JPS6246615A - 射出成形装置 - Google Patents

射出成形装置

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JPS6246615A
JPS6246615A JP18692585A JP18692585A JPS6246615A JP S6246615 A JPS6246615 A JP S6246615A JP 18692585 A JP18692585 A JP 18692585A JP 18692585 A JP18692585 A JP 18692585A JP S6246615 A JPS6246615 A JP S6246615A
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resin
injection
mold
injection molding
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Katsue Kenmochi
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/77Measuring, controlling or regulating of velocity or pressure of moulding material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
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    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は樹脂成形品を成形する射出成形方法およびそ
の装置に関する。
従来の技術 射出成形装置で成形される成形品の品質は、射出スクリ
ューあるいは射出プランジャーなどで溶融した樹脂を金
型内に射出するだめの射出駆動体の動作の制御の如何に
かかわるとさnている。
射出成形機は油圧で駆動することが一般的であす、当初
はフローコントロールパルプとリリーフパルプと方向切
換弁とを組み合わせ、予め設定された流量と圧力を方向
切換弁により次々と作動させる回路により制御していた
ところが、成形品の品質を高めるため、とくに外観的不
良(フローマーク、ジュラティングなど)を無くするた
めに、−回の射出工程の間で、射出駆動体の動作、例え
ば射出速度あるいは射出圧力を時間とともに、あるいは
位置とともに変えたいという要求が起って来た。その例
として特公昭5了−59060号がある。第11図はこ
の方式の概略の制御システムを示したものである。射出
スクリュー1と加熱シリンダ2との間の空間3に貯えら
れた溶融樹脂を金型4のスプルー5およびキャビティ6
に射出充填するために、射出駆動体をなす、射出シリン
ダ7と射出ラム8との間の空間9に圧油を導入する。即
ちポンプ10から吐出された圧油を方向切換弁11のソ
レノイド11aを励磁することによシ圧油が空間9に導
か九る。
これによシ射出ラム8が前方に駆動され、従って射出ラ
ム8と機械的に接続されている射出スクリュー1が前方
に繰り出され、溶融した樹脂が金型4の中に射出される
。この時、射出スクリュー1と軸方向に連動するラック
12は、ピニオン13を回転せしめ、ピニオン13の回
転により射出スクリュー1の位置全信号化するポテンシ
ヨメータ14が回転し射出スクリュー1の動きに応じた
信号が位置検出器15に送られる。位置検出器16はポ
テンショメータ14の信号全位置情報とじて比較器16
に送る。比較器16では、位置検出器15からの位置情
報と、射出条件設定器17にインプットされたスクリュ
ー位置と射出速度の関係を比較し、設定された射出速度
の値を制御指令器18に与える。制御指令器18は与え
らnた射出速度を満たすように予め設定さnた電流を制
御パルプ19に与える。この場合の制御バルブ19は比
yll電磁弁アフロ−コントロールパルプある。
2oは射出スクリュー1を回転させるためのモータ、2
1a、21bはモータ20の回転力を射出スクリュー1
に伝達するギヤである。
この方式の似た例として、制御パルプが比例電磁式リリ
ーフ弁であり、射出条件設定器には、スクリュー位置と
油圧圧力の関係もしくは時間と油圧圧力の関係がインプ
ットされているものもある。
また、制御パルプをサーボパルプとし制御指令値と検出
値が同一かどうか常にフィードバックを行なう方法もあ
る。
いずれにしてもこの方法は、射出スクリュー先端の溶融
樹脂の状態や、金型内を充填中の樹脂の状態を直接知る
ことなく射出工程の制御を行なうので、各ショット間の
バラツキ全少なくするには自ずと限界がある。
第10図に示f方式は、金型内の圧力情報に基づいて射
出工程の制御を行なうものであυ、例として1971年
のアメリカspx展でNEW BRITAIN社から発
表されたシステム(Plastic Age 1972
年6月号、ページ80)や、1976年4月のSPE第
34回ANTEc でMARK、A、DAVISt7)
発表したシステム(SPE ANTECTECHNIC
ALPAPERP618,1976J、あるいは特開昭
52−14658号(テクノグラスンなどがある。第1
0図において、第11図と同様に、22は射出スクリュ
ー、23は加熱シリンダ、24は射出ラム、25は射出
シリンダ、26は圧油が充填される空間、27はポンプ
、28は金型、29は方向切換弁である。金型28の中
にはキャピテイ3oにのぞむように設けられた圧力検出
ピン31と圧力検出ビン31の背後で支える圧カドラン
スジューサ32とが設けられ、キャピテイ30に充填さ
れだ樹脂の金型内における圧力全電気的な信号として取
り出せる。予め制御バルブ37には適当な開度の信号を
与えて空間26に圧油?圧入して射出全開始1〜、キャ
ビティ30内の圧カドランスジューサー32から発生し
た電気信号と圧力検出ピン31のサイズとから圧力検出
器33により圧力値として比較器34に送り、射出条件
設定器35で設定した目標値と比較して、その差に基づ
く電気信号と制御指令器36に与える。制御指令器36
は制御バルブ37に対して比較器34から与えられた信
号に応じて1(ill @電流を与える。この場合の制
御バルブ37は専らサーボバルブが用いらnているが、
ときとして比例電磁式のバルブを用いることもある。
また設定した条件は型内のピーク圧力値のみであったり
、型内圧力の時間的なプロフィルであったりする。いず
れにしても一定の圧力1直もしくは圧力値プロフィルを
目標として制御を行なうので、射出された樹脂温度の変
化に応じて目標値と変えることはできない。
この点全改良するためにドイツのMENGES  らは
、射出工程の中で充填完了後の保圧工程において樹脂の
PVT特性に基づいて制御全行なうべきだと掃案しfl
 (Kunststoffe Vo163. !8.P
5001973 )。その後、W、KNAP P Eら
、市販の成形機全改良してPVT特性全応用した保圧工
程制御機能金有する成形機の試作結果を発表している(
Kungtstoffe Volγ3 、45 P 2
44 (1983) )、)その後、Battenfe
ld社、 Kraugs Maffei社。
Klo’ckner社などが実用化し、任じて成形品の
重量が安定していると報じている(Kunststof
feVolγ542  P69 (1985) 、Mo
dern PlasticsInternationa
l Vol 16 A4  P2O(1985)。
ブ5スチックス VO134A9  P21(1984
))。
これらの方式の概略全第12図に示す。第10図、第1
1図と同様に、38は射出スクリュー、39は加熱シリ
ンダ、4oは射出ラム、41は射出シリンダ、42は射
出連動力金与える圧油の入る空間、43は方向切換弁、
44はポンプ、46は射出駆動体の動体全制御する制御
バルブ、46は射出スクリュー回転のためのモータ、4
7は射出スクリュー38と軸方向の動きを同一にするラ
ック、48は射出スクリュー位置に応じた信号を発生す
るポテンシヨメータ、49は金型、5Qは圧力検出ビン
、51は圧カドランスジューサである。この方式では樹
脂温度に応じた制御全行なうため加熱シリンダ39の先
端に温度センサー52金設け、温度検出器54金経て温
度信号を演算器56に送る。金型49に樹脂が充填する
までは、ポテンシヨメータ48からの信号全位置検出器
56で位置情報として演算器56て送り、予め記憶装置
67に設定しfv:、射出条件と比較して制御指令器6
8に信号を送り、制御バルブ45全コントロールしてい
る。1ltt脂が金型49に充填完了した後は、圧カド
ランスジューサ51からの信号を、圧力検出器63で圧
力値として演算器56に送り、温度検出器54からの信
号と記憶装置57の中にインプットされた樹脂のPVT
データとを考慮して金型49に充填された樹脂の質量が
一定Vこなるように保圧圧力値を制御指令器58に送り
制御バルブ45を制御する。
この方式によれば第10図とは異なり保圧工程でのキャ
ビティ内圧力の目標値は一定でなくそのショットにおけ
′る、温度センサー52から得られた温度信号によりそ
の都度変更さカーる。
以上述べたように、射出工程における制御は射出充填工
程での速度制御と、保圧工程の圧力制御て大別さ扛、こ
れらを正確に行なうため、型内に圧カドランスジューサ
が設けられたり、樹脂温度センサーが設けられたり、樹
脂のPVT特性が活用されたり、更には上記例では説明
しなかったが、溶融した樹脂温度と安定化するための可
塑化計量工程のスクリュー回転数や背圧の制御が講じら
扛ているのが現状である。
尤明が解決しようとする問題点 しかしながら、金型に充填中の樹脂の状態全正確に把握
していないため、次のような不安定要因がある。
■ 力I]熱シリンダ円のスクリュー先端に貯えらrた
樹脂の質量は、スクリュー位置だけでは決定されず、樹
脂温度、内部圧力にも左右される。
■ 金型に充填中の樹脂は冷却を受けるので、加熱シリ
ンダ内の樹脂温度とは異なることが多い0 ■ 金型内の樹脂流路がとくにせまい部分では圧力ロス
が大きく、そのエネルギー損失が熱に変わるので樹脂温
度が上昇する。
そのために生ずる問題点は次の通りである。
■ ゲート近辺に発生するフローマーク、ジュソテング
マークなどは、樹脂の温度と射出速度により決まるので
、金型中の樹脂温度を正確に知らないと制御できない。
     ′ ■ ヤケの発生しやすい樹脂もしくは金型においても金
型中の樹脂温度に応じた射出速度制御を選ばないとトラ
ブルが発生する。
■ PVT特性に基づいてキャビティ内に充填される樹
脂の質量を一定にするためには、キャビティ内の樹脂温
度が必要である。
■ ある程度冷却が進行した状態において、キャビティ
内に樹脂流動が生ずると分子配合が大きくなり、ソリ、
クラック等の原因となる。
そこで本発明はこれらの問題点?解決し、より安定した
品質の射出成形品を得るための射出成形方法及びその装
置を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決するための本発明方法は、金型
内の樹脂流路を流nる溶融樹脂の流れ方向の少なくとも
2ケ所の圧力を検出し、その圧力差に基づいて、射出工
程における検出時点以降のr前satを決定する射出成
形方法に係るものである。
又同様の問題点?解決するための本発明装置は、り 射出成形機とこれに取付けられた金型よりなる射出成形
装置であって、射出充填工程における樹脂の充填タイミ
ングが異なる位置の全型内樹脂流路にのぞませた少なく
とも2組の圧力信号変換手段を含む型内圧力検出手段と
、この検出手段からの情報より少なくとも2つの圧力値
の差を演算する演算手段と、この演算結果に基づいて射
出工程における射出駆動体の動作力あるいは動作速度を
制御する手段とを有する射出成形装置に係るものである
作  用 上記手段による作用は次のようになる。
■ 金型内の充填タイミングの異なる2点の圧力差を一
定の値以下に保つ制御が可能になり、分子配向を抑える
ことができる。
■ 金型内の2点間の流路の長さ、断面形状と2点の充
填時間差と、圧力差から、その2点間全通過した樹脂温
度のショット間の相対的な変化を知ることができる。
■ 更にその樹脂材料の温度−剪断速度−粘度のデータ
を用いれば2点間の樹脂温度の絶対値を知ることができ
る。
実施例 以下本発明の実施例疋ついて説明する。
第1図は本発明の射出成形装置の一実施例においてその
射出ユニット、金型、および制御システムのみを示した
システム構成図である。この射出ユニットは一般の射出
成形機同様に射出スクリュー59と加熱シリンダ6oの
間にホッパー61から樹脂材料を供給し、モータ62の
回転をギヤ63とギヤ64で射出スクリュー69に伝達
し、スクリュー溝に沿って樹脂材料を前方に送りながら
混線溶融し、射出スクリュー59の前方に溶融した樹脂
を貯える。この時方向切換弁65はソレノイド65aが
励磁され、制御パルプ66で設定した圧力の圧油が射出
シリンダ67内の空間に満たされており、射出スクリュ
ー69前方に貯えられた樹脂に生ずる圧力で射出スクリ
ュー69を押す力が射出ラム69を圧油が押す力に対し
て大きくなると射出スクリュー69は回転しながら後退
し、溶融した樹脂が貯えられる。尚、184はボンダで
ある。然る後、金型70の固定型72と可動型71を型
締機構(図示せず)により閉じて、制御パルプ66で大
きな圧力を設定し、相応の流量を許す開度にすれば空間
68に高圧の圧油が満たされ、射出ラム69に大きな力
が作用し、射出スクリュー59が前進し、浴融した樹脂
が、金型内のスプルー186、キャビティ73に充填さ
れる。
本発明では、上記、射出ラム69と射出スクリュ−59
と金合わせて射出駆動体と表現する。上記構成および動
作は一般の射出成形装置に共通するものであるが、本発
明のこの実施例では、可動型71にキャビティ73にの
ぞんだ先端を有する圧力検出ビン了4と、その端部に当
接する圧カドランスジューサ了5、および、同じキャビ
ティ730更に遠くの位置にやはりキャビティにのぞん
だ先端金有する圧力検出ビン了6と、それに当接する圧
カドランスジューサ77が設けられている。
この圧力検出ピン74.76と圧カドランスジューサ7
5.了了の組み合せ、もしくは、ピエゾ武の圧力のI・
ランスジユーザのように直接金型に取付けるものを含め
て圧力信号変換手段と本発明では呼ぶ。上記圧カドラン
スジューサ75.77から得られる電気信号全圧力値と
して意味のある電気的な信号とするものが圧力検出器7
8であり、この圧力検出器T8から送られる2つの圧力
信号は圧力差金比較する圧力比較器79と、両方が同一
の圧力値に達する時間全計測するタイマー80とに送ら
れ、それぞれ圧力差、時間差を演算器81に送る。演f
!、器81では、上記圧力差9時間差と、記憶装置82
に貯えられている成形条件、樹脂材料物性データ、条件
補正係数データと金もとに演算してil制御量を決め、
制御指令器83に信号を与える。il制御指令器83は
、制御バルブ66全制御する退離に換算して制御バルブ
66に送る。
上記構成と、金型内の圧力信号変換器の位[戊と、材料
物性データとの関連でどのような動作をするが次に述べ
る。
第2図は本発明の射出成形装置に使用できる金型の一例
の断面図であり、84は固定側取付板、85はスプルー
ブツシュ、5aidスプルーブツシユ85に設けらj、
たスプル一孔、87はランナーストリッパーグレート、
8日は固定9111型板、89はスゲル一孔86と接続
するランナー、90はランナー89にのぞいた圧力検出
ビン、91は圧カドランスジューサ、92は圧力検出ビ
ン90より後で樹脂が流れる位置に設けられた圧力検出
ビン、93は圧カドランスジューサ、94はランナーと
つながるゲート、95はゲートとつながるキャビティ、
96は可動側型板、97は突出ピン、98はスベーザ、
99,100はエジェクタープレート、101は可動側
取付板である。
この金型全成形した時の、圧力信号は第3図のようにな
る。横軸に時間tを、タテ軸に圧力Pをとると、圧カド
ランスジューサ91からの信号を圧力検出ビン8で増巾
した値は曲iJAで、圧カドランスジユーザ93の信号
を増巾した値は曲線B″c描かれる。tl はゲートま
で樹脂が充填した時点であり、せまいゲートを通過する
ため急激に圧力が上昇する。その後も圧力値は上昇1〜
、キャビティに樹脂が充填完了した時点t2でも急に圧
力が上昇する。t までを充填工程、t2以降を保圧工
程と呼び、ともに射出工程の中に含まれる。
圧力比較器79は曲線Aと曲線Bの信号全党け、曲線B
で僅かに圧力上昇f、感じた瞬間の曲線への圧力値音読
み取り、圧力差Δp2信号化して演算器に送る、タイマ
ー80は、曲線Aが僅かに立ち上った時点(即ち圧力検
出ビン90に樹脂75:触れた時点)から曲線Bが僅か
に立ち上った時点(同様に圧力検出ビン92に樹脂が触
杆た時点)までの時間Δt2計測し演算器81に送る。
記憶装置には、圧力(−J出ビン90から圧力検出ビン
92までのランナーの長さl、断面の半径r、がインプ
yトされており、この圧力差ΔP9時間Δt、ランナー
長l、ランナー断面半径rfもとに、演算器81はこの
ランナー部全通過した樹脂の粘度と、その時の剪断速度
全演算する。即ち、粘匣は式(1)に従がい、剪断速度
は式(2)に従がう。
一方、記憶装置82に、第4図に示すような成形する材
料の粘度全温度と剪断速度の関係全イングツトしておけ
ば、例えば、粘度が771 で、その時の剪断速度がr
l  と与えられれば、第4図に示すように樹脂湿度が
200°Cであることがわかる。
毎ショットごとに圧力差ΔPと時間Δtl検出して、結
果として毎ショットのランナー部を通過する温度が検出
できる。
この温度が所定の温度より高すぎる時と低すぎる時の対
策金それぞれの樹脂もしくは金型ごとに数値化して記憶
装置82にインプットしておくことにより、そのショッ
トでの適切なキャビティ部の溶融樹脂の充填条件を設定
して、制御指令器83を通じて制御パルプ66を制御で
きる。
例えば、樹脂温度が高すぎる時はヤケが発生しやすいの
で検出した樹脂温度が2°C高まるごとに射出速度を6
%減するというような成形条件補正係数をデータ化して
記憶装置にインプツトしておくことにより速度制御指令
値を変更できる。
この際に、従来例の第11図で示した、スクリュー位置
の検出手段を併用し、単位時間当りの位置変化量つまり
速度を求め、所定の速度が得られるようにフィードバッ
クして速度制御指令値を決定すれば更に良い効果が得ら
れる。
また、樹脂温度が低過ぎるとショートショットが発生し
やすいので検出した樹脂温度が2°C下がるごとに油圧
の設定圧力値全2%ずつ高めるというような制御が可能
になる。
こうした制御を可能にするためには、制御パルプ66は
具体的には、第5図(alのように射出駆動体への油圧
系統に直列にサーボパルプ102を接続するが、第5図
(b)のように直列に比例電磁式フローコントロールパ
ルプ104’i、IJIJ−7回路に比例電磁式リリー
フパルプ106を設けることで可能になる。
単に、速度だけまたは圧力だけを制御したい場合は第5
図(blのどちらか一方のみを比例電磁弁とすれば良い
。103 、106はポンプを示す。
また記憶装置82に、第6図に示すような成形する樹脂
材料のPVT特性を記憶しておけば、成形品重量ひいて
は成形品の寸法が常に一定になるような制御が可能とな
る。
第6図は、樹脂の比容積を圧力と温度との関係をグラフ
化したもので圧力をパラメータとして、温度と比容積の
関係が示されている。射出成形機の射出スクリュー先端
に貯えられた浴融樹脂の状、報は例えば点F(つまり樹
脂温度200’C,比容積1.3cril/ f +圧
力1敏檀)で示されるとする。
そのままの温度で、金型キャピテイに充填され、型内圧
力がeooky/crrtだとすると点Gの状態をとる
。この時、比容積は1.16CC/yとなる。この比容
積の逆数(すなわち密度)とキャピテイの容積を掛けた
ものが成形品重量である。金型内の樹脂は冷却され、点
Hの状態(すなわち、樹脂温度130’C,圧力1 k
y/cW!、比容積1.16)i示し、この後は圧力1
 # / crlの状態で、温度低下とともに比容積が
変化し、ガラス転位点Iより低い温度で成形品は型から
取り出され、最終的に常温の状WJ(圧力1Ay/cn
l + @度25°C1比容積1.095crV2)に
なる。この時、点Gと点■の比容積の差が、成形品の体
積収縮となって現われ、キャビティ寸法よシ小さい成形
品となる。
次に本発明の射出成形装置の先の実施例により、樹脂温
度を検出して射出工程を制御する自答について説明する
と、先の実施例のごとく、圧力差ΔPと時間tとランナ
ー長さl、ランナー径rに基づいて、粘度η1.剪断速
度;、を求め、温度と剪断速度と関係づけられた粘度デ
ータより、樹脂温度が求められた時、たまたま、第6図
におけるFよりΔTだけ高い200十ΔT ’CのF′
の状態にとする。この時、Fの状態と同じ成形品重量に
するためには、キャビティ内の圧力を600+ΔPkg
/cyl に制御すれば良い。つまりG′の状態にして
、比容積をGと同一にすることにより成形品M量が一定
になる。
本発明の他の実施例を次に説明する。
第7図は本発明の別の実施例における、成形品と圧力検
出ビンの位置関係を示したものである。
スフ゛ル−107.ランナー108.リングゲート10
9全通って肉厚が3通りに異なる円盤状の成形品110
のそれぞれの肉厚部の最初の所に圧力慣用ピン111.
112,113を設け、更にランナー部にも圧力検出ピ
ン114を設けそれぞれに圧カドランスジューサ115
 、1 ’16 、117゜118を設ける。射出工程
においては、圧カドランスジューサ118と115の信
号により最初の厚い肉厚部分の成形条件k ilJ御し
、圧力トランスジューサ115と116との信号により
中間の厚肉部分を、圧カドランスジューサ116と11
7との信号により最外部の薄肉部分の成形条件全制御す
る1、この匍]@力法は、フローマークの出やすい成形
品に有効であり、主に射出速度金コントロールする。
このように細かいピッチで圧力検出手段金膜けると金型
内の樹脂の冷却固化が進行しないうちに圧力全検出でき
るので正確な樹脂4厘が得られやすい。
もし2組の圧力検出手段が、かなり離れた位置の圧力全
検出する場合は、式(1)と式(2)で一旦、樹脂温度
を求めた後に時間Δtにおける、両方の位置の間の流路
を適当に区切った部分ごとの冷却計算を行ない有効なキ
ャビティ肉厚や、補正された樹脂温度、肉厚方向の温度
分布を計算することで誤差?解決できる。またそのよう
な計算は、1V10LD FLOW PTY・(オース
トラリア)が発表i、ている MOLDFLOVV S
YSTEMやコーネル大学の開発したプログラム TM
−IC+などからなり一般的になりつつある最近のコン
ピュータ応用技術である。こうした技術全利用すること
に上記補正や細かいgin:が可能になる。)その場合
、樹脂の温度伝導度もしくは、比重、比熱、熱伝層率の
データを記憶しておくことが必要である。また、上記プ
ログラムより時間Δを内の温度変化at k予め求め、
そのデータ全記憶しておくことでも誤差金解決できる。
第8図は、ダイレクトゲートタイプのボックス成形品の
実施例であり成形品断面の圧力検出ビンの位置全示した
ものである。スプルー119、ボックスの底部120、
ボックスの側部121と順次樹脂が充填する。圧力検出
ビン122はスプルー119の近くの底部に、圧力検出
ビン123は流扛の末端部に設けられており、金型でい
うキャビティに両方の圧力検出ビンが設けられている。
このような配置は、特に第6図のようなPVT特性を用
いて制御を行なう場合、キャピテイ内の、樹脂温度を知
ることが大切なので効果がある。また流nの末端に圧力
検出ビンを設けることは更にその効果を高める。
第9図は、更に別の実施例でゲート124をはさんでラ
ンナー125側に圧力検出ビン126を、成形品(即ち
金型におけるキャビティ)127側に圧力検出ビン12
8を設けて制御を行なう例である。こうした配置はゲー
ト124付近の応力集中や著しい分子配向金防ぐことに
有利である。つまりキャビティに樹脂が充填し、キャビ
ティ内の圧力がある一定以上に高められた後、両方の圧
力値が一定の圧力差以内になるようにランナー則の圧力
全コントロールすることてより低温樹脂の流れを抑える
ことができるので前記効果が得られる。
その場合の制御回路系は特に単純であり、第13図に示
すように圧カドランスジューサ129と130の信号全
圧力検出器131で増巾し、比較器132で圧力差全検
知し、制御指令器133で比例’tJt磁式1) IJ
−フバルブ134を制御する。
135Uフローコントロールパルフ、136Hホンプで
ある。
上記説明で明らかなように本発明は、金型内に2つ以上
の圧力検出手段を設け、その圧力検出手段が意味のある
流れの上流と下流に分かれて設けられており、その圧力
信号を演算手段で演算して、制御手居に信号を与えて射
出工程の射出成形機をコントロールするものであり、演
算手段とは比較器、タイマ、演算器、記憶装置などを総
じて表現するものであり、制御手段とは制御バルブとそ
のコントローラ(制御指令器)をさす。
また射出工程の射出成形機の制御は、射出駆動体の駆動
力もしくは駆動速度を制御することになるが、前述の実
施例はいずれも、射出シリンダに供給さn、る圧油の圧
力と流量全制御することと同一である。しかし、モータ
駆動式の成形機においては、射出工Sk支配するモータ
のモータトルクとモータ回転数を制御することであり、
その場合の制御する手段は、バルブではなく、電流制御
器となる。
発明の効果 本発明方法及び本発明装置は次のような効果を奏するこ
とができる。
(1)型内の2ケ所の圧力値を知ることにより、配向ヒ
ズミの少ない成形品が得られる。
(2)型内の2ケ所の圧力値の差と、充填時間を知るこ
とにより、樹脂温度の変化を知ることができるので、ヤ
ケ、70−マーク、ショートショットなどの防止が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における射出成形装置の制御
システム構成図、第2図は第1図の射出成形装置で成形
可能な金型の断面図、第3図は第2図の圧カドランスジ
ューサで得られる圧力信号のグラフ、第4図は樹脂の粘
度を温度と剪断速度の関係の一例を示したグラフ、第6
図(al 、 (blは本発明の射出駆動体を制御する
手段の一例を示す制御パルプの構成図、第6図は樹脂の
比容積を温度と圧力との関係の一例を示したグラフ、第
7図。 第8図、第9図はほそれぞれ別の実施例の成形品と圧力
検出ピンの位置関係を示す図、第10図。 第11図、第12図はそれぞれ従来の射出成形装置の制
御システム構成図、第13図は本発明の別の実施例の制
御ブロックダイヤグラムy l”J Z−ムち。 59・・・・・・射出スクリュー、e6・・・・・・制
御バルフミ7o・・・・・・金型、74.76・・・・
・・圧力検出ピン、76゜77・・・・・・圧カドラン
スジューサ、78・・・・・・圧力検出器、79・・・
・・・圧力比較器、81・・・・・・演算器、83・・
・・・・制御指令器。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名グ4
.7C−−−、圧力4影±cン 第2図 第 6 図′ 温庄(・C) 第7図 第9図 第10図

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型内の樹脂流路を流れる溶融樹脂の流れ方向の
    少なくとも2ケ所の圧力を検出し、その圧力差に基づい
    て、射出工程における検出時点以降の制御量を決定する
    射出成形方法。
  2. (2)圧力差から、樹脂の粘度を求めて、制御量を決定
    する特許請求の範囲第1項記載の射出成形方法。
  3. (3)射出成形機とこれに取り付けられた金型よりなる
    射出成形装置であって、射出充填工程における樹脂の充
    填タイミングが異なる位置の金型内樹脂流路にのぞませ
    た少なくとも2組の圧力信号変換手段を含む型内圧力検
    出手段と、この検出手段からの情報より少なくとも2つ
    の圧力値の差を演算する演算手段と、この演算結果に基
    づいて射出工程における射出駆動体の動作力あるいは動
    作速度を制御する手段とを有する射出成形装置。
  4. (4)演算手段の中に樹脂温度と剪断速度とを関係づけ
    た樹脂粘度データを記憶する手段を有する特許請求の範
    囲第3項記載の射出成形装置。
  5. (5)演算手段の中に樹脂温度と圧力とを関係づけた樹
    脂の比容積データを記憶する手段を有する特許請求の範
    囲第3項又は第4項記載の射出成形装置。
  6. (6)少なくとも2組の圧力信号変換手段が、金型のラ
    ンナー部分にのぞませて設けられた特許請求の範囲第3
    項、第4項又は第5項記載の射出成形装置。
  7. (7)少なくとも2組の圧力信号変換手段が、金型のキ
    ャビティにのぞませて設けられた特許請求の範囲第3項
    、第4項又は第5項記載の射出成形装置。
  8. (8)1組の圧力信号変換手段がゲートの直前に、1組
    の圧力信号変換手段がゲート直後に設けられた特許請求
    の範囲第3項記載の射出成形装置。
  9. (9)1組の圧力信号変換手段がキャビティ内の樹脂流
    路末端部に設けられた特許請求の範囲第3項記載の射出
    成形装置。
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