JPS624450Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624450Y2 JPS624450Y2 JP1982035914U JP3591482U JPS624450Y2 JP S624450 Y2 JPS624450 Y2 JP S624450Y2 JP 1982035914 U JP1982035914 U JP 1982035914U JP 3591482 U JP3591482 U JP 3591482U JP S624450 Y2 JPS624450 Y2 JP S624450Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush roll
- cutter
- descaling
- advancing
- traversing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
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Landscapes
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は熱間圧延ラインにおけるデスケール
用ブラシロール装置に関し、ブラシロールの摩耗
によつて生ずるデスケール効果の減少を防止する
ことを目的とする。
用ブラシロール装置に関し、ブラシロールの摩耗
によつて生ずるデスケール効果の減少を防止する
ことを目的とする。
鋼材が加熱炉において加熱される際発生する一
次スケール及び圧延過程で発生（粗圧延、仕上圧
延）する二次スケールは圧延ロールの摩耗を早め
たり、製品表面にスケール欠陥を発生させて製品
価値を低下させることになる。
次スケール及び圧延過程で発生（粗圧延、仕上圧
延）する二次スケールは圧延ロールの摩耗を早め
たり、製品表面にスケール欠陥を発生させて製品
価値を低下させることになる。
このため従来においては、粗圧延ロール或いは
仕上圧延ロールの前面において移送されて来る鋼
材の表面に高圧デスケーリングヘツダを介して
100〜150Kg／cm2程度の高圧噴射水を吹きつけ、鋼
材表面のスケールを吹き飛ばす装置が用いられて
いる。
仕上圧延ロールの前面において移送されて来る鋼
材の表面に高圧デスケーリングヘツダを介して
100〜150Kg／cm2程度の高圧噴射水を吹きつけ、鋼
材表面のスケールを吹き飛ばす装置が用いられて
いる。
しかしながら、このように鋼材の表面に強固に
付着したスケールを高圧の噴射水により除去する
従来のデスケール装置では、設備費、運転費、保
守共に多大の費用を必要とする欠点があつた。ま
た鋼材の表面に多量の水を噴射するため当然のこ
とながら鋼材の表面温度の低下を招くこととなり
このため加熱炉において前記温度低下の分だけ余
分に加熱しておく必要があり、燃料消費の面にお
いても問題を有している。
付着したスケールを高圧の噴射水により除去する
従来のデスケール装置では、設備費、運転費、保
守共に多大の費用を必要とする欠点があつた。ま
た鋼材の表面に多量の水を噴射するため当然のこ
とながら鋼材の表面温度の低下を招くこととなり
このため加熱炉において前記温度低下の分だけ余
分に加熱しておく必要があり、燃料消費の面にお
いても問題を有している。
このような欠点を改善するため、高圧水＋研掃
材によるデスケール方法が開発され、100Kg／cm2
以下の高圧水に研掃材を混合させてデスケールす
る方法が特公昭56−18352号にて提案されている
が、この方法の場合熱間圧延においては材料の温
度が800〜1300℃と高く、材料の変化抵抗も非常
に小さい（８−15Kg／mm2）ため、研掃材を高圧水
と一緒に噴射した場合、研掃材が鋼材に噛込み、
これがスケール欠陥となり製品の歩留を低下させ
る原因となつたりする。又、研掃材の処理及び高
圧（100Kg／cm2）の圧力を得るため、多大の電力
及び水を必要とし、運転費、設備費、保守等従来
の高圧水に比べ若干安い程度にとどまり、依然と
して多大の費用を必要とする欠点があつた。
材によるデスケール方法が開発され、100Kg／cm2
以下の高圧水に研掃材を混合させてデスケールす
る方法が特公昭56−18352号にて提案されている
が、この方法の場合熱間圧延においては材料の温
度が800〜1300℃と高く、材料の変化抵抗も非常
に小さい（８−15Kg／mm2）ため、研掃材を高圧水
と一緒に噴射した場合、研掃材が鋼材に噛込み、
これがスケール欠陥となり製品の歩留を低下させ
る原因となつたりする。又、研掃材の処理及び高
圧（100Kg／cm2）の圧力を得るため、多大の電力
及び水を必要とし、運転費、設備費、保守等従来
の高圧水に比べ若干安い程度にとどまり、依然と
して多大の費用を必要とする欠点があつた。
上記した問題点を解決するため、本願出願人に
よりブラシロールと高圧噴射を用いたデスケール
装置が実願昭55−90566号にて堤案され、その有
用性が確認されている。ところがこのブラシロー
ルによるデスケーリング技術においては、ブラシ
が摩耗してくるとブラシロールと鋼板とが一様に
接触しなくなり鋼板の脱スケールむらが発生する
という問題があつた。そのため現在ではブラシロ
ールを一定周期で交換して脱スケールむらを防い
でいる。また先端が上下方向に変形した圧延材料
等をデスケールする際にはブラシロールが局所的
に損傷を受けることがあるが、この場合にもブラ
シロール全体を交換しており、ブラシロール変換
に要するコスト、作業時間及びライン停止等の問
題の解決が望まれている。
よりブラシロールと高圧噴射を用いたデスケール
装置が実願昭55−90566号にて堤案され、その有
用性が確認されている。ところがこのブラシロー
ルによるデスケーリング技術においては、ブラシ
が摩耗してくるとブラシロールと鋼板とが一様に
接触しなくなり鋼板の脱スケールむらが発生する
という問題があつた。そのため現在ではブラシロ
ールを一定周期で交換して脱スケールむらを防い
でいる。また先端が上下方向に変形した圧延材料
等をデスケールする際にはブラシロールが局所的
に損傷を受けることがあるが、この場合にもブラ
シロール全体を交換しており、ブラシロール変換
に要するコスト、作業時間及びライン停止等の問
題の解決が望まれている。
本考案は上記した要望に応えるためになされた
もので、ブラシロールの摩耗損傷に対応して毛刈
りを行い、ブラシロールと鋼材の接触を一様に保
つことができるようにしたブラシロールを堤供し
ようとするものである。
もので、ブラシロールの摩耗損傷に対応して毛刈
りを行い、ブラシロールと鋼材の接触を一様に保
つことができるようにしたブラシロールを堤供し
ようとするものである。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１図は正面図、第２図は右側面図である。図
中１はカツタ、２は該カツタの駆動装置、３は支
持体、４は横行装置、５は進退装置であり、この
実施例ではこれらにより構成される切削装置が上
下のブラシロールＸ，Ｘに対して夫々１基ずつ設
置されている。
中１はカツタ、２は該カツタの駆動装置、３は支
持体、４は横行装置、５は進退装置であり、この
実施例ではこれらにより構成される切削装置が上
下のブラシロールＸ，Ｘに対して夫々１基ずつ設
置されている。
カツタ１は支持体３にブラシロールＸの半径方
向、即ち切削送り方向に進退可能に進退装置５を
介して取付けられている。カツタ１はこの実施例
では回転式のものを用いており、ベルト１０を介
して駆動装置２に接続している。進退装置５は、
先端にカツタ１を設置したラツク５０と支持体３
に取付けられたピニオン（図示せず）及びモータ
５１とから構成されており、該モータ５１の駆動
によりラツク５０を支持体３から進退させるよう
に構成されている。
向、即ち切削送り方向に進退可能に進退装置５を
介して取付けられている。カツタ１はこの実施例
では回転式のものを用いており、ベルト１０を介
して駆動装置２に接続している。進退装置５は、
先端にカツタ１を設置したラツク５０と支持体３
に取付けられたピニオン（図示せず）及びモータ
５１とから構成されており、該モータ５１の駆動
によりラツク５０を支持体３から進退させるよう
に構成されている。
支持体３は、横行装置４によりブラシロールＸ
の軸線方向に横行可能となつており、こによりカ
ツタ１がブラシロールの方向に沿つて横行する
ように構成されている。
の軸線方向に横行可能となつており、こによりカ
ツタ１がブラシロールの方向に沿つて横行する
ように構成されている。
横行装置４は一対のスクリユウ４０とこのスク
リユウ４０を回転させるモータ４１及び軸受４２
とから構成されている。支持体３内には該スクリ
ユウ４０とかみ合う固定のメネジ（図示せず）が
内蔵されており、該スクリユウ４０の回転により
移動するように構成されている。
リユウ４０を回転させるモータ４１及び軸受４２
とから構成されている。支持体３内には該スクリ
ユウ４０とかみ合う固定のメネジ（図示せず）が
内蔵されており、該スクリユウ４０の回転により
移動するように構成されている。
６はプロテクタであり、鋼材通路に面して設け
られ、ブラシロールＸの切削屑による鋼板の損傷
を保護している。
られ、ブラシロールＸの切削屑による鋼板の損傷
を保護している。
カツタ１による毛刈は、一般にブラシロールＸ
が半径で0.3mm程度摩耗するとデスケールむらを
生ずるから、0.2mm程度摩耗した時点で毛刈を行
う。毛刈に当つては、横行装置４によりカツタ１
を横行させ切削すべき位置にカツタ１を設置し、
次いで進退装置５によりカツタ１をブラシロール
Ｘ方向に送り、同時に駆動装置２を駆動してラシ
ロールの切削を行う。こによりブラシロールＸ
の交換を行うことなく、デスケールむらを有効に
防止することができる。
が半径で0.3mm程度摩耗するとデスケールむらを
生ずるから、0.2mm程度摩耗した時点で毛刈を行
う。毛刈に当つては、横行装置４によりカツタ１
を横行させ切削すべき位置にカツタ１を設置し、
次いで進退装置５によりカツタ１をブラシロール
Ｘ方向に送り、同時に駆動装置２を駆動してラシ
ロールの切削を行う。こによりブラシロールＸ
の交換を行うことなく、デスケールむらを有効に
防止することができる。
以上説明したように本考案のブラシロール装置
によればブラシを交換する必要がなく有効にデス
ケールむらを防止することができ、コスト低減、
作業時間及びライン停止時間の低減を図ることが
できる等の効果がある。
によればブラシを交換する必要がなく有効にデス
ケールむらを防止することができ、コスト低減、
作業時間及びライン停止時間の低減を図ることが
できる等の効果がある。
第１図は本考案によるブラシロール装置の一実
施例を示す正面図、第２図は右側面図である。 １……カツタ、２……駆動装置、３……支持
体、４……横行装置、５……進退装置、６……プ
ロテクタ、１０……ベルト、４０……スクリユ
ウ、４１……モータ、４２……軸受、５０……ラ
ツク、５１……モータ。
施例を示す正面図、第２図は右側面図である。 １……カツタ、２……駆動装置、３……支持
体、４……横行装置、５……進退装置、６……プ
ロテクタ、１０……ベルト、４０……スクリユ
ウ、４１……モータ、４２……軸受、５０……ラ
ツク、５１……モータ。
Claims (1)
- 熱間圧延ライン内に設けられたデスケール用ブ
ラシロールと、このブラシロールの毛刈をするた
めのカツタと、該カツタの駆動装置と、該カツタ
をブラシロールの軸線方向に横行させる横行装置
と、該カツタをブラシロール半径方向に進退させ
る進退装置と、鋼材通路に面して設けられた前記
カツタによる切削屑の飛散を防止するためのプロ
テクタとを備え、前記ブラシロールが半径で0.3
mm以上摩耗する前に前記カツタで毛刈をするよう
にしたことを特徴とする熱間圧延ライン内におけ
るデスケール用ブラシロール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3591482U JPS58140042U (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 熱間圧延ライン内におけるデスケ−ル用ブラシロ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3591482U JPS58140042U (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 熱間圧延ライン内におけるデスケ−ル用ブラシロ−ル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58140042U JPS58140042U (ja) | 1983-09-20 |
| JPS624450Y2 true JPS624450Y2 (ja) | 1987-01-31 |
Family
ID=30047376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3591482U Granted JPS58140042U (ja) | 1982-03-16 | 1982-03-16 | 熱間圧延ライン内におけるデスケ−ル用ブラシロ−ル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58140042U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56126577A (en) * | 1980-03-07 | 1981-10-03 | Kobe Steel Ltd | Dressing method of cutter roll |
-
1982
- 1982-03-16 JP JP3591482U patent/JPS58140042U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56126577A (en) * | 1980-03-07 | 1981-10-03 | Kobe Steel Ltd | Dressing method of cutter roll |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58140042U (ja) | 1983-09-20 |
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