JPS6245472Y2 - - Google Patents

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JPS6245472Y2
JPS6245472Y2 JP1980049242U JP4924280U JPS6245472Y2 JP S6245472 Y2 JPS6245472 Y2 JP S6245472Y2 JP 1980049242 U JP1980049242 U JP 1980049242U JP 4924280 U JP4924280 U JP 4924280U JP S6245472 Y2 JPS6245472 Y2 JP S6245472Y2
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JP
Japan
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gas
current
carrying body
container
heat exchange
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JP1980049242U
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JPS56152517U (ja
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  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はガス絶縁電気装置、特に通電体の熱
伝達効果を良好にした構造に関するものである。
従来ガス絶縁電気装置の通電体は、耐電圧機能
の向上および製造上の容易さの観点から、第1図
および第2図に示すようにSF6ガス等の絶縁ガス
が封入された金属容器1内に通電体2を配置し、
通電体2の接続部3を絶縁部材4によつて支持さ
れたシールド部材5で覆うよう構成されている。
この従来のものでは、通電体2の発生熱は、第
2図矢印で示す如く対流するガス流によつて容器
1に伝達されるが、この対流によるガスの流速
Vgは第3図に示す如く通電体2の表面近傍での
み速く容器1の近傍では遅くなるので、対流によ
る熱伝達の効果を充分活用することができなかつ
た。
また、通電体接続部においては、第4図に示す
ように通電体接続部3の発生熱は、シールド部材
5の内部に生じるわずかなガスの対流と接続部3
からシールド部材5への輻射によつてシールド部
材5へ伝達され、さらにシールド部材5から金属
容器1へと伝達されていた。このため接続部の対
流に直接寄与し得るガス量はほとんどシールド部
材5内部に限定されてしまい、ガス対流による熱
伝達の効果を十分に活用することができなかつ
た。
この考案はこれら従来のものゝ欠点を除去しよ
うとするもので、以下第5図〜第8図にもとづい
てこの考案の一実施例を説明する。即ち第5図〜
第8図において、1は内部にSF6等の絶縁ガスが
封入された金属容器、2は金属容器1内に絶縁支
持された通電体、3は通電体の接続部、6は通電
体2の両側部にこれを覆うように通電体に取付け
られた内面の周方向にひだ61を有する半円筒状
の熱交換部材、7は通電体2の接続部3を覆うよ
う絶縁部材4によつて支持された開口部71を有
するシールド部材である。
このように構成されたものでは、第6図に矢印
で示す如く通電体2と熱交換部材6との空間を経
て流れるガス対流と熱輻射によつて熱交換部材6
が温度上昇するので、熱交換部材6の外周の流速
が第7図に示す如く速くなり、容器1の下部から
上部に至るガス対流が増大し、通電部2の発生熱
が速かに容器1に伝達され、対流による熱伝達の
効果が充分に活用される。
また接続部の発生熱は、第8図矢印に示す如
く、シールド部材7の下部開口部71から上部開
口部71を経て容器1内に至るガス対流によつて
直接容器1へ伝達されるので、ガス対流による熱
伝達の効果を十分に活用することができる。
以上の実施例では、容器1内に1個の通電体2
が配置されている場合を示したが、第9図の如く
複数個の通電体2を配置したものでも同様の効果
が期待できる。
またシールド部材7を容器1内に支持する絶縁
部材4は第10図および第11図に示す如く種々
の形状のものが考えられる。
上記のようにこの考案によるガス絶縁電気装置
は絶縁ガスが充填された容器内に配置された通電
体の周囲に絶縁ガスが対流し得るように上下に開
口部を形成する如く半円筒状の熱交換部材を配置
したもので、通電体の発生熱を効果的に伝達する
ことができるので、同一容量のものでは小形にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はいずれも従来のこの種ガス絶
縁電気装置を示すもので、第1図は要部斜視図、
第2図は要部断面図、第3図は作用説明図、第4
図は要部断面図、第5図〜第8図はいずれもこの
考案の一実施例を示すもので、第5図は要部斜視
図、第6図は要部断面図、第7図は作用説明図、
第8図は要部断面図、第9図〜第11図は夫々こ
の考案の他の実施例を示すもので、第9図は要部
断面図、第10図および第11図は要部斜視図で
ある。 図中、1……金属容器、2……通電体、3……
接続図、4……絶縁部材、5,7……シールド部
材、6……熱交換部材である。尚図中同一符号は
同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 絶縁ガスが充填された容器、この容器内に配
    置された通電体、この通電体の両側部にこれを
    覆うように配置されかつ上下に開口部を形成し
    た半円筒状の熱交換部材を備えたことを特徴と
    するガス絶縁電気装置。 (2) 熱交換部材の内面に周方向にひだが形成され
    ている実用新案登録請求の範囲第1項記載のガ
    ス絶縁電気装置。 (3) 熱交換部材は通電体の接続部の周囲に配置さ
    れたシールド部材である実用新案登録請求の範
    囲第1項または第2項記載のガス絶縁電気装
    置。
JP1980049242U 1980-04-10 1980-04-10 Expired JPS6245472Y2 (ja)

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JPS56152517U JPS56152517U (ja) 1981-11-14
JPS6245472Y2 true JPS6245472Y2 (ja) 1987-12-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126774U (ja) * 1974-08-20 1976-02-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5126774U (ja) * 1974-08-20 1976-02-27

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JPS56152517U (ja) 1981-11-14

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