JPS6246290B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6246290B2
JPS6246290B2 JP53041169A JP4116978A JPS6246290B2 JP S6246290 B2 JPS6246290 B2 JP S6246290B2 JP 53041169 A JP53041169 A JP 53041169A JP 4116978 A JP4116978 A JP 4116978A JP S6246290 B2 JPS6246290 B2 JP S6246290B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow
twisted
mold
shape
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53041169A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54134206A (en
Inventor
Motoji Ito
Takashi Maie
Sachio Seto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP4116978A priority Critical patent/JPS54134206A/ja
Publication of JPS54134206A publication Critical patent/JPS54134206A/ja
Publication of JPS6246290B2 publication Critical patent/JPS6246290B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はねじり形状の金属中空翼の製作方法
に係る。
例えば航空機用ガスタービンの性能を向上させ
るためには部品を軽量化することが要求される。
これに対しフアンブレード類においては剛性を低
下させずに重量を軽減させるため中空翼とするこ
とが計画されている。
金属中空翼の製作方法しては種々の方法が考え
られるが、これらの翼の大部分はねじつた形状す
なわちねじり形になつているためボール盤等で貫
通孔をあけることは難しい。また翼を背側部と腹
側部とに分割して中空とする部分を削除した部品
を製作し、これをろう付けまたは電気溶接等で接
合して一体とする方法も考えられるが、接合面が
三次元曲面になるので機械加工が難しい上に、周
知のようにろう付けでは強度メンバーのガスター
ビン翼等に対しては接合面の強度が不足し、アー
ク溶接等の溶融溶接では部材と部材との周辺部の
みの溶接は可能であるが、例えば背側部材にリブ
が設けられている場合にはリブと腹側部材との接
合は通例は困難であり、仮に腹側部材側から、す
べてのリブとの間で溶接を行うとすると多くの工
数を要し著しくコスト高になるのみでなく、後加
工の整正が面倒であつて一様な溶接部を得難く、
また加工後の強度が不均一になり易い等の問題が
ある。
特に接合方法として拡散接合方法を採用すると
きは接合面をきわめて平滑な研磨面とすることが
必要になり、このような三次元曲面の平滑な仕上
げは困難であつて、著しくコストが上昇する。
本発明は翼の背側部と腹側部とに分割したねじ
り形状をしていない素材部品を製作し、背側部品
は中空とすべき溝を削つてリブを残し、両部品を
平面の接合面で合わせて所定の金型中で加熱しな
がら加圧してクリープ変形をさせ、所要のねじり
形状にすると共に拡散接合することによつて素材
の機械加工が蓄しく容易になるねじり形状の金属
中空翼の製作方法を提供することを目的とし、 中空溝を有するねじり形状の金属中空翼の製作
方法において、 円弧状横断面で該円弧状横断面の内側に縦方向
に中空溝形成用のリブを有するねじり形状をして
いない背側部材と平板状の腹側部材とを部材周辺
部とリブ端面との平滑に仕上げられた張り合わせ
面で合わせ、 所要のねじり形状の翼の上面または下面の外形
が彫られた押圧面を有する上型と下型との間に挟
み、 翼材料の融点(絶対温度)x0.4で表される温度
以上で、かつクリープ変形が起こり易い温度領域
に加熱しながら加圧し、クリープ変形をさせて所
要のねじり形状を与えると共に、背側部材と腹側
部材とを前記張り合わせ面で拡散接合させて一体
とすることを特徴とする強度の大きなねじり形状
の金属中空翼の製作方法に係る。
次に添付図面を参照して本発明の方法を説明す
る。
円筒を縦方向に分割し横断面形状が弓形の部材
の内側に縦方向に溝2aが加工された横断面が円
弧状で縦方向に中空溝形成用のリブ2を有する背
側部材1と平板の腹側部材3とのそれぞれの張り
合わせ面1aと3aを表面粗0.5ミクロン程度の
平滑さに仕上げ、これを合わせて油圧プレスの上
型4と下型5の押圧面に彫られた穴型6の中に挿
入して、上型と下型とで挟んで油圧をかけてプレ
スする。
穴型6は所要のねじり形状の背側の曲面を上型
に、また腹側の曲面を下型に彫つてあり、部材1
と3とを挟んでプレスすると所要のねじり形状を
付与するようにしてある。上型4と下型5とは図
示しないが、真空または不活性ガス雰囲気中で、
抵抗加熱などの方法で加熱し、所定の温度をプレ
ス中は維持できるようにしてある。
部材1と3とは所定の温度の別の加熱装置にお
いて、無酸化雰囲気中で加熱しておいて、上型4
と下型5との間の穴型6に挿入しても良いし、ま
たは上型と下型との間に挟んでおいて上型、下型
と共に加熱してもよい。
加熱温度は拡散接合可能な温度以上で、而もク
リープ変形の起り易い温度とする。拡散接合可能
な温度は金属材料の融点を絶対温度で表した温度
Tmの0.4倍が必要と言われ、実用的には0.6〜
0.7Tmと言われている。
例えば中空翼の材料をチタン合金で製作する場
合、チタンおよびその合金の融点は3040〜2730〓
(1671〜1499℃)であるから、その絶対温度の0.6
倍は1166〜1063〓で、摂氏では893〜790℃となる
から、これ以上の温度でクリープ変形が起り易い
温度とすれば良い。
一例を示すと6%Al、4%V、残部Tiのチタ
ン合金の(α+β)組織からβ組織への変態点は
996℃であり、この温度以上では結晶粒は粗大化
し易く、母材の強度が低下するようになる。一
方、上記の0.6Tm=893〜790℃以上の温度955℃
でクリープ速度が最大になることが知られている
から、拡散接合にはこの温度に加熱するのが良
い。
この材料で本発明の方法にしたがつて第1図に
示すような中空翼の背側部材と腹側部材とを製作
し、前記の金型の穴型に挿入して955℃に加熱し
て0.3Kgf/mm2の力でプレスしたところ1時間で
変形圧接が終了し、冷却後にミクロ組織的に接合
部の検査をしたところ完全に接合されていること
が確認された。
プレス圧力は拡散接合に必要な圧力とクリープ
変形に要する圧力が必要であり、プレスに要する
時間は実験によつて決めればよい。
このようにねじり形の金属中空翼でもねじりを
与える前の形状で二つの部材に分割すれば、中空
溝を容易に加工することができる上に、分割面即
ち接合面を平面とすることができるから、その機
械仕上げを精度よく行い、かつ仕上げ粗さを小さ
くすることが容易である。また拡散接合を起す温
度以上で、クリープ変形を起し易い温度に加熱し
ながら、この変形を利用してプレス成形すると共
に拡散接合するのであるから、本発明に係るねじ
り形状をしていないリブを有する断面円弧状の部
材と平板状の部材とを張合わせることによつて始
めて成形と接合とを一工程で終了することができ
る。
上述したように本方法によれば複雑な曲面を有
する金属中空翼でもプレス用の型を一度製作して
おけば容易に量産することができることになり、
その実用上の効果はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法の実施に使用する背側部
材と腹側部材の一例を示す斜視図、第2図はひね
り形状を付与するプレス上型と下型との孔型の一
例を示す正面図、第3図は同じく中空翼をプレス
する状態を示す正面図、及び第4図は接合、成形
された金属中空翼の一例の斜視図である。 1……背側部材、2……リブ、3……腹側部
材、4……上型、5……下型、6……空所(穴
型)、7……金属中空翼。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 中空溝を有するねじり形状の金属中空翼の製
    作方法において、 円弧状横断面で該円弧状横断面の内側に縦方向
    に中空溝形成用のリブを有するねじり形状をして
    いない背側部材と平板状の腹側部材とを部材周辺
    部とリブ端面との平滑に仕上げられた張り合わせ
    面で合わせ、 所要のねじり形状の翼の上面または下面の外形
    が彫られた押圧面を有する上型と下型との間に挟
    み、 翼材料の融点(絶対温度)x0.4で表される温度
    以上で、かつクリープ変形が起こり易い温度領域
    に加熱しながら加圧し、クリープ変形をさせて所
    要のねじり形状を与えると共に、背側部材と腹側
    部材とを前記張り合わせ面で拡散接合させて一体
    とすることを特徴とする強度の大きなねじり形状
    の金属中空翼の製作方法。
JP4116978A 1978-04-10 1978-04-10 Manufacture of hollow wing Granted JPS54134206A (en)

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JP4116978A JPS54134206A (en) 1978-04-10 1978-04-10 Manufacture of hollow wing

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JPS54134206A JPS54134206A (en) 1979-10-18
JPS6246290B2 true JPS6246290B2 (ja) 1987-10-01

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ID=12600914

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