JPS6245702Y2 - - Google Patents

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JPS6245702Y2
JPS6245702Y2 JP1983100372U JP10037283U JPS6245702Y2 JP S6245702 Y2 JPS6245702 Y2 JP S6245702Y2 JP 1983100372 U JP1983100372 U JP 1983100372U JP 10037283 U JP10037283 U JP 10037283U JP S6245702 Y2 JPS6245702 Y2 JP S6245702Y2
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JP
Japan
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footrest
adjustment mechanism
patient
tilt adjustment
inclination
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JP1983100372U
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JPS607817U (ja
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  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、長期臥床患者に生ずる種々の不具
合(例えば、立位感覚の減弱、褥瘡、屈曲拘縮及
び尖足、その他)の予防や、機能回復リハビリテ
ーシヨンに用いる起立訓練用チルトテーブルの改
良に関する。
起立訓練用チルトテーブルは、一端部に足載部
が連設されたテーブルを、傾斜駆動部の作動によ
り足載部を下にして任意の傾斜角度に調節できる
ようにして構成されて、テーブル上に横臥支持す
る患者を、水平位から立直位のあいだで必要角度
に傾斜させることにより足部に掛る荷重を調整し
ながら立位訓練や尖足矯正、その他といつた種々
の訓練を行うのに用いられるので、足載部は、患
者足部に掛る荷重配分状態を計測することがで
き、しかも、患者の足部ことに足首部を強制的に
動かしたり或いは向きが正常でない足部に適合さ
せたりすることができるように構成されることが
望ましいのである。
したがつて、従来から足載部に重量計を組入れ
て足部荷重を計測できるように構成することと
か、足載部を角度可変にして構成することが行わ
れてきているのであるが、足部荷重を計測できる
ようにしたものでは足載部の角度変更ができず、
また、足載部を角度可変とするものでは足部荷重
計測ができない。
また傾動調整は有段階にしか行えない構成で、
患者足部への方向対応性がきわめて低いものであ
つた。
このような実状に鑑みて本考案は実施するもの
で、左右分離独立して形成する足載部の各足載板
を、それぞれ下板とこれに対して上下方向に平行
移動可能に支持される上板とから形成して両板の
間に足底圧計測具を介装して構成するとともに、
それぞれの足載板は、所定範囲の角度で無段に作
動停止する左右方向傾斜調節機構と前後方向傾斜
調節機構とで左右および前後に傾斜でき、かつ、
それらの傾斜度を表示できるようにして構成し
て、患者足部に対する方向適応性を拡大しなが
ら、足載板がいかなる状態に傾斜変更されても常
に的確に足部荷重を左右各別に計測して、的確な
計測値を表示できるようにした起立訓練用チルト
テーブルを提供するものである。
上記のような本考案の実施例は添付図面に図示
されており、以下に図示実施例の構成を詳細に説
明する。
1は台枠で、車輪32により任意の場所へ移動
することができ、定置固定具3で必要な場所に据
付けることができるように構成される。
2はテーブルであり、長手方向中間部が前記台
枠1から立設される傾動駆動部5に横軸4で枢支
されてシーソー状に揺動できるように取付けら
れ、傾動駆動部5の伸縮作動部6の作動によつて
水平位から直立位の範囲内で任意の傾斜角度に変
更され、かつ、任意の変更位置で固定できるよう
に構成される。
また、テーブル2は台部33とこの台部33に
対して上下方向に平行移動できるように取付けら
れる載部34とから構成される。台部33と載部
34との間には、前記載部34上に保持される患
者の体重を測定する計測具を介装してその計測値
を、前記傾斜駆動部5の制御部35にフイードバ
ツクできるようにして構成される(図示省略)。
さらに、台部33には、患者を固定的に維持す
るための装具7と、把手8とが設置され、テーブ
ル2の傾倒時下側となる側端部には足載部支持体
9が設置され、この足載部支持体9に、左右分離
独立して構成される足載部10a,10bが並列
に取付け設置されるのである。
各足載部10a,10bは、上方が開口する箱
状の基体11と、この基体11の開口部を覆うよ
うに位置させて基体11に取付けられる足載板1
2と、基体11内に収容構成される左右方向傾斜
調節機構Aおよび前後方向傾斜調節機構Bなどを
主要構成要素として構成されるのであり、より具
体的には次のようにして構成される。
箱状の基体11は、その後側壁の幅方向中央部
が、前記足載部支持体9から突設の支軸13に回
動自在に枢支して取付けられ、基板11内部にお
いて支軸13に嵌装するセクタ14の回動によ
り、支軸13を中心として左右方向に傾動できる
ようにして設けられる。
セクタ14には、作動部15によつて回動する
ウオーム16が噛み合わされ、作動部15は該作
動部15から前方向きに延設されて一端が基体1
1前面に突出させられる操作軸17で作動される
ようになつていて、操作軸17の突出端にはノブ
18が取付けられ、ノブ18の前面には、傾動角
度を表示することができるダイヤルゲージ19が
設置される。
つまり、ダイヤルゲージ19付のノブ18を任
意に回動することで、操作軸17、作動部15、
ウオーム16を介しセクタ14を作動させて基体
11を左右に傾動させるようにして左右方向傾斜
調節機構Aを構成している。
足載板12は、後端部側をヒンジ20で基体1
1に止着して、前部が上下方向に扇動するように
設けられるのであつて、この足載板12は、下板
36と、該下板36に対してスライドベアリング
を用いるなどの適宜の支持手段21で上下方向に
平行移動できるように取付けられる上板37とか
ら構成される。
そして、下板36の背面には枢着部22が設置
され、該枢着部22にリンク23の一端が枢着連
結される。
リンク23の他端は、雌ねじ体24に枢着さ
れ、その雌ねじ体24はねじ軸25に螺合させら
れてねじ軸25の回動によりねじ軸25軸心方向
に移動できるように設けられる。
ねじ軸25は、基体11に設置される支持部2
6,27に支持されて、一定の個処に位置維持さ
れながら回動することができるように設けられ
る。ねじ軸25の前方端部は、前記操作軸17と
同様に基体11前面に突出させられて、その突出
端には、傾動角度表示のダイヤルゲージ28を具
備したノブ29が取付けられるのである。
即ち、ノブ29を任意に回動することでねじ軸
25を回動し、これに螺合した雌ねじ体24の移
動でリンク23を作動させることにより足載板1
2を前後に傾動させるようにして前後方向傾斜調
節機構Bを構成している。
なお、上述した足載板12の下板36と上板3
7との間には、例えばヒズミゲージ等からなつて
足部に掛る荷重を測定することができる足底圧計
測具30が設置される。この足底圧計測具30に
よる測定値は、前述したテーブル2の体重計測具
からのフイードバツク信号に関連しながら傾斜駆
動部5の制御部35にフイードバツクされるよう
に構成されて、制御部35において「足底圧/体
重」のパーセンテージ値を予め設定しておくとき
は、足底圧が、設定値に達するまで自動的にテー
ブルを傾動し設定値に達すると停止するようにな
される。
また、制御部35は、体重測定値に対比しての
パーセンテージ値で足底圧を設定できるだけでな
く、足底圧絶対値でも任意に設定できるように構
成され、絶対値で設定する場合にも、その設定値
になるまでテーブル2が自動的に傾動して停止す
るようになされるのである。
そして、テーブル2の傾斜角度状態や足載板1
2における足底圧の状態は、前記制御部35に連
動する表示器31にもデジタル表示されるように
して、この表示器31は患者に訓練意欲を増させ
るように患者が見得る位置に置く。
次に上記のように構成する装置の作動について
説明する。
訓練を実施する場合は、水平もしくは略水平状
態に維持するテーブル2の載部34上面に患者を
横臥支持して装具7によりその身体を固定する。
しかして、台部33上の体重計測具(図示省
略)を作動状態とし、該体重計測具によつて計測
される体重値は、傾斜駆動部5の制御部35にイ
ンプツトされることとなつて、制御部35の表示
器31にて知り得るのである。
このようにして知り得る体重値に対してのパー
セント値で、所望の足底圧になるように制御部3
5で設定し、しかる後、傾斜駆動部5を作動開始
すれば、患者を横臥支持したテーブル2は、水平
姿勢から次第に起立姿勢となる方向に傾動されて
行き、この傾動に伴つて患者の体重は、足部に掛
る度合が増して行くのであつて、足載板12に介
装した足底圧計測具30により計測される値が、
予め制御部35において設定した値になつたとき
にはテーブル2の傾動が停止し、設定足底圧の状
態に維持固定されるのである。
したがつて、予め足底圧が最適になるように決
めて設定し置くことで、自動的に適正足底圧の状
態に変更できるから、足部に適正な荷重を掛けな
がらの回復訓練が容易に実施できる(なお、足底
圧の設定は体重比率値でなく、荷重絶対値で設定
する場合もある)。
そして、回復訓練実施中のテーブル傾斜度合や
足底圧は、デジタルな表示器31に表示されて患
者にも知らされるので、患者がこれを確認するこ
とにより意欲を増して訓練を行うこととなる。
更に、任意の足底圧を掛けた状態、つまりテー
ブル2を傾動させた状態で、患者の足部殊に足首
部への荷重付与方向を変えることが必要な場合に
は、ノブ18を任意に廻せばこれによつて左右方
向傾斜調節機構Aが作動して足載板2は、患者足
部の内外方向に所定範囲の角度で無段階に傾斜度
を変更できる。また、ノブ29を廻わせば、これ
によつて前後方向傾斜調節機構Bが作動して足載
板12は、患者足部の前後方向に所定範囲の角度
で無段階に傾斜度を変更できることとなるのであ
る。これらの傾斜調節状態は、それぞれのノブ1
8,29に組込まれたダイヤルゲージ19,28
によつて表示されるから、ダイヤルゲージ19,
28を確認しながらノブ18,29を操作するこ
とにより的確な傾斜調節を行えて訓練指導を適正
にかつ容易に行える。
しかも、足載板12は前後、左右にどのように
傾斜変更されても、足部から受ける荷重によつて
上板37が下板36に対し平行移動して、足底圧
計測具30を偏りなく適正に作動させるので、足
載板12の傾斜のいかんにかかわらず、足底圧は
正確に計測されて傾斜駆動部5の制御部35にフ
イードバツクされるのである。
本考案は以上に説明してきたように構成し作用
するものであるから、左右方向傾斜調節機構、前
後方向傾斜調節機構の操作により足載板を左右お
よび前後に所定範囲の角度で無段階に調節するこ
とができ、しかも、その傾動調節は患者足部によ
つてもたらされる荷重が掛つた状態でも難なく容
易に実施できるので、訓練中に患者が苦痛となる
傾斜を緩く変更したり、あるいは訓練を強化する
ために傾斜を増したりすることが難なく行えて便
利に用いることができる。
また、足載板12の前後左右傾斜状態は、操作
にともなつてダイヤルゲージに常に正確に表示さ
れるから、これを確認することにより足載板傾斜
角度の設定を容易正確に行え、患者足部の対傾斜
訓練状態も的確に把握できる。
更に、足載板は前後左右に傾動するにかかわら
ず、常に上板が下板に対して平行移動して足底圧
計測具を動かすように作動するので、足載板に患
者体重が偏つて附与されても、その負荷状態は正
確に計測され、誤差のない足底圧状態に設定する
ことができ訓練効果をあげる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるチルトテーブルの全体斜
視図、第2図はその1部を拡大して示した斜視
図、第3図は第2図における足載部の1つを拡大
して示した一部断面平面図、第4図はその断面側
面図、第5図は第3図のものの断面正面図であ
る。 2……テーブル、10,10a,10b……足
載部、12……足載板、19,28……ダイヤル
ゲージ、30……足底圧計測具、31……表示
器、36……下板、37……上板、A……左右方
向傾斜調節機構、B……前後方向傾斜調節機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 傾動するテーブル2の傾斜下端側に連設される
    足載部10を左右の足載部10a,10bに分離
    独立して設け、夫々の足載部10a,10bにお
    ける足載板12は、下板36とこれに対して上下
    方向に平行移動可能に支持される上板37とから
    形成して下板36と上板37との間に足底圧計測
    具30を介装し足底圧を表示する表示器31を設
    置して構成するとともに足載部10内には左右方
    向傾斜調節機構Aと前後方向傾斜調節機構Bとを
    設け左右方向傾斜調節機構Aと前後方向傾斜調節
    機構Bとで左右および前後に無段に傾斜変更でき
    て、かつ、それらの傾斜度を表示するダイヤルゲ
    ージ19,28を設けて構成したことを特徴とす
    る起立訓練用チルトテーブルの構造。
JP10037283U 1983-06-27 1983-06-27 起立訓練用チルトテ−ブル Granted JPS607817U (ja)

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JP10037283U JPS607817U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 起立訓練用チルトテ−ブル

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JP10037283U JPS607817U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 起立訓練用チルトテ−ブル

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JPS607817U JPS607817U (ja) 1985-01-19
JPS6245702Y2 true JPS6245702Y2 (ja) 1987-12-07

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ID=30237472

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JP10037283U Granted JPS607817U (ja) 1983-06-27 1983-06-27 起立訓練用チルトテ−ブル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6089253B2 (ja) * 2014-01-21 2017-03-08 株式会社ケーイーアール 下腿関節運動支援用ティルト台

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52146985A (en) * 1976-06-01 1977-12-07 Roudou Fukushi Jigiyoudan Device for analysing physically balancing function
JPS576638A (en) * 1980-06-16 1982-01-13 Anima Corp Erecting position excercising apparatus

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JPS607817U (ja) 1985-01-19

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