JPS6246546Y2 - - Google Patents

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JPS6246546Y2
JPS6246546Y2 JP1982050625U JP5062582U JPS6246546Y2 JP S6246546 Y2 JPS6246546 Y2 JP S6246546Y2 JP 1982050625 U JP1982050625 U JP 1982050625U JP 5062582 U JP5062582 U JP 5062582U JP S6246546 Y2 JPS6246546 Y2 JP S6246546Y2
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JP
Japan
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opening
edge
curved plates
jig
pulling
Prior art date
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JP1982050625U
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English (en)
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JPS58154070U (ja
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Priority to JP5062582U priority Critical patent/JPS58154070U/ja
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  • Hand Tools For Fitting Together And Separating, Or Other Hand Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は引抜き治具に関し、より具体的には棒
状物の引抜き治具に関するものである。
従来棒状物例えば海苔の養殖網を保持するノリ
ヒビと呼ばれ、海中に突き立てられる棒状物の引
抜き治具としては、所定長を有するチエーンの先
端にフツク部材を固着したものが簡便に用いられ
ていた。このチエーンを用いてノリヒビを引抜く
場合には、ノリヒビの外周にチエーンを巻き付
け、先端のフツク部材で締め付け、チエーンを上
方に引張ることにより引抜いていた。このような
引抜治具は、従来よりノリヒビとして竹材が用い
られていたため使用されていたものである。即ち
竹材は所々に節を有しているためこの節がチエー
ンを巻き付け、引抜く際のストツパーの役目を果
していたためである。
しかしながらここ数年来竹材の逼迫や海水に対
する耐久性、強度等で優る合成樹脂製や強化繊維
を用いたノリヒビ材が普及し、大半はこれら合成
樹脂製のノリヒビ材が使用されているのが実情で
ある。これらの合成樹脂製のノリヒビは、竹材の
ような節を有さずその全長に亘つて同一径を有す
るものが殆どで、上記の簡便なチエーンを用いる
引抜き治具は、ストツパーとなるものがなく十分
にその役目を果せ得ないものとなつた。
そして無理にチエーンを締め付けると、ノリヒ
ビの耐久性を強化するための被覆を破損させた
り、チエーンを取りはずす際に簡単に除去できな
いことになる。更にはこれらのノリヒビの引抜き
作業が、海上の小舟上で行なわれるため、従来の
チエーンを用いる引抜治具は、フツク部材で締め
つけるセツト位置が不安定なため、このセツトが
はずれると海中に投げ出されるという危険性や、
ノリヒビが長軸であり引抜くための引抜治具の最
適セツト位置は、海中にありその位置に適格にセ
ツトし得ないという問題もあつた。本考案は以上
のような問題点に鑑みなされたもので、その目的
とするところは、節状の突起部を有しない同一径
の棒状物に対しても容易に適用され且つ棒状物の
表皮を損傷することなく、極めて簡単に取付け、
取外しできる棒状物引抜き治具を提供することに
ある。
以下に本考案の好適な実施例について図面を参
照し説明する。
第1図は、本考案に係る引抜き治具の正面斜視
図であり、第2図は第1図におけるA−A断面図
であり、第3図は第1図のB−B断面図である。
この実施例においては、複数の凸状突起1を有
する硬質ゴム等で形成された摩擦材2が内壁一面
に接着剤等により貼着され、且つ断面形状が円弧
状をなし、所定長を有する金属等で形成され、略
同一形状をなす3枚の硬質曲板3,4,5と、所
定の長さを有するチエーンあるいはワイヤ等より
なる引張り部材6とで引抜き治具が構成されてい
る。
前記3枚の硬質曲板3,4,5は、硬質曲板4
を中心に縦方向の側端を蝶番あるいは先端を円形
状に折曲しピンを挿入する等の手段によりそれぞ
れ回転自在に蝶着されており、軸方向に沿つた開
口部を備え、且つ両端が開口した円筒体を形成
し、前記蝶番等にバネ材7を組み込むことにより
常に外側に開口された状態に付勢している。
そして開口側の前記硬質曲板3の縦方向側端略
中央部には、金属等で形成されたフツク8等の係
止部材が前記硬質曲板3と溶接等の方法により固
着されている。他方の開口側硬質曲板5の縦方向
側端上部には、金属等よりなるリング9等の案内
部材が溶接等の方法により固着されており、さら
にこの硬質曲板5の側端下部には、前記チエーン
等よりなる引張り部材6の一端が固着され、引張
り部材6は前記リング9内を挿通されている。
次にこの引張り治具の使用方法を説明すると、
まずノリヒビ等の棒状物を硬質曲板片3及び5を
左右に拡げ、治具内に収容し引張り部材6をフツ
ク8に引掛ける。そして引張り部材6の一端を保
持し、引抜き治具の自重により引抜く棒状物の長
さによつて定まる最適位置まで治具を落下させ、
引張り部材6を上方に引張ることにより、棒状物
の引抜きがなされるものである。この引抜き時に
本考案に係る治具は、前記のように内面に凸状の
突起1が形成されているため、棒状物の表皮を傷
損させないばかりでなく、棒状物との接触面積は
従来の引抜き治具と比較して、非常に大きなもの
となり更にはこの凸状突起1がゴム等の弾性体で
あるため、治具が上方に引張れた場合に圧縮され
棒状物と強固に密着するため、極めて容易に引抜
き作業がなされるものである。
次いで、引張り部材6をフツク8から外すと硬
質曲板5はバネ材7によつて拡開するため、引抜
かれた棒状物は極めて簡単に治具から外すことが
できる。
以上のように本考案に係る引抜き治具は、複数
の凸状突起を有する硬質ゴム等よりなる摩擦材を
内壁一面に貼着し断面形状が円弧状をなし、所定
長を有する略同一形状の複数の硬質曲板と、所定
長を有するチエーン等よりなる引張り部材とから
なり、前記複数の硬質曲板を相互に側端を蝶着し
て周方向に直列に配置し、軸方向に沿つた開口部
を備え、且つ両端が開口した円筒体となし、前記
蝶着部にバネ材を係合して弾発することにより前
記開口部が開放する方向に付勢するとともに、こ
の開口部のいずれか一方端縁の略中心部にフツク
状の係止部材を固着する一方、前記開口部の他方
端縁の上部にリング状の案内部材を固着し、且つ
前記引張り部材の一端を前記開口部の他方端縁下
部に固着して前記係止部材を介して、さらにこれ
を案内部材に挿通した状態で上方に引張ることに
より、前記開口部の端縁同士を近接させ前記硬質
曲板間で海中に立設された棒状物を挟持して引抜
くので、従来のこの種の引抜き治具のように棒状
物の被覆を損傷させることなく、棒状体の引抜き
が可能となるばかりでなく、内壁に凸状突起を有
する摩擦材を貼着したため、棒状物との接触面積
が大きく強固に密着するため、極めて容易に棒状
物の引抜きがなされ、海上の小舟上での作業にあ
つても安全に引抜き作業が可能となる、便利な引
抜き治具である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る引抜き治具の一実施例を
示す正面斜視図であり、第2図は第1図における
A−A断面図であり、第3図はB−B断面図であ
る。 図中、1……凸状突起、2……摩擦材、3,
4,5……硬質曲板、6……引張り部材、7……
バネ材、8……フツク、9……リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の凸状突起を有する硬質ゴム等によりなる
    摩擦材を内壁面に貼着し断面形状が円弧状をなし
    所定長を有する略同一形状の複数の硬質曲板と、
    所定長を有するチエーン等によりなる引張り部材
    とからなり、該複数の硬質曲板を相互に側端を蝶
    着して周方向に直列に配置し、軸方向に沿つた開
    口部を備え、且つ両端が開口した円筒体となし、
    該蝶着部にバネ材を係合して弾発することにより
    該開口部が開放する方向に付勢するとともに、該
    開口部のいずれか一方端縁の略中心部にフツク状
    の係止部材を固着する一方、該開口部の他方端縁
    の上部にリング状の案内部材を固着し、且つ該引
    張り部材の一端を該開口部の他方端縁下部に固着
    して該係止部材を介して、さらにこれを案内部材
    に挿通した状態で上方に引張ることにより、該開
    口部の端縁同士を近接させ該硬質曲板間で海中に
    立設された棒状物を挟持して引抜くことを特徴と
    する引抜き治具。
JP5062582U 1982-04-09 1982-04-09 引抜き治具 Granted JPS58154070U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5062582U JPS58154070U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 引抜き治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5062582U JPS58154070U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 引抜き治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58154070U JPS58154070U (ja) 1983-10-14
JPS6246546Y2 true JPS6246546Y2 (ja) 1987-12-16

Family

ID=30061410

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5062582U Granted JPS58154070U (ja) 1982-04-09 1982-04-09 引抜き治具

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5014892B2 (ja) * 2007-06-25 2012-08-29 株式会社ディスコ ブレード交換工具

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4419258Y1 (ja) * 1965-06-07 1969-08-18
JPS5537331U (ja) * 1978-08-31 1980-03-10

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4419258Y1 (ja) * 1965-06-07 1969-08-18
JPS5537331U (ja) * 1978-08-31 1980-03-10

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JPS58154070U (ja) 1983-10-14

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