JPH0246381Y2 - - Google Patents

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JPH0246381Y2
JPH0246381Y2 JP1985187627U JP18762785U JPH0246381Y2 JP H0246381 Y2 JPH0246381 Y2 JP H0246381Y2 JP 1985187627 U JP1985187627 U JP 1985187627U JP 18762785 U JP18762785 U JP 18762785U JP H0246381 Y2 JPH0246381 Y2 JP H0246381Y2
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JP
Japan
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grommet
racket
base material
cylindrical
band
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JP1985187627U
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JPS6297664U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案上の利用分野] 本考案は、テニスラケツト等球技用ラケツトの
ガツト挿通用グロメツトに関する。
[従来の技術] テニスラケツトフレームでガツト挿通部の保護
用に使用されるグロメツトとして、第4図に示す
ような単体の筒状のものがある。この単体グロメ
ツト20はラケツトフレーム7のガツト挿通孔に
1個づつ挿入しなければならないため、取扱いが
面倒であるとともに、ラケツトフレームから外れ
やすいという問題点があつた。
これを改良したものとして第5図に示すような
帯状のものがある。このグロメツト30は、帯状
の基材31にガツト挿通孔を有する複数の筒体3
2を所定間隔で一体に設けてなるもので、第6図
に示すようにラケツトフレーム7に形成した溝部
9に嵌着される。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記改良されたグロメツトは、
帯状の基材の重量が加算されるので、ラケツト全
体の重量が大きくなるという問題点があつた。特
に最近は、ラケツトの軽量化に対する要望が強く
なつているので、このようなグロメツトによる重
量の増加は好ましいものではなかつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、帯状の基材に、ガツト挿通孔を有する筒
部を複数個所定の間隔をおいて複数個一体に設け
てなるグロメツトであつて、前記帯状の基材は前
記筒部が設けられる広幅のフランジ部と該フラン
ジ部の長さと同等以上の長さを有しフランジ部よ
りも幅の狭い棒状連結部とを交互に配置してなる
ことを特徴とするラケツト用グロメツトをその趣
旨としている。
[作用] このグロメツトは、外周部に形成した溝に嵌着
し、フレームのガツト挿通孔に筒部を挿入して使
用される。ガツト挿通孔が穿設された複数の筒部
が基材によつて一体化されているので、取扱いが
簡単である。また、複数の筒部を接続一体化する
帯状の基材が、広幅のフランジ部と棒状の連結部
を交互に配置した形に形成されているので、強度
を損なうことなく軽量化される。
[実施例] 第1図乃至第3図は本考案の1実施例をあらわ
すもので、このグロメツト1は帯状の基材2に所
定の間隔をおいて複数の筒部3,3,…を一体に
突設してなる。
基材2は幅の広いフランジ部2aと幅の狭い連
結部2bとを交互に配置してなり、上記フランジ
部2aの中央部にそれぞれ筒部3が突設されてい
る。言いかえれば、お互いに隣接する筒部3と筒
部3の間隔部には、幅方向の凹状の切込み部4,
4′が形成され、その部分が幅の狭い連結部2b
となつている。各部の寸法を例示すると、例え
ば、フランジ部2aの幅Wが5〜7mm、連結部2
bの幅dが約2mm、フランジ部2aの長さLが7
〜10mm、連結部2bの長さSが、7〜12mmであ
る。なお、連結部2bの肉厚をフランジ部2aよ
りも薄くすれば軽量化のうえでさらに効果的であ
る。
筒部3の芯部にはガツト挿通孔5が穿設されて
いる。このガツト挿通孔5の内径は例えば1.5〜
2mmであり、筒部3の長さは、ラケツトフレーム
7に取り付けたとき、その先端部が若干該フレー
ムから突出するような長さである。
このグロメツト1は、第3図に示すように、ラ
ケツトフレーム7の外周部に予め形成されている
溝9に嵌着される。このとき、筒部3,3,…
は、ラケツトフレーム7に穿設されている挿入孔
10,10,…に挿入される。この場合、1本の
ラケツトにつき複数個のグロメツトを互いに連続
するように嵌着するのが普通であるが、1本のグ
ロメツトで1本のラケツトの外周全体をカバーす
るようにしてもよい。ラケツトのガツト11は、
通常1.3〜1.5mmの径をもち、グロメツト挿通孔5
を通して張設される。なお、グロメツト1の材質
としては、ナイロン系樹脂等適当な強度と軽量性
をそなえたものが使用される。
このグロメツト1は、ガツト挿通孔を有する複
数の筒部3が基材2によつて互いに連結一体化さ
れているので、単体のグロメツトに較べて取扱い
が簡単で、ラケツトに取り付けたときに外れにく
い。また、筒部は広幅のフランジ部2aに設けら
れているので、充分な強度が得られるとともに、
筒部と筒部を結ぶ連結部2bは幅が狭くなつてい
るのでその分だけ軽量化される。例えば、従来の
帯状のグロメツトが12〜15gであつたのに対し、
5〜7gの軽量化をはかることができる。このた
め、ラケツトのヘツド部の重量が軽くなり、ラケ
ツトフレームの重心を3〜5mmグリツプ寄りにし
て使用しやすくすることができる。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案にかか
るラケツト用グロメツトは、取扱いが簡単で重量
の軽い実用上すぐれたものとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は、本考案の1実
施例をあらわす平面図、背面図および使用法の説
明図、第4図、第5図、第6図は従来のグロメツ
トの説明図である。 1……グロメツト、2……基材、3……筒部、
4,4′……切込み部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状の基材にガツト挿通孔を有する筒部を所定
    の間隔をおいて複数個一体に設けてなるグロメツ
    トであつて、前記帯状の基材は前記筒部が設けら
    れる広幅フランジ部と該フランジ部の長さと同等
    以上の長さを有しフランジ部よりも幅の狭い棒状
    連結部とを交互に配置してなることを特徴とする
    ラケツト用グロメツト。
JP1985187627U 1985-12-04 1985-12-04 Expired JPH0246381Y2 (ja)

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JP1985187627U JPH0246381Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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JPS6297664U JPS6297664U (ja) 1987-06-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009034449A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Chonbuk National Univ Industrial Cooperation Foundation ソフトゴルフクラブ用ヘッド

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6036071A (ja) * 1983-07-05 1985-02-25 プーマ・アーゲー・ルドルフ・ダスラー・スポーツ ラケツト用のはと目条片

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