JPS6244124B2 - - Google Patents

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JPS6244124B2
JPS6244124B2 JP52143614A JP14361477A JPS6244124B2 JP S6244124 B2 JPS6244124 B2 JP S6244124B2 JP 52143614 A JP52143614 A JP 52143614A JP 14361477 A JP14361477 A JP 14361477A JP S6244124 B2 JPS6244124 B2 JP S6244124B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bellows
bellows body
end plate
partition plate
movable side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52143614A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5476778A (en
Inventor
Atsushi Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP14361477A priority Critical patent/JPS5476778A/ja
Publication of JPS5476778A publication Critical patent/JPS5476778A/ja
Publication of JPS6244124B2 publication Critical patent/JPS6244124B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車エアコンデイシヨナーの空気
入れダンパーなどの調節作用に用いられる蛇腹状
複動アクチユエータに関するものである。
従来この種の装置としては中間にばねを介在さ
せた2枚のダイヤフラムを金属枠中に収納し、2
枚のダイヤフラムを貫通したピストンの先端をダ
ンパーに連結し、一方のダイヤフラムを変形させ
てピストンを一次後退させ次に他方のダイヤフラ
ムを変形させてピストンを二次後退させダンパー
を二段階で開くようにしたものがあるが、金属枠
体、ダイヤフラム、ピストン、ばね等の部品数を
多く要し、これらを気密に組立てるためには手数
もかかり更にピストンの摺動部に埃が介入して動
作が不確実になる等の欠点があつた。
本発明は、このような従来技術の欠点を除去す
るためのものである。
次に本発明の実施例を添附図面第1図ないし第
3図について説明する。
1は固定側の合成樹脂製のベローズ体であり、
合成樹脂としては熱可塑性ポリエステルエラスト
マーのような軟質熱可塑性合成樹脂が用いられブ
ロー成型によつてベローズ体1aと端面板2が一
体に形成されている。端面板2はベローズ1aの
一端に一体に成型され、外面の肉厚部よりなる取
付部4には取付片3が一体に突出形成されるとと
もに中心には吸気孔となる吸気部5を有する第1
ストツパ6がインサート成型によつて形成され内
方に突出されている。第1ストツパ6は合成樹脂
製又は金属製である。ベローズ1aの他端開口縁
7は短円筒形の仕切板8の周壁9に形成された環
状凹溝10に嵌着され接着又は溶着固定される。
11は移動側の合成樹脂製のベローズ体であり、
固定側のベローズ体1と同材質でありベローズ1
1aと端面板12とがブロー成型によつて一体に
形成され、端面板12と一体に外面に取付片13
が形成されこの端面板12の中心の肉厚の取付部
14より内方に吸気孔となる吸気部15が軸方向
に貫通した第2ストツパとなる案内軸16がイン
サート成型により突出形成され仕切板8より移動
側の端面板12に向つて突設し係合部33を有す
る案内筒18に、移動側の端面板12より突設し
突部17を有する案内軸16を進退自在に挿入す
る。
また、固定側のベローズ体1の内部を吸気部5
を介して負圧にすると、ベローズ体1が収縮する
とともに突部17が係合部33に係止されて移動
側のベローズ体11の伸長を防止しつつ仕切板8
が第1ストツパ6に当接するまで移動側の端面板
12が作動し、更に移動側のベローズ体11の内
部を吸気部15を介して負圧にしたときこの移動
側のベローズ体11が収縮することによつて突部
17が仕切板8に当接するまで端面板12が更に
作動するようになつている。
又、案内筒18にはこの内端面を係合面として
軸方向の通気溝19が形成されている。ベローズ
体11の開口縁20は仕切板8の周壁9に形成さ
れた環状凹溝21に嵌着され接着剤等で固定され
る。
次にこの実施例の作用を第2図および第3図に
ついて説明する。
固定側のベローズ体1の取付片3を索条22等
で固定体23の係止片24に取付け、又移動側の
ベローズ体11の取付片13は索条25等でエア
コンデイシヨナーの空気通路26に設けたダンパ
ー27等に連結しダンパー27は一端を空気通路
26に軸着され索条25の牽引方向と反対方向に
引張ばね8で牽引されている。又吸気部5,15
には夫々三方切換弁等の切換装置29,30を有
する吸気管31,32が連通されベローズ体1,
11内を真空ポンプ等の吸気源と大気圧の何れか
に連通させるようになつている。
先ず移動側のベローズ体11を大気圧に保持さ
せ固定側のベローズ体1を負圧すると、これが収
縮し仕切板8が固定体23側に引寄せられ仕切板
8の案内筒18に係合した案内軸16が移動側の
ベローズ体11の端面板12を牽引し移動側のベ
ローズ体11を伸長させることなく(この場合固
定側のベローズ体1の収縮力は引張ばね28の引
張力より大である。)そのまま固定体23側に移
動させ仕切板8が固定側のベローズ体1の第1ス
トツパ6に当接されたとき固定側のベローズ体1
の収縮と移動側のベローズ体11の移動は停止し
ダンパー27は第2図においてa位置よりb位置
に回動する(これを第1作動とする)。
次に固定側のベローズ体1の吸気を続行しなが
ら移動側のベローズ体11を負圧するとこのベロ
ーズ体11が仕切板8に向つて収縮し、案内軸1
6の突部17が仕切板8に当接された位置で停止
しダンパー27は第3図に示すようにb位置から
c位置まで回動する(これを第2作動とする)。
尚ダンパー27を旧位に戻す場合は切換弁29,
30を負圧源から大気圧に切換える。
次に第4図ないし第6図に示すものは他の実施
例で、第4図に示すものは固定側のベローズ体1
と移動側のベローズ体11を同形にし、更に第1
ストツパ6と第2ストツパとなる案内軸16も同
形にし、異種の部材料を少なくし、量産性を良く
したものである。第5図は固定側のベローズ体1
を必要ストロークが得られる最小のベローズ長さ
としこの仕切板8の平面板状にしたもので小型化
したものである。第6図は固定側のベローズ体1
の端面板2の肉厚部4に直接穿孔して吸気部5を
形成し、移動側のベローズ体11の吸気部15
は、仕切板8の周壁9に穿設形成した。又仕切板
8は固定側のベローズ体1に向つて周壁9より突
出させストツパなしで仕切板8が直接端面板2に
当接されるようにし部品数を少なくしたものであ
る。
以上第4図ないし第6図において他の部分の構
成及び作用は前記の実施例と同様である。
本発明によれば、合成樹脂製のベローズ体は取
付部を形成した端面板にベローズが一体に成形さ
れているため、端面板に取付部やベローズを別個
に取付ける手数を省くことができるとともに端面
板と取付部及び端面板とベローズとの連結部に気
密構造部材を介在させる必要もなく構造が極めて
簡易であり合成樹脂による一体成形によつて一挙
に製作することができる。しかも、端面板は中心
部を肉厚にして取付部を形成し、更に周縁部を漸
次肉薄にしてベローズを形成したからベローズ体
伸縮動作時に端面板が変形するようなことがな
い。又一対のベローズ体の接続部は合成樹脂製肉
薄ベローズを仕切板に直接嵌着又は接着により接
続されるため簡単に気密な接続をすることができ
る。
又仕切板から移動側の端面板に向つて突設し係
合部を有する案内筒に、移動側の端面板より突設
し突部を有する案内軸を進退自在に挿入し前記固
定側のベローズ体内部を負圧にしたとき、固定側
のベローズ体が収縮するとともに、前記突部が前
記係合部に係止されて前記移動側のベローズ体の
伸長を防止しつつ移動側の端面板が第1作動を
し、更に移動側のベローズ体内部を負圧にしたと
き移動側のベローズ体が収縮することによつて前
記端面板が更に第2作動するような構成にしてあ
るから特に剛体よりなるケース体を用いて支持し
たりピストン、ばね、密封部材等を用いたりしな
い簡単な構造であるにもかかわらず、移動側の端
面板の二段階の作動はきわめてスムーズに又確実
に行なわれる。したがつてこれを自動の空調器の
ダンパーの開放等に用いるのに好適である。又少
ない部品数であるからその組立も容易で量産に適
し、2個のベローズ体は合成樹脂製で同形とする
こともでき、この場合は同一金型で製作できるの
で量産性を更に向上させることができる。又軽量
であるから運搬、取扱いも容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施の一例を示す装置の縦断
側面図、第2図および第3図は同上作動状態を示
す説明図、第4図ないし第6図は本発明の夫々他
の実施例を示す縦断側面図である。 1……ベローズ体、1a……端面板、2……端
面板、4……取付部、5……吸気部、8……仕切
板、11……ベローズ体、11a……ベローズ、
12……端面板、14……取付部、15……吸気
部、16……案内軸、17……突部、18……案
内筒、33……係合部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 端面板の中心部を漸次肉厚にして取付部を形
    成し漸次肉薄にした周縁部より一体にベローズを
    形成した一対の固定側及び移動側の合成樹脂製の
    ベローズ体を、中間に仕切板を介して夫々の前記
    ベローズを端部でつき合せて連結し前記一対のベ
    ローズ体内部には夫々吸気部を開口し前記仕切板
    より移動側の端面板に向つて突設し係合部を有す
    る案内筒に、移動側の端面板より突設し突部を有
    する案内軸を進退自在に挿入し、前記固定側のベ
    ローズ体内部を前記吸気部を介して負圧にしたと
    き、この固定側のベローズ体が収縮するととも
    に、前記突部が前記係合部に係止されて前記移動
    側のベローズ体の伸長を防止しつつ移動側の端面
    板が第1作動をし更に移動側のベローズ体内部を
    前記吸気部を介して負圧にしたときこの移動側の
    ベローズ体が収縮することによつて前記端面板が
    更に第2作動をするようになつていることを特徴
    とする蛇腹状複動アクチユエータ。
JP14361477A 1977-11-30 1977-11-30 Bellows type double acting actuator Granted JPS5476778A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14361477A JPS5476778A (en) 1977-11-30 1977-11-30 Bellows type double acting actuator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14361477A JPS5476778A (en) 1977-11-30 1977-11-30 Bellows type double acting actuator

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5476778A JPS5476778A (en) 1979-06-19
JPS6244124B2 true JPS6244124B2 (ja) 1987-09-18

Family

ID=15342827

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JP14361477A Granted JPS5476778A (en) 1977-11-30 1977-11-30 Bellows type double acting actuator

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02101112U (ja) * 1989-01-26 1990-08-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5910503U (ja) * 1982-03-10 1984-01-23 カルソニックカンセイ株式会社 多段式負圧アクチユエ−タ
JPS5977108A (ja) * 1982-10-21 1984-05-02 Nippon Plast Co Ltd ダブルアクチユエ−タ
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JPS5476778A (en) 1979-06-19

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