JPS6244080A - 超音波モ−タ - Google Patents
超音波モ−タInfo
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- JPS6244080A JPS6244080A JP60182042A JP18204285A JPS6244080A JP S6244080 A JPS6244080 A JP S6244080A JP 60182042 A JP60182042 A JP 60182042A JP 18204285 A JP18204285 A JP 18204285A JP S6244080 A JPS6244080 A JP S6244080A
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- Japan
- Prior art keywords
- slide
- ultrasonic motor
- resin
- aromatic polyamide
- friction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
- H02N2/0005—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
- H02N2/005—Mechanical details, e.g. housings
- H02N2/0065—Friction interface
- H02N2/007—Materials
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、圧電体による超音波振動を利用した超音波モ
ータに関し、特に摩擦接触によって一定方向に運動させ
るスライド材料に関するものである。
ータに関し、特に摩擦接触によって一定方向に運動させ
るスライド材料に関するものである。
従来の技術
一般に、超音波モータは、圧電体によシ表面進行波を発
生する振動子と動体とが加圧接触した構成であり、振動
子と動体との摩擦力によって、動体が一定方向に駆動さ
れる。動体の駆動力を向上させるためには、加圧接触力
が大きく、また摩擦力が大きいことが必要である。その
ために、動体の接触部に、摩擦係数の大きなスライド材
が動体と一体構成されている。そのスライド材として、
バインダーで結合されたアスベスト繊維が提案されてい
る。
生する振動子と動体とが加圧接触した構成であり、振動
子と動体との摩擦力によって、動体が一定方向に駆動さ
れる。動体の駆動力を向上させるためには、加圧接触力
が大きく、また摩擦力が大きいことが必要である。その
ために、動体の接触部に、摩擦係数の大きなスライド材
が動体と一体構成されている。そのスライド材として、
バインダーで結合されたアスベスト繊維が提案されてい
る。
発明が解決しようとする問題点
アスベスト繊維を成分とするスライド材は、磨耗量が多
く、磨耗された遊離粉が発生し、その結果、超音波モー
タの駆動性能が劣化したシ、また、動作中に摩擦係数が
変動し、超音波モータの駆動性能が変動するという問題
点がある。さらに動作中に摩擦雑音が発生するという問
題点がある。
く、磨耗された遊離粉が発生し、その結果、超音波モー
タの駆動性能が劣化したシ、また、動作中に摩擦係数が
変動し、超音波モータの駆動性能が変動するという問題
点がある。さらに動作中に摩擦雑音が発生するという問
題点がある。
問題点を解決するための手段
本発明は、前記問題点を解決するために、少なくとも芳
香族ポリアミド繊維と樹脂とによりスライド材を構成す
る。
香族ポリアミド繊維と樹脂とによりスライド材を構成す
る。
作用
本発明の発明者らは、公知のスライド材の前記問題点を
解決するために研究を重ねた結果、少なくとも芳香族ポ
リアミド繊維と樹脂とよりなるスライド材が、大きい起
動トルクを出すことができ、また磨耗量が少なく、さら
に摩擦係数の変動が少ないなど長時間、優れた駆動性能
を維持することを見出したものである。これは、芳香族
ポリアミド繊維が摩擦に対して耐磨耗性があシ、又、摩
擦抵抗が大きいために起動トルクが強くなるものと思わ
れる。
解決するために研究を重ねた結果、少なくとも芳香族ポ
リアミド繊維と樹脂とよりなるスライド材が、大きい起
動トルクを出すことができ、また磨耗量が少なく、さら
に摩擦係数の変動が少ないなど長時間、優れた駆動性能
を維持することを見出したものである。これは、芳香族
ポリアミド繊維が摩擦に対して耐磨耗性があシ、又、摩
擦抵抗が大きいために起動トルクが強くなるものと思わ
れる。
実施例
本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する。図は
本発明の超音波モータの主要部構成の断面図である。1
は圧電体であり、その表面に金属体2が接着固化されて
いる。3は動体でアシ、動体3に本発明の特徴とすると
ころのスライド材4が接着固化されている。
本発明の超音波モータの主要部構成の断面図である。1
は圧電体であり、その表面に金属体2が接着固化されて
いる。3は動体でアシ、動体3に本発明の特徴とすると
ころのスライド材4が接着固化されている。
次に、本発明を具体的実施例によってさらに詳しく説明
する。なお本実施例において、スライド材の摩擦係数は
ステンレス材との接触状態で測定した。また、スライド
材の磨耗量は、超音波モータに実装して100万回摩擦
動作後の磨耗厚さを測定した。超音波モータの駆動トル
クは摩擦係数に依存するため、動作前と動作後の摩擦係
数の変動の度合いは、実装テストの測定によって行った
。
する。なお本実施例において、スライド材の摩擦係数は
ステンレス材との接触状態で測定した。また、スライド
材の磨耗量は、超音波モータに実装して100万回摩擦
動作後の磨耗厚さを測定した。超音波モータの駆動トル
クは摩擦係数に依存するため、動作前と動作後の摩擦係
数の変動の度合いは、実装テストの測定によって行った
。
(実施例1)
芳香族ポリアミド繊維(デュポン社製商品名ケプラー繊
維)よりなる布(196デニール系、密度34本/ 2
51+1111 、目付80.ji’/rn”、平織)
に:フェノール樹脂(三井東圧社製商品名ミレックスX
L)を真空含浸し、加熱圧縮成型を行なって、繊維含有
率66重量%と樹脂含有率36重量%の、厚す0.5
LLlmのスライド材のシートを得た。
維)よりなる布(196デニール系、密度34本/ 2
51+1111 、目付80.ji’/rn”、平織)
に:フェノール樹脂(三井東圧社製商品名ミレックスX
L)を真空含浸し、加熱圧縮成型を行なって、繊維含有
率66重量%と樹脂含有率36重量%の、厚す0.5
LLlmのスライド材のシートを得た。
このスライド材の摩擦係数は0.62であった。
超音波モータの実装テストにおいて、初期の起動トルク
は73o9−cmであり、100万回摺動後の起動トル
クはrloi−anであって、起動トルクは大きく、ま
たその変動は少ない。100万回摺動後の磨耗厚さは1
2μmであり、磨耗量は少ない。さらに摺動時に異常な
摩擦雑音の発生は認められなかった。また、磨耗量の発
生による駆動性能の劣化は認められなかった。
は73o9−cmであり、100万回摺動後の起動トル
クはrloi−anであって、起動トルクは大きく、ま
たその変動は少ない。100万回摺動後の磨耗厚さは1
2μmであり、磨耗量は少ない。さらに摺動時に異常な
摩擦雑音の発生は認められなかった。また、磨耗量の発
生による駆動性能の劣化は認められなかった。
(比較例1)
これに対して、アスベスト短繊維とフェノール樹脂とよ
りなる混合物を圧縮成型して得られるスライド材の摩擦
係数は0.42であった。超音波モータへの実装テスト
において、初期の起動トルクは690y−1であるが、
100万回動作後の起動トルクは260g−amまで劣
化した。また磨耗厚すは420ミクロンメーターであり
、かなシ多い。さらに実装テス)において、120万回
の動作後に磨耗された磨耗量が詰まり、動作が止まって
しまうことがあった。また磨耗遊離粉の増加にしたがっ
て、キューキュー音の雑音が生じた。
りなる混合物を圧縮成型して得られるスライド材の摩擦
係数は0.42であった。超音波モータへの実装テスト
において、初期の起動トルクは690y−1であるが、
100万回動作後の起動トルクは260g−amまで劣
化した。また磨耗厚すは420ミクロンメーターであり
、かなシ多い。さらに実装テス)において、120万回
の動作後に磨耗された磨耗量が詰まり、動作が止まって
しまうことがあった。また磨耗遊離粉の増加にしたがっ
て、キューキュー音の雑音が生じた。
(実施例2)
第1表に示すような、種々の形態の芳香族ポリアミド繊
維と樹脂とよりなる厚さ1 filmのスライド材を成
型した。得られたスライド材の摩擦係数および超音波モ
ータへの実装テストを行なった結果を第2表に示す。
維と樹脂とよりなる厚さ1 filmのスライド材を成
型した。得られたスライド材の摩擦係数および超音波モ
ータへの実装テストを行なった結果を第2表に示す。
第2表から明らかのようK、得られたスライド材はいず
れも初期の摩擦係数が大きい。また実装テストにおいて
、起動トルクはいずれも大きく、また初期と100万回
摺動後の起動トルクに太きな変動がなく長寿命である。
れも初期の摩擦係数が大きい。また実装テストにおいて
、起動トルクはいずれも大きく、また初期と100万回
摺動後の起動トルクに太きな変動がなく長寿命である。
100万回摺動後の磨耗厚さはいずれも60μm以下で
あり、磨耗量は少ない。さらに、いずれのスライド材の
場合にも摺動時に異常な摩擦雑音の発生は認められなか
った。また、磨耗量の発生による駆動性能の異常は、い
ずれの場合にも認められなかった。
あり、磨耗量は少ない。さらに、いずれのスライド材の
場合にも摺動時に異常な摩擦雑音の発生は認められなか
った。また、磨耗量の発生による駆動性能の異常は、い
ずれの場合にも認められなかった。
(以 下 余 白)
第1表
発明の詳細
な説明したように、超音波振動子とスライド材とが加圧
接触してなる超音波モータにおいて、少なくとも芳香族
ポリアミド繊維と樹脂とによりスライド材を構成するこ
とにより、大きい起動トルりを発生することができると
ともに、スライド材の磨耗量が少なく、また磨耗された
遊離粉が発生することもなく、さらに摺動中の摩擦係数
の変動による超音波モータの駆動特性が変動することが
ないなど長時間、優れた摺動特性を維持する効果がある
ことを見出したものであり、その工業的価値は高い。
接触してなる超音波モータにおいて、少なくとも芳香族
ポリアミド繊維と樹脂とによりスライド材を構成するこ
とにより、大きい起動トルりを発生することができると
ともに、スライド材の磨耗量が少なく、また磨耗された
遊離粉が発生することもなく、さらに摺動中の摩擦係数
の変動による超音波モータの駆動特性が変動することが
ないなど長時間、優れた摺動特性を維持する効果がある
ことを見出したものであり、その工業的価値は高い。
図面は本発明の超音波モータの主要部構成の断面図であ
る。 1・・・・・・圧電体、2・・・・・・金属体、3・・
・・・・動体、4・・・・・・スライド材。
る。 1・・・・・・圧電体、2・・・・・・金属体、3・・
・・・・動体、4・・・・・・スライド材。
Claims (1)
- 少なくとも芳香族ポリアミド繊維と樹脂とによりスライ
ド材を構成し、前記スライド材と超音波振動子が加圧接
触されてなる超音波モータ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60182042A JPS6244080A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 超音波モ−タ |
CA000514002A CA1258086A (en) | 1985-07-19 | 1986-07-17 | Ultrasonic motor having an organic fibre-resin contact member between stator and rotor |
US06/886,556 US4739212A (en) | 1985-07-19 | 1986-07-17 | Ultrasonic motor |
DE8686109892T DE3682842D1 (de) | 1985-07-19 | 1986-07-18 | Ultraschallmotor. |
EP86109892A EP0209865B1 (en) | 1985-07-19 | 1986-07-18 | Ultrasonic motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60182042A JPS6244080A (ja) | 1985-08-20 | 1985-08-20 | 超音波モ−タ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6244080A true JPS6244080A (ja) | 1987-02-26 |
Family
ID=16111323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60182042A Pending JPS6244080A (ja) | 1985-07-19 | 1985-08-20 | 超音波モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6244080A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6416274A (en) * | 1987-07-09 | 1989-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ultrasonic wave motor |
JPH01234070A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波モータ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6020776A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-02 | Sony Corp | 圧電クラツチ |
-
1985
- 1985-08-20 JP JP60182042A patent/JPS6244080A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6020776A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-02 | Sony Corp | 圧電クラツチ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6416274A (en) * | 1987-07-09 | 1989-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Ultrasonic wave motor |
JPH01234070A (ja) * | 1988-03-15 | 1989-09-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 超音波モータ |
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