JPS6244125B2 - - Google Patents

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JPS6244125B2
JPS6244125B2 JP59122876A JP12287684A JPS6244125B2 JP S6244125 B2 JPS6244125 B2 JP S6244125B2 JP 59122876 A JP59122876 A JP 59122876A JP 12287684 A JP12287684 A JP 12287684A JP S6244125 B2 JPS6244125 B2 JP S6244125B2
Authority
JP
Japan
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link
jaw
clamp
handle
cam
Prior art date
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Expired
Application number
JP59122876A
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English (en)
Other versions
JPS6069306A (ja
Inventor
Jei Renfuroo Chaaruzu
Deebisu Uiriamu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JEI SHII RENFUROO ANDO SANZU Inc
Original Assignee
JEI SHII RENFUROO ANDO SANZU Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JEI SHII RENFUROO ANDO SANZU Inc filed Critical JEI SHII RENFUROO ANDO SANZU Inc
Publication of JPS6069306A publication Critical patent/JPS6069306A/ja
Publication of JPS6244125B2 publication Critical patent/JPS6244125B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C1/00Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
    • B66C1/10Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means
    • B66C1/42Gripping members engaging only the external or internal surfaces of the articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C1/00Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles
    • B66C1/10Load-engaging elements or devices attached to lifting or lowering gear of cranes or adapted for connection therewith for transmitting lifting forces to articles or groups of articles by mechanical means
    • B66C1/42Gripping members engaging only the external or internal surfaces of the articles
    • B66C1/44Gripping members engaging only the external or internal surfaces of the articles and applying frictional forces
    • B66C1/48Gripping members engaging only the external or internal surfaces of the articles and applying frictional forces to vertical edge portions of sheets, tubes, or like thin or thin-walled articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 イ 発明の背景 本発明は金属板のような製品を吊持するための
クランプに係わり、更に詳しくは、対向せるジヨ
ーが平面部分を有し、クランブにより吊持される
ことで製品の表面が酷く損傷されないように互い
に移動して吊持すべき製品を把持するようなクラ
ンプに関する。
更に、本発明による吊持クランプは把持ジヨー
を開位置および閉位置に保持するためのロツク側
板を有するクランプに関する。
レンフローの米国特許第2654630号はデービイ
スの米国特許第4162804号と同様に後者の形式の
クランプを例示しており、後者の米国特許はクラ
ンプをその開位置へ解放してしまうような意図し
ない動きに対して主ロツク装置をラツチする補助
ロツク機構を開示している。
基本的には、2つの上述した特許は吊持すべき
製品を受入れるためのスロツトを備えたクランプ
本体を有するクランプを記載している。このスロ
ツトの各側にはスロツトの外側開口端に接近して
ジヨーが備えられている。この把持ジヨーは通常
は固定されている他方のジヨーに対して開位置お
よび閉位置の間を運動可能とされている。この可
動ジヨーはリンク組立体により該ジヨーに連結さ
れているシヤツクルによつて作動されるのであ
り、該リンク組立体は吊持力をシヤツクルから対
向せるジヨーに対して付与されるクランプ力とし
て伝達するにおいて倍力作用を行うことを特徴と
している。
この吊持クランプ本体は一対の間隔を隔てた側
板を含み、これらの側板の内側には枢動可能なロ
ツク板が取付けられており、このロツク板はクラ
ンプ本体の外側に露出せるハンドルによつて作動
されるようになつている。強力な張力のばねがロ
ツク板をシヤツクルと可動ジヨーとの間に延在せ
るリンク組立体に連結している。このロツクハン
ドルを閉位置へ回転することにより、このばねが
強力な閉じ力を可動ジヨーに与える。
上述の特許により例示される吊持クランプの特
徴は、可動ジヨーが枢動可能に取付けられてい
て、吊持すべき製品の表面と把持係合するのにジ
ヨーが円弧状にスイングされねばならないと言う
事実にある。この可動ジヨーおよび対向する静止
ジヨーに関しては、吊持製品の表面に噛みつく把
持歯を形成されることもまた共通の実際の例とさ
れている。可動ジヨーをスイング運動させること
そしてジヨーに把持歯を形成することはスチール
製品の吊持に有益であるが、青銅、ステンレスス
チールから作られ或いは研摩した滑らかな表面の
ものとして作られた製品がクランプ面に把持歯を
有する枢動可能のジヨーのスイング運動によつて
不都合な傷が生じる場合がある。
上述した特許のものと同様な従来技術のクラン
プには、クランプの枢動可能なジヨーのスイング
運動以外に対向せるジヨーの間隔が調整不能であ
るという欠点もある。
更に、このような吊持クランプの手動係合可能
なロツクハンドルは、しばしばクランプ本体の周
囲を実質的に超えてスイングするように位置せざ
るを得ない。これにより、ジヨーを開作動および
閉作動させる両限界位置でハンドルをシフトしな
ければならない場合、クランプ本体の周囲を超え
てハンドルが突出することは、クランプが使用さ
れる環境において接近せる物体により阻害される
ことになる。
再び述べるが、従来技術の吊持クランプに組付
けられているロツク装置を参照すれば、これらは
しばしばハンドルをロツクされた開位置またはロ
ツクされた閉位置へと完全に移動させるための両
端位置の間を完全にスイングできなければならな
いことを要求する。これに対し、ロツク装置ハン
ドルを中立位置へ、即ち吊持クランプの開動作を
促すことなく且つ吊持力が解除されたときにジヨ
ーの開作動を許容するような位置へ移動できるよ
うにすることが有利となる。しかる後クランプが
垂直位置にある限りにおいては、シヤツクルの重
量およびばねに残る押圧力がロツクハンドルを自
動的に中立位置からその完全にロツクされた開位
置へと移動させるのである。
最後に、従来のシングルスローロツク装置を組
み込んだ所謂ノン・マーリングクランプは、意図
せる吊持における使用としては全体的に嵩張つて
不細工である。これらしばしば多数の且つ複雑な
機構を含んでなり、必然的に高価となつている。
ロ 発明の要約 一般的に、本発明は一対の間隔を隔てた側板を
含むクランプ本体から構成されている吊持クラン
プに関する。この本体は吊持すべき製品を受入れ
るための側板を通すスロツトを形成している。一
対の対向するジヨーがこのスロツトの反対両側に
取付けられ、一方のジヨーは他方のジヨーに対し
て開閉するように枢動可能に取付けられ、他方の
ジヨーは調整可能とされ、また吊持シヤツクルが
クランプ本体にガイドせる運動を与えるように取
付けられている。本体内のリンク組立体はこのシ
ヤツクルと枢動可能に取付けられている把持ジヨ
ーとを連結し、シヤツクルに吊持力が作用された
ときにこのジヨーを他方のジヨーに対して押圧す
る。このリンク組立体は把持ジヨーを動かすため
に連結されているスイングリンク、そしてシヤツ
クルおよびスイングリンクの両者に対してコント
ロールリンクを連結する連結手段を備えたクラン
プ本体に対して枢着されたコントロールジヨーを
含んでいる。
クランプ本体の外部にある操作可能の手動操作
される枢動可能に取付けられているハンドルがロ
ツク手段を作動させ、このロツク手段はコントロ
ールリンクと組み合うコイルばねを有していて、
このばねはコイルばねリンクに作用し、ハンドル
操作によつて張力を掛けられたり解除されたりす
る。このロツク手段はハンドルの動きによりシフ
トされるように連結されたカムリンク手段を有
し、このカムリンク手段はコイルばねによりコン
トロールリンクと協働して該リンクをジヨー開位
置またはジヨー閉位置に交替に押圧する。カムリ
ンク手段またはコントロールリンクに作用してジ
ヨー開位置またはジヨー閉位置に交替に位置決め
保持する制限ストツプを備えている。このコント
ロールリンク−カムリンクの関係にも係わらず
に、ジヨー閉位置において張力を与えられたコイ
ルばねの押圧力よりもジヨーの制限された開作動
が勝ることのできるように許容しているのであ
る。
吊持クランプは更に把持ジヨーと対向する他の
ジヨーを有し、これは手動調節可能な楔に支持さ
れていて、この楔は該他のジヨーと組み合う視認
表示を有している。視認表示は把持ジヨーともま
た組み合う。これらの視認表示は操作者が吊持す
べき特定寸法の板の取り扱いに関してのクランプ
の適当性を目で確認できるようにし、同時にまた
連続使用するには危険となるクランプの苛酷な使
用を通じてクランプ内の部品の摩耗状態を決定で
きるようになす。
本発明の基本的な目的は、傷を付すことなく滑
らかな面を把持し、青銅、ステンレススチールや
表面を研摩仕上げしたスチールで作られた製品を
吊持するのに適当な改良したノン・マーリング吊
持クランプを提供することである。
本発明の第一の目的は、クランプに吊持力が作
用している間にもロツクハンドルが中立位置へ移
動できるオーバーセンター形ロツク装置を組み込
み、また然る後吊持力が解除された後にはロツク
ハンドルが完全にロツクされた開位置へ自動的に
移動される吊持クランプを提供することである。
本発明の他の重要な目的は、ロツク装置のロツ
クハンドルがクランプ本体の周縁より完全に内方
を移動するハンドルの動きによつてロツクされた
開位置およびロツクされた閉位置の両限界位置の
間をシフト可能な吊持クランプを提供することで
ある。
本発明の他の目的は、板厚指示手段を備えたク
ランプジヨーを支持せる調節可能な楔を有し、吊
持すべき特定寸法の製品を受入れるためのジヨー
間隔がクランプを製品にセツトする前に手動調節
できる吊持クランプを提供することである。
本発明その他の重要な目的は、可動ジヨーがロ
ツク機構の押圧力に抗して制限された開動作を受
けるが、然る後さらなる開動作に抗して積極的に
停止される吊持クランプを提供することである。
本発明の他の利点は、本発明の実施例の好まし
い構成を例として説明する添付図面に関連せる以
下の説明から明白となろう。
ハ 好ましい実施例の説明 第1図に示すように、吊持クランプ10はロツ
ク機構を有しており、そのロツク機構はジヨー開
位置において示されている。第2図においてクラ
ンプ10はこのロツク機構をジヨー閉位置として
示されており、第2図の点線はこのロツク機構の
中立位置を付加的に示している。
クランプ10は主に仕上げしたステンレス鋼、
銅、アルミニウム或いはその他の研磨せる板を取
り扱うように設計されたのであり、そのために対
向せるジヨーの把持面は平面状とされ、吊持すべ
き製品を構成する軟らかい金属材料に傷を付ける
可能性を低減している。使用において、この吊持
クランプ10は1つの板即ち部材を水平から垂直
へ、更に水平へと180゜の角度にわたつて回転さ
せ得るのである。
クランプ10の本体は2つの側板12および1
4で構成されており、これらは第3図〜第5図に
最も良く見られる。この対をなす側板12および
14はボルト16により互いに間隔を隔てた状態
で固定されており、側板12および14の間には
ボルトを取り巻くスペーサーチユーブが使用され
ている。また、差渡板18および20が備えられ
ており、これらの差渡板はクランプ側板の下端を
適当な間隔で剛性的に保持するように側板12お
よび14の内面に溶接されている。一般に側板を
吊持クランプ本体として組立てる技術は従来と同
様であり、更に詳細に説明する必要はない。
側板12および14にはスロツト22が形成さ
れており、このスロツトは吊持クランプ本体にお
いて吊持すべき製品を受入れるために働く。一対
の対向せるジヨー24および26はクランプ本体
のスロツト22の反対両側に取付けられている。
吊持クランプ10において、この一対の対向せる
ジヨーとは把持ジヨー24および調節可能ジヨー
26で構成されている。ジヨー24および26は
以下に説明するように開き、また吊持クランプ本
体のスロツト22内のジヨーの間に吊持すべき製
品が挿入されたとき、この製品を把持するべく互
いに対して閉じるよう運動できるように取付けら
れている。ジヨー24および26の対向せる把持
面は何れも平面状とされ、吊持クランプによつて
吊持される軟らかい金属製品が傷付く可能性を低
減している。
把持ジヨー24は1対の間隔を隔てた並行せる
取付耳28(第3図)を備えており、これらはこ
のジヨーの平面とせる把持面から後方へ延在され
ている。耳28は取付ピン30と係合される整列
せる孔を有し、これらによつて把持ジヨー24が
吊持クランプ10の本体のスロツト22の一側に
おける適当な位置に枢動可能に取付けられるので
ある。
取付ピン30はスイングリンク32の孔を通し
て延在され、このピン30がスイングリンク32
の両端の中間において把持ジヨー24を効果的に
枢動可能に支持するようになつている。リンク3
2はクランプ本体に対してその一端付近で取付ピ
ン34により枢支されており、取付ピン34はこ
の本体の側板12および14に形成せる整列した
孔を通過されていて、またスイングリンク32の
一端付近に形成せる開口を通過している。
スイングリンク32の反対側の端部は長手方向
へ延在せるスロツト36を有している。このスロ
ツト36はコントロールピン38と係合され、こ
のコントロールピン38はコントロールリンク4
0を形成している間隔を隔てた並行な板(第3
図)によつて担持されている。コントロールリン
ク40の板はピン42により側板12および14
の間に枢動可能に取付けられており、このピン4
2は吊持クランプ10の本体を形成するこれらの
側板を通して延在している。
吊持クランプ10はシヤツクル50を備えてお
り、このシヤツクルはホイストケーブルの端部の
通常の吊持フツクを受入れるようになされた大き
な開口を有している。シヤツクル50は吊持クラ
ンプ10の本体内へと側板12および14の間を
下方へ延在し、クランプ本体内に位置されたシヤ
ツクル端部は結合リンク54の一端に枢動可能に
ピン止めされている。結合リンク54の他端はピ
ン56によりコントロールリンク40に対して枢
動可能に連結されており、ピン56はコントロー
ルリンク40の板の間を延在され、そして結合リ
ンク54の端部開口を通過されている。
シヤツクル50の端部と、ピン56を介しての
コントロールリンク40への吊持力の伝達部との
間に結合リンク54を介在させたことは、吊持ク
ランプ10の使用におけるシヤツクル50の接作
での融通性を高めている。これはまた結合リンク
54に枢動連結される二股端部を有するシヤツク
ル50を使用を容易となしている。しかし50で
示すようなシヤツクルからクランプ本体の側板1
2および14の間にピン42で枢動可能に取付け
られたコントロールリンク40の適当位置へと吊
持力を伝達するのにこれ以外の構造を使用するこ
とが可能であることは理解できよう。
上述した吊持クランプ10の構造から、シヤツ
クル50に与えられた吊持力がクランプに如何に
作用するかは容易に理解できるであろう。シヤツ
クルに作用した上方への吊持力は第2図に示すよ
うな各部分の関係にてコントロールリンク40を
ピン42の回りに時計方向へ枢動させようとする
のである。コントロールリンク40のこの時計方
向への枢動はコントロールピン38を取付ピン4
2の軸線に関して時計方向へ移動させ、スイング
リンク32の一端のスロツト36がコントロール
ピン38に係合しているので、スイングリンク3
2はその取付ピン34の軸線の回りを反時計方向
へ押圧される。これにより、スイングリンク32
と係合しているピン30に耳28によつて枢動可
能に取付けられた把持ジヨー24は、クランプ本
体のスロツト22内に配置せる対向したジヨー2
4および26の間に位置された製品を把持するよ
うに内方へ移動されるのである。
シヤツクル50に対して付与される吊持力が低
減されると、第1図に示した吊持クランプ10の
各部分の関係位置へと上述した部分が復帰され
る。この吊持力の低減は以下に詳細に説明するロ
ツク機構がないと第1図に示すようにジヨー開位
置へと把持ジヨー24を引き戻すのである。
このようにして、把持ジヨー24の動きをコン
トロールするためにシヤツクル50に対して連結
するリンク組立体がシヤツクルと把持ジヨーとの
間に効果的に構成されているのである。このリン
ク組立体は、把持ジヨー24を動かすために連結
されたスイングリンク32およびクランプ本体の
側板12および14に対して枢支されたコントロ
ールリンク40で構成されており、このクランプ
本体はシヤツクルとコントロールリンク40とを
連結する働きをなす結合リンク54で与えられる
第一の連結手段と、コントロールリンクとスイン
グリンク32とを連結する働きをなしているスイ
ングリンク32のスロツト36内に係合せるコン
トロールピンによつて与えられる第二の連結手段
とを備えている。
コントロールリンク40と関連して働くロツク
機構をここで詳細に説明する。
吊持クランプ10の本体の外部には操作可能に
手動操作するハンドル60がシヤフト62により
枢動可能に取付けられており、このシヤフトは側
板12および14を通つて延在し、ハンドル60
はこのシヤフト62に対して強固に固定されてい
る。図示した等定の実施例では1本の手動ハンド
ル60をシヤフト62の一端に固定して示してい
るが、吊持する板或いはその他の製品に対する吊
持クランプの着脱をクランプ使用者が都合良く行
なえるようにするために、2本の同様な手動ハン
ドルをシヤフト62の各端に備えることができる
のである。勿論、これにより2本のハンドル60
がクランプ側板12および14の反対両側に露出
して設けられるので、クランプ使用者により容易
に操作され得るのである。
ハンドル60のスイング即ちシフト移動によつ
て枢動されるシヤフト62はクランプ本体を構成
する側板12および14の内面間において取付け
られているアーム64を有している。このアーム
64はシヤフト62に対して適当にピン止めされ
ていて、ハンドル60が手動でシフトされたとき
にクランプ作動におけるジヨー開位置およびジヨ
ー閉位置の間をシヤフト62とともに運動するよ
うになつている。側板12および14の間に固定
されているストツプピン61および63はアーム
64が枢動移動するジヨー開位置およびジヨー閉
位置である反対両端位置にてアーム64と係合さ
れる。
アーム64が固定されているシヤフト62から
の末端とせるアーム64の端部はピン65により
圧縮リンク68を枢動可能に支持しており、この
圧縮リンクは以下に説明するようにコントロール
リンク40と関連せるばね手段と連結されてい
る。ピン65の両端にはローラーが取付けられて
おり、これらのローラーはカム従動子66として
働き、これらが以下に説明するようにコントロー
ルリンク40のカム面と係合するのである。
アーム64は、何れもその圧縮の外端に枢動可
能に支持されているカム従動子66および圧縮リ
ンク68と一緒にカムリンク手段を構成するので
あり、このカムリンク手段は枢動シヤフト62に
固定せる手動操作ハンドル60のスイング即ちシ
フト動作によりコントロールされる。ハンドル6
0のスイング動作によりシフトされるとき、この
カムリンク手段はコントロールリンクと関係せる
ばね手段を介して上述のリンク組立体と協働し、
このリンク組立体を第2図に示すようなジヨー閉
位置へと付勢するか、或いは、第1図に示すよう
なジヨー開位置へとこの組立体を解放する。
上述のカムリンク手段の構成部分と協働するよ
うにコイルばね70が枢動ピン42の回りに取付
けられていて、コントロールリンク40の枢動取
付けと同軸にされている。コイルばね70から接
線方向へ延在するばね端72の一方は、コントロ
ールリンク40を構成する並行な板によりその間
を延在するように担持されているピン74によつ
てコントロールリンク40とともに枢動するよう
に拘束されている。コイルばね70の他方の接線
方向へ延在するばね端76はその終端部分を90゜
折り曲げられ、圧縮リンク68の端部に形成され
ている開口78内を通されている。圧縮リンク6
8の開口78内に係合しているばね端76のこの
連結により、ハンドル60を担持せるシヤフト6
2に対してピン止めされているアーム64への連
結を介して、リンク68の動きはコイルばね70
に張力を与え、そしてまた解放する作用をなすの
である。
ここで、アーム64の先端のカム従動子がハン
ドル60のコントロールのもとで作特されるロツ
ク機構の機能において係合するところの必要なカ
ム面を与えるために、コントロールリンク40の
構造を参照する。
コントロールリンク40を構成する間隔を隔て
た並行な板はその周縁のセグメントに輪郭カム面
80を形成されている。このカム面は大体U字形
の形状をし、ピン42によるコントロールリンク
40の枢動可能な取付け部より外側へ向かつてい
る。アーム64の先端のカム従動子66がこのカ
ム面80と係合するのである。これにより、カム
従動子66およびカム面80の間の係合点に応じ
て、コントロールリンク40はアーム64のカム
従動子66により拘束される。第1図に示すハン
ドル60のシフト移動が一方の作動限界において
は、リンク40はジヨー開位置に強制的に拘束さ
れるのである。
しかしシヤフト62の枢動軸線からのカム従動
子66の半径距離に関してのカム面80の形状に
より、正常なジヨー閉位置からのジヨーの制限さ
れた開作動は第2図に示すようにハンドル60の
シフト移動が他方の作動限界において許容される
のである。
第2図を参照すれば、カム従動子66はこの図
面に示されるようなアーム64およびハンドル6
0の位置に関するシヤフト62の特定な配向にお
いてカム面80から僅かに離れることが判るであ
ろう。カム従動子66とカム面80との間のこの
僅かな空隙が、カム面がカム従動子66と物理的
に接触する前にコントロールリンク40が反時計
方向に僅かに枢動するのを可能ならしめる。これ
を超えて更にコントロールリンク40が枢動する
ことは積極的に阻止される。この僅かな運動がコ
ントロールピン38およびスイングリンク32の
スロツト36に伝達され、第2図に示す距離Dの
程度のハンドルジヨー24のバツクアツプを許容
するのである。
この僅かなバツクアツプの必要性を以下に説明
する。吊持クランプ作動において、1.588mm
(1/16in)を超えない距離Dによつて代表され
る僅かなバツクアツプは一般的に吊持クランプが
特に長尺な板材を水平位置から垂直位置へと回転
させる時に生じるものと先に注意した。長尺な板
材のこの回転は把持ジヨーを開位置へ向けさせる
傾向を示すのである。
しかしながら、距離Dのこの適当なバツアツプ
が生じる間、ばね70の最大押圧力があらゆる反
時計方向の動きに抗してコントロールリンク40
を拘束するのに付与されることを忘れてはならな
い。換言すれば、コントロールリンク40および
把持ジヨー24を担持せるスイングリンク32の
僅かな運動が張力コイルばね70の強力な押圧力
に打ち勝つことによつてのみ生じるのである。
コントロールリンク40でのロツク装置の作用
におけるコイルばね70の押圧力を更に参照し、
シヤフト62のアーム64の先端にピン止めされ
ていて、それ故に把持60のシフト運動によるコ
ントロールのもとにある圧縮リンク68の作用を
参照する。この圧縮リンク68はその孔78によ
つてコイルばね70の接線方向へ延在せる端部7
6の一方の終端部に連結されている。このばねの
他方の接線方向へ延在せる端部72はコントロー
ルリンク40の板に担持されているピン74に対
して押し当てられている。
第1図に示すようにコントロールリンク40に
対して作用するロツク機構の部材の位置において
は、コイルばね70の接線方向へ延在せる端部7
2および76に作用せる張力は本質的に解放即ち
解除されたものと考えられる。最小限、コントロ
ールリンク40のピン74の押し当たるばね端部
72と圧縮リンク68に対してその開口で連結さ
れているばね端部76との間のばね張力は、コン
トロールリンク40を図示せる位置に保持するの
に充分な力であり、またシヤフト62および圧縮
リンク68に連結されているアーム64を介して
該アーム64がストツプピン61と係合された状
態のジヨー開位置にハンドル60を保持するにも
充分な力である。
ハンドル60が第2図に示す実線位置にシフト
即ちスイングされる時シヤフト62とともにアー
ム64が同時に移動し、これにより圧縮リンク6
8を介してコイルばね70に次第に張力を掛け、
これは枢動ピン65がシヤフト62および孔78
の間に整列して中心位置となる状態にハンドル6
0が到達する迄続けられる。上述せる中央の整列
位置を超えて枢動ピン65が移動するようにハン
ドル60が更に移動すると、ばね70は把持ジヨ
ーがジヨー閉位置となる極限シフト位置へハンド
ルを押圧する。この位置において、アーム64は
ストツプピン63に押し当たる。第2図に示すよ
うにばね70が張力を付与されると、ピン74を
介して作用せるばね端72はコントロールリンク
40をその取付けピン42の回りで時計方向へ強
力に押圧し、これにより同様に把持ジヨー24を
調整可能ジヨー26を向けて押圧し、クランプ1
0により吊持すべき製品をジヨー間にて把持する
ようになすのである。
勿輪コイルばね70により付与される押圧力に
加えて、カム面80およびシヤフト62にピン止
めされているアーム64のカム従動子66の間の
係合がカム面80の形状に応じてコントロールリ
ンク40の移動を強制するようになし得るのであ
る。
更に第2図を参照すれば、手動操作ハンドル6
0の中間位置即ち中立位置が示してある。この状
態において、第2図に示したハンドル60に関す
る実線位置と第1図に示したハンドル60の位置
との間の大体中間に位置する状態で、カム従動子
66はカム面80の大体U字形の中央部分即ちク
ロツチ付近に位置する。更に、コイルばね70の
接線方向へ延在せる端部72および76の間の張
力は、ハンドル60のシヤフト62の枢動に伴つ
て圧縮リンク68がアーム64のスイングととも
に移動する結果多少低減されるのである。
ハンドル60はカム従動子66がカム面80か
ら垂直方向へ僅かに間隔を隔てた状態においてク
ランプが負荷を受けるとき、ロツクされた閉位置
から中立位置へと手動で移動される。このロツク
された閉位置において、ハンドル60は第2図に
点線で示すようにカム従動子66が中立位置にて
カム面80を係合する迄第2図に示すように時計
方向へ手動で移動できる。更なるハンドルの手動
による移動はクランプのジヨーから吊持される荷
重によつて阻止されるのであり、これはコントロ
ールリンク40の反時計方向のあらゆる動きに抗
するのである。カム従動子66が沿つて移動する
円弧半径に対するカム面80彎曲は、枢動ピン6
5がロツクされた閉位置から後方へその中立位置
を超えて移動し、これによりばね70がハンドル
60を中立位置に押圧した後にカム従動子がカム
面と係合するようになされているのである。
第2図にて点線で示すようにハンドル60に関
する中立位置において、クランプ10から懸垂さ
れた吊持せる板は、ハンドル60をこの中立位置
にシフトすることによりジヨー24および26の
間に完全に把持されて拘束される。吊持力はシヤ
ツクル50を介して付与され続ける。しかしU字
形カム面80のクロツチにカム従動子66が位置
し、圧縮リンク68の動きによつてコイルばね7
0の張力に僅かに弛みを生じると、クランプ10
に保持された板が降下されてシヤツクル50に対
する吊持力を付与を解除する時までクランプ10
に保持された該板は解放されない。
この吊持力の付与が解除された時、コントロー
ルリンク40に担持されているピン56上の結合
リンク54を介して押下するシヤツクル50の重
量が、コイルばね70の接線方向の端部72およ
び76の間の軽減された張力とともに、コイルば
ねに残る張力による圧縮リンク68を介してアー
ム64の端部に対する上方への押圧を可能ならし
めるのであり、カム面80に沿つて上方へ押圧し
てシヤフト62を枢動させ、ロツクハンドル60
を第1図に示すような最外のロツクされた開位置
へ運ぶことを可能ならしめるのである。
このようにして、第2図に点線で示すような中
立位置へハンドル60がシフトされた吊持クラン
プ10によれば、シヤツクル50を介して付与さ
れた吊持力を単に解除することでロツク機構は自
動的にハンドルをクランプ10に関してのジヨー
開位置へ移動させるのであり、これは使用者がハ
ンドル60をそのような中立位置にセツトした後
に何もする必要なく行われるのである。
アーム64および圧縮リンク68により与えら
れるオーバーセンターリンク機構は3つの状態で
有効である。上述したようにハンドル60がロツ
クされた開位置からロツクされた閉位置へ移動さ
れるとき、シヤフト62と孔78との間に整列せ
る中央位置を超えるピン65の移動はばね70に
よるロツクされた閉位置へのリンク機構の強制を
生じる。この位置において、ジヨー24に作用す
る力が距離Dについてのジヨーのバツクアツプを
生ぜしめるとき、カム面80はカム従動子66に
対して力を作用させるのである。この力はオーバ
ーセンターリンク機構のためにアーム64とピン
63との係合を緊密にする傾向を示す。最後に、
ハンドル60がロツクされた開位置から中立位置
へ移動するとき、ピン65がこの中央位置即ち整
列位置を超えて移動するとばね70によりリンク
機構は中立位置へ押圧されることとなるのであ
る。
重要なこととして、ハンドル60はその移動を
通じて常にクランプ本体の範囲内に維持されるの
である。このハンドル60がロツクされた閉位置
へと下方へ移動し、これにより吊持すべき板に対
して適当な位置へとクランプを下方へ押圧するこ
ともまた有利な点である。
さて吊持クランプ10のクランプ本体のスロツ
ト22と反対側に配置され、把持ジヨー24と対
向せるジヨー26の調節可能な特徴について参照
しよう。
クランプ本体の一部を形成するように側板12
および14の内面間に溶接された差渡板20は傾
斜せるガイドトラツク86を形成している。ジヨ
ー26は楔形状のキヤリツジ88により担持さ
れ、このキヤリツジは傾斜せるガイドトラツク8
6に沿つてスライド可能とされている。調整ノブ
92を備えたスクリユー90が適当手段により側
板12および14の間にてクランプ本体に支持さ
れ、クランプ本体に対して軸線方向へ移動しない
ようになされている。スクリユー90は楔形状の
キヤリツジ88に保持されている内ねじスリーブ
94に螺入されている。
このようにして、調整ノブ92によりスクリユ
ー90を手動調節することにより、楔形状のキヤ
リツジ88およびこれに担持されているジヨー2
6はガイドトラツク86に沿つて適当に調整さ
れ、吊持クランプ10に関してのジヨー閉位置に
おけるジヨー24および26の間隔を吊持すべき
特定寸法の板に応じて望ましく調整することがで
きるのである。
第4図および第5図を参照すれば本発明の重要
な特徴が与えられており、クランプ操作者は吊持
すべき特定寸法の板の取り扱いのためにクランプ
を適当に調節することができるように、手動調整
ジヨー26に視認表示が取付けられているのであ
る。クランプのこの寸法調整は、共に平面状の強
固に付着しない面(non−marring surface)を
有する把持ジヨー24および26の間に制約され
た相対運動のみが吊持作動において意図されてい
るようなここに説明したクランプにおいて特に重
要となる。
第4図に示すように、差渡板20には観察窓9
6が形成されており、この窓はジヨー26を担持
せる楔形状のキヤリツジ88を支持しているガイ
ドトラツク86を通して開口している。この観察
窓96は指示ポインター98を有し、スケール1
00上での相対位置を容易に観察できるようにな
つているのであり、このスケールはジヨー26を
担持せる楔形状のキヤリツジ88に取付けられて
いる。
第4図および第5図から、スケール100が板
寸法の確認マークを目盛としているのがわかるで
あろう。板厚6.35mm(1/4in)から31.75mm(1
−1/4in)の範囲の板を吊持するのに使用され
ることを意図されている吊持クランプ10に関し
ては、スケール100のマーキングは第4図およ
び第5図に示す如くとされる。案内としてこのよ
うなマーキングを備えた場合、板の吊持の目的で
このクランプを使用する操作者は、スケール10
0における適当な板厚マークが観察窓96の指示
ポインター98と整合する迄調整ノブ92を手で
回転することによつて、ジヨー24および26の
間隔が先ず調整されるのである。操作者はクラン
プの使用を意図した特定の板寸法に対してクラン
プを適当に調整したかを確認すればよい。
本発明の更に他の特徴は、把持ジヨーの表面に
視認表示を備えた把持ジヨー24を提供すること
にある。この特徴は第6図〜第8図を参照して最
も良く理解されよう。
把持ジヨー24の一方或いは好ましくは両方の
側縁は視認表示を形成せる2つの対照マーキング
を備えている。これらの対照ラーキングは赤色面
積部分102および緑色面積部分104となされ
得る。勿論、これらの特定の面積部分が特定の寸
法および形状とされることは重要ではなく、ジヨ
ー24の平面とせる把持面から後方へ向かう特定
の関係およびスロツト22の縁に対する関係は説
明する必要がある。
面積部分102および104の対照マーキング
によつて形成されたこの視認表示は、吊持すべき
板が無くて把持ジヨー24がジヨー閉位置にある
ときに両面積部分が露出されるように位置される
のであり、板は対向するジヨー24および26の
間にこれらのジヨーが離隔された状態のときに配
置されるのである。吊持すべき板がジヨー間に無
い状態で緑色表示とされる面積部分104を目視
しながらロツクハンドル60をジヨー閉位置へと
移動する操作者はジヨー駆動機構が板を把持する
状態にあることを認知することになる。
次に吊持すべき板Pがジヨー24および26の
間に配置された状態で、もし操作者がロツクハン
ドル60をジヨー閉位置へ移動させるときに面積
部分102の一部が露出され続けているならば、
吊持クランプ10が調節可能なジヨー26によつ
てジヨー間に配置された板の厚さに対して適当に
調節されていないか、またはその吊持クランプが
使用またはその他の原因により保守を必要とする
状態にあるということが即ちに認知されるのであ
る。これは第7図の面積部分102に関して示し
た状態である。
最後に、もし操作者が手動によりノブ92を回
してスケール100の目盛マークを確察窓96の
ポインターと合致させ、板Pが第8図に示すよう
に配置され、ジヨー閉位置へクランプが移動され
るならば、面積部分102および104の対照マ
ーキングの何れも吊持クランプ本体のスロツト2
2の縁部の後ろに隠れることになる。この状態の
場合には、操作者は即ちに吊持クランプ10が吊
持すべき板の厚さに対して適当にセツトされてい
ることおよびクランプ自体が板の把持を可能とす
ることを認知できるのである。
本発明の好ましい実施例を図示し説明した。し
かし特許請求の範囲の欄に記載した本発明の範囲
から逸脱することなく当業者には様々な変更をで
きることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は手動操作のロツク機構のハンドルをジ
ヨー開位置として本発明の吊持クランプを示す立
面図。第2図はハンドルをジヨー閉位置として示
し、また点線で中立位置を示す第1図と同様な立
面図。第3図は差渡板18を破断して示す第1図
のクランプの側立面図。第4図は第1図の線4−
4に沿う立面図。第5図は第2図の線5−5に沿
う立面図。第6図は吊持すべき製品を介在させな
い状態で閉位置にあるクランプジヨーの部分的な
立面図。第7図は吊持すべき製品がジヨー間に介
装され、枢動可能に取付けたジヨーの警告表示を
示している第6図と同様な部分的な立面図。第8
図は吊持すべき製品を取り扱うために適正に調節
されたクランプジヨーの部分的な立面図。 10……吊上クランプ、12……側板、16…
…ボルト、18,20……差渡板、22……スロ
ツト、24,26……把持ジヨー、28……取付
耳、30,34,42,74……ピン、32……
スイングリンク、36……スロツト、40……コ
ントロールリンク、50……シヤツクル、54…
…結合リンク、60……ハンドル、61,63…
…ストツプピン、62……シヤフト、64……ア
ーム、66……カム従動子、68……圧縮リン
ク、70……コイルばね、72,76……ばね端
部、78……開口、80……カム面、86……ガ
イドトラツク、88……キヤリツジ、90……ス
クリユウ、92……調節ノブ、94……スリー
ブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属板のような物品のための吊持クランプで
    あつて、一対の間隔を隔てた側板を含み、該側板
    を通して吊持すべき物品を受入れるためのスロツ
    トを形成しているクランプ本体と、 前記スロツトの反対両側に取付けられた一対の
    対向せるジヨーであつて、一方のジヨーが他方に
    対して開閉作動するように枢動可能に取付けられ
    ている把持ジヨーとされている前記一対の対向せ
    るジヨーと、 前記クランプ本体内にガイドされて移動できる
    ように取付けられ、吊持力に対して連結されるよ
    うになされたシヤツクルと、 前記本体内に取付けられ、前記シヤツクルと前
    記把持ジヨーとを連結して該把持ジヨーのジヨー
    閉位置とジヨー開位置との間の運動をコントロー
    ルするためのリンク組立体であつて、該把持ジヨ
    ーを開作動および閉作動させるために連結された
    スイングリンクと、前記側板に対して枢動するコ
    ントロールリンクとを有し、該コントロールリン
    クを前記シヤツクルおよび前記スイングリンクに
    対してそれぞれ連結する第一および第二の連結手
    段を有している前記リンク組立体と、 前記クランプ本体に枢動可能に取付けられた手
    動操作されるハンドルと前記側板の間にて前記リ
    ンク組立体に作用するように連結されたばね装置
    とを有するロツク装置であつて、前記ばね装置が
    前記ハンドルの回転により張力を付与されて前記
    リンク組立体を押圧し、これにより前記把持ジヨ
    ーがジヨー閉位置へ移動し、また前記ハンドルの
    逆回転により張力を解除されて前記リンク組立体
    を解放し、これにより前記把持ジヨーがジヨー開
    位置へ移動するようになされており、前記ハンド
    ルの動きによりシフトされるように連結されたカ
    ムリンク手段を含み、該カムリンク手段が前記ば
    ね装置を介して前記リンク組立体と協働して該リ
    ンク組立体をジヨー閉位置へ押圧するか、或いは
    前記リンク組立体をジヨー開位置へ解放するよう
    になされている前記ロツク装置と、 を有して構成されたことを特徴とする吊持クラン
    プ。 2 前記カムリンク手段が前記ばね装置を介して
    前記コントロールリンクと協働し、コントロール
    リンクをジヨー閉位置へ押圧するか、或いは前記
    コントロールリンクをジヨー開位置へ解放するよ
    うになされている特許請求の範囲第1項記載の吊
    持クランプ。 3 前記スイングリンクが前記クランプ本体に対
    してその一端部付近で枢着され、前記把持ジヨー
    が該スイングリンクの両端の中間にて該スイング
    リンクに枢着されている特許請求の範囲第2項記
    載の吊持クランプ。 4 前記第二の連結手段がコントロールリンクに
    担持されたコントロールピン装置を含み、前記ス
    イングリンクが前記一端部と逆の端部に形成され
    たスロツトを有し、前記ピン装置およびスロツト
    がガイドされて互いに係合されるようになつてい
    る特許請求の範囲第3項記載の吊持クランプ。 5 前記ばね装置が前記コントロールリンクの枢
    動取付け軸と同軸のコイルばねであり、該コイル
    ばねの一端が該コントロールリンクと枢動するよ
    うに拘束され、該コイルばねの他端がカムリンク
    手段と連結されている特許請求の範囲第2項記載
    の吊持クランプ。 6 前記コントロールリンクが板状部材とされて
    周縁セグメントに外形カム面を形成されており、
    前記カムリンク手段が前記カム面と係合するカム
    従動子を担持せるアームを含み、前記ハンドルが
    作動限界位置へシフトされたときにコントロール
    リンクの動きを阻止するように働く制限ストツプ
    を形成している特許請求の範囲第2項記載の吊持
    クランプ。 7 前記外形カム面が大体U字形で前記コントロ
    ールリンクの枢動取付け部より外方へ向いている
    特許請求の範囲第6項記載の吊持クランプ。 8 前記カム従動子および外形カム面の互いの係
    合が、前記ハンドルの一方の限界位置へのシフト
    時にコントロールリンクをジヨー開位置に保持
    し、他方のハンドルの限界位置へのシフト時にジ
    ヨー閉位置からのジヨーの制限された開作動が許
    容される特許請求の範囲第6項記載の吊持クラン
    プ。 9 前記把持ジヨーが前記スイングリンクに枢動
    可能に担持され、前記第一の連結手段が両端をそ
    れぞれシヤツクルおよびコントロールリンクに枢
    動可能に連結された結合リンクを含み、前記第二
    の連結手段がコントロールリンクに担持されたコ
    ントロールピン装置を含み、そして前記スイング
    リンクが一端にスロツトを有して前記ピン装置と
    スロツトとがガイドされて互いに係合している特
    許請求の範囲第2項記載の吊持クランプ。 10 前記把持ジヨーがその表面に視認表示を有
    し、前記把持ジヨーがジヨー閉位置にあるときク
    ランプ本体スロツトの端部に隣接して該視認表示
    を露出せしめ、これにより操作者はクランプが安
    全な作動状態にあることを確認できるようになさ
    れた特許請求の範囲第1項記載の吊持クランプ。 11 前記視認表示が少なくとも2つの対照され
    るマークを含み、対向せるジヨー間に配置される
    吊持すべき物品がなく把持ジヨーがジヨー閉位置
    にあるときマークが露出される特許請求の範囲第
    10項記載の吊持クランプ。 12 前記他方のジヨーが調節可能なジヨーであ
    り、前記側板の間に配置された傾斜せるガイドト
    ラツク装置に沿つてスライド可能な楔装置に取付
    けられ、また前記把持ジヨーからクランプ本体ス
    ロツトの反対側に配置されており、該楔装置が軸
    線方向へ動かないように拘束されるとともに手動
    調節ノブを有するスクリユーと係合され、これに
    より前記対向せるジヨーの間の空間距離は前記ノ
    ブを手で回転してガイドトラツクに沿つて前記楔
    装置を調節することによつて変化でき、吊持すべ
    き特定の寸法の板を収容できるようになつている
    特許請求の範囲第1項記載の吊持クランプ。 13 前記楔装置は長手方向に間隔を隔てた板寸
    法の認識マークを有し、前記ガイドトラツク装置
    は前記マークを露出するための観察窓を形成され
    て前記クランプ本体の外部から目視できるように
    なつており、これにより吊持すべき特定寸法の板
    を取り扱うための前記対向せるジヨーの間の調整
    された空間距離が前記窓を通して前記マークを視
    認することで操作者により確認できるようになさ
    れた特許請求の範囲第12項記載の吊持クラン
    プ。 14 前記楔装置およびガイドトラツク装置の一
    方が長手方向に間隔を隔てた板寸法の認識マーク
    を有し、他方が前記間隔を隔てたマークと協働す
    るポインターを担持しており、これにより吊持す
    べき特定寸法の板を取り扱うための前記対向せる
    ジヨーの間の調整された空間距離が前記ポインタ
    ーとマークとの相対位置を視認することで操作者
    により確認できるようになされた特許請求の範囲
    第12項記載の吊持クランプ。
JP59122876A 1983-06-14 1984-06-14 吊持クランプ Granted JPS6069306A (ja)

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US06/504,313 US4492401A (en) 1983-06-14 1983-06-14 Non-marring lifting clamp
US504313 1983-06-14

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JPS6069306A JPS6069306A (ja) 1985-04-20
JPS6244125B2 true JPS6244125B2 (ja) 1987-09-18

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EP (1) EP0131396A1 (ja)
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