JPS6244653B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6244653B2
JPS6244653B2 JP56050453A JP5045381A JPS6244653B2 JP S6244653 B2 JPS6244653 B2 JP S6244653B2 JP 56050453 A JP56050453 A JP 56050453A JP 5045381 A JP5045381 A JP 5045381A JP S6244653 B2 JPS6244653 B2 JP S6244653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cursor
tracking
field
view
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56050453A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56155439A (en
Inventor
Hooru Machi Nikorasu
Jei Hootaa Furederitsuku
Daburyu Furedorikuson Robaato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hewlett Packard Japan Inc
Original Assignee
Yokogawa Hewlett Packard Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Hewlett Packard Ltd filed Critical Yokogawa Hewlett Packard Ltd
Publication of JPS56155439A publication Critical patent/JPS56155439A/ja
Publication of JPS6244653B2 publication Critical patent/JPS6244653B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/037Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor using the raster scan of a cathode-ray tube [CRT] for detecting the position of the member, e.g. light pens cooperating with CRT monitors
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
    • G06F3/0383Signal control means within the pointing device
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0489Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using dedicated keyboard keys or combinations thereof
    • G06F3/04892Arrangements for controlling cursor position based on codes indicative of cursor displacements from one discrete location to another, e.g. using cursor control keys associated to different directions or using the tab key

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はライト・ペン等の、表示光を検出する
ための手段を備えた表示システムに関し、特に十
字線状のカーソル等の大きさを持つた図形の検出
にあたつて、表示器の残光性やライト・ペンの感
度が視野外まで尾をひいていること等により、図
形検出が受ける影響を補償することに関する。
従来技術及びその問題点 本発明がなされるまでは、高解像度、高精度の
グラフイクス作業に使用可能なライト・ペン・シ
ステムはベクトル・ライテイングCRTによつて
実現されたものだけであり、ラスタ・スキヤン
CRTシステムの使用は、メニユーの選択のよう
に精度の低い選択に限られていた。そこでラス
タ・スキヤン・システムにおいてベクトル・ライ
テイング・ライト・ペン・システムの性能が得ら
れ、しかもその比較的低いコストと駆動回路の複
雑さのレベルが維持できることが望まれていた。
ライト・ペンの追跡には従来からカーソルが使
用されている。これまでラスタ・スキヤン・シス
テムでの高解像度、高精度ライト・ペンが実現で
きなかつたのは、CRT燐光の減衰時間が比較的
長いため、1本の走査線につき“接触点”(ライ
ト・ペンから検出される出力)は1個しか存在し
ないためである。ラスタ・スキヤン・システムに
おいては、ユーザ・データであるピクセルとカー
ソルの一部であるピクセルとの一時的な分離がほ
とんどまたは全くない。そのためカーソルに接触
するはずの走査線において先にユーザ・データに
よる接触点が現われると、カーソル上に行なわれ
るはずであつた接触が“吸収”すなわち妨害され
てしまうことになる。カーソルに正確に接触する
ことができなければシステムはそのカーソルを使
用して正確にライト・ペンを追跡することはでき
ず、使用者も画面上の位置を正確に読取ることが
できない。
〔発明の概要〕
本発明の一実施例によれば、接触の検出に用い
られるしきい値を、今カーソルのどの部分を描画
しているかに基いて変化させる。
上記の飛越し走査手法と共に、しきい値の高レ
ベルへの変換は、接触点がトラツキング・カーソ
ルの水平成分にあると予想される場合に行われ
る。これは、ペンの視野内に水平線が描かれてい
るとき、その視野内の光に水平線上の以前に付勢
されたピクセルの残光が重畳されるのを補償す
る。従つて、視野の左方向にかなりの長さの水平
線があつても、カーソルにおける水平成分の左側
が視野と交差する位置を正確に測定することが可
能である(左から右方向への走査の場合)。
しきい値変換手法によつて得られる効果は、画
面の明るさの変化およびライト・ペンからCRT
表面までの距離の変化によつて悪影響を受けるこ
とがある。このような逆効果は、ライト・ペンの
光の焦点を無限大に合わせ、またライト・ペンか
らCRTまでの距離が増大するにつれて視野も増
大するような末広がりの視野をライト・ペンに設
定することによつて防ぐことができる。この種の
ライト・ペンは光の減衰曲線族が通常正弦波のか
たちを形成する。従つて、一定の単一点形式の視
野と水平線形式の視野とが、画面の明度とペンか
ら画面までの距離との関数として同じ割合で変化
することになる。このような同じ割合の変化は、
水平線上で正確な測定を実現するため、しきい値
変換を行なうシステムでは非常に望ましいもので
ある。
〔発明の実施例〕
第1図は本発明の一実施例による表示システム
全体を示した斜視図である。本発明に係るシステ
ムには、コンピユータ2と共に動作するCRTデ
イスプレイ装置1が含まれている。本実施例にお
いて、CRTデイスプレイ装置1にはカラーCRT
が組込まれており、そのラスタは各々720ドツト
の長さの455本の走査線を連続して走査する単一
フレームで形成される。ライト・ペン3はシール
ドケーブル4によつてグラフイクス・システムに
接続される。ライト・ペン3には感光性の素子が
あり、CRTデイスプレイ装置1で発生する光を
受けるとそれに反応して電気的信号を発生する。
CRT表面上またはその近くのライト・ペン3の
位置は、CRTデイスプレイ装置1の画面に表示
されている情報とペンからの相関信号によつて判
断する。表示されている情報には、各種の形式お
よび大きさの英数字キヤラクタから成るユーザ・
データや、図形、直線、曲線等のグラフイカルな
画像が含まれる。またCRT面上の表示線7は各
種のユーザ・データを表わしている。
ライト・ペン3は、ユーザ・データ7の一部分
を選び出すためにノン・トラツキング・モードあ
るいはトラツキング・モードで使用される。ライ
ト・ペン3にある押しボタン・スイツチ5を押す
ことによつて(ライト・ペン3は必要な位置をさ
している)指定された動作を実行するよう、グラ
フイクス・シズテムに伝えることができる。指定
された動作とは、線の描写と消去、画像のかたち
の読取り、テキストの編集等である。ノン・トラ
ツキング・モードは、メニユーの選択のように大
きい部分の選択だけに使用される。トラツキン
グ・モードを使用すると、個々のピクセルを点灯
していてもしていなくても高精度・高解像度で選
択できる。表示された情報の隣接したピクセルの
中から正しいものを速く選び出すために必要な高
い解像度と安定性は以下に説明する手法によつて
得られるものである。本実施例では1ピクセルと
は1ドツト(1個の点)を表わす。
トラツキング・モードでは、表示される情報に
トラツキング・カーソルが含まれる。このカーソ
ルは十字形で、縦軸の成分はCRTデイスプレイ
装置1の垂直軸と水平軸に各々平行である。使用
者はライト・ペン3を画面上の必要な位置に移動
させることによつて、その位置にトラツキング・
カーソル6の中心を揃えることができる。後述の
飛越し走査手法の使用により、トラツキング・カ
ーソル6がユーザ・データ7の上に重なる場合に
もトラツキング・カーソル6に対応する信号とユ
ーザ・データ7に対応する信号とを区別して検出
することが可能である。さらにトラツキング手法
の使用により、トラツキング・カーソル6はライ
ト・ペン3の動きに滑らかにかつ高速で従う。こ
れはライト・ペン3がCRTの表面から最大2cm
離れていても動作する。
一般に、CRTデイスプレイ装置1とコンピユ
ータ2は、サーボ状のループの2つの互いに補足
的な部分となつている。トラツキング・モードで
はCRTデイスプレイ装置1はユーザ・データ7
およびトラツキング・カーソル6を表示し、ライ
ト・ペン3からのどの信号がトラツキング・カー
ソル6に対応しているかを判断する。これにより
コンピユータ2は座標情報を得ることができる。
コンピユータ2はその座標情報を使用して、ライ
ト・ペン3の視野の中心とトラツキング・カーソ
ル6の中心とのずれを計算する。その結果から、
コンピユータ2は次の表示フレームでのトラツキ
ング・カーソル6の正しい座標位置を予測するこ
とができる。コンピユータ2は、トラツキング・
カーソルが次のフレームにおいて新しい位置に表
示されるまでに間に合うように、その座標値を
CRTデイスプレイ装置1に送る。また同時に予
測した座標値をメモリ中の指定された位置に書込
み、使用者のプログラミング言語で実行されるス
テートメントによつてアクセスできるようにす
る。
押しボタン5の一般的な動作はトラツキング・
モードおよびノン・トラツキング・モードの両者
で同じである。従来からのプログラミングの手法
により、押しボタン5は使用者が提供するサブル
ーチンを呼出す。そのサブルーチンは、ライト・
ペン3によつて検出された座標データを保持する
よう指定されているメモリ中の一定の位置にある
データを使用して、指定されたグラフイクス動作
を実行する。
使用者はグラフイクス動作を実行する場合、そ
の説明をプログラミング言語で記述する。CRT
デイスプレイ装置1とライト・ペン3は、コンピ
ユータ2に設置されているグラフイクス・フアー
ムウエア・システムを含む構成の中で動作する。
グラフイクス・フアームウエア・システムはいく
つかの異なつたグラフイクス入力装置およびグラ
フイクス出力装置をサポートできる。グラフイク
ス入力およびグラフイクス出力の各機能につい
て、使用すべきグラフイクス装置を指定しなけれ
ばならない。
ライト・ペン3を使用するためには、まず最初
に次のステートメントを実行する必要がある。
GRAPHICS INPUT IS“LIGHTPEN” このGRAPHICS INPUTステートメントによ
り、コンピユータ2はCRTデイスプレイ装置1
に、ライト・ペン3が必要な信号を検出した後に
割込みを要求するよう指示する。その時点で
CRTデイスプレイ装置1の一定のレジスタには
有効なデータが含まれているはずである。
GRAPHICS INPUTステートメントは同時に、
それらのレジスタからデータを読取り、一定の条
件に従つてそれを処理する割込みサービス・ルー
チンを指定する。一定の条件とは、トラツキン
グ・カーソル6が表示されているかどうか、もし
表示されていればそれは実際にライト・ペン3を
追跡しているかどうか、などである。
ライト・ペン3をノン・トラツキング・モード
で使用し、トラツキング・カーソル6の助けをか
りずに大きい部分を選択するのであれば前記の
GRAPHICS INPUTステートメントを実行する
だけで十分である。ノン・トラツキング・モード
では、グラフイクス・システムの動作全体は以下
の如くである。CRTデイスプレイ装置1はライ
ト・ペン3からの応答を生の座標データに変換
し、割込みを要求する。割込みサービス・ルーチ
ンはこれらの座標値を指定されたメモリ位置に入
れ、そのメモリ位置は押しボタン5が作動すると
アクセスされる。
ライト・ペン3をトラツキング・モードで使用
し、トラツキング・カーソル6の助けをかりて
個々のピクセルを選択する場合には、前記のステ
ートメントの他に次のステートメントも実行しな
ければならない: POINTER<X座標>、<Y座標> POINTERステートメントは、トラツキング・
カーソル6のラスタ中の最初の位置を指定する。
これによりトラツキング・カーソル6は見えるよ
うになる。トラツキング・モードでは、グラフイ
クス・システムの動作全体は以下の如くである。
コンピユータ2はCRTデイスプレイ装置1にト
ラツキング・カーソル6のアドレス情報を送る。
CRTデイスプレイ装置1は、指定された位置に
おいてトラツキング・カーソル6をラスタの他の
データに組込む。CRTデイスプレイ装置1はラ
イト・ペン3からの応答を生の座標データに変換
するが、その有効桁数はトラツキング・カーソル
6が実際にライト・ペン3の視野内にあるかどう
かにより決定される。
いまトラツキング・カーソル6が視野内にある
ものと仮定する。CRTデイスプレイ装置1は3
個の部分座標値を記録し、割込みを要求する。割
込みがサービスされると、コンピユータ2は視野
の中心の座標を計算し、次に移る視野の中心の座
標を前の位置の座標から最も確率の高い値として
予測し、トラツキング・カーソル6のアドレス情
報をその予測された座標を表わすようにセツトす
る。予測された座標は指定されたメモリ位置にも
書込まれ、使用者が指定する動作に使用される。
コンピユータ2がトラツキング・カーソル6の新
しいアドレス情報をCRTデイスプレイ装置1に
送ると、この過程は次のフレームに対して再び開
始される。
次に、トラツキング・カーソル6が視野内には
ないものと仮定する。これは、以下に述べるいず
れかの理由によつて発生する。まずライト・ペン
3が、POINTERステートメントの実行後トラツ
キング・カーソル6の近くに移動したことがない
場合である。またはトラツキング・カーソル6が
すでにライト・ペン3を追跡しているが、ライ
ト・ペン3がCRTから離されてしまつたか、ま
たはライト・ペン3の動きが速すぎて追跡が不可
能になつた場合である。これらの場合、CRTデ
イスプレイ装置1は場合に応じてカーソル以外の
データを記録するか、若しくは新しいデータの記
録は行なわれない。いずれの場合も、割込みサー
ビス・ルーチンはデータの性質からどのような事
態が発生したか判断できる。
ライト・ペン3によりカーソル以外のデータが
得られた場合、検出された座標はメモリの指定さ
れた位置に書込まれ、ノン・トラツキング・モー
ドの選択が行われる。視野がトラツキング・カー
ソル6に交差して追跡が開始されるか、または
POINTERステートメントによつてトラツキン
グ・カーソル6の位置が動くかのいずれかが起る
までは、トラツキング・カーソル6は前の位置か
ら動かない。
ライト・ペン3で応答が得られない場合、割込
みサービス・ルーチンはトラツキング・カーソル
6の位置もメモリの指定された位置の座標も更新
されない。
しかしいずれの場合も、トラツキング・カーソ
ル6の次の位置を予測するアルゴリズムは、“以
前の経過がない”ことを反映するように設定され
ている。
コンピユータ2とCRTデイスプレイ装置1の
内部にある回路間の多様な役割分担びにそれらの
回路とコンピユータ2によつて実行される内部フ
アームウエアとの間の各種の分業が考えられる
が、これによる変形は全て本発明に包含されるも
のである。
第2図は第1図に示したトラツキング・カーソ
ル6を詳細に拡大した図である。カーソル6は2
本の互いに垂直な成分によつて構成され、各成分
は幅1ピクセル、長さ49ピクセルである。2本の
互いに垂直な成分は各々中央で交わり、かつ
CRTデイスプレイ装置1の水平軸と垂直軸とに
平行な方向を向いている。第2図では、トラツキ
ング・カーソル6は任意の英数字データ7の上に
重ねて示されている。特にトラツキング・カーソ
ル6の中心は“N”の右下隅の近くにある。破線
8はトラツキング・カーソル6と大きさも中心も
等しい四角形の部分を示しており、この内部でユ
ーザ・データ7に対してフレームを交替させる偶
数/奇数走査線・飛越し走査が行なわれる。第2
図中の破線は説明のために示されているだけで、
CRT画面上には現われない。トラツキング・カ
ーソル6は飛越し走査されず、各フレーム共に全
体が表示される。
後に述べる第12図によると、ライト・ペン3
には光検出機構100が含まれており、そこから
の出力は帯域増幅器101で増減され、ライン7
6(図1のケーブル4に対応する)を通して
CRTデイスプレイ装置1にある信号比較回路1
02の入力に送られる。基準電圧75(第12図
参照)も信号比較回路102に送られ、ライン7
6上の信号が基準電圧75で設定されたしきい値
を越えると、ライン77への出力が行なわれる。
信号比較回路102からライン77上の出力を
“接触点”と呼ぶ。
第3図は、第1図に示したライト・ペン3の単
一ドツト及びその相対的光学減衰曲線を示した図
である。図示された曲線を得るための手法の1つ
は、第9図に関連して後に述べる。曲線9は、第
12図に示される光検出機構(photo detector)
100の視野の中心から異なつた距離での単一点
のピーク振幅を表わしている。光検出機構100
からCRT表面までの距離はどの曲線においても
一定であるものとする。曲線120は曲線9より
距離が短い。基準電圧75が10で示されるしき
い値を設定するものとする。このようなしきい値
により円形の有効視野11が生じるが、この例で
は直径16ピクセルで示されている。すなわち、視
野の中心の周囲、半径8ピクセル内にあるすべて
の個々のピクセルが接触点となる。11で示され
ているような視野を“単一点視野(single dot
field of view)”と呼ぶ。単一点視野の実際の直
径は、部分的にCRT表面からライト・ペン3ま
での距離の関数である。本実施例においては単一
点視野の直径は2.54cmの距離で約30ピクセルであ
る。ライト・ペン3がCRT表面に押しつけられ
た場合には、単一点視野の最小直径は(最小の画
面明度において)18ピクセルである。
第4図は、第3図に示した単一点視野11を、
第2図に示した英数字データ7に重ねて描いた図
である。ここで、ピクセルの30パーセント以上の
部分が単一点視野11の外部にあるものは接触点
とはならないものと仮定する。従つて12で示さ
れているピクセルは接触点とはならない。(この
仮定は常に正しいものではないが、一時的には有
効である。実際の事例は図9および10に関連し
て後に述べる。)13で示されているピクセル、
並びに14で示されているピクセルは接触点とな
る。しかし、「1本の走査線には1個の接触点し
かない」という理由から、15で示されたピクセ
ルは接触点とはならないことに注意する。光検出
機構100(第12図参照)の反応は、主に入射
する光の関数である。CRT中の燐光の反応の減
衰速度が遅すぎるために1本の走査線につき1個
しか接触点が存在しない。燐光の減衰時間はピク
セル間の時間に比較して長い。例えばP22燐光の
減衰時定数は8.7マイクロ秒である。しかしCRT
は30.0MHzの速度でピクセルを表示しているた
め、1個の減衰時間率でも261個のピクセル、即
ち単一点視野の直径の10倍以上に等しくなる。そ
の結果、視野内の1個のピクセルが接触点となる
と、視野内で同一走査線上の他のピクセルが点灯
してもそれを検出できるだけの時間はない。
第5図は、各種ピクセルの組合せについて、視
野内における光の強度合計に対する燐光時定数の
影響を示したグラフである。光の視野全体の内部
では、連続した各ピクセルからの光はその前のピ
クセルの残光が重畳されることにより強くなる。
第5図上方に示された16に対応するピクセル
は、走査線中で最初に点灯したピクセルであり、
走査は左から右の方向に行なわれ、前記ピクセル
は視野の縦方向ではほぼ中央、横方向では左端の
近くに位置しているものとする。16に対応する
ピクセルが点灯すると、光の強度は21で示され
たピークまで上昇する。
その後、7個の消灯したピクセルに対応する減
衰期間が続き、次に17で示されている次の点灯
ピクセルが生じる。この時点で光の強度は再び上
昇を開始し前のピクセルと同じ量だけ上昇する。
しかし前の上昇が完全に減衰していないため、2
2で示されているピークの方が21で示されてい
るピークより高くなる。その後、2個の消灯した
ピクセルに対応する減衰期間が続き、次に18で
示されている次の点灯ピクセルが生じる。前の場
合と同様に、光が上昇する量は前回2回の点灯と
等しいが、前回のピークが完全に減衰していない
ため23で示されているピークは前回より高くな
る。その後6個の消灯したピクセルに対応する減
衰期間が続き、次に19,20で示されている2
個の連続した点灯ピクセルが生じる。この時点
で、光の強度は上昇を開始し、1個のピクセルの
上昇量の2倍の量だけ上昇する。
明らかに、視野が大きければ大きい程、その内
部での光の強度の合計は高くなる。信号比較回路
102(第12図参照)のしきい値レベルが16
で示されているピクセルを検出して接触点とする
程度の低さに設定されていると、その後のどのピ
クセルが点灯してどのピクセルが消灯しているの
かを判断する確実な方法はない。
ここでライト・ペン3の視野内またはその近く
にある情報がトラツキング・カーソル6だけであ
る場合について考えてみる。そのような状況の3
種類の一般的な例が第6図に示されている。
第6図は、第2図に示したトラツキング・カー
ソル6によつて得られる接触点から視野の中心を
求める手法を説明した図である。いま(X1
Y1)、(X2、Y2)、(X3、Y3)の各点にある3個のピ
クセルの座標を決定できるならば、視野の中心
(Xp、Yp)は以下の方程式によつて得ることが
できる: Yp=Y+Y/2 ………(1) Yp=(Y−Yp)−〔(Y−Yp)−X
〕/2〓(X−X)…… …(2) 方程式(1)および(2)は、「決められた3点を円周
上に持つ円は1個しか存在しない。従つてそのよ
うな円の中心も1個しか存在しない」という定理
から得られる。条件となつている仮定は、有効視
野が円であることである。言い換えると、有効視
野が単一点視野11であることである。これは点
(X1、Y1)および(X3、Y3)にあるピクセルについ
ては正しく、どちらの場合もそれらは各走査線上
で接触点となる最初のピクセルである。(視野内
またはその近くにある情報はトラツキング・カー
ソル6だけであるという仮定を思い出すこと。) しかし、円形の単一点視野11は小さいため
に、トラツキング・カーソル6の水平成分の左部
分は単一点視野11の左方向に延長しており、ま
た第5図に関連して述べた現象のために、点
(X1、Y1)および(X3、Y3)のピクセルを接触点と
して検出した信号比較回路102(第12図参
照)のしきい値レベルで、点(X2、Y2)のピクセ
ルも接触点として検出できると仮定することはで
きない。点(X2、Y2)のピクセルの座標を求める
には、水平線視野の概念を確立する必要がある。
これについては後に述べるが、(X2、Y2)を求め
ることが可能であることが示されている。
(Xp、Yp)が求まれば、トラツキング・カー
ソル6を移動させてライト・ペン3の位置を追跡
させることができる。これは、本発明に係るグラ
フイクス・システムがすでにトラツキング・カー
ソル6の位置を知つており、また点(Xp、Yp)
がトラツキング・カーソル6のあるべき位置を該
グラフイクス・システムに知らせるためである。
本実施例では予測のアルゴリズムにより、トラツ
キング・カーソル6を使用して1メートル/秒以
上の速度でライト・ペン3を正確に追跡すること
ができる。
水平線視野の概念を取り上げる前に、視野内に
他の情報が含まれている場合に第6図に示した中
心計算手法に及ぼす影響について考えてみる。
第7図は、無視しておくと、視野内に表示され
ている他の情報によつて視野中心の計算結果に誤
りが生じる場合があることを説明した図である。
27,28、および29で示されているピクセル
が接触点として検出されて中心の計算に使用され
ると、中心24が算出される。27で示されてい
るピクセルは、26で示されているトラツキン
グ・カーソルの一部ではないために、実際の中心
25は得られない。
第8A図および第8B図は、第7図に示した誤
つた中心計算の問題が、連続したフレームの偶
数/奇数走査線飛越し走査手法によつて、どのよ
うに解決されるかを説明した図である。第8A図
および第8B図は、第2図に示した点線8で囲ま
れた部分を拡大している。この域は正方形でトラ
ツキング・カーソル6と同じ大きさ、同じ中心を
持つが、その内部では表示の連続するフレームが
それぞれ偶数、奇数で示される。偶数、奇数のい
ずれのフレームにおいてもトラツキング・カーソ
ル6並びに点線8の外部にあるユーザ・データ7
は、常に全体が表示される。第8A図に示されて
いる奇数フレームでは、奇数走査線上のカーソル
以外のデータを表わすピクセルは空白となり、偶
数走査線上の接触点は完全に無視される。また第
8B図に示されている偶数フレームでは、偶数走
査線上のカーソル以外のデータを表わすピクセル
は空白となり、奇数走査線上の接触点は完全に無
視される。
従つて、奇数フレームでは、奇数走査線上で検
出される接触点はトラツキング・カーソル6によ
るものだけである。第8A図に示されている例で
は、そのような接触点は33,34,35で示さ
れたピクセルである。これらの接触点を使用して
計算した中心は36で、実際の中心37に非常に
近い。30,31,32で示されている偶数走査
線上の接触点はユーザ・データ7またはトラツキ
ング・カーソル6のいずれかを表わす可能性もあ
り、それを区別する簡単な方法はないため無視す
るものとする。
第8B図は上記に対応する偶数フレームを示し
ており、偶数走査線上のカーソル以外のデータは
空白になつている。偶数走査線上で検出される接
触点はトラツキング・カーソル6によるものだけ
であり、それらは40,41,42で示されたピ
クセルである。これらの接触点を使用して計算し
た中心は44で、実際の中心43に非常に近い。
38および39で示される接触点は奇数走査線上
にあるため、無視される。
新しい中心の計算は各フレームで1回、トラツ
キング・カーソル6の周囲の飛越し走査域8内の
飛越し走査が偶数であるか奇数であるかに関係な
く、行なわれる。偶数フレームの走査で得られた
中心と奇数フレームの走査で得られた中心とは必
ずしも一致しないが、それらの差異は非常に小さ
いので無視してよい。
上記の飛越し走査の手法により、本発明に係る
グラフイクス・システムはユーザ・データ7とト
ラツキング・カーソル6を区別することができ、
(X1、Y1)と(X3、Y3)の正しいY値を得ることが
できる。それらのX値は必ずトラツキング・カー
ソル6の垂直成分上にあるため、あらかじめ知る
ことができる。同様に、(X2、Y2)のY値は必ず
トラツキング・カーソル6の水平成分上にあるた
め、あらかじめ知ることができる。(X2、Y2)の
X値を求める方法は後に説明する。飛越し走査域
8の大きさは49ピクセルあつて単一点視野の大き
さよりも大きいため、Y1、X2、Y3の接触点は常
に各走査線上での最初の接触点であることに注意
すべきである。最後に注意すべきことは、飛越し
走査手法では第2図の点線8で囲まれた区域内の
ユーザ・データ7は、それ以外のデータより明度
が多少落ちるように見えるが、これは飛越し走査
されているデータの部分は1回おきのフレームで
表示されているためだという点である。このため
にデータを構成しているどの所望ピクセル上にも
トラツキング・カーソル6を正確に位置付けるこ
とができる。
トラツキング・カーソル6が正確にライト・ペ
ン3を追跡するためには、単一点視野11の直径
がトラツキング・カーソル6の長さである49ピク
セル以下でなければならず、かつ飛越し走査域8
の大きさ以下でなければならない。さらに、単一
点視野11の直径は最初ライト・ペン3から
CRT表面までの距離がOからある距離Dまで増
加するにつれて増大するが、その距離Dを越える
と光の強度が減少しそのためにしきい値を越える
ことが困難になるために、再び縮小する。単一点
視野の直径はライト・ペン3とCRT表面との距
離が2.54cmになつても約30ピクセルまでしか増大
されないため、上記の直径の条件は容易に満たさ
れる。
第9図は、単一点(SINGLE DOT)視野の概
念をより詳細に示した図である。本図に46で示
されている円は、ライト・ペン3の前面の部分を
定義し、その内部ではある一定の光度を持つピク
セルが光検出機構100(第12図参照)および
そのレンズ・アセンブリ114で検出できる。こ
の部分を光学的視野と呼ぶ。まずピクセルの縦の
線45が光学的視野46の中央に表示されている
場合を考える。前記光検出機構100から得られ
る信号が49で示されている。ここで左側のピー
クは光学的視野46の上部のピクセルに対応し、
その後、順に右側に向つて下部のピクセルに対応
していくものとする。またピークとピークの間の
時間はラスク中の1本の走査線の持続時間に等し
い。これらのピークの包絡線が第3図に示した減
衰パターンである。波形49が、第12図中の1
02で示されている信号比較回路に入るとする。
前記比較回路には線50で表わされているしきい
値レベルが設定されているため、そのしきい値レ
ベルを越えるピーク47だけが出力となる。これ
らの出力に対応するピクセル48が接触点と呼ば
れており、単一点視野と呼ばれる円形の区域11
内に含まれる。個々のピクセルは、単一点視野内
であればどこにあつても信号比較回路102(第
12図参照)からの出力を生じ、接触点となる。
逆に単一点視野の外にある個々のピクセルは接触
点とはならない。
これに対し、光学的視野46に横(水平方向)
の線が通つている場合を考えてみる。その3つの
場合が第10図に示されている。第10図は、第
1図に示したライト・ペン3における水平線視野
の概念を説明した図で、その大きさと位置は一部
分、接触点を生じさせるための電気的しきい値を
越えるのに必要とされる光の強度の関数になつて
いることを示している。ここで同一走査線上の複
数のピクセルでは光度が増すという効果(第5図
に示されている)を思い出してみる。51で示さ
れている走査線では、光検出機構100(第1
2図参照)からの出力は54で示されている曲線
に等しい。同様に走査線52および走査線5
3による出力は各々55,56で示されている曲
線に等しい。
信号比較回路102(第12図参照)のしきい
値レベルが第9図における単一点視野で使われた
レベルと同一のままであるとすると、第10図に
おいては、相対的に線57で示された値となる。
このしきい値レベルをAとする。Aに対応する視
野のかたちは変化し、その視野の左側は60で示
されたようなものになる。
次にしきい値レベルが線58で示されているB
である場合を考えてみる。その結果視野はさらに
減少し、左側は61で示されたようなものにな
る。60および61で示されている境界は円形に
なる傾向があることがわかる。
単一点視野が、中心の周囲にある半径を持つ円
形の「区域」であるのに対し、水平線視野の概念
は同一走査線上の連続した点灯ピクセルによつて
所定の方向からアプローチされる境界と考えるの
が最もよい。単一点視野では個々のピクセルはそ
の区域の「内部」であればどこにあつても必ず接
触点となるが、水平線視野では連続して近づいて
くるピクセルのうち1個が「境界に到達」した時
その1個だけが接触点となる。
次に59で示されているしきい値レベルCを考
えてみる。これは水平線視野の境界62の曲線半
径が第一点視野11の半径とほぼ等しくなるレベ
ルである。水平線視野の線の半径は、単一点視野
の半径と同様、部分的に画面の明るさおよびライ
ト・ペン3からCRT表面までの距離の関数であ
る。水平線視野62の半径が単一点視野11の半
径と近似するようなしきい値レベルCが設定され
れば、ライト・ペン3がCRTから任意の距離に
あるとき、2つの半径は共に変化して、画面の明
るさまたは前記の距離が変化しても二者は等し
い。
第11図は、単一点視野11とそれに対応する
水平線視野62の相対的な配置を示した図であ
る。これらの曲線の半径はほぼ等しく、また共に
光学的視野46の縦方向の中間に位置している
が、水平線視野62は63で示されている線の長
さ(オフセツト)だけ右水平方向に片寄つてい
る。ここで注意すべきは、2つの視野の半径は等
しいため、オフセツトの値は一定であり、ライ
ト・ペン3からCRT表面までの距離と画面の明
るさの「いずれの関数でもない」ことである。
第5図及び第6図を再び参照して、(X2、Y2
が単一点視野11からは得られないことを思い出
してみる。X2を測定するときCRTデイスプレイ
装置1はしきい値をレベルAからレベルCまで一
時的に上げることによつて水平線視野を呼出す。
ここで第6図及び第11図の両方を参照する
と、第11図の点は第6図の点(X1、Y1)に対
応している。同様に点は点(X3、Y3)に対応し
ている。点のY値はY2に等しいが、X値はオ
フセツトの量だけ異なる。即ち: 実際のX2=測定されたX2−オフセツト ………(3) グラフイクス・フアームウエア・システムはオ
フセツトの値をあらかじめ知つており、第6図の
中心の計算作業に移る前に方程式(3)を解いてX2
の実際の値を求める。本実施例ではオフセツトの
値は11ピクセルである。水平線視野62の曲線は
単一点視野11の曲線に近似しているため、オフ
セツトの補正は水平線視野62を単一点視野11
に一致するまで左方向に移動させることに等し
い。従つて、中心計算の方程式(1)および(2)の適否
に関する視野の仮定はなお有効である。
しきい値をレベルAからレベルCに上げること
により、X2の測定における信号対雑音比(SN
比)が増大するという利点も得られる。
第12図は本発明の一実施例による表示システ
ム全体を示した電気的ブロツク図で、CRTデイ
スプレイ装置1およびライト・ペン3が示されて
いる。トラツキング・カーソル6が表示される前
に、割込みサービス・ルーチンは調整されたカー
ソルのアドレス情報をXカーソル・アドレス−2
4レジスタ82およびYカーソル・アドレス−2
4レジスタ80に送る。送られるアドレスの値は
ピクセル単位で、その値はすでにトラツキング・
カーソル6の実際の中心から各々24を差引かれ
たものである。すなわち、レジスタ82および8
0は飛越し走査域8(第2図参照)の左上隅を表
わすアドレスを受け取る。
同期ジエネレータ66はピクセル・クロツク信
号、水平帰線信号、および垂直帰線信号を発生す
るが、これらはスイープ回路77、デイスプレ
イ・メモリ78、Xピクセル・カウンタ79、お
よびY走査線カウンタ67を駆動させるために使
われる。水平帰線信号の各サイクルごとにY走査
線カウンタ67のカウントは増加する。Y走査線
カウンタ67のカウントがYカーソル・アドレス
−24レジスタ80に格納されている値に達する
と、Y比較回路81は49走査線カウンタ64を動
作させる。49走査線カウンタ64は水平帰線信号
のサイクルをカウントしてトラツキング・カーソ
ル6の上限と下限を決定するが、これは前記飛越
し走査域8の縦の境界線も決定する。またこのカ
ウンタはYカーソルと示されている信号を発生し
て、トラツキング・カーソル6の水平成分が表示
される走査線も指示する。
同様にXピクセル・カウンタ79はピクセル・
クロツク信号のサイクルをカウントし、Xカーソ
ル・アドレス−24レジスタ82およびX比較回
路83と共働して49ピクセル・カウンタ65を動
作させ、トラツキング・カーソル6および飛越し
走査域8の左右の限界を決定する。また各走査ご
とに49ピクセル・カウンタ65はXカーソル信号
によつてトラツキング・カーソル6の垂直成分を
表わすピクセルも指示する。
Xカーソル信号は49ピクセル・カウンタ65が
25に等しくなるとき真である。同様にYカーソル
信号は49走査線カウンタ64が25に等しくなると
き真である。これらの2つの信号のいずれかが真
のとき、トラツキング・カーソル6に属するピク
セルが書込まれる。
49ピクセル・カウンタ65からのXブランキン
グ信号は、その中のカウントXが1X49の範
囲にあることを示す。同様に、49走査線カウンタ
64からのYブランキング信号は、その中のカウ
ントyが1y49の範囲にあることを示す。X
ブランキング信号とYブランキング信号はAND
ゲート84に導入される。ANDゲート84から
は信号69が送出される。この信号は飛越し走査
が必要とされ、かつCRTの光線が飛越し走査域
8の内部にあるとき真である。またANDゲート
84に導入される信号113は、Xカーソル・ア
ドレス−24レジスタ82からの過剰高位アドレ
ス・ビツトを表わす。信号113は、カーソル周
囲の区域8が飛越し走査されるべきか否かに従つ
て割込みサービス・ルーチンによつて制御され
る。トラツキング・カーソル6が画面上に表示さ
れているが追跡を行なつていないときには、区域
8は飛越し走査されない。(計算された視野の中
心が静止しているトラツキング・カーソル6のあ
らかじめわかつている座標に近づくと、割込みサ
ービス・ルーチンは再び飛越し走査を開始す
る。) 偶数/奇数フレーム・ラツチ68は各フレーム
後の垂直帰線信号によつてトグルされ、そこから
の出力信号は、排他的ORゲート85によつてY
走査線カウントの最下位のビツト0と結合して信
号86を生じる。信号86は任意のフレームでブ
ランキングにされるべき走査線を表わす。信号8
6はANDゲート87によつて信号69と結合
し、信号70となるが、信号70はビデオ混合器
72によつてブランキングを呼出し飛越し走査を
行なうとき、および接触点を生じてY1レジスタ
88とY3レジスタ89をラツチするときを表わ
す。
Xカーソル信号とYブランキング信号はAND
ゲート90を介して信号91となるが、該信号9
1はトラツキング・カーソル6の垂直成分のピク
セルを書込むときを表わす。同様にYカーソル信
号とXブランキング信号はANDゲート92を介
して信号93となるが、該信号93はトラツキン
グ・カーソル6の水平成分のピクセルを書込むと
きを表わす。信号91と93はORゲート94に
導入され、カーソル・ビデオ信号を生じるが、こ
の信号はトラツキング・カーソル6に属するピク
セルが書込まれるときに真となる。ビデオ混合器
72はカーソル・ビデオ信号を、デイスプレイ・
メモリ78からの信号71と結合し、飛越し走査
域8とトラツキング・カーソル6の両者を結合さ
せる最終的なビデオ信号73を生じる。
その後ビデオ情報がCRT上に表示される。表
示された情報のうち光学的視野の内部にある部分
はレンズ・アセンブリ114によつて光検出機構
100に送られ、そこからの出力は帯域増幅器1
01によつて増幅される。帯域増幅器101は、
螢光灯や太陽光線などによつて生じる低周波の雑
音を除去する。増幅された出力信号76は信号比
較回路102に送られ、ここで出力信号76と基
準電圧75とが比較される。基準電圧75の値は
Yカーソル信号の値に応答して増幅回路74によ
つて決定される。Yカーソル信号は、トラツキン
グ・カーソル6の水平成分を含む走査線の生成中
のみ、真となる。Yカーソルが偽のときには、信
号比較回路102のしきい値はレベルAに設定さ
れているが、Yカーソルが真の間はレベルCに移
動する。
信号比較回路102からの出力信号77は検出
ラツチ95に送られ、ここで接触点と示された信
号が生じる。接触点信号は、以下の条件に従つて
Y走査線カウンタ67の値をY1レジスタ88お
よびY3レジスタ89にラツチさせたり、Xピク
セル・カウンタ79の値をX2レジスタ96にラ
ツチさせたりするために使用される: (i) 接触点がフレームの最初の接触点である場
合、3個のレジスタ88,89,96の各々を
ラツチ。
(ii) 接触点が、飛越し走査によつて空白にされて
いる走査線の空白部分におおける、フレームの
最初の接触点である場合、Y1レジスタ88を
ラツチ。
(iii) 接触点がトラツキング・カーソル6の水平成
分と同じ走査線上にある場合、X2レジスタ9
6をラツチ。
(iv) 接触点が、飛越し走査によつて空白にされて
いる走査線の空白部分内にある場合、Y3レジ
スタ89をラツチ。
上記条件(i)はライト・ペン3でカーソルを使用
しないメニユーの選択等の大きい部分の選択を行
なう場合に使用され、以下の如く実現される。垂
直帰線信号はラツチ97と98の両方をリセツト
する。その結果ラツチ97からの信号108は真
となり、その信号はORゲート99および104
を通過してANDゲート105および107の
各々の一方の入力端に印加される。この動作が生
じると、接触点信号が真になると同時に、Y1レ
ジスタ88およびX2レジスタ96は各々の値を
ラツチする。垂直帰線信号がラツチ98をリセツ
トするとき、信号109も真となる。信号109
はORゲート103を通過してANDゲート106
の一方の入力端に印加される。この動作が生じる
と、接触点信号が真になると同時にY3レジスタ
89はその値をラツチする。
上記条件(ii)、(iii)、(iv)は、トラツキング・モー

動作のとき、ライト・ペン3を用いて情報を正確
に選択する場合に使用される。
上記条件(ii)は以下の如く実現される。垂直帰線
信号によつて一度リセツトされたラツチ98は、
走査線の空白部分が書かれている間に発生する接
触点によつてのみセツトされる。これは背景が空
白のとき接触点が生じた場合にのみ、ANDゲー
ト112がラツチ98をセツトするためである。
従つて、ラツチ98は上記条件(ii)にあう接触点が
生じるまでリセツトされたままとなつている。ラ
ツチ98がリセツトされている間、信号109は
真である。条件(ii)が満足される区域内にある間、
空白背景信号70も真である。空白背景信号およ
びラツチ98からの真の信号109はANDゲー
ト110を介して真の出力信号111となる。こ
の信号111はORゲート99を介してANDゲー
ト105の一方の入力端に印加される。ORゲー
ト99からの出力が真のときに接触点が発生する
と、Y1レジスタ88はY走査線カウンタ67の
そのときの値をラツチし、Y1の値とする。この
接触点の発生は、前述の如くラツチ98をセツト
する。ラツチ98がセツトされると、Y1レジス
タ88にはそれ以上値がラツチされない。
上記条件(iii)は以下の如く実現される。カーソル
の水平成分を含む走査線が発生されるたびに、前
述の如く信号比較回路102のしきい値は一時的
レベルAからレベルCに移動する。レベルを移動
させた信号(Yカーソル)はORゲート104へ
の入力信号ともなる。従つて、しきい値レベルの
移動が行なわれている間、ORゲート104の出
力は真である。この真の出力はANDゲート10
7によつて接触点信号と結合され、その結果X2
レジスタ96はXピクセル・カウンタ79のその
ときの値をラツチして、X2の測定値とする。そ
の後Yカーソル信号はすべての走査線で偽とな
り、X2レジスタ96にそれ以上の値がラツチさ
れるのを防ぐ。
上記条件(iv)は以下の如く実現される。CRTの
光線が飛越し走査によつて空白にされている走査
線の区域内にあるとき、空白背景信号70は真で
ある。この結果、ORゲート103からの出力は
真になる。ORゲート103からの出力が真の間
に接触点信号が発生すると、Y3レジスタ89は
Y走査線カウンタ67のそのときの値をラツチし
てY3の値とする。上記条件(iv)は通常、トラツキ
ング・カーソル6の垂直成分に沿つて連続した接
触点がある時、複数回生じる。そしてY3レジス
タ89に最後にラツチされた値が必要とされる値
である。
上記条件(i)から(iv)までが満足された後、あるい
は少くともフレームの終了点において、割込み制
御器115は割込み要求を行う。フレームの1/2
が終了するより前に条件(i)から(iv)までの各々が満
足された場合には、割込み要求はフレームの中間
で発生する。それ以外の場合はフレームの終了点
で発生する。割込みが認められると、割込みサー
ビス・ルーチンはレジスタ88,89,96から
収集されたデータを読取る。このデータには、
Y1レジスタ88の上位の3ビツトにコード化さ
れたステータス情報の3ビツトが含まれる。これ
らは押しボタン5、信号108(フレーム中に少
くとも1個の接触点が発生したかどうかを表わ
す)、および空白背景信号のステータスである。
Y1レジスタ88がラツチされたときに空白背景
信号が真であると、Y1の値(および暗黙のうち
にX2とY3の値についても)は飛越し走査域8内
から得られたことを示す。すなわち、それらの値
はトラツキング・カーソルを表わす。空白背景信
号の値がラツチされたときに偽であるとき、グラ
フイクス・フアームウエア・システムはノン・ト
ラツキング・モードの選択を行なつていると仮定
する。収集されたデータには、X2レジスタ96
中に記録されている値に関する情報も含まれる。
X2レジスタ96の上位のビツトはYカーソルの
値をラツチし、同時にXピクセル・カウンタ79
からのカウント値が下位のビツトにラツチされ
る。これは後に、X2の測定値がトラツキング・
カーソル6に対応するか否かをグラフイクス・フ
アームウエア・システムに知らせる働きをする。
第13図はCRTデイスプレイ装置1で使用さ
れる割込みサービス・ルーチンの流れ図である。
ルーチンに入ると、140で示されているステツプ
において、第12図のレジスタ88,89,96
の値を読取ると共に、押しボタン5のステータス
を表わすために、使用者のプログラムと通信する
フラグをセツトする。
その後判断141で、フレーム中に接触点があ
つたかどうかを判断する。判断141からは、ラ
イト・ペン3の動作に関する各種の可能な状況を
調べて、処理を行なう。これらの可能性の処理は
151で示されているステツプで終了する。ステ
ツプ151は、Xカーソル・アドレス−24レジス
タ82中のステータス・ビツトの値を調整するこ
とによつて飛越し走査を停止する。このステータ
ス・ビツトは信号113の値を制御する。第12
図に関して説明した如く、信号113が偽のとき
にはCRTデイスプレイ装置1はトラツキング・
カーソル6の周囲に飛越し走査域8を形成しな
い。割込みサービス・ルーチンはステツプ151の
後、終る。
流れ図が応答する第1のケースは、ライト・ペ
ン3がフレーム中に接触点を検出しない場合であ
る。このケースでは判断141の答は“NO”と
なり、ステツプ151が飛越し走査を停止し、割込
みサービス・ルーチンを出る。判断141に対す
る答はY1レジスタ88およびX2レジスタ96か
ら読取つた上位のビツトを調べることによつて判
定する。これらのビツトのコード化については第
12図に関連して説明した。判断141の答が
“NO”になる原因となる状況には、ライト・ペン
3をCRT画面から完全に離してしまつた場合、
ライト・ペン3をCRT画面の点灯していない部
分に急に移動した場合、など種々の場合がある。
どちらの場合も、トラツキング・モードが機能し
ているかいないかに関係なく、飛越し走査が停止
されてノントラツキング・モードとなる。画面上
にトラツキング・カーソル6がある場合、同じ位
置にとどまつて動かない。
流れ図が応答する第2のケースは、ライト・ペ
ン3が少くとも1個の接触点を検出したが、トラ
ツキング・カーソル6がCRT画面上にない場合
である。このケースでは、ノントラツキング・モ
ードによる選択が行なわれていることが多い; そうであれば、押しボタンによつて使用者のプ
ログラムに適切な動作を実行させることができ
る。ノントラツキング・モードによる選択の準備
を行なうために、ステツプ142はレジスタ88と
89のY値を平均し、平均したYの結果をレジス
タ96のX測定値と共に記憶する。判断143
は、トラツキング・カーソル6のアドレスに最後
に選ばれた値を調べて、そのアドレスが画面上に
あるかないかを判定する。画面上にないとしたこ
のケースでは次にステツプ151に進み、割込みサ
ービス・ルーチンを出る。
流れ図が応答する第3のケースは、少くとも1
個の接触点がありトラツキング・カーソル6も画
面上に表示されているが、トラツキング・モード
が機能していず、また選択された値もトラツキン
グ・カーソル6の位置に“近い”(15ピクセル以
内)X・Y座標を表わしていない場合である。判
断144に対する答が“NO”であると、トラツ
キング・モードの動作が機能していないことを意
味する。判断145はトラツキング・カーソルに
近いかどうかを判定するが、このケースでは
“NO”であり、割込みサービス・ルーチンは終了
する。
第4のケースは、第3のケースと同じ条件だが
判断145の答が“YES”となる場合である。
このケースは、使用者がトラツキング・モードの
動作を開始するためにライト・ペン3をトラツキ
ング・カーソル6の近くに置いた場合に対応す
る。判断145で答が“YES”となると、ステ
ツプ146は飛越し走査を開始し、ステツプ147
はトラツキング・カーソル6をノントラツキン
グ・モードによる選択で得られたアドレスまで移
動する。ノントラツキング・モードの選択はX方
向で正確ではないため、この値は近似値に過ぎな
い。ステツプ147の後、割込みサービス・ルーチ
ンを出る。
第5のケースは、少くとも1個の接触点があ
り、トラツキング・カーソル6は画面上にあり、
トラツキング・モードが機能し(飛越し走査が行
なわれている)、フレームの接触点はトラツキン
グ・カーソル6から検出されているが、視野の計
算された中心が“近い”(トラツキング・カーソ
ル6からX・Y両方向に4ピクセル以内)にもか
かわらず予測のアルゴリズムが初期化されていな
い場合である。このケースでは判断144の答は
“YES”で、次に判断148が行なわれる。判断
148は、フレーム中に記録された接触点がトラ
ツキング・カーソル6から検出されたかどうかを
質問している。これに対する答は、図12に関連
して説明した如く、Y1レジスタ88およびX2レ
ジスタ96の上位のビツトを調べることにより判
定できる。判断148に対する“YES”の答の
後、ステツプ149は第6図ないし第8図に関連し
て説明した如く視野の中心の座標を計算する。次
に判断153が予測のアルゴリズムは初期化され
ているか(そのとき使用中か)どうかを質問す
る。このケースではその答を“NO”と仮定して
いるので、判断150が計算された視野の中心は
トラツキング・カーソル6の位置からX・Y両方
向に4ピクセル以内にあるかどうかを質問する。
4ピクセル以内にあると仮定しているので答は
“YES”となり、ステツプ152が予測のアルゴリ
ズムを初期化し、ステツプ155がカーソルをステ
ツプ149で得た中心位置に移動させる。この時点
で割込みサービス・ルーチンは終了する。
第6のケースは、判断150の答が“NO”の
場合である。このケースでは計算された視野の中
心がトラツキング・カーソル6の実際の位置から
遠すぎるために、予測の機構が使用できない。こ
のとき、トラツキング・カーソル6はステツプ
155によつて、ステツプ149で得られた中心位置に
移動されるだけである。使用者がライト・ペン3
をトラツキング・カーソル6にさらに近づけれ
ば、ケース6の継続はほんの一時的なもので、ケ
ース5が次に発生する。
第7のケースは、トラツキング・カーソル6の
位置を実際に追跡し、予測している場合である。
このケースでは、判断153まで到達してその答
が“YES”になる。次にステツプ154がトラ
ツキング・カーソル6の新しい位置を予測してカ
ーソルをそこに移動させ、その時点で割込みサー
ビス・ルーチンは完了する。ケース7が1度実行
されると、後述の如くトラツキング・モードが打
切られるまでは連続してケース7が続けられる。
上記ケース5、6および7の各段階で、種々の
判断に対する答は以下の如くでなければならな
い;判断141,143,144,148に対す
る答が“YES”でなければならない。それ以外
の答があるとトラツキング・モードは打切られ、
再び始めるためには各ケースで前述の各段階を経
なければならない。誤つた答があると正しい追跡
の条件が整わず、飛越し走査が停止されてトラツ
キング・モードは終了する。このケースをケース
8とする。ケース8では、トラツキング・モード
を再開するためにはライト・ペン3が再びトラツ
キング・カーソル6を検出する必要がある。
第14図は、トラツキング・モードの動作を行
なう場合、各ケースの発生の状況を表わした流れ
図である。本図は第13図と同じ意味を有する流
れ図ではない。また本図は、第13図の割込みサ
ービス・ルーチン動作において連続して発生する
一連の段階を表わしている。
第14図の最初の部分は初期追跡の状態で、ケ
ース1、2、3に対応する。初期追跡の状態で
は、グラフイクス・フアームウエアは追跡に合つ
た条件が始まるのを待つて“アイドル”状態にな
る。
第14図の第2の部分は初期飛越し走査の状態
で、ケース4に対応する。トラツキング・カーソ
ル6はこの時点でライト・ペン3の追跡を開始す
る。
第14図の第3の部分は中心計算の状態で、ケ
ース5と6に対応する。中心計算の状態は、計算
された中心の値が十分にカーソルに近づいて予測
を開始できるまで続く。
中心計算が正しく行なわれると、第14図の第
4の部分である予測の状態に達する。この状態で
は、トラツキング・カーソル6の位置が各フレー
ムごとに予測される。
ケース8では、追跡のアルゴリズムを最初から
全部やり直すことが必要となる。
第15図は、第13図におけるステツプ154
の動作を表わした流れ図である。この予測のアル
ゴリズムの使用によつて、トラツキング・カーソ
ル6はライト・ペン3を最大40ピクセル/フレー
ムの速度で追跡できる。
第15図に示されているように、そのときのラ
イト・ペン3の位置とトラツキング・カーソル6
の位置との誤差、およびライト・ペン3の視野の
中心の速度と加速度とがそれぞれ計算される。係
数K1、K2、K3が計算され、トラツキング・カー
ソル6の新しい位置を求める方程式が実行され
る。カーソルの動きを滑らかにするため、トラツ
キング・カーソル6の加速度には過去の速度と加
速度に従つて限界が設定される。トラツキング・
カーソル6を新しい位置まで移動するために必要
な加速度がこの限界値を超える場合には、限界を
超えないように新しい位置が調整される。
トラツキング・カーソル6の動きを滑らかにす
るために、X・Yカーソルの増加分は実際に予測
された値よりも1ピクセルずつ減少される。従つ
て、ライト・ペン3の移動が非常に遅く、トラツ
キング・カーソル6の予測された位置が前の位置
からXまたはY方向に1ピクセル(1ドツト)以
内の場合は、トラツキング・カーソル6はその方
向には移動しない。トラツキング・カーソル6の
新しいアドレスはCRTデイスプレイ装置1に書
込まれて、そのフレームの周期が完了する。その
後割込みサービス・ルーチンはアルゴリズムを通
して次のパスのために変数を更新してから、コン
ピユータ2のホスト・フアームウエア・システム
に戻る。
移動中のライト・ペンを追跡する場合、予測の
アルゴリズムでは誤差が生じることがある。本実
施例では、ライト・ペンがその方向または速度を
突然変えたときに、最大10ピクセルの誤差が生じ
ることがある。視野の大きさよりカーソルの大き
さの方が大きいその差は、予測のアルゴリズムで
生じる可能性のある誤差に等しいが、それより大
きくなければならない。小さい場合には、上記の
ように通常に発生する誤差によつて追跡ができな
くなることがある。
ラスタ・スキヤン・グラフイクス・システムの
これに代る実施例として、トラツキング・カーソ
ル6自体も交互のフレームで表示し、その間のフ
レームでユーザ・データ7(トラツキング・カー
ソル6を含んでもよい)を表示するものも考えら
れる。そのような飛越し走査フレームの機構は、
CRTの書込み速度で書込み部分の大きさと関連
して十分に高いリフレツシユ速度が得られれば、
ちらつきも許容範囲内になる。
前記実施例では、トラツキング・カーソル6の
中心の計算は第6図で示されている如く直接実行
され、また第7図に示された如き問題は生じな
い。前記実施例では、第2図に示されている飛越
し走査域8は適用されず、ラスタ全体の大きさと
なる。さらに、前記実施例でも視野の大きさはカ
ーソルより小さく、また水平線視野の概念はしき
い値レベルの変換と共に適用される。
カラーCRTを組込む場合は、いかなる実施例
であつても以下の条件に注意する必要がある。第
1に、ライト・ペンの感光性素子に達する光の色
はその反応に影響を与え、従つて視野の大きさに
影響を与える。飛越し走査手法によつて、ユー
ザ・データの色の変化により不本意な結果が生じ
ることは防げる。トラツキング・カーソル6の色
の変化は、カーソルの大きさが視野の大きさより
大きく、またカーソル全体が同一色であれば問題
はない。本実施例では、カーソルは白で表示さ
れ、また光の強度はユーザ・データより少し強
い。
第16図は、ライト・ペン3の構造を説明した
断面図である。160はCRTデイスプレイ装置
1を示しており、ここに像が描かれ、またここか
らライト・ペン3は光を受け取る。ハウジング1
61には一方に円形の開口部があり、ここに平凸
レンズ114が取付けられている。レンズ114
の平側は外部に面しており、ライト・ペンが向け
られる方向を向いている。レンズ114の平側の
中心を通り、かつ垂直な線166は、ライト・ペ
ン3の光軸を決定する。レンズを使用したPIN光
検出機構100はハウジング161内部のレンズ
114の凸側に向い合つた位置に(光軸166
上)設置されている。光検出機構100からの出
力は、前述の如く帯域増幅器101(第12図参
照)に送られる。
本実施例では、ライト・ペン3の特性は従来の
システムで使用されているライト・ペンの特性と
は異なつている。ライト・ペン3の光学システム
は、CRT表面160上に表示される像に前もつ
て焦点を合わされていたり、また焦点を合わせる
ことができるのではなく、焦点距離が無限大であ
ることが望ましい。前述のラスタ・スキヤン実施
例で最適の動作を行なうためには、光の減衰曲線
163は通常山形の余弦曲線((cosωr)+1、
ただし−πωrπ)にかたちが似ていること
が望ましい。光の減衰曲線163は、第3図に示
した曲線9および120に該当する。9,120
および163のような正弦波曲線を生成する方法
は、ライト・ペンの焦点を無限大に合わせ、かつ
ライト・ペン3の視界の境界を、レンズ114か
ら表面160までの光軸166の距離が増大する
程間隔が離れていくような末広がりの境界162
を設けることである。すなわち、視界の境界が正
円錐形の切断面のかたちになるようにする。
この結果生じる余弦波の光の減衰曲線163
は、従来のライト・ペンの光の減衰曲線の最適の
かたち(165で示されている)とは著しく異な
つている。従来の曲線165では両側が急こう配
なため、有効視界164は円筒形になる。これは
通常ライト・ペンの画面に対する焦点を無限大以
外の距離に設定し、かつ絞りを使用した結果であ
る。
第10図に関連して述べた如く、単一点視野と
水平線視野の直径は等しく、また画面の明るさと
CRTからの距離の関数として共に変化する。両
者の直径は、しきい値の変更量を適正にすること
によつて等しくすることができる。しかし直径が
画面の明るさと距離の関数として共に変化する性
質は光の減衰曲線9および120を山形の正弦波
とすることによつて得られる。すなわち、CRT
の燐光の持続期間が視野全体のスイープに必要な
時間に比べて長いとき、また視野とCRT画面と
の交差面が円形のとき、単一点視野と水平線視野
の直径を等しく変化させるために必要な条件は、
ライト・ペンの光の減衰曲線が山形の正弦波であ
ることである。
以上詳述した如く、本発明に係る表示システム
は、カーソルの追跡を受けるライト・ペンを備
え、部分的な飛越し走査の手法を用いて、カーソ
ルに対応する点と背景表示データに対応する点と
を識別することができる。また本表示システム
は、カーソルの水平成分を正確に測定するため、
しきい値レベル変換手法を用いて、次のフレーム
におけるライト・ペン視野中心位置を正確に予測
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による表示システム
全体を示した斜視図、第2図は第1図に示したト
ラツキング・カーソル6の詳細拡大図(背景の画
像に重なつたトラツキング・カーソルを示す)、
第3図は第1図に示したライト・ペン3の単一ド
ツト及びその相対的光学減衰曲線を示した図、第
4図は第3図に示した単一点視野11を第2図に
示した英数字データ7に重ねて描いた図(表示さ
れている情報により走査線1本につき1個の接触
点が発生する)、第5図は各種ピクセルの組合せ
について視野内における光の強度合計に対する燐
光時定数の影響を示したグラフ、第6図は第2図
に示したトラツキング・カーソル6によつて得ら
れる接触点から視野の中心を求める手法を説明し
た図、第7図は視野内に表示されている他の情報
によつて視野中心の計算結果に誤りが生じる場合
があることを説明した図(視野内のデータにより
中心計算に誤りが生じる)、第8A図は第7図に
示した中心計算の問題点について如何に解決する
かを説明した図(飛越し走査による奇数走査線の
データを使つた中心の計算。偶数走査線上の接触
点は認識されない)、第8B図は第7図に示した
中心計算の問題点について如何に解決するかを説
明した図(飛越し走査による偶数走査線のデータ
を使つた中心の計算。奇数走査線上の接触点は認
識されない)、第9図は単一点視野の概念をより
詳細に示した図、第10図は第1図に示したライ
ト・ペン3における水平線視野の概念を説明した
図(しきい値レベルは水平線視野のかたちに影響
を与える)、第11図は単一点視野11とそれに
対応する水平線視野62の相対的位置関係を示し
た図、第12図は本発明の一実施例による表示シ
ステム全体を示した電気的ブロツク図、第13図
はCRTデイスプレイ装置1で使用される割込み
サービス・ルーチンの流れ図、第14図はトラツ
キング・モード動作を行う場合に各ケースの発生
状況を表わした流れ図(追跡のアルゴリズム)、
第15図は第13図におけるステツプ154の動作
を表わした流れ図(予測のアルゴリズム)、第1
6図はライト・ペン3の構造を説明した断面図で
ある。 1:CRTデイスプレイ装置、2:コンピユー
タ、3:ライト・ペン、5:押しボタン・スイツ
チ、6:トラツキング・カーソル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ラスタ・スキヤン表示を行なうとともに視野
    内の光量に応じて選択的に検出信号を発生するラ
    イト・ペン手段と表示面上に少なくとも前記ライ
    ト・ペン手段によつて検出されるべき図形を表示
    できまた残光性を有する表示器とを設けた表示シ
    ステムにおいて、 前記図形は走査線方向に伸びる第1の部分と前
    記走査線と交わる方向に伸びる第2の部分を有
    し、 前記ライト・ペン手段は前記表示面上の前記第
    1の部分からの光量を第1のしきい値と比較して
    前記検出信号を発生しまた前記表示面上の前記第
    2の部分からの光量を前記第1のしきい値とは異
    なる第2のしきい値と比較して前記検出信号を発
    生することを特徴とする表示システム。
JP5045381A 1980-04-04 1981-04-03 Display system Granted JPS56155439A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/137,103 US4367465A (en) 1980-04-04 1980-04-04 Graphics light pen and method for raster scan CRT

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60245689A Division JPS61210420A (ja) 1980-04-04 1985-10-31 表示システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56155439A JPS56155439A (en) 1981-12-01
JPS6244653B2 true JPS6244653B2 (ja) 1987-09-22

Family

ID=22475844

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5045381A Granted JPS56155439A (en) 1980-04-04 1981-04-03 Display system
JP60245689A Granted JPS61210420A (ja) 1980-04-04 1985-10-31 表示システム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60245689A Granted JPS61210420A (ja) 1980-04-04 1985-10-31 表示システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4367465A (ja)
JP (2) JPS56155439A (ja)

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4454417A (en) * 1982-02-05 1984-06-12 George A. May High resolution light pen for use with graphic displays
JPS59107297U (ja) * 1983-01-08 1984-07-19 富士通株式会社 電子黒板用消去器
JPS59183428A (ja) * 1983-04-01 1984-10-18 Hitachi Ltd 手書き入出力表示装置及び手書き入出力表示装置の表示方法
US4625202A (en) * 1983-04-08 1986-11-25 Tektronix, Inc. Apparatus and method for generating multiple cursors in a raster scan display system
US4591841A (en) * 1983-11-01 1986-05-27 Wisconsin Alumni Research Foundation Long range optical pointing for video screens
US4697175A (en) * 1984-03-30 1987-09-29 American Telephone And Telegraph Company, At&T Technologies, Inc. Lightpen control circuit
US4814760A (en) * 1984-12-28 1989-03-21 Wang Laboratories, Inc. Information display and entry device
JPS61170826A (ja) * 1985-01-24 1986-08-01 Hitachi Ltd ライトペン入力装置
US4695831A (en) * 1985-05-06 1987-09-22 Humphrey Instruments, Inc. Light pen having actuating accelerometer
US4642459A (en) * 1985-05-17 1987-02-10 International Business Machines Corporation Light pen input system having two-threshold light sensing
US5059959A (en) * 1985-06-03 1991-10-22 Seven Oaks Corporation Cursor positioning method and apparatus
FR2597691B1 (fr) * 1986-04-21 1988-06-10 Bull Sa Decodeur d'attributs video pour affichage couleur ou monochrome en mode videotex ou en mode alphanumerique a haute definition.
US4786967A (en) * 1986-08-20 1988-11-22 Smith Engineering Interactive video apparatus with audio and video branching
US4791482A (en) * 1987-02-06 1988-12-13 Westinghouse Electric Corp. Object locating system
US5179368A (en) * 1989-11-09 1993-01-12 Lippincott Douglas E Method and apparatus for interfacing computer light pens
US5521373A (en) * 1990-08-02 1996-05-28 Vpl Research, Inc. Position tracking system using a radiation director which directs radiation from a radiation source onto a radiation sensor, depending on the position of the radiation source
US5187467A (en) * 1991-01-10 1993-02-16 Hewlett Packard Company Universal light pen system
US5243332A (en) * 1991-10-31 1993-09-07 Massachusetts Institute Of Technology Information entry and display
EP0768611A3 (en) * 1995-10-09 2004-05-26 Max Co., Ltd. Tape printer
IL120186A (en) * 1997-02-09 2000-06-01 Raviv Roni Display pointing device and method
US5929942A (en) * 1997-04-04 1999-07-27 Avid Technology, Inc. Computer system and computer implemented process for editing video fields
US6269195B1 (en) 1997-04-04 2001-07-31 Avid Technology, Inc. Apparatus and methods for selectively feathering a composite image
US6128001A (en) * 1997-04-04 2000-10-03 Avid Technology, Inc. Methods and apparatus for changing a color of an image
US5912659A (en) * 1997-09-03 1999-06-15 International Business Machines Corporation Graphics display pointer with integrated selection
US6172667B1 (en) 1998-03-19 2001-01-09 Michel Sayag Optically-based touch screen input device
US6351557B1 (en) 1998-04-03 2002-02-26 Avid Technology, Inc. Method and apparatus for color manipulation
US6392710B1 (en) 1998-04-03 2002-05-21 Avid Technology, Inc. Graphical user interface for field-based definition of special effects in a video editing system
US6097376A (en) * 1998-05-11 2000-08-01 Rothschild; Omri Light pen system for use with a CRT scanning display
US6171190B1 (en) * 1998-05-27 2001-01-09 Act Labs, Ltd. Photosensitive input peripheral device in a personal computer-based video gaming platform
US6377250B1 (en) 1999-01-19 2002-04-23 Roni Raviv Device for use with raster display
US6847373B1 (en) * 1999-04-16 2005-01-25 Avid Technology, Inc. Natural color matching in a video editing system
US6417891B1 (en) 1999-04-16 2002-07-09 Avid Technology, Inc. Color modification on a digital nonlinear editing system
US6571255B1 (en) 1999-04-16 2003-05-27 Robert Gonsalves Modification of media with common attributes on a digital nonlinear editing system
US6552731B1 (en) * 1999-04-16 2003-04-22 Avid Technology, Inc. Multi-tone representation of a digital image on a digital nonlinear editing system
US6592461B1 (en) 2000-02-04 2003-07-15 Roni Raviv Multifunctional computer interactive play system
US6928187B2 (en) * 2000-04-07 2005-08-09 Avid Technology, Inc. Secondary color modification of a digital image
US6477271B1 (en) 2000-04-07 2002-11-05 Avid Technology, Inc. Secondary color modification of a digital image
US20030117378A1 (en) 2001-12-21 2003-06-26 International Business Machines Corporation Device and system for retrieving and displaying handwritten annotations
AU2003266303A1 (en) * 2002-10-10 2004-05-04 Ibm France System and method for selecting, ordering and accessing copyrighted information from physical documents
US7310779B2 (en) * 2003-06-26 2007-12-18 International Business Machines Corporation Method for creating and selecting active regions on physical documents
US8416197B2 (en) * 2007-06-15 2013-04-09 Ricoh Co., Ltd Pen tracking and low latency display updates on electronic paper displays
US8319766B2 (en) * 2007-06-15 2012-11-27 Ricoh Co., Ltd. Spatially masked update for electronic paper displays
US8279232B2 (en) 2007-06-15 2012-10-02 Ricoh Co., Ltd. Full framebuffer for electronic paper displays
WO2009151443A1 (en) * 2008-06-10 2009-12-17 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Point selector for graphical displays
US9292131B2 (en) 2011-07-14 2016-03-22 3M Innovative Properties Company Light guide for backlight
US9035912B2 (en) 2011-07-14 2015-05-19 3M Innovative Properties Company Digitizer for multi-display system
US9035911B2 (en) 2011-07-14 2015-05-19 3M Innovative Properties Company Digitizer using position-unique optical signals
US20180046265A1 (en) * 2013-06-06 2018-02-15 Idhl Holdings, Inc. Latency Masking Systems and Methods

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115340A (en) * 1974-07-27 1976-02-06 Iwatsu Electric Co Ltd Raitopenno toratsukingusochi
JPS5132140A (en) * 1974-09-11 1976-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Raitopensochi

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3413515A (en) * 1966-04-29 1968-11-26 Massachusetts Inst Technology Electron beam position sensor
US3786479A (en) * 1968-12-09 1974-01-15 Ibm Video display system
US3512037A (en) * 1969-03-03 1970-05-12 Burroughs Corp Dot-scan tangent-fix tracking technique for graphic display systems
JPS5145465B2 (ja) * 1971-12-10 1976-12-03
US3793481A (en) * 1972-11-20 1974-02-19 Celesco Industries Inc Range scoring system
US4117471A (en) * 1976-08-18 1978-09-26 International Business Machines Corporation Light pen detection and tracking with ac plasma display panel
US4093947A (en) * 1976-12-30 1978-06-06 Phillips Petroleum Company Raster display position detection

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5115340A (en) * 1974-07-27 1976-02-06 Iwatsu Electric Co Ltd Raitopenno toratsukingusochi
JPS5132140A (en) * 1974-09-11 1976-03-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd Raitopensochi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61210420A (ja) 1986-09-18
JPS56155439A (en) 1981-12-01
JPS6224812B2 (ja) 1987-05-30
US4367465A (en) 1983-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6244653B2 (ja)
EP0101502B1 (en) High resolution light pen for use with graphic displays
US4734685A (en) Position control apparatus
EP2353069B1 (en) Stereo optical sensors for resolving multi-touch in a touch detection system
US7259754B2 (en) Pen sensor coordinate narrowing method and apparatus
US4346376A (en) Touch position sensitive surface
EP1876517A1 (en) Input method of pointer input system
US8259063B2 (en) Input method of pointer input system
EP1041532A2 (en) Method and Apparatus for calibrating a computer-generated projected image
US20060007185A1 (en) Coordinate input device, control method therefor, and control program for implementing the method
US6268868B1 (en) Information displaying apparatus
JP2006172470A (ja) 高解像度光学タッチ位置決定システムのためのシステム及び方法
US20010040587A1 (en) Touch control of cursonr position
JPH0827692B2 (ja) ライト・ペン装置
US6529854B2 (en) Coordinate position detecting method and display apparatus using the same
JP2006031275A (ja) 座標入力装置およびその制御方法
US5179368A (en) Method and apparatus for interfacing computer light pens
JP2005353071A (ja) アレーセンサーポインティング入力システム及びその方法(pointinginputsystemandmethodusingarraysensors)
EP0137619B1 (en) Display screen touch position detection apparatus
CA1071782A (en) Iterative coordinate data approximation system for photoemissive pixel pattern displays
JP2002140164A (ja) 座標入力装置及びその制御方法、プログラム
US5583538A (en) Image display apparatus
JP3265724B2 (ja) 荷電粒子線装置
JPH0675695A (ja) カーソル制御装置
JP4414075B2 (ja) 座標入力/検出装置、座標検出方法及び記憶媒体