JPS6242068B2 - - Google Patents

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JPS6242068B2
JPS6242068B2 JP57187396A JP18739682A JPS6242068B2 JP S6242068 B2 JPS6242068 B2 JP S6242068B2 JP 57187396 A JP57187396 A JP 57187396A JP 18739682 A JP18739682 A JP 18739682A JP S6242068 B2 JPS6242068 B2 JP S6242068B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dyeing
cam body
kasuri
dye
yarn
Prior art date
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Expired
Application number
JP57187396A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5982461A (ja
Inventor
Katsutoshi Yasutome
Kazuhiro Watanabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamanashi Prefecture
Original Assignee
Yamanashi Prefecture
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamanashi Prefecture filed Critical Yamanashi Prefecture
Priority to JP18739682A priority Critical patent/JPS5982461A/ja
Publication of JPS5982461A publication Critical patent/JPS5982461A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、リピート長を自由に調整できる絣染
装置に関する。
従来、絣染には手括法と機械括法とがある。前
者の手括法は、絣染しようとする糸を紐等で緊縛
し、その糸を染料液に浸漬する方法で、現在でも
一部の地方で活用されているが、極めて非能率的
で量産体制が困難である欠点を有する。
そこで、近年は機械括法が多く使用されてい
る。この機械括法は、経糸用或いは緯糸用の連続
式ローラ絣染機を用いるもので、染色ローラによ
り染色する方法である。これは量産が出来て有効
であるが、しかし、絣染の生命とも言えるリピー
ト長さが、それぞれの使用機械によつてある一定
の長さしか表現できない欠点を有し、異なるリピ
ート長を顕出するためには、何種類かのローラ絣
染機を使用しなければならなかつた。
本発明は、このような点に鑑み前記欠点を解決
した任意なリピート長の顕出が可能な絣染装置を
提供せんとするもので、その要旨は、絣染する糸
を染色ローラに接離させながら走行させる絣染装
置であつて、染料槽からの染液をくみ上げる染色
ローラの回転軸と、糸の走行経路に設けられた外
周面が異形のカム体の回転軸との回転速度比を一
定にすべく伝動ギアを介して関係付け、この伝動
ギアの共通する駆動回転軸を、駆動モータおよび
これに連結された変速機を介して回転するよう構
成し、前記カム体の回転軸の回転に伴つて、カム
体の外面形状に応じて糸がその走行路と直交する
方向に振動し染色ローラ表面に対して、接離する
構成となし、前記駆動モータの出力軸の回転速度
および前記変速機の変速比のうち少なくとも一方
を変更自在となし、さらに前記カム体はその回転
軸に着脱自在に設け、形状が異なる他のカム体と
変更自在としたことを特徴とするものである。
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明
する。
1は絣染される糸、2はその糸巻き、3は張力
調整器、4はガイド、5,6は染料槽、7,8は
軸9,10に設けられその一部を前記染料槽5,
6の染料中に入浴して回転する染色ローラであ
る。
前記染料槽5,6の染料は、染料タンク11,
12に設けた循環ポンプ13,14によりパイプ
15,16を経由して染料槽5,6に供給され、
過剰分の染料はオーバーフロー方式でパイプ1
7,18から染料タンク11,12に戻される循
環式になつている。
19は巻枠で軸21に設けられ回転し、絣染さ
れた糸1を巻き取るものである。該巻枠19の構
成は問わないが、図示の実施例は、断面六角形の
各頂辺に位置し枠棒20を配設し、その中心軸と
して軸21を設けたものである。
22,23は糸1の通路上に位置する前記染色
ローラ7,8の前後の適所に設けたカム体で、軸
24,25に着脱自在に設けられて回転し、前記
染色ローラ7,8への糸1の接離をさせるための
ものである。
前記染色ローラ7,8、巻枠19及びカム体2
2,23には、伝導機構27を介してモータ26
が連結され回転する。但し、染色ローラ7,8に
は変速機28,29も介在させる。
すなわち、染色部分に対しては、変速機28,
29の出力がベルト31を介して駆動回転軸32
に伝達され、この駆動回転軸32は伝動ギアの一
部をなす原動ギア33が固定され、この原動ギア
33に、回転軸9,24または回転軸10,25
の端部に取付けられた伝動ギアの一部をなす従動
ギア34,35がそれぞれ噛合している。その結
果、後述するように、駆動モータ26の回転速度
または変速機28,29の変速比の一方または両
方を変えることにより、駆動回転軸32の回転速
度を変えたとき、回転軸9,24または回転軸1
0,15の回転速度自体は変わるけれども、対と
なつた回転軸の回転速度比は一定にするようにし
てある。かかる構成を採るのは、カム体22,2
3の回転速度変化に伴う糸の接離回数変化に見合
つて染液を糸に供給せんがためである。これによ
つて、ほぼ一定の染液の糸への付着量を得ること
ができる。なお、糸の走行速度は不変であるとし
ても、接離回数が増すと、染色ローラを高速で回
転させてその分染液を補充すべきことが判つてい
る。
しかして、絣染する糸1は糸巻き2より延出し
て、張力調整器3、カム体22、染色ローラ7、
ガイド4、染色ローラ8及びガイド4を経由して
巻枠19にその端部を固着する。この時、染料槽
5,6には染料タンク11,12よりポンプ1
3,14で染料を供給し、循環させておく。そこ
で、モータ26にて、染色ローラ7,8、巻枠1
9及びカム体22,23を回転させると、糸1は
巻枠19に巻き取られるが、その途中において糸
1は回転する染色ローラ7,8に接離して通過す
る。即ち、通常糸1は、モータ26で回転する染
色ローラ7,8に接触して通過するが、カム体2
2,23もモータ26で回転しているので、糸1
がそのカム体22,23に接触したときは、持ち
上げられて染色ローラ7,8より離間し、カム体
22,23から糸1が離れると染色ローラ7,8
に接触する。従つて、染色ローラ7,8は、その
一部を染料槽5,6の染料中に入浴して回転して
いるので、糸1が染色ローラ7,8に接触して通
過したときは、該染色ローラ7,8で染色され、
離間したときは染色されずに通過し、未染色部分
となつて巻枠19に巻き取られる。
図示していないが、実際には巻枠19を乾燥室
で密封したり、巻枠19の近傍に乾燥装置を設け
たりして絣染された糸は乾燥しつつ巻枠19に巻
き取るし、また、巻枠10の手前には左右の往復
運動をするスレツドガイドを設け、糸が平均して
巻枠19に巻き取られるようにしている。
従つて、絣染のリピート長は、次のようにして
自由に調整節できる。
一つは、変速機28,29の変速比を、例えば
1/1〜1/10の範囲内で可変して染色ローラ7,8
及びカム体22,23の回転速度を変えることに
よつて、また、モータ26の出力軸の回転速度を
変えることによつて同様に染色ローラ7,8及び
カム22,23への糸1の接触時間を変えてリピ
ート長を調節できるし、もう一つは、カム体2
2,23の形状を、現在使用しているカム体をこ
れに支持している回転軸から外して、他の外面形
状をもつたカム体をその回転軸に装着することに
より、糸1の染色ローラ7,8への接離間隔や接
離時期を変えてリピート長を自由に調節できる
し、カム体22とカム体23の形状を異にするこ
とによつて、複雑な無数の絣染も可能となる。
尚、図示のカム体23,23は、長方形の場合
を示したが、これに限定されることなく、どのよ
うな絣染を顕出するかによつて、三角形、四角
形、五角形、半円形等適宜選択するものであり、
その設ける位置や数も第2図Aの如く染色ローラ
7,8の手前に設け、そのカム体22と23の間
にガイド4を設けてカム体22,23の作動が糸
に相互に影響しないようにし、別々に糸1の接離
を行なうようにしたり、また、第2図Bの如くガ
イド4を設けないで、1対のカム体22,23の
連動により糸1の接離をするようにしたり、第2
図Cの如く染料槽5,6を隣設させ、その間にカ
ム体22を設け、その一つのカム体22で接離さ
せるようにしたり等、顕出しようとする絣染によ
り適宜選択するものである。
また、染料槽5,6も図示の実施例では、二個
の場合であるが、顕出しようとする絣染により、
適宜変えるものであり、各染料槽の染料を変えて
多色の絣染をする場合等もそれに応じて適数設け
るものである。
また、図示の実施例は二本の糸の絣染の場合を
示したが、何本でもよく、実際には数十本が同時
におこなわれる。
以上の通り本発明によれば、駆動モータの出力
軸の回転軸や変速機の変速比を変えてカム体の回
転速度を制御し、もつて糸の染色ローラへの接離
タイミングを変えることによつて、種々のリピー
ト長を持ちかつ絣染位置がランダムで複数な絣染
が可能である。
また、カム体が着脱自在となつているので、
種々の形状のカム体を適宜選択でき、さらに染色
ローラの回転軸とカム体の回転軸の回転速度比は
一定となつているので、リピート長が変わつたと
してもほぼ一定の染液付着量をもつた絣染を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は全体概
略図、第2図Aはその捺染工程図、第2図B,C
はその他の捺染工程図をそれぞれ示す。 1……糸、2……糸巻き、3……張力調整器、
4……ガイド、5,6……染料槽、7,8……染
色ローラ、22,23……カム体、26……モー
タ、27……伝動機構、28,29……変速機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 絣染する糸を染色ローラに接離させながら走
    行させる絣染装置であつて、染料槽からの染液を
    くみ上げる染色ローラの回転軸と、糸の走行経路
    に設けられた外周面が異形のカム体の回転軸との
    回転速度比を一定にすべく伝動ギアを介して関係
    付け、この伝動ギアの共通する駆動回転軸を、駆
    動モータおよびこれに連結された変速機を介して
    回転するよう構成し、前記カム体の回転軸の回転
    に伴つて、カム体の外面形状に応じて糸がその走
    行路と直交する方向に振動し染色ローラ表面に対
    して、接離する構成となし、前記駆動モータの出
    力軸の回転速度および前記変速機の変速比のうち
    少なくとも一方を変更自在となし、さらに前記カ
    ム体はその回転軸に着脱自在に設け、形状が異な
    る他のカム体と変更自在としたことを特徴とする
    絣染装置。
JP18739682A 1982-10-27 1982-10-27 絣染装置 Granted JPS5982461A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18739682A JPS5982461A (ja) 1982-10-27 1982-10-27 絣染装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP18739682A JPS5982461A (ja) 1982-10-27 1982-10-27 絣染装置

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Publication Number Publication Date
JPS5982461A JPS5982461A (ja) 1984-05-12
JPS6242068B2 true JPS6242068B2 (ja) 1987-09-07

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ID=16205291

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JP18739682A Granted JPS5982461A (ja) 1982-10-27 1982-10-27 絣染装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61239037A (ja) * 1985-04-12 1986-10-24 北本金糸株式会社 ラメ様絣糸とその製造方法
US4682540A (en) * 1986-06-12 1987-07-28 Manville Corporation Method for emobssing a non-repeating design

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4854291A (ja) * 1971-11-16 1973-07-30

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JPS4854291A (ja) * 1971-11-16 1973-07-30

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