JP2569328B2 - ラケツトのフレ−ム - Google Patents
ラケツトのフレ−ムInfo
- Publication number
- JP2569328B2 JP2569328B2 JP62107663A JP10766387A JP2569328B2 JP 2569328 B2 JP2569328 B2 JP 2569328B2 JP 62107663 A JP62107663 A JP 62107663A JP 10766387 A JP10766387 A JP 10766387A JP 2569328 B2 JP2569328 B2 JP 2569328B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grommet
- frame
- guard
- gut
- racket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ラケットのフレーム、詳しくはスウィン
グの途中で誤ってラケットをコート面にこすりつけるこ
とを繰返しても、ガットを切断してしまうことがなく、
かついつもキズの付いていない状態で使用することも可
能なラケットのフレームに関する。
グの途中で誤ってラケットをコート面にこすりつけるこ
とを繰返しても、ガットを切断してしまうことがなく、
かついつもキズの付いていない状態で使用することも可
能なラケットのフレームに関する。
例えば、最近のテニスコートの所謂全天候型のコート
が多く、コンクリートや特殊な合成樹脂等でコート面が
構成されている。
が多く、コンクリートや特殊な合成樹脂等でコート面が
構成されている。
そのため、ラケットのスウィング中に誤ってコート面
を打ってしまうことを繰返していると、ガットを切断し
てしまうことがある。
を打ってしまうことを繰返していると、ガットを切断し
てしまうことがある。
このようなことを防ぐために、例えば次のような提案
がされている。
がされている。
その1つは、実開昭62−4363号に開示されている手段
である。これを第6図及び第7図によって説明する。
である。これを第6図及び第7図によって説明する。
即ち、テニスラケット100のフレーム本体101の外周面
に沿って露出するガット104のUターン部をフレームガ
ード102で覆い、これを接着剤によって取付けたもので
ある。
に沿って露出するガット104のUターン部をフレームガ
ード102で覆い、これを接着剤によって取付けたもので
ある。
即ち、フレーム本体101に貫設されているガット挿通
孔103にガット104を貫通させ、ガット保護溝102aを内面
側に有するフレームガード102を接着剤で貼付け、ガッ
ト104のUターン部の切断を防ぐようにしたものであ
る。
孔103にガット104を貫通させ、ガット保護溝102aを内面
側に有するフレームガード102を接着剤で貼付け、ガッ
ト104のUターン部の切断を防ぐようにしたものであ
る。
また、他の手段としては、第8図に示すように、フレ
ーム本体105にガット挿通孔を形成し、このガット挿通
孔にグロメット106を挿着し、このグロメット106の頭部
にガットの露出部を覆うカバー107を嵌着してガットを
保護するようにしたものである。
ーム本体105にガット挿通孔を形成し、このガット挿通
孔にグロメット106を挿着し、このグロメット106の頭部
にガットの露出部を覆うカバー107を嵌着してガットを
保護するようにしたものである。
即ち、上記グロメット106の頭部は蓮の花状に大きく
広がっていて、その外周壁が内側に折曲げられた状態で
掛止部106aを形成している。
広がっていて、その外周壁が内側に折曲げられた状態で
掛止部106aを形成している。
一方、上記カバー107は外周部が刃物状をしており、
上記グロメット106の掛止部106aに嵌入・係合するよう
にしたものである。
上記グロメット106の掛止部106aに嵌入・係合するよう
にしたものである。
(解決しようとする問題点) ところで、前記第7図に示したフレームガード102を
用いる場合には、このフレームガードをフレーム本体に
固定する際に粘着剤等により貼付ける手段を用いてい
る。
用いる場合には、このフレームガードをフレーム本体に
固定する際に粘着剤等により貼付ける手段を用いてい
る。
一方、当然のことながらガットは消耗品であり、張力
が弱くなったりしたときには張替えなければならない。
が弱くなったりしたときには張替えなければならない。
この際に、フレーム本体からフレームガードを取外す
には接着剤を引きはがさねばならないが、これは容易で
なく、またガットを張替えた後に再びフレームガードを
貼付けるのは容易でない。
には接着剤を引きはがさねばならないが、これは容易で
なく、またガットを張替えた後に再びフレームガードを
貼付けるのは容易でない。
また、粘着剤の粘着力が強ければフレームガードをフ
レーム本体から取外す際に、フレーム本体或いはフレー
ムガードをキズ付けてしまうことになる。
レーム本体から取外す際に、フレーム本体或いはフレー
ムガードをキズ付けてしまうことになる。
更にまた、1度フレームガードをフレーム本体から取
外すと、通常接着剤の粘着力が低下することから粘着剤
を再塗布しなければならない。
外すと、通常接着剤の粘着力が低下することから粘着剤
を再塗布しなければならない。
更にまた、前記第7図に示したフレーム本体にあって
は、ガット挿通孔103に直接ガット104を挿通しているた
めに、ガットが痛んでしまうという欠点があった。
は、ガット挿通孔103に直接ガット104を挿通しているた
めに、ガットが痛んでしまうという欠点があった。
また、前記第8図に示した場合にあっては、グロメッ
ト106の掛止部106aが特殊な形状をしているために、カ
バー107を押込む際に簡単にセットするのが困難であ
り、更にまたグロメット106の掛止部106aとカバー107と
の両方がラケットフレームの外周面に露出しているため
に、テニスのプレー中に誤ってコート面を打つとカバー
をキズ付けると同時にグロメットの頭部をもキズ付けて
しまうことになる。したがって、グロメットとカバーの
両方を交換しなければならないという不都合がある。
ト106の掛止部106aが特殊な形状をしているために、カ
バー107を押込む際に簡単にセットするのが困難であ
り、更にまたグロメット106の掛止部106aとカバー107と
の両方がラケットフレームの外周面に露出しているため
に、テニスのプレー中に誤ってコート面を打つとカバー
をキズ付けると同時にグロメットの頭部をもキズ付けて
しまうことになる。したがって、グロメットとカバーの
両方を交換しなければならないという不都合がある。
本発明は上記問題点を解決するために、 金属または繊維強化プラスチックから成るフレーム本
体を有し、このフレーム本体に貫設された孔にガット挿
通用グロメットを挿着して成り、フレーム本体のフェー
ス外周部の略全周に亙ってフレームガードを取付けたラ
ケットのフレームにおいて、グロメットの頭部にグロメ
ットの長筒部の外径よりやや広い外径を有しかつ下面が
フレーム本体の外殻層に形成された孔の外周縁に掛止さ
れる第1の段部とこの第1の段部の上方側に更に広い外
径を有する第2の段部とを形成し、外周側を円弧状に形
成してグロメットの頭部を覆うガード本体の内面側に前
記第2の段部に着脱可能に嵌合して掛止する互いに内方
に延出する先端部を有する2本の掛止部を形成したナイ
ロンからなるフレームガードを構成したものである。
体を有し、このフレーム本体に貫設された孔にガット挿
通用グロメットを挿着して成り、フレーム本体のフェー
ス外周部の略全周に亙ってフレームガードを取付けたラ
ケットのフレームにおいて、グロメットの頭部にグロメ
ットの長筒部の外径よりやや広い外径を有しかつ下面が
フレーム本体の外殻層に形成された孔の外周縁に掛止さ
れる第1の段部とこの第1の段部の上方側に更に広い外
径を有する第2の段部とを形成し、外周側を円弧状に形
成してグロメットの頭部を覆うガード本体の内面側に前
記第2の段部に着脱可能に嵌合して掛止する互いに内方
に延出する先端部を有する2本の掛止部を形成したナイ
ロンからなるフレームガードを構成したものである。
本発明のラケットのフレームではフレームガードをグ
ロメットに着脱自在に掛止しているので、接着剤がいら
ず、かつフレームガードだけを意のままに交換すること
ができる。
ロメットに着脱自在に掛止しているので、接着剤がいら
ず、かつフレームガードだけを意のままに交換すること
ができる。
以下、この発明のラケットのフレームを図示の実施例
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第1図は本発明のラケットのフレームの一実施例を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
図示のようにテニスラケットのフレーム本体10は、金
属または繊維強化プラスチック(以下、FRPと記す)か
ら成る外殻層1が形成され、その中空部2にはウレタン
フォーム等が詰込まれるか、或いは完全な中空となって
いる。
属または繊維強化プラスチック(以下、FRPと記す)か
ら成る外殻層1が形成され、その中空部2にはウレタン
フォーム等が詰込まれるか、或いは完全な中空となって
いる。
そして、このフレーム本体10にはナイロンからなるグ
ロメット4を挿通するための孔1bが貫設されている。
ロメット4を挿通するための孔1bが貫設されている。
上記グロメット4は、ガットを保護するためのもので
あって長円筒状をしており、その頭部には2つの段部が
形成されている。即ち、第1の段部4aはこのグロメット
4の長筒部の外径よりやや広い外径を有して段部を形成
し、この第1の段部4aの下面が上記外殻層1に形成され
ている孔1bの外周縁に掛止されている。したがって、上
記グロメット4の第1の段部4aは孔1bの中には食込んで
いかない。
あって長円筒状をしており、その頭部には2つの段部が
形成されている。即ち、第1の段部4aはこのグロメット
4の長筒部の外径よりやや広い外径を有して段部を形成
し、この第1の段部4aの下面が上記外殻層1に形成され
ている孔1bの外周縁に掛止されている。したがって、上
記グロメット4の第1の段部4aは孔1bの中には食込んで
いかない。
更に、上記第1の段部4aの上方側には更に広い外径を
有する第2の段部4bが鍔状に形成されている。
有する第2の段部4bが鍔状に形成されている。
一方、第5図に示すように、フレーム本体10の外周の
略全周に亙ってフレームガード3が取付けられ、フレー
ム20を構成する このフレームガード3はナイロンからなり、その断面
は第1図に示すように、外周側が円弧状をしておりガー
ド本体3cを構成し、しかもこのガード本体3cはグロメッ
ト4の頭部を覆い、前記外殻層1の内周面1cと略対称の
形状をしている。
略全周に亙ってフレームガード3が取付けられ、フレー
ム20を構成する このフレームガード3はナイロンからなり、その断面
は第1図に示すように、外周側が円弧状をしておりガー
ド本体3cを構成し、しかもこのガード本体3cはグロメッ
ト4の頭部を覆い、前記外殻層1の内周面1cと略対称の
形状をしている。
また、上記フレームガード3の内面側には下方に向っ
て2本の掛止部3aが形成され、これら掛止部3aの先端部
は互いに内方に向って延び出している。
て2本の掛止部3aが形成され、これら掛止部3aの先端部
は互いに内方に向って延び出している。
なお、この内方に向っている部分の長さは、第4図に
符号Aで示すように、0.3〜0.8mmに形成するのが望まし
く、これ以下では十分な強度で掛止されず、またこれ以
上(例えば1.0mm)では着脱をするのが困難になる。
符号Aで示すように、0.3〜0.8mmに形成するのが望まし
く、これ以下では十分な強度で掛止されず、またこれ以
上(例えば1.0mm)では着脱をするのが困難になる。
更に、上記フレームガード3の左右の先端部3bは刃物
状に先細りするように形成されていて、外殻層1の肩部
とフレームガードの先端部3bとの接触部分においてはス
ムーズな面を形成し、空気抵抗を減らすように構成され
ている。
状に先細りするように形成されていて、外殻層1の肩部
とフレームガードの先端部3bとの接触部分においてはス
ムーズな面を形成し、空気抵抗を減らすように構成され
ている。
次に、以上のように構成されているフレーム本体とグ
ロメットとフレームガードとを用いて、ガットを取付け
る場合を述べる。
ロメットとフレームガードとを用いて、ガットを取付け
る場合を述べる。
まず、フレーム本体10に貫設されている孔1bにグロメ
ット4を挿入する。なお、このグロメット4は個々に独
立したものであっても良いが、ベルト状にグロメットを
連設したストリップ状グロメットの方が好ましい。
ット4を挿入する。なお、このグロメット4は個々に独
立したものであっても良いが、ベルト状にグロメットを
連設したストリップ状グロメットの方が好ましい。
このようにフレーム本体10にグロメット4を挿入した
状態で図示しないガットを挿入し、適宜の手段により所
定の強さに張っていく。
状態で図示しないガットを挿入し、適宜の手段により所
定の強さに張っていく。
そして、前記第6図に示したようにフレームの全面に
亙ってガットの張付けが終了する。
亙ってガットの張付けが終了する。
次いで、第5図に示すようにフレームガード3をフレ
ーム本体10に取付ける。
ーム本体10に取付ける。
このとき、第1図に示すようにグロメット4の内孔に
は図示しないガットが挿通されていて、隣接した他のグ
ロメットとの間でしっかりフレームに対し固定された状
態となっている。つまり、グロメット4の第1の段部4a
の下面が外殻層1の孔1bの周縁部にしっかりと圧接さ
れ、このグロメット4は略固着されたと同様の強度とな
っている。
は図示しないガットが挿通されていて、隣接した他のグ
ロメットとの間でしっかりフレームに対し固定された状
態となっている。つまり、グロメット4の第1の段部4a
の下面が外殻層1の孔1bの周縁部にしっかりと圧接さ
れ、このグロメット4は略固着されたと同様の強度とな
っている。
次いで、フレームガード3を第5図に示すようにフレ
ーム本体10の外周にゆるく嵌込み、更に第1図に示すよ
うにグロメット4の頭部に対応したフレームガード3の
部分を例えば人間の親指で押付けると、フレームガード
3の内面側に形成されている掛止部3aが押し広げられ、
グロメット4の第2の段部4bを乗越えて、第1の段部4a
の外側面に上記掛止部3aの先端部が嵌込まれる。
ーム本体10の外周にゆるく嵌込み、更に第1図に示すよ
うにグロメット4の頭部に対応したフレームガード3の
部分を例えば人間の親指で押付けると、フレームガード
3の内面側に形成されている掛止部3aが押し広げられ、
グロメット4の第2の段部4bを乗越えて、第1の段部4a
の外側面に上記掛止部3aの先端部が嵌込まれる。
なお、上記第1図においては只1つのグロメットの断
面を示しているが、第5図に示したフレーム本体10の外
周に沿っては多数のグロメットが装着されているので、
各グロメットに対応したフレームガードの部分を押え付
けると、前述と同様にして、それぞれの点においてフレ
ームガードの掛止部とグロメットの頭部とがしっかりと
固定されることとなる。
面を示しているが、第5図に示したフレーム本体10の外
周に沿っては多数のグロメットが装着されているので、
各グロメットに対応したフレームガードの部分を押え付
けると、前述と同様にして、それぞれの点においてフレ
ームガードの掛止部とグロメットの頭部とがしっかりと
固定されることとなる。
また、前述のストリップ状グロメットの場合にはグロ
メットの頭部に掛止するだけではなく、隣接するグロメ
ット間にも更に連続的に掛止突起を設ければ、フレーム
ガードとフレーム本体とはより一段と強固に固定され
る。
メットの頭部に掛止するだけではなく、隣接するグロメ
ット間にも更に連続的に掛止突起を設ければ、フレーム
ガードとフレーム本体とはより一段と強固に固定され
る。
したがって、テニスのプレーヤがラケットをスウィン
グしても当然のことながらフレームガードはフレーム本
体から外れることがなく、また例えばスウィング中にコ
ード面を誤って打ってしまったとしてもフレームガード
がフレーム本体から外れてしまうことはない。
グしても当然のことながらフレームガードはフレーム本
体から外れることがなく、また例えばスウィング中にコ
ード面を誤って打ってしまったとしてもフレームガード
がフレーム本体から外れてしまうことはない。
しかも、上記フレームガード3の先端部3bはフレーム
本体10と接する部分において、スムーズな面を形成して
いるので、プレーヤがスウィングをしても余分な空気抵
抗を与えてしまうことがない。
本体10と接する部分において、スムーズな面を形成して
いるので、プレーヤがスウィングをしても余分な空気抵
抗を与えてしまうことがない。
また、第2図に示したものは本発明の変形例であっ
て、フレームの外殻層5の外周面に凹溝5aを形成し、こ
の凹溝5aの所にグロメット4の頭部がくるようにしたも
のである。
て、フレームの外殻層5の外周面に凹溝5aを形成し、こ
の凹溝5aの所にグロメット4の頭部がくるようにしたも
のである。
この場合は、フレームガード3の掛止部3aがグロメッ
ト4の頭部に掛止されるのは、前記第1図に示したのと
同様である。
ト4の頭部に掛止されるのは、前記第1図に示したのと
同様である。
また、前記第1図及び第2図に示したグロメット4の
頭部の形状は角張っていたが、第3図に示すようにグロ
メット14の頭部に形成された第2の段部14bとの外周側
を丸く形成しても良い。このように形成すると、フレー
ムガード3を押込むときにスムーズに取付けることが可
能となる。
頭部の形状は角張っていたが、第3図に示すようにグロ
メット14の頭部に形成された第2の段部14bとの外周側
を丸く形成しても良い。このように形成すると、フレー
ムガード3を押込むときにスムーズに取付けることが可
能となる。
また、フレームガードについては、第4図に示すよう
にフレームガード13の先端部13bを除々に細くなるよう
に形成しても良いし、或いは内方に突き出している掛止
部13aの先端部を丸く形成しても良い。このようにする
と、フレームガードをフレーム本体に取付ける際により
簡単に取付けることが可能となる。
にフレームガード13の先端部13bを除々に細くなるよう
に形成しても良いし、或いは内方に突き出している掛止
部13aの先端部を丸く形成しても良い。このようにする
と、フレームガードをフレーム本体に取付ける際により
簡単に取付けることが可能となる。
なお、本実施例においてはテニスラケットについて述
べたが、何もテニスラケットに限られたものではなく、
例えばスカッシュのラケット、或いはバトミントンのラ
ケットについても本発明を適用できることは勿論であ
る。
べたが、何もテニスラケットに限られたものではなく、
例えばスカッシュのラケット、或いはバトミントンのラ
ケットについても本発明を適用できることは勿論であ
る。
本発明によれば、フレームガードがフレーム本体の外
周面に着脱自在に取付けられているので、例えばガット
の交換時においても、簡単にフレームガードを取付ける
ことができる。また、万一フレームガードがキズ付いた
場合であっても、フレームガードだけを交換すれば良
く、フレーム本体は勿論グロメットはそのままで良い。
フレームガードの着脱は、グロメットの第2の段部に2
本の掛止部の互いに内方に延出する先端部を嵌合させあ
るいはこの嵌合を外すだけでよいので簡単に行える。ま
た、フレームガードのガード本体はグロメットの頭部を
覆うので、小石や砂利があるコート面をラケットで打つ
場合でもガットに小石や砂利が作用してガットを切断す
るおそれは全くなくなる。
周面に着脱自在に取付けられているので、例えばガット
の交換時においても、簡単にフレームガードを取付ける
ことができる。また、万一フレームガードがキズ付いた
場合であっても、フレームガードだけを交換すれば良
く、フレーム本体は勿論グロメットはそのままで良い。
フレームガードの着脱は、グロメットの第2の段部に2
本の掛止部の互いに内方に延出する先端部を嵌合させあ
るいはこの嵌合を外すだけでよいので簡単に行える。ま
た、フレームガードのガード本体はグロメットの頭部を
覆うので、小石や砂利があるコート面をラケットで打つ
場合でもガットに小石や砂利が作用してガットを切断す
るおそれは全くなくなる。
さらにまた、フレームガードに色変わりの物を何種類
も用意しておけば、ファッション性においても優れたラ
ケットとすることが可能である。フレームガードはナイ
ロンからなるので、軽量で強度も大きく、ラケットの重
量を増大させることもなく、衝激や摩擦にも強い。
も用意しておけば、ファッション性においても優れたラ
ケットとすることが可能である。フレームガードはナイ
ロンからなるので、軽量で強度も大きく、ラケットの重
量を増大させることもなく、衝激や摩擦にも強い。
第1図は本発明のラケットのフレームの一実施例を示す
要部断面図、第2図は本発明の実施例の変形例を示す要
部断面図、第3図及び第4図は本発明に用いるグロメッ
トとフレームガードとのそれぞれの変形例を示す断面
図、第5図はラケットのフレームにフレームガードを取
付ける場合の概念図、第6図は従来のテニスラケットを
示す斜視図、第7図及び第8図は従来のガットの保護手
段を示す斜視図及び断面図である。 1……外殻層、 3……フレームガード、 3a……掛止部、 3b……先端部、 3c……ガード本体、 4……グロメット、 4a……グロメットの第1の段部、 4b……グロメットの第2の段部、 10……フレーム本体、 20……フレーム。
要部断面図、第2図は本発明の実施例の変形例を示す要
部断面図、第3図及び第4図は本発明に用いるグロメッ
トとフレームガードとのそれぞれの変形例を示す断面
図、第5図はラケットのフレームにフレームガードを取
付ける場合の概念図、第6図は従来のテニスラケットを
示す斜視図、第7図及び第8図は従来のガットの保護手
段を示す斜視図及び断面図である。 1……外殻層、 3……フレームガード、 3a……掛止部、 3b……先端部、 3c……ガード本体、 4……グロメット、 4a……グロメットの第1の段部、 4b……グロメットの第2の段部、 10……フレーム本体、 20……フレーム。
Claims (1)
- 【請求項1】金属または繊維強化プラスチックから成る
フレーム本体を有し、このフレーム本体に貫設された孔
にガット挿通用グロメットを挿着して成り、フレーム本
体のフェース外周部の略全周に亙ってフレームガードを
取付けたラケットのフレームにおいて、 グロメット(4)の頭部にグロメット(4)の長筒部の
外径よりやや広い外径を有しかつ下面がフレーム本体
(10)の外殻層(1)に形成された孔(1b)の外周縁に
掛止される第1の段部(4a)とこの第1の段部(4a)の
上方側に更に広い外径を有する第2の段部(4b)とを形
成し、 外周側を円弧状に形成してグロメット(4)の頭部を覆
うガード本体(3c)の内面側に前記第2の段部(4b)に
着脱可能に嵌合して掛止する互いに内方に延出する先端
部を有する2本の掛止部(3a)を形成したナイロンから
なるフレームガード(3)を構成したことを特徴とする
ラケットのフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62107663A JP2569328B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | ラケツトのフレ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62107663A JP2569328B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | ラケツトのフレ−ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63272365A JPS63272365A (ja) | 1988-11-09 |
JP2569328B2 true JP2569328B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=14464859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62107663A Expired - Lifetime JP2569328B2 (ja) | 1987-04-30 | 1987-04-30 | ラケツトのフレ−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569328B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0378572U (ja) * | 1989-11-30 | 1991-08-08 | ||
GB2490951A (en) * | 2011-05-19 | 2012-11-21 | Dunlop Slazenger Internat Ltd | A grommet with an outer rim cover for a string |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59119864U (ja) * | 1983-01-29 | 1984-08-13 | 東京ミリオンスキ−株式会社 | ラケツト |
JPS61127765U (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-11 | ||
JPH0515337Y2 (ja) * | 1986-11-20 | 1993-04-22 | ||
JPS62200357U (ja) * | 1986-06-10 | 1987-12-21 |
-
1987
- 1987-04-30 JP JP62107663A patent/JP2569328B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63272365A (ja) | 1988-11-09 |
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