JPS6245491A - 合成樹脂材料の切断方法 - Google Patents

合成樹脂材料の切断方法

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JPS6245491A
JPS6245491A JP60186170A JP18617085A JPS6245491A JP S6245491 A JPS6245491 A JP S6245491A JP 60186170 A JP60186170 A JP 60186170A JP 18617085 A JP18617085 A JP 18617085A JP S6245491 A JPS6245491 A JP S6245491A
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JP
Japan
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cutting
workpiece
synthetic resin
gas
resin material
Prior art date
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Pending
Application number
JP60186170A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Itoga
糸賀 一聖
Kazuhisa Sanbe
和久 三瓶
Muneya Takagi
高木 宗谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPS6245491A publication Critical patent/JPS6245491A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂材料からなる被加工物をレーザ光を
照射して溶断する切断方法に関し、さらに詳しくは、被
加工物の切断時に発生する生成物の発火を防止すること
ができる合成樹脂材料の切断方法に係るものである。
〔従来の技術〕
従来、合成樹脂材料からなる被加工物をレーザ光の照射
によって切断する際には、第2図の概略断面図に示すよ
うなレーザ加工装置50を利用して加工がなされている
すなわち、筒状のヘッド本体51内に固定された加工レ
ンズ52でレーザ光53を集光し、これを載置台54に
支持された被加工物Wの表面にノズル55の先端から照
射するとともに、ヘッド本体51の側部に形成されてい
る供給路56から供給されたアシストガス57をノズル
55の先端よリレーザ光53と同軸に噴出させることに
よって、レーザ光53で加熱・溶融されて発生した樹脂
ガス、溶融物等の生成物Waを被加工物Wの裏面側に吹
き飛ばして、切断加工が行われている。
しかし、被加工物Wの裏面側に吹き飛ばされた生成物W
aが大気と混入され、切断加工時の余剰レーザ光53a
に照射されて発火し、被加工物Wおよび載置台54等に
損傷を与えることがあった。
これを防止するために、特公昭59−45475号公報
のごとく、被加工物Wの裏面に特殊な構造の吸引装置を
配設する方法が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、被加工物Wの裏面に特殊な構造の吸引装
置を配設する方法においては、吸引装置そのものの構造
が複雑であることはもとより、吸引装置を被加工物を挟
んでノズル55と対向して配設する必要があって、三次
元自由曲面を有する被加工物Wの切断に際しては加工が
困難となる不具合がある。
従って、この発明は、上記の不具合を解消するためにな
されたもので、被加工物の切断加工時において、被加工
物に吹き付けられるアシストガスの流速を被加工物の切
断穴を通過した裏面側の流速で40m/sec以上とす
ることによって、被加工物の切断加工時における発火を
防止するとともに、吸引装置を皆無とし、三次元自由曲
面を有する被加工物においても切断加工を可能とするこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、この発明に係る合成樹脂材料の切断方法にお
いては、合成樹脂材料からなる被加工物の一方からレー
ザ光を照射しつつ加熱・溶融して切断するとともに、こ
の切断部位にアシストガスを吹き付けて切断時に発生す
る生成物を被加工物の切断穴から裏面側に吹き飛ばすよ
うにした合成樹脂材料の切断方法であって、前記被加工
物の切断時に切断部位に吹き付けるアシストガスの流速
を、被加工物の切断穴を通過した裏面側の流速で4 Q
 m / s e c以上となるように噴出させるよう
にしたものである。
そして、被加工物の切断部位へのアシストガスの吹き付
は方法は、レーザ光を照射する照射ノズルからレーザ光
の照射と同軸に噴出させて吹き付ける方法、レーザ光の
照射ノズルとは別に吹き付けるノズルを設けてレーザ光
の照射と同軸に噴出させて吹き付ける方法のいずれも採
用することができる。
また、被加工物の切断部位に吹き付けられるアシストガ
スとしては、アルゴンガス、窒素ガス、炭酸ガス等を挙
げることができる。そして、これらアシストガスの流速
は、被加工物の切断穴を通過した裏面側の流速で40m
/sec以上となるように吹き付けることが必要である
。そして、流速が40m/sec以下の場合には被加工
物の切断時に裏面側に吹き飛ばされた樹脂ガス、タール
状の溶融物等の生成物を余剰レーザ光の照射位置よりも
遠ざけることが困難となり、生成物の発火を防止するこ
とができなくなる。また、流速の上限は速くしても問題
はないが、コストおよび作業性を考慮すれば360m/
secが限度である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
(第1実施例) 第1図は本発明に係る合成樹脂材料の切断方法を説明す
る概略断面図を示すものである。
第1図において、1はレーザ加工装置であって、このレ
ーザ加工装置lは、先端が円錐形状に形成された筒状の
ヘッド本体2と、このヘッド本体2の先端に螺設されて
いる口径が3鶴の照射ノズル3と、ヘッド本体2の上方
に固定されている加工レンズ4と、ヘッド本体2の加工
レンズ4の下方に形成されているアシストガスGの供給
路5とからなっており、ヘッド本体2に導入されたC0
2レーザ光Yが加工レンズ4で集光され、照射ノズル3
の先端から被加工物Wに向けて照射されるとともに、供
給路5からアシストガスGがヘッド本体2内に供給され
て照射ノズル3の先端からC02レーザ光Yとともに被
加工物Wに向けて吹き付けられるようになっている。
そして、エポキシ樹脂からなる被加工物を切断加工する
際には、レーザ加工装置1のヘッド本体2を載置台(図
示せず)に支持された被加工物Wの上方に移動させると
ともに、照射ノズル3の先端を被加工物Wの表面から3
R離して配設する。
次に、ヘッド本体2に出力が750WのCO□レーザ光
Yを導入して加工レンズ4で集光するとともに、集光さ
れたC02レーザ光Yを被加工物Wの切断部位Waに照
射ノズル3から照射する。
一方、レーザ光Yの照射と同時に、ヘッド本体2の側部
に設けられている供給路5からアシストガスGを供給し
て、照射ノズル3からCO,レーザ光Yと同軸に噴出さ
せ、レーザ加工装置1を3m/minで移動させながら
切断加工する。そして、その際のアシストガスGの噴出
流量は照射ノズル3の口部で9Qn/minとした。
その際、CO2[/−ザ光Yの照射によって被加工物W
が加熱・溶融され、樹脂ガス、タール状の熔融物等の生
成物Mが混在されたアシストガスGaが切断穴wbを通
過して被加工物Wの裏面側に吹き飛ばされる。この時、
被加工物Wに形成される切断穴wbの直径は約1鶴であ
り、その切断穴wbを通過した裏面側のアシストガスG
aの流速は40m/secであった。
そして、切断穴wbを通過した生成物Mを含むアシスト
ガスGaは、切断穴wbを通過した余剰レーザ光Yaに
さらされることになるが、生成物Mを含むアシストガス
Gaの流速が40m/seCと早いために、余剰レーザ
光Yaに照射される時間が短くなる。その結果、アシス
トガスGaの温度の上昇が抑えられて発火点まで到達す
ることはなく、発火、火炎の発生が防止された。また、
切断加工後における被加工物Wの切断面および切断部周
辺の表面での外観品質も良好であった。
(実施例2ないし4) 実施例1と同様な被加工物Wとレーザ加工装置1を用い
て、アシストガスGが被加工物Wの切断穴wbを通過し
7た裏面側の流速のみを45m/5ec(実施例2) 
、80m/s e e (実施例3)および1.50m
/5ec(実施例4)に変化させ5、被加工物Wの切断
加工を実施した。
(比較例1および2) 実施例1と同様な被加工物Wとレーザ加工装置1を用い
て、アシストガスGが被加工物Wの切断穴wbを通過し
た裏面側の流速のみを30m/5ec(比較例1)およ
び35m/5ec(比較例2)に変化させ、被加工物W
の切断加工を実施した。
上記、各実施例および各比較例での切断加工時における
生成物Mの発火性と切断後における被加工物Wの外観品
質を調査したので、その結果を第1表に示す。
第  1  表 (1)発火性 ○−・−一−−発火なし Δ−・−・・時々発火あり ×−・−発火あり (2)切断面の外観 ○・・・・−・良好 上記の試験結果から明らかなように、本発明の合成樹脂
材料の切断方法に相当する実施例1ないし実施例4にお
いては、いずれも切断加工時において生成物Mの発火は
認められず良好であったが、本発明におけろアシストガ
スGの流速の限定条件を外れる比較例1および比較例2
においては、いずれも生成物Mの発火が認められて問題
解決にはいたらなかった。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る合成樹脂材料の切断
方法においては、被加工物の切断加工時において、被加
工物に吹き付けられるアシストガスの流速を被加工物の
切断穴を通過した裏面側の流速で40m/sec以上と
したから、被加工物の裏面での発火を生ずることな(、
合成樹脂材料からなる被加工物の切断加工を行うことが
できる効果がある。
また、本発明に係る合成樹脂材料の切断方法においては
、被加工物の切断加工時において発火を防止することが
できることによって、従来技術のような吸引装置を皆無
とすることができる効果がある。
また、本発明に係る合成樹脂材料の切断方法においては
、従来技術のような吸引装置が不要となることによって
、コストを大幅に低減することができるとともに、切断
加工を容易に行うことができる効果がある。
また、本発明に係る合成樹脂材料の切断方法おおいては
、特殊な吸引装置が不要となることによって、三次元自
由曲面ををする被加工物においても切断加工を行うこと
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る合成樹脂材料の切断方法の実施例
を示す概略断面図である。 第2図は従来の合成樹脂材料の切断方法を示す概略断面
図である。 1−−−−レーザ加工装置 2−−−ヘッド本体 3−・−−−一照射ノズル 4−−−−一加エレンズ 5−−−−一供給路 G −−−−アシストガス Y−一一〜−−CO,レーザ光 出願人      トヨタ自動車株式会社し−“ワパカ
ロエンヒ5t a 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 合成樹脂材料からなる被加工物の一方からレーザ光を照
    射しつつ加熱・溶融して切断するとともに、この切断部
    位にアシストガスを吹き付けて切断時に発生する生成物
    を被加工物の切断穴から裏面側に吹き飛ばすようにした
    合成樹脂材料の切断方法であって、前記被加工物の切断
    時に切断部位に吹き付けるアシストガスの流速を、被加
    工物の切断穴を通過した裏面側の流速で40m/sec
    以上となるように噴出させることを特徴とする合成樹脂
    材料の切断方法。
JP60186170A 1985-08-23 1985-08-23 合成樹脂材料の切断方法 Pending JPS6245491A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012060162A1 (ja) * 2010-11-01 2012-05-10 住友電気工業株式会社 切削工具とその製造方法および製造装置
JP2012221913A (ja) * 2011-04-14 2012-11-12 Nissan Motor Co Ltd 電極製造方法及びレーザーカット装置

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US9415466B2 (en) 2010-11-01 2016-08-16 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Cutting tool and method and apparatus for manufacturing the same
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