JPS624304A - 超電導コイル装置 - Google Patents

超電導コイル装置

Info

Publication number
JPS624304A
JPS624304A JP14377085A JP14377085A JPS624304A JP S624304 A JPS624304 A JP S624304A JP 14377085 A JP14377085 A JP 14377085A JP 14377085 A JP14377085 A JP 14377085A JP S624304 A JPS624304 A JP S624304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
superconducting coil
holding member
superconducting
side plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14377085A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Mitsune
進 三根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14377085A priority Critical patent/JPS624304A/ja
Publication of JPS624304A publication Critical patent/JPS624304A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Superconductive Dynamoelectric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、超電導コイル装置に係わり、特に超電導コイ
ルとその保持部材とを一体形成した超電導コイル装置に
関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、樹脂含浸された超電導コイル装置は、そのコイル
部を空間の一定場所に保持固定するため、例えば第3図
に示すように構成されている。即ち、樹脂含浸された超
電導コイル31を両側から保持板32で挟み込み、両側
の保持板32を、スタッド33で締付けることによって
、コイル31と保持板32とを固定していた。また、保
持板32にはネジ穴34が設けられており、これを利用
してコイル31をヘリウム容器(図示せず)等に固定し
ていた。
しかしながら、この種の装置にあっては次のような問題
があった。即ち、スタッド33でいかに締付けてもコイ
ル31と保持板32との結合は完全なものではなく、こ
れらの間で摩擦が生じ、この摩擦熱によりコイル31が
常電導転移する可能性がある。また、各部材の熱収縮差
より、コイル31と保持板32との間にガタが生じ、コ
イル31を良好に固定できない等の問題があった。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的
とするところは、超電導コイルとその保持部材との一体
化構造を実現でき、これらの間の摩擦及びガタの発生を
防止することのできる超電導コイル装置を提供すること
にある。
〔発明の概要〕
本発明の骨子は、超電導コイルとその保持部材とを、コ
イル含浸時に一体的に含浸することにある。
即ち本発明は、超電導コイルと、このコイルを保持する
保持部材とを具備した超電導コイル装置において、前記
超電導コイル及び保持部材を同時に含浸一体化するよう
にしたものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、超電導コイルとその保持部材とが完全
に一体化されているので、これらの間で摩擦が生じるこ
とはなく、摩擦熱によりコイルが常電導転移することを
未然に防止できる。さらに、コイルと保持部材との熱収
縮差等に起因してガタが発生することもなく、コイルの
保持が確実なものとなる。また、保持部材を巻線時の巻
枠の一部として使用できるので、コイル完成後の保持部
材の取付は作業が不要になる等の利点がある。
(発明の実施例〕 以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる超電導コイル装置の
概略構造を示す断面図である。図中11は円筒状に巻回
された超電導コイルであり、このフィル11の両端部に
は保持部材12がそれぞれ固定されている。保持部材1
2は、コイル11と略同径の中空円板体からなる側板1
3と、側板13の外径に略等しい内径を有する押え筒1
4とに分割されている。
巻線時には側板13から押え筒14を取除いておき、側
板13を巻枠としてコイル巻線を行う。
コイル巻線終了後に、側板13に押え筒14をはめ込み
、ポルト15で側板13と押え筒14とを結合する。そ
の後、エポキシ樹脂等を用いて、コイル11及び保持部
材12を同時に樹脂含浸する。
この含浸により、コイル11と保持部材12との結合は
良好なものとなり、これらは完全に一体化される。
なお、コイルのヘリウム容器等に対する固定は、側板・
13に予め設けられているネジ穴16を利用して行えば
よい。
このような構成であれば、超電導コイル11とその保持
部材12とが同時に樹脂含浸されて一体化しているので
、これらの間で摩擦やガタが生じることもなく、コイル
11を安定に保持することができる。さらに、摩擦がな
いことから、摩擦熱による超電導コイル11の常電導転
移を未然に防止することができる。
第2図は他の実施例の概略構造を示す断面図である。
この実施例が先に説明した実施例と異なる点は、保持部
材22として一体構造のものを用いたことにある。即ち
、保持部材22は中空円板体の開口部周辺に一方向に円
環状の突起部を有する形状に構成され、突起部側を超電
導コイル11に対向させ固定されている。そして、コイ
ル11及び保持部材22は先の実施例と同様に同時に樹
脂含浸されるものとなっている。
このような構造であっても先の実施例と同様の効果が得
られるのは勿論のことである。また、保持部材22を構
成するのにボルト等を必要とせず、製造がより簡単にな
る等の利点もある。
なお、本発明は上述した各実施例に限定されるものでは
ない。例えば、前記含浸に用いる樹脂はエポキシ樹脂に
限るものではなく、超電導コイルと熱収縮差のあまり大
きくないものであれば他の樹脂を用いることが可能であ
る。さらに、超電導コイル及び保持部材の内部に十分含
浸されるものであれば、樹脂以外のものを用いることも
可能である。また、保持部材としても、超電導コイルと
熱収縮差のあまり太き(ないものであれば、各種の材料
を用いることができる。さらに、保持部材の形状も適宜
変更可能であるのは、勿論のことである。その他、本発
明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる超電導コイル装置の
概略構造を示す断面図、第2図は他の実施例の概略構造
を示す断面図、第3図は従来装置の概略構造を示す断面
図である。 11・・・超電導コイル、12.22・・・保持部材、
13・・・側板、14・・・押え筒、15・・・ボルト
、16・・・ネジ穴。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 @1図 第2 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)超電導コイルと、このコイルを保持する保持部材
    とを具備した超電導コイル装置において、前記超電導コ
    イル及び保持部材は同時に含浸一体化されてなるもので
    あることを特徴とする超電導コイル装置。
  2. (2)前記超電導コイルは円筒状に巻回されたものであ
    り、前記保持部材は超電導コイルの両端部に固定された
    ものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の超電導コイル装置。
JP14377085A 1985-06-29 1985-06-29 超電導コイル装置 Pending JPS624304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14377085A JPS624304A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 超電導コイル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14377085A JPS624304A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 超電導コイル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS624304A true JPS624304A (ja) 1987-01-10

Family

ID=15346616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14377085A Pending JPS624304A (ja) 1985-06-29 1985-06-29 超電導コイル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS624304A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02134802A (ja) * 1988-11-16 1990-05-23 Toshiba Corp 超電導磁石.半導体単結晶引上げ装置.核磁気共鳴装置及び超電導磁石の製造方法
JPH0585957U (ja) * 1992-04-25 1993-11-19 有限会社サンレイ 墓前用水供え具
JPH0587167U (ja) * 1992-04-30 1993-11-22 有限会社サンレイ 墓前用香炉
KR100723236B1 (ko) 2006-02-13 2007-05-29 두산중공업 주식회사 개선된 냉각성능을 가지는 초전도 코일 조립체

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02134802A (ja) * 1988-11-16 1990-05-23 Toshiba Corp 超電導磁石.半導体単結晶引上げ装置.核磁気共鳴装置及び超電導磁石の製造方法
JPH0585957U (ja) * 1992-04-25 1993-11-19 有限会社サンレイ 墓前用水供え具
JPH0587167U (ja) * 1992-04-30 1993-11-22 有限会社サンレイ 墓前用香炉
JP2567647Y2 (ja) * 1992-04-30 1998-04-02 有限会社サンレイ 墓前用香炉
KR100723236B1 (ko) 2006-02-13 2007-05-29 두산중공업 주식회사 개선된 냉각성능을 가지는 초전도 코일 조립체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS624304A (ja) 超電導コイル装置
JPS60128453U (ja) 回転電機の固定子
JPS59191308A (ja) クライオスタツト
JPS604594U (ja) 収縮ボビン
JPS6446221U (ja)
JPS5886979U (ja) チュ−ブ接続機構
JPH07201556A (ja) 超電導磁石装置およびその低温槽支持装置およびその製造方法
JPS593751U (ja) 凸極形界磁巻線の支え金具
JPH0727816B2 (ja) 超電導コイル
JPS59135048U (ja) 固定子巻線端部支持装置
JPS60137220U (ja) 球形軸受
JPS5916881U (ja) 炭素繊維パツケ−ジの梱包体
JPS61205161U (ja)
JPH03119769U (ja)
JPS62145303U (ja)
JPS59145049U (ja) 真空容器
JPS6234408U (ja)
JPS6389208U (ja)
JPH0374566U (ja)
JPS61200873U (ja)
JPS59185808U (ja) 電磁石
JPS5938414U (ja) 光フアイバ接続部の補強スリ−ブ
JPS60114404U (ja) 円偏波発生器
JPS60129866U (ja) 固定子巻線端部支持装置
JPS5874205U (ja) 光フアイバ封止構造