JPS624084A - 縫製品の包装方法及び包装された縫製品 - Google Patents
縫製品の包装方法及び包装された縫製品Info
- Publication number
- JPS624084A JPS624084A JP13485985A JP13485985A JPS624084A JP S624084 A JPS624084 A JP S624084A JP 13485985 A JP13485985 A JP 13485985A JP 13485985 A JP13485985 A JP 13485985A JP S624084 A JPS624084 A JP S624084A
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- JP
- Japan
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- product
- packaging
- packaged
- sewn
- sewing
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- Pending
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- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、縫製品の包装に関するものである。
一般に被服は、営利を目的としてつくられるものと、製
作者自身が着用したり、i!!!!味でつくられるもの
とに分けられる。前者の場合、多くは工業的につ(られ
、大量に備蓄生産される。この場合の製造工程は服種に
よって異なるが、概略的には縫製準備工程と縫製工程と
からなり、前者はさらに商品企画と機取り工程、後者は
縫製と包装出荷工程とからなる。このうち縫製工程では
、大ざっばにいってパーツ縫製、中間プレス、組立縫製
。
作者自身が着用したり、i!!!!味でつくられるもの
とに分けられる。前者の場合、多くは工業的につ(られ
、大量に備蓄生産される。この場合の製造工程は服種に
よって異なるが、概略的には縫製準備工程と縫製工程と
からなり、前者はさらに商品企画と機取り工程、後者は
縫製と包装出荷工程とからなる。このうち縫製工程では
、大ざっばにいってパーツ縫製、中間プレス、組立縫製
。
仕上プレスなどの諸工程を経た後包装して出荷される。
この場合、最終仕上げは縫製工程中にできた製品のしわ
を除いたり、損なわれた生地の風合をよくシ、製品の形
を整えて外観をよくする目的でアイロンその他のプレス
機を用いて行われ、そののち包装・梱包して出荷される
。
を除いたり、損なわれた生地の風合をよくシ、製品の形
を整えて外観をよくする目的でアイロンその他のプレス
機を用いて行われ、そののち包装・梱包して出荷される
。
以上のような工程で製造された衣服類は、製造後箱詰の
状態でかなりの期間保管される。したがって、衣服類は
折りたたんで強く圧縮した状態になっている。このよう
にして保管された場合、製品によってしばしば「色移り
」という欠点が発生する。これは、製品に使用されてい
る生地の色相が白あるいは淡色と濃色の組合わせで構成
されている場合、製品の一部の濃い色が他のうすい色の
部分へ移るという現象であり、製品に致命的な欠点を与
え、商品価値を失うことになる。従来この種のトラブル
の対策としては、生地の染色堅牢度をできるだけ向上さ
せるという方法がとられ、かつ染色加工場での堅牢度試
験を厳重に行うことで対処されてきた。しかしながら、
たとえばエンジや濃紺などの濃い色では、堅牢度の面で
は向上させるのに限界があり、また9通常のJISなど
できめられている試験法では十分な性能をもっていても
、実際に保管中に色移りがおこるという場合も見られる
。本発明は、これらの点について鋭意検討した結果、特
定の条件下で縫製ならびに包装することによりこの問題
を解決することができることを見出し1本発明に到達し
た。
状態でかなりの期間保管される。したがって、衣服類は
折りたたんで強く圧縮した状態になっている。このよう
にして保管された場合、製品によってしばしば「色移り
」という欠点が発生する。これは、製品に使用されてい
る生地の色相が白あるいは淡色と濃色の組合わせで構成
されている場合、製品の一部の濃い色が他のうすい色の
部分へ移るという現象であり、製品に致命的な欠点を与
え、商品価値を失うことになる。従来この種のトラブル
の対策としては、生地の染色堅牢度をできるだけ向上さ
せるという方法がとられ、かつ染色加工場での堅牢度試
験を厳重に行うことで対処されてきた。しかしながら、
たとえばエンジや濃紺などの濃い色では、堅牢度の面で
は向上させるのに限界があり、また9通常のJISなど
できめられている試験法では十分な性能をもっていても
、実際に保管中に色移りがおこるという場合も見られる
。本発明は、これらの点について鋭意検討した結果、特
定の条件下で縫製ならびに包装することによりこの問題
を解決することができることを見出し1本発明に到達し
た。
〔問題点を解決するための手段および作用〕すなわち2
本発明は「衣服類の縫製ならびに包装工程において、縫
製ならびに仕上げ後包装するに際し、縫製品に含有され
ている水分量が 縫製品を構成している繊維の公定水分
率の3倍以下の状態で包装することを特徴とする縫製品
の包装方法」並びに「縫製品に含有されている水分量が
。
本発明は「衣服類の縫製ならびに包装工程において、縫
製ならびに仕上げ後包装するに際し、縫製品に含有され
ている水分量が 縫製品を構成している繊維の公定水分
率の3倍以下の状態で包装することを特徴とする縫製品
の包装方法」並びに「縫製品に含有されている水分量が
。
縫製品を構成する繊維の公定水分率の3倍以下の状態で
・−龜壷フィルム袋中に包装されてなる縫製品」を要旨
とするものである。
・−龜壷フィルム袋中に包装されてなる縫製品」を要旨
とするものである。
衣服類の製造工程は前述のように製品の種類によって異
なるが、一般に縫製後、特殊なものは除いて仕上げ処理
が施される。仕上げ工程においては、はとんどの場合水
と熱が付与される。すなわち、スチームプレスを行った
り、霧吹きで製品に水分を与えてから電気アイロンを使
用して仕上げするなどの方法がとられる。また製品によ
っては。
なるが、一般に縫製後、特殊なものは除いて仕上げ処理
が施される。仕上げ工程においては、はとんどの場合水
と熱が付与される。すなわち、スチームプレスを行った
り、霧吹きで製品に水分を与えてから電気アイロンを使
用して仕上げするなどの方法がとられる。また製品によ
っては。
製品を蒸すだけで全くプレスを行わない場合もある。し
たがって、仕上げ後の製品は水分を多く含み、これをビ
ニル袋などに入れて包装した場合。
たがって、仕上げ後の製品は水分を多く含み、これをビ
ニル袋などに入れて包装した場合。
その後の保管中に箱詰などで押圧がかかり続けると9通
常の堅牢度試験で何ら問題のないレベルの生地であって
も、白や淡色と濃色の生地の組合わせ縫製の場合には押
さえつけられた部分で色が移る場合のあることが判明し
た。特に、身生地が螢光増白された色で、えりやそでな
と一部分にエンジや濃紺などの濃い色が使われたような
製品の場合にしばしばこの問題が発生する。本発明で重
要なことは、仕上げ後の製品の含有水分量を限定した点
にあり、製品を構成する繊維の公定水分率の3倍以下に
することである。3倍以上の場合に色移りが発生するも
のでも、3倍以下にすれば防止することができ、3倍以
下で色移りが生じる場合には、染料、染色加工条件など
の面からの対策が必要となる。
常の堅牢度試験で何ら問題のないレベルの生地であって
も、白や淡色と濃色の生地の組合わせ縫製の場合には押
さえつけられた部分で色が移る場合のあることが判明し
た。特に、身生地が螢光増白された色で、えりやそでな
と一部分にエンジや濃紺などの濃い色が使われたような
製品の場合にしばしばこの問題が発生する。本発明で重
要なことは、仕上げ後の製品の含有水分量を限定した点
にあり、製品を構成する繊維の公定水分率の3倍以下に
することである。3倍以上の場合に色移りが発生するも
のでも、3倍以下にすれば防止することができ、3倍以
下で色移りが生じる場合には、染料、染色加工条件など
の面からの対策が必要となる。
縫製品の包装に際しては、ビニル袋、ポリエチレン袋等
のフィルム性の袋を用いてこの中に縫製品を収納し9袋
の開口部をスナップやセロハンテープ等によって封鎖す
る。
のフィルム性の袋を用いてこの中に縫製品を収納し9袋
の開口部をスナップやセロハンテープ等によって封鎖す
る。
本発明の方法はいかなる製品にも適用できるが。
特に効果があるのはポリエステルと綿の交編物で。
たとえばトレーニングウェア、テニスウェアなどのスポ
ーツウェアは派手なデザインが好まれることから、極端
に異なった色の組合わせが疼く用いられるので2本発明
の方法が特に有効となる。本発明の方法を採用すること
により、染色堅牢度のやや悪い生地を使った製品の場合
であっても、従来の方法ではしばしば発生した色移りの
トラブルを未然に防ぐことができ、多大の効果を発揮す
る。
ーツウェアは派手なデザインが好まれることから、極端
に異なった色の組合わせが疼く用いられるので2本発明
の方法が特に有効となる。本発明の方法を採用すること
により、染色堅牢度のやや悪い生地を使った製品の場合
であっても、従来の方法ではしばしば発生した色移りの
トラブルを未然に防ぐことができ、多大の効果を発揮す
る。
身生地にポリエステル加工糸およびポリエステル/綿混
紡糸からなる白色編地、えりおよび手首。
紡糸からなる白色編地、えりおよび手首。
すそ部にポリエステル加工糸からなる濃紺の編地を用い
たトレーニングウェア(ポリエステルと綿の交編率は5
0:50)を9通常の方法で縫製後スチーム仕上げ機を
用いて仕上げ後、ビニル袋に入れて箱詰にし3ケ月間保
管したところ、濃紺が白地に汚染した。このときの含有
水分率を測定したところ40%であった。一方、同じ製
品をスチーム仕上げ後乾燥し、含有水分率を15%にし
て同様に保管したところ色移りはほとんど認められず、
不良品の発生はなかった。なお、ここで用いた濃紺のマ
サッ、洗濯、昇華堅牢度は、いずれも4級以上であった
。
たトレーニングウェア(ポリエステルと綿の交編率は5
0:50)を9通常の方法で縫製後スチーム仕上げ機を
用いて仕上げ後、ビニル袋に入れて箱詰にし3ケ月間保
管したところ、濃紺が白地に汚染した。このときの含有
水分率を測定したところ40%であった。一方、同じ製
品をスチーム仕上げ後乾燥し、含有水分率を15%にし
て同様に保管したところ色移りはほとんど認められず、
不良品の発生はなかった。なお、ここで用いた濃紺のマ
サッ、洗濯、昇華堅牢度は、いずれも4級以上であった
。
本発明は、縫製品の包装に際し、縫製品の含水量を構成
繊維の公定水分率の3倍以下におさえて包装するもので
あり、かかる構成によれば白色や淡色と濃色を有する縫
製品の保管中に生じがちな色移りのトラブルを未然に防
止することができる。
繊維の公定水分率の3倍以下におさえて包装するもので
あり、かかる構成によれば白色や淡色と濃色を有する縫
製品の保管中に生じがちな色移りのトラブルを未然に防
止することができる。
Claims (2)
- (1)衣服類の縫製ならびに仕上げ後の包装に際し、縫
製品に含有されている水分量が縫製品を構成している繊
維の公定水分率の3倍以下の状態で包装することを特徴
とする縫製品の包装方法。 - (2)縫製品に含有されている水分量が、縫製品を構成
する繊維の公定水分率の3倍以下の状態でフィルム性袋
中に包装されてなる縫製品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13485985A JPS624084A (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 縫製品の包装方法及び包装された縫製品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13485985A JPS624084A (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 縫製品の包装方法及び包装された縫製品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS624084A true JPS624084A (ja) | 1987-01-10 |
Family
ID=15138138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13485985A Pending JPS624084A (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 縫製品の包装方法及び包装された縫製品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS624084A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160288859A1 (en) * | 2010-12-07 | 2016-10-06 | Paul Yaffe | Method and apparatus for raking a motorcycle frame |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5390500A (en) * | 1976-11-01 | 1978-08-09 | Tex Innovation Ab | Treating of fiber material |
JPS5737778B2 (ja) * | 1976-02-20 | 1982-08-11 |
-
1985
- 1985-06-18 JP JP13485985A patent/JPS624084A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5737778B2 (ja) * | 1976-02-20 | 1982-08-11 | ||
JPS5390500A (en) * | 1976-11-01 | 1978-08-09 | Tex Innovation Ab | Treating of fiber material |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160288859A1 (en) * | 2010-12-07 | 2016-10-06 | Paul Yaffe | Method and apparatus for raking a motorcycle frame |
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