡がる外向き傾斜状の楔形内部を有する拡径部を備え
    ると共に、該拡径部内に、本拡径部の傾斜面と同様の緻
    密な傾斜面を有する楔形摺動部材が摺動可能に挿入され
    、該摺動部材の傾斜面と前記拡径部の対向する傾斜面と
    の間に調整可能な押出用間隙が形成される如く構成され
    ていることを特徴とする定形食品押出用ダイ。
  2. (2)拡径部の傾斜面の内部が、冷媒導通用の中空室を
    備える特許請求の範囲第1項記載のダイ。
  3. (3)流路の断面形状円筒状又はスリット状である特許
    請求の範囲第1項記載のダイ。
JP60186512A 1985-08-23 1985-08-23 定形食品押出用ダイ Granted JPS6248367A (ja)

Priority Applications (1)

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JP60186512A JPS6248367A (ja) 1985-08-23 1985-08-23 定形食品押出用ダイ

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JP60186512A JPS6248367A (ja) 1985-08-23 1985-08-23 定形食品押出用ダイ

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JPS6248367A true JPS6248367A (ja) 1987-03-03
JPH0446110B2 JPH0446110B2 (ja) 1992-07-28

Family

ID=16189797

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JP60186512A Granted JPS6248367A (ja) 1985-08-23 1985-08-23 定形食品押出用ダイ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS626666A (ja) * 1985-07-03 1987-01-13 Fuji Oil Co Ltd 食品用押出ダイ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS626666A (ja) * 1985-07-03 1987-01-13 Fuji Oil Co Ltd 食品用押出ダイ

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JPH0446110B2 (ja) 1992-07-28

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