JPS624426Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS624426Y2 JPS624426Y2 JP18349081U JP18349081U JPS624426Y2 JP S624426 Y2 JPS624426 Y2 JP S624426Y2 JP 18349081 U JP18349081 U JP 18349081U JP 18349081 U JP18349081 U JP 18349081U JP S624426 Y2 JPS624426 Y2 JP S624426Y2
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- JP
- Japan
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- workpiece
- discharge machining
- electrical discharge
- machining
- ground
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- Expired
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- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 claims description 16
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 12
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、加工液に水などの導電性の加工液を
使用する放電加工装置において、被加工物の発錆
を防止する機能を備えた放電加工装置に関するも
のである。
使用する放電加工装置において、被加工物の発錆
を防止する機能を備えた放電加工装置に関するも
のである。
ワイヤ電極を被加工物の加工面に通し、被加工
物との間で放電させるこの種の放電加工装置は、
電極端子部、ワイヤ電極、加工部の冷却や、放電
加工により発生したスラツジを除去する目的のた
め水が使用される。しかし、加工液として水を使
用すると、被加工物に錆が発生する。従来、この
種の放電加工装置においては、発錆を防止する手
段として、加工液に防錆性のあるものを使用した
り、水の中に防錆液を混入するなどして、間接的
に被加工物を錆から防いでいた。しかしながら、
この方法によると、放電加工を終了して加工液が
供給されなくなつて、空気中に放置されたり、ま
た、被加工物の一部には加工液が供給されている
が、それが被加工物の極小的な部分であつたりし
た様な場合は、被加工物のほとんどの部分は加工
液の供給を受けないことになり、被加工物は通常
大地アースレベルになつているために大気中から
の酸化作用に対しては無防備な状態となり、発錆
防止に対しては何の手段もとられていないのと等
しい。
物との間で放電させるこの種の放電加工装置は、
電極端子部、ワイヤ電極、加工部の冷却や、放電
加工により発生したスラツジを除去する目的のた
め水が使用される。しかし、加工液として水を使
用すると、被加工物に錆が発生する。従来、この
種の放電加工装置においては、発錆を防止する手
段として、加工液に防錆性のあるものを使用した
り、水の中に防錆液を混入するなどして、間接的
に被加工物を錆から防いでいた。しかしながら、
この方法によると、放電加工を終了して加工液が
供給されなくなつて、空気中に放置されたり、ま
た、被加工物の一部には加工液が供給されている
が、それが被加工物の極小的な部分であつたりし
た様な場合は、被加工物のほとんどの部分は加工
液の供給を受けないことになり、被加工物は通常
大地アースレベルになつているために大気中から
の酸化作用に対しては無防備な状態となり、発錆
防止に対しては何の手段もとられていないのと等
しい。
特に、加工液に水を使用する場合は、自動運転
化してあるため、上記のような加工終了後の放置
が十分に考えられ、被加工物の発錆は、製品の外
観を悪くするばかりか、被加工物がプレス抜型で
あるような場合には、製品精度を低下させ、機械
加工や手作業によつて錆を除去しなければならな
い。そして、被加工物が超硬材であるような場合
は分子の電気分解が起こり、硬度が低下するとい
う欠点もあつた。
化してあるため、上記のような加工終了後の放置
が十分に考えられ、被加工物の発錆は、製品の外
観を悪くするばかりか、被加工物がプレス抜型で
あるような場合には、製品精度を低下させ、機械
加工や手作業によつて錆を除去しなければならな
い。そして、被加工物が超硬材であるような場合
は分子の電気分解が起こり、硬度が低下するとい
う欠点もあつた。
本考案は、上記した従来技術の欠点に鑑み、放
電加工中における被加工物の発錆を確実に防ぐこ
とのできる放電加工装置を提供するにある。
電加工中における被加工物の発錆を確実に防ぐこ
とのできる放電加工装置を提供するにある。
本考案は、被加工物あるいはこれと電気的に接
続されている被加工物載置台を抵抗を介して大地
アースと接続し、該対他アース間と、被加工物間
とに微小容量の直流成分のある電源を接続し、被
加工物る大地アースに対して負電圧となるように
し、被加工物の放電加工時および放電加工中止時
に被加工物に対して微小電流を流し、外界より被
加工物が受ける酸化作用を打消し、発錆を防いだ
点にある。
続されている被加工物載置台を抵抗を介して大地
アースと接続し、該対他アース間と、被加工物間
とに微小容量の直流成分のある電源を接続し、被
加工物る大地アースに対して負電圧となるように
し、被加工物の放電加工時および放電加工中止時
に被加工物に対して微小電流を流し、外界より被
加工物が受ける酸化作用を打消し、発錆を防いだ
点にある。
以下、添付図に従つて本考案の一実施例を詳述
する。図中、1はリール12に巻装された電極ワ
イヤで、被加工物2の加工穴を通し、その下方部
に設けたリール13に巻取られる。2の被加工物
は箱型の加工層5内に設けた取付台9に固定して
ある。3はタンク10に収容された加工液(水)
で、この加工液3はポンプ11により吸上げら
れ、ノズル14によつて被加工物2の放電加工部
に供給してある。4はワイヤ電極1に負極を、被
加工物2に正極を接続した放電加工用電源
(DC300V)、8は被加工物2に負極を、大地アー
ス7に正極を接続した補助電源(DC9V)で、被
加工物2の発錆を防止するために、その被加工物
2に微小電流を供給するためのものである。な
お、ワイヤ電極1を巻装したリール12,13
は、ワイヤ電極1を矢印a方向に回転しながら、
放電加工方向に沿つて矢印b方向、さらには直線
方向など、被加工物の形状に沿つて直線移動もす
るものである。
する。図中、1はリール12に巻装された電極ワ
イヤで、被加工物2の加工穴を通し、その下方部
に設けたリール13に巻取られる。2の被加工物
は箱型の加工層5内に設けた取付台9に固定して
ある。3はタンク10に収容された加工液(水)
で、この加工液3はポンプ11により吸上げら
れ、ノズル14によつて被加工物2の放電加工部
に供給してある。4はワイヤ電極1に負極を、被
加工物2に正極を接続した放電加工用電源
(DC300V)、8は被加工物2に負極を、大地アー
ス7に正極を接続した補助電源(DC9V)で、被
加工物2の発錆を防止するために、その被加工物
2に微小電流を供給するためのものである。な
お、ワイヤ電極1を巻装したリール12,13
は、ワイヤ電極1を矢印a方向に回転しながら、
放電加工方向に沿つて矢印b方向、さらには直線
方向など、被加工物の形状に沿つて直線移動もす
るものである。
図示の如く、補助電源8の正極を大地アース
に、負極を被加工物に接続し、かつ、大地アース
7と、被加工物2と電気的に接続してある加工層
5を抵抗6を介して接続して直列回路を構成して
あるので、被加工物2を放電加工中あるいは放電
加工停止中において、補助電源8より微少電流を
供給することによつて、その被加工物2は大地ア
ース7に対して負電位となり、したがつて外界よ
り被加工物2が受ける酸化作用は打消され、被加
工物2の発錆は防止できる。この発錆防止は被加
工物2を加工層5に載置している間は行なわれ、
長時間放電加工停止後に、再び放電加工を行なう
ような場合にはその効果を発揮する。
に、負極を被加工物に接続し、かつ、大地アース
7と、被加工物2と電気的に接続してある加工層
5を抵抗6を介して接続して直列回路を構成して
あるので、被加工物2を放電加工中あるいは放電
加工停止中において、補助電源8より微少電流を
供給することによつて、その被加工物2は大地ア
ース7に対して負電位となり、したがつて外界よ
り被加工物2が受ける酸化作用は打消され、被加
工物2の発錆は防止できる。この発錆防止は被加
工物2を加工層5に載置している間は行なわれ、
長時間放電加工停止後に、再び放電加工を行なう
ような場合にはその効果を発揮する。
なお、上述の実施例においては、被加工物に微
小電流を供給する補助電源として、放電加工電源
とは別途設けた場合について説明したが、放電加
工電源から低圧電源を構成し、それを図示と同様
に接続すれば1台の電源装置で済み、簡略化構成
できる。
小電流を供給する補助電源として、放電加工電源
とは別途設けた場合について説明したが、放電加
工電源から低圧電源を構成し、それを図示と同様
に接続すれば1台の電源装置で済み、簡略化構成
できる。
上述の実施例からも明らかなように本考案によ
れば、被加工物と大地アース間とを抵抗器を介し
て接続し、その大地アース間と被加工物間とに、
被加工物を大地アースに対して電位が負電位とな
るように微少容量の直流電源を接続し、被加工物
に微少電流を供給するように構成したものである
から、被加工物を大気よりの酸化作用から防ぐこ
とができ、被加工物を長時間放置しておいても発
錆により被加工物の精度を低下させることがな
く、また放置後に錆取りという手作業も省けると
いう利点並びに効果がある。
れば、被加工物と大地アース間とを抵抗器を介し
て接続し、その大地アース間と被加工物間とに、
被加工物を大地アースに対して電位が負電位とな
るように微少容量の直流電源を接続し、被加工物
に微少電流を供給するように構成したものである
から、被加工物を大気よりの酸化作用から防ぐこ
とができ、被加工物を長時間放置しておいても発
錆により被加工物の精度を低下させることがな
く、また放置後に錆取りという手作業も省けると
いう利点並びに効果がある。
添付図は本考案により発錆防止機能を具備した
防電加工装置の一実施例図である。 1……ワイヤ電極、2……被加工物、3……加
工液、4……放電加工用電源、5……加工層、6
……抵抗、7……大地アース、8……補助電源。
防電加工装置の一実施例図である。 1……ワイヤ電極、2……被加工物、3……加
工液、4……放電加工用電源、5……加工層、6
……抵抗、7……大地アース、8……補助電源。
Claims (1)
- 放電加工層に載置した被加工物と、該被加工物
を放電加工すべく配設した放電電極を加工間隙を
介して対向し、該被加工物と電極に放電加工電源
を接続し、該放電加工部分に加工液を供給しなが
ら放電加工する放電加工装置であつて、前記被加
工物と大物アース間を抵抗を介して接続すると共
に、被加工物と大地アース間に、該被加工物を大
地アースに対して電圧が負電圧となる補助電源を
接続した構成を特徴とする放電加工装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18349081U JPS5889230U (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 放電加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18349081U JPS5889230U (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 放電加工装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5889230U JPS5889230U (ja) | 1983-06-16 |
JPS624426Y2 true JPS624426Y2 (ja) | 1987-01-31 |
Family
ID=29982797
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18349081U Granted JPS5889230U (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 放電加工装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5889230U (ja) |
-
1981
- 1981-12-11 JP JP18349081U patent/JPS5889230U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5889230U (ja) | 1983-06-16 |
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