JPS6240811A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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JPS6240811A
JPS6240811A JP18073985A JP18073985A JPS6240811A JP S6240811 A JPS6240811 A JP S6240811A JP 18073985 A JP18073985 A JP 18073985A JP 18073985 A JP18073985 A JP 18073985A JP S6240811 A JPS6240811 A JP S6240811A
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JP
Japan
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grooves
substrate
groove
electrode
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP18073985A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Bando
坂東 明
Katsunori Osanai
勝則 小山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Publication of JPS6240811A publication Critical patent/JPS6240811A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、不要波特にバルク波を有効に抑圧するように
した弾性表面波装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
弾性表面波装置は、セラミックス圧電磁器基板、LiN
b0□単結晶基板、ZnO膜が被着されたガラス基板な
どの表面波基板上にインターディジタル形状のトランス
ジューサを設けて構成されるが、このトランスジューサ
で表面波を励受信する際、同時にバルク波も励受信され
る。このバルク波は周波数特性におけるスプリアス鯵害
となる。
このようなバルク波を除去するために、従来から表面波
基板の裏面に表面伝播方向と直交する溝を形成する手段
が提案され、更に、バルク波抑圧効果を高めるために溝
の長さや幅を変えたり、溝を形成する方向を伝播方向に
沿わせたり、あるいは、伝播方向に対し成る角度を持た
せるようにする等種々のものが考えられている。
しかしながら、従来方式によりある程度の効果は得られ
ているものの、例えばテレビジョン受像機の映像中間周
波数段フィルタ等に用いる場合には未だ発生ずるバルク
波による障害が問題となる等の不十分さが残っていた。
〔発明の目的〕
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、バルク
波を有効に抑圧できる弾性表面波装置を提供することを
目的とするものである。
〔発明の概要〕
前記目的を達成するために本発明は、人、出力電極直下
及び表面波伝搬路直下に位置する溝の間隅金特定の条件
の下に設定することを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下実施例により本発明を具体的に説明する。
第1図は本発明をテレビジョン受像機の映像中間周波段
フィルタに適用した実施例を示すものであり、同図(a
)が平面図、同図(b)が正面図、同図(C)が底面図
である。尚、同図では説明の便宜−1−厚み方向を拡大
して示している。同図において1はセラミックス圧電磁
器基板、ZnO膜が設けられたガラス基板、1.1Nb
o□1F結晶基板等で形成された表面波基板であり、こ
の基板1の表面la上には例えばインターディジタル形
状の入出力電極2.3が形成されている。入力電極2に
は電気信号が加えられ、弾性表面波SAWに変換され、
変換されたSAWは伝播方向(矢印入方向)に沿って伝
播され出力電極3で再び電気信号に変換されて出力とし
て取り出される。
基板1の四面1bには伝播方向Aに沿って、伝播方向A
対し成る角度(例えば45度)をもつ細長い複数の溝4
a〜4nがダイヤモンドカッタ、リュータ−等で形成さ
れている。ごれらの溝4a〜4nは同一の幅と深さに形
成されている。
第2図は基板1の裏面(又は底面)lbに形成した溝4
a〜4bの角度を90度異ならせた場合を示すものであ
り、他の要素は第1図の場合と全く同一である。
基板1の裏面1bに伝播方向Aに沿って、伝播方向へに
対し成る角度をもつ複数の溝を設ける事は、伝播方向A
に対して垂直にそろったバルク波が伝播方向Aに沿って
伝わり裏面1bに反射するのでバルク波の伝播方向Aと
垂直な方向の乱れを助長するものである。従って伝播方
向に対して垂直な方向に設けた溝よりもバルク波の底面
反射によるスプリアスを低減する効果が大きい。
但し、第1図(b)に見られる様に裏面1bに設けられ
た溝がバルク波をさえぎる時、バルク波反射は、その伝
播方向Aに沿って基板を縦に切っ □た時の断面形状に
依存する。
従って以下、溝のピンチ、?aの幅、溝の深さは、上記
第1図(b)で切断面を言う。
ここで本発明の特徴は前記複数の溝4a〜4nを特定の
条件を満足する位置となるように設定しているところに
あるのでその詳細説明を第3図及び第4図をも参照して
説明する。尚、第3図及び第4図は共に説明の便宜上基
板1を第1図(b)の背面方向から見た状態であり、か
つ、第1図(c)の中央部分をT−1線で切断した断面
図を示している。
一ト記特定条件としては2種類存在するので、以下順次
述べる。いずれも入力電極2の中心線を02とし、出力
電極3の中心線を03とし、両電極中心間距離をLとし
、基板1の厚みをtとし、形成すべきm4A、4Bの溝
幅をWとし、溝深さをdとし、′a4Aと4Bのピンチ
をPとし、各電極の中心0□、03間の距離りの中心点
をOとした場合である。
(1)第1の条件は第3図において、両電極2゜3の下
方及び表面波伝搬路の下方に形成される溝4A、4B間
のピッチPが下式(1)を満足している場合である。
を 即ち、複数の溝の間隔Pが上記範囲に含まれるように設
定すればよい。
(2)第2の条件は第4図において、両電極間の中心点
0から谷溝4A、4Bの中心迄の距離Gが次式(2)を
満足するように設定することである。
即ち、上記距#G内に少なくとも1個の溝を形成するよ
うにすることである。
以上の第1.第2の各条件のうち、いずれかを満足する
ものであれば、目的が達成できる。
次に上記条件を設定した場合の効果について、その他の
条件による場合との比較において述べる。
第5図は、それぞれ同一の深さと幅を有する複数の溝を
任意の間隔をもって形成したもので4種類のモー1” 
(MODE)を示しており、前記第1図(c)の1−1
線断面を背面から見た状態を示す。
同図(a)は、例えば第1の溝4Aが入力電極2の左端
部直下から左に向って形成され、それに隣接する第2の
溝4Bの右端部が出力電極3の右端と一致し、出力電極
に含まれる位置に亙るように形成されている場合であり
、このような隣接間隔を有するように他の溝を形成した
場合(MODE M)である。
同図(b)は、第1の溝4Aが入力電極2の左端から右
方向に延在するようにし、隣接する第2の溝4Bが出力
電極3の右端から右方向に延在しているようにし、他の
溝の間隔も同等の間隔を保つように形成した場合(MO
DE B)である。
同図(c)は、前記MODE Bの溝位置をゎずかに図
示右方向にずらしたものである(MODE C)。
同図(d)は、入出力電極2,3直下に位置する溝4A
、4Bが前記第(1)式及び第(2)式の関係を保つよ
うにし、これを中心として他の溝を等間隔に形成した場
合(MODE D)である。
次に、上記各モードによるフィルタ特性を第6図乃至第
9閏に示して効果を説明する。
第6図はMODE Mの場合、第7図はMODE Hの
場合、第8図はMODE Cの場合、第9図はMODE
 Dの場合である。いずれも50〜60MHzに中心周
波数を有するフィルタであるが、60〜65MHz帯に
おいては第7図、第8図、60〜75MHz帯において
は第6図更に60〜80MHz帯においては第9図に示
したものが良好な減衰特性を有していることが理解され
る。
つまり、第5図に於いて、基板内、特に底面に反射して
伝わるバルク波は、その基板内への入力電極からの入射
角により、多様な伝搬形態を取る事に起因する。第5図
(a)のMPDB八では、入力、−電極より入射したバ
ルク波が、2回反射を起こし、出力電極に到達してしま
う。同様にMODE Cでは、1回反射によりバルク波
が出力電極に達する。これが第6図つまりMODE A
での80 MHz付近のスプリアス、第8図つまりMO
DE Cでの70MHz付近のスプリアスとなって表わ
れているのがわかる。
第9図つまりMODE Dでは、この溝位置が丁度バル
ク波の底面反射を起こす位置付近としたため、上記スプ
リアスが除去されている。この溝位置及び形状を用いる
事により、有効に2種類のスプリアスを除去したフィル
ターの作成が容易に可能な事がわかる。
このときの溝形状は(1)式、(2)式を満たしている
本発明は前記実施例に限定されず、種々の変形が可能で
ある。
例えば上記実施例では谷溝を斜めに形成したが、基板の
長手方向にある角度をもって直線状としてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述した本発明によれば、バルク波を有効に押印で
きる弾性表面波装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)、−(b)、(c)は本発明の一実施例を
示す平面図、正面図、底面図であり、第2図は本発明の
他の実施例を示す底面図、第3図及び第4図は本、発明
の特徴である溝の設定条件を説明するための断面図、第
5図(a)〜(d)は本発明の詳細な説明するための各
種溝設定モードを示す断面図、第6図乃至第9図は本発
明の効果を示すためのもので前記各種溝設定モードに対
応したフィルタ特性図を示すものである。 1・・・基板、1a・・・基板表面(平面)、1b・・
・基板裏面(底面)、2・・・入力電極、3・・・出力
電極、4a〜4n、4A、4B・・・溝。 一4只− 手続補正書 昭和60年10月14日 昭和60年特許願第180739号 2、発明の名称  弾性表面波装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 5、補正命令の日付    自 発 6、補正の対椋 明細書の特許請求の範囲の欄、発明の 詳細な説明の欄。 刀1」紙(2) 月1」紙(1) 補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙(2)の如く訂正する。 (2)明細書第4頁第19行目の146」を「4n」に
訂正する。 (3)同第7頁第1行目のr4A、4Bjを[4C14
DJに訂正する。 (4)同第9頁第6行目のIEP叶」を「80叶」に訂
正する。 以 」ニ ー2、 特許請求の範囲 (1)基板表面に入力電極と出力電極か設けられ、その
反対面に複数の溝が設けられた弾性表面波装置において
、前記複数の溝のうち上記入出力電極直下に隣接する2
個の溝の関係が次の2種類の式のいずれか1つを満足す
るものであることを特徴とする弾性表面波装置。 2個の溝間のピッチPが次式を満足することし・A W<P<  ヤ  +W       ・・・(1)2
個の溝の中心間距離Gが次式を満足することL    
L−A Q<−(−+W>     ・・・(2)t (2)前記溝が基板の長手方向に対して所定の角度をも
って斜めに形成されている特許請求の範囲第1項記載の
弾性表面装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面基板に入力電極と出力電極が設けられ、その
    反対面に複数の溝が設けられた弾性表面波装置において
    、前記複数の溝のうち上記入出力電極直下に隣接する2
    個の溝の関係が次の2種類の式のいずれか1つを満足す
    るものであることを特徴とする弾性表面波装置。 2個の溝間のピッチPが次式を満足することW<P<L
    ・d/t+W    ・・・(1)2個の溝の中心間距
    離Gが次式を満足することG<1/2(L・d/t+W
    ) ・・・(2)但し L・・・入、出力電極間の中心
    距離  t・・・基板の厚み  w・・・溝の幅  d・・・溝の深さ
  2. (2)前記溝が基板の長手方向に対して所定の角度をも
    って斜めに形成されている特許請求の範囲第1項記載の
    弾性表面波装置。
JP18073985A 1985-08-17 1985-08-17 弾性表面波装置 Pending JPS6240811A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01137624U (ja) * 1988-03-15 1989-09-20
WO2004095699A1 (ja) * 2003-04-18 2004-11-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. 弾性境界波装置
US7148769B2 (en) * 2004-03-15 2006-12-12 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Surface acoustic wave device and process for fabricating the same
JP2019510391A (ja) * 2016-02-01 2019-04-11 ソイテック 表面音響波デバイスのためのハイブリッド構造

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