JPS6244239Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6244239Y2
JPS6244239Y2 JP3849482U JP3849482U JPS6244239Y2 JP S6244239 Y2 JPS6244239 Y2 JP S6244239Y2 JP 3849482 U JP3849482 U JP 3849482U JP 3849482 U JP3849482 U JP 3849482U JP S6244239 Y2 JPS6244239 Y2 JP S6244239Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid nitrogen
valve
piping
pipe
cool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3849482U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58140398U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3849482U priority Critical patent/JPS58140398U/ja
Publication of JPS58140398U publication Critical patent/JPS58140398U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6244239Y2 publication Critical patent/JPS6244239Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipeline Systems (AREA)
  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、地上に設置された液体窒素タンク内
の液体窒素を、水上のLNG船に払出す際に輸送
管として使用する液体窒素配管のクールダウン装
置に関する。
[従来の技術] 従来の液体窒素配管及びそのクールダウン方法
を第2図により説明すると、開閉弁aを有する基
端を地上の液体窒素タンクbに接続し開閉弁cを
有する先端をローデイングアームdを介して水上
のLNG船eに接続可能とした液体窒素配管f
に、該液体窒素配管fの先端の開閉弁c近接部上
流に一端を大気へ開放し中途部に遮断弁gを有す
る放出管hの他端を接続し、先ず開閉弁cを閉じ
て開閉弁a及び遮断弁gの開度を手動で調節し液
体窒素タンクbの液体窒素を液体窒素配管f及び
放出管hを介して僅かずつ大気に放出することで
液体窒素配管fを徐々にクールダウンして行き液
体窒素の冷熱で液体窒素配管fが急激に収縮して
大事故を引起すことがないようにした後、開閉弁
a及びcを開き遮断弁gを閉じて液体窒素タンク
bの液体窒素を液体窒素配管fを介して水上の
LNG船に払出している。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の液体窒素配管のクー
ルダウン方法では、液体窒素タンクbが通常岸壁
からかなり離れた位置に設けられ液体窒素配管f
が長くなつているため、離れた位置に設けられた
開閉弁aと遮断弁gを同時に手動で調節する運転
操作は流量調節及び開閉タイミング共に困難をき
わめていた。又上記からクールダウン作業には液
体窒素配管fが急激に収縮して大事故を引起すこ
とのないように運転操作を常に監視しなければな
らず、監視にも大変な労力を必要としていた。
本考案は斯かる実情に鑑み、液体窒素配管を自
動的にクールダウンして運転操作及び監視の簡略
化を図り得る液体窒素配管のクールダウン装置を
提供すべく成したものである。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、開閉弁を有する基端を液体窒素タン
クに接続し開閉弁を有する先端をLNG船側に接
続して液体窒素を払出すようにした液体窒素配管
のクールダウン装置において、該液体窒素配管の
基端側開閉弁下流近接部分に、制限オリフイスを
備えた配管と開閉弁を並列接続し、又前記液体窒
素配管の先端側開閉弁上流近接部に、一端を大気
へ開放し中途部にハンドコントローラにより開作
動せられる遮断弁を有する放出管の他端を接続
し、且つ該放出管接続部の近傍に、液体窒素配管
の温度が所定温度になつた際に前記遮断弁を閉作
動せしめる温度検出器を設け、液体窒素配管のク
ールダウン装置としたものである。
[作用] 従つて、本考案では、液体窒素配管先端の開閉
弁及び制限オリフイスと並列の開閉弁を閉じて液
体窒素配管基端の開閉弁を開き更にハンドコント
ローラを用いて遮断弁を開くと、液体窒素タンク
内の液体窒素は制限オリフイスにより流量を制限
されて液体窒素配管に入り液体窒素配管を急激に
冷却しない状態で下流側に流れ放出管から大気に
放出される。このようにして液体窒素配管が所定
の温度まで冷却されると温度検出器により遮断弁
が閉作動され液体窒素配管のクールダウンが自動
的に完了する。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。
第1図において、1は液体窒素を貯蔵せる地上
側の液体窒素タンク、2は水上のLNG船、3は
タンク1内の液体窒素をLNG船に払出すため基
端をタンク1に接続し先端をLNG船2に接続し
た液体窒素配管、4は該液体窒素配管3の基端部
(タンク1寄り)に設けた開閉弁、5は前記液体
窒素配管3の先端部に設けた開閉弁である。
尚、6はLNG船2の浮沈に追従させるため
LNG船2と液体窒素配管3との間に設けたロー
デイングアームである。
液体窒素配管3における基端部の開閉弁4より
下流側近接位置に開閉弁7を設けると共に、タン
ク1から送られた液体窒素流量を制限するための
制限オリフイス8を備えたクールダウン配管9の
両端を、前記開閉弁7の上下流側に接続して、ク
ールダウン配管9と開閉弁7部の液体窒素配管3
とを並列形成する。
又、液体窒素配管3の先端部に設けた開閉弁5
の上流側近接位置に、一端を大気に開放した液体
窒素放出管10の他端を接続し、且つ該放出管1
0の中途部に電磁遮断弁11を取付けて該電磁遮
断弁11を、前記放出管10接続部より上流側に
設けた温度検出器12からの信号によつて閉作動
し得るよう構成し、更に前記電磁遮断弁11を手
動にて開作動せしめるためのハンドコントローラ
ー13を備える。
今、タンク1内の液体窒素をLNG船2へ払出
すために液体窒素配管3をクールダウンする場合
には、開閉弁5,7を閉じると共に開閉弁4を開
き、又ハンドコントローラー13により電磁遮断
弁11を開く。斯かる状態とすると、タンク1か
ら払出された液体窒素は開閉弁4部を通過してク
ールダウン配管9に流れる。このクールダウン配
管9には制限オリフイス8が設けてあるので、液
体窒素はその流量を制限されて液体窒素配管3を
急激に冷却しない状態で下流側に流される。液体
窒素が下流側に流されて液体窒素配管3の先端部
開閉弁5の上流位置に達すると、この位置に接続
された放出管10に導かれて大気に放出される。
このようにして、流量を制限された液体窒素に
より液体窒素配管3が所定の温度まで冷却される
と、放出管10接続部の上流側近接位置に設けて
ある温度検出器12から電磁遮断弁11に信号が
発せられ、放出管10が遮断される。然して液体
窒素配管3のクールダウンが完了する。クールダ
ウン後、開閉弁5,7を開けばLNG船2に液体
窒素が払出される。
尚、本考案は前記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない限り種々変
更を加え得ることは勿論である。
[考案の効果] 如上のように本考案によれば、先端部と基端部
にそれぞれ開閉弁を有する液体窒素配管に対し、
基端部開閉弁の下流近接部分に開閉弁と制限オリ
フイスを並列接続し、先端部開閉弁の上流近接部
分にハンドコントローラーにより開作動せられ且
つ液体窒素配管に設けた温度検出器により閉作動
せられる遮断弁を有する放出管を接続したことに
より、 (i) 液体窒素配管内に液体窒素の流量を制限オリ
フイスを用いて制限して流すので、配管を急激
に冷却することがなく安全にクールダウンを行
うことができる。
(ii) 液体窒素配管がクールダウンされると温度調
節器により遮断弁が閉作動し自動的に液体窒素
の流れが停止するので、運転操作及び監視作業
が大幅に簡略化される。
(iii) 以上により、液体窒素タンクが岸壁から離れ
ている場合に特に有利となる。
等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の説明図、第2図は従来
例の説明図である。 1は液体窒素タンク、2はLNG船、3は液体
窒素配管、8制限オリフイス、9はクールダウン
配管、10は放出管、11は電磁遮断弁、12は
温度検出器を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開閉弁を有する基端を液体窒素タンクに接続し
    開閉弁を有する先端をLNG船側に接続して液体
    窒素を払出すようにした液体窒素配管のクールダ
    ウン装置において、該液体窒素配管の基端側開閉
    弁下流近接部分に、制限オリフイスを備えた配管
    と開閉弁を並列接続し、又前記液体窒素配管の先
    端側開閉弁上流近接部に、一端を大気へ開放し中
    途部にハンドコントローラにより開作動せられる
    遮断弁を有する放出管の他端を接続し、且つ該放
    出管接続部の近傍に、液体窒素配管の温度が所定
    温度になつた際に前記遮断弁を閉作動せしめる温
    度検出器を設けたことを特徴とする液体窒素配管
    のクールダウン装置。
JP3849482U 1982-03-18 1982-03-18 液体窒素配管のク−ルダウン装置 Granted JPS58140398U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3849482U JPS58140398U (ja) 1982-03-18 1982-03-18 液体窒素配管のク−ルダウン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3849482U JPS58140398U (ja) 1982-03-18 1982-03-18 液体窒素配管のク−ルダウン装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58140398U JPS58140398U (ja) 1983-09-21
JPS6244239Y2 true JPS6244239Y2 (ja) 1987-11-19

Family

ID=30049829

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3849482U Granted JPS58140398U (ja) 1982-03-18 1982-03-18 液体窒素配管のク−ルダウン装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58140398U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58140398U (ja) 1983-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6244239Y2 (ja)
JP4203355B2 (ja) ディーゼルエンジンのegr装置
GB9921698D0 (en) Beverage cooling system
BR112020009784B1 (pt) Um dispositivo de segurança interno, um sistema de gás combustível liquefeito, e um veículo
US5293904A (en) Train line de-icer
JPH04187810A (ja) 排気マニホールドの冷却保温装置
JPS6246959Y2 (ja)
US2172082A (en) Apparatus for thawing water hydrants or the like
KR910008031B1 (ko) 체크밸브를 이용한 디젤동차의 냉각수 공급장치
JPH11287389A (ja) 管路遮断開放装置
JPH0295000U (ja)
JP6719787B2 (ja) ダンプカーの排気リフト装置
RU1792889C (ru) Цистерна дл транспортировки жидкостей
JPH07167341A (ja) バルブの氷結防止装置
JPS5842541Y2 (ja) 吸気弁
CA1291978C (en) Flue gas shut-off valve
JPS6219635B2 (ja)
JPS5842001Y2 (ja) 危険物運搬船
JPH03103679A (ja) 凍結破損防止コック
JPS6224151Y2 (ja)
JPS632433Y2 (ja)
JPS6129615A (ja) 燃料ガス遮断装置
JP4330115B2 (ja) 容器外殻を貫通する配管構造およびその交換方法
JPS6241157Y2 (ja)
JPH01193529A (ja) 液体循環装置