JPS624318Y2 - - Google Patents

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JPS624318Y2
JPS624318Y2 JP1984105230U JP10523084U JPS624318Y2 JP S624318 Y2 JPS624318 Y2 JP S624318Y2 JP 1984105230 U JP1984105230 U JP 1984105230U JP 10523084 U JP10523084 U JP 10523084U JP S624318 Y2 JPS624318 Y2 JP S624318Y2
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JP
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hot air
laundry
awning
capacity
type drying
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JP1984105230U
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JPS6121496U (ja
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、野外において雨天時でも使用可能
な、しかも大量の洗濯物を一挙に乾すことのでき
る洗濯物の野外乾燥装置に関すものである。
従来技術 従来野外において多量の汚れた被服を洗濯処理
するには、ある所定の場所に設置した洗濯設備で
洗濯し、この洗濯物を野外にて長時間かけて自然
に乾していたが、雨天の日には洗濯後野外で乾す
こともできず、早く乾すことができる場所まで洗
濯物を運搬しなければならず、特に災害救助時等
野外においては、多量の洗濯物の乾燥処理に大変
苦慮していた。
考案が解決しようとする問題点 災害救助時等において、衣服の緊急輪送が間に
合わないような時には野外で多量の汚れた被服を
洗濯処理した後、雨天の日であつても野外にてこ
の多量の洗濯物を迅速にして一度に乾燥させて大
勢の救助者あるいは被災者に対して早急に使用に
供するようにしなければならないという問題点が
あつた。
問題点を解決するための手段 本考案は、このような問題点を解決するため、
野外において晴雨にかかわらず多量の洗濯物を乾
燥処理できるようにした野外乾燥装置であつて、
少なくとも外布体と内布体の2重構造からなる天
井を有し、かつ、前記内布体には複数の排気口を
設けるとともに前記外布体の両側面にフアスナー
で開閉される洗濯物取入出口を、また前記両側面
の上部に雨水防止用の1対の補助布体をそれぞれ
設け、さらに前記補助布体不設側の幕体の一側面
に熱風吐出口となるダクト挿入孔を設けてなる分
解、組立可能の大容量天幕式乾燥室と、前記大容
量天幕式乾燥室外に配置可能に形成され、しかも
内外胴からなる熱風発生炉の内底部には多数の穴
を周辺に穿設したバーナー付燃焼室を、また前記
熱風発生炉の上方部には送風機付の上方空気取入
口、およびその下方部には下方空気取入口をそれ
ぞれ設けるとともに前記上方空気取入口に対向す
る側には熱風吐出口を設けてなる送風機付熱風発
生装置と、前記ダクト挿入孔から前記大容量天幕
式乾燥室内に挿入した下方開口端部には扇形状に
形成した熱風吐出グリルを取付け、かつ前記ダク
ト挿入孔から前記大容量天幕式乾燥室外に突出し
た上方開口端部には前記送風機付熱風発生装置の
熱風吐出口を取付けてなるダクトと、前記大容量
天幕式乾燥室内に設けた洗濯物のつり下げ手段と
から構成されるものである。
作 用 次に本考案の作用を図面に基づいて説明する。
天幕からなる乾燥室1のサイド地面に送風機付熱
風発生装置11を配置し、この送風機付熱風発生
装置11における熱風発生炉20内に装置したバ
ーナー22を動作させると、このバーナー22か
らの燃焼ガスは燃焼室21内で完全燃焼し、この
燃焼室1に設けられた多数の穴から燃焼室21の
上方に誘引され、上記熱風発生炉20の外周所定
位置に取付けられた送風機23によつて送られる
冷気で希釈し、温度を下げ、ダクト16を通つて
天幕式乾燥室1内に熱風として送気される。
このようにして乾燥室1内の天井に取付けられ
た洗濯物のつり下げ手段によつてつり下げられた
多量の洗濯物を、一度に熱風により早期に乾かす
ことができるものである。
実施例 第1図は、本考案の一実施例を示す構成斜視図
である。
図中1は第1図ないし第4図に示す四角形状の
大容量天幕式乾燥室で、骨組となる複数の鉄骨パ
イプ2と例えばポリエステル系繊維からなる基布
にハイバロン両面加工した幕体3とから成つてい
る。
この乾燥室1の両側面には、洗濯物の取入出口
5が、フアスナー4で開閉できるよう設けられて
いる。この乾燥室1の天井は第2図に示すように
外布体6と内布体7との2重構造になつており、
この内布体7には複数の排気口8が設けられてい
る。
外布体6の両側には、雨水などを防ぐために1
対の補助布体9が縫着連設されており、さらに軒
部10の位置から外布体6に地面に配置した熱風
発生装置11を保護するための張り出し屋根布体
12が縫着連設されている。この張り出し屋根布
体12の先端部には、わん曲した横棒13を差し
込んで緊定させ、1対の張出支柱14で支持して
いる。上記乾燥室1の四隅は、複数本の張網15
によつて夫々緊定されている。
上記幕体3の一面、すなわち張り出し屋根布体
12が上方軒部10の位置に取付けられている側
の面の略中央下方部には、第3図示のように熱風
吐出口となるダクト16の挿入孔17が設けられ
ている。このダクト16は第5図イ,ロに示すよ
うに上方開口端部16aと下方開口端部16bと
を有し、この下方開口端部16bには、広角に形
成した熱風吐出グリル18が取付けられている。
19は温度計である。
第6図イ,ロ,ハは、上記熱風発生装置11を
示す図であり、次のように構成されている。
内外胴を有する熱風発生炉20の内部には、多
数の穴21aが周辺に穿設された燃焼室21が配
設されており、この下部にはバーナー22が配置
されている。
また、この熱風発生炉20には、上方空気取入
出口20aおよび下方空気取入出口20bが夫々
設けられ、この上方空気取入出口20aの外側に
は送風機23が取付けられている。
さらに、上方空気取入出口20aに対向する側
には、熱風吐出口24が設けられており、この熱
風吐出口24に乾燥室1のダクト挿入孔17を介
して上記ダクト16の上方開口端部16aが固定
金具25により取付けられる。26は熱風発生炉
20の天板であり、27はその底板である。
次に、洗濯物のつり下げ手段について説明する
と、上記乾燥室1の天井に位置している内布体7
の下面側には、ハンガー用つり下げ金具を支持す
るためのガイドレール28が複数本並設されてい
る。このハンガー用つり下げ金具は、第7図イ,
ロに示すように、所定の長さからなる本体29
と、この本体29の下方に所定間隔をもつて設け
られた複数の吊鍵部30と、この本体29の上方
にアーム部31を介して所定間隔をもつて設けら
れた一対のコロ部32とよりなり、このコロ部3
2を上記ガイドレール28に自由に滑動させなが
ら装架することによつて、吊鍵部30にかけられ
た例えば第8図示のハンガー33a,33bは、
乾燥室1に配置される。
このハンガー33a,33bには、例えばスボ
ンと上衣の洗濯物が夫々つり下げられるようにな
つている。
このように構成されている洗濯物の野外乾燥装
置は、任意の野外場所において簡単に組立て、解
体が自由にできるものであるが、通常はこの野外
乾燥装置をばらばらに解体してトラツクAの荷台
上に積載してあり、このトラツクAで自由に任意
の野外の場所に運搬することができる。
このトラツクAの後部には、例えば第9図示の
ように台車34の床面35上に洗濯機36、脱水
機37、給水ポンプ38およびこれら各機を駆動
させるための発電機39などが搭載されている野
外洗濯トレーラーBが連結手段40により連結さ
れている。
41は補助車で、上下に回動し固定できるよう
にトレーラーBの台車34の前方に取付けられて
おり、このトレーラーBをトラツクAから外した
時、自立して配置する際に使用する。
42は洗濯作業中台車34の動揺を防ぐために
使用する折畳自在にトレーラーBの後方に取付け
られている固定脚体である。
43は上記トラツクAの荷台全体を覆つている
幌布体である。
従つて例えば災害救助等においていかなる野外
の場所にも任意にこの考案である洗濯物の野外乾
燥装置および洗濯設備を簡単に運搬することがで
きるものである。
考案の効果 本考案は、以上説明したように、野外において
晴雨にかかわらず多量の洗濯物を乾燥処理できる
ようにした野外乾燥装置であつて、少なくとも外
布体と内布体の2重構造からなる天井を有し、か
つ前記内布体には複数の排気口を設けるとともに
前記外布体の両側面にフアスナーで開閉される洗
濯物取入出口を、また前記両側面の上部に雨水防
止用の1対の補助布体をそれぞれ設け、さらに前
記補助布体不設側の幕体の一側面に熱風吐出口と
なるダクト挿入孔を設けてなる分解、組立可能の
大容量天幕式乾燥室と、前記大容量天幕式乾燥室
外に配置可能に形成され、しかも内外胴からなる
熱風発生炉の内底部には多数の穴を周辺に穿設し
たバーナー付燃焼室を、また前記熱風発生炉の上
方部には送風機付の上方空気取入口およびその下
方部には下方空気取入口をそれぞれ設けるととも
に前記上方空気取入口に対向する側には熱風吐出
口を設けてなる送風機付熱風発生装置と、前記ダ
クト挿入孔から前記大容量天幕式乾燥室内に挿入
した下方開口端部には扇形状に形成した熱風吐出
グリルを取付け、かつ前記ダクト挿入孔から前記
大容量天幕式乾燥室外に突出した上方開口端部に
は前記送風機付熱風発生装置の熱風吐出口を取付
けてなるダクトと、前記大容量天幕式乾燥室内に
設けた洗濯物のつり下げ手段とからなるものであ
るから、被災地における災害救助活動、山間僻地
における工事現場等のように野外で多数の人員が
集団行動を行う場合に運搬して、組立てた後、雨
天時であつても野外において、大容量の天幕式乾
燥室内にダクトを介して送風機付熱風発生装置か
らの熱風を送り込んで乾燥室内のつり下げ手段に
つるしてある多量の洗濯物を一度に短時間に乾燥
して大勢の救助者および被災者等に着心地のよい
衣服を提供することができるものであり、特に本
考案においては乾燥室を大容量の天幕式乾燥室と
することにより、多量の洗濯物を一度に収容でき
るようにし、しかも前記乾燥室の天井を外布体と
内布体との2重構造となし、かつ内布体には複数
の排気口を設けることにより天幕式乾燥室内の通
風および保温効率を高く維持し得、大容量の乾燥
室であつても熱効率良く大量の洗濯物を雨天時で
も迅速に乾燥することができるばかりでなく、前
記乾燥室内への熱風供給手段として内外胴からな
る熱風発生炉の内底部にバーナー付燃焼室を備
え、かつ前記熱風発生炉の上方部に送風機付上方
空気取入口と熱風吐出口を設けた送風機付熱風発
生装置を用いることにより、前記大容量天幕式乾
燥室内に大量のしかも高温の熱風を供給し得るよ
うにするとともに前記乾燥室内に設置した広角の
扇形状熱風吐出グリルにより、前記熱風熱風発生
装置よりの高温熱風を前記乾燥室内に拡散吐出さ
せて乾燥をより一層効率的に行い得るようにし、
多量の洗濯物をより短時間に効率良く乾燥させる
ことができる等、種々の効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す構成斜視図、第
2図ないし第4図は夫々この考案における天幕式
乾燥室の平面図、正面図、側面図、第5図イ,ロ
は夫々この考案におけるダクトの平面図および側
面図、第6図イ,ロ,ハは夫々この考案における
熱風発生装置の平面図、正面図、側面図、第7図
イ,ロは夫々この考案におけるハンガー用つり下
げ金具を説明するための図、第8図はこの考案で
使用されるハンガーの実施例を示す図、第9図は
この考案の野外乾燥装置を解体して荷台に積載す
るトラツクと、このトラツクの後方に連結してあ
る野外洗濯トレーラーとを示す図である。 1……大容量天幕式乾燥室、11……熱風発生
装置、16……ダクト、17……ダクト挿入孔、
20……熱風発生炉、23……送風機、28……
ガイドレール、29……本体、30……吊鍵部、
31……アーム部、32……コロ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 野外において晴雨にかかわらず多量の洗濯物を
    乾燥処理できるようにした野外乾燥装置であつ
    て、少なくとも外布体と内布体の2重構造からな
    る天井を有し、かつ前記内布体には複数の排気口
    を設けるとともに前記外布体の両側面にフアスナ
    ーで開閉される洗濯物取入出口を、また前記両側
    面の上部に雨水防止用の1対の補助布体をそれぞ
    れ設け、さらに前記補助布体不設側の幕体の一側
    面に熱風吐出口となるダクト挿入孔を設けてなる
    分解、組立可能の大容量天幕式乾燥室と、前記大
    容量天幕式乾燥室外に配置可能に形成され、しか
    も内外胴からなる熱風発生炉の内底部には多数の
    穴を周辺に穿設したバーナー付燃焼室を、また前
    記熱風発生炉の上方部には送風機付の上方空気取
    入口、およびその下方部には下方空気取入口をそ
    れぞれ設けるとともに前記上方空気取入口に対向
    する側には熱風吐出口を設けてなる送風機付熱風
    発生装置と、前記ダクト挿入孔から前記大容量天
    幕式乾燥室内に挿入した下方開口端部には扇形状
    に形成した熱風吐出グリルを取付け、かつ前記ダ
    クト挿入孔から前記大容量天幕式乾燥室外に突出
    した上方開口端部には前記送風機付熱風発生装置
    の熱風吐出口を取付けてなるダクトと、前記大容
    量天幕式乾燥室内に設けた洗濯物のつり下げ手段
    とからなることを特徴とする多量洗濯物処理用野
    外乾燥装置。
JP10523084U 1984-07-13 1984-07-13 多量洗濯物処理用野外乾燥装置 Granted JPS6121496U (ja)

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JP10523084U JPS6121496U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 多量洗濯物処理用野外乾燥装置

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JP10523084U JPS6121496U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 多量洗濯物処理用野外乾燥装置

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Publication Number Publication Date
JPS6121496U JPS6121496U (ja) 1986-02-07
JPS624318Y2 true JPS624318Y2 (ja) 1987-01-30

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Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10523084U Granted JPS6121496U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 多量洗濯物処理用野外乾燥装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54159468U (ja) * 1978-04-28 1979-11-07
JPS54161669U (ja) * 1978-05-02 1979-11-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6121496U (ja) 1986-02-07

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