JPS6246728Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6246728Y2 JPS6246728Y2 JP10580580U JP10580580U JPS6246728Y2 JP S6246728 Y2 JPS6246728 Y2 JP S6246728Y2 JP 10580580 U JP10580580 U JP 10580580U JP 10580580 U JP10580580 U JP 10580580U JP S6246728 Y2 JPS6246728 Y2 JP S6246728Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- speaker
- wall panel
- panel
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 8
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000009432 framing Methods 0.000 description 1
- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 1
- 238000010348 incorporation Methods 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一部にスピーカを埋設した壁パネルに
関する。
関する。
中空部を有する壁パネルは、周知の如く、木材
等の枠材(芯材)によつて枠組みし、その両面に
表面材を貼着等して構成され、必要に応じ内部の
中空部に断熱材等が充填される。そこで、このよ
うな壁パネルは枠組みを構成する芯材で仕切られ
た各部分を一つの小区画構成部分と看做すことが
出来る。
等の枠材(芯材)によつて枠組みし、その両面に
表面材を貼着等して構成され、必要に応じ内部の
中空部に断熱材等が充填される。そこで、このよ
うな壁パネルは枠組みを構成する芯材で仕切られ
た各部分を一つの小区画構成部分と看做すことが
出来る。
一方、音響機器におけるスピーカは、良く知ら
れている通り、振動発音板の前面口壁が無限縁の
広がりを持つ壁面であることを仮定に構成され、
現実に、このような無限縁の構成が不可能である
ために、この開口壁を後方に折曲げて、振動発音
板の前方と後方とを仕切るボツクス構造が採用さ
れる。その結果、振動発音板に及す空気圧(振動
圧)が問題になり、スピーカのQ値及びバツフル
孔などのスピーカシステム理論が転開され、当シ
ステム構造が開発される。
れている通り、振動発音板の前面口壁が無限縁の
広がりを持つ壁面であることを仮定に構成され、
現実に、このような無限縁の構成が不可能である
ために、この開口壁を後方に折曲げて、振動発音
板の前方と後方とを仕切るボツクス構造が採用さ
れる。その結果、振動発音板に及す空気圧(振動
圧)が問題になり、スピーカのQ値及びバツフル
孔などのスピーカシステム理論が転開され、当シ
ステム構造が開発される。
而して、スピーカシステムの原点からみて、振
動発音板によつて再生される音の最低周波数の波
長よりも長い距離の開口壁面が得られれば、スピ
ーカシステムとしての一つの条件を満足し得る。
この観点から、室壁自体をスピーカの開口壁面
(フロントパネル)に適用することが、従前から
強く望まれていた。
動発音板によつて再生される音の最低周波数の波
長よりも長い距離の開口壁面が得られれば、スピ
ーカシステムとしての一つの条件を満足し得る。
この観点から、室壁自体をスピーカの開口壁面
(フロントパネル)に適用することが、従前から
強く望まれていた。
しかるに、この壁面適用に際しては、スピーカ
の取付け加工のための壁面工事が大掛りとなつ
て、施工並びに費用の面で容易ではなかつた。
の取付け加工のための壁面工事が大掛りとなつ
て、施工並びに費用の面で容易ではなかつた。
そこで、本考案では中空部を有する壁パネルの
構造を利用して簡便にして効果的なスピーカの組
込みを可能にしたもので、中空部を有する壁パネ
ルの芯材で仕切られた一区画の室内側表壁材を切
り取り、該区画にフロントパネル付きスピーカを
嵌め込んで構成してある。
構造を利用して簡便にして効果的なスピーカの組
込みを可能にしたもので、中空部を有する壁パネ
ルの芯材で仕切られた一区画の室内側表壁材を切
り取り、該区画にフロントパネル付きスピーカを
嵌め込んで構成してある。
以下、本考案壁パネルの実施例に付いて詳述す
る。第1図は本考案壁パネルの一実施例を示す要
部の縦断面図及び第2図は本考案壁パネルの枠組
を示す正面図で、木材等の芯材1で構成される仕
切り枠の一区画に相当する部分の表面材2を切り
取ることによつて、芯材1で四側を仕切られ、他
面の表面材3で裏打された容室が形成される。こ
の容室の内壁に吸音性のガラスウールあるいは多
孔質金属焼結板等からなるラスク4を貼着し、前
記切り取つた表面材2の大きさに相当するフロン
トパネル5にスピーカ6を固定した状態で、これ
を前記容室の口縁に嵌め込むことによつて完成す
る。
る。第1図は本考案壁パネルの一実施例を示す要
部の縦断面図及び第2図は本考案壁パネルの枠組
を示す正面図で、木材等の芯材1で構成される仕
切り枠の一区画に相当する部分の表面材2を切り
取ることによつて、芯材1で四側を仕切られ、他
面の表面材3で裏打された容室が形成される。こ
の容室の内壁に吸音性のガラスウールあるいは多
孔質金属焼結板等からなるラスク4を貼着し、前
記切り取つた表面材2の大きさに相当するフロン
トパネル5にスピーカ6を固定した状態で、これ
を前記容室の口縁に嵌め込むことによつて完成す
る。
この場合、壁厚み内にスピーカ6を納めなけれ
ばならないので、壁厚みに応じて使用するスピー
カ6はフラツトスピーカ(厚さ20mm程度)を用い
て効果的である。
ばならないので、壁厚みに応じて使用するスピー
カ6はフラツトスピーカ(厚さ20mm程度)を用い
て効果的である。
そして、本考案に係るスピーカにおいては、こ
の種壁パネルの表面材2及び3自体が吸音機能を
付与でき、また、仕切り枠に小区画状態に固定さ
れているので、壁背面への音のもれはなく、又、
壁面の振動なども防ぐことが出来る。加えて、芯
材で区切られた小区画の容室の空間容量が少なく
て、使用スピーカのQ値に適用し難い場合には、
この容室の四周を囲む仕切り枠の芯材1の一部に
孔を穿ち、隣れる容室への容量空間を広げるなど
の加工も可能である。
の種壁パネルの表面材2及び3自体が吸音機能を
付与でき、また、仕切り枠に小区画状態に固定さ
れているので、壁背面への音のもれはなく、又、
壁面の振動なども防ぐことが出来る。加えて、芯
材で区切られた小区画の容室の空間容量が少なく
て、使用スピーカのQ値に適用し難い場合には、
この容室の四周を囲む仕切り枠の芯材1の一部に
孔を穿ち、隣れる容室への容量空間を広げるなど
の加工も可能である。
上記構成からなる本考案壁パネルは壁面取付け
以前に予め加工しておいても良く、或いは爾後の
スピーカ組込みを予定して、一部の表壁材2に切
り抜き溝を設けるなど施した状態であつても良
い。
以前に予め加工しておいても良く、或いは爾後の
スピーカ組込みを予定して、一部の表壁材2に切
り抜き溝を設けるなど施した状態であつても良
い。
このように、本考案壁パネルは、その構造を利
用して小区画に仕切られた表壁材の一部を切り抜
き、これにスピーカ付きフロントパネルを嵌め込
むことによつて、容易にしかも極めて効果的なス
ピーカシステム構造を得ることが出来て、本考案
壁パネルは極めて有効なものである。
用して小区画に仕切られた表壁材の一部を切り抜
き、これにスピーカ付きフロントパネルを嵌め込
むことによつて、容易にしかも極めて効果的なス
ピーカシステム構造を得ることが出来て、本考案
壁パネルは極めて有効なものである。
第1図は本考案壁パネルの一実施例を示す要部
縦断側面図、第2図は本考案壁パネルの枠組状態
を示す正面図である。 1……芯材、2,3……表面材、4……ラス
ク、5……フロントパネル、6……スピーカ。
縦断側面図、第2図は本考案壁パネルの枠組状態
を示す正面図である。 1……芯材、2,3……表面材、4……ラス
ク、5……フロントパネル、6……スピーカ。
Claims (1)
- 中空部を有する壁パネルの芯材で仕切られた一
区画の室内側表壁材を切り取り、該区画にフロン
トパネル付きスピーカを嵌め込んで構成したスピ
ーカ付き壁パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10580580U JPS6246728Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10580580U JPS6246728Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5729611U JPS5729611U (ja) | 1982-02-16 |
JPS6246728Y2 true JPS6246728Y2 (ja) | 1987-12-19 |
Family
ID=29467165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10580580U Expired JPS6246728Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6246728Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-25 JP JP10580580U patent/JPS6246728Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5729611U (ja) | 1982-02-16 |
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