JPS6246707Y2 - - Google Patents

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JPS6246707Y2
JPS6246707Y2 JP4481185U JP4481185U JPS6246707Y2 JP S6246707 Y2 JPS6246707 Y2 JP S6246707Y2 JP 4481185 U JP4481185 U JP 4481185U JP 4481185 U JP4481185 U JP 4481185U JP S6246707 Y2 JPS6246707 Y2 JP S6246707Y2
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JP
Japan
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handrail
fixed
spring
force
passenger conveyor
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JP4481185U
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JPS61163284U (ja
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  • Force Measurement Appropriate To Specific Purposes (AREA)
  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 この考案は、マンコンベアのハンドレールの走
行力測定器、特にハンドレールを傷つけることな
く安全に測定可能なマンコンベアのハンドレール
の走行力測定器に関するものである。
〔考案の背景〕 マンコンベアは、無端状に連設された踏段を電
動駆動するようにした高能率の人員輸送手段であ
る。一般にマンコンベアを利用する場合には、ハ
ンドレールを把持して身体のバランスを取りなが
ら踏段に乗るため、建築基準法では安全上踏段と
ハンドレールの速度を同一にするように規定して
いる。又JISでは、走行中のハンドレールを停止
させるために要する反時計方向の力の大きさを規
定している。
一般にこの力を測定するのは難かしく、一例と
して第2図に示すように、ハンドレール1をトル
クレンチ16で挟み付けてハンドレール1の移動
により、レバー12の指示値を読んで測定してい
る。この方法では、トルクレンチ16で挟み付け
られるハンドレール1の表面が傷ついてしまうと
いう欠点がある。
一方、第3図に示すようにばね秤13を使用す
る方法が、考案者により提案されている(特開昭
58−55831号)。この方法では、ばね秤13に連結
される取手14を測定者が把持した状態で、ハン
ドレールを走行させ、ばね秤13に伝えられる牽
引力をばね秤13の目盛上で読むことにより、ハ
ンドレールの走行力を測定している。
しかしこの方法は、ハンドレールの走行力がば
ね秤13の測定範囲を越えると、測定者の身体が
ハンドレールの走行方向に持つて行かれることが
ある。又測定が解除されて走行力が零になつた場
合には、測定者の身体が反動で衝撃的に反走行方
向に戻されることがある。こられの点からして、
この方法は、安全性の点で問題がある。
さらに、ハンドレールの走行力の測定に際し
て、測定者の身体の移動に伴う誤差、或はばね秤
13の目盛の読取り誤差を生じ易い。又、ハンド
レールの走行力がばね秤13の測定範囲を越える
場合には、測定者の身体が前述のように持つて行
かれる代りに、挟圧子15が位置ずれを起して、
ハンドレールの表面が損傷を招くこともある。
〔考案の目的〕
この考案は、前述の従来提案されている技術に
鑑みてなされたもので、ハンドレールを傷つけず
に、且精度よく安全に測定可能なマンコンベアの
ハンドレールの走行力測定器を提供することを目
的とする。
〔考案の概要〕
この考案では、挟圧子がハンドレールに固定し
て取り付けられ、固定部がハンドレールを保持す
る欄干に固定されてハンドレールを跨ぐようにし
て配設されている。この固定部と挟圧子の間にお
いて、ハンドレール上を摺動自在にガイドが配設
され、このガイドに固定されて互に吸着された一
対の磁石がハンドレールの板面から離れて配設さ
れている。
固定部と固定部に対向する磁石間には、ばねが
その両端をそれぞれ固定して配置され、一方挟圧
子と挟圧子に対向する磁石間には、少なくとも1
mの長さのひも状体がその両端をそれぞれ固定し
て配置されている。
一対の磁石の吸着保持力を所定値、すなわちあ
らかじめ必要とされるハンドレールの駆動力に相
当する値に設定しておき、ハンドレールを運転駆
動させ、ひも状体によつて一対の磁石に吸着を解
除させる方向に牽引力を与える。一対の磁石の吸
着の解除を確認することにより、安全に且つ精度
よくハンドレールの走行力を測定することが出来
る。
〔考案の実施例〕
以下、この考案のマンコンベアのハンドレール
の走行力測定器を、その実施例に基づき図面を使
用して詳細に説明する。
第1図は、この考案の実施例の構成を示すもの
で、マンコンベアのハンドレールに挟圧子が固定
して設けられる。
即ち、実施例においては、ハンドレール1の両
側縁の彎曲面に沿う対接彎曲面を有する一対の挟
圧子5−1,5−2がねじ6により、ハンドレー
ル1を挟持するようにして固定される。
挟圧子5−1,5−2は、鉄材で成型加工され
対接面にはネオプレンゴム10が接着剤によつて
接着されている。
ハンドレール1を保持する欄干2にハンドレー
ル1を跨いで固定部3が配設される。即ち、実施
例においては、ほぼコ字状の固定部3が鉄型によ
り成型加工され、ハンドレール1を跨ぐようにし
てその両端をねじ4により欄干2に固定して配設
される。
欄干2はハンドレール1を保持している。
挟圧子5−1,5−2と固定部3間にハンドレ
ール1上を摺動自在にガイド8−1,8−2が配
され、このガイド8−1,8−2に固定されてハ
ンドレール1の板面から離れて互に吸着された1
対の磁石7−1,7−2が配される。
実施例においては、ハンドレール1の側縁の彎
曲に沿つた彎曲対接面を有する一対のガイド8−
1,8−2が彎曲対接面をハンドレール1の彎曲
面に対接して配される。これらのガイド8−1,
8−2には保持腕16−1,16−2が取り付け
られ、保持腕16−1,16−2に挟持固定され
るようにして、磁石7−1がハンドレール1の板
面から離れて保持配設される。
磁石7−1の1極に磁石7−2の逆極性の極が
吸着されている。
一般に、JIS規格によるとマンコンベアの走行
中のハンドレール1を停止させる力として15Kgが
規定されている。これに対応して、一対の磁石7
−1,7−2の吸着保持力は15Kgに設定されてい
る。
磁石7−2と固定部3に対して、ばね9の両端
がそれぞれ固定され、欄干2に固定された固定部
3の近傍に、ガイド8−1,8−2とこれらのガ
イド8−1,8−2に保持された磁石7−1,7
−2が配設される。ばね9のばね力は30Kgに設定
されている。
磁石7−1にナイロン糸などのひも状体11の
一端が接続され、その他端は挟圧子5−1,5−
2間に固定される支持棒18に固定される。ひも
状体11の長さは1m以上に選択されている。
一般に、マンコンベアでは下降運転状態時にお
けるハンドレールの停止力の方が弱いので、下降
運転状態でのハンドレールの走行力の測定が行な
われる。
従つて、ハンドレール1の駆動を停止させた状
態で、ハンドレール1の下降運転方向に、挟圧子
5−1,5−2、ガイド8−1,8−2と磁石7
−1,7−2、及び固定部3の順に前述の配設取
り付けが行なわれる。
ハンドレール1の駆動を開始すると、挟圧子5
−1,5−2がハンドレール1と一体的に移動
し、ひも状体11のたるみがほどかれて行く。ハ
ンドレール1は駆動直後では停止力が一定しない
が、ほぼ1m走行すると停止力が一定することが
知られている。
従つてひも状体11のたるみがほどかれ、ひも
状体11が張りつめてハンドレール1が1m以上
走行した状態で、ハンドレールの停止力が15Kg以
上あると磁石7−1,7−2の吸着が解除され、
磁石7−1と7−2が離脱する。
磁石7−1はガイド8−1,8−2によりハン
ドレール1上を摺動して挟圧子5−1,5−2位
置まで滑り落ちる。磁石7−1と7−2の離脱を
確認してハンドレール1の駆動を停止する。
この状態でハンドレール1の停止力が15Kg以上
であることが確認される。
ハンドレール1を駆動し、ひも状体11が張り
つめた状態となり、さらにばね9が偏倚力に抗し
て引つ張られる状態となつても磁石7−1及び7
−2が吸着を解除しない場合には、ハンドレール
1の駆動を停止する。
この状態では、ハンドレール1の停止力が15Kg
以下であることが確認される。
磁石7−1及び7−2の吸着の解除による判定
なので、測定操作が簡単であり且つ測定精度が高
い。測定者が測定中に身体のバランスを崩すこと
もなく、安全に測定が行なわれ、ハンドレール1
を傷つけることがない。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、この考案によると
測定操作が簡単で高精度の測定が安全に且つハン
ドレールを傷つけることなく行なわれる、マンコ
ンベアのハンドレールの走行力測定器を提供する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案のマンコンベアのハンドレ
ールの走行力測定器の実施例の構成を示す斜視
図、第2図は、従来提案されているマンコンベア
のハンドレールの走行力測定器の要部の構成を示
す斜視図、第3図は、従来提案されているマンコ
ンベアのハンドレールの走行力測定器の他の例の
要部の構成を示す図である。 1……ハンドレール、2……欄干、3……固定
部、4,6……ねじ、5−1,5−2……挟圧
子、7−1,7−2……磁石、8−1,8−2…
…ガイド、9……ばね、11……ひも状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マンコンベアのハンドレールに固定され、前記
    マンコンベアの移動と一体的に移動する挟圧子
    と、前記ハンドレールを保持する欄干に固定さ
    れ、前記ハンドレールを跨いで配置される固定部
    と、前記挟圧子と前記固定部間において、前記ハ
    ンドレール上を摺動自在に配置されるガイドと、
    このガイドに固定されるとともに、前記ハンドレ
    ールの板面から離れて配置され、しかも、あらか
    じめ必要とされるハンドレールの駆動力に相当す
    る吸着保持力で互に吸着された一対の磁石と、前
    記固定部とこれに対向する磁石に両端がそれぞれ
    固定されたばねと、前記挟圧子とこれに対向する
    磁石に両端がそれぞれ固定され、少なくとも1m
    の長さを有するひも状体とを有することを特徴と
    するマンコンベアのハンドレールの走行力測定
    器。
JP4481185U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPS6246707Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4481185U JPS6246707Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4481185U JPS6246707Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61163284U JPS61163284U (ja) 1986-10-09
JPS6246707Y2 true JPS6246707Y2 (ja) 1987-12-18

Family

ID=30557726

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4481185U Expired JPS6246707Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP (1) JPS6246707Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10302549B2 (en) * 2016-12-07 2019-05-28 Otis Elevator Company Handrail friction checking device

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Publication number Publication date
JPS61163284U (ja) 1986-10-09

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