JPS6242754Y2 - - Google Patents

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JPS6242754Y2
JPS6242754Y2 JP1946179U JP1946179U JPS6242754Y2 JP S6242754 Y2 JPS6242754 Y2 JP S6242754Y2 JP 1946179 U JP1946179 U JP 1946179U JP 1946179 U JP1946179 U JP 1946179U JP S6242754 Y2 JPS6242754 Y2 JP S6242754Y2
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JP
Japan
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cleaning
roll
particulate matter
cleaning device
range
Prior art date
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JP1946179U
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JPS55119197U (ja
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、米、麦、小豆等の穀粒その他の粒状
物の表面付着物を除去するクリーニング装置の改
良に関するものである。
一般に粒状物の表面に付着したものは粒状物の
艷を消し去り、その粒状物の商品価値を低める原
因となる。特に米、麦、小豆等の穀物類にあつて
は、穀粒の表面に糠その他のものが付着してお
り、この付着物(特に糠)は商品価値を低下させ
るものであることは勿論のこと穀粒の表面に付着
したままにしておくと穀物の変化(活性化)を速
める原因になり穀物の長期保存が困難となり、ま
た磨ぎ汁に含まれる糠は汚泥化し易く水質公害を
惹起する原因ともなるものである。
そこでこのような粒状物の表面付着物を除去す
るためのクリーニング装置が従来より種々開発さ
れ且つ実施化されてきているが本考案者の知る限
りに於いて未だ満足の得られるものは存在しない
ように思われる。
そこで本考案は叙上の点に鑑み案出されたもの
であつて、回転するクリーニングロールの周面へ
帯電範囲及び非帯電範囲を形成しこの帯電範囲に
粒状物を接触せしめその静電誘導により粒状物の
表面付着物を吸着し、非帯電範囲でこの表面付着
物を排出自在にすると共にこのクリーニングロー
ルの帯電範囲へ揉み合せロールを配設したクリー
ニング装置本体を多段に組合わせることにより簡
単な構造にして、萬遍なくしかも効率良く粒状物
の表面付着物を除去するとができる粒状物の表面
付リーニング装置を提供せんとするものであつ
て、具体的には撹拌ブラシを内部に備える粒状物
投入用のホツパーを上方入側に、そして粒状物取
出部及びスクリユーコンベア付きの除去物排出部
を下方出側に設け、 回転自在なクリーニングロールと、このクリー
ニングロールの表面に粒状物の表面付着物吸着用
の帯電範囲及び吸着物離脱用の非帯電範囲を各々
区画形成する帯電電極並びに除電電極と、そして
帯電範囲にあつて粒状物の通過を許す若干の間隙
を残してクリーニングロールに配設された揉み合
せロールと、を備える複数のクリーニング装置本
体を、上記入側、出側間で上下に多段に配し、 上記ホツパーと最上位のクリーニング装置本体
間並びに複数のクリーニング装置本体間に、各々
粒状物を上記帯電範囲へ導くための落下位置規制
板を設け、そして 各クリーニング装置本体の出側に除去物を上記
除去物排出部へ導くための落下位置規制板を設け
て成る粒状物の表面クリーニング装置を提供せん
とするものである。
以下その詳細につき図示の実施例を参照しつつ
説明すると、第1図には本考案に係る粒状物の表
面クリーニング装置本体1a,1bを上下2段に
配設し、粒状物2を上方より下方へ移動させるよ
うにした状態の全体概略断面図が示され、入側
(第1図に於ける上方)には撹拌ブラシ3を内部
に備える粒状物投入用のホツパー4、出側(第1
図に於ける下方)には粒状物取出部5及びスクリ
ユーコンベア6付きの除去物排出部7が各々設け
られている。また図中8a,8bは粒状物2の落
下位置規制板で、9a,9bは除去物10の落下
位置規制板である。
尚、図示の例では粒状物の表面クリーニング装
置本体1a,1bを上下2段にして用いている
が、3段以上にしても良いことは勿論のこと、更
に多段状態のものを並列状態で用いても良い。
そして上下2段に配設された粒状物の表面クリ
ーニング装置本体1a,1bは各々同一の構成か
らなるものであるため以下に於いては説明の便宜
上同一の符号を用いて説明する。
この粒状物の表面クリーニング装置本体1a,
1bは、主に、クリーニングロール11と、該ク
リーニングロール11に配設される揉み合せロー
ル12と、帯電及び除電電極13,14,15
と、から構成される。
クリーニングロール11は帯電可能な材質、例
えばプラスチツク、にて形成され図示の例では反
時計方向に所望速度で回転自在にされている。こ
の回転方向は図示のものに限定されるものではな
く勿論時計方向としても良い。そしてクリーニン
グロール11の周面付近任意位置に帯電電極13
及び除電電極14,15〔図示の例では2個〕が
各々配設されており、この帯電電極13と除電電
極14との間のクリーニングロール周面に、帯電
範囲(第1図に於ける左側)及び非帯電範囲(第
1図に於ける右側)が各々形成され、この帯電範
囲に粒状物2を接触せしめそこでその静電誘導に
より粒状物2の表面付着物を吸着・除去自在とし
且つ非帯電範囲にて吸着した除去物10を離脱自
在としてある。また上記非帯電範囲にはクリーニ
ングロール11の表面に付着した除去物10を掻
き落すための清浄ブラシ16が設けられている。
尚、以上及び以下に於いて「帯電範囲」とはク
リーニングロール1の表面に電荷が表われ静電誘
導を生ぜしめる範囲をいい、「非帯電範囲」とは
クリーニングロール1の表面に電荷が表われず静
電誘導を生ぜしめない範囲をいう。
揉み合せロール12は非帯電製のものでは上記
帯電範囲内の任意位置に配設される。この揉み合
せロール12はクリーニングロール11との間に
粒状物2の通過を許す若干の間隙17が形成され
る。この間隙17は粒状物2の最長長さ(
より狭く且つ最短長さ()より広く形成され
る。そして図示の例ではこの揉み合せロール12
は時計方向、即ちクリーニングロール11の回転
方向と対称方向、にクリーニングロール11の回
転速度とは若干相違する速度で回転自在にされて
いる。この回転方向は図示の例に限定されるもの
ではなくクリーニングロール11の回転方向と同
一方向でも良く、要はクリーニングロール11と
揉み合せロール12との間で粒状物2を揉み合せ
その表面付着物を除去できれば良い。
次に作用につき説明する。
先ず、クリーニングロール11,11、揉み合
せロール12,12、清浄ブラシ16,16、ス
クリユーコンベア6、そして撹拌ブラシ3を各々
駆動せしめ且つ帯電電極13及び除電電極14,
15をONにする。この状態においてクリーニン
グロール11は回転しつつその周面に帯電範囲及
び非帯電範囲が形成される。そして入側のホツパ
ー4に粒状物2を投入すると粒状物2は撹拌ブラ
シ3により撹拌され1次揉み合せがなされつつ最
上段にある粒状物2のクリーニング装置本体1a
のクリーニングロール11の帯電範囲へ供給され
る。この際粒状物2は落下位置規制板8aを介し
て正確に帯電範囲へ供給される。そして粒状物2
はクリーニングロール11の回転に伴ない反時計
方向へ移行し揉み合せロール12で2次揉み合せ
がなされる。この2次揉み合せはクリーニングロ
ール11と揉み合せロール12との間隙17、回
転速度差等により効率良く短時間でなされる。そ
してこの2次揉み合せにより生じた除去物10は
そのまま静電誘導によりクリーニングロール11
へ吸着されて更に時計方向へ移行し除電電極14
位置まで至ると非帯電範囲となるためそこでクリ
ーニングロール11より離脱せしめられ更に除
電々極15及び清浄ブラシ16により完全に取り
去られる。そしてクリーニングロール11より離
脱せしめられた除去物10は落下位置規制板9a
を介して正確に除去物排出部7へ落下しスクリユ
ーコンベア6により外部へ搬出される。一方揉み
合せロール12を経過した粒状物2は落下位置規
制板8bを介して更に下段にある粒状物2のクリ
ーニング装置本体1bへ供給され上述と同様の工
程を繰り返した後粒状物取出部5へ落下する。
本考案に係る粒状物の表面クリーニング装置は
以上説明したごとき内容のものなので、クリーニ
ング装置本体の帯電範囲に落下位置規制板を介し
て確実に粒状物に導くことができ、そしてこの帯
電範囲で粒状物からの除去物のみを静電誘導によ
り吸着し且つ非帯電範囲で離脱せしめることがで
き、粒状物と除去物の分離が極めて容易になし得
ると共に、上記帯電範囲のクリーニングロールへ
の粒状物の通過を許す若干の間隙を残し揉み合せ
ロールを配設したので粒状物の表面付着物の除去
が極めて効率良くしかも萬遍なくなし得る上に、
各クリーニング装置本体の非帯電範囲で離脱せし
められる除去物は落下位置規制板にてスクリユー
コンベア付きの除去物排出部へ確実に導かれるの
で、除去物の排出が容易であり、クリーニング装
置本体を多段に配置するためそのクリーニング効
率は更に一層期待できる等の多大の効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る粒状物のクリーニング装
置を2段にして用いた状態の全体概略断面図、第
2図はクリーニングロールと揉み合せローラとの
関係を示す部分拡大図、そして第3図は粒状物の
拡大側面図である。 図中、1a,1b……粒状物の表面クリーニン
グ装置本体、2……粒状物、3……撹拌ブラシ、
4……ホツパー、5……粒状物取出部、6……ス
クリユーコンベア、7……除去物排出部、8a,
8b……粒状物落下位置規制板、9a,9b……
除去物落下位置規制板、10……除去物、11…
…クリーニングロール、12……揉み合せロー
ル、13……帯電電極、14,15……除電電
極、16……清浄ブラシ、17……間隙。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 撹拌ブラシを内部に備える粒状物投入用のホツ
    パーを上方入側に、そして粒状物取出部及びスク
    リユーコンベア付きの除去物排出部を下方出側に
    設け、 回転自在なクリーニングロールと、このクリー
    ニングロールの表面に粒状物の表面付着物吸着用
    の帯電範囲及び吸着物離脱用の非帯電範囲を各々
    区画形成する帯電電極並びに除電電極と、そして
    帯電範囲にあつて粒状物の通過を許す若干の間隙
    を残してクリーニングロールに配設された揉み合
    せロールと、を備える複数のクリーニング装置本
    体を、上記入側、出側間で上下に多段に配し、 上記ホツパーと最上位のクリーニング装置本体
    間並びに複数のクリーニング装置本体間に、各々
    粒状物を上記帯電範囲へ導くための落下位置規制
    板を設け、そして 各クリーニング装置本体の出側に除去物を上記
    除去物排出部へ導くための落下位置規制板を設け
    て成る粒状物の表面クリーニング装置。
JP1946179U 1979-02-17 1979-02-17 Expired JPS6242754Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1946179U JPS6242754Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1946179U JPS6242754Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55119197U JPS55119197U (ja) 1980-08-23
JPS6242754Y2 true JPS6242754Y2 (ja) 1987-11-02

Family

ID=28848603

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1946179U Expired JPS6242754Y2 (ja) 1979-02-17 1979-02-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104334290B (zh) * 2012-06-06 2016-11-09 阪东化学株式会社 洁净装置

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JPS55119197U (ja) 1980-08-23

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