JPS6241051A - イオンフロ−プリント装置 - Google Patents

イオンフロ−プリント装置

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JPS6241051A
JPS6241051A JP18104085A JP18104085A JPS6241051A JP S6241051 A JPS6241051 A JP S6241051A JP 18104085 A JP18104085 A JP 18104085A JP 18104085 A JP18104085 A JP 18104085A JP S6241051 A JPS6241051 A JP S6241051A
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JP
Japan
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ion flow
recording
signal
recording signal
flow control
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JP18104085A
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English (en)
Inventor
Masaharu Nishikawa
正治 西川
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔従来の技術〕 従来、コロナイオン発生部と、絶縁体記録層を存する静
電記録部材と、両者間に配置されて前記コロナイオン発
生部からのコロナイオン流の通過を制御する開口部材と
からなるイオンフロープリント装置は、公知である。例
えば、2nd InternationalCor+4
.3PSE、  P37 (1974)には、メツシュ
状の電子写真感光”体をイオンフロー制御部材として用
いる電子写真法が開示されており、そのシステムの解析
中で、開口を形成する2層の電界形成部材の電位差によ
って、イオン流径が制御されることが述べられている。
また、電子写真学会第55回研究討論会予稿集(第40
〜44頁)には、同様な原理に基づき、開口を設けた2
層の電極板に記録信号電圧を印加して、記録を行う階調
記録法が発表されている。
第6図へ〜+01は、上記予稿集で開示されているイオ
ンフロープリント装置の動作説明と記録特性例を示す図
である。第6図^、(B)に示すイオン流制御の動作説
明図において、51はコロナ帯電器で、52は受像部材
であり、導電体上に絶縁体を設けて構成されている。5
3は上部電極で、開口55を設けており、54は下部電
極で開口56を設けである。そしてコロナ帯電器51の
コロナワイヤに正の高電圧を印加しておき、第6図^に
示すように上部電極53が正、下部電極54が負になる
ように電源57を接続しておくと、図示のように、コロ
ナ帯電器51からの正のコロナイオンは開口55及び5
6を通過して受像部材52上に飛来して、ドツト状に静
電潜像を形成するようになる。
これに対して、第6図田)に示すように、上下の電極5
3.54に接続する電源58の極性を、第6図への電源
57の極性と逆にすると、コロナイオン流は開口55.
56内に形成される逆方向の電気力線の作用によって、
その通過が阻止されてしまう、第6図(ハ)において、
コロナイオン流の通過を促進する電界を形成している電
源57の電圧値を小さくすると、コロナイオンの通過領
域は開口の中央部に絞り込まれる。また第6図(Blに
おいて、コロナイオン流の通過を阻止している電界を形
成している電源58の電圧値を小さくすると、開口の中
央部にイオン流通路が形成されて、イオンが開口を通過
して流れ出すようになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第6図(C1は、横軸にイオン流の通過を制御する電界
の大きさを、縦軸に記録画像の画素面積をとって、両者
の関係、すなわち記録特性を示す図であり(但し”、E
−よ基準電圧、C8は基準電圧に対する可変印加電圧で
ある。)、記録画素の寸法を電界の大きさによって連続
的に大幅に変化させることができることを示している。
第6図■)は、上下の電極間に印加する記録信号のパル
ス幅を変化させた場合の画素面積の変化特性を示す図で
、横軸にパルス幅をとり、縦軸に画素面積をとって示し
ている。この特性図から、記録信号のパルス幅を変化さ
せることによっても画素寸法を制御できることが解るが
、パルス幅を零としても画素寸法は零にはならず、すな
わち最小の画素寸法を得ようとしても、実際に得られる
画素の最小寸法には制限があることを示している。
この第6図(0,(D)に示す特性における差異は、画
素寸法決定のメカニズムが全く異なるためにょるもので
、前者はイオン流通過の開口の大きさが制御されるのに
対し、後者は最小のイオン径のイオン流を流し続けると
受像部材上で形成された潜像によって電界が歪曲して、
潜像電位が高くなるとドツト径を拡大するように作用す
るためである。
前者によって受像部材上に形成される潜像は、電位が一
定でドツト径が変化した像であるのに対し、後者の潜像
はドツト径の小さい画素は低電位で、ドツト径が大きい
画素は高電位となっている。
したがって前者の潜像は現像等の他の像形成要素の影響
を受けにくり、安定した寸法の画素面積が得られるのに
対し、後者の潜像による画素寸法は不安定に変化する。
ところが、上下の電極に印加する信号の形態としては、
電圧変化の信号を印加するように構成することは電気回
路が複雑化するのに対し、パルス幅変化の信号を印加し
、記録情報を伝達、処理するように構成することは容易
である。したがって、かかるイオンフロー記録装置にお
いては、制御電極に印加する記録信号の扱い易さと、記
録の安定性とが両立しないという問題点がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
、記録信号として取り扱いが簡易なパルス幅に階調情報
をもたせた信号を適用することができ、しかも安定性に
優れ、且つダイナミックレンジの広い”記録を可能とす
るイオンフロープリント装置を提供することを目的とす
るものである。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は、上
記目的を達成するため、コロナ発生部材と、像形成部材
と、両部材間に介在され、絶縁部材を挟んで上下に配置
した電極及びこれを貫通する開口部を有するイオン流制
御部材とからなり、前記イオン流制御部材の電極間に記
録信号を印加するようにしたイオンフロープリント装置
において、記録階調情報を記録信号のパルス幅の変化と
して送出する記録信号発生回路と、該記録信号発生回路
からの出力記録信号を電圧値変化の信号に変換する波形
変換回路とを備え、該波形変換回路からの電圧値変化の
出力記録信号を前記イオン流制御部材に印加するように
構成する。
この構成により、記録信号の発生、処理回路は0N−O
FFZ値の信号処理で階調表現ができるから、回路構成
が簡易で安定性が高く、一方、イオン流制御部材には、
付加する波形変換回路でパルス幅変化を電圧値変化に変
換した信号が供給されるから、階調性に対応してイオン
流通路径が変化してドツト径変調画像が得られ、記録安
定性に優れたイオンフロープリント装置を実現できる。
〔実施例〕
第1図は、本発明の基本構成を説明する図である。図に
おいて、1はコロナイオン発生源の一種であるコロトロ
ンであり、2は静電記録媒体で、導電支持体3と絶縁記
録層4からなり、シート状をなして最終像形成体となる
場合と、ドラム状であって中間像形成体となる場合があ
る。5はイオン流制御部材で、上部電極6と下部電極7
と両電極間に配設された絶縁体8とで一体的に構成され
ている。そして、その中央部にはイオン流通過のための
開口9が形成されている。10はコロトロンに印加する
コロナ放電用の高圧電源で、11.12はコロナイオン
流の飛行を制御するバイアス電源である。13はパルス
状の記録信号発生回路で、パルス幅に階調情報をもたせ
た信号を発生するように構成されている。14はイオン
流制御部材5のドライブ回路で、高圧スイッチング回路
で構成されている。工5は″波形変換回路で、記録信号
発生回路13からの記録信号のパルス幅変化を、電圧変
化に変換する機能を有している。
コロトロン1で発生したイオン(図示例では負イオン)
は、静電記録媒体2の方向に飛行するが、その飛行は開
口9部分の電界によって制御される。
第6図に示した従来技術において説明したように、階調
記録を行うためには、記録ドツト面積が記録信号に対応
して変化することが必要である。その場合に、イオン流
制御部材5の側からみると、安定した記録特性を得るた
めには、上部型8i6と下部電極7との間に印加する信
号電圧値を変化して、イオン通路径を変化させ、それに
より画素サイズを制御することが好ましい、これに対し
て、記録信号発生源からみると、一定の波高値のパルス
状の信号で、階調情報はパルス幅の変化で与える方式が
、信号回路の簡易化、高信頼化の点から好ましい。そこ
で本発明においては、パルス幅変化の高圧出力信号を出
力するドライブ回路14と、イオン流制御部材5の間に
波形変換回路15を介在させて、パルス幅変化に対応し
た波高値変化出力を得て、イオン流制御部材5に印加す
るようにし、イオン流制御部材側の要求と記録信号発生
源側の要求とを、共に満たすようにした点に特徴を有す
るものである。
バイアス電源12は、記録信号が出力されていない時に
、イオン流が開口9を通過しないように、電極6,7間
に阻止方向電界を形成するためのものであるが、記録時
には、このバイアス電源12の作用を打ち消し、更にイ
オン流通過を制御している静電的な開口を押し広げるよ
うに、出力信号を印加するため、このバイアス電源12
には波形変換回路15の出力側が接続されている。
また記録のために使用されないコロナイオン流は、上部
電極6に流れ込んで除去されるが、このコロナイオン流
による電流によって、電極6.7間に印加される電圧が
影響を受けないように構成してお(ことが重要である。
このためにバイアス電源11は上部′TH,掻6に接続
しておく。これにより、流れ込むイオン流による電流は
電極6からバイアス電源11を”通ってアースに流れて
しまうから、電極6.7間の電位を変動させることはな
い。
また上部電極6の電位は固定しておいて、下部電極7の
電位を記録信号にしたがって変化させる構成にしてあり
、下部電極7にはコロナイオン流が流入することがない
から、コロナイオン流によって波形変換回路15等の記
録信号回路が影響を受けて、その出力電圧値が変動する
ようなおそれもなく、極めて好ましい構成となっている
これに対し、下部電極7の電位を固定して、上部電極6
の電位を記録信号にしたがって変化させる構成にしたり
、バイアス電源11をバイアス電源12を介して上部電
極6に接続するような構成とした場合には、電極6.7
間の電位はコロナイオン流の影響を受けて変動し、した
がって安定した記録を行うことができない。
なお上記安定的な電源接続態様、及び信号印加態様は、
パルス幅に階調情報をもたせた階調記録装置に限らず、
第6図に示した従来装置等にも適用できるものである。
第2図^、 (B)は本発明に係るイオンフロープリン
ト装置の具体的な実施例の構成及びその作動を説明する
ための図であり、第1図と同一符号の付した部材は同−
又は同等部材を示している。高圧ドライブ回路14は出
力インピーダンスを抵抗16で示しているが、耐圧数百
ボルトのトランジスタ回路によって構成されるものであ
る。抵抗17とコンデンサ18からなるCR回路で波形
変換回路15を構成している。この構成の波形変換回路
15による波形変換は、パルス幅変化に対して、波高値
変化と信号幅変化が混在した不完全なものではあるが、
電圧値を変化させる作用は有効であると共に回路構成が
簡易であって、極めて実用性に富んだ構成になっている
第2図(Blは、第2図(ハ)に示したイオンフロープ
リント装置のパルス幅変化の記録信号と変換信号と記録
画素の関係を説明文る図であり、記録信号のパルス幅が
狭いケース(1)、中間的なパルス幅のケース(2)、
長いパルス幅のケース(3)のそれぞれに対し、記録信
号(U)、変換波形(V)、記録画素−)をそれぞれ示
している。記録信号のパルス幅が狭いケース(11につ
いてみると、記録信号u−1は単位画素記録周期Tに対
して、パルス幅t1が十分に小さいことを示している。
この記録信号u−+はCR波形変喚回路に入力されて、
コンデンサ18を充電する。その充電時間は信号パルス
幅1.の間持続し、パルスが途切れると共に放電過程と
なり、V−1で示される波形に変換される。Sは記録開
始のスレッショルド電圧で、イオン流制御部材5の上下
部電極6.7間に、このスレッショルドレベルSより高
い電圧が印加されると、開口9の中央部からイオン流の
通過を許容する電気的な開口が形成されて、W−lで示
すような記録画素が形成される。
パルス幅が中間的に長くなって1tとなった記録信号u
4のケース(2)においては、V4に示すようにコンデ
ンサ1日への充電時間が長くなるために波高値が高くな
って、開口9内に形成されるイオン流を制御する電気的
な開口も大きく開き、また゛スレッショルドレベルSを
越える電圧が印加されている時間も増大して、W4に示
すように中間的な大きさの画素が形成される。
パルス幅が最も広い場合の記録信号u−3は、図示のよ
うに記録の繰り返し時間Tの約半分のパルス幅t、をも
たせている。波形変換した出力信号は、v−3で示すよ
うに高い波高値を有し、且つスレッショルドレベルSを
越えている時間が長い。
その結果、得られる記録画素はW−3で示すように最大
の大きさを示す。
なお各記録画素(財)の中の電荷密度分布は、中央が高
く、周辺に行く程低い電位となっていて、第6図(C1
と(D)に示している場合の中間的な分布状況となって
いる。
第2図へに示した波形変換回路15は、人力信号のパル
ス幅に対応して波高値を変化させることができるから、
階調情報をパルス幅で与えた記録信号によって、十分率
さい画素寸法から十分に大きな画素寸法までの記録画像
を得ることができ、ダイナミックレンジの広い記録を行
うことができる。
また、第2図へに示した実施例では、イオン流制御部材
5の両電極6.7間に印加される信号電圧の波高値と共
に信号の長さも変化するから、形成される画素潜像の電
荷密度も画素寸法が大きい程高くなり、電位に対応した
濃度を得る現像手段と組み合わせて用いると、一層記録
のダイナミックレンジを拡大させることができる。
第11!I及び第2図^に示したイオンフロープリント
装置の構成は、本発明を適用するに際して、好適な構成
となっているが、コロナイオン発生源としてコロトロン
を用いており、このようにコロトロンを用いた場合は、
コロナイオン流がイオン流制御部材の開口部9に到る時
点では、すでにイオン流密度が低下してしまっているた
めに、高速度の記録が行えない問題点がある。
これに対し、高密度のイオン発生機構を有し、且つイオ
ンが拡散して低密度化しないように、発電源に接近した
位置にイオン流制御機構を設けて高速記録を行えるよう
にしたイオンフロープリント装置が、USP41602
57.USP4365549等において開示されていて
公知である。
上記公知技術と第1図及び第2図^において説明した装
置とは、イオン流制御の方法及びヘッド構成が異なって
いるが、上記公知技術における高密度コロナイオン発生
機構の構成を本発明に係るイオンフロー制御機構と組み
合わせて、高速度の高階調イオンフローブJ)ント装置
を構成すると、本発明の実用価値を著しく高めることが
できる。
第3図は、上記高密度コロナイオン発生機構を持つイオ
ンフロープリント装置に、本発明を適用した実施例を説
明する図である。この実施例におけるイオンフロープリ
ント装置は、高密度イオン発生部20とイオン流制御部
21と受像媒体22とを備えており、イオン流制御部2
1に対してパルス幅変化の記録信号を電圧値変化の信号
に変換する波形変換回路15を含む記録信号発生回路3
9が接続されている。
第3図は、本発明に係るイオンフロープリント装置の一
実施例を構成する記録素子の一つの断面構造を示す図で
あって、この構造の素子を複数個集合してプリント装置
を構成しているものである。
高密度コロナイオン発生部20は、第1コロナ放電電極
23.絶縁薄層24.第2コロナ放電電極25゜絶縁層
26から構成されており、第2コロナ放電電極25には
開口27が、絶縁層26には開口28が形成されている
。このように構成されている高密度コロナイオン発生部
20において、第1電極23と第2電極25の間に高圧
交流電源30を接続すると、第2電極25の開口27の
エツジ部分に強い電界の集中が生じ、この部分に交流コ
ロナ放電が発生する。
開口28の下端面にはイオン流制御部21が配置されて
いて、第2電極25とイオン流制御部21の間には、一
方の極性のイオンのみをイオン流制御部21方向に飛行
させるためのバイアス電源31を接続している。第3図
に示した実施例では、負のイオンのみがイオン流制御部
21方向に流れるから、高密度コロナイオン発住部20
は負コロナイオン源を形成するように構成している。
イオン流制御部21は、第1図に示したものと同じ構成
となっていて、上部電極32.下部電極33゜絶縁スペ
ーサ34.及びそれらの中央部に設けられた開口部35
とで構成されている。そしてこれらの電極32.33間
に、バイアス電源12を介して記録信号源13.高圧ド
ライブ回路14.波形変換回路15が接続されている。
受像媒体22も同様に導電体36上に絶縁体37を設け
て構成した静電記録媒体であり、そしてイオン流制御部
21と受像媒体22間には、開口35を通過したイオン
流を拡散させることなく飛行させるためのバイアス電源
38が接続されている。
以上のように第3図に示した実施例は、単一記録素子の
構成においては、第1及び第2図^に示した実施例のコ
ロトロン1を高密度コロナイオン発生部20で置き換え
た構成になっている。
第3図においては、単一記録素子の断面構造を示したが
、該素子を複数個集合して記録媒体の全幅をカバーする
プリント装置を構成した場合の構成例を第4図(8)、
(B)に示す。第4図^は、そのプリント装置を構成す
る部材の平面構成図で、23a。
23b、・・・・・・・23nは第1コロナ放電電極を
示し、記録媒体の幅方向と直交する方向に、0本の分割
された電極で構成されている。33a、33b、−・・
・・、・33mはイオン流制御部21の下部電極33に
対応する電極で、これは記録媒体の幅方向にm個に分割
されて配置されている。この下部電極33a、33b。
・・・・・・33mは傾斜した配置になついて、第1コ
ロナ放電電極23a+23b、・・・・・・・23nと
交叉する位置に各開口35.□35−h、・・・・・・
・35□が行列状に形成されていて、この部分からイオ
ン流が飛行して記録が行われるようになっている。
したがって記録は2次元的な拡がりの領域の中で行われ
るので、記録原信号は上記行列のマトリックスに対応し
て配列しなおしてイオン流制御部に加えられる必要があ
るが、この部分の回路構成は図示を省略している。
第1コロナ放電電極23a、23b、・・・・・・・2
3nは1つずつ順次選択されて高圧高周波の交流電圧が
印加される@41a、41b+・・・・・・・41nは
出力回路であって、タイミング回路42の指令によって
、そのいずれか一つが作動することによって、それに対
応する第1コロナ放電電極23a、23b、・・・・・
・・23nのいずれか1本がONになり、その第1コロ
ナ放電電極でカバーされている領域において交流コロナ
放電を発生する0発生したコロナイオンは、イオン流制
御部21の上部電極32までは無差別に導かれるが、開
口35を通過して記録ドツトを形成するか、開口通過を
阻止されるかは、イオン流制御部21の下部電極33a
、33b、・・・・・・・33mへ印加する電圧によっ
て決定される。下部電極33a、33b。
・・・・・・33mには、それぞれ記録信号回路40a
、40b、・・・・・・・40mが接続されており、各
記録信号回路40 a + 40 b +・・・・・・
・40mは信号のパルス幅情報を波高値に変換するため
の波形変換回路を含んで構成されている。
記録は選択された第1コロナ放電電極23a、23b、
・・・・・・・23nと、イオン流制御部21の下部電
極33a、33b、・・・・・・・33mの交点で行わ
れるが、下部電極33 a + 33 b +・・・・
・・・33mへの信号印加は、記録信号回路40a、4
0b、・・・・・・・40mを時系列的に選択して行う
ことも可能であり、また該記録信号回路を同時に選択し
て信号印加を同時に行うようにしてもよい。その場合は
当然後者の方が記録速度は速くなり、高速プリント装置
の実現には好適である。第2コロナ放電電極25.絶縁
層26.34゜イオン流制御部上部電極32等は、第4
図田)に示すように(但し第2コロナ放電電極25のみ
示す)、マトリックス状に開口を形成しておく必要があ
るが、それ以上に分割しておく必要はない。
第4図^は、第3図に示した構成の単一記録素子を複合
してイオンフロープリント装置を構成する場合の最も好
ましい一例を示したものであるが、本発明を実施するに
当たっては、行1列単位に分割する電極を変更して実施
することは可能である。
例えば第4図^に示した実施例では、第1コロナ放電電
極23を分割する構成としたが、第2コロナ放電電極2
5を分割し、第1コロナ放電電極を一体化する構成も、
第4図^に示した実施例と同様に良好に作動させること
ができる。
なお、イオン流制御部21の上部電極32を分割し、下
部電極33を一体化する構成は、上部電極32が信号回
路の出力部となって電位が常時変化する構成となり、こ
の部分に開口を通過しないコロナイオン流が流れ込んで
、その電位を変動させるように作用するから、記録の安
定性の面からは好ましくはないが、若干の記録濃度の変
動を許容する場合には、不可能な構成ではない。
また、第1コロナ放電電極23と第2コロナ放電電極2
5は分割せずに常時コロナイオンを発生させておき、イ
オン流制御部21の上部電極32及び下部電極33を行
列状に分割してマトリックスヘッドを構成しておき、該
上下電極32.33によって記録の制御を行うように構
成することもできる。
第2図及び第3図に示した実施例においては、波形変換
回路を簡易な回路構成としたために、該変換回路ではパ
ルス幅変化の高圧出力原信号を電圧値と共に幅が変化す
る波形に変換させていた。
本発明において、記録上より好ましい波形は、パルス幅
が変化している原信号に対応してパルス幅は一定で波高
値が変化するように変換した波形である。このような波
形の信号をプリント装置に加えると、形成される潜像は
波高値に対応してドツト径が変化するが、ドツト内の電
荷密度は一定で一様なものとなる。したがって現像特性
や電荷保持部材の特−性が変動しても記録される画像の
寸法や濃度は極めて安定した状態を維持することができ
る。
第5図は、上記要求を満たすようした本発明に適用する
波形変換回路の他の実施例を示す図である0図において
、45は高圧信号発生回路で高圧の画信号を送出し、そ
のパルス幅中に階調情報を含むようにしている。46は
積分回路で、前記高圧画信号を積分し保持する機能を有
している。47はサンプリング回路で、積分回路46が
積分を終了後保持している高圧画信号をサンプリングす
る回路である。48はサンプリング回路47のサンプリ
ングを制御するためのサンプリソゲタイミング18号を
形成して送出する回路である。49はサンプリング回路
48からの出力信号でイオン流制御部に加えられるもの
である。なお各回路における信号波形例を併記して示し
である。
第5図に示した信号回路は、上記のように高圧信号発生
回路45とイオン流制御部の間に積分回路46とサンプ
リング回路47からなる信号変換回路を介在させている
が、該信号変換回路のサンプリング回路47は0N−O
FF駆動のトランジスタ回路で構成することができ、ア
ナログ的信号処理を必要としないから簡易な回路構成に
より、本発明による効果を最大限に引き出すことができ
る点で、好都合な構成のものである。
〔発明の効果〕
以上実施例に基づき詳細に説明したように、本発明によ
れば、記録信号電圧によって記録ドツト径が制御されて
階調記録を行うようにしたイオンフロープリント装置に
対して、パルス幅に階調情報をもたせたプリントドライ
ブ信号を通用することができるように構成したので、信
号回路の簡略化と共に記録の安定化を計ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るイオンフロープリント装置の基
本構成を示す図、第2図Δは、本発明の一実施例を示す
図、第2図田)は、第2図へに示した装置における記録
信号と変換信号と記録画素との関係を示す図、第3図は
、本発明の他の実施例の単一記録素子の断面構造を示す
図、第4図^は、第3図に示した単一記録素子を用いた
イオンフロープリント装置の平面構成図、第4図G)は
、その第2コロナ放電電極を示す平面図、第5図は、本
発明の更に他の実施例の波形変換回路を示す図、第6図
^、田)は、従来のイオンフロープリント装置の動作説
明図、第6図(C)、■)は、イオン流通過開口におけ
る電界と記録画素面積との関係を示す特性図、及び記録
信号のパルス幅と記録画素面積との関係を示す特性図で
ある。 図において、1はコロトロン、2は記録媒体、5はイオ
ン流制御部材、9は開口、10はコロナ放電用高圧電源
、11.12はバイアス電源、13は記録信号発生回路
、14はドライブ回路、15は波形変換回路を示す。 5゛イズンパし豐)第嘴羊A′ 13:虻ぬ@’jlt口琢 東1図 墓21D   (A) 第2図  (B) (U )        (V )         
(W ’)1−T−1ヒ1@ 宵3図 第 5図 東4図 (A) 1’Daa  25i)a          25m
a第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コロナイオン発生部材と、像形成部材と、両部材間に介
    在され、絶縁材を挟んで上下に配置した電極及びこれら
    を貫通する開口部を有するイオン流制御部材とからなり
    、前記イオン流制御部材の電極間に記録信号を印加する
    ように構成したイオンフロープリント装置において、記
    録階調情報を記録信号のパルス幅の変化として送出する
    記録信号発生回路と、該記録信号発生回路からの出力記
    録信号を電圧値変化の信号に変換する波形変換回路とを
    備え、該波形変換回路からの電圧値変化の出力記録信号
    を前記イオン流制御部材に印加するようにしたことを特
    徴とするイオンフロープリント装置。
JP18104085A 1985-08-20 1985-08-20 イオンフロ−プリント装置 Pending JPS6241051A (ja)

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JP (1) JPS6241051A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01278368A (ja) * 1988-04-28 1989-11-08 Olympus Optical Co Ltd 静電記録装置
JP2013194067A (ja) * 2012-03-16 2013-09-30 Jfe Steel Corp コークス炉装入車の炉頂クリーナ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01278368A (ja) * 1988-04-28 1989-11-08 Olympus Optical Co Ltd 静電記録装置
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