JPS6241649A - 核磁化分布測定方法及び装置 - Google Patents
核磁化分布測定方法及び装置Info
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- JPS6241649A JPS6241649A JP61135107A JP13510786A JPS6241649A JP S6241649 A JPS6241649 A JP S6241649A JP 61135107 A JP61135107 A JP 61135107A JP 13510786 A JP13510786 A JP 13510786A JP S6241649 A JPS6241649 A JP S6241649A
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N24/00—Investigating or analyzing materials by the use of nuclear magnetic resonance, electron paramagnetic resonance or other spin effects
- G01N24/08—Investigating or analyzing materials by the use of nuclear magnetic resonance, electron paramagnetic resonance or other spin effects by using nuclear magnetic resonance
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R33/00—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables
- G01R33/20—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance
- G01R33/44—Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
- G01R33/48—NMR imaging systems
- G01R33/54—Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
- G01R33/56—Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
- G01R33/561—Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution by reduction of the scanning time, i.e. fast acquiring systems, e.g. using echo-planar pulse sequences
- G01R33/5613—Generating steady state signals, e.g. low flip angle sequences [FLASH]
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は発生させられた均一な静磁界内に置かれた物体
の一領域内の核磁化分布を求めるために、下記のステッ
プa) 、 b)及びC)、即ち、a> O<α〈90
°としてα°パルスを含む高周波電磁パルスにより物体
の選択された領域内の核スピンに影響し、α°パルスが
この領域内の核スピンの磁化方向を角度α°回転させる
ステップと、 b)準備期間時に準備勾配磁界をかけるステップと、C
)測定期間時に共鳴信号をサンプリングするステップと を含むサイクルを構成し、 d)ステップb)で規定された勾配磁界の時間積分の値
を毎回変えてステップa) 、 b)及びC)から成る
測定サイクルを繰り返す核磁化分布測定方法に関するも
のである。
の一領域内の核磁化分布を求めるために、下記のステッ
プa) 、 b)及びC)、即ち、a> O<α〈90
°としてα°パルスを含む高周波電磁パルスにより物体
の選択された領域内の核スピンに影響し、α°パルスが
この領域内の核スピンの磁化方向を角度α°回転させる
ステップと、 b)準備期間時に準備勾配磁界をかけるステップと、C
)測定期間時に共鳴信号をサンプリングするステップと を含むサイクルを構成し、 d)ステップb)で規定された勾配磁界の時間積分の値
を毎回変えてステップa) 、 b)及びC)から成る
測定サイクルを繰り返す核磁化分布測定方法に関するも
のである。
本発明はまた物体の領域内の核磁化分布を求めるために
1 、)均一な静磁界を発生する手段と、 b)高周波電磁励起パルスを発生ずる手段と、。)準備
期間時に準備勾配磁界を発生する手段と、d)段C)で
規定された手段により発生させられた勾配磁界の中で準
備期間時に共鳴信号を整えた後、測定期間において、段
a)及びb)で規定された手段により発生させられた共
鳴信号のサンプルをとるサンプリング手段と、 e)上記サンプリング手段により供給される信号を処理
する処理手段と、 f)複数個の共鳴信号を発生させ、整のえ、サンプリン
グし、処理するための段b)ないしe)で規定された手
段を制御する制御手段と を具え、各共鳴信号を準備期間において不変的に整え、
制御手段が段C)で規定された手段に勾配磁界の強さ及
び持続時間又はそのいずれか一方を調整するための制御
信号を供給し、勾配磁界の持続時間に亘る強さの積分を
サイクルの繰り返し毎に変え、制御手段が高周波電磁パ
ルスを発生する手段に対する制御信号を発生し、与える
プログラムされたコンピュータ手段を具える核磁化分布
測定装置に関するものである。
1 、)均一な静磁界を発生する手段と、 b)高周波電磁励起パルスを発生ずる手段と、。)準備
期間時に準備勾配磁界を発生する手段と、d)段C)で
規定された手段により発生させられた勾配磁界の中で準
備期間時に共鳴信号を整えた後、測定期間において、段
a)及びb)で規定された手段により発生させられた共
鳴信号のサンプルをとるサンプリング手段と、 e)上記サンプリング手段により供給される信号を処理
する処理手段と、 f)複数個の共鳴信号を発生させ、整のえ、サンプリン
グし、処理するための段b)ないしe)で規定された手
段を制御する制御手段と を具え、各共鳴信号を準備期間において不変的に整え、
制御手段が段C)で規定された手段に勾配磁界の強さ及
び持続時間又はそのいずれか一方を調整するための制御
信号を供給し、勾配磁界の持続時間に亘る強さの積分を
サイクルの繰り返し毎に変え、制御手段が高周波電磁パ
ルスを発生する手段に対する制御信号を発生し、与える
プログラムされたコンピュータ手段を具える核磁化分布
測定装置に関するものである。
このような方法は、EPo、 137,420号から既
知である。
知である。
物体の一領域内の核磁化分布を求める装置及びこのよう
な装置の動作原理は、例えば、「フィリップス テクニ
カル レビュー」第41巻、1983年/84年、第3
号、第73〜88頁に所収の論文「プロトン エヌエム
アール トモグラフィー」から既知である。構造と原理
の説明についてはこの論文を参照されたい。
な装置の動作原理は、例えば、「フィリップス テクニ
カル レビュー」第41巻、1983年/84年、第3
号、第73〜88頁に所収の論文「プロトン エヌエム
アール トモグラフィー」から既知である。構造と原理
の説明についてはこの論文を参照されたい。
EPo、 137,420号に記載ささている方法では
、被検体を方向が、例えば、デカルト(x、y、z)座
標系の2軸と一致する強い、均一な静磁界B。にさらす
。そうすると静磁界B0は被検体内の核スピンを軽く分
極し、この静磁界B0の方向を中心として核スピンが歳
差運動をできるようにする。静磁界B0をかけた後選択
勾配として働らく勾配磁界をかけ、同時に選択された断
層内の核の磁化方向を角度α°だけ回転させるα°高周
波パルスを発生させる。α°パルスの終了後、核スピン
は静磁界B0の場の方向を中心として歳差運動を行ない
、斯くして共鳴信号(FHJ信号)が発生する。α°パ
ルスの後、場の方向が静磁界B。の場の方向と一致し、
勾配の方向が夫々、y、x及び2方向である勾配磁界G
y 、 Gx及びGzを同時にかける。これらの勾配磁
界Gx 、 Gy及びGzは、夫々、x、 y及び2
方向で核スピンをリフェーズ(rephase) L、
符号化するのに役立つ。これらの3個の勾配磁界の終了
層及び1806エコーパルスの印加後、勾配磁界Gxを
かけると元のFID信号のエコー共鳴信号がサンプリン
グされる。
、被検体を方向が、例えば、デカルト(x、y、z)座
標系の2軸と一致する強い、均一な静磁界B。にさらす
。そうすると静磁界B0は被検体内の核スピンを軽く分
極し、この静磁界B0の方向を中心として核スピンが歳
差運動をできるようにする。静磁界B0をかけた後選択
勾配として働らく勾配磁界をかけ、同時に選択された断
層内の核の磁化方向を角度α°だけ回転させるα°高周
波パルスを発生させる。α°パルスの終了後、核スピン
は静磁界B0の場の方向を中心として歳差運動を行ない
、斯くして共鳴信号(FHJ信号)が発生する。α°パ
ルスの後、場の方向が静磁界B。の場の方向と一致し、
勾配の方向が夫々、y、x及び2方向である勾配磁界G
y 、 Gx及びGzを同時にかける。これらの勾配磁
界Gx 、 Gy及びGzは、夫々、x、 y及び2
方向で核スピンをリフェーズ(rephase) L、
符号化するのに役立つ。これらの3個の勾配磁界の終了
層及び1806エコーパルスの印加後、勾配磁界Gxを
かけると元のFID信号のエコー共鳴信号がサンプリン
グされる。
選択された領域の一枚の画像を得るためには、各サイク
ル毎に勾配磁界Gy及びGz又はそのいずれか一方の時
間積分の値を変えて測定サイクルを何回か繰り返す。一
方では勾配磁界Gx、他方では勾配磁界Gzの時間積分
の値が大きくなるに従って共鳴信号をフーリエ変換し、
これらの値をy方向に、次いで2方向にフーリエ変換す
ることにより、X。
ル毎に勾配磁界Gy及びGz又はそのいずれか一方の時
間積分の値を変えて測定サイクルを何回か繰り返す。一
方では勾配磁界Gx、他方では勾配磁界Gzの時間積分
の値が大きくなるに従って共鳴信号をフーリエ変換し、
これらの値をy方向に、次いで2方向にフーリエ変換す
ることにより、X。
y及び2の関数としてスピン密度分布が得られる。
欧州特許願第EP0.137.420号に開示されてい
る方法によれば、準備と測定の間で180 °エコー
パルスを発生し、共鳴信号を発生させ、これにより核ス
ピンエコーを発生させる。しかし、この既知の方法には
欠点があって、測定サイクルの比較的短時間に180
°パルスをかけねばならず、高周波負荷が生じ、これが
、例えば、被検体及び高周波パルス送信機の双方に都合
が悪い。もう一つの欠点は、準備期間と測定期間の間に
180 °パルスを用いるため順次のサイクルの間に待
ち時間が入り、このため不必要に長い検査時間がかかり
、この待ち時間中は何の作用も行なわれないから、例え
ば、被検体の運動により、画像にアーチファクトが入る
危険があることである。
る方法によれば、準備と測定の間で180 °エコー
パルスを発生し、共鳴信号を発生させ、これにより核ス
ピンエコーを発生させる。しかし、この既知の方法には
欠点があって、測定サイクルの比較的短時間に180
°パルスをかけねばならず、高周波負荷が生じ、これが
、例えば、被検体及び高周波パルス送信機の双方に都合
が悪い。もう一つの欠点は、準備期間と測定期間の間に
180 °パルスを用いるため順次のサイクルの間に待
ち時間が入り、このため不必要に長い検査時間がかかり
、この待ち時間中は何の作用も行なわれないから、例え
ば、被検体の運動により、画像にアーチファクトが入る
危険があることである。
本発明の目的は、2個の順次のサイクル間の待ち時間を
完全に又はほぼ完全に省き、従って、例えば、反転回復
法に比較して高速度でスピン密度分布又は長手方向緩和
時間T、を求め得ると共に、同時に被検体及び装置の両
方のために高周波負荷を除いたNMR像の形成を可能に
する方法および装置を提供するにある。本発明にはもう
一つの利点があって、画像周波数の高い部分を増幅でき
、従って画像の縁が一層鮮明になるか又はこの高周波部
を付加的に濾波し、S/N比を大きくできる。
完全に又はほぼ完全に省き、従って、例えば、反転回復
法に比較して高速度でスピン密度分布又は長手方向緩和
時間T、を求め得ると共に、同時に被検体及び装置の両
方のために高周波負荷を除いたNMR像の形成を可能に
する方法および装置を提供するにある。本発明にはもう
一つの利点があって、画像周波数の高い部分を増幅でき
、従って画像の縁が一層鮮明になるか又はこの高周波部
を付加的に濾波し、S/N比を大きくできる。
本発明に係る冒頭に述べた種類の方法は、使用される電
磁パルスを専らα°パルスの形態の励起パルスとし、順
次の測定サイクルを直接又はほぼ直接続けて行ない、準
(1m期間時にかけられた勾配磁界に対し反転させられ
ている勾配磁界により核スピンをリフェーズすることを
特徴とする。
磁パルスを専らα°パルスの形態の励起パルスとし、順
次の測定サイクルを直接又はほぼ直接続けて行ない、準
(1m期間時にかけられた勾配磁界に対し反転させられ
ている勾配磁界により核スピンをリフェーズすることを
特徴とする。
0<α<90として高周波電磁α°パルスを発生させる
ため、磁化Mは均一な静磁界B0の方向を中心として角
度αで歳差運動を行なう。従って、究局的に得られる共
鳴信号は磁化Mの構成分Mtに比例する。この構成分肌
は共鳴信号の後少し経つと消える。蓋し、一方では測定
期間時に存在する勾配磁界が測定方向を更にデフェーズ
(dephase) シ、他方ではこの成分の大きさが
、T 211jt和により小さくなるからである。その
間しかし、磁化Mの長手成分旧はT1緩和のため元の大
きさ迄増大する。測定期間が終了したら掻く短い待ち時
間(測定期間の大きさのオーダー又はゼロ)をおいて類
似の測定サイクルを繰り返すことができる。第2のα°
パルスの影響の下で、元来筒1のα°パルスの影響の下
で均一な静磁界B0の方向を中心として角度α°で歳差
運動を行なっていた磁化Mの長手成分旧が今度は同じ方
向を中心として角度α°で歳差運動を行なう。究局的に
得られる測定信号は磁化Mの元の長手成分旧の構成分に
比例する。
ため、磁化Mは均一な静磁界B0の方向を中心として角
度αで歳差運動を行なう。従って、究局的に得られる共
鳴信号は磁化Mの構成分Mtに比例する。この構成分肌
は共鳴信号の後少し経つと消える。蓋し、一方では測定
期間時に存在する勾配磁界が測定方向を更にデフェーズ
(dephase) シ、他方ではこの成分の大きさが
、T 211jt和により小さくなるからである。その
間しかし、磁化Mの長手成分旧はT1緩和のため元の大
きさ迄増大する。測定期間が終了したら掻く短い待ち時
間(測定期間の大きさのオーダー又はゼロ)をおいて類
似の測定サイクルを繰り返すことができる。第2のα°
パルスの影響の下で、元来筒1のα°パルスの影響の下
で均一な静磁界B0の方向を中心として角度α°で歳差
運動を行なっていた磁化Mの長手成分旧が今度は同じ方
向を中心として角度α°で歳差運動を行なう。究局的に
得られる測定信号は磁化Mの元の長手成分旧の構成分に
比例する。
本発明方法の一つの好適な実施例は、励起パルスの強さ
及び順次の励起パルスの間隔期間TRO値又はそのいず
れか一方を変えていくつかのサイクルから成る1個又は
複数個の系列を行なうことを特徴とする。画素当りの画
像の強さは、励起された断層内の局所的なプロトン密度
P、長手方向緩和時間T、及び横方向緩和時間T2に依
存する。これらの量は大雑把に云ってその断層内の核磁
化分布の3個の構成要素である。この好適な実施例を用
いると、選択さた断層の2個以上の画像が得られるが、
そこでは異なるタイプの組成状態が良好に認識できる。
及び順次の励起パルスの間隔期間TRO値又はそのいず
れか一方を変えていくつかのサイクルから成る1個又は
複数個の系列を行なうことを特徴とする。画素当りの画
像の強さは、励起された断層内の局所的なプロトン密度
P、長手方向緩和時間T、及び横方向緩和時間T2に依
存する。これらの量は大雑把に云ってその断層内の核磁
化分布の3個の構成要素である。この好適な実施例を用
いると、選択さた断層の2個以上の画像が得られるが、
そこでは異なるタイプの組成状態が良好に認識できる。
蓋し、これらの像はプロトン密度P並びに緩和時間T、
及びT2に合わせ得るからである。
及びT2に合わせ得るからである。
もう一つの実施例は、N個の順次の測定期間時に一測定
サイクル当りN個の共鳴信号をサンプリングし、一測定
期間時に存在する勾配磁界の勾配の方向を次の測定期間
時では何時も反転することを特徴とする。この態様で1
サイクル当り2個以上の共鳴信号を発生させると、−サ
イクル内の時間の関数として共鳴信号の振幅の対数を介
してラインから横方向緩和時間T2を既知の計算で出せ
る。
サイクル当りN個の共鳴信号をサンプリングし、一測定
期間時に存在する勾配磁界の勾配の方向を次の測定期間
時では何時も反転することを特徴とする。この態様で1
サイクル当り2個以上の共鳴信号を発生させると、−サ
イクル内の時間の関数として共鳴信号の振幅の対数を介
してラインから横方向緩和時間T2を既知の計算で出せ
る。
一実施例は、準備期間の途中で振幅を一定にしたまま準
備勾配磁界を反転し、準備勾配磁界と、準備期間の途中
で反転させられた勾配磁界が占める期間1.、12とを
、これらの期間の和1.+ 12を準備期間に等しくし
つつ可変とすることを特徴とする。勾配波形の一定な部
分がディジタル形態で蓄えられ、勾配の値がパラメータ
L、及び1tだけにより−サイクルからもう一つのサイ
クルへ変わり得る場合は、2個のサイクル間で必要なコ
ンピュータ転送時間は、核サイクルの開始前に全く新し
い勾配波形をロードしなければならない場合よりも短い
。
備勾配磁界を反転し、準備勾配磁界と、準備期間の途中
で反転させられた勾配磁界が占める期間1.、12とを
、これらの期間の和1.+ 12を準備期間に等しくし
つつ可変とすることを特徴とする。勾配波形の一定な部
分がディジタル形態で蓄えられ、勾配の値がパラメータ
L、及び1tだけにより−サイクルからもう一つのサイ
クルへ変わり得る場合は、2個のサイクル間で必要なコ
ンピュータ転送時間は、核サイクルの開始前に全く新し
い勾配波形をロードしなければならない場合よりも短い
。
もう一つの実施例は、測定方向での磁化の不所望な成分
をデフェーズするために、測定すべき共鳴信号の直後の
測定期間においてかけられる勾配磁界を一測定期間の経
過直后しばらく保ち、−サイクル中のα°パルスの発生
前にしばらく勾配磁界をかけるか又はそのうちの一方を
行なうことを特徴とする。
をデフェーズするために、測定すべき共鳴信号の直後の
測定期間においてかけられる勾配磁界を一測定期間の経
過直后しばらく保ち、−サイクル中のα°パルスの発生
前にしばらく勾配磁界をかけるか又はそのうちの一方を
行なうことを特徴とする。
もう一つの実施例は、被検体の運動の1周期中に発生す
る複数個の共鳴信号をこの被検体の運動の周期の種々の
相に対応させ、これらの共鳴信号を処理して時系列的に
表示できる画像を形成することを特徴とする。所謂多相
トリガード画像は物体(例えば、心臓)の運動期間の複
数個の相の完全な像の時系列的表示を作る。
る複数個の共鳴信号をこの被検体の運動の周期の種々の
相に対応させ、これらの共鳴信号を処理して時系列的に
表示できる画像を形成することを特徴とする。所謂多相
トリガード画像は物体(例えば、心臓)の運動期間の複
数個の相の完全な像の時系列的表示を作る。
もう一つの実施例は、体積要素当りの長手方向緩和時間
T、を、角度α及び2個の順次のα°パルス間の繰り返
し時間TR又はそのいずれか一方の点で互いに異なる少
なくとも2サイクルから得られた一個の画像内の複数個
の体積要素の強さから計算することを特徴とする。
T、を、角度α及び2個の順次のα°パルス間の繰り返
し時間TR又はそのいずれか一方の点で互いに異なる少
なくとも2サイクルから得られた一個の画像内の複数個
の体積要素の強さから計算することを特徴とする。
もう一つの実施例は、■、を体積要素Pの強さとし、α
を角度αとし、TRを繰り返し時間TRとし、TIを長
手方向緩和時間T、とし、Cをα、TR又はT1に依存
しない定数として式 ことを特徴とする。一つの画像内の複数個の体積要素の
強さが、角度α及び繰り返し時間TR又はそのいずれか
一方の点で異なる少なくとも2個のサイクルから測定さ
れる場合は、2個の未知数(即ち、■1.α+ TRは
既知で、CおよびT、が未知数)を含む少なくとも2個
の方程式から上記式を用いて体積要素当りの長手方向緩
和時間T1を計算できる。
を角度αとし、TRを繰り返し時間TRとし、TIを長
手方向緩和時間T、とし、Cをα、TR又はT1に依存
しない定数として式 ことを特徴とする。一つの画像内の複数個の体積要素の
強さが、角度α及び繰り返し時間TR又はそのいずれか
一方の点で異なる少なくとも2個のサイクルから測定さ
れる場合は、2個の未知数(即ち、■1.α+ TRは
既知で、CおよびT、が未知数)を含む少なくとも2個
の方程式から上記式を用いて体積要素当りの長手方向緩
和時間T1を計算できる。
もう一つの実施例は、準備期間時にかけられる勾配磁界
が2個の互に垂直な勾配磁界の一時結合を含むことを特
徴とする。こうすると、核スピンは2個の互に垂直な方
向で符号化され、従って、励起された断層の三次元像が
得られる。
が2個の互に垂直な勾配磁界の一時結合を含むことを特
徴とする。こうすると、核スピンは2個の互に垂直な方
向で符号化され、従って、励起された断層の三次元像が
得られる。
もう一つの実施例は、準備勾配磁界の時間積分の値の点
で異なる複数個のサイクルの共鳴信号を時間積分の絶対
値が増す方向又は減る方向でサンプリングすることを特
徴とする。こうすると、画像周波数の高い部分が増幅さ
れ、画像の縁が一層鮮明になるか又は画像周波数の高い
部分が付加的に濾波され、S/N比が高くなる。
で異なる複数個のサイクルの共鳴信号を時間積分の絶対
値が増す方向又は減る方向でサンプリングすることを特
徴とする。こうすると、画像周波数の高い部分が増幅さ
れ、画像の縁が一層鮮明になるか又は画像周波数の高い
部分が付加的に濾波され、S/N比が高くなる。
もう一つの好適な実施例は、θを任意の値として間隔を
おいて準備高周波電磁θパルスを発生させる測定を行な
い、ステップa) 、 b)及びC)を含む測定サイク
ルを高周波電磁θパルスを発生させた瞬時からの時間間
隔の点で異なるに個の瞬時においてに回繰り返し、その
際毎回準備勾配磁界の持続時間に亘る強さの時間積分の
一つの値を用いることを特徴とする。
おいて準備高周波電磁θパルスを発生させる測定を行な
い、ステップa) 、 b)及びC)を含む測定サイク
ルを高周波電磁θパルスを発生させた瞬時からの時間間
隔の点で異なるに個の瞬時においてに回繰り返し、その
際毎回準備勾配磁界の持続時間に亘る強さの時間積分の
一つの値を用いることを特徴とする。
後に示すように、物体の励起された領域内の異なる化学
成分の長手方向緩和時間T、についての情報は、長手方
向緩和過程中の異なる瞬時に、測定サイクル中に存在す
る高周波電磁パルスによる影響のため横方向平面内を向
いている瞬時磁化エコー共鳴信号の形態で測定すること
により得られる。
成分の長手方向緩和時間T、についての情報は、長手方
向緩和過程中の異なる瞬時に、測定サイクル中に存在す
る高周波電磁パルスによる影響のため横方向平面内を向
いている瞬時磁化エコー共鳴信号の形態で測定すること
により得られる。
毎回準備勾配磁界の持続時間に亘る強さの時間積分の一
つの値を用いて測定サイクルをに回繰り返すもう一つの
好適な実施例は、毎回準備勾配磁界の持続時間に亘る強
さの時間積分の値を変えて何回か測定を繰り返すことを
特徴とする。こうすると、長手方向緩和過程中の任意の
所望の瞬時で画像を構成できる。
つの値を用いて測定サイクルをに回繰り返すもう一つの
好適な実施例は、毎回準備勾配磁界の持続時間に亘る強
さの時間積分の値を変えて何回か測定を繰り返すことを
特徴とする。こうすると、長手方向緩和過程中の任意の
所望の瞬時で画像を構成できる。
もう一つの実施例は、準備電磁θパルスを高周波電磁1
80 °パルスとすることを特徴とする。
80 °パルスとすることを特徴とする。
本発明に係る装置は制御手段をO〈α<90として専ら
α°パルスを発生し、準備期間又は測定期間において勾
配磁界を反転させるようにプログラムすることを特徴と
する。
α°パルスを発生し、準備期間又は測定期間において勾
配磁界を反転させるようにプログラムすることを特徴と
する。
本発明装置の一つの好適な実施例は、時間積分の絶対値
が減る一方か又は増す一方の系列での準備勾配磁界の時
間積分の値の点で異なる複数個のサイクルの共鳴信号を
サンプリング手段がサンプリングすることを特徴とする
。
が減る一方か又は増す一方の系列での準備勾配磁界の時
間積分の値の点で異なる複数個のサイクルの共鳴信号を
サンプリング手段がサンプリングすることを特徴とする
。
図面につき本発明の詳細な説明する。
普通の直角座標系は均一な静磁界の方向を2軸にとり、
高周波電磁界の方向をy軸にとるものである。夫々、x
、y及び2方向のGx 、 Gy及びGz勾配を作るた
めのコイルも設ける。患者を水平に寝かせ、患者の長手
方向に対してZ軸を垂直にし、y軸を水平方向にとる。
高周波電磁界の方向をy軸にとるものである。夫々、x
、y及び2方向のGx 、 Gy及びGz勾配を作るた
めのコイルも設ける。患者を水平に寝かせ、患者の長手
方向に対してZ軸を垂直にし、y軸を水平方向にとる。
板層、例えば、cy”のような十−の符号は、夫々、勾
配磁界の場の方向が正であるか、負であるかを示す。
配磁界の場の方向が正であるか、負であるかを示す。
瞬時t=−taとt=ta とにより限られる第1図の
期間1において、勾配磁界Gy”をかけ、同時に高周波
電磁α°パルスを発生させる6 (実際には、αは20
度と80度の間にある)。この結果、面Y=Y、内に核
スピンが励起される。これは面Y=Y0内での核スピン
により生ずる磁化が2軸を中心として角度α°で歳差運
動することを意味する。
期間1において、勾配磁界Gy”をかけ、同時に高周波
電磁α°パルスを発生させる6 (実際には、αは20
度と80度の間にある)。この結果、面Y=Y、内に核
スピンが励起される。これは面Y=Y0内での核スピン
により生ずる磁化が2軸を中心として角度α°で歳差運
動することを意味する。
α°パルスには帯域幅があるため、核スピンは面Y=Y
、内で励起されるだけでなく、その直ぐ近傍でも励起さ
れる。α°パルスの周波数を変えることにより、核スピ
ンは面Y=Y、に平行な任意の他の面で励起することも
できる。
、内で励起されるだけでなく、その直ぐ近傍でも励起さ
れる。α°パルスの周波数を変えることにより、核スピ
ンは面Y=Y、に平行な任意の他の面で励起することも
できる。
瞬時t=taと、t=tbとにより限られる期間2にお
いて、3個の勾配磁界Gx−、Gy−及びGz″をかけ
る。時間を節約するため、これらの3個の勾配磁界は同
し期間にかける。しかし、この期間2においてはα°パ
ルスを発生させないから、勾配磁界の効果は別々に考え
られる。負の勾配cy−はX方向における核スピンの位
相を、面y=y、内及びその直ぐ近傍で選択的に励起さ
れた核スピンがX方向で位相弁別を経験しないようにリ
フェーズする。それ故、近似的に次式が成立する。
いて、3個の勾配磁界Gx−、Gy−及びGz″をかけ
る。時間を節約するため、これらの3個の勾配磁界は同
し期間にかける。しかし、この期間2においてはα°パ
ルスを発生させないから、勾配磁界の効果は別々に考え
られる。負の勾配cy−はX方向における核スピンの位
相を、面y=y、内及びその直ぐ近傍で選択的に励起さ
れた核スピンがX方向で位相弁別を経験しないようにリ
フェーズする。それ故、近似的に次式が成立する。
(リフェーズ条件)(1)
(左辺の因子士は、α°パルスが瞬時t−−taとt=
taとにより限られる期間1の半分しか効かないことを
補償する)。従って、究局的に得らるべき信号の値は最
大になる。これは、個々の核スピンの歳差運動が2軸を
中心として位相がはずれていると、究局の測定信号に比
例する磁化の横方向成分がほぼゼロになるであろうが故
である。勾配磁界Gx−およびGx”は、夫々、Xおよ
びZ方向で核スピンをデフェーズするのに役立つ。斯く
して位相の符号化は後者の方向で得られる。
taとにより限られる期間1の半分しか効かないことを
補償する)。従って、究局的に得らるべき信号の値は最
大になる。これは、個々の核スピンの歳差運動が2軸を
中心として位相がはずれていると、究局の測定信号に比
例する磁化の横方向成分がほぼゼロになるであろうが故
である。勾配磁界Gx−およびGx”は、夫々、Xおよ
びZ方向で核スピンをデフェーズするのに役立つ。斯く
して位相の符号化は後者の方向で得られる。
瞬時t=tbとt=tcとで限られる期間3で、正の勾
配磁界Gx”をかけ、X方向で核スピンをリフェーズす
る。これらの核スピンはX方向での位相弁別が終了する
瞬時において、面Y=Y、内でスピンエコーを生ずる。
配磁界Gx”をかけ、X方向で核スピンをリフェーズす
る。これらの核スピンはX方向での位相弁別が終了する
瞬時において、面Y=Y、内でスピンエコーを生ずる。
この瞬時(t =te、)は次式から判かる。
(スピンエコー条件)(2)
瞬時t=telの後、核スピンは勾配磁界Gx”により
X方向で再にデフェーズされる。磁化Mが2軸を中心と
して角度α°で歳差運動をするため、究局的に得られる
共鳴信号は、磁化Mの横方向成分Mtに比例する。少し
時間が経った後、この横方向成分Mtは存在しなくなる
。蓋し、一方では勾配磁界Gx・が更にデフェーズせし
め、他方では横方向成分Mtの大きさがT2緩和により
小さくなるからである。長手方向成分旧はその間T、緩
和のため太き(なる。
X方向で再にデフェーズされる。磁化Mが2軸を中心と
して角度α°で歳差運動をするため、究局的に得られる
共鳴信号は、磁化Mの横方向成分Mtに比例する。少し
時間が経った後、この横方向成分Mtは存在しなくなる
。蓋し、一方では勾配磁界Gx・が更にデフェーズせし
め、他方では横方向成分Mtの大きさがT2緩和により
小さくなるからである。長手方向成分旧はその間T、緩
和のため太き(なる。
瞬時t=tcO後、待ち時間がな(又はあっても極く短
時間の待ち時間の後、同じサイクルを繰す返せる。この
次のサイクルの高周波電磁パルスは第1のα°パルスの
影響によりz軸を中心として角度α°で歳差運動する磁
化Mの長手方向成分旧をして角度α°で歳差運動せしめ
る。究局的に得られる信号は次式の横方向磁化Mt′
に比例する。
時間の待ち時間の後、同じサイクルを繰す返せる。この
次のサイクルの高周波電磁パルスは第1のα°パルスの
影響によりz軸を中心として角度α°で歳差運動する磁
化Mの長手方向成分旧をして角度α°で歳差運動せしめ
る。究局的に得られる信号は次式の横方向磁化Mt′
に比例する。
Mt’ = Ml sin cx (3
)長手力向磁化旧′は次のようになる。
)長手力向磁化旧′は次のようになる。
旧′=旧COS α (4)次のサイクル
においては、成分旧゛がα°パルスにより再び角度α°
だけ回転させられ、究局的に得られる信号が成分旧′の
横方向成分に比例する。成分1′の横方向成分は測定信
号には寄与しない。蓋し、共鳴信号があった後は勾配磁
界Gx”が更にデフェーズを生じ、新規のサイクルがス
タートする前は横方向(測定)に成分が存在しないから
である。
においては、成分旧゛がα°パルスにより再び角度α°
だけ回転させられ、究局的に得られる信号が成分旧′の
横方向成分に比例する。成分1′の横方向成分は測定信
号には寄与しない。蓋し、共鳴信号があった後は勾配磁
界Gx”が更にデフェーズを生じ、新規のサイクルがス
タートする前は横方向(測定)に成分が存在しないから
である。
勾配磁界Gz’は2方向において位相符号を与えるのに
役立つ。これは、瞬時t=tbにおいて勾配磁界Gz’
が終了した時、2方向の核が歳差運動相は異なるが、同
じ歳差周波数を有するからである。2方向における位置
に依存して核が経験する位相角の変化は勾配磁界Gz?
の局所的な強さに比例する。2方向における角の列の全
てのスピンヘクトルの寄与の和Nはその核の列の区域に
おける2方向の特定の画像周波数に比例する。この和の
大きさはGz’の大きさに比例する。
役立つ。これは、瞬時t=tbにおいて勾配磁界Gz’
が終了した時、2方向の核が歳差運動相は異なるが、同
じ歳差周波数を有するからである。2方向における位置
に依存して核が経験する位相角の変化は勾配磁界Gz?
の局所的な強さに比例する。2方向における角の列の全
てのスピンヘクトルの寄与の和Nはその核の列の区域に
おける2方向の特定の画像周波数に比例する。この和の
大きさはGz’の大きさに比例する。
勾配磁界Gz“の値を変えて何回か上記サイクルを繰り
返すことにより、z−x面内の選択された断層の完全な
一枚の二次元像が得られる。
返すことにより、z−x面内の選択された断層の完全な
一枚の二次元像が得られる。
瞬時t=tcの後に新規の測定サイクルをスタートさせ
ることは必ずしも必要ではない。しかし、次の測定期間
において前の測定期間(tb −tc)での勾配磁界G
x”の勾配の方向を反転させると、瞬時t=te2にお
いて第2の共鳴信号が発生し、サンプリングできる。
ることは必ずしも必要ではない。しかし、次の測定期間
において前の測定期間(tb −tc)での勾配磁界G
x”の勾配の方向を反転させると、瞬時t=te2にお
いて第2の共鳴信号が発生し、サンプリングできる。
第2図は、所謂(α°−Tll)Nパルス系列、即ち、
時間間隔TRをおいて順次に発生するN個のα°パルス
の系列を示す。磁化Mの方向が第1のα°パルスに対し
Z軸方向で、横方向磁化Mtがデフエージングと緩和の
ため各α°パルスの直前でほぼゼロに等しい、第N番目
のα°パルスの直前で横方向磁化1’ltsに対して次
の関係が良く成立する。
時間間隔TRをおいて順次に発生するN個のα°パルス
の系列を示す。磁化Mの方向が第1のα°パルスに対し
Z軸方向で、横方向磁化Mtがデフエージングと緩和の
ため各α°パルスの直前でほぼゼロに等しい、第N番目
のα°パルスの直前で横方向磁化1’ltsに対して次
の関係が良く成立する。
但し、
Mto= M sin α
(6)τ TR/T+−1n cos a:
ここでTRは反復周期、T1は長手方向緩和時間、ト。
(6)τ TR/T+−1n cos a:
ここでTRは反復周期、T1は長手方向緩和時間、ト。
はN=Oに対する横方向磁化、Musは横方向平均磁化
である。式(5)から明らかなように、横方向磁化Ls
はN個のα°パルスの後横方向平均磁化に近づく。この
効果は「スイフチ オン」効果と呼ばれる。(α’−T
R)Nパルス系列の各α°パルスの後に、第1図に示し
た実施例で用いられたような勾配磁界により共鳴信号が
発生し、これらの共鳴信号が勾配磁界Gz’の値が下が
る方向でサンプリングされた時、Gz’の比較的高い値
に対応する共鳴信号の振幅が式(5)から明らかなよう
に相対的に増幅される。これば高い方の画像周波数が増
幅され、従って画像の縁が一層明確になることを意味す
る。しかし、パルス系列の開始時に測定された信号にこ
の増幅が(T、の平均又は仮定値に対し)除去されるよ
うな因子(1より小さい)を換算すると、このように明
確な境界はえられない。
である。式(5)から明らかなように、横方向磁化Ls
はN個のα°パルスの後横方向平均磁化に近づく。この
効果は「スイフチ オン」効果と呼ばれる。(α’−T
R)Nパルス系列の各α°パルスの後に、第1図に示し
た実施例で用いられたような勾配磁界により共鳴信号が
発生し、これらの共鳴信号が勾配磁界Gz’の値が下が
る方向でサンプリングされた時、Gz’の比較的高い値
に対応する共鳴信号の振幅が式(5)から明らかなよう
に相対的に増幅される。これば高い方の画像周波数が増
幅され、従って画像の縁が一層明確になることを意味す
る。しかし、パルス系列の開始時に測定された信号にこ
の増幅が(T、の平均又は仮定値に対し)除去されるよ
うな因子(1より小さい)を換算すると、このように明
確な境界はえられない。
しかし、特にスペクトルの高周波部で著しい画像の雑音
成分は著しく小さくなる。
成分は著しく小さくなる。
第3図が示すパルス系列は1個の準備高周波電磁180
°パルスと2個の同一の測定サイクルを含む。(しかし
、実際には1個の180°パルスに対し相当多数の測定
サイクルが行なわれる)。このような測定サイクルは既
に第1図につき説明した。
°パルスと2個の同一の測定サイクルを含む。(しかし
、実際には1個の180°パルスに対し相当多数の測定
サイクルが行なわれる)。このような測定サイクルは既
に第1図につき説明した。
注意すべきことは、瞬時t−−taとt=taとで限ら
れる期間1において発生させられる準備高周波電磁パル
スは、同時に選択的に勾配磁界をかけた時選択的にスピ
ンを励起できることである。瞬時t=taとt=tbと
により限られる期間2では1.物体内の種々の化学成分
の励起されたスピンがそれらの夫々の長手方向緩和時間
T1に依存する速度で均一な静磁界の方向を向く。これ
らの長手方向緩和時間に関する情報は、この緩和仮定中
の種々の瞬時(t = tc 、 t = L+等、に
おいて、高周波電磁パルスα1.α2等(16時t=t
elとt=tez等におけるエコー共鳴信号としての)
の影響により横方向xy面内に位置する瞬時磁化を測定
することにより得られる。斯くして、任意の瞬時1 =
1c、 1 = 1d等において、第3図のパルス系
列を繰り返すことにより画像が再構成される。各時間は
準備勾配磁界Gzめ持続時間に亘る強さの時間積分の異
なる値を用いる。この時瞬時1=1c及び瞬時t=td
に関連する画像は、夫々、瞬時1=1.及び1=1.に
おける共鳴信号の緩和時間T1に依存する強さを表わす
。強さを時間の関数としてプロットしたグラフから、−
画素当りに個の異なるT1値及びに個の対応する密度が
求まる。但し、少なくとも2に個の異なる画像が2に個
の異なる瞬時において再構成されている場合である。
れる期間1において発生させられる準備高周波電磁パル
スは、同時に選択的に勾配磁界をかけた時選択的にスピ
ンを励起できることである。瞬時t=taとt=tbと
により限られる期間2では1.物体内の種々の化学成分
の励起されたスピンがそれらの夫々の長手方向緩和時間
T1に依存する速度で均一な静磁界の方向を向く。これ
らの長手方向緩和時間に関する情報は、この緩和仮定中
の種々の瞬時(t = tc 、 t = L+等、に
おいて、高周波電磁パルスα1.α2等(16時t=t
elとt=tez等におけるエコー共鳴信号としての)
の影響により横方向xy面内に位置する瞬時磁化を測定
することにより得られる。斯くして、任意の瞬時1 =
1c、 1 = 1d等において、第3図のパルス系
列を繰り返すことにより画像が再構成される。各時間は
準備勾配磁界Gzめ持続時間に亘る強さの時間積分の異
なる値を用いる。この時瞬時1=1c及び瞬時t=td
に関連する画像は、夫々、瞬時1=1.及び1=1.に
おける共鳴信号の緩和時間T1に依存する強さを表わす
。強さを時間の関数としてプロットしたグラフから、−
画素当りに個の異なるT1値及びに個の対応する密度が
求まる。但し、少なくとも2に個の異なる画像が2に個
の異なる瞬時において再構成されている場合である。
第4図の符号1は初期化ユニットを示し、ここでは、実
験に先立って、実験中一定であるパラメータの基準値を
導入する。これらの基準値は、例えば、使用される勾配
磁界の振幅、発生すべきエコー共鳴信号の全ての数N(
例えば、N=128又は256)、エコー共鳴信号番号
m及びサンプリング周波数に関連する。ブロック2では
、番号m+1の基準値に等しいエコー共鳴信号番号mが
決まる。
験に先立って、実験中一定であるパラメータの基準値を
導入する。これらの基準値は、例えば、使用される勾配
磁界の振幅、発生すべきエコー共鳴信号の全ての数N(
例えば、N=128又は256)、エコー共鳴信号番号
m及びサンプリング周波数に関連する。ブロック2では
、番号m+1の基準値に等しいエコー共鳴信号番号mが
決まる。
次に、ブロック3は勾配磁界GV”をかけ、α°パルス
を発生させる。次に、ブロック4では勾配磁界Gy−、
Gx−及びmΔGz”を発生させる。次のブロック5で
勾配磁界Gx”をかけ、共鳴信号をサンプリングする。
を発生させる。次に、ブロック4では勾配磁界Gy−、
Gx−及びmΔGz”を発生させる。次のブロック5で
勾配磁界Gx”をかけ、共鳴信号をサンプリングする。
−サイクルで2個以上のエコー共鳴信号を発生させ、サ
ンプリングすべきかどうかに依存して、ブロック6て勾
配磁界Gx”を反転させる。従って、ここでは1個のエ
コー共鳴信号が発生し、サンプリングされる。一枚の画
像を形成するのに適したN個の共鳴信号の全部の数が実
験中に発生させられ、サンプリングされた時、換言すれ
ばm<Nである時新規のサイクルがスタートする。m=
Hの時実験は終了する。
ンプリングすべきかどうかに依存して、ブロック6て勾
配磁界Gx”を反転させる。従って、ここでは1個のエ
コー共鳴信号が発生し、サンプリングされる。一枚の画
像を形成するのに適したN個の共鳴信号の全部の数が実
験中に発生させられ、サンプリングされた時、換言すれ
ばm<Nである時新規のサイクルがスタートする。m=
Hの時実験は終了する。
第1図はパルス系列の一実施例の説明図、第2図は、所
謂(α’ −TR)Nパルス系列の説明図、 第3図はパルス系列の一実施例の説明図、第4図は本発
明方法の流れ図である。 GX + Gy + Gz・・・勾配磁界α・・・高周
波電磁パルス
謂(α’ −TR)Nパルス系列の説明図、 第3図はパルス系列の一実施例の説明図、第4図は本発
明方法の流れ図である。 GX + Gy + Gz・・・勾配磁界α・・・高周
波電磁パルス
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、発生させられた均一な静磁界内に置かれた物体の一
領域内の核磁化分布を求めるために、下記のステップa
)、b)及びc)、即ち、 a)0<α<90°としてα°パルスを含む高周波電磁
パルスにより物体の選択された領域内の核スピンに影響
し、α°パルスがこの領域内の核スピンの磁化方向を角
度α°回転させるステップと、 b)準備期間時に準備勾配磁界をかけるステップと、 c)測定期間時に共鳴信号をサンプリングするステップ
とを含むサイクルを構成し、 d)ステップb)で規定された勾配磁界の時間積分の値
を毎回変えてステップa)、b)及びc)から成る測定
サイクルを繰り返す核磁化分布測定方法において、使用
される電磁パルスを専らα°パルスの形態の励起パルス
とし、順次の測定サイクルを直接又はほぼ直接続けて行
ない、準備期間時にかけられた勾配磁界に対し反転させ
られている勾配磁界により核スピンをリフェーズするこ
とを特徴とする核磁化分布測定方法。 2、励起パルスの強さ及び順次の励起パルスの間隔期間
T_Rの値又はそのいずれか一方を変えていくつかのサ
イクルから成る1個又は複数個の系列を行なうことを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の核磁化分布測定方
法。 3、N個の順次の測定期間時に一測定サイクル当りN個
の共鳴信号をサンプリングし、一測定期間時に存在する
勾配磁界の勾配の方向を次の測定期間時では何時も反転
することを特徴とする特許請求の範囲前記各項のいずれ
か一項に記載の各磁化分布測定方法。 4、準備期間の途中で振幅を一定にしたまま準備勾配磁
界を反転し、準備勾配磁界と、準備期間の途中で反転さ
せられた勾配磁界が占める期間t_1、t_2とを、こ
れらの期間の和t_1+t_2を準備期間に等しくしつ
つ可変とすることを特徴とする特許請求の範囲前記各項
のいずれか一項に記載の各磁化分布測定方法。 5、測定方向での磁化の不所望な成分をデフェーズする
ために、測定すべき共鳴信号の直後の測定期間において
かけられる勾配磁界を一測定期間の経過直后しばらく保
ち、−サイクル中のα°パルスの発生前にしばらく勾配
磁界をかけるか又はそのうちの一方を行なうことを特徴
とする特許請求の範囲前記各項のいずれか一項に記載の
核磁化分布測定方法。 6、被検体の運動の1周期中に発生する複数個の共鳴信
号をこの被検体の運動の周期の種々の相に対応させ、こ
れらの共鳴信号を処理して時系列的に表示できる画像を
形成することを特徴とする特許請求の範囲前記各項のい
ずれか一項に記載の核磁化分布測定方法。 7、体積要素当りの長手方向緩和時間T_1を、角度α
及び2個の順次のα°パルス間の繰り返し時間T_R又
はそのいずれか一方の点で互いに異なる少なくとも2サ
イクルから得られた一個の画像内の複数個の体積要素の
強さから計算することを特徴とする特許請求の範囲前記
各項のいずれか一項に記載の核磁化分布測定方法。 8、I_Pを体積要素Pの強さとし、αを角度αとし、
T_Rを繰り返し時間T_Rとし、T_1を長手方向緩
和時間T_1とし、Cをα、T_R又はT_1に依存し
ない定数として式 I_P=Csinα(1−e^(−T_R/T_1))
/(1−cosαe^(−T_R/T_1))により長
手方向緩和時間T_1を計算することを特徴とする特許
請求の範囲第7項記載の核磁化分布測定方法。 9、準備期間時にかけられる勾配磁界が2個の互に垂直
な勾配磁界の一時結合を含むことを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の核磁化分布測定方法。 10、準備勾配磁界の時間積分の値の点で異なる複数個
のサイクルの共鳴信号を時間積分の絶対値が増す方向又
は減る方向でサンプリングすることを特徴とする特許請
求の範囲前記各項のいずれか一項に記載の核磁化分布測
定方法。 11、θを任意の値として間隔をおいて準備高周波電磁
θパルスを発生させる測定を行ない、ステップa)、b
)及びc)を含む測定サイクルを高周波電磁θパルスを
発生させた瞬時からの時間間隔の点で異なるK個の瞬時
においてK回繰り返し、その際毎回準備勾配磁界の持続
時間に亘る強さの時間積分の一つの値を用いることを特
徴とする特許請求の範囲前記各項のいずれか一項に記載
の核磁化分布測定方法。 12、毎回準備勾配磁界の持続時間に亘る強さの時間積
分の一つの値を用いてK回測定サイクルを繰り返す特許
請求の範囲第11項記載の核磁化分布測定方法において
、毎回準備勾配磁界の持続時間に亘る強さの時間積分の
値を変えて何回か測定を繰り返すことを特徴とする核磁
化分布測定方法。 13、準備電磁θパルスを高周波電磁180°パルスと
することを特徴とする特許請求の範囲第11項又は第1
2項記載の核磁化分布測定方法。 14、物体の領域内の核磁化分布を求めるために、 a)均一な静磁界を発生する手段と、 b)高周波電磁励起パルスを発生する手段と、 c)準備期間時に準備勾配磁界を発生する手段と、 d)段c)で規定された手段により発生させられた勾配
磁界の中で準備期間時に共鳴信号を整えた後、測定期間
において、段a)及びb)で規定された手段により発生
させられた共鳴信号のサンプルをとるサンプリング手段
と、 e)上記サンプリング手段により供給される信号を処理
する処理手段と、 f)複数個の共鳴信号を発生させ、整のえ、サンプリン
グし、処理するための段b)ないしe)で規定された手
段を制御する制御手段とを具え、各共鳴信号を準備期間
において不変的に整え、制御手段が段c)で規定された
手段に勾配磁界の強さ及び持続時間又はそのいずれか一
方を調整するための制御信号を供給し、勾配磁界の持続
時間に亘る強さの積分をサイクルの繰り返し毎に変え、
制御手段が高周波電磁パルスを発生する手段に対する制
御信号を発生し、与えるプログラムされたコンピュータ
手段を具える核磁化分布測定装置において、制御手段を
0<α<90として専らα°パルスを発生し、準備期間
又は測定期間において勾配磁界を反転させるようにプロ
グラムすることを特徴とする核磁化分布測定装置。 15、時間積分の絶対値が減る一方か又は増す一方の系
列での準備勾配磁界の時間積分の値の点で異なる複数個
のサイクルの共鳴信号をサンプリング手段がサンプリン
グすることを特徴とする特許請求の範囲第14項記載の
核磁化分布測定装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
NL8501685A NL8501685A (nl) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | Kleine hoek spin warp mri. |
NL8501685 | 1985-06-12 | ||
NL8502249 | 1985-08-14 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6241649A true JPS6241649A (ja) | 1987-02-23 |
Family
ID=19846128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61135107A Pending JPS6241649A (ja) | 1985-06-12 | 1986-06-12 | 核磁化分布測定方法及び装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6241649A (ja) |
NL (1) | NL8501685A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06114034A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-26 | Shimadzu Corp | Mrイメージング装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61288849A (ja) * | 1985-02-12 | 1986-12-19 | マツクス−プランク−ゲゼルシヤフト・ツ−ル・フエルデルング・デル・ヴイツセンシヤフテン・エ−・フアウ | 客体の局部分解検査のためにスピン共鳴デ−タを迅速に得る方法 |
-
1985
- 1985-06-12 NL NL8501685A patent/NL8501685A/nl not_active Application Discontinuation
-
1986
- 1986-06-12 JP JP61135107A patent/JPS6241649A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61288849A (ja) * | 1985-02-12 | 1986-12-19 | マツクス−プランク−ゲゼルシヤフト・ツ−ル・フエルデルング・デル・ヴイツセンシヤフテン・エ−・フアウ | 客体の局部分解検査のためにスピン共鳴デ−タを迅速に得る方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06114034A (ja) * | 1992-09-30 | 1994-04-26 | Shimadzu Corp | Mrイメージング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NL8501685A (nl) | 1987-01-02 |
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