JPS6244806A - 数値制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は加工プログラム実行予想時間計測機能を備え
た数値制御装置に関する。

〔従来の技術〕

第３図は従来より一般に用られている数値制御装置の構
成を示すブロック図で、図において、１は紙テープで、
数値制御に適した言語によって書かれた加工プログラム
がバンチされている。２は前記紙テープ１の読取り回路
、３はバッファメモリ、４は命令解読処理回路で、処理
結果は前計算回路５を介して制御回路６に寿えられる。

７は移動量出力回路でパルス分配回路８に出力信号を与
えている。９はサーボユニット、１０はサーボユニット
９によって駆動されるモータで検出器１１により【モー
タ１０の移動量が検出される。１２は工作機械１４の主
軸回転検出器で該工作機械１４の主軸回転検出器で該工
作機械１４はプログラマブルコントローラ（以下ＰＣと
略す）１３によって制御される。１９は数値制御装置本
体である。

次に従来装置の動作について説明する。一般に数値制御
装置は予め読み込まれた加工プログラムの演算処理され
た数値データに基き被制御対象物を制御するもので、高
精度の制御が行える事から工作機械の制御装置等圧多用
されている。すなわち、紙テープＩＫ記録されている加
工プログラムの内容は、読取り回路２に於いて読み取ら
れるとバッファメモリ３に一旦蓄えられた後、命令解読
処理回路４に供給される。ここで前記命令解読処理回路
４に於いては、バッファメモリ３から供給される加工プ
ログラムの命令を解読し、その後段の前計算回路５に供
給される。前計算回路５に於いては、数値計算を行なう
ための前処理が行なわれ、その処理結果が制御回路６に
供給される。制御回路６に於いては、前計算回路５から
供給される前処理されたプログラムを１ブロック単位に
演算し、その演算結果を軸移動量出力回路７に供給する
。軸移動量出力回路７は、前記制御回路６から供給され
る制御信号を工作機械１４での軸移動量に変換してパル
ス分配回路８に供給し、対応する量のパルスを発生させ
る。そして、このパルス分配回路８から発生されるパル
スがサーボユニット９に供給されると、この供給パルス
量に応じて５モータ１０を駆動し、工作機械１４の軸を
移動させる。ここで、モータ１０には検出器１１が取り
付けられて軸の回転量を検出しており、その検出信号が
サーボユニット９にフィードバックされることＫよって
軸の回転量に対する修正が行なわれる。

一方、主軸回転検出器１２は、回転するワーク。

あるいは回転する工具の回転速度を検出するために設け
られ、その出力信号をパルス分配回路８ヘフイードバツ
クすることによって、前記モータ１０の回転速度を主軸
の回転速度に同期させている。そして、この数値制御装
置には、工作機械１４＆Ｃ対する制御としてＰＣｌ３が
設けられ、数値制御装置本体１９の制御回路６との間で
信号の授受を行いながら制御を実行する。このＰＣｌ３
が行なう前記制御には、第２図に示す機械操作盤２１か
ら入力されてくる、各種スイッチデータが含まれている
。前記機械操作盤２１には例えば、スタート釦や、スト
ップ釦、非常停止釦などと共に、速度オーバーライドな
かけるダイヤルなどが装備されている。

この為、１本の加工プログラムを実行させてから、終了
する迄の時間は、これらＰＣｌ３のスイッチ状態によっ
て、異ってくることがわかる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の数値制御装置は以上のように構成されているので
、加工プログラムを実行する場合、その加工プログラム
実行にかかる時間を知る為には、一度プログラムを全て
実行させ、その時の加工時間を計るか、機械操作盤２１
のスイッチなどを机上でプログラム通りにモニタし、手
計算によって、求めなければならない。この為ユーザー
は、加工の実行予想時間の見積り業務が、非常に手数な
要するなどの問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解消する為になされ
たもので、特に時間のかかりそうな、複雑な加工プログ
ラムの実行予想に対して時間計測機能を備えた数値制御
装置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る数値制御装置は、加工プログラムの実行
時間を計測する手段として、数値制御装置自身が、現在
の機械操作盤２１の運転状態などを考慮した上で、数値
制御本体の内部で自動的に計算を実行して、任意の出力
装置、例えば表示用画面等により、オペレーターに計算
結果を知らせるよう圧したものである。

〔作用〕

この発明に於ける数値制御装置の実行予想時間計測機能
は、機械操作盤に装備された諸スイッチによって変化す
る加工プログラムの終了時間を自動検知することＫよっ
て知ることが出来る点にある。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。図中
、第３図と同一の部分は同一の符号をもって図示した第
１図において、１５は実行予想時間計測機能部、第２図
において、１６は操作パネル１７に実装された表示用画
面、１８は操作キー、２１は多くの操作スイッチを装備
した機械制御盤でプログラマブルコントローラ２０によ
って制御される。

次に動作について説明する。まず、加工プログラムであ
る紙テープ１は、読取り回路２を通ってバッファメモリ
３から、１ブロツクずつのプログラムが、制御ｌ路６に
供給される。制御回路６はＰＣｌ３からの機械操作信号
、たとえば送り速度のオーバーライドなどの入力信号を
受けて、処理を行うが、次に実行予想時間計副機能１５
の判別がある為、実行予想時間計測機能部１５がＯＮＬ
。

ている場合には、軸移動量出力回路７にデータ転送は行
われない。そのかわり、再び命令解読処理回路４に信号
が戻って来る為、数値制御装置本体１９の内部で、ルー
プする。このループの中で、時間計算を行えば、わずか
な時間で、加工プログラム実行予想時間を計測し出力す
ることが出来る。

次に第２図によって実施例の説明を行う。まず、実行予
想時間を知る手段として、操作キー１８の中に、実行予
想時間計測キー１８Ｋを設ける。又、出力手段として、
操作パネル１７中の表示用画面１６に時間を出力する機
能を設ける。そこで、オペレーターは、加工物にあわせ
て、機械操作盤２１のセツティングを行う。そして、操
作キー１８の中に設けられた実行予想時間計測キーを押
すと、即時表示用画面１６に時間が出力される。

この時サーボユニット９及びモータ１０に対しての入出
力はない。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば数値制御装置本体に接
続された操作パネルの操作キーと共に加工プログラムの
実行予想時間計測キーを設け、サーボユニットやモータ
を駆動させずに加工プログラムの実行予想時間の計測が
できるよう圧したので、簡単、かつ容易忙高精度の加工
プログラム実行時間の予想ができて作業時間の見積りや
、時間管理が確実となる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の一実施例を示す数値制御装置のブ
ロック構成図、第２図は第１図の構成を機能単位にまと
めた機能ブロック図、第３図は従来の数値制御装置のブ
ロック構成図である。 図において、２は読取り回路、４は命令解読処理回路、
６は制御回路、１５は実行予想時間計測機能部、１６は
表示用画面、１７は操作パネル、１８は操作キー、１８
には実行予想時間計測キー、１９は数値制御装置本体で
ある。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）加工プログラムを読取り命令解読処理回路によつ
   て処理した演算結果により制御回路を制御して被制御対
   象物を数値制御する数値制御装置において、前記制御回
   路の出力情報を受けて実行予想時間の計測が機能し、加
   工プログラムの前記実行予想時間の計測中は出力信号を
   前記命令解読処理回路に帰還するようにし、かつ、実行
   予想時間の非計測時には通常の制御信号を被制御対象物
   に伝達する実行予想時間計測機能部を数値制御装置本体
   内に設け、該数値制御装置本体に接続した操作パネルの
   実行予想時間計測キーを操作して前記加工プログラムの
   所要時間を計算によつて求めオペレータに出力するよう
   にしたことを特徴とする数値制御装置。
2. （２）前記実行予想時間計測機能部の計測結果を前記操
   作パネルの実行予想時間計測キーを操作することにより
   表示用画面に出力するようにしたことを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の数値制御装置。