JPS6241739Y2 - - Google Patents
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- JPS6241739Y2 JPS6241739Y2 JP1985050557U JP5055785U JPS6241739Y2 JP S6241739 Y2 JPS6241739 Y2 JP S6241739Y2 JP 1985050557 U JP1985050557 U JP 1985050557U JP 5055785 U JP5055785 U JP 5055785U JP S6241739 Y2 JPS6241739 Y2 JP S6241739Y2
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- speed
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- circuit
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Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はミシンの電気的駆動装置に関し、特
に、ミシンの針を予め決められた位置、例えば、
上方位置若しくは下方位置に停止させるようにし
たミシンの電気的駆動装置に関するものである。
に、ミシンの針を予め決められた位置、例えば、
上方位置若しくは下方位置に停止させるようにし
たミシンの電気的駆動装置に関するものである。
[従来技術]
従来、この種の装置の一例として、米国特許第
3804043号明細書並びに図面に記載されたミシン
の針定位置停止装置が提供されている。この針定
位置停止装置は、足踏ペダルの踏込みの度合に応
じてミシンを任意の速度にて運転させることがで
きるものであり、その足踏ペダルの踏込みが釈放
された時、ミシンの速度が運転速度(通常4000〜
5000r.p.m.)から発電制動により減速されて一旦
低速運転状態に維持され、その後針位置が検出さ
れた時発電制動と電磁機械的制動とが付与されミ
シンの運転が停止されるようになつていた。
3804043号明細書並びに図面に記載されたミシン
の針定位置停止装置が提供されている。この針定
位置停止装置は、足踏ペダルの踏込みの度合に応
じてミシンを任意の速度にて運転させることがで
きるものであり、その足踏ペダルの踏込みが釈放
された時、ミシンの速度が運転速度(通常4000〜
5000r.p.m.)から発電制動により減速されて一旦
低速運転状態に維持され、その後針位置が検出さ
れた時発電制動と電磁機械的制動とが付与されミ
シンの運転が停止されるようになつていた。
また、一方では、主電動機により高速運転され
る高速駆動円盤と補助電動機により低速回転され
る低速駆動円盤との間に、足踏ペダルによつて動
かされ且つミシンの駆動軸に連結されたクラツチ
円盤を備え足踏ペダルの踏込みによりクラツチ円
盤が高速駆動円盤と係合された時ミシンが高速に
て駆動され、足踏ペダルの踏込みが釈放された
時、クラツチ円盤が定速度にて回転されている低
速駆動円盤に係合されて急速に減速され、クラツ
チ円盤が補助電動機によつて低速にて駆動される
ようになつた時、針位置の検出に基き補助電動機
による低速駆動円盤の回転駆動が遮断されると共
にその低速駆動円盤の回転が停止され、ミシンの
針が定位置に停止されるようにしたミシンの針定
位置停止装置も知られている。
る高速駆動円盤と補助電動機により低速回転され
る低速駆動円盤との間に、足踏ペダルによつて動
かされ且つミシンの駆動軸に連結されたクラツチ
円盤を備え足踏ペダルの踏込みによりクラツチ円
盤が高速駆動円盤と係合された時ミシンが高速に
て駆動され、足踏ペダルの踏込みが釈放された
時、クラツチ円盤が定速度にて回転されている低
速駆動円盤に係合されて急速に減速され、クラツ
チ円盤が補助電動機によつて低速にて駆動される
ようになつた時、針位置の検出に基き補助電動機
による低速駆動円盤の回転駆動が遮断されると共
にその低速駆動円盤の回転が停止され、ミシンの
針が定位置に停止されるようにしたミシンの針定
位置停止装置も知られている。
[考案が解決しようとする問題点]
ところが、前者のようなミシンの針定位置停止
装置においては、通常運転速度から低速状態への
移行に際し、発電制動方式のみを採用しているも
のである。発電制動効果は、良く知られているよ
うに直流電動機の速度が低下するに伴ないそれと
比例的に低下する。そのため、足踏ペダルの踏込
みが釈放されてから低速になるまでに多くの時間
を必要とし、結果として、足踏ペダルの踏込みが
釈放されてからミシンの針が決められた位置に停
止されるまでにかなりの時間を要し、縫製作業能
率の低下の原因となつていた。
装置においては、通常運転速度から低速状態への
移行に際し、発電制動方式のみを採用しているも
のである。発電制動効果は、良く知られているよ
うに直流電動機の速度が低下するに伴ないそれと
比例的に低下する。そのため、足踏ペダルの踏込
みが釈放されてから低速になるまでに多くの時間
を必要とし、結果として、足踏ペダルの踏込みが
釈放されてからミシンの針が決められた位置に停
止されるまでにかなりの時間を要し、縫製作業能
率の低下の原因となつていた。
また、後者の方式の針定位置停止装置において
は、作業の種類、作業者の能力等に合せてミシン
の運転速度を自由に変えることができず、好都合
とは言えないものであつた。
は、作業の種類、作業者の能力等に合せてミシン
の運転速度を自由に変えることができず、好都合
とは言えないものであつた。
[考案の目的]
そこで、本考案においてはそのような事情に鑑
み、前者のような速度の制御を自由になし得る直
流電動機を備えた型のミシンの電気的駆動装置に
おいて、通常運転速度から低速に至る発電制動中
に、発電制動のように速度の影響を受けることの
ない電磁機械的制動手段を併用し、その間の制動
時間を短縮しようとするものである。
み、前者のような速度の制御を自由になし得る直
流電動機を備えた型のミシンの電気的駆動装置に
おいて、通常運転速度から低速に至る発電制動中
に、発電制動のように速度の影響を受けることの
ない電磁機械的制動手段を併用し、その間の制動
時間を短縮しようとするものである。
しかも、本考案においてはそのような電磁機械
的制動手段を併用するにあたり、その電磁機械的
制動手段の摩耗の問題も考慮し、直流電動機に対
する制動効率も良く、しかも電磁機械的制動手段
の摩耗の比較的少ないミシンの電気的駆動装置を
提供しようとするものである。
的制動手段を併用するにあたり、その電磁機械的
制動手段の摩耗の問題も考慮し、直流電動機に対
する制動効率も良く、しかも電磁機械的制動手段
の摩耗の比較的少ないミシンの電気的駆動装置を
提供しようとするものである。
[問題点を解決するための手段及び作用]
本考案においては、足踏みペダルの踏込みの解
放に伴い、直流電動機が発電制動により通常の運
転速度から針位置検出器の針位置信号に基いて所
定の針位置の時停止し得る低速レベルまで減速さ
れる間に、電磁機械的制動手段を作動するための
制御手段を設けたから、通常運転速度から低速へ
の減速を急速に行わせることができ、針を所定位
置に短時間に停止させることができ、しかも、そ
の制御手段中には、ミシンの駆動軸の回転速度に
応答した速度検出信号に基き、前記電磁機械的制
動手段の作動の開始時期及び終了時期を設定する
ための第1及び第2の設定手段を設けたから、そ
の電磁機械的作動手段の作動時期を最適な時期
に、即ち、前記直流電動機の発電制動効果が衰え
またその電磁機械的制動手段の摩耗、発熱の少な
い時期に設定し得る。
放に伴い、直流電動機が発電制動により通常の運
転速度から針位置検出器の針位置信号に基いて所
定の針位置の時停止し得る低速レベルまで減速さ
れる間に、電磁機械的制動手段を作動するための
制御手段を設けたから、通常運転速度から低速へ
の減速を急速に行わせることができ、針を所定位
置に短時間に停止させることができ、しかも、そ
の制御手段中には、ミシンの駆動軸の回転速度に
応答した速度検出信号に基き、前記電磁機械的制
動手段の作動の開始時期及び終了時期を設定する
ための第1及び第2の設定手段を設けたから、そ
の電磁機械的作動手段の作動時期を最適な時期
に、即ち、前記直流電動機の発電制動効果が衰え
またその電磁機械的制動手段の摩耗、発熱の少な
い時期に設定し得る。
[実施例]
以下に本考案を具体化した一実施例につき説明
する。
する。
第1図において、1はテーブルで、その上には
工業用のミシン2が載置されている。そのミシン
2の駆動軸3はベルト4を介し前記テーブル1の
下に取付けられた直流電動機5と連結されてい
る。6はその直流電動機5のブラケツト側方に取
付けられたスイツチボツクス、7はつま先側とか
かと側とに踏込み可能な足踏ペダルで、連桿8を
介して前記スイツチボツクス6内の入力スイツチ
等に連結されている。
工業用のミシン2が載置されている。そのミシン
2の駆動軸3はベルト4を介し前記テーブル1の
下に取付けられた直流電動機5と連結されてい
る。6はその直流電動機5のブラケツト側方に取
付けられたスイツチボツクス、7はつま先側とか
かと側とに踏込み可能な足踏ペダルで、連桿8を
介して前記スイツチボツクス6内の入力スイツチ
等に連結されている。
第2図から明らかなように、前記直流電動機5
のブラケツト9と出力軸10に固定のプーリ11
との間には、その直流電動機5に作用する電磁機
械的制動手段が配置されている。その電磁機械的
制動手段は、制動コイル12を持ち前記ブラケツ
ト9に取付けられた支持体13と、その支持体1
3に対し0.2ミリメートル程度の僅かな間隙を置
いて配置され弾性板14を介しネジ15により前
記プーリ11に取付けられた鉄製の被吸着部材1
6とからなる。その制動コイル12が附勢された
時前記弾性板14がたわみ、前記被吸着部材16
が前記支持体13と係合するようになる。
のブラケツト9と出力軸10に固定のプーリ11
との間には、その直流電動機5に作用する電磁機
械的制動手段が配置されている。その電磁機械的
制動手段は、制動コイル12を持ち前記ブラケツ
ト9に取付けられた支持体13と、その支持体1
3に対し0.2ミリメートル程度の僅かな間隙を置
いて配置され弾性板14を介しネジ15により前
記プーリ11に取付けられた鉄製の被吸着部材1
6とからなる。その制動コイル12が附勢された
時前記弾性板14がたわみ、前記被吸着部材16
が前記支持体13と係合するようになる。
第3,4図において、前記直流電動機5は交流
電源17に全波整流器18を介して接続されてい
る。19は前記直流電動機5に直列接続された駆
動パワートランジスタ、20は電源端子間に接続
された発電制動用の制動パワートランジスタであ
る。それらのトランジスタ19,20のベースは
速度制御ユニツト21からの電圧により駆動され
る。また、そのユニツト21に接続の15ボルト
の電源線22とOボルトの電源線23との間に
は、低速設定用可変抵抗器24と、前記直流電動
機5の指令速度を変化させるための速度制御用可
変抵抗器25とが接続されている。その低速設定
用可変抵抗器24のアーム24aは作業者の手に
より動かすことができるものであり、また、速度
制御用可変抵抗器25のアーム25aは前記足踏
ペダル7に連係されており、そのペダルのつま先
側踏込みにより動かされるようになつている。
電源17に全波整流器18を介して接続されてい
る。19は前記直流電動機5に直列接続された駆
動パワートランジスタ、20は電源端子間に接続
された発電制動用の制動パワートランジスタであ
る。それらのトランジスタ19,20のベースは
速度制御ユニツト21からの電圧により駆動され
る。また、そのユニツト21に接続の15ボルト
の電源線22とOボルトの電源線23との間に
は、低速設定用可変抵抗器24と、前記直流電動
機5の指令速度を変化させるための速度制御用可
変抵抗器25とが接続されている。その低速設定
用可変抵抗器24のアーム24aは作業者の手に
より動かすことができるものであり、また、速度
制御用可変抵抗器25のアーム25aは前記足踏
ペダル7に連係されており、そのペダルのつま先
側踏込みにより動かされるようになつている。
前記速度制御ユニツト21の入力端子26には
三つのルートより速度指令電圧が与えられるよう
になつている。その第1は前記低速設定用可変抵
抗器24からの電圧が第1リードリレー27の常
開接点27bを介し、その第2は前記電源線23
の電圧が第2リードリレー28の常開接点28b
を介し、その第3は前記速度制御用可変抵抗器2
5からの電圧が第3リードリレー29の常開接点
29bを介し与えられる。尚、94はダイオード
である。それら第1乃至第3リードリレー27,
28,29のコイル27a,28a,29aは第
5図に示すように、それぞれに接続のトランジス
タ30,31,32により附勢される。また、前
記制動コイル12はトランジスタ33により附勢
される。
三つのルートより速度指令電圧が与えられるよう
になつている。その第1は前記低速設定用可変抵
抗器24からの電圧が第1リードリレー27の常
開接点27bを介し、その第2は前記電源線23
の電圧が第2リードリレー28の常開接点28b
を介し、その第3は前記速度制御用可変抵抗器2
5からの電圧が第3リードリレー29の常開接点
29bを介し与えられる。尚、94はダイオード
である。それら第1乃至第3リードリレー27,
28,29のコイル27a,28a,29aは第
5図に示すように、それぞれに接続のトランジス
タ30,31,32により附勢される。また、前
記制動コイル12はトランジスタ33により附勢
される。
次に前記速度制御ユニツト21の詳細を第4図
に従つて説明する。34は比較器で、その出力S
2は前記入力端子26からの指令入力電圧S1
と、前記直流電動機5の端子間電圧Efを負帰還
すると共に負荷電流Ifを正帰還させた値との比較
に基いて発生するものである。その出力S2は増
幅器35により増幅されてインターロツク回路3
6に供給される。そのインターロツク回路36は
前記比較器34からの出力S2に基き前記駆動用
パワートランジスタ19及び前記制動パワートラ
ンジスタ20への駆動パルスの供給の仕方を決定
するためのものであり、それぞれ増幅器37,3
8を介して接続されている。それらトランジスタ
19,20には基本的に互いに逆相の連続したパ
ルスが供給されるものであり、一方のパルス幅が
広くされた時他方のパルス幅が狭くなるような関
係にある。而して、速度指令電圧が実際の回転数
に基き発生する電圧より高い時すなわち立上り時
には駆動パワートランジスタ19が導通し前記制
動パワートランジスタ20の導通が遮断され、ま
た、その逆の時すなわち立下がり時には前記制動
パワートランジスタ20が導通し前記駆動パワー
トランジスタ19の導通が遮断されるようにな
り、更に速度が維持される時には両トランジスタ
19,20の導通が略均一に交互に行われ、上記
した状態の間の時においては何れかのトランジス
タ19,20の導通時間が長くなるように制御さ
れる。
に従つて説明する。34は比較器で、その出力S
2は前記入力端子26からの指令入力電圧S1
と、前記直流電動機5の端子間電圧Efを負帰還
すると共に負荷電流Ifを正帰還させた値との比較
に基いて発生するものである。その出力S2は増
幅器35により増幅されてインターロツク回路3
6に供給される。そのインターロツク回路36は
前記比較器34からの出力S2に基き前記駆動用
パワートランジスタ19及び前記制動パワートラ
ンジスタ20への駆動パルスの供給の仕方を決定
するためのものであり、それぞれ増幅器37,3
8を介して接続されている。それらトランジスタ
19,20には基本的に互いに逆相の連続したパ
ルスが供給されるものであり、一方のパルス幅が
広くされた時他方のパルス幅が狭くなるような関
係にある。而して、速度指令電圧が実際の回転数
に基き発生する電圧より高い時すなわち立上り時
には駆動パワートランジスタ19が導通し前記制
動パワートランジスタ20の導通が遮断され、ま
た、その逆の時すなわち立下がり時には前記制動
パワートランジスタ20が導通し前記駆動パワー
トランジスタ19の導通が遮断されるようにな
り、更に速度が維持される時には両トランジスタ
19,20の導通が略均一に交互に行われ、上記
した状態の間の時においては何れかのトランジス
タ19,20の導通時間が長くなるように制御さ
れる。
第5図において、39はつま先側踏込みスイツ
チで、前記足踏ペダル7が中立位置にある時高い
レベルの電圧信号(12ボルトであり、以下すべて
「H」と略記する)を発生し、前記足踏ペダル7
のつま先側踏込みで低いレベルの電圧信号(Oボ
ルトであり、以下すべて「L」と略記する)を発
生し、足踏ペダル7のかかと踏込みで「H」信号
を発生する。また、40はかかと側踏込みスイツ
チで、足踏ペダル7の中立及びつま先側踏込みで
「L」の信号を、かかと側踏込みで「H」の信号
を発生する。
チで、前記足踏ペダル7が中立位置にある時高い
レベルの電圧信号(12ボルトであり、以下すべて
「H」と略記する)を発生し、前記足踏ペダル7
のつま先側踏込みで低いレベルの電圧信号(Oボ
ルトであり、以下すべて「L」と略記する)を発
生し、足踏ペダル7のかかと踏込みで「H」信号
を発生する。また、40はかかと側踏込みスイツ
チで、足踏ペダル7の中立及びつま先側踏込みで
「L」の信号を、かかと側踏込みで「H」の信号
を発生する。
41は針下位置検出用ホール素子、42は針上
位置検出用ホール素子であり、第6図に示すよう
に、前記駆動軸3の周りに180度の位相差を設け
て配置されており、その駆動軸3に固定の回転盤
43に固定の一個の永久磁石片44が近接する毎
に「L」信号を発生し、通常は「H」信号を発生
する。
位置検出用ホール素子であり、第6図に示すよう
に、前記駆動軸3の周りに180度の位相差を設け
て配置されており、その駆動軸3に固定の回転盤
43に固定の一個の永久磁石片44が近接する毎
に「L」信号を発生し、通常は「H」信号を発生
する。
また、前記駆動軸3には第7図に示すように、
N極とS極とを交互に連続して設けた永久磁石か
らなる磁極ホイール45が取付けられ、それに対
向して磁気抵抗素子46が配置されている。その
磁気抵抗素子46には増幅器47が接続され、そ
の増幅器47からは前記磁極ホイール45の回転
に従い略正弦波に近い出力を発生する。48はそ
の増幅器47からの出力を波形整形するシユミツ
ト回路、49はそのシユミツト回路48の出力段
に接続された第1のD型フリツプフロツプで、そ
の入出力端子は第9図イに拡大して示す通りであ
り、Qは肯定出力端子、は否定出力端子、CK
はクロツク入力端子、CLはクリア端子、Dはデ
ータ入力端子、PRはプリセツト端子であり、そ
の真理値表は第9図ロ、ハに示し、第9図ニのよ
うにクロツクパルスの立上りでデータを読む。5
0は第2のD型フリツプフロツプ、51は第3の
D型フリツプフロツプであり、前記第1のD型フ
リツプフロツプ49と全く同一構成である。
N極とS極とを交互に連続して設けた永久磁石か
らなる磁極ホイール45が取付けられ、それに対
向して磁気抵抗素子46が配置されている。その
磁気抵抗素子46には増幅器47が接続され、そ
の増幅器47からは前記磁極ホイール45の回転
に従い略正弦波に近い出力を発生する。48はそ
の増幅器47からの出力を波形整形するシユミツ
ト回路、49はそのシユミツト回路48の出力段
に接続された第1のD型フリツプフロツプで、そ
の入出力端子は第9図イに拡大して示す通りであ
り、Qは肯定出力端子、は否定出力端子、CK
はクロツク入力端子、CLはクリア端子、Dはデ
ータ入力端子、PRはプリセツト端子であり、そ
の真理値表は第9図ロ、ハに示し、第9図ニのよ
うにクロツクパルスの立上りでデータを読む。5
0は第2のD型フリツプフロツプ、51は第3の
D型フリツプフロツプであり、前記第1のD型フ
リツプフロツプ49と全く同一構成である。
第5図及び第10図に示す52は前記制動コイ
ル12の附勢時間を決定するための単安定マルチ
バイブレータで各入出力端子には参照数字「1」
ないし「7」が付されており、今、第5図に示す
ように「3」入力端子が+12Vすなわち「H」レ
ベルにあり、また、「4」入力端子「L」レベル
(電源投入後、しばらく時間が経過しているた
め、第8図の回路から明らかなようにIRは
「L」レベルとなるため)にある場合、「5」の入
力端子に後述するナンド回路からのトリガーパル
スが入ると、「5」入力トリガーパルスの立下が
りで、出力端子「7」に「L」レベルの一定幅を
もつた単安定出力が発生する。その単安定出力の
幅は入力端子「1」,「2」に接続されたコンデン
サ及び抵抗によつて設定される時定数によつて決
まる。
ル12の附勢時間を決定するための単安定マルチ
バイブレータで各入出力端子には参照数字「1」
ないし「7」が付されており、今、第5図に示す
ように「3」入力端子が+12Vすなわち「H」レ
ベルにあり、また、「4」入力端子「L」レベル
(電源投入後、しばらく時間が経過しているた
め、第8図の回路から明らかなようにIRは
「L」レベルとなるため)にある場合、「5」の入
力端子に後述するナンド回路からのトリガーパル
スが入ると、「5」入力トリガーパルスの立下が
りで、出力端子「7」に「L」レベルの一定幅を
もつた単安定出力が発生する。その単安定出力の
幅は入力端子「1」,「2」に接続されたコンデン
サ及び抵抗によつて設定される時定数によつて決
まる。
53は第1の速度検出手段としての第1の可変
タイマーで、前記制動コイル12の附勢時期を決
定するものであり、通常その入力端子に「H」信
号が印加されてから2〜3ミリセカンド後に
「H」なる信号を発生するようにそのタイマー時
間が設定される。54は第2の速度検出手段とし
ての第2の可変タイマーで、前記制動コイル12
の附勢を解除する時期を決定するものであり、通
常その入力端子に「H」信号が印加されてから5
〜6ミリセカンド後に「H」なる信号を発生する
ようにそのタイマー時間が設定される。55は速
度検出用の第3の可変タイマーで、前記直流電動
機5の速度が低速運転状態となつたことを検出す
るものであり、通常その入力端子に「H」信号が
印加されてから20ミリセカンド後に「H」なる信
号を発生するようにそのタイマー時間が設定され
る。56は第4の可変タイマーで、前記針上位置
検出用ホール素子42により針上検出がなされ、
その入力端子に「H」なる信号が印加された後し
ばらくして後「H」信号が発生するものであり、
その作用については後述する作用説明から明らか
となる。
タイマーで、前記制動コイル12の附勢時期を決
定するものであり、通常その入力端子に「H」信
号が印加されてから2〜3ミリセカンド後に
「H」なる信号を発生するようにそのタイマー時
間が設定される。54は第2の速度検出手段とし
ての第2の可変タイマーで、前記制動コイル12
の附勢を解除する時期を決定するものであり、通
常その入力端子に「H」信号が印加されてから5
〜6ミリセカンド後に「H」なる信号を発生する
ようにそのタイマー時間が設定される。55は速
度検出用の第3の可変タイマーで、前記直流電動
機5の速度が低速運転状態となつたことを検出す
るものであり、通常その入力端子に「H」信号が
印加されてから20ミリセカンド後に「H」なる信
号を発生するようにそのタイマー時間が設定され
る。56は第4の可変タイマーで、前記針上位置
検出用ホール素子42により針上検出がなされ、
その入力端子に「H」なる信号が印加された後し
ばらくして後「H」信号が発生するものであり、
その作用については後述する作用説明から明らか
となる。
第8図は電源投入時のリセツト回路である。電
源投入の瞬間より抵抗57とコンデンサ58によ
つて定まる時間分IRは「H」であり、は
「L」である。しかし、その時定数により定まる
時間後IRは「L」となり、は「H」となる。
この電位の変化は第5図の回路において同符号で
表わした部分に表われる。
源投入の瞬間より抵抗57とコンデンサ58によ
つて定まる時間分IRは「H」であり、は
「L」である。しかし、その時定数により定まる
時間後IRは「L」となり、は「H」となる。
この電位の変化は第5図の回路において同符号で
表わした部分に表われる。
59は前記第1のD型フリツプフロツプ49の
Q出力と前記第1の可変タイマー53の出力を入
力とするインバータ60の出力を入力とする否定
入力端子付のオア回路、61はそのオア回路59
の出力と否定入力端子付のオア回路62の出力を
入力とするナンド回路で、その出力はインバータ
63を介し前記第1のタイマー53に印加され
る。そのタイマー53の出力は前記第2のD型フ
リツプフロツプ50のクロツク入力端子CKに印
加される。また、そのD型フリツプフロツプ50
の出力端子からの出力はインバータ64を介し
て否定入力端子付のオア回路65に印加され、そ
のオア回路の「H」出力により前記トランジスタ
33が導通する。
Q出力と前記第1の可変タイマー53の出力を入
力とするインバータ60の出力を入力とする否定
入力端子付のオア回路、61はそのオア回路59
の出力と否定入力端子付のオア回路62の出力を
入力とするナンド回路で、その出力はインバータ
63を介し前記第1のタイマー53に印加され
る。そのタイマー53の出力は前記第2のD型フ
リツプフロツプ50のクロツク入力端子CKに印
加される。また、そのD型フリツプフロツプ50
の出力端子からの出力はインバータ64を介し
て否定入力端子付のオア回路65に印加され、そ
のオア回路の「H」出力により前記トランジスタ
33が導通する。
68は前記第1のD型フリツプフロツプ49の
Q出力と前記第2のタイマー54の出力を入力と
するインバータ67の出力とを入力とする否定入
力端子付のオア回路66の出力と、前記オア回路
62の出力を入力とするナンド回路で、その出力
はインバータ69を介して前記第2の可変タイマ
ー54に印加される。70は前記と前記イン
バータ67の出力を入力とするオア回路で、その
出力が前記第2のD型フリツプフロツプ50のプ
リセツト入力端子PRに印加される。71は前記
第1のD型フリツプフロツプ49のQ出力を入力
とするオア回路、72はそのオア回路71の出力
と前記オア回路62の出力を入力とするナンド回
路で、その出力はインバータ73を介して前記第
3の可変タイマー55に印加される。そのタイマ
ー55の出力はインバータ74を介し前記第3の
D型フリツプフロツプ51のクリア入力端子CL
に印加される。またそのD型フリツプフロツプ5
1のクロツク入力端子CKには、前記針下位置検
出用ホール素子41の出力がインバータ75を介
して印加されている。
Q出力と前記第2のタイマー54の出力を入力と
するインバータ67の出力とを入力とする否定入
力端子付のオア回路66の出力と、前記オア回路
62の出力を入力とするナンド回路で、その出力
はインバータ69を介して前記第2の可変タイマ
ー54に印加される。70は前記と前記イン
バータ67の出力を入力とするオア回路で、その
出力が前記第2のD型フリツプフロツプ50のプ
リセツト入力端子PRに印加される。71は前記
第1のD型フリツプフロツプ49のQ出力を入力
とするオア回路、72はそのオア回路71の出力
と前記オア回路62の出力を入力とするナンド回
路で、その出力はインバータ73を介して前記第
3の可変タイマー55に印加される。そのタイマ
ー55の出力はインバータ74を介し前記第3の
D型フリツプフロツプ51のクリア入力端子CL
に印加される。またそのD型フリツプフロツプ5
1のクロツク入力端子CKには、前記針下位置検
出用ホール素子41の出力がインバータ75を介
して印加されている。
76はその第3のD型フリツプフロツプ51の
Q出力と否定入力端子付のオア回路77の出力を
入力とするナンド回路で、その出力が、前記単安
定マルチバイブレータ52の「5」入力端子と、
前記トランジスタ30のベースと、インバータ7
8を介して前記トランジスタ31のベースとに印
加される。また、前記オア回路62は前記つま先
側踏込みスイツチ39からの出力をインバータ7
9により反転した出力と、否定入力端子付のオア
回路80の出力とを入力としている。81はその
オア回路80とによりフリツプフロツプ82を構
成する否定入力端子付のオア回路である。そのフ
リツプフロツプ82において、オア回路81は前
記かかと側踏込みスイツチ40の出力をインバー
タにより反転した出力を入力とし、また、オア回
路80は前記と、前記第4の可変タイマー5
6の出力を入力とするインバータ84の出力とを
入力としている。
Q出力と否定入力端子付のオア回路77の出力を
入力とするナンド回路で、その出力が、前記単安
定マルチバイブレータ52の「5」入力端子と、
前記トランジスタ30のベースと、インバータ7
8を介して前記トランジスタ31のベースとに印
加される。また、前記オア回路62は前記つま先
側踏込みスイツチ39からの出力をインバータ7
9により反転した出力と、否定入力端子付のオア
回路80の出力とを入力としている。81はその
オア回路80とによりフリツプフロツプ82を構
成する否定入力端子付のオア回路である。そのフ
リツプフロツプ82において、オア回路81は前
記かかと側踏込みスイツチ40の出力をインバー
タにより反転した出力を入力とし、また、オア回
路80は前記と、前記第4の可変タイマー5
6の出力を入力とするインバータ84の出力とを
入力としている。
85は否定入力端子付のオア回路86と、否定
入力端子付のオア回路87とからなるフリツプフ
ロツプで、オア回路86は針上位置検出用ホール
素子42の出力を入力とし、オア回路87は前記
及び前記第3のD型フリツプフロツプ51の
Q出力を入力としている。そのフリツプフロツプ
85のオア回路87の出力はインバータ88によ
り反転されて前記第4のタイマー56に印加され
ると共に前記オア回路77の一方の入力端子に印
加されている。そのオア回路77の他方の入力端
子は前記フリツプフロツプ82のオア回路81の
出力端子に接続されている。89は前記オア回路
62の出力をインバータ90により反転した出力
と、前記フリツプフロツプ82のオア回路80の
出力とを入力とするナンド回路で、その出力はイ
ンバータ91により反転されて前記トランジスタ
32のベースに印加される。92は糸切り制御回
路で、前記第3のD型フリツプフロツプ51のQ
出力と、前記フリツプフロツプ82のオア回路8
0の出力と、前記フリツプフロツプ85のオア回
路86の出力と、前記永久磁石片44と協働する
糸切り位置検出用ホール素子93の出力とを入力
としており、それにより前記直流電動機5が低速
状態以下であり、且つ足踏ペダル7がかかと踏み
された時前記直流電動機5が低速駆動されて針が
下方位置から上昇を始め糸切り位置検出用ホール
素子93により糸切り位置の検出がなされた時図
示しない糸切り装置が作動され、針上位置検出用
ホール素子42による検出がなされた時糸切り装
置の作動が停止するようになつている。
入力端子付のオア回路87とからなるフリツプフ
ロツプで、オア回路86は針上位置検出用ホール
素子42の出力を入力とし、オア回路87は前記
及び前記第3のD型フリツプフロツプ51の
Q出力を入力としている。そのフリツプフロツプ
85のオア回路87の出力はインバータ88によ
り反転されて前記第4のタイマー56に印加され
ると共に前記オア回路77の一方の入力端子に印
加されている。そのオア回路77の他方の入力端
子は前記フリツプフロツプ82のオア回路81の
出力端子に接続されている。89は前記オア回路
62の出力をインバータ90により反転した出力
と、前記フリツプフロツプ82のオア回路80の
出力とを入力とするナンド回路で、その出力はイ
ンバータ91により反転されて前記トランジスタ
32のベースに印加される。92は糸切り制御回
路で、前記第3のD型フリツプフロツプ51のQ
出力と、前記フリツプフロツプ82のオア回路8
0の出力と、前記フリツプフロツプ85のオア回
路86の出力と、前記永久磁石片44と協働する
糸切り位置検出用ホール素子93の出力とを入力
としており、それにより前記直流電動機5が低速
状態以下であり、且つ足踏ペダル7がかかと踏み
された時前記直流電動機5が低速駆動されて針が
下方位置から上昇を始め糸切り位置検出用ホール
素子93により糸切り位置の検出がなされた時図
示しない糸切り装置が作動され、針上位置検出用
ホール素子42による検出がなされた時糸切り装
置の作動が停止するようになつている。
次に作用につき第11図を参照して説明する。
電源投入状態においては、第1のD型フリツプ
フロツプ49のクリア端子Clの入力が「H」、プ
リセツト端子PRの入力が「L」であるため、そ
のQ出力は「L」となり、オア回路71の出力が
「H」となる。この時、つま先側踏込みスイツチ
39の出力が「H」であるため、オア回路62の
一方の入力が「L」であり、そのオア回路62に
は「H」なる出力が出ている。そこで、ナンド回
路72の入力が何れも「H」でありその出力が
「L」となる。そこで、インバータ73を介し第
3のタイマー55には「H」なる入力が加えられ
また一定時間後「H」なる出力が出ている。その
ため、第3のD型フリツプフロツプ51のクリア
端子が「L」であり、プリセツトPRが「H」で
あるのでそのQ出力が「H」である。
フロツプ49のクリア端子Clの入力が「H」、プ
リセツト端子PRの入力が「L」であるため、そ
のQ出力は「L」となり、オア回路71の出力が
「H」となる。この時、つま先側踏込みスイツチ
39の出力が「H」であるため、オア回路62の
一方の入力が「L」であり、そのオア回路62に
は「H」なる出力が出ている。そこで、ナンド回
路72の入力が何れも「H」でありその出力が
「L」となる。そこで、インバータ73を介し第
3のタイマー55には「H」なる入力が加えられ
また一定時間後「H」なる出力が出ている。その
ため、第3のD型フリツプフロツプ51のクリア
端子が「L」であり、プリセツトPRが「H」で
あるのでそのQ出力が「H」である。
一方、が電源投入の瞬間「L」であるた
め、フリツプフロツプ82のオア回路80の出力
が「H」であり、それがオア回路81の一方の入
力として加えられている。また、足踏ペダル7は
中立状態にあるため、かかと側踏込みスイツチ4
0からの出力が「L」であり、それがインバータ
83により「H」に反転されてオア回路81の他
方の入力端子に加えられる。そのため、そのオア
回路81の両入力が「H」となるため、その出力
が「L」となり、その「L」なる出力がオア回路
77の入力が「L」となるため、そのオア回路7
7の出力は「H」となる。
め、フリツプフロツプ82のオア回路80の出力
が「H」であり、それがオア回路81の一方の入
力として加えられている。また、足踏ペダル7は
中立状態にあるため、かかと側踏込みスイツチ4
0からの出力が「L」であり、それがインバータ
83により「H」に反転されてオア回路81の他
方の入力端子に加えられる。そのため、そのオア
回路81の両入力が「H」となるため、その出力
が「L」となり、その「L」なる出力がオア回路
77の入力が「L」となるため、そのオア回路7
7の出力は「H」となる。
そのため、ナンド回路76の両入力が何れも
「H」となりその出力が「L」となる。そこで、
単安定マルチバイブレータ52の「7」出力端子
からは所要幅の「L」出力が表われそれがオア回
路65に加えられるため、そのオア回路65の出
力が「H」となりトランジスタ88が導通し制動
コイル12が附勢される。そこで、被吸着部材1
6が支持体13に対して圧着するように吸引さ
れ、電源投入した際ミシン2が動き出すこともな
い。
「H」となりその出力が「L」となる。そこで、
単安定マルチバイブレータ52の「7」出力端子
からは所要幅の「L」出力が表われそれがオア回
路65に加えられるため、そのオア回路65の出
力が「H」となりトランジスタ88が導通し制動
コイル12が附勢される。そこで、被吸着部材1
6が支持体13に対して圧着するように吸引さ
れ、電源投入した際ミシン2が動き出すこともな
い。
しかし、その単安定マルチバイブレータ52の
「L」なる「7」出力が「H」に転じた時、オア
回路65の入力は何れも「H」になる。その理由
は、第1の可変タイマー53からの「H」なる出
力が第2のD型フリツプフロツプ50のクロツク
入力端子CKに加えられ、そのフリツプフロツプ
50の出力が「L」となりそれがインバータ6
4により反転されて「H」なる信号がオア回路6
5に加えられるためである。そこで、そのオア回
路65の出力は「L」となり制動コイル12の附
勢は解除される。そのため、作業者はミシン2の
プーリを周したりして針の位置を調整することも
できる。
「L」なる「7」出力が「H」に転じた時、オア
回路65の入力は何れも「H」になる。その理由
は、第1の可変タイマー53からの「H」なる出
力が第2のD型フリツプフロツプ50のクロツク
入力端子CKに加えられ、そのフリツプフロツプ
50の出力が「L」となりそれがインバータ6
4により反転されて「H」なる信号がオア回路6
5に加えられるためである。そこで、そのオア回
路65の出力は「L」となり制動コイル12の附
勢は解除される。そのため、作業者はミシン2の
プーリを周したりして針の位置を調整することも
できる。
また、ナンド回路76の「L」なる出力はトラ
ンジスタ30のベースに加えられるため、そのト
ランジスタ30は導通せず、第1リードリレー2
7のコイル27aは附勢されず、その常開接点2
7bは開放される。一方、インバータ78を介し
トランジスタ31は導通するため、第2リードリ
レー28のコイル28aが附勢されその常開接点
28bが閉じられるため、入力端子26への速度
指令電圧がOボルトとなり直流電動機5は運転さ
れない。
ンジスタ30のベースに加えられるため、そのト
ランジスタ30は導通せず、第1リードリレー2
7のコイル27aは附勢されず、その常開接点2
7bは開放される。一方、インバータ78を介し
トランジスタ31は導通するため、第2リードリ
レー28のコイル28aが附勢されその常開接点
28bが閉じられるため、入力端子26への速度
指令電圧がOボルトとなり直流電動機5は運転さ
れない。
オア回路62の「H」なる出力はインバータ9
0により反転されてナンド回路89に印加される
ため、そのナンド回路89の出力は「H」とな
り、それがインバータ91を介し反転してトラン
ジスタ32のベースに加えられるため、第3リー
ドリレー29のコイル29aは附勢されず、その
常開接点29bは開放されている。
0により反転されてナンド回路89に印加される
ため、そのナンド回路89の出力は「H」とな
り、それがインバータ91を介し反転してトラン
ジスタ32のベースに加えられるため、第3リー
ドリレー29のコイル29aは附勢されず、その
常開接点29bは開放されている。
このような状態より足踏ペダル7をつま先側に
軽く踏むと、つま先側踏込みスイツチ39の出力
が「L」となりそれがインバータ79により
「H」に反転されてオア回路62の一方の入力と
して加えられる。このため、オア回路62の両入
力が何れも「H」となりその出力が「L」とな
る。その「L」なる出力はナンド回路61,6
8,72に加えられてその出力が何れも「H」と
なりそれは更にインバータ68,69,73を介
し「L」に反転されて個々のタイマー53,5
4,55に加えられるため、それらタイマー5
3,54,55は全てリセツト状態となる。その
タイマー55の「L」なる出力はインバータ74
により反転され「H」なる信号にて第3のD型フ
リツプフロツプ51のクリア端子CLに加えられ
るため、そのQ出力が「L」となり、その「L」
なる出力がナンド回路76に加えられるためその
出力が「H」となる。
軽く踏むと、つま先側踏込みスイツチ39の出力
が「L」となりそれがインバータ79により
「H」に反転されてオア回路62の一方の入力と
して加えられる。このため、オア回路62の両入
力が何れも「H」となりその出力が「L」とな
る。その「L」なる出力はナンド回路61,6
8,72に加えられてその出力が何れも「H」と
なりそれは更にインバータ68,69,73を介
し「L」に反転されて個々のタイマー53,5
4,55に加えられるため、それらタイマー5
3,54,55は全てリセツト状態となる。その
タイマー55の「L」なる出力はインバータ74
により反転され「H」なる信号にて第3のD型フ
リツプフロツプ51のクリア端子CLに加えられ
るため、そのQ出力が「L」となり、その「L」
なる出力がナンド回路76に加えられるためその
出力が「H」となる。
そこで、単安定マルチバイブレータ52の
「7」出力からは「L」出力が出ず、トランジス
タ30が導通しトランジスタ31は非導通とな
る。そのため、第1リードリレー27のコイル2
7aが附勢されてその常開接点27bが閉じられ
ると同時に第2リードリレー28のコイル28a
が去勢されてその常開接点28bが開放される。
また、この時、ナンド回路62の「L」出力はイ
ンバータ90により反転されるため、ナンド回路
89の両入力は全て「H」となりその出力が
「L」となる。このためインバータ91からの出
力が「H」となりトランジスタ32が導通し、第
3リードリレー29のコイル29aが附勢されて
その常開接点29bが閉じられる。しかし、この
時には、速度制御用可変抵抗器25のアーム25
aは第3図において最下方に位置し入力端子28
に速度指令電圧を送つていない。
「7」出力からは「L」出力が出ず、トランジス
タ30が導通しトランジスタ31は非導通とな
る。そのため、第1リードリレー27のコイル2
7aが附勢されてその常開接点27bが閉じられ
ると同時に第2リードリレー28のコイル28a
が去勢されてその常開接点28bが開放される。
また、この時、ナンド回路62の「L」出力はイ
ンバータ90により反転されるため、ナンド回路
89の両入力は全て「H」となりその出力が
「L」となる。このためインバータ91からの出
力が「H」となりトランジスタ32が導通し、第
3リードリレー29のコイル29aが附勢されて
その常開接点29bが閉じられる。しかし、この
時には、速度制御用可変抵抗器25のアーム25
aは第3図において最下方に位置し入力端子28
に速度指令電圧を送つていない。
そこで、入力端子26には低速設定用可変抵抗
器24で定めた値の速度指令電圧(略215r.p.m.
位に設定)が与えられる。この時、直流電動機5
は停止状態にあつたため、その速度指令に従い駆
動用パワートランジスタ19が導通し直流電動機
5は215r.p.m.まで加速される。この低速運転状
態になると、直流電動機5の端子間電圧Ef、負
荷電流Ifの帰還により直流電動機5は速度指令に
従つた低速運転状態に維持される。このような時
には、駆動用パワートランジスタ19と制動用パ
ワートランジスタ20は交互に連続して導通され
る。第11図t1〜t2間参照。
器24で定めた値の速度指令電圧(略215r.p.m.
位に設定)が与えられる。この時、直流電動機5
は停止状態にあつたため、その速度指令に従い駆
動用パワートランジスタ19が導通し直流電動機
5は215r.p.m.まで加速される。この低速運転状
態になると、直流電動機5の端子間電圧Ef、負
荷電流Ifの帰還により直流電動機5は速度指令に
従つた低速運転状態に維持される。このような時
には、駆動用パワートランジスタ19と制動用パ
ワートランジスタ20は交互に連続して導通され
る。第11図t1〜t2間参照。
その後、足踏ペダル7がつま先側に更に踏込ま
れると、それに従い速度制御用可変抵抗器25の
アーム25aが第3図の上方に移動しそれにより
入力端子26への速度指令電圧が高くなり、前記
のようにして直流電動機5は加速される。第11
図t2〜t3参照。而して、足踏ペダル7のつま
先側踏込みを一番深くした時、電動機5は4000r.
p.m.位となり低速運転状態と同様にして高速運
転状態が維持される。第11図t3〜t4参照。
れると、それに従い速度制御用可変抵抗器25の
アーム25aが第3図の上方に移動しそれにより
入力端子26への速度指令電圧が高くなり、前記
のようにして直流電動機5は加速される。第11
図t2〜t3参照。而して、足踏ペダル7のつま
先側踏込みを一番深くした時、電動機5は4000r.
p.m.位となり低速運転状態と同様にして高速運
転状態が維持される。第11図t3〜t4参照。
その後、所要長さの縫製を終り、足踏ペダル7
のつま先側踏込みが解放されると(第11図t4
参照)、つま先側踏込みスイツチ39の出力が
「H」となりそれがインバータ79により「L」
に反転されてオア回路62に印加される。そのた
め、そのオア回路62の出力が「H」となり、そ
の「H」なる出力がナンド回路61,68,72
に印加されると同時にインバータ90に印加され
る。
のつま先側踏込みが解放されると(第11図t4
参照)、つま先側踏込みスイツチ39の出力が
「H」となりそれがインバータ79により「L」
に反転されてオア回路62に印加される。そのた
め、そのオア回路62の出力が「H」となり、そ
の「H」なる出力がナンド回路61,68,72
に印加されると同時にインバータ90に印加され
る。
そのため、そのインバータ90の出力が「L」
となるため、ナンド回路89の出力が「H」とな
り、その「H」なる出力はインバータ91により
反転されるため、トランジスタ32のベースには
「L」レベルの電圧が印加される。そこで、その
トランジスタ32は導通状態から不導通状態とな
り、第3リードリレー29のコイル29aの附勢
が解かれ、その常開接点29bが開かれる。
となるため、ナンド回路89の出力が「H」とな
り、その「H」なる出力はインバータ91により
反転されるため、トランジスタ32のベースには
「L」レベルの電圧が印加される。そこで、その
トランジスタ32は導通状態から不導通状態とな
り、第3リードリレー29のコイル29aの附勢
が解かれ、その常開接点29bが開かれる。
そのため、第3,4図に示す入力端子26には
低速設定用可変抵抗器24によつて定められた低
速指令電圧が印加されるため、前述のように制動
用パワートランジスタ20が導通される。そのた
め足踏ペダル7の踏込みが解放された瞬間(第1
1図t4参照)から直流電動機5は発電制動され
て高速運転状態より第11図t7に示す低速運転
状態に向い急速に減速される。
低速設定用可変抵抗器24によつて定められた低
速指令電圧が印加されるため、前述のように制動
用パワートランジスタ20が導通される。そのた
め足踏ペダル7の踏込みが解放された瞬間(第1
1図t4参照)から直流電動機5は発電制動され
て高速運転状態より第11図t7に示す低速運転
状態に向い急速に減速される。
一方、その減速過程において、第7図に示す磁
極ホイール45がミシン2の駆動軸3と共に回転
されるのに従い、磁気抵抗素子46は駆動軸3の
回転速度に比例した周波数を有する略正弦波に近
いパルス信号列を発生する。そのパルス信号の幅
は、周波数とは逆に、駆動軸3の回転速度とは反
比例した値となる。而して、前記パルス信号列は
増幅器47によつて増幅された後、シユミツト回
路48により波形整形される。更に、その波形整
形されたパルス信号列は、そのパルス信号の立上
りで動作する第1のD型フリツプフロツプ49に
より2分の1の周波数とされ、その2分の1の周
波数とされたパルス列はオア回路59,66,7
1に加えられ、それらオア回路59,66,71
からは常にミシン2の駆動軸3の回転速度に比例
した周波数のパルス列(そのパルス幅としては駆
動軸3の回転速度に反比例した値を持つ)が出力
され、それが、ナンド回路61,68,72の一
方の入力端子に印加される。
極ホイール45がミシン2の駆動軸3と共に回転
されるのに従い、磁気抵抗素子46は駆動軸3の
回転速度に比例した周波数を有する略正弦波に近
いパルス信号列を発生する。そのパルス信号の幅
は、周波数とは逆に、駆動軸3の回転速度とは反
比例した値となる。而して、前記パルス信号列は
増幅器47によつて増幅された後、シユミツト回
路48により波形整形される。更に、その波形整
形されたパルス信号列は、そのパルス信号の立上
りで動作する第1のD型フリツプフロツプ49に
より2分の1の周波数とされ、その2分の1の周
波数とされたパルス列はオア回路59,66,7
1に加えられ、それらオア回路59,66,71
からは常にミシン2の駆動軸3の回転速度に比例
した周波数のパルス列(そのパルス幅としては駆
動軸3の回転速度に反比例した値を持つ)が出力
され、それが、ナンド回路61,68,72の一
方の入力端子に印加される。
又、そのナンド回路61,68,72の他方の
入力端子には前述したように、足踏ペダル7の踏
込みが解放された瞬間よりオア回路62から
「H」なる出力が入力として印加されているた
め、それらナンド回路61,68,72の出力は
オア回路59,66,71の出力が「H」なる時
「L」なる出力を発生する。それらの「L」出力
はインバータ63,69,78により「H」なる
信号に反転されてそれぞれのタイマー53,5
4,55に加えられる。
入力端子には前述したように、足踏ペダル7の踏
込みが解放された瞬間よりオア回路62から
「H」なる出力が入力として印加されているた
め、それらナンド回路61,68,72の出力は
オア回路59,66,71の出力が「H」なる時
「L」なる出力を発生する。それらの「L」出力
はインバータ63,69,78により「H」なる
信号に反転されてそれぞれのタイマー53,5
4,55に加えられる。
上記のような減速作動により、ミシン2の回転
数が1500r.p.m.位になると(第11図t5)、第
1の可変タイマー53から「H」なる出力が表わ
れ、第2のD型フリツプフロツプ50のクロツク
入力端子CKに印加される。
数が1500r.p.m.位になると(第11図t5)、第
1の可変タイマー53から「H」なる出力が表わ
れ、第2のD型フリツプフロツプ50のクロツク
入力端子CKに印加される。
その第2のD型フリツプフロツプ50のデータ
入力端子DにはOボルトすなわち「L」なるレベ
ルが印加されているため、第1の可変タイマー5
3の「H」なる出力の立上りでその第2のD型フ
リツプフロツプ50のQ出力は「L」となり、
出力が「H」となる。その第2のD型フリツプフ
ロツプ50の「H」なるQ出力はインバータ64
により「L」なる信号に反転されてオア回路65
に加えられるためそのオア回路65からは「H」
出力が表われトランジスタ33が導通される。こ
れにより、制動コイル12が附勢され、被吸着部
材16が支持体13に圧着されて直流電動機5が
機械的に制動されるようになる。
入力端子DにはOボルトすなわち「L」なるレベ
ルが印加されているため、第1の可変タイマー5
3の「H」なる出力の立上りでその第2のD型フ
リツプフロツプ50のQ出力は「L」となり、
出力が「H」となる。その第2のD型フリツプフ
ロツプ50の「H」なるQ出力はインバータ64
により「L」なる信号に反転されてオア回路65
に加えられるためそのオア回路65からは「H」
出力が表われトランジスタ33が導通される。こ
れにより、制動コイル12が附勢され、被吸着部
材16が支持体13に圧着されて直流電動機5が
機械的に制動されるようになる。
而して、その直流電動機5の速度が400r.p.m.
位に低下し第11図のt6になると、第2図の可
変タイマー54から「H」信号が表われ、インバ
ータ67により「L」に反転される。そのため、
オア回路70の出力が「H」となりそれが第2の
D型フリツプフロツプ50のプリセツト端子PR
に加えられ、そのフリツプフロツプ50のQ出力
が「H」、出力が「L」となる。その「L」な
る出力はインバータ64により「H」なる出力に
反転されてオア回路65の入力として印加される
ため、そのオア回路65の出力が「L」となり制
動コイル12の附勢が解かれる。その後は、直流
電動機5は発電制動のみにより制動がなされる。
位に低下し第11図のt6になると、第2図の可
変タイマー54から「H」信号が表われ、インバ
ータ67により「L」に反転される。そのため、
オア回路70の出力が「H」となりそれが第2の
D型フリツプフロツプ50のプリセツト端子PR
に加えられ、そのフリツプフロツプ50のQ出力
が「H」、出力が「L」となる。その「L」な
る出力はインバータ64により「H」なる出力に
反転されてオア回路65の入力として印加される
ため、そのオア回路65の出力が「L」となり制
動コイル12の附勢が解かれる。その後は、直流
電動機5は発電制動のみにより制動がなされる。
このようにして、ミシン2の速度が低速設定用
可変抵抗器24により設定された低速度(215r.
p.m.)になると(第11図t7参照)、前記のよ
うにして駆動用パワートランジスタ19、制動用
パワートランジスタ20の交互附勢により直流電
動機5は低速度に維持されるようになる。
可変抵抗器24により設定された低速度(215r.
p.m.)になると(第11図t7参照)、前記のよ
うにして駆動用パワートランジスタ19、制動用
パワートランジスタ20の交互附勢により直流電
動機5は低速度に維持されるようになる。
而して、この時には、第3の可変タイマー55
からの出力が「H」となりインバータ74により
「L」に反転されて第3のD型フリツプフロツプ
51のクリア端子入力として印加されるため、針
下検出用ホール素子41が針下位置検出により
「L」出力を発生した時それがインバータ75に
より「H」に反転されて第3のD型フリツプフロ
ツプ51のクロツク端子CKに加えられ、そのク
ロツク端子CKにおけるパルスの立上りにてその
D型フリツプフロツプ51のQ出力が「H」とな
る。そのため、ナンド回路76の両入力が何れも
「H」となり、その出力が「L」となる。
からの出力が「H」となりインバータ74により
「L」に反転されて第3のD型フリツプフロツプ
51のクリア端子入力として印加されるため、針
下検出用ホール素子41が針下位置検出により
「L」出力を発生した時それがインバータ75に
より「H」に反転されて第3のD型フリツプフロ
ツプ51のクロツク端子CKに加えられ、そのク
ロツク端子CKにおけるパルスの立上りにてその
D型フリツプフロツプ51のQ出力が「H」とな
る。そのため、ナンド回路76の両入力が何れも
「H」となり、その出力が「L」となる。
これにより、その「L」なる出力がトランジス
タ30のベースに印加されてそのトランジスタ3
0が非導通になると共にインバータ78によりそ
の「L」なる出力が反転されてトランジスタ31
のベースに印加されるため、そのトランジスタ3
1が導通となる。そのため、第1リードリレー2
7のコイル27aが去勢され、その常開接点27
bが開放されると同時に第2のリードリレー28
のコイル28aが附勢され、その常開接点28b
が閉成される。これにより入力端子26への指令
電圧がOボルトとなり制動用トランジスタ20の
みが導通され直流電動機5は発電制動される。こ
れと同時に、ナンド回路76の出力が「H」から
「L」に反転した時その信号の立下りにて単安定
マルチバイブレータ52の「7」からは「L」レ
ベルの所定幅を有する単安定出力が発生し、その
「L」出力がオア回路65の入力として印加され
るため、そのオア回路65からは「H」出力が出
てトランジスタ33が導通し制動コイル12が附
勢されて被吸着部材16が支持体13に圧着され
機械的制動が行われる。(第11図t8〜t9参
照)。単安定マルチバイブレータ52の出力幅
(「L」なる)はミシンが完全に停止するまでの時
間に設定されている。これによりミシン2は針下
位置にて停止される。
タ30のベースに印加されてそのトランジスタ3
0が非導通になると共にインバータ78によりそ
の「L」なる出力が反転されてトランジスタ31
のベースに印加されるため、そのトランジスタ3
1が導通となる。そのため、第1リードリレー2
7のコイル27aが去勢され、その常開接点27
bが開放されると同時に第2のリードリレー28
のコイル28aが附勢され、その常開接点28b
が閉成される。これにより入力端子26への指令
電圧がOボルトとなり制動用トランジスタ20の
みが導通され直流電動機5は発電制動される。こ
れと同時に、ナンド回路76の出力が「H」から
「L」に反転した時その信号の立下りにて単安定
マルチバイブレータ52の「7」からは「L」レ
ベルの所定幅を有する単安定出力が発生し、その
「L」出力がオア回路65の入力として印加され
るため、そのオア回路65からは「H」出力が出
てトランジスタ33が導通し制動コイル12が附
勢されて被吸着部材16が支持体13に圧着され
機械的制動が行われる。(第11図t8〜t9参
照)。単安定マルチバイブレータ52の出力幅
(「L」なる)はミシンが完全に停止するまでの時
間に設定されている。これによりミシン2は針下
位置にて停止される。
その後糸切りをなすため足踏ペダル7をかかと
踏みすると、かかと踏込みスイツチ40の出力が
「H」となりそれがインバータ83により「L」
に反転されてフリツプフロツプ82に加えられ
る。そこで、そのフリツプフロツプ82のオア回
路81の出力は「H」、オア回路80の出力は
「L」となる。このオア回路80の「L」なる出
力がナンド回路89の出力が「H」となり、その
「H」なる出力がインバータ91により「L」な
る出力に反転される。このため、トランジスタ3
2のベースには「L」なる信号が印加されそのト
ランジスタ32の非導通となり第3リードリレー
29のコイル29aは附勢されずその常開接点2
9bは開放される。従つて、足踏ペダル7のかか
と踏み時には速度制動用可変抵抗器25からは速
度制御ユニツト21に速度指令電圧は与えられな
い。
踏みすると、かかと踏込みスイツチ40の出力が
「H」となりそれがインバータ83により「L」
に反転されてフリツプフロツプ82に加えられ
る。そこで、そのフリツプフロツプ82のオア回
路81の出力は「H」、オア回路80の出力は
「L」となる。このオア回路80の「L」なる出
力がナンド回路89の出力が「H」となり、その
「H」なる出力がインバータ91により「L」な
る出力に反転される。このため、トランジスタ3
2のベースには「L」なる信号が印加されそのト
ランジスタ32の非導通となり第3リードリレー
29のコイル29aは附勢されずその常開接点2
9bは開放される。従つて、足踏ペダル7のかか
と踏み時には速度制動用可変抵抗器25からは速
度制御ユニツト21に速度指令電圧は与えられな
い。
また、足踏ペダル7のかかと踏込み時にはフリ
ツプフロツプ85の出力状態は電源投入時のまま
であるため、オア回路77の両入力が「H」とな
りその出力が「L」となる。その「L」なる出力
がナンド回路76に加えられるため、その出力は
「H」であり、これにより、トランジスタ30が
導通、トランジスタ31が非導通となる。そのた
め、第1リードリレー27のコイル27aが附勢
されてその常開接点27bが閉じられ、第2リー
ドリレー28のコイル28aが去勢されてその常
開接点28bが開放された状態となる。このた
め、速度制御ユニツト21の入力端子26には、
低速設定用可変抵抗器24によつて設定された速
度指令電圧が与えられるようになるため、直流電
動機5は前記のようにして低速にて駆動され、ミ
シン2の駆動軸3も低速にて動き出し針が下方位
置から上昇する。
ツプフロツプ85の出力状態は電源投入時のまま
であるため、オア回路77の両入力が「H」とな
りその出力が「L」となる。その「L」なる出力
がナンド回路76に加えられるため、その出力は
「H」であり、これにより、トランジスタ30が
導通、トランジスタ31が非導通となる。そのた
め、第1リードリレー27のコイル27aが附勢
されてその常開接点27bが閉じられ、第2リー
ドリレー28のコイル28aが去勢されてその常
開接点28bが開放された状態となる。このた
め、速度制御ユニツト21の入力端子26には、
低速設定用可変抵抗器24によつて設定された速
度指令電圧が与えられるようになるため、直流電
動機5は前記のようにして低速にて駆動され、ミ
シン2の駆動軸3も低速にて動き出し針が下方位
置から上昇する。
次いで、糸切り位置検出用ホール素子93から
出力が発生すると、糸切り制御回路92が有効化
され、図示しない糸切り機構が作動される。而し
て針が上方に達し(第11図のt11)、針上位
置検出用ホール素子42から「L」出力が発生す
ると、フリツプフロツプ85の出力状態は反転
し、オア回路86の出力が「H」、オア回路87
の出力が「L」となる。このため、オア回路77
の一方の入力が「L」となり、その出力が「H」
となり、その「H」なる出力がナンド回路76の
一方の入力端子に印加される。
出力が発生すると、糸切り制御回路92が有効化
され、図示しない糸切り機構が作動される。而し
て針が上方に達し(第11図のt11)、針上位
置検出用ホール素子42から「L」出力が発生す
ると、フリツプフロツプ85の出力状態は反転
し、オア回路86の出力が「H」、オア回路87
の出力が「L」となる。このため、オア回路77
の一方の入力が「L」となり、その出力が「H」
となり、その「H」なる出力がナンド回路76の
一方の入力端子に印加される。
一方、第3のD型フリツプフロツプ51は足踏
ペダル7の踏込みの解放時において針下位置検出
用ホール素子41からの出力が発生された時の状
態、すなわち、そのQ出力端子から「H」なる出
力を発生した状態を記憶している。そこで、ナン
ド回路76の両入力が「H」となり、その出力が
「L」となる。
ペダル7の踏込みの解放時において針下位置検出
用ホール素子41からの出力が発生された時の状
態、すなわち、そのQ出力端子から「H」なる出
力を発生した状態を記憶している。そこで、ナン
ド回路76の両入力が「H」となり、その出力が
「L」となる。
これにより、針下停止時と同様、そのナンド回
路76の「L」なる出力がトランジスタ30のベ
ースに印加されてそのトランジスタ30が非導通
になると共にインバータ78によりその「L」な
る出力が反転されてトランジスタ31のベースに
印加されるため、そのトランジスタ31が導通と
なる。そのため、第1リードリレー27のコイル
27aが去勢され、その常開接点27bが開放さ
れると同時に第2のリードリレー28のコイル2
8aが附勢され、その常開接点28bが閉成され
る。これにより入力端子26への指令電圧がOボ
ルトとなり制動用トランジスタ20のみが導通さ
れ直流電動機5は発電制動される。これと同時
に、ナンド回路76の出力が「H」から「L」に
反転した時、その信号の立下りにて単安定マルチ
バイブレータ52の「7」からは「L」レベルの
所定幅を有する単安定出力が発生し、その「L」
出力がオア回路65の入力として印加されるた
め、そのオア回路65からは「H」出力が出てト
ランジスタ33が導通し制動コイル12が附勢さ
れて被吸着部材16が支持体13に圧着され機械
的制動が行われる。(第11図t11参照)。単安
定マルチバイブレータ52の出力幅(「L」な
る)はミシンが完全に停止するまでの時間に設定
されている。これによりミシン2は針上位置にて
停止される。
路76の「L」なる出力がトランジスタ30のベ
ースに印加されてそのトランジスタ30が非導通
になると共にインバータ78によりその「L」な
る出力が反転されてトランジスタ31のベースに
印加されるため、そのトランジスタ31が導通と
なる。そのため、第1リードリレー27のコイル
27aが去勢され、その常開接点27bが開放さ
れると同時に第2のリードリレー28のコイル2
8aが附勢され、その常開接点28bが閉成され
る。これにより入力端子26への指令電圧がOボ
ルトとなり制動用トランジスタ20のみが導通さ
れ直流電動機5は発電制動される。これと同時
に、ナンド回路76の出力が「H」から「L」に
反転した時、その信号の立下りにて単安定マルチ
バイブレータ52の「7」からは「L」レベルの
所定幅を有する単安定出力が発生し、その「L」
出力がオア回路65の入力として印加されるた
め、そのオア回路65からは「H」出力が出てト
ランジスタ33が導通し制動コイル12が附勢さ
れて被吸着部材16が支持体13に圧着され機械
的制動が行われる。(第11図t11参照)。単安
定マルチバイブレータ52の出力幅(「L」な
る)はミシンが完全に停止するまでの時間に設定
されている。これによりミシン2は針上位置にて
停止される。
糸切り制御回路92の附勢は針が上方位置に達
した時点すなわちフリツプフロツプ85のオア回
路86の出力が「H」になつたことで解かれる。
しかし、糸切り機構の作動完了は機構によりその
時点(針上検出)より僅か遅れることもある。
した時点すなわちフリツプフロツプ85のオア回
路86の出力が「H」になつたことで解かれる。
しかし、糸切り機構の作動完了は機構によりその
時点(針上検出)より僅か遅れることもある。
また、針上停止時に際しての針上位置検出用ホ
ール素子42による針上検出により、フリツプフ
ロツプ85はそのオア回路86の出力が「H」、
オア回路87の出力が「L」となるものである
が、そのオア回路87の「L」出力はインバータ
88により「H」に反転され第4の可変タイマー
56により一定時間経てからインバータ84に
「H」が送られ、それがそのインバータ84によ
り「L」に反転されてフリツプフロツプ82のオ
ア回路80に入力されそのオア回路80の出力が
「H」、オア回路81の出力が「L」となる。そこ
で、そのオア回路80より「H」出力がオア回路
62の一方の入力端子に加えられる。そこで、次
の縫製に際して足踏ペダル7をつま先側に踏込ん
でゆけば、つま先側踏込みスイツチ39の出力が
「L」となり、それがインバータ79により
「H」に反転されてオア回路62の他方の入力端
子に加えられるため、そのオア回路62の両入力
が「H」となり前述のようにして直流電動機5が
運転される。
ール素子42による針上検出により、フリツプフ
ロツプ85はそのオア回路86の出力が「H」、
オア回路87の出力が「L」となるものである
が、そのオア回路87の「L」出力はインバータ
88により「H」に反転され第4の可変タイマー
56により一定時間経てからインバータ84に
「H」が送られ、それがそのインバータ84によ
り「L」に反転されてフリツプフロツプ82のオ
ア回路80に入力されそのオア回路80の出力が
「H」、オア回路81の出力が「L」となる。そこ
で、そのオア回路80より「H」出力がオア回路
62の一方の入力端子に加えられる。そこで、次
の縫製に際して足踏ペダル7をつま先側に踏込ん
でゆけば、つま先側踏込みスイツチ39の出力が
「L」となり、それがインバータ79により
「H」に反転されてオア回路62の他方の入力端
子に加えられるため、そのオア回路62の両入力
が「H」となり前述のようにして直流電動機5が
運転される。
しかし、仮に、足踏ペダル7がかかと踏みされ
て糸切り装置が作動され針の上方位置検出が行わ
れる以前に誤つて足踏ペダル7がつま先側に踏込
まれた時には、第4の可変タイマー56の出力
は、依然として「L」のままであり、先に針上停
止に際して説明したようなフリツプフロツプ82
の状態の反転は行われない。
て糸切り装置が作動され針の上方位置検出が行わ
れる以前に誤つて足踏ペダル7がつま先側に踏込
まれた時には、第4の可変タイマー56の出力
は、依然として「L」のままであり、先に針上停
止に際して説明したようなフリツプフロツプ82
の状態の反転は行われない。
従つて、そのフリツプフロツプ82のオア回路
80は「L」のままであり、その「L」なる出力
がオア回路62に加えられ、それにより、そのオ
ア回路62の出力が「H」、オア回路90の出力
が「L」、ナンド回路89の出力が「H」、インバ
ータ91の出力が「L」となるため、トランジス
タ32が非導通となり、第3リードリレー29の
コイル29aが去勢されて、その常開接点29b
は開放される。
80は「L」のままであり、その「L」なる出力
がオア回路62に加えられ、それにより、そのオ
ア回路62の出力が「H」、オア回路90の出力
が「L」、ナンド回路89の出力が「H」、インバ
ータ91の出力が「L」となるため、トランジス
タ32が非導通となり、第3リードリレー29の
コイル29aが去勢されて、その常開接点29b
は開放される。
このため、速度指令ユニツト25の入力端子2
6には速度制御用可変抵抗器25からの速度指令
が与えられず直流電動機5は例え足踏ペダル7を
つま先側に踏込んだとしても駆動されない。これ
は、糸切り装置と針が干渉して破損などを招くの
を防止することのできるものであり、安全回路を
提供したものである。第4の可変タイマー56を
介在させた理由は、針上検出がなされてから完全
にミシン2の各機構(糸切り機構を含む)が停止
(慣性をも含めて)するまでの間ミシン2が運転
されないように補償している。
6には速度制御用可変抵抗器25からの速度指令
が与えられず直流電動機5は例え足踏ペダル7を
つま先側に踏込んだとしても駆動されない。これ
は、糸切り装置と針が干渉して破損などを招くの
を防止することのできるものであり、安全回路を
提供したものである。第4の可変タイマー56を
介在させた理由は、針上検出がなされてから完全
にミシン2の各機構(糸切り機構を含む)が停止
(慣性をも含めて)するまでの間ミシン2が運転
されないように補償している。
上記実施例において電磁機械的制動を発電制動
による高速から低速への減速過程の一部分それも
1500r.p.m.〜400r.p.m.の間において作用させた
のは次の理由による。それは、発電制動開始と同
時に電磁機械的制動手段を作用させたのでは、直
流電動機5の回転速度が高いため接触部分の摩耗
が大きく過度の発熱の原因にもなる。また、この
ような直流電動機5の高速回転時には、発電制動
効率も良いため余りそのような必要もないもので
ある。この点、1500r.p.m.程度の回転数の時に
は、発電制動効果もだんだん衰え、また、電磁機
械的制動手段を直流電動機5に作用させてもその
電磁機械的制動手段の摩耗が少なくて良い利点を
有する。
による高速から低速への減速過程の一部分それも
1500r.p.m.〜400r.p.m.の間において作用させた
のは次の理由による。それは、発電制動開始と同
時に電磁機械的制動手段を作用させたのでは、直
流電動機5の回転速度が高いため接触部分の摩耗
が大きく過度の発熱の原因にもなる。また、この
ような直流電動機5の高速回転時には、発電制動
効率も良いため余りそのような必要もないもので
ある。この点、1500r.p.m.程度の回転数の時に
は、発電制動効果もだんだん衰え、また、電磁機
械的制動手段を直流電動機5に作用させてもその
電磁機械的制動手段の摩耗が少なくて良い利点を
有する。
[考案の効果]
本考案は、足踏ペダルの踏込の解放に伴い、発
電制動回路により直流電動機を発電制動し、その
直流電動機が通常運転速度から定位置停止可能な
速度である低速へ減速される期間中において、直
流電動機が任意に設定された第1の速度に到達し
た時に電磁機械的制動手段を作動させて発電制動
と併用し、直流電動機が更に減速されて第2の速
度に到達した時に電磁機械的制動手段の作動を終
了するように構成されており、更に、前記第1の
速度と第2の速度とをそれぞれ任意に設定し得る
ように構成されているので、通常運転速度(例え
ば4000rpm)から前記低速への減速を、電磁機械
的制動手段の摩耗、発熱量を抑え、且つ急速に行
なうことができる。また、電磁機械的制動手段の
作動する期間を設定する前記第1の速度及び第2
の速度をそれぞれ任意に変更することにより、前
記低速への減速に要する時間を再調整することが
でき、厚い加工布や薄い加工布を縫う場合や縫製
速度の大小等のように縫製条件の相違に対応する
ことが可能である。
電制動回路により直流電動機を発電制動し、その
直流電動機が通常運転速度から定位置停止可能な
速度である低速へ減速される期間中において、直
流電動機が任意に設定された第1の速度に到達し
た時に電磁機械的制動手段を作動させて発電制動
と併用し、直流電動機が更に減速されて第2の速
度に到達した時に電磁機械的制動手段の作動を終
了するように構成されており、更に、前記第1の
速度と第2の速度とをそれぞれ任意に設定し得る
ように構成されているので、通常運転速度(例え
ば4000rpm)から前記低速への減速を、電磁機械
的制動手段の摩耗、発熱量を抑え、且つ急速に行
なうことができる。また、電磁機械的制動手段の
作動する期間を設定する前記第1の速度及び第2
の速度をそれぞれ任意に変更することにより、前
記低速への減速に要する時間を再調整することが
でき、厚い加工布や薄い加工布を縫う場合や縫製
速度の大小等のように縫製条件の相違に対応する
ことが可能である。
第1図はミシンの正面図、第2図は電磁機械的
制動手段を示す断面図、第3図は速度制御回路
図、第4図は速度制御ユニツトの詳細図、第5図
は論理回路図、第6図は位置検出器を示す図面、
第7図は速度検出回路の詳細図、第8図はリセツ
ト回路図、第9図はD型フリツプフロツプの説明
図、第10図は単安定マルチバイブレータの説明
図、第11図は作用説明図である。 図中2はミシン、5は直流電動機、7は足踏ペ
ダル、12は制動コイル、13は支持体、16は
被吸着部材、19は駆動用パワートランジスタ、
20は制動用パワートランジスタ、21は速度制
御ユニツト、24は低速設定用可変抵抗器、25
は速度制御用可変抵抗器、26は入力端子、27
は第1リードリレー、28は第2リードリレー、
29は第3リードリレー、39はつま先側踏込み
スイツチ、40はかかと側踏込みスイツチ、41
は針下位置検出用ホール素子、42は針上位置検
出用ホール素子、44は永久磁石片、45は磁極
ホイール、46は磁気抵抗素子、49〜51は第
1乃至第3のD型フリツプフロツプ、52は単安
定マルチバイブレータ、53〜56は第1乃至第
4の可変タイマーである。
制動手段を示す断面図、第3図は速度制御回路
図、第4図は速度制御ユニツトの詳細図、第5図
は論理回路図、第6図は位置検出器を示す図面、
第7図は速度検出回路の詳細図、第8図はリセツ
ト回路図、第9図はD型フリツプフロツプの説明
図、第10図は単安定マルチバイブレータの説明
図、第11図は作用説明図である。 図中2はミシン、5は直流電動機、7は足踏ペ
ダル、12は制動コイル、13は支持体、16は
被吸着部材、19は駆動用パワートランジスタ、
20は制動用パワートランジスタ、21は速度制
御ユニツト、24は低速設定用可変抵抗器、25
は速度制御用可変抵抗器、26は入力端子、27
は第1リードリレー、28は第2リードリレー、
29は第3リードリレー、39はつま先側踏込み
スイツチ、40はかかと側踏込みスイツチ、41
は針下位置検出用ホール素子、42は針上位置検
出用ホール素子、44は永久磁石片、45は磁極
ホイール、46は磁気抵抗素子、49〜51は第
1乃至第3のD型フリツプフロツプ、52は単安
定マルチバイブレータ、53〜56は第1乃至第
4の可変タイマーである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 駆動軸を有するミシンと、 前記駆動軸の回転に連動して上下動される針の
上下位置に対応した針位置信号を発生する針位置
検出器と、 前記駆動軸の回転速度に応答した速度検出信号
を発生する速度検出器と、 前記駆動軸に作動的に連結された直流電動機
と、 その直流電動機に接続され、足踏ペダルの踏込
操作に基きその直流電動機の速度を制御するため
の速度制御回路と、 その速度制御回路は、前記針を定位置にて停止
可能な低速を設定するための低速設定回路と、前
記足踏ペダルの踏込操作に基いてその低速設定回
路により設定された低速レベル以上に前記直流電
動機の通常運転速度を設定するための運転速度設
定回路と、前記足踏ペダルの踏込の解放により発
生される減速速度指令に基き前記直流電動機を発
電制動するための発電制動回路とを含むことと、 前記直流電動機を摩擦制動するための電磁機械
的制動手段と、 前記速度検出器の速度検出信号に基き、前記低
速以上に任意に設定された第1の速度を検出する
第1の速度検出手段と、 前記速度検出器の速度検出信号に基き、前記低
速以上且つ前記第1の速度以下に任意に設定され
た第2の速度を検出する第2の速度検出手段と、 前記足踏ペダルの踏込の解放に伴い前記発電制
動回路の作用による前記直流電動機の通常運転速
度から前記低速への減速期間中において、前記第
1の速度検出手段による第1の速度の検出に基き
前記電磁機械的制動手段を作動させ、前記第2の
速度検出手段による第2の速度の検出に基き前記
電磁機械的制動手段の作動を終了する第1の制御
手段と、 前記第1の制御手段による減速の後、前記直流
電動機が前記定位置停止可能な低速に到達した時
に発生される前記針位置信号に基き、少なくとも
前記電磁機械的制動手段を作動し前記直流電動機
の駆動を針位置信号が発生された針位置にて停止
するための第2の制御手段と を設けたことを特徴とするミシンの電気的駆動装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5055785U JPS60181194U (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 | ミシンの電気的駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5055785U JPS60181194U (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 | ミシンの電気的駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60181194U JPS60181194U (ja) | 1985-12-02 |
JPS6241739Y2 true JPS6241739Y2 (ja) | 1987-10-26 |
Family
ID=30568803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5055785U Granted JPS60181194U (ja) | 1985-04-04 | 1985-04-04 | ミシンの電気的駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60181194U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825047U (ja) * | 1971-07-31 | 1973-03-24 | ||
JPS5138886A (ja) * | 1974-09-28 | 1976-03-31 | Tokyo Shibaura Electric Co |
-
1985
- 1985-04-04 JP JP5055785U patent/JPS60181194U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4825047U (ja) * | 1971-07-31 | 1973-03-24 | ||
JPS5138886A (ja) * | 1974-09-28 | 1976-03-31 | Tokyo Shibaura Electric Co |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60181194U (ja) | 1985-12-02 |
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