JPS6248012B2 - - Google Patents
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- JPS6248012B2 JPS6248012B2 JP57122522A JP12252282A JPS6248012B2 JP S6248012 B2 JPS6248012 B2 JP S6248012B2 JP 57122522 A JP57122522 A JP 57122522A JP 12252282 A JP12252282 A JP 12252282A JP S6248012 B2 JPS6248012 B2 JP S6248012B2
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- JP
- Japan
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- rod
- locking box
- slime
- excavation
- subsequent
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D5/00—Bulkheads, piles, or other structural elements specially adapted to foundation engineering
- E02D5/18—Bulkheads or similar walls made solely of concrete in situ
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
地下構造物の構築に際し、掘削時の山留め壁と
して鉄筋コンクリートの地下連続壁を施工するケ
ースが多いが、近年は土地有効利用の目的や経済
的な理由から地下連続壁の壁体を仮設工事用だけ
ではなく、構築物の地下壁体の一部として利用す
るケースも増えて来た。
して鉄筋コンクリートの地下連続壁を施工するケ
ースが多いが、近年は土地有効利用の目的や経済
的な理由から地下連続壁の壁体を仮設工事用だけ
ではなく、構築物の地下壁体の一部として利用す
るケースも増えて来た。
地下連続壁の形態にはその目的や施工条件に応
じて数多くの種類があるが、止水性が良く、大深
度の掘削に適する方法として最も多く用いられて
いるのは、ベントナイト泥水等を安定液として使
用することによつて掘削時の溝壁の崩壊を防止す
る工法であり、安定液工法と呼ばれている。この
工法による時はベントナイトや高分子添加物の混
合泥水の静水圧によつて掘削溝の溝壁が崩れ落ち
ることから防止されると共に、掘削土砂は泥水と
一縮に地上に搬出され、濃度調整された泥水は再
び掘削溝に還流すると云つたサイクルが繰り返さ
れることによつて非常に効率よく、大深度に及ぶ
地下連続壁を掘削することが可能である。
じて数多くの種類があるが、止水性が良く、大深
度の掘削に適する方法として最も多く用いられて
いるのは、ベントナイト泥水等を安定液として使
用することによつて掘削時の溝壁の崩壊を防止す
る工法であり、安定液工法と呼ばれている。この
工法による時はベントナイトや高分子添加物の混
合泥水の静水圧によつて掘削溝の溝壁が崩れ落ち
ることから防止されると共に、掘削土砂は泥水と
一縮に地上に搬出され、濃度調整された泥水は再
び掘削溝に還流すると云つたサイクルが繰り返さ
れることによつて非常に効率よく、大深度に及ぶ
地下連続壁を掘削することが可能である。
しかし乍らこの工法ではベントナイト等の粘土
泥水を安定液として用いるために、壁体コンクリ
ートを打設するに際し、先行、後続の各壁体エレ
メントの継手部にスライムが挾み込まれるため、
地下壁が連続した剛体として施工出来なかつた
り、ジヨイント部から地下水が洩水する原因とな
つたりして、構造上の大きな弱点を形成すること
が少なくない。
泥水を安定液として用いるために、壁体コンクリ
ートを打設するに際し、先行、後続の各壁体エレ
メントの継手部にスライムが挾み込まれるため、
地下壁が連続した剛体として施工出来なかつた
り、ジヨイント部から地下水が洩水する原因とな
つたりして、構造上の大きな弱点を形成すること
が少なくない。
本発明はこれらの欠点を改良した地下連続壁の
施工方法に関するものであり、以下実施例にもと
づいて詳述する。
施工方法に関するものであり、以下実施例にもと
づいて詳述する。
第1図は、地下連続壁の継手部分における先行
エレメントと後続エレメントの夫々に配置された
鋼材の配置状況を示した平面図であり、第2図は
その壁体中心線上における断面図である。図にお
いて1は先行エレメント、2は後続エレメントを
示す。3は先行エレメントに挿入された鉄筋篭、
4は鉄筋篭の両端部に剛接された折り曲げ鉄板で
あり、5は折り曲げ鉄板4に予かじめ取り付けら
れた継手鋼棒である。先行エレメントと後続エレ
メント間の剪断強度は折り曲げ鉄板4と継手鋼棒
5によつて確保される。7は折り曲げ鉄板に取り
つけられ、鉄筋篭3を包み込んだビニールシート
で、先行エレメントに打ち込んだコンクリートは
ビニールシート7と折り曲げ鉄板4とによつて、
後続エレメント側の一部掘削された溝部に流出す
ることを防止する。8は折り曲げ鉄板4の両端部
近くに設けられた鈎形のガイド金物で、第3図に
示すロツキングボツクス9をこの鈎形のガイド金
物に嵌合して上下に摺動できる構造となつてい
る。第3図の平面図には継手部の折り曲げ鉄板4
にロツキングボツクス9が嵌合された状態が示さ
れている。第4図はロツキングボツクスの斜視図
であり、図の如くロツキングボツクスはコの字形
の断面を有しており、リブ鉄板12によつて補強
され、両端部には折り曲げ鉄板4のガイド金物8
に嵌合できるジヨイント部10が設けられてい
る。またリブ鉄板12に取り付けられた環状金物
11は、洗滌用の水ジエツト用のロツドを定位置
に支持するために設けたものである。また第4図
に示す如く、ロツキングボツクス9の最下端には
切欠部13が設けてあり、ロツキングボツクス9
と折り曲げ鉄板4とに囲繞されたスペースは隣接
する後続エレメントの掘削溝とこの切欠部によつ
て連通されている。
エレメントと後続エレメントの夫々に配置された
鋼材の配置状況を示した平面図であり、第2図は
その壁体中心線上における断面図である。図にお
いて1は先行エレメント、2は後続エレメントを
示す。3は先行エレメントに挿入された鉄筋篭、
4は鉄筋篭の両端部に剛接された折り曲げ鉄板で
あり、5は折り曲げ鉄板4に予かじめ取り付けら
れた継手鋼棒である。先行エレメントと後続エレ
メント間の剪断強度は折り曲げ鉄板4と継手鋼棒
5によつて確保される。7は折り曲げ鉄板に取り
つけられ、鉄筋篭3を包み込んだビニールシート
で、先行エレメントに打ち込んだコンクリートは
ビニールシート7と折り曲げ鉄板4とによつて、
後続エレメント側の一部掘削された溝部に流出す
ることを防止する。8は折り曲げ鉄板4の両端部
近くに設けられた鈎形のガイド金物で、第3図に
示すロツキングボツクス9をこの鈎形のガイド金
物に嵌合して上下に摺動できる構造となつてい
る。第3図の平面図には継手部の折り曲げ鉄板4
にロツキングボツクス9が嵌合された状態が示さ
れている。第4図はロツキングボツクスの斜視図
であり、図の如くロツキングボツクスはコの字形
の断面を有しており、リブ鉄板12によつて補強
され、両端部には折り曲げ鉄板4のガイド金物8
に嵌合できるジヨイント部10が設けられてい
る。またリブ鉄板12に取り付けられた環状金物
11は、洗滌用の水ジエツト用のロツドを定位置
に支持するために設けたものである。また第4図
に示す如く、ロツキングボツクス9の最下端には
切欠部13が設けてあり、ロツキングボツクス9
と折り曲げ鉄板4とに囲繞されたスペースは隣接
する後続エレメントの掘削溝とこの切欠部によつ
て連通されている。
第5図aは先行エレメントの掘削を終了し、鉄
筋篭3を挿入したのち、トレミー管14によつて
水中コンクリート15を打設している状況を示し
た断面図であり、bは接手部分の平面図である。
筋篭3を挿入したのち、トレミー管14によつて
水中コンクリート15を打設している状況を示し
た断面図であり、bは接手部分の平面図である。
第6図aは先行エレメントの水中コンクリート
15を打設したのち、ロツキングボツクス9を挿
入して、後続エレメントの掘削をしている断面図
であり、bはその状態における継手部分の平面図
である。
15を打設したのち、ロツキングボツクス9を挿
入して、後続エレメントの掘削をしている断面図
であり、bはその状態における継手部分の平面図
である。
第7図a,bは後続エレメントの掘削を終了し
たのち、高圧水噴射ロツド16をロツキングボツ
クスに取付けた環状金物11の中に挿入しロツド
の先端から高圧水を水平方向に噴射しながらロツ
ドを回転することによつて先行エレメントとのジ
ヨイント部の折曲げ鉄板4や継手鋼棒5に付着し
たスライムを洗滌している断面図と、継手部附近
の平面図を示したものである。この方式によつて
本発明の特長を示している。即ちロツキングボツ
クスと折曲げ鉄板に囲まれた中で高圧水を噴射す
ると、この内部の水頭が後続掘削エレメント部の
水頭より上昇するので、洗滌されたスライムは泥
水と一緒にロツキングボツクス下端の切欠り部1
3を通つて後続掘削溝内に押し流され、掘削溝内
の一般スライムと一緒にトレミー管14を介して
ポンプ排土やその他の方法によつて地上に排出す
ることができ後述の如き優れた効果がある。
たのち、高圧水噴射ロツド16をロツキングボツ
クスに取付けた環状金物11の中に挿入しロツド
の先端から高圧水を水平方向に噴射しながらロツ
ドを回転することによつて先行エレメントとのジ
ヨイント部の折曲げ鉄板4や継手鋼棒5に付着し
たスライムを洗滌している断面図と、継手部附近
の平面図を示したものである。この方式によつて
本発明の特長を示している。即ちロツキングボツ
クスと折曲げ鉄板に囲まれた中で高圧水を噴射す
ると、この内部の水頭が後続掘削エレメント部の
水頭より上昇するので、洗滌されたスライムは泥
水と一緒にロツキングボツクス下端の切欠り部1
3を通つて後続掘削溝内に押し流され、掘削溝内
の一般スライムと一緒にトレミー管14を介して
ポンプ排土やその他の方法によつて地上に排出す
ることができ後述の如き優れた効果がある。
第8図a,bはこのようにしてスライムを除去
したのちに、ロツキングボツクスや高圧水噴射ロ
ツドを引き抜き、鉄筋篭16を挿入して後続エレ
メントの水中コンクリートを打設している状況を
示したものである。
したのちに、ロツキングボツクスや高圧水噴射ロ
ツドを引き抜き、鉄筋篭16を挿入して後続エレ
メントの水中コンクリートを打設している状況を
示したものである。
上述の如く本発明による時は、地下連続壁の施
工に際して、先行エレメントのコンクリート打設
を終了したのち、隣接した後続エレメントの掘削
に先き立ち、先行エレメントの鉄筋篭に熔接さ
れ、先行壁体コンクリートの端部に露出した折り
曲げ鉄板に、コの字形の断面形状を有しているロ
ツキングボツクスを嵌合することによつて該折り
曲げ鉄板にとりつけられた継手鋼棒を後続エレメ
ントを掘削するに際して防護することもできるか
ら、この目的のために一般によく用いられている
ロツキングパイプを使用する必要がないと云う利
点がある。更に本発明に於ては地下連続壁の施工
に際してその最大の弱点である接手部に付着する
スライムを完全に除去することができる。すなわ
ち、ロツキングボツクスの内側はリブ鉄板によつ
て補強がなされているが、このリブ鉄板には環状
の金物がとりつけられており、ロツキングボツク
スを先行エレメントの壁体に接合したのち、この
環状金物に嵌合するように高圧水噴射用のロツド
を挿入し、ロツドの先端部側面にとりつけられた
ノズルから水平方向に高圧水ジエツトを噴射し、
さらにこのロツドを回転させることによつて、折
り曲げ鉄板や継手鋼棒に付着したスライムを完全
に除去するものである。また、ロツキングボツク
スを用いることにより、高圧水ジエツトが直接溝
壁に当ることがないので、高圧水ジエツトの噴射
により溝壁が洗掘されることもない。さらに高圧
水の噴射に伴いロツキングボツクス内の水頭が上
昇するので、ロツキングボツクスの下端部に設け
られ、後続掘削溝に連通する切欠き部に向つて泥
水の下降流が起り、高圧水ジエツトで洗い取られ
たスライムはこの泥水流と共に流下が促進せられ
下端の切欠き部を通つて後続掘削溝内に搬出され
る。このようにして連続壁のジヨイント部に付着
したスライムは完全に除去され、後続掘削溝内の
一般スライムと一緒に、トレミー管やスライムバ
ケツト等によつて地上に排出される。
工に際して、先行エレメントのコンクリート打設
を終了したのち、隣接した後続エレメントの掘削
に先き立ち、先行エレメントの鉄筋篭に熔接さ
れ、先行壁体コンクリートの端部に露出した折り
曲げ鉄板に、コの字形の断面形状を有しているロ
ツキングボツクスを嵌合することによつて該折り
曲げ鉄板にとりつけられた継手鋼棒を後続エレメ
ントを掘削するに際して防護することもできるか
ら、この目的のために一般によく用いられている
ロツキングパイプを使用する必要がないと云う利
点がある。更に本発明に於ては地下連続壁の施工
に際してその最大の弱点である接手部に付着する
スライムを完全に除去することができる。すなわ
ち、ロツキングボツクスの内側はリブ鉄板によつ
て補強がなされているが、このリブ鉄板には環状
の金物がとりつけられており、ロツキングボツク
スを先行エレメントの壁体に接合したのち、この
環状金物に嵌合するように高圧水噴射用のロツド
を挿入し、ロツドの先端部側面にとりつけられた
ノズルから水平方向に高圧水ジエツトを噴射し、
さらにこのロツドを回転させることによつて、折
り曲げ鉄板や継手鋼棒に付着したスライムを完全
に除去するものである。また、ロツキングボツク
スを用いることにより、高圧水ジエツトが直接溝
壁に当ることがないので、高圧水ジエツトの噴射
により溝壁が洗掘されることもない。さらに高圧
水の噴射に伴いロツキングボツクス内の水頭が上
昇するので、ロツキングボツクスの下端部に設け
られ、後続掘削溝に連通する切欠き部に向つて泥
水の下降流が起り、高圧水ジエツトで洗い取られ
たスライムはこの泥水流と共に流下が促進せられ
下端の切欠き部を通つて後続掘削溝内に搬出され
る。このようにして連続壁のジヨイント部に付着
したスライムは完全に除去され、後続掘削溝内の
一般スライムと一緒に、トレミー管やスライムバ
ケツト等によつて地上に排出される。
以上のように従来用いられたロツキングパイプ
の代りに、特殊な断面形状を有するロツキングボ
ツクスを用い、先行エレメントの端面に嵌合させ
る構造となすことにより、ロツキングボツクス内
に高圧水噴射用のロツドを挿入し、水ジエツトで
ジヨイント部のスライムを完全に除去することが
可能となり、とかく問題視され勝ちであつた安定
液工法による地下連続壁のジヨイント部の洩水や
強度低下を阻止することが出来た。
の代りに、特殊な断面形状を有するロツキングボ
ツクスを用い、先行エレメントの端面に嵌合させ
る構造となすことにより、ロツキングボツクス内
に高圧水噴射用のロツドを挿入し、水ジエツトで
ジヨイント部のスライムを完全に除去することが
可能となり、とかく問題視され勝ちであつた安定
液工法による地下連続壁のジヨイント部の洩水や
強度低下を阻止することが出来た。
第1図は地下連続壁の継手部分を示す平面図、
第2図は前図の壁体中心線上における断面図、第
3図はロツキングボツクスを使用する状態の平面
図、第4図はロツキングボツクスの斜視図、第5
図a,bより第6図a,b、第7図a,b第8図
a,bまでは本発明の工程を示す説明図である。 1……先行エレメント、2……後続エレメン
ト、3……鉄筋篭(先行エレメント)、4……折
り曲げ鉄板、5……継手鋼棒、6……鉄筋篭(後
続エレメント)、7……ビニールシート、8……
鈎形のガイド金物、9……ロツキングボツクス、
10……ジヨイント部、11……環状金物、12
……リブ鉄板、13……切欠き部、14……トレ
ミー管、15……水中コンクリート、16……噴
射ロツド。
第2図は前図の壁体中心線上における断面図、第
3図はロツキングボツクスを使用する状態の平面
図、第4図はロツキングボツクスの斜視図、第5
図a,bより第6図a,b、第7図a,b第8図
a,bまでは本発明の工程を示す説明図である。 1……先行エレメント、2……後続エレメン
ト、3……鉄筋篭(先行エレメント)、4……折
り曲げ鉄板、5……継手鋼棒、6……鉄筋篭(後
続エレメント)、7……ビニールシート、8……
鈎形のガイド金物、9……ロツキングボツクス、
10……ジヨイント部、11……環状金物、12
……リブ鉄板、13……切欠き部、14……トレ
ミー管、15……水中コンクリート、16……噴
射ロツド。
Claims (1)
- 1 先行掘削エレメントと後続エレメントとをジ
ヨイントボツクスを介して接続すると共に掘削溝
底に高圧水噴射用ロツドを挿入して水の噴射によ
つてスライムの除去を行う工程を採り、掘削時に
おける溝壁の崩壊を防止するためにベントナイト
泥水等を安定液として用いる地下連続壁工法にお
いて、先行掘削エレメントのコンクリート用鉄筋
籠の両端部に仕切用の折り曲げ鉄板を剛接し、先
行エレメントのコンクリート打設後にそれに接続
する後続エレメントを掘削するに先立ち、該折り
曲げ鉄板に予かじめ設置されたガイド金物に、コ
の字形に一面を開放したロツキングボツクスの両
端を嵌合して摺動降下させ、ロツキングボツクス
によつて折り曲げ鉄板に接合された継手鋼棒を防
護したのち、後続エレメント部を掘削し、掘削終
了後該ロツキングボツクスの内側に設けた案内環
の中に高圧水噴射用ロツドを挿入し、ロツドを挿
入あるいは引き上げながらロツド端に設けたノズ
ルから水平方向に水ジエツトを噴射し、更にこの
ロツドを回転させることによつて、折り曲げ鉄板
や継手鋼棒に付着したスライムを洗い落とし、ロ
ツキングボツクスの下端部の切欠きから後続掘削
溝の中にスライムを泥水と共に流動させ、後続掘
削溝内の一般スライムと一緒に除去したのち、噴
射水用ロツドとロツキングボツクスを引き上げ、
後続エレメントの鉄筋籠を折り曲げ鉄板の継手鋼
棒とラツプするように吊り下し、水中コンクリー
トを打設することによつて、水密性の良い連続し
たコンクリート壁体を地下に構築する地下連続壁
の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12252282A JPS5915120A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 地下連続壁の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12252282A JPS5915120A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 地下連続壁の施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5915120A JPS5915120A (ja) | 1984-01-26 |
JPS6248012B2 true JPS6248012B2 (ja) | 1987-10-12 |
Family
ID=14837928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12252282A Granted JPS5915120A (ja) | 1982-07-13 | 1982-07-13 | 地下連続壁の施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5915120A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108252296A (zh) * | 2018-01-19 | 2018-07-06 | 中铁上海工程局集团有限公司 | 一种地下连续墙管线原位保护施工的方法 |
JP7300841B2 (ja) * | 2019-02-06 | 2023-06-30 | 清水建設株式会社 | 地中連続壁の継手構造、及び地中連続壁の施工方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5534249A (en) * | 1978-09-01 | 1980-03-10 | Toppan Printing Co Ltd | Manufacturing of pressure-sensitive adhesive tape film |
JPS5738839A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-03 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Powdered polyethylene composition |
-
1982
- 1982-07-13 JP JP12252282A patent/JPS5915120A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5534249A (en) * | 1978-09-01 | 1980-03-10 | Toppan Printing Co Ltd | Manufacturing of pressure-sensitive adhesive tape film |
JPS5738839A (en) * | 1980-08-20 | 1982-03-03 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Powdered polyethylene composition |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5915120A (ja) | 1984-01-26 |
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