JPS6241936Y2 - - Google Patents

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JPS6241936Y2
JPS6241936Y2 JP12162082U JP12162082U JPS6241936Y2 JP S6241936 Y2 JPS6241936 Y2 JP S6241936Y2 JP 12162082 U JP12162082 U JP 12162082U JP 12162082 U JP12162082 U JP 12162082U JP S6241936 Y2 JPS6241936 Y2 JP S6241936Y2
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JP
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button
collar
mold
pressure
support spring
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JP12162082U
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JPS5928523U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は衣服釦取付装置に関し、特に取付圧力
が容易に変更でき、しかも広範囲の生地厚に対応
できる衣服釦取付装置に関する。
スナツプ釦等の釦を衣服地へ取付ける場合は通
常プレス機が使用されているが、衣服地の厚さが
異なる場合にはプレスのストローク調整を行なわ
ないと適正な取付け動作ができない。しかし、衣
服地の厚さが変わるごとにストローク調整を行う
のは面倒であるので、その対策の1つとして特公
昭49−29698号においてかゝるストローク調整が
不要な釦取付装置が提案されている。すなわち、
釦取付装置の雌雄型の一方を強力な支持スプリン
グによつて支持し、所定の取付圧力以上になつた
ときにこの型支持スプリングが座屈することによ
つて生地の厚み変動に対する逃げを与えるように
したものである。この場合に、所定の取付圧力は
釦の種類によつて異なるから型支持スプリングの
反対端からこのスプリングを締付けてその強さを
特定の釦に適する取付圧力が出るように調整して
おく。こうすることによつて特定の釦に対しては
厚物から薄物までにわたつて広範囲な衣服地に対
する釦の取付けをストローク調整なしに実施でき
る利点が得られた。しかしながら、上に述べたと
ころから明らかなように、取付圧力が異なる釦に
対しては、型支持スプリングの締付圧力をその都
度変更しなければならないが、上記特許公報に記
載された釦取付装置では締付ねじを一々回転させ
てやらなければならないし、その際の調整も実際
に釦の取付けを行つて見て適正圧力を出す必要が
あるなど、非常に面倒で時間がかかる操作を必要
とした。
型支持スプリングの締付圧力を変えないで所定
の取付圧力を出す方法として、薄い生地を用いた
ときに所定の取付圧力が得られるように金型の高
さを変えてやり、一定の上型ストロークでも型支
持スプリングの撓み量が変わつて所定の取付圧力
を出すことが考えられる。しかし、この方法によ
ると型支持スプリングの撓み距離が長くなり、動
力損失が大きくなる欠点がある。特に、足踏機や
手押機による釦取付作業では釦ごとに荷重負荷の
時間長(踏込長さ)が変わるから、作業能率に大
きな影響が出る。
従つて、本考案の目的は、厚さが広範囲に変わ
る衣服地等の被取付部材に、ストローク調整なし
にスナツプ釦等の釦のかしめ付け又は取付けを行
うことができるだけでなく、さらに簡単な手段に
より取付圧力が容易に変更できる釦取付装置を提
供する。本考案は、型支持スプリングの締付圧力
を一々調整する必要を省くために、特定の釦に対
応した高さの金型と所定厚さの調整板とを釦の種
類ごとに用意しておき、これらから釦の種類に応
じて1組だけ選択して型支持ばねの座へ挿入自在
とし、これに対応して釦取付装置のばね座には調
整板の保持手段を設けたことを特徴とする。これ
により、型支持スプリングの締付手段を一々調整
しなくても、またストロークを一々調整しなくて
も取付圧力の変更を容易に実施できるようにな
り、動力損失を避け、作業能率を向上することが
できる。
以下図面に関連して本考案の実施例を詳細に説
明する。本例は下型に対して本考案装置を施した
例である。
1は下型でこの下型に対しスナツプ釦取付材料
例えば布の押圧子2が弱いスプリング3で摺動自
在に支持されている。
4は固定部で基台5にナツト6にて締付けて固
定され同時に枠体7も固定される。
枠体7には強力な型支持スプリング8がその弾
力性を調節可能に即ちステイ9のねじ部と、ナツ
ト10に支持される受板11とでスプリング8の
一端を支承している。しかしてスプリング8の他
端は固定ナツト12に支承される筒体13の鍔1
4に支持され、筒体13には調節ボルト15がね
じ込まれその先端がロツド16を介して下型1の
下端に連続している。
なお17,17′は下型1、上型18の夫々に
設けられる押圧子2,19の端面に形成される両
型と同心的に設けられ弾性材より成る滑り止め座
で、上型19はプランジヤー20で上下する。又
25は止めピンで、下型の押圧子2のスリツト2
4に係合している。
ナツト6の下面右端部分はテーパ26が形成さ
れていて、ナツト6と鍔14との間に調整板27
(第6図)を挿脱させる際のガイドとして役立
つ。鍔14の上面側において、筒体13は第4図
に示すように複数の調整板27のうちで最大厚の
ものを十分に受け入れる高さを有し、且つ調整板
27のスロツト28の幅よりもわずかばかり小さ
い間隔で平行に設けられた一対の切欠き29,2
9′を有する。
第5図及び第6図に示したように、調整板27
は鍔14とほぼ同じ外径を有する金属板から作ら
れていて、中央部に前述の一定幅のスロツト28
を有する。スロツト28の適当な個所には戻り止
め用の小突起30が形成されている。この突起は
第5図に示すように調整板27を鍔14上で筒体
13の切欠き29,29′へ嵌合させた状態で釦
取付作業を行う場合に、振動で調整板が脱落する
のを防ぐ。なお31は調整板の挿脱に役立つ突起
である。本考案では、取付けるべき釦の種類に応
じて予じめ実験的(一旦確立すれば理論的にも推
定可能)に定められた厚さの調整板を必要な個数
用意しておく。
次にスナツプ釦の雌釦の取付けを例に取つて説
明する。雌釦はソケツトとも呼ばれ、これを布地
へ取付けるにはプロングを用いる。第1図におい
て先ず薄物への釦取付けを行いうるように上型の
ストロークを設定する。次に取付圧力が最低の釦
の取付けが行えるようにナツト10を締めて受け
板11の位置を調節することにより、型支持スプ
リング8を所定の強さに固定する。この状態(第
1図の状態)で取付圧力が最低の釦を取付ける動
作を第2〜3図を借りて説明するに(ただし、調
整板はこの場合使用しない)プロング21を下型
1上に、ソケツト22を上型18にそれぞれ取付
けてその間に今薄物の布地23を介してこれに取
付けるときはプランジヤー20の下降で滑り止め
座17,17′が先づ薄布23をづれない様押え
更にスプリング3を圧縮して下降し両型が適当に
圧接してプロング21の爪は布地を貫き更にソケ
ツト22内の円周部に曲折されて取付けが終る。
この際布地は適当な圧力にて押圧された状態でな
される。しかして布地が若し厚い場合の厚布地2
3′の場合は上記布地の押圧が適当になされると
次には上型と下型との強圧が開始される。即ち上
型18のストロークは同一であるから一定の位置
まで下降する。しかして薄布地23の場合の上下
両型の最小間隙と厚布地23′の場合の最小間隙
は当然相違しなければならない。つまり厚布地2
3′の場合はその最小間隙は大きくする必要があ
る。そこでこの場合両型の最小間隙が適当に保た
れ布地に対し良好なスナツプ釦の取付けがなされ
る際は下型1がロツド16、調節ボルト15、筒
体13、鍔14を介してスプリング8を圧縮して
下降し適当な最小間隙を保持せしめる。この厚、
薄の両布地に適応するための調整はスプリング8
をナツト10にて一度行なつておけば最低の取付
け圧力の釦に対しては厚、薄及びその中間の各種
厚さの布地へのスナツプ釦取付けを連続的に無調
整にて行ない得られ厚地の場合の適当な押圧によ
る生地の劣下現象や、更にはスナツプ釦の破損、
又薄地の場合の絶対不充分等の欠点は除かれ常に
取付材料に適したスナツプ釦の取付けが迅速に行
なわれるものである。
次に、大きい取付け圧力を有するスナツプ釦を
取付けるためには、先ず下型を釦の取付け圧力に
対応する高さのものに交換する。その釦の取付け
圧力に対応する所定厚さの調整板27を選んで、
第2、3及び5図に示すようにナツト6と鍔14
との間に挿入する。一般に下型高さの増大分と調
整板の厚さの和はほぼ一定になる。これにより、
鍔14は引下げられて型支持スプリング8はその
分だけ撓みが大きくなり、型支持力も大きくな
る。薄物及び厚物への釦の取付けは第2〜3図に
示されている。取付け動作は調整板を用いないと
きと同様であるが、型支持スプリング8が強い点
と、下型が予め下方へ調整板の厚みだけ偏倚して
いる点でちがう。このため取付け圧力が大きくな
るが上型のストロークは一定であり、しかも支持
スプリングに抗する踏込み距離は取付け圧力によ
らず小さくできるので自動機、手動機に拘らず動
力損失が少なく、特に手動作業や足踏み作業が非
常に楽になる。
以上のように、本考案は釦取付け装置において
最も困難な作業である取付け圧力の調整が非常に
簡単に行なえるという点ですぐれたものであり、
動力損失が少なくて済む点でも有用であり、特に
手動ないし足踏み機では操作者の疲労が少ないな
ど、当業界に資するところが多い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の釦取付け装置の実施例の1部
断面で示した正面図、第2図は調整板を使用して
薄物に釦を取付ける様子を示す同装置の拡大部分
断面正面図、第3図は厚物に釦を取付ける様子を
示す同装置の拡大部分断面図、第4図は第1図の
A−A断面図、第5図は第3図のB−B断面図、
及び第6図は調整板の斜視図である。 図中主な部分は次の通りである。1:下型、
8:型支持スプリング、9:ステイ、6:ナツ
ト、10:締付ナツト、14:鍔、19:上型。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 釦取付け用上下型、前記下型を下から支える
    支持部材、前記支持部材に設けた鍔、前記鍔と
    係合して下型の上方への動きを規制する座部
    材、前記支持部材を上型の方向へ偏倚させる型
    支持スプリング、及び前記鍔と座との間に挿入
    しうる一定厚さの調整板から成る、釦取付装
    置。 (2) 支持部材は鍔の上面に接して対向した一対の
    切欠きを有し、調整板は前記切欠きに嵌合する
    スロツトを有している前記第1項記載の釦取付
    装置。
JP12162082U 1982-08-12 1982-08-12 釦取付装置 Granted JPS5928523U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12162082U JPS5928523U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 釦取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12162082U JPS5928523U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 釦取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5928523U JPS5928523U (ja) 1984-02-22
JPS6241936Y2 true JPS6241936Y2 (ja) 1987-10-27

Family

ID=30278283

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12162082U Granted JPS5928523U (ja) 1982-08-12 1982-08-12 釦取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5928523U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5928523U (ja) 1984-02-22

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