JPS6245286Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6245286Y2 JPS6245286Y2 JP10500780U JP10500780U JPS6245286Y2 JP S6245286 Y2 JPS6245286 Y2 JP S6245286Y2 JP 10500780 U JP10500780 U JP 10500780U JP 10500780 U JP10500780 U JP 10500780U JP S6245286 Y2 JPS6245286 Y2 JP S6245286Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- wall
- case body
- front core
- back core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 1
- XNGIFLGASWRNHJ-UHFFFAOYSA-L phthalate(2-) Chemical compound [O-]C(=O)C1=CC=CC=C1C([O-])=O XNGIFLGASWRNHJ-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 1
- 229920001187 thermosetting polymer Polymers 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はV、T、R及びオーデイオ等音声用
の録音再生ヘツドに適した磁気ヘツドに関するも
のである。
の録音再生ヘツドに適した磁気ヘツドに関するも
のである。
一般にこの種の録音・再生ヘツドでは、フロン
トコア1とバツクコア2を直接密着させずに所定
のギヤツプを保持して固定する必要があり、これ
までは第1図イ,ロに示す如くテープ材を挾持し
て組立てていた。しかしながらテープ材は0.1〜
0.2mm程であり、作業性も悪く、フロントコア1
とバツクコア2間のギヤツプ精度が正確に位置決
めできない等の難点があつた。
トコア1とバツクコア2を直接密着させずに所定
のギヤツプを保持して固定する必要があり、これ
までは第1図イ,ロに示す如くテープ材を挾持し
て組立てていた。しかしながらテープ材は0.1〜
0.2mm程であり、作業性も悪く、フロントコア1
とバツクコア2間のギヤツプ精度が正確に位置決
めできない等の難点があつた。
そこで従来は、第2図イ,ロに示す如く、フロ
ントコア1とバツクコア2をケース本体3に組み
込む際に、あらかじめケース本体3の嵌合部3a
にフロントコア1とバツクコア2とが所定のギヤ
ツプGを有して嵌合される凹溝3b,3cが、ケ
ース本体成形時に一体的に形成されていた。とこ
ろが、上記ケース本体3は、ガラス入りフエノー
ル、ジアクリルフタレート、あるいはエポキシ系
の熱硬化性成型材料が使われているため例えばギ
ヤツプGが0.1〜0.2mmの寸法を精度良く成形する
には技術的に困難であつた。仮に可能であつたと
しても、成形後のバリ除去や取扱中にギヤツプG
が破損する危険性が高く実現性に乏しかつた。
ントコア1とバツクコア2をケース本体3に組み
込む際に、あらかじめケース本体3の嵌合部3a
にフロントコア1とバツクコア2とが所定のギヤ
ツプGを有して嵌合される凹溝3b,3cが、ケ
ース本体成形時に一体的に形成されていた。とこ
ろが、上記ケース本体3は、ガラス入りフエノー
ル、ジアクリルフタレート、あるいはエポキシ系
の熱硬化性成型材料が使われているため例えばギ
ヤツプGが0.1〜0.2mmの寸法を精度良く成形する
には技術的に困難であつた。仮に可能であつたと
しても、成形後のバリ除去や取扱中にギヤツプG
が破損する危険性が高く実現性に乏しかつた。
この考案は、上述した従来の問題点を解決する
ためになされたものであり、ヘツド部のフロント
コアとバツクコアを挿入するケース本体に、バツ
クコア位置決め用凹溝と、フロントコア位置決め
用凹溝とをケース本体の嵌合部側面において二段
構造に形成し、バツクコアの長さ寸法をフロント
コアの巾寸法より長く成形して組込み、所定のギ
ヤツプを確保してなる磁気ヘツドを提供するもの
である。
ためになされたものであり、ヘツド部のフロント
コアとバツクコアを挿入するケース本体に、バツ
クコア位置決め用凹溝と、フロントコア位置決め
用凹溝とをケース本体の嵌合部側面において二段
構造に形成し、バツクコアの長さ寸法をフロント
コアの巾寸法より長く成形して組込み、所定のギ
ヤツプを確保してなる磁気ヘツドを提供するもの
である。
以下、この考案による実施例を第3図ないし第
4図にもとづいて具体的に説明する。図において
10はこの考案による磁気ヘツドのケース本体で
あり、11はヘツド部を挿入する嵌合部である。
上記ケース本体10の嵌合部11は、両側壁に沿
つて内側壁12と外側壁13とから二段構造に形
成されている。上記内側壁12はフロントコア1
の前方に位置して設けられ、フロントコア1を挿
入する位置に位置決め用凹溝12aが、また、外
側壁13はバツクコア2に位置して設けられ、バ
ツクコア2を挿入する位置に位置決め用凹差13
aがそれぞれ設けられている。
4図にもとづいて具体的に説明する。図において
10はこの考案による磁気ヘツドのケース本体で
あり、11はヘツド部を挿入する嵌合部である。
上記ケース本体10の嵌合部11は、両側壁に沿
つて内側壁12と外側壁13とから二段構造に形
成されている。上記内側壁12はフロントコア1
の前方に位置して設けられ、フロントコア1を挿
入する位置に位置決め用凹溝12aが、また、外
側壁13はバツクコア2に位置して設けられ、バ
ツクコア2を挿入する位置に位置決め用凹差13
aがそれぞれ設けられている。
上記フロントコア1とバツクコア2のそれぞれ
の位置決め用凹溝12a,13aはケース本体1
0の嵌合部11内で溝高さの位相がずれており、
凹溝12aと13aとの間を所定のギヤツプGに
維持することが可能である。
の位置決め用凹溝12a,13aはケース本体1
0の嵌合部11内で溝高さの位相がずれており、
凹溝12aと13aとの間を所定のギヤツプGに
維持することが可能である。
従つて、上記ケース本体10の嵌合部11内に
挿入されるバツクコア2の長さ寸法は、フロント
コア1の巾寸法より長く成形しておけば、フロン
トコア1とバツクコア2とは必然的に、溝間ギヤ
ツプGの寸法精度を確実に保持して挿入すること
ができるようになつている。
挿入されるバツクコア2の長さ寸法は、フロント
コア1の巾寸法より長く成形しておけば、フロン
トコア1とバツクコア2とは必然的に、溝間ギヤ
ツプGの寸法精度を確実に保持して挿入すること
ができるようになつている。
以上詳細に説明したように、この考案によれ
ば、磁気ヘツドのヘツド部を構成するバツクコア
の長さ寸法が、フロントコアの巾寸法よりもわず
かに長く成形し、上記ヘツド部が挿入されるケー
ス本体の嵌合部は両側壁に沿つて、内側壁と外側
壁とが形成され、上記内、外壁の所定位置にフロ
ントコアとバツクコアが所定のギヤツプを維持し
て挿入される位置決め用凹溝を一体的に形成した
ものであるから、従来例の如く、ギヤツプの破損
もなく、正確なギヤツプ精度を保持することがで
きる。また、ヘツド部を構成するフロントコア及
びバツクコアの挿着寸法精度が正確に組込みでき
るから、作業性が向上するとともに、磁気ヘツド
の性能向上が期待できる等の効果を奏する。
ば、磁気ヘツドのヘツド部を構成するバツクコア
の長さ寸法が、フロントコアの巾寸法よりもわず
かに長く成形し、上記ヘツド部が挿入されるケー
ス本体の嵌合部は両側壁に沿つて、内側壁と外側
壁とが形成され、上記内、外壁の所定位置にフロ
ントコアとバツクコアが所定のギヤツプを維持し
て挿入される位置決め用凹溝を一体的に形成した
ものであるから、従来例の如く、ギヤツプの破損
もなく、正確なギヤツプ精度を保持することがで
きる。また、ヘツド部を構成するフロントコア及
びバツクコアの挿着寸法精度が正確に組込みでき
るから、作業性が向上するとともに、磁気ヘツド
の性能向上が期待できる等の効果を奏する。
第1図イ,ロは磁気ヘツドのヘツド部を示す平
面図及び側面図、第2図イ,ロは、従来の磁気ヘ
ツドのケース本体を示す断面図及びZ矢視図、第
3図はこの考案による実施例を示すケース本体の
断面図、第4図は仝上要部の斜視図である。 1……フロントコア、2……バツクコア、10
……ケース本体、11……嵌合部、12……内側
壁、12a……凹溝、13……外側壁、13a…
…凹溝、G……ギヤツプ。
面図及び側面図、第2図イ,ロは、従来の磁気ヘ
ツドのケース本体を示す断面図及びZ矢視図、第
3図はこの考案による実施例を示すケース本体の
断面図、第4図は仝上要部の斜視図である。 1……フロントコア、2……バツクコア、10
……ケース本体、11……嵌合部、12……内側
壁、12a……凹溝、13……外側壁、13a…
…凹溝、G……ギヤツプ。
Claims (1)
- V、T、R及びオーデイオ等の音声用磁気ヘツ
ドにおいて、上記ケース本体は、嵌合部両側壁に
沿つて内側壁と外側壁との二段構造とし、上記内
側壁のフロントコアを挿入する位置及び外側壁の
バツクコアを挿入する位置にそれぞれ所定のギヤ
ツプを保持した位置決め用凹溝を一体形成したこ
とを特徴とする磁気ヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10500780U JPS6245286Y2 (ja) | 1980-07-24 | 1980-07-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10500780U JPS6245286Y2 (ja) | 1980-07-24 | 1980-07-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5730820U JPS5730820U (ja) | 1982-02-18 |
JPS6245286Y2 true JPS6245286Y2 (ja) | 1987-12-03 |
Family
ID=29466391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10500780U Expired JPS6245286Y2 (ja) | 1980-07-24 | 1980-07-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6245286Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-24 JP JP10500780U patent/JPS6245286Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5730820U (ja) | 1982-02-18 |
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