JPS6245711Y2 - - Google Patents

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JPS6245711Y2
JPS6245711Y2 JP18371784U JP18371784U JPS6245711Y2 JP S6245711 Y2 JPS6245711 Y2 JP S6245711Y2 JP 18371784 U JP18371784 U JP 18371784U JP 18371784 U JP18371784 U JP 18371784U JP S6245711 Y2 JPS6245711 Y2 JP S6245711Y2
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JP
Japan
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holes
band
circuit
pair
plate
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JP18371784U
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JPS61100437U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、心臓外科手術に用いられる人工心肺
の回路を構成しているチユーブを、患者の身辺に
おいて固定する為に創作した器具に関するもので
ある。
〔考案の背景〕
心臓外科手術において、患者に人工心肺を接続
した場合、患者の胸部付近に回路用のチユーブが
数本(一般に4〜6本)接続されるので、これら
のチユーブが錯綜しないように止めつけておかね
ばならない。
従来一般に、上記の回路チユーブを止めつける
には、該チユーブにガーゼを巻きつけて、このガ
ーゼを覆布(おいふ)に鉗子で挾みつけていた。
この為、回路チユーブ及びその固定用部材が雑然
としている上に、止め付けに若干の手数を要して
いた。
手術、特に心臓外科手術は、施術操作の一つ一
つに分秒を争う場合が多く、しかも絶対に手違い
が許されないので、回路チユーブの止め付け操作
をより迅速,より確実に実施できることが望まし
いのは論を俟たない。かつ、止め付けられた回路
チユーブが整然としていて、他の各種操作に錯覚
を誘発しないことが非常に重要である。
〔考案の目的〕
本考案は上述の事情に鑑みて為され、回路チユ
ーブを迅速,容易に、かつ整然と止めつけること
のできる固定具を提供しようとするものである。
即ち、本考案は心臓外科という特殊な条件下に
おいて、他の場合(例えば機械の修理など)にお
いては左程の切実な要請が無いような、秒単位の
迅速化,視覚的な整列性を追求する為の創作であ
る。
〔考案の概要〕
上記の目的を達成する為、本考案の固定具は、
覆布(切開部の周辺を広く覆う消毒布)に止めつ
けて用いる板状部材を構成し、この板状部材に設
けた1対の隣接した孔にバンド部材を巻き掛けて
挿通して1組の回路固定部を構成して、前記の板
状部材に複数組の回路固定部を配列し、かつ、前
記1対の孔に巻き掛けたバンド部材が孔から容易
に脱出しないように抵抗力を与える如く構成した
ことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
第1図は本考案の基本的な構成の説明図であ
る。覆布1に取り付けて用いる板状部材2を構成
する。3は取付用の孔であつて、糸4で覆布1に
縫いつけてある。(糸で縫いつける以外に、ホツ
チキス,接着テープ,鉗子など任意の止め付け手
段を用いても良い)。
5a,5a′,5b,5b′,5c,5c′は、それ
ぞれ隣接して設けた1対の孔の例である。同様の
1対の孔5d,5d′に柔軟な合成樹脂製のバンド
6を巻き掛けて挿通する。6aは上記バンド6に
1本成形された止具である。本考案において巻き
掛けて挿通するとは、1対の孔の間に形成される
杆状部5d″に巻き掛ける意である。
上記1対の孔5d,5d′は同形の正方形に構成
し、上記のバンド6の幅は上記の正方形の1辺の
長さよりも僅かに大きくしておくと、摩擦によつ
てバンド6が脱出しにくくなる。また、該バンド
6の幅を正方形の1辺よりも短かく構成してもバ
ンド自身の弾性によつて孔5d,5d′の周囲に摺
接して容易に抜けなくなる。即ち、手で持つて引
き抜けば手易く抜き取ることはできるが、別段の
力を加えなければ脱落はしない。本考案において
バンドが孔から容易に脱出しないとは、通常の取
扱いにおいて自然に脱落しないという意味であ
る。
以上のようにして一組の回路固定部(第1図)
を構成する。
第2図は本考案の固定具の1実施例の分解図で
ある。
本例の板状部材2′は多数の孔5を縦横に配列
して設けてある。このように構成すると、第3図
に示すように、隣接する任意の2個の孔5にバン
ド6を挿通できるので便利である。また、任意の
孔5を利用して糸4によつて覆布に止めつけるこ
ともできる。
手術に先立つて、板状部材2′の孔5に、所要
本数(一般に4〜6本)のバンド6を巻き掛け挿
通しておく。前述の理由により手術開始までの間
にバンド6が脱落する虞れが無い。また、板状部
材2′を予め覆布に止めつけておいても良い。
手術に際しては、板状部材2′の孔に巻き掛け
挿通してあるバンド6で回路チユーブを巻いて止
めると、第4図に示す如く、きわめて迅速に、か
つ整然と、回路チユーブ7が固定される。
該回路チユーブ7を直接的に覆布に止めつけた
従来技術においては、止めつけの基盤が布である
ためチユーブ相互の間隔が一定に保たれず、絡ん
だり、見わけにくくなつたりする虞れが有るが、
本実施例においては4本の回路チユーブ7相互の
間隔が一定に保持されるので、絡んだり見わけに
くくなつたりする虞れが無い。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の回路固定具によ
れば、人工心肺に用いられる回路チユーブを迅
速,容易に、かつ整然と止めつけることができる
という優れた実用的効果を奏し、心臓外科手術に
おける施術所要時間の短縮、及び、施術ミスの誘
発防止に貢献するところ多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例における1組の回路
固定部を示す斜視図、第2図は上記と異なる実施
例の分解図、第3図は第2図の実施例の使用方法
説明図、第4図は同じく使用状態の斜視図であ
る。 1……覆布、2,2′……板状部材、3……
孔、4……糸、5……孔、5a,5a′……1対の
孔、5d,5d′……1対の孔、5d″……1対の孔
の間に形成される杆状部、6……バンド、6a…
…バンドの止具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板状部材に設けた1対の隣接した孔にバンド部
    材を巻き掛けて挿通して1組の回路固定部を構成
    し、前記の板状部材に複数組の上記回路固定部を
    配列し、かつ、前記1対の孔に巻き掛けたバンド
    部材が孔から容易に脱出しないように抵抗力を与
    える如く構成したことを特徴とする人工心肺用の
    回路固定具。
JP18371784U 1984-12-05 1984-12-05 Expired JPS6245711Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18371784U JPS6245711Y2 (ja) 1984-12-05 1984-12-05

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18371784U JPS6245711Y2 (ja) 1984-12-05 1984-12-05

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Publication Number Publication Date
JPS61100437U JPS61100437U (ja) 1986-06-26
JPS6245711Y2 true JPS6245711Y2 (ja) 1987-12-07

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ID=30741212

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JP18371784U Expired JPS6245711Y2 (ja) 1984-12-05 1984-12-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6772241B2 (ja) * 2018-12-27 2020-10-21 日機装株式会社 取付部材

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JPS61100437U (ja) 1986-06-26

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