JPS624442Y2 - - Google Patents

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JPS624442Y2
JPS624442Y2 JP12483280U JP12483280U JPS624442Y2 JP S624442 Y2 JPS624442 Y2 JP S624442Y2 JP 12483280 U JP12483280 U JP 12483280U JP 12483280 U JP12483280 U JP 12483280U JP S624442 Y2 JPS624442 Y2 JP S624442Y2
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cutting
pattern
guide rod
photoelectric
sliding frame
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は原版に描かれたパターンの模様を光電
式追跡装置で追跡しながら該パターンに対応する
模様を被加工板上に切削加工する光電トレース式
倣い彫刻装置の改良に関する。
従来の光電トレース式倣い彫刻装置は第6図に
示す如く、トレーステーブル10上に平行軌条
2,2を設け、該軌条2,2に跨がり且つ一端が
切削テーブル1上に突出した案内杆31を軌条に
沿つて移動可能に配備し、案内杆31にはトレー
ステーブル側に光電式追跡装置6、切削テーブル
側に切削工具70を具えた摺動枠5を取付ける。
トレーステーブル10上に置いた原版91のパタ
ーン92の輪郭線93を光電式追跡装置6が追跡
することにより、切削テーブル1にクランプされ
た被加工板9に原版91のパターン92に対応す
る模様を彫刻出来るのである。
ところが上記倣い彫刻装置は従前の光電トレー
ス式倣いガス溶断装置の構造を転用したものであ
つて、単にガス噴射ノズルを切削工具に置き換え
たに過ぎないため、ガス溶断装置では考えられな
かつた大きな問題のあることが判つた。
即ち、ガス溶断の場合、加工抵抗は生じない
が、切削加工の場合は大きな切削抵抗が生じ、摺
動枠5及び案内杆31にビビリが生じる。
切削工具70は案内杆31の軌条2の外方に突
出した部分で摺動する構造であるから、切削抵抗
によるビビリは大である。このビビリが案内枠の
他端側従つて光電式追跡装置6に伝わり、該装置
6が振動する。又、案内杆31及び摺動枠5の走
行駆動はラツクとピニオンの組み合せによるもの
が多いが、この場合、ラツクとピニオンとの間の
ガタによつて正確なトレースは出来ない。光電式
追跡装置は約0.5mm以上振れるとパターンの追跡
が不可能になるから、従来の彫刻装置では屡々ト
レース不能のトラブルが生じた。
本考案は切削工具を案内杆の平行軌条間で移動
させることにより、切削抵抗によるビビリを起さ
せず、前記問題を解決した光電トレース式倣い彫
刻装置を提供するものである。
以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的
に説明する。
本考案の光電トレース式倣い彫刻装置の切削テ
ーブル1とトレーステーブル10は何れもテーブ
ル面の下方に配備したハンドル11,11の操作
によつてギヤ式の昇降装置12を作動せしめテー
ブル面の高さ調節が出来る。
切削テーブル1は上面を開口し、該開口部に透
明或は半透明の合成樹脂製の台板14を嵌める。
切削テーブル1の前部及び後部に門型の支持枠
15,15を突設し、該支持枠15に切削テーブ
ル1上に置かれた被加工板9を固定するクランプ
装置16が配備される。
クランプ装置16は支持枠15にエアーシリン
ダ17を下向きに取付け、該シリンダ17のピス
トンロツド18の先端に押え爪19をピストンロ
ツド18と直交する面内で回転自由に取付けたも
のである。
押え爪19の向きが自由に変更出来るから、被
加工板9への加工作業に支障のない位置を選んで
クランプ出来る。
本実施例での被加工板9は合成樹脂材料である
が、これに限定されることはなく木板或は金属板
でも可い。
切削テーブル1の両側に断面T字状の平行軌条
2,2を突設し、両軌条2に台車3,3を摺動可
能に配備する。
両台車上に跨がつて案内杆31を固定し、案内
杆31の一端はトレーステーブル10の上方に向
けて延長する。
各軌条2,2に載せた2台の台車3,3は第3
図の如く上板33の両側に側板34,34を下向
き突設し、上板33及び側板34の内面に軌条2
の上面及び両側面に接する循環式のベアリング3
5を取付けて、台車3が極めて軽く且つ高精度に
軌条2上を摺動すべくなしている。
又、台車3の下には軌条2のフランジ下面21
に接して転動するローラ37を配備し、台車3の
持ち上がりを防止している。
両台車3の何れか一方の台車3に走行駆動装置
4を配備する。該駆動装置4は第2図に示す如く
台車3上にブロツク40を介して取付板41を固
定し、取付板41上に逆転装置付減速モータ42
を配備する。
モータ42の駆動軸43は取付板41を回転自
由に貫通して下端に駆動ギヤー44を具えてい
る。
上記駆動軸43に該軸43の回転とは無関係に
回転自由に一対の揺動板45,46を上下2段に
嵌める。各揺動板45,46の先端側には軸47
を回転自由に下向きに突設し、該軸47に大ギヤ
ー48,48及び軌条2の側面に当接可能な駆動
ローラ49,49を嵌めて固定する。
上段の揺動板45の大ギヤー48は前記駆動ギ
ヤー44に噛合する。
下断の揺動板46には該揺動板46の大ギヤー
48と前記駆動ギヤー44の両方に噛合する中間
ギヤー36を枢止する。従つて駆動軸43の回転
は一方の大ギヤー48には直接伝わり、他方の大
ギヤー48には中間ギヤー36を介して伝わり、
これにより両ローラ49,49は互いに逆方向に
等速で回転させる。
両ローラ49,49には、これを軌条2に押圧
する押圧装置30aが連繋され、該押圧装置30
aは前記一対の揺動板45,46の基端間にエア
ーシリンダ30を配備し、該シリンダ30の一端
を一方の揺動板45に枢止し、シリンダ30のピ
ストンロツド38を他方の揺動板46に枢止連結
する。
前記案内杆31にはトレーステーブル10と切
削テーブル1に股がる長さの摺動枠5を摺動可能
に配備する。摺動枠5の内面には循環式ベアリン
グ(図示せず)及び摺動枠5の持ち上りを防止す
るローラ54が配備され、摺動枠5は軽く且つ高
精度に摺動する。
摺動枠5を駆動する摺動枠走行駆動装置51は
前記台車3の走行駆動装置4と同様の構成であ
り、押圧装置52aに連繋された一対のローラ5
2,52によつて案内杆31の長手方向の一側縁
の全長に形成した案内部32を解放可能に挾圧
し、両ローラ52,52が逆転装置付減速モータ
53に連繋され互いに逆方向に等速で回転するこ
とにより、案内杆31に沿つて摺動枠5を移行せ
しめる。
摺動枠5のトレーステーブル側に光電追跡装置
6を配備し、切削テーブル1側に切削装置7を配
備する。
光電追跡装置6は公知の如くトレーステーブル
10上に置かれた原版91のパターン92の輪郭
線93を光電管61で検出しつつ前記2つの走行
駆動装置4,51の運転を制御し、光電追跡装置
6従つて切削装置7の切削工具70がパターン9
2の輪郭線93に対応して移動する様に摺動枠5
及び案内杆31を走行させるのである。
切削装置7は摺動枠5上に基台71を設け、該
基台71の前面に案内溝72を開設してヘツド7
3を上、下動可能に嵌める。
ヘツド73はシリンダ装置(図示せず)によつ
て上、下駆動される。
ヘツド73の前面には2つ割構造の割りブロツ
ク74がネジ止めされ、第4図の如く該ブロツク
74に開設された縦孔75に切削ユニツト8が配
備される。
切削ユニツト8は、割りブロツク74を分割す
ればユニツトごと取外し出来るものであつて、軸
受筒84中のベアリング85,85に回転軸83
を嵌め、該軸83の上端に広幅のプーリー81、
下端にコレツトチヤツク82を設ける。
軸受筒84の外周に多数の溝条86を軸方向に
開設する。溝条86は割りブロツク75との間で
流通空間87を形成し放熱効果を高めるものであ
り、溝条86はブロツク75に開設した放熱用の
孔88に連通している。
軸受筒84にはグリス注入用の横孔89を開設
してブロツク74のグリス注入孔80に連通せし
める。
軸受筒84の上、下にはベアリング85,85
を支える蓋板63,63をボルト止めし、蓋板6
3にオイルシール64を装着する。
前記の様に回転軸83は高速度で回転するから
オイルシール64と回転軸83との摩擦熱により
ユニツト8及びブロツク74が手で触れないくら
いに加熱される。
本実施例では回転軸83のオイルシール64に
接触する部分に直径0.2〜0.5mm縮径する周溝65
を形成する。
上記の様に回転軸83上のオイルシール64に
接触する部分に僅かの溝を施すだけで、摩擦熱の
発生を抑えてユニツト8及びブロツク74の温度
上昇は止まり、然もシール効果は低下することは
なくグリス漏れの虞れが無いことを確めた。
上記回転軸83のプーリ81は基台71上に配
備したモータ76にベルト77で連繋される。
回転軸83のコレツトチヤツク82にはエンド
ミル型の切削工具70を着脱自在に取付ける。
割りブロツク74には上記切削工具70の先端
に向けて冷気を噴射する冷気噴射管78を取付け
る。
本実施例の冷気噴射管78は商品名コルダー
(サンワ・エンタープライズ株式会社製)で市販
されているものであつて、該冷気噴射管78は圧
縮空気ホース79を繋ぐだけで空気の圧力に比例
して−5゜〜−40゜の低温空気を先端のノズル6
0から噴出するものである。
第1図に示す如く上記彫刻装置の操作盤66
は、案内杆31の一方の台車3に突設した逆L字
状のアーム67の先端に取付けられている。
アーム67の水平杆68は水平面内で回転自由
に縦杆69に支持されており、作業者は操作し易
い位置に操作盤66を向けることが出来る。
然して、彫刻すべきパターン92を描いた原版
91をトレーステーブル10に置き、被加工板9
を切削テーブル1に載せてクランプ装置16で固
定する。
先づ案内杆31を支持する台車3の走行駆動用
のローラ49,49、及び摺動枠5の走行駆動用
のローラ52,52を開いて軌条に対して解放状
態となし、摺動枠5に設けたハンドル50を握つ
て摺動枠5を移動させ、パターン92の輪郭線9
3の真上に光電追跡装置6を位置させる。
切削工具70を回転させつつヘツド73を下降
させ、次に切削テーブル1の昇降用ハンドル11
を回して、テーブル1を上昇させ、切削工具70
が被加工板9に所定の深さ迄、食い込む様に切削
テーブル1の高さ調節を行なう。万一切削テーブ
ル1が上り過ぎて切削工具70が被加工板9を貫
通し台板14に食い込んでも、台板14は合成樹
脂で形成されており、切削工具70を損傷するこ
とはない。又、被加工板9は切抜き模様を加工す
る場合、、切削工具70が被加工板9を貫通する
位置迄、切削テーブル1を上昇させなければなら
ないが、台板14は透明或は半透明であるからテ
ーブル1の下方から台板14を透して切削工具7
0の位置が確認出来、テーブル1の上昇し過ぎに
よる切削工具70が台板14を貫通する事故は防
止出来る。
両走行駆動装置4,51の駆動ローラ49,4
9、52,52で軌条2及び案内杆31の案内部
32を挾圧する。
上記状態に彫刻装置をセツトし、起動ボタン6
0を押すと光電追跡装置6が作動し、光電管61
がパターン92の輪郭線93に沿つて追跡を開始
し、従つて切削工具70もパターンに対応して移
動し、被加工板9上にパターン92と同一の模様
が彫刻されるのである。
光電装置によるパターン92の追跡作業中、案
内杆31及び摺動枠5を駆動する走行駆動装置
4,51は、強制駆動される一対の駆動ローラ4
9,49,52,52で軌条2及び案内杆31の
案内部32を挾圧するから強力な駆動を発揮し、
重量の嵩む摺動枠5及び案内杆31を円滑に走行
せしめることが出来る。
又、切削装置7は案内杆31の軌条2,2間の
部分を摺動するから、切削抵抗によるビビリを抑
えることが出来、光電追跡装置6にはビビリの影
響は出ず、従来の様に光電管61がパターン92
の輪郭線93から外れて追跡不能になる虞れはな
い。
合成樹脂を素材とする被加工板9は、従来は切
削工具70との回転摩擦熱によつて切削面が溶け
て見苦しくなる問題があつたが、本願では冷気噴
出管78から低温空気を噴出しつつ作業が出来る
から前記問題は解消され、切削面は美しい。
第5図は狭い場所に設置出来る様に工夫した彫
刻装置の他の実施例を示しており、該装置は切削
テーブル1のテーブル面20を傾斜させ、該テー
ブル面上の軌条2を走行する前記同様の台車3に
はバランスウエイト22を連繋し、案内杆31及
び摺動枠5の自重を打消して案内杆31がテーブ
ル面上を軽く移動出来る様にしている。
本考案は上記の如く切削装置7は案内杆31の
軌条2,2間の部分にあつて、両端支持の状態で
移動するから、切削抵抗によるビビリを防ぐこと
が出来、又案内杆31及び摺動枠5の走行駆動装
置4,51は、強制駆動される一対の駆動ローラ
49,49,52,52を用いて、軌条2及び案
内杆31の案内部32を挾圧するから、ガタを生
じることはなく、従つて光電追跡装置6が切削装
置7のビビリの影響を受けて振動し、パターンの
輪郭線93から外れて追跡不能になる虞れはない
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は彫刻装置の斜面図、第2図は走行駆動
装置の一部を破断した斜面図、第3図は第2図
−線に沿う断面図、第4図は切削ユニツトの断
面図、第5図は他の実施例の側面図、第6図は従
来例の斜面図である。 1……切削テーブル、5……摺動枠、6……光
電式追跡装置、7……切削装置、9……被加工
板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーブル1の平行軌条2,2に台車3,3を載
    せ、両台車に跨がつて配備した案内杆31に対し
    て光電式追跡装置6及び切削装置7を具えた摺動
    枠5を前記軌条2に直交する方向に摺動可能に配
    備し、光電式追跡装置6によつてパターン92を
    追跡しつつ切削装置7によつて切削テーブル1上
    の被加工板9にパターン92に対応する模様を彫
    刻する光電トレース式倣い彫刻装置に於て、前記
    台車3を駆動する走行駆動装置4は軌条2を挟ん
    で両側に一対のローラ49,49を接近押圧可能
    に対向配備し、ローラ49には軌条2への押圧装
    置30a及びローラ回転駆動用のモータ42を連
    繋し、摺動枠5には案内杆31上を走行する駆動
    装置51が連繋され、該駆動装置は案内杆31の
    長手方向の全長に形成した案内部32を挟んで両
    側に一対の駆動ローラ52,52を接近押圧可能
    に対向配備し、該ローラ52には案内部32への
    押圧装置52a及びローラ回転駆動用のモータ5
    3を連繋している光電トレース式倣い彫刻装置。
JP12483280U 1980-09-01 1980-09-01 Expired JPS624442Y2 (ja)

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JPS5747399U JPS5747399U (ja) 1982-03-16
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