JPS62406Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS62406Y2 JPS62406Y2 JP431879U JP431879U JPS62406Y2 JP S62406 Y2 JPS62406 Y2 JP S62406Y2 JP 431879 U JP431879 U JP 431879U JP 431879 U JP431879 U JP 431879U JP S62406 Y2 JPS62406 Y2 JP S62406Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- press
- capstan
- capstan shaft
- fitted
- gear
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 2
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- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えばテープレコーダやVTRのキヤ
プスタン装置に関するものである。
プスタン装置に関するものである。
第1図は従来のキヤプスタン装置の一例を示す
ものであつて、1はキヤプスタン軸であり、これ
にはギヤー2、ブツシユ3が圧入され、更にブツ
シユ3にフライホイール4が圧入されている。上
述の如き構造のキヤプスタン装置では、ギヤ2を
キヤプスタン軸1に圧入する際に、ギヤー2の圧
入力がキヤプスタン軸1に直接作用する。このた
め、ギヤー2がキヤプスタン軸1に対して傾いて
圧入されるようなことがあると、圧入力がキヤプ
スタン軸1に対する変形力となつて直接このキヤ
プスタン軸1に伝達されてしまい、キヤプスタン
軸1にまがり、たおれ等が発生し易い。またギヤ
ー2等の材質によつては、キヤプスタン軸1を傷
つけることもある。これらキヤプスタン軸1のま
がりやたおれ、更に傷は、ワウ・フラツター性能
に影響を及ぼす最大の要因の一つであり、上述の
如き圧入方法のキヤプスタン装置は望ましくなか
つた。
ものであつて、1はキヤプスタン軸であり、これ
にはギヤー2、ブツシユ3が圧入され、更にブツ
シユ3にフライホイール4が圧入されている。上
述の如き構造のキヤプスタン装置では、ギヤ2を
キヤプスタン軸1に圧入する際に、ギヤー2の圧
入力がキヤプスタン軸1に直接作用する。このた
め、ギヤー2がキヤプスタン軸1に対して傾いて
圧入されるようなことがあると、圧入力がキヤプ
スタン軸1に対する変形力となつて直接このキヤ
プスタン軸1に伝達されてしまい、キヤプスタン
軸1にまがり、たおれ等が発生し易い。またギヤ
ー2等の材質によつては、キヤプスタン軸1を傷
つけることもある。これらキヤプスタン軸1のま
がりやたおれ、更に傷は、ワウ・フラツター性能
に影響を及ぼす最大の要因の一つであり、上述の
如き圧入方法のキヤプスタン装置は望ましくなか
つた。
本考案は上述の如き欠陥を是正すべく考案され
たものであつて、キヤプスタン軸にまがりやたお
れを発生させず、更に傷つけることなくフライホ
イール、ギヤー又はプーリ等を圧入し得るように
したキヤプスタン装置を提供するものである。
たものであつて、キヤプスタン軸にまがりやたお
れを発生させず、更に傷つけることなくフライホ
イール、ギヤー又はプーリ等を圧入し得るように
したキヤプスタン装置を提供するものである。
次に本考案を適用したキヤプスタン装置の一実
施例を第2図に付き説明する。
施例を第2図に付き説明する。
キヤプスタン軸10の下端部には、高精度に加
工された真鍮製のブツシユ11が圧入されてい
る。このブツシユ11の下部には肉厚の円筒部1
2が形成され、その上面には凸状の円環部13が
一体に形成されている。従つてキヤプスタン軸1
0にブツシユ11を圧入することにより、キヤプ
スタン軸10の外周と前記円環部13との間に、
環状の隙間14が形成される。
工された真鍮製のブツシユ11が圧入されてい
る。このブツシユ11の下部には肉厚の円筒部1
2が形成され、その上面には凸状の円環部13が
一体に形成されている。従つてキヤプスタン軸1
0にブツシユ11を圧入することにより、キヤプ
スタン軸10の外周と前記円環部13との間に、
環状の隙間14が形成される。
一方、円筒部12には亜鉛ダイキヤスト製のフ
ライホイール15が圧入され、このフライホイー
ル15の上面とブツシユ11の上面とが面一にな
されている。従つてブツシユ11とフライホイー
ル15とによつて円板状の平面が形成され、この
表面にキヤプスタン軸10を中心に円環部13が
突出した形状になる。そして環状の隙間14を保
持させた状態で円環部13の外周にギヤー16が
圧入され、このギヤー16の下面がブツシユ11
の上面、及びフライホイール15の上面に接触さ
れる。
ライホイール15が圧入され、このフライホイー
ル15の上面とブツシユ11の上面とが面一にな
されている。従つてブツシユ11とフライホイー
ル15とによつて円板状の平面が形成され、この
表面にキヤプスタン軸10を中心に円環部13が
突出した形状になる。そして環状の隙間14を保
持させた状態で円環部13の外周にギヤー16が
圧入され、このギヤー16の下面がブツシユ11
の上面、及びフライホイール15の上面に接触さ
れる。
上述の如き構造のキヤプスタン装置では、ギヤ
ー16がブツシユ11の円環部13の外周に環状
の隙間14を保持させた状態で圧入されるため、
結果的にギヤー16がキヤプスタン軸10に対し
て離間された状態で圧入されることになり、この
圧入時に円環部13の内周側への変形が環状の隙
間14によつて逃がされて、その変形力がキヤプ
スタン軸10に直接伝達されることが防止出来
る。従つてギヤー16の圧入に起因するキヤプス
タン軸10のまがり、たおれ或いは傷つき等の悪
影響を防止できる。なお環状の隙間14をほゞギ
ヤー圧入代全長lにわたつて形成すればより一層
効果的である。
ー16がブツシユ11の円環部13の外周に環状
の隙間14を保持させた状態で圧入されるため、
結果的にギヤー16がキヤプスタン軸10に対し
て離間された状態で圧入されることになり、この
圧入時に円環部13の内周側への変形が環状の隙
間14によつて逃がされて、その変形力がキヤプ
スタン軸10に直接伝達されることが防止出来
る。従つてギヤー16の圧入に起因するキヤプス
タン軸10のまがり、たおれ或いは傷つき等の悪
影響を防止できる。なお環状の隙間14をほゞギ
ヤー圧入代全長lにわたつて形成すればより一層
効果的である。
なお上述した実施例において、ギヤー16は回
転力伝達のためのものであるが、これに換えてプ
ーリその他各種回転体を圧入してよい。
転力伝達のためのものであるが、これに換えてプ
ーリその他各種回転体を圧入してよい。
本考案は上述の如く、キヤプスタン軸に圧入さ
れた金属製のブツシユの外周にフライホイールを
圧入し、このブツシユにキヤプスタン軸の外周と
の間に環状の隙間を有する凸状の円環部を一体に
設け、前記環状の隙間を保持させた状態で前記凸
状の円環部の外周に環状のギヤー又はプーリ等を
圧入したものである。この様に構成されたキヤプ
スタン装置においては、ギヤーやプーリ等がキヤ
プスタン軸に対して離間された状態で圧入される
ことになり、この圧入時に円環部の内周側への変
形が環状の隙間によつて逃がされて、その変形力
がキヤプスタン軸に直接伝達されることが防止出
来る。従つてギヤーやプーリ等の圧入に起因する
キヤプスタン軸のまがり、たおれ或は傷つき等の
悪影響を防止出来て、キヤプスタン軸の精度維持
が容易で、ワウ・フラツター性能に悪影響を及ぼ
さない。また組立ての歩留りも一段と向上し、生
産性も改善される利点がある。
れた金属製のブツシユの外周にフライホイールを
圧入し、このブツシユにキヤプスタン軸の外周と
の間に環状の隙間を有する凸状の円環部を一体に
設け、前記環状の隙間を保持させた状態で前記凸
状の円環部の外周に環状のギヤー又はプーリ等を
圧入したものである。この様に構成されたキヤプ
スタン装置においては、ギヤーやプーリ等がキヤ
プスタン軸に対して離間された状態で圧入される
ことになり、この圧入時に円環部の内周側への変
形が環状の隙間によつて逃がされて、その変形力
がキヤプスタン軸に直接伝達されることが防止出
来る。従つてギヤーやプーリ等の圧入に起因する
キヤプスタン軸のまがり、たおれ或は傷つき等の
悪影響を防止出来て、キヤプスタン軸の精度維持
が容易で、ワウ・フラツター性能に悪影響を及ぼ
さない。また組立ての歩留りも一段と向上し、生
産性も改善される利点がある。
第1図は従来のキヤプスタン装置の一例を示す
断面図、第2図は本考案を適用したキヤプスタン
装置の一実施例を示す断面図である。 なお図面に用いられる符号において、10……
キヤプスタン軸、11……ブツシユ、13……円
環部、14……環状の隙間、15……フライホイ
ール、16……ギヤー。
断面図、第2図は本考案を適用したキヤプスタン
装置の一実施例を示す断面図である。 なお図面に用いられる符号において、10……
キヤプスタン軸、11……ブツシユ、13……円
環部、14……環状の隙間、15……フライホイ
ール、16……ギヤー。
Claims (1)
- キヤプスタン軸に圧入された金属製のブツシユ
の外周にフライホイールを圧入し、このブツシユ
にキヤプスタン軸の外周との間に環状の隙間を有
する凸状の円環部を一体に設け、前記環状の隙間
を保持させた状態で前記凸状の円環部の外周に環
状のギヤー又はプーリ等を圧入してなるキヤプス
タン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP431879U JPS62406Y2 (ja) | 1979-01-17 | 1979-01-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP431879U JPS62406Y2 (ja) | 1979-01-17 | 1979-01-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55104102U JPS55104102U (ja) | 1980-07-21 |
JPS62406Y2 true JPS62406Y2 (ja) | 1987-01-08 |
Family
ID=28809144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP431879U Expired JPS62406Y2 (ja) | 1979-01-17 | 1979-01-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62406Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-01-17 JP JP431879U patent/JPS62406Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55104102U (ja) | 1980-07-21 |
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