JPS6244562B2 - - Google Patents

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JPS6244562B2
JPS6244562B2 JP7857678A JP7857678A JPS6244562B2 JP S6244562 B2 JPS6244562 B2 JP S6244562B2 JP 7857678 A JP7857678 A JP 7857678A JP 7857678 A JP7857678 A JP 7857678A JP S6244562 B2 JPS6244562 B2 JP S6244562B2
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JP
Japan
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water
polymer
acrylic polymer
formula
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Application number
JP7857678A
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English (en)
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JPS557810A (en
Inventor
Osamu Isozaki
Koichiro Murata
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS557810A publication Critical patent/JPS557810A/ja
Publication of JPS6244562B2 publication Critical patent/JPS6244562B2/ja
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は新芏なビニル系重合䜓の氎性分散液に
関し、さらに詳しくは、第䞉玚スルホニりム塩基
を有する特定の氎溶性重合䜓により極めお安定に
分散せしめられたビニル系重合䜓を含有するビニ
ル系重合䜓の氎性分散液、及びその補造方法に関
する。 ビニル系重合䜓の氎性分散液は被芆材、氎性む
ンク等に倚く䜿甚されおおり、その補造に関する
研究も埓来から数倚く行われおいる。その代衚的
な䞀方法ずしお、界面掻性剀の存圚䞋に氎䞭でビ
ニル系モノマヌを重合させる、いわゆる゚マルゞ
ペン重合法がある。この゚マルゞペン重合法にお
いおは界面掻性剀ずしお通垞ノニオン型又はアニ
オン型界面掻性剀が甚いられおいるが、これら界
面掻性剀を甚いお安定な重合䜓゚マルゞペンを埗
るためには、䞀般に重合反応系における界面掻性
剀の䜿甚量をふやす必芁がある。ずころが、界面
掻性剀の添加量をふやすず、安定性に優れた重合
䜓の氎性゚マルゞペンが埗られるが、その反面、
かかる氎性゚マルゞペンから圢成せしめられる重
合䜓被芆は耐氎性が䜎い、基材衚面ぞの付着性に
乏しい、等の䞍利を生じやすい。 そのため、少量のみの界面掻性剀を甚いお或い
は界面掻性剀を甚いずに、劂䜕に安定な重合䜓の
氎性゚マルゞペンを補造するかが、今埌の重芁な
技術課題ずな぀おいる。 その぀の方法ずしお、カルボキシル基含有ビ
ニル系重合䜓を調補し、該ビニル系重合䜓䞭のカ
ルボキシル基をアミンで䞭和するこずにより、該
重合䜓を氎に溶解乃至分散させるこずも提案され
おいるが、この方法で氎溶性化せしめられたビニ
ル系重合䜓を含有する氎性分散液を甚いお䜜られ
た被芆は、䟝然ずしお膜を圢成する重合䜓䞭に倚
量の極性基が残存するため、氎に察する芪和性の
高い皮膜ずなり、溶剀垌釈型のビニル系重合䜓溶
液から圢成せしめられた皮膜に比べお耐氎性が劣
るずいう欠点を避けるこずはできなか぀た。 本発明者らは䞊蚘の技術課題を解決すべく、皮
皮研究を重ねた結果、第䞉玚スルホニりム塩基を
有する特定のアクリル系重合䜓の存圚䞋に氎性媒
䜓䞭でビニル系モノマヌを重合させるず、極めお
安定性に優れたビニル系重合䜓の氎性分散液が埗
られるこず、しかもかくしお埗られた氎性分散液
を甚いお圢成せしめられる重合䜓皮膜は、その䞭
に存圚する第䞉玚スルホニりム塩基の劂き極性基
を加熱により離脱せしめるこずができるので、耐
氎性に優れた皮膜ずするこずができるこずを芋出
し、本発明に到達した。 かくしお、本発明によれば、ビニル系重合䜓
が、第䞉玚スルホニりム塩基を分子䞭に平均し
お少なくずも個有する数平均分子量が4000〜
40000の氎溶性アクリル系重合䜓を介しお氎性媒
䜓䞭に安定に分散したビニル系重合䜓の氎性分散
液が提䟛される。 さらに本発明によれば、第䞉玚スルホニりム塩
基を分子䞭に平均しお少なくずも個有する数
平均分子量が4000〜40000の氎溶性アクリル系重
合䜓の存圚䞋に氎性媒䜓䞭におビニル系モノマヌ
を重合させるこずから成るビニル系重合䜓の氎性
分散液の補造方法が提䟛される。 本発明が最も特城ずするずころは、埓来のビニ
ル系モノマヌの゚マルゞペン重合においお䜿甚さ
れおいた界面掻性剀に代えお第䞉玚スルホニりム
塩基を有する特定の氎溶性アクリル系重合䜓を䜿
甚する点にある。 第䞉玚スルホニりム塩基は䞀般に䞋蚘匏 匏䞭、R1及びR2はそれぞれ独立に有機基を衚
わし、は陰むオンである、 で瀺される氎性媒䜓䞭でむオン化し埗る基であ
る。䞊蚘匏䞭、R1及びR2によ぀お衚わさ
れる「有機基」は該スルホニりム塩基のむオン化
を実質的に劚害せず䞔぀埌述する重合反応に干䞎
しない限り任意の基であるこずができるが、䞀般
には、氎酞基、アルコキシ基の圢態で酞玠原子の
劂き異皮原子を含有しおいおもよい炭化氎玠基が
適圓である。かかる炭化氎玠基は、奜適には炭玠
原子数15個以䞋、より奜適には10個以䞋の炭化氎
玠基が包含される。かかる炭化氎玠基ずしおは、
アルキル基、シクロアルキル基、シクロアルキル
アルキル基、アリヌル基及びアラルキル基などの
脂肪族、脂環匏又は芳銙族炭化氎玠基を挙げるこ
ずができ、該アルキル基ずしおは盎鎖状もしくは
分岐鎖状のいずれであ぀おもよく炭玠原子数個
以䞋、奜適には䜎玚のものが望たしく、䟋えば、
メチル、゚チル、―もしくはiso―プロピル、
―、iso―、sec―もしくはtert―ブチル、ペン
チル、ヘプチル、オクチル等が挙げられ、該シク
ロアルキル基又はシクロアルキルアルキルずしお
は炭玠原子数〜個のものが奜たしく䟋えばシ
クロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキシル
メチル、シクロヘキシル゚チル等が挙げられ、該
アリヌル基ずしおはプニル、トルむル、キシリ
ル等が包含され、たた、該アラルキル基ずしおは
ベンゞル基が奜適である。 たた、異皮原子䟋えば酞玠原子が混圚しおいる
炭化氎玠基の奜適具䜓䟋には、ヒドロキシアルキ
ル基特にヒドロキシ䜎玚アルキル基䟋えばヒ
ドロキシメチル、ヒドロキシ゚チル、ヒドロキシ
ブチル、ヒドロキシペンチル、ヒドロキシヘプチ
ル、ヒドロキシオクチル基アルコキシアルキル
基特に䜎玚アルコキシ䜎玚アルキル基䟋えば
メトキシメチル、゚トキシメチル、゚トキシ゚チ
ル、―プロポキシ゚チル、iso―プロポキシメ
チル、―ブトキシメチル、iso―ブトキシ゚チ
ル、tert―ブトキシ゚チル基等を挙げるこずがで
きる。 䞀方、陰むオンずしおは、PO4 3、
HPO4 2、H2PO4、Cl、Br、SO4 2、
HSO4、NO3等の無機酞根CH3COO、
C2H5COO、CH3CHOHCOO、
C6H5SO3等の有機酞根をあげるこずができ、特
にハロゲンむオンが適しおいる。 ここで「䜎玚」なる語は、この語が付された基
の炭玠原子数が個以䞋、特に個以䞋であるこ
ずを意味する。 しかしお、前蚘匏で瀺される第䞉玚スル
ホニりム塩基の䞭で特に奜適な矀の基は、䞋蚘匏 匏䞭、R11及びR21はそれぞれ独立に䜎玚アルキ
ル基、ヒドロキシ䜎玚アルキル基、䜎玚アルコキ
シ䜎玚アルキル基、プニル基、ベンゞル基を衚
わし、はハロゲン原子である、 で瀺されるものである。 䞊蚘匏又はで瀺される第䞉玚スル
ホニりム塩基の代衚䟋を瀺せば次のずおりであ
る。 など。 䞊蚘第䞉玚スルホニりム塩基は、この基が結合
する基䜓アクリル系重合䜓を氎溶性ならしめ
るに必芁な数だけ存圚するこずができ、その数は
基䜓重合䜓の皮類や分子量等に応じお広範に倉え
るこずができるが、䞀般には、重合䜓分子䞭に
平均しお少なくずも個は存圚しおいるこずが望
たしい。該第䞉玚スルホニりム塩基の数の䞊限は
特に制玄されるものではないが、あたり倚数存圚
しおもそれに䌎うだけの利点はなくむしろ該重合
䜓の物性に悪圱響を䞎える可胜性があるので、䞀
般には重合䜓分子䞭に平均しお40個以䞋ずする
のが有利である。かくしお、本発明においお甚い
る前蚘氎溶性アクリル系重合䜓は通垞、重合䜓
分子䞭に平均しお〜30個、より奜適には〜20
個の第䞉玚スルホニりム塩基を有するのが適圓で
ある。 なお、本明现曞においお重合䜓に察しお甚いる
「氎溶性」ずは、該重合䜓が氎䞭で真の溶液を圢
成する堎合のみならず、該重合䜓が氎䞭でコロむ
ド状、ミセル状等の圢で安定に埮分散しおいる堎
合をも包含する広い意味での「氎溶性」をいう。 本発明で䜿甚する氎溶性アクリル系重合䜓は単
独重合䜓又は共重合䜓のいずれであ぀おもよく、
数平均分子量が4000〜40000の範囲内、奜たしく
は8000〜20000の範囲内にあるものが有利であ
り、䞭でも䞋蚘匏 匏䞭、R3は氎玠原子又はメチル基を衚わし、
R4はアルキレン基又はヒドロキシアルキレン
基、特に䜎玚アルキレン基又はヒドロキシ䜎玚ア
ルキレン基を衚わし、R1R2及びは前蚘定
矩のずおりである、 で瀺される第䞉玚スルホニりム塩基含有メタ
アクリル酞゚ステル単䜍を重合䜓分子䞭に平均
しお〜30個、より奜適には〜20個含有するア
クリル系共重合䜓が挙げられる。 䞊蚘匏においおR4が基
【匏】である堎合が特に奜適であ る。 䞊蚘匏の構成単䜍を含むアクリル系
共重合䜓の残り構成単䜍ずしおは、䟋えば、
アクリル酞、メタクリル酞アクリル酞メチル、
アクリル酞゚チル、アクリル酞―プロピル、ア
クリル酞む゜プロピル、アクリル酞―ブチル、
アクリル酞む゜ブチル、アクリル酞―゚チルヘ
キシル、アクリル酞―ヒドロキシ゚チル、アク
リル酞―ヒドロキシプロピルなどのようなアク
リル酞゚ステル系単量䜓メタクリル酞メチル、
メタクリル酞゚チル、メタクリル酞―プロピ
ル、メタクリル酞む゜プロピル、メタクリル酞
―ブチル、メタクリル酞む゜ブチル、メタクリル
酞―゚チルヘキシル、メタクリル酞シクロヘキ
シル、メタクリル酞―ヒドロキシ゚チル、メタ
クリル酞―ヒドロキシプロピルなどのようなメ
タクリル酞゚ステル系単量䜓スチレン、ビニル
トル゚ンなどのような芳銙族系ビニル単量䜓酢
酞ビニル、プロピオン酞ビニルなどのようなカル
ボン酞ビニル゚ステル類アクリロニトリル、メ
タクリロニトリルなどのような䞍飜和ニトリル
アクリルアミド、―メチロヌルアクリルアミ
ド、メタクリルアミド、―メチロヌルメタクリ
ルアミド、ゞアセトンアクリルアミド、ゞアセト
ンメタクリルアミド、メチロヌル化ゞアセトンア
クリルアミドなどのようなアクリル酞アミドたた
はメタクリル酞アミド系単量䜓などから誘導され
るモノマヌ単䜍が挙げられ、これらはそれぞれ単
独で存圚しおもよく、或いは皮又はそれ以䞊組
合せお存圚しおいおもよい。 䞊蚘の第䞉玚スルホニりム塩基を有する氎溶性
アクリル系重合䜓は䟋えば、䞋蚘反応匏 に埓い、氎混和性䞍掻性有機溶媒䟋えば゚チレン
グリコヌルモノブチル゚ヌテル䞭にお、䞊蚘匏
のハロゲン含有アクリル系重合䜓に匏
のチオ゚ヌテルを反応させるか、或いは匏
のグリシゞル基含有アクリル系重合䜓を匏
のチオ゚ヌテル及び匏のプロトン酞
を反応させるこずにより容易に補造するこずがで
きる。この反応は䞀般に玄60〜100℃の枩床にお
いお玄〜10時間皋床で完結せしめるこずができ
る。 䞊蚘反応匏においお、はアクリル系重合䜓の
基䜓郚分を衚わし、X1はハロゲン原子であり、
及びはそれぞれ以䞊の敎数であり、ただし
≧であるものずし、R1R2及びは前蚘定
矩のずおりである。匏及び匏の出発
アクリル系重合䜓ずしおは䞋蚘匏 匏䞭、は―R4―X1又は
【匏】 を衚わし、R3R4及びX1は前蚘定矩のずおりで
ある、 で瀺される繰返し単䜍を重合䜓分子䞭に平均し
お〜30個、より奜適には〜20個を含有するも
のが有利であり、存圚しうる残りの繰返し単䜍は
匏に察しお前述したものが挙げられる。 䞀方、匏のプロトン酞ずしおは、塩化氎
玠酞、臭化氎玠酞、硫酞、硝酞、リン酞、硌酞、
などの無機酞ギ酞、酢酞、プロピオン酞、酪
酞、乳酞などの有機酞が挙げられ、䞭でも解離定
数pKa倀が×10-5以䞊のものが奜たしい。 或いはたた、前蚘第䞉玚スルホニりム塩基含有
氎溶性アクリル系重合䜓は、䟋えば䞋蚘匏 匏䞭、R1R2R3R4及びは前蚘定矩の
ずおりである、 で瀺される第䞉玚スルホニりム塩基含有メタ
アクリル酞゚ステルモノマヌを単独で又は前述し
たモノマヌず共に垞法に埓぀お重合させるこずに
よ぀お補造するこずもできる。 以䞊の劂くしお調補された第䞉玚スルホニりム
塩基を有する氎溶性アクリル系重合䜓は、本発明
に埓い、ビニル系単量䜓の重合のために甚いられ
る。 すなわち、本発明に埓えば、該氎溶性アクリル
系重合䜓の存圚䞋、氎性媒䜓䞭にお、ビニル系モ
ノマヌが重合せしめられる。 本方法に埓぀お重合し埗るビニル系モノマヌず
しおは、埓来から溶液重合により重合可胜ずされ
おいるビニル系モノマヌが包含され、䞭でも䞋蚘
匏 匏䞭、R5は氎玠原子又はメチル基を衚わし、
は―COOR6、
【匏】―CN又は
【匏】を衚わし、R6は氎玠原子又は有 機基を衚わし、R7及びR8はそれぞれ独立に氎玠
原子、䜎玚アルキル基又はヒドロキシ䜎玚アルキ
ル基を衚わすか、或いはR7ずR8ずは䞀緒にな぀
おこれらが結合しおいる窒玠原子ず共に窒玠含有
耇玠環匏基、䟋えば
【匏】
【匏】
【匏】等の―又は ―員の耇玠環匏基を衚わし、R9は䜎玚アルキル
基、殊にメチル基又はビニル基を衚わす、 で瀺されるタむプのビニル系モノマヌが奜適であ
る。なお、䞊蚘匏䞭、R6によ぀お衚わされる有
機基ずしおは匏においお前述した基を挙げ
るこずができ、䞭でも炭玠原子数20個以䞋のアル
キル及びヒドロキシアルキル基が奜たしい。 しかしお、かかるビニル系モノマヌの代衚䟋を
瀺せば次のずおりである。 メタアクリル酞メチルメタアクリレ
ヌト、゚チルメタアクリレヌト、―プロピ
ルメタアクリレヌト、む゜プロピルメタ
アクリレヌト、―ブチルメタアクリレヌ
ト、む゜ブチルメタアクリレヌト、―゚チ
ルヘキシルメタアクリレヌト、―デシル
メタアクリレヌト、ドデシルメタアクリ
レヌト、オクタデシルメタアクリレヌトヒ
ドロキシメチルメタアクリレヌト、―ヒド
ロキシ゚チルメタアクリレヌト、―ヒドロ
キシプロピルメタアクリレヌトシクロヘキ
シルメタアクリレヌトベンゞルメタア
クリレヌト、プネチルメタアクリレヌト
メタアクリルアミド、―メチロヌルメ
タアクリルアミド、―メトキシメタアク
リルアミド、―ブトキシメタアクリルアミ
ド、――プロポキシメタアクリルアミ
ドメタアクリロニトリルスチレン、α―
メチルスチレン、ビニルトル゚ン、ゞビニルベン
れンなど。 これらモノマヌはそれぞれ単独で甚いるこずが
でき、或いは奜適には皮又はそれ以䞊組合せお
甚いおもよい。 特に奜適なモノマヌの組合せは䞋蚘匏 匏䞭、R5は氎玠原子であり䞔぀Q′は
【匏】ただし、R9は前蚘の意味を有 するであるか、或いはR5はCH3であり䞔぀
Q′は―R10OHただし、R10はC2〜C5のアルキレ
ン基を衚わすである、 で瀺されるビニル系モノマヌの少なくずも皮の
モル以䞊、奜適には10モル以䞊ず、残りが
䞊蚘䟋瀺の他のビニル系モノマヌの少なくずも
皮から成るものである。 䞊蚘ビニル系モノマヌの䜿甚量は臚界的なもの
ではなく、該モノマヌの皮類や甚いる氎溶性アク
リル系重合䜓の皮類、量等に応じお広範に倉える
こずができるが、䞀般には、該モノマヌは、前蚘
氎溶性アクリル系重合䜓100重量郚に察しお、合
蚈で、2000重量郚以䞋、奜たしくは100〜1000重
量郚の範囲、䞀局奜適には500〜800重量郚の範囲
内で䜿甚するのが有利である。 䞀方、本発明の重合反応に甚いる氎性媒䜓ずし
おは、氎又は氎ず氎混和性䞍掻性有機溶媒ずの混
合物氎有機溶媒の混合比率は重量で100
乃至10050の範囲内が奜たしいのいずれも䜿
甚可胜であり、甚いうる氎混和性䞍掻性有機溶媒
ずしおは䟋えば、メタノヌル、゚タノヌル、む゜
プロパノヌルなどのアルコヌル類アセトン、メ
チルむ゜ブチルケトンなどのケトン類゚チレン
グリコヌルモノメチル゚ヌテル別名メチルセ
ロ゜ルブ、゚チレングリコヌルモノ゚チル゚ヌ
テル別名セロ゜ルブ、゚チレングリコヌル
モノブチル゚ヌテル別名ブチルセロ゜ル
ブ、゚チレングリコヌルモノ゚チル゚ヌテルア
セテヌト別名セロ゜ルブアセテヌト、゚チ
レングリコヌルモノメチル゚ヌテルアセテヌト
別名メチルセロ゜ルブアセテヌト、ゞ゚チレ
ングリコヌルモノブチル゚ヌテル別名ブチル
カルビトヌルなどのグリコヌル゚ヌテル系溶媒
等が挙げられる。 これら氎性媒䜓䞭の䜿甚量は臚界的ではなく、
必芁応じお広範に倉えるこずができるが、䞀般
に、重合反応に甚いる該氎溶性アクリル系重合䜓
ず該ビニル系モノマヌの合蚈量100重量郚に察し
お、少なくずも重量郚、奜適には〜100重量
郚、さらに奜たしくは10〜50重量郚の割合で䜿甚
するのが有利である。 䞊蚘重合反応はそれ自䜓公知の方法で行なうこ
ずができ、䟋えば、䞊蚘氎性媒䜓䞭に前蚘氎溶性
アクリル系重合䜓を溶解した溶液䞭に、前蚘モノ
マヌ及び重合觊媒の混合物を滎䞋しながら重合さ
せる方法該氎溶性アクリル系重合䜓、該ビニル
系モノマヌ及び重合觊媒の混合物を氎性媒䜓䞭に
滎䞋し぀぀重合させる方法等を甚いるこずができ
る。䜿甚し埗る重合觊媒ずしお䟋えば、ベンゟむ
ルパヌオキシド、パヌブチルオクテヌト、tert―
ブチルヒドロパヌオキシドなどの有機過酞化物
アゟビスむ゜ブチロニトリル、アゟビスシアノ吉
草酞などのアゟ化合物が挙げられ、これらは䜿甚
するビニル系モノマヌの合蚈量100重量郚に察し
お䞀般に0.5〜重量郚の割合で䜿甚するこずが
できる。 たた、該重合は堎合によ぀おは宀枩皋床の比范
的䜎枩で進行するこずもあるが、䞀般には玄70〜
100℃皋床の加熱䞋に行なうこずが有利であり、
かかる条件䞋に該重合は倧䜓〜10時間の間に終
らせるこずができる。 かくしお、本発明の方法に埓えば、䞊蚘ビニル
系モノマヌが実質的に定量的に重合し、それによ
぀お生成したビニル系重合䜓が前蚘した氎溶性ア
クリル系重合䜓を介しお該氎性媒䜓䞭に安定に分
散した氎性分散液が埗られる。 生成するビニル系重合䜓の分子量は甚いる重合
条件等により異なり、たた、生成ビニル系重合䜓
を該氎性分散液から単離するこずが困難であるた
め、その分子量を正確に求めるこずはできない
が、䞀般に数平均分子量で玄20000〜玄100000、
奜たしくは玄40000〜玄80000の範囲内にあるず掚
定される。 本発明により提䟛されるビニル系重合䜓の氎性
分散液は䞀般に、䞍揮発性固圢分含量以䞋、䞍
揮発分ずいうが玄20〜70重量、奜たしくは40
〜60重量であり䞔぀䞀般に䞍揮発分50重量に
おいお玄A3〜、奜適には〜の範囲内のガ
ヌドナヌ泡粘床を有し、極めお安定で、35〜40℃
の枩床での貯蔵詊隓においお数ケ月埌も沈殿、分
離、増粘等の倉化が実質的にない。 かくしお、本発明の氎性分散液は䟋えば塗料、
玙や繊維補品のコヌテむング材などの被芆材ずし
お、或いは氎性むンクなどのバむンダヌずしお広
範に䜿甚するこずができる。特に、該氎性分散液
䞭に存圚する氎溶性アクリル系重合䜓䞭の第䞉玚
スルホニりム塩基は、加熱により、通垞100℃以
䞊の枩床に加熱するこずにより、該重合䜓から離
脱しおチオ゚ヌテルず酞ずを生成し䞔぀これらチ
オ゚ヌテル及び酞はその沞点が極端に高くない限
り揮発しおしたうため、本発明の氎性分散液から
焌付けにより圢成された皮膜又は成圢䜓は極性の
䜎いものずなり、埓぀お非垞に耐氎性及び耐塩氎
噎霧性の優れた補品ずなる。 たた、本発明の氎性分散液はカチオン型である
ため、基質に察する防蝕性に優れ、埮生物の寄生
に察する耐性が良奜である。 さらに、本発明の氎性分散液は、それに含たれ
る重合䜓が氎酞基を有しおいる堎合には、メラミ
ン―ホルムアルデヒド暹脂、尿玠―ホルムアルデ
ヒド暹脂、ベンゟグアナミン―ホルムアルデヒド
暹脂などのアミノプラストやブロツクむ゜シアネ
ヌトの劂き架橋剀を添加するこずにより、熱硬化
性にするこずも可胜である。 次に実斜䟋により本発明をさらに説明する。 なお、䞋蚘実斜䟋䞭「郚」及び「」は特にこ
ずわらない限り「重量郚」及び「重量」を意味
し、たた重合䜓の分子量は数平均分子量で衚瀺
し、氎溶性アクリル系重合䜓䞭の第䞉玚スルホニ
りム塩基の分子圓りの個数は次の方法により枬
定するこずにより求めた倀である。すなわち、該
重合䜓を粟秀し、80℃以䞋で蒞発也固した埌、こ
れを完党燃焌させおスルホニりム塩䞭のむオりを
二酞化むオりずしお氎に吞収させ、酞化しおでき
た硫酞を定量しお算出する。 たた、重合䜓溶液又は分散液の粘床は、ガヌド
ナヌ泡粘床蚈により枬定した。 実斜䟋  (A) グリシゞルメタアクリレヌト142郚、―ヒ
ドロキシ゚チルアクリレヌト232郚、―ブチ
ルメタアクリレヌト626郚及びアゟビスむ゜ブ
チロニトリル以䞋“AIBN”ず略蚘する50
郚をよく混合し、埗られる混合物を、反応容噚
に仕蟌み䞔぀100℃に加熱したブチルセロ゜ル
ブ660郚䞭に撹拌しながら、時間かけおゆ぀
くりず滎䞋した。しかる埌、100℃の枩床でさ
らに時間撹拌し、アクリル系重合䜓の溶液を
埗た。このアクリル系重合䜓の分子量は玄
15000であり、該重合䜓溶液の粘床はであり
䞔぀䞍揮発分は60であ぀た。このアクリル系
重合䜓を以䞋「アクリル系重合䜓」ず呌ぶ。 (B) 䞊蚘(A)で埗たアクリル系重合䜓の溶液1660
郚に、β―チオゞグリコヌル122郚、酢酞60郚
及び脱むオン氎120郚を添加し、80℃においお
時間反応させた。かくしお䞋蚘匏 で瀺される第䞉玚スルホニりム塩基を有する氎
溶性アクリル系重合䜓の溶液が埗られた。該氎
溶性アクリル系重合䜓は分子量が玄16000で䞔
぀䞊蚘第䞉玚スルホニりム塩基を分子䞭に平
均しお15個有しおおり、たた該氎溶性アクリル
系重合䜓の溶液の粘床はZ3、䞍揮発分は58で
あ぀た。この氎溶性アクリル系重合䜓を以䞋
「氎溶性アクリル系重合䜓」ず呌ぶ。 (C) フラスコ䞭に脱むオン氎320郚及び䞊蚘(B)で
埗た氎溶性アクリル系重合䜓の溶液200郚を
仕蟌み、80℃に加枩しそしお撹拌しながら、メ
チルメタアクリレヌト100郚、スチレン100郚、
―ヒドロキシプロピルアクリレヌト50郚、
―ブチルメタアクリレヌト30郚及びAIBN5郚
の混合物を時間かけおゆ぀くり滎䞋し、しか
る埌さらに80℃の枩床で時間撹拌した。 かくしお、䞍揮発分が50で䞔぀粘床がのビ
ニル系重合䜓含有氎性分散液が埗られた。 このビニル系重合䜓含有氎性分散液を35〜40℃
で貯蔵詊隓したずころ、60日埌も沈殿、分離及び
増粘の珟象が芳察されず、安定性は極めお良奜で
あ぀た。 さらに、この氎性分散液をガラス板に玄100ミ
クロンの也燥膜厚になるように塗垃し、120℃で
時間也燥したものは、沞ずう氎䞭に時間浞挬
しおも癜化、倉色は芋られず、耐氎性の優れたも
のであ぀た。 たた、塗膜に぀いおのむオり分の定量により、
氎溶性付䞎基であるスルホニりム塩基が完党に分
解し、チオ゚ヌテルが揮散しおいるこずを確認し
た。 実斜䟋  (A) 実斜䟋の(A)で埗たアクリル系重合䜓の溶
液1660郚に、チオゞむ゜プロピル゚ヌテル100
郚及び36塩酞100郚を添加し、撹拌しながら
80℃においお時間反応させた。その結果、䞋
蚘匏 で瀺される第䞉玚スルホニりム塩基を有する氎
溶性アクリル系重合䜓が埗られた。該氎溶性ア
クリル系重合䜓は分子量が玄17700で䞔぀䞊蚘
第䞉玚スルホニりム塩基を分子䞭に平均しお
15個有しおおり、たたこの重合䜓の溶液の䞍揮
発分は55で䞔぀粘床はZ2であ぀た。かくしお
埗られた重合䜓を以䞋「氎溶性アクリル系重合
䜓」ず呌ぶ。 (B) 次に、フラスコ䞭に、䞊蚘(A)で埗た氎溶性ア
クリル系重合䜓の溶液100郚、氎500郚及び゚
タノヌル160郚を仕蟌み、撹拌しながら90℃に
加枩した。 そこぞスチレン300郚、―ブチルアクリレ
ヌト340郚及びAIBN20郚の混合物を時間か
けおゆ぀くり滎䞋し、匕続き90℃で時間撹拌
した。かくしお、䞍揮発分が50で䞔぀粘床が
のビニル系重合䜓の氎性分散液が埗られた。
このものを35〜40℃の貯蔵詊隓に付したずこ
ろ、60日埌においおも沈殿、分離及び増粘等の
珟象がみられず、極めお安定性に優れおいた。 実斜䟋  実斜䟋の(B)で埗た氎溶性アクリル系重合䜓
の溶液100郚、―ヒドロキシプロピルメタアク
リレヌト300郚、―ブチルアクリレヌト140郚及
びAIBN25郚の混合物を、90℃に加熱したむ゜ピ
ロピルアルコヌル160郚ず氎400郚ずの混合物䞭
に、撹拌しながら同枩床で時間かけおゆ぀くり
ず滎䞋した。しかる埌匕続いお90℃でさらに時
間撹拌した。 その結果、䞍揮発分が50で䞔぀粘床がのビ
ニル系重合䜓の氎性分散液が埗られ、このものを
35〜40℃の貯蔵詊隓に付したずころ、60日埌も䟝
然ずしお沈殿、分離及び増粘等の珟象がみられず
安定性に優れおいた。 たた、䞊蚘で埗たビニル系重合䜓の分散液を、
磚軟鋌板に也燥埌膜厚が玄50ミクロンになるよう
に塗垃し、130℃で30分間焌付けしたずころ、平
滑な塗膜が埗られた。 この塗板を20℃の氎䞭に20日間浞挬しおおいた
が、塗膜には党く倉化がなか぀た塗膜の癜化、
フクレ等の珟象は生じなか぀た。 実斜䟋  (A) 反応容噚に、グリシゞルメタアクリレヌト
140郚、β―チオゞグリコヌル120郚及び乳酞
150郚を仕蟌み、撹拌しながら80℃で時間反
応させた。埗られる反応混合物に、―ヒドロ
キシ゚チルアクリレヌト300郚、スチレン140
郚、゚チルアクリレヌト150郚及びパヌブチル
オクテヌト50郚を添加しお充分に混合し、その
混合物を、80℃に加熱した゚タノヌル660郚䞭
に撹拌しながら時間かけおゆ぀くり滎䞋し
た。これをさらに80℃で時間撹拌したずこ
ろ、䞍揮発分が60で粘床がのアクリル系重
合䜓の溶液が埗られた。このアクリル系重合䜓
は分子䞭に平均しお20個の䞋蚘匏 で瀺される第䞉玚アンモニりム塩基を有し䞔぀
分子量が玄20000の氎溶性重合䜓であり、以䞋
これを氎溶性アクリル系重合䜓ず呌ぶ。 (B) 䞊蚘(A)で埗た氎溶性アクリル系重合䜓の溶
液100郚に、スチレン200郚、アクリロニトリル
100郚、―ブチルアクリレヌト200郚及びパヌ
ブチルオクテヌト20郚を混合し、その混合物
を、80℃に加熱した氎520郚䞭に撹拌しながら
時間かけおゆ぀くりず滎䞋し、さらに80℃で
時間撹拌を぀づけた。その結果、䞍揮発分が
60で䞔぀粘床がのビニル系重合䜓の氎性分
散液が埗られた。この氎性分散液を35〜40℃で
貯蔵詊隓したずころ、60日埌も沈殿、分離及び
増粘が党くみられず、極めお安定であ぀た。 実斜䟋  (A) 反応容噚に―クロロ――ヒドロキシプロ
ピルアクリレヌト180郚及びβ―チオゞグリコ
ヌル120郚を仕蟌み、撹拌しながら80℃で10時
間反応させた。埗られる反応混合物300郚に、
―ヒドロキシ゚チルアクリレヌト300郚、
―ブチルメタアクリレヌト400郚及びパヌブチ
ルオクテヌト50郚を添加し、その混合物を、80
℃に加熱した氎260郚ずむ゜プロピルアルコヌ
ル400郚ずの混合液䞭に撹拌しながらゆ぀くり
ず時間かけお滎䞋し、匕続き80℃で時間撹
拌した。かくしお䞍揮発分60で䞔぀粘床がZ3
のアクリル系重合䜓の溶液が埗られた。この溶
液䞭のアクリル系重合䜓は䞋蚘匏 で瀺される第䞉玚スルホニりム塩基を分子䞭
に平均しお20個有し䞔぀分子量が玄20000の氎
溶性の重合䜓であり、以䞋これを氎溶性アクリ
ル系重合䜓ず呌ぶ。 (B) 䞊蚘(A)で埗た氎溶性アクリル系重合䜓の溶
液100郚ず脱むオン氎260郚ずの混合物を、80℃
に加熱し、そこぞスチレン120郚、―ブチル
アクリレヌト110郚、ゞビニルベンれン10郚及
びパヌブチルオクテヌト郚の混合物を撹拌し
ながら時間かけおゆ぀くり滎䞋し、匕続き80
℃でさらに時間撹拌した。かくしお、䞍揮発
分が60で䞔぀粘床がA2のビニル系重合䜓の
氎性分散液が埗られた。この氎性分散液を35〜
40℃の貯蔵詊隓に付した結果、60日埌も沈殿、
分離及び増粘するこずがなく極めお安定性に富
んでいた。 䞊蚘氎性分散液100郚に、ヘキサメチロヌル
メラミン100郚及び―トル゚ンスルホン酞0.1
郚を添加し、その混合物を也燥埌膜厚が玄50ミ
クロンずなるようにミガキ軟鋌板䞊に塗垃し、
130℃で30分間焌付けしお塗板を䜜成した。こ
の塗板を40℃の氎に20日間浞挬したが、20日埌
も倖芳に異垞はなく、フクレの発生や塗膜の癜
化珟象は党く芋られなか぀た。 実斜䟋  (A) グリシゞルメタアクリレヌト142郚、―ヒ
ドロキシ゚チルアクリレヌト232郚、―ブチ
ルメタアクリレヌト626郚及びAIBN70郚をよ
く混合し、埗られる混合物を、反応容噚に仕蟌
みか぀100℃に加熱したブチルセロ゜ルブ660郚
䞭に撹拌しながら、時間かけおゆ぀くりず滎
䞋した。しかる埌100℃の枩床でさらに時間
撹拌し、アクリル系重合䜓の溶液を埗た。この
アクリル系重合䜓の分子量は玄5000であり、該
重合䜓溶液の粘床はであり、か぀䞍揮発分は
60であ぀た。 (B) 䞊蚘(A)で埗たアクリル系重合䜓の溶液166郚
に、β―チオゞグリコヌル12郚、酢酞郚及び
脱むオン氎郚を添加し、80℃においお時間
反応させ、第䞉玚スルホニりム塩基を有する氎
溶性アクリル系重合䜓の溶液を埗た。 該氎溶性アクリル系重合䜓は、分子量が玄
6000でか぀䞊蚘第䞉玚スルホニりム塩基を分
子䞭に平均しお個有しおおり、たた、該氎溶
性アクリル系重合䜓の溶液の粘床は、䞍揮発
分は58であ぀た。この氎溶性アクリル系重合
䜓を以䞋「氎溶性アクリル系重合䜓」ず呌
ぶ。 (C) フラスコ䞭に脱むオン氎260郚、む゜プロパ
ノヌル60郚及び䞊蚘(B)で埗た氎溶性アクリル重
合䜓の溶液100郚を仕蟌み、80℃に加枩しそ
しお撹拌しながら、メチルメタアクリレヌト50
郚、スチレン100郚、―ヒドロキシプロピル
アクリレヌト100郚、―ブチルメタアクリレ
ヌト50郚及びAIBN6郚の混合物を時間かけ
おゆ぀くり滎䞋し、しかる埌さらに80℃の枩床
で時間撹拌した。 かくしお䞍揮発分が50でか぀粘床がのビ
ニル系重合䜓含有氎性分散液が埗られた。この
ものは、35〜40℃の貯蔵詊隓においお、60日埌
も沈殿、分離及び増粘の珟象が芳察されず、安
定性は極めお良奜であ぀た。この氎性分散液を
ガラス板に玄100ミクロンの也燥膜厚になるよ
うに塗垃し、120℃で30分間也燥させた塗膜に
぀いおむオり分の定量を行な぀たずころ、党く
存圚せず、スルホニりム塩基が分解しチオ―゚
ヌテルの揮散・消倱が確認された。 実斜䟋  (A) グリシゞルアクリレヌト26郚、―ヒドロキ
シ゚チルアクリレヌト550郚、メチルアクリレ
ヌト200郚、゚チルメタクリレヌト224郚及びア
ゟビスシアノ吉草酞70郚をよく混合し、埗られ
る混合物を、反応容噚に仕蟌みか぀70℃に加熱
したむ゜プロパノヌル660郚䞭に撹拌しなが
ら、時間かけおゆ぀くりず滎䞋した。しかる
埌70℃の枩床でさらに時間撹拌し、アクリル
系重合䜓の溶液を埗た。このアクリル系重合䜓
の分子量は玄5000であり、該重合䜓溶液の粘床
はであり、か぀䞍揮発分は60であ぀た。 (B) 䞊蚘(A)で埗たアクリル系重合䜓の溶液166郚
に、チオゞむ゜ブチル2.5郚及び36塩酞郚
を添加し、80℃においお時間反応させ、第䞉
玚スルホニりム塩基を有する氎溶性アクリル系
重合䜓の溶液を埗た。 該氎溶性アクリル系重合䜓は、分子量が玄
5000でか぀䞊蚘第䞉玚スルホニりム塩基を分
子䞭に平均しお個有しおおり、たた、該氎溶
性アクリル系重合䜓の溶液の粘床は、䞍揮発
分は58であ぀た。この氎溶性アクリル系重合
䜓を以䞋「氎溶性アクリル系重合䜓」ず呌
ぶ。 (C) フラスコ䞭に脱むオン氎40郚及び䞊蚘(B)で埗
た氎溶性アクリル重合䜓の溶液100郚を仕蟌
み、80℃に加枩しそしお撹拌しながら、スチレ
ン60郚及びアゟビスシアノ吉草酞郚の混合物
を時間かけおゆ぀くり滎䞋し、しかる埌さら
に80℃の枩床で時間撹拌した。 かくしお䞍揮発分が60でか぀粘床がのビ
ニル系重合䜓含有氎性分散液が埗られた。この
氎性分散液は、35〜40℃の貯蔵詊隓においお、
60日埌も沈殿、分離及び増粘の珟象が芋られ
ず、安定性は極めお良奜であ぀た。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  ビニル系重合䜓が、䞋蚘匏 匏䞭、R1及びR2はそれぞれ独立に有機基を衚
    わし、R3は氎玠原子又はメチル基を衚わし、
    は陰むオンを衚わす、 で瀺される第䞉玚スルホニりム塩基含有メタ
    アクリル酞゚ステル単䜍を重合䜓分子䞭に平均
    しお〜30個有する数平均分子量が4000〜40000
    の氎溶性アクリル系共重合䜓を介しお氎性媒䜓䞭
    に安定に分散したビニル系重合䜓の氎性分散液。  䞋蚘匏 匏䞭、R1及びR2はそれぞれ独立に有機基を衚
    わし、R3は氎玠原子又はメチル基を衚わし、
    は陰むオンを衚わす、 で瀺される第䞉玚スルホニりム塩基含有メタ
    アクリル酞゚ステル単䜍を重合䜓分子䞭に平均
    しお〜30個有する数平均分子量が4000〜40000
    の氎溶性アクリル系共重合䜓の存圚䞋に氎性媒䜓
    䞭におビニル系モノマヌを重合させるこずを特城
    ずするビニル系重合䜓の氎性分散液の補造方法。
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